この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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目次
Cisco Jabber for Windows は、TFTP サーバに常駐する XML ファイルから設定を取得します。 Cisco Jabber for Windows のカスタム設定を作成するタイミングを理解します。 作成できる設定ファイルの種類について学習します。
ほとんどの環境では、Cisco Jabber for Windows に設定は必要ありません。 デフォルト設定が環境に適していないか、カスタム設定が必要とされているに場合だけ、Cisco Jabber for Windows の設定ファイルを作成する必要があります。
ほとんどの環境で、Cisco Jabber for Windows はプレゼンス サーバに接続してディレクトリ照会を実行するための設定を必要としません。
オンプレミス導入で、Cisco Jabber for Windows は Cisco Unified Presence または Cisco Unified Communications IM and Presence を自動的に検出できるように、_cuplogin SRV レコードを使用します。 プレゼンス サーバ ドメイン上の DNS サーバの _cuplogin サービス名の DNS SRV レコードを追加する場合、Cisco Jabber for Windows は自動的にそのプレゼンス サーバに接続できます。
オンプレミス導入のディレクトリ統合では、Cisco Jabber for Windows は 拡張ディレクトリ統合 をデフォルトで使用します。 Active Directory ドメインに登録されているワークステーションに Cisco Jabber for Windows をインストールした場合、Cisco Jabber for Windows は自動的にディレクトリ サービスを検出し、ドメイン内のグローバル カタログに接続します。
クラウドベース導入では、Cisco WebEx Messenger は Cisco Jabber for Windows にプレゼンス機能と連絡先の解決を提供します。 Cisco Jabber for Windows のすべての設定は、Cisco WebEx Administration Tool を使用して実行します。 ただし、追加オプションを使用して Cisco Jabber for Windows をハイブリッド クラウドベース導入で設定できます。
グローバル設定ファイルは、すべての Cisco Jabber for Windows ユーザに適用されます。 Cisco Jabber for Windows は、ログイン シーケンスの間に TFTP サーバからグローバル設定ファイルをダウンロードします。
グループ設定ファイルは、Cisco Jabber for Windows ユーザのサブセットに適用されます。 グループ設定ファイルは、グローバル設定ファイルよりも優先されます。
Cisco Jabber for Windows は、ユーザが電話アカウントに初めてサインインした後に、グループ設定ファイルを取得します。 Cisco Jabber for Windows は、その後、ユーザにサインアウトするよう指示します。 2 回目のログイン シーケンスの間、Cisco Jabber for Windows は TFTP サーバからグループ設定ファイルをダウンロードします。
ユーザがサインアウトする前に、ソフトフォンを使用してコールするオプションを選択した場合、Cisco Jabber for Windows はユーザにサインアウトしてからサインインし直すよう指示し、グループ設定を読み込みます。
グループ設定ファイルの名前は、Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定で指定します。 そのため、Cisco Unified Communications Manager にユーザの CSF デバイスをプロビジョニングした場合のみ、そのユーザのグループ設定ファイルを指定できます。
Cisco Unified Communications Manager の CSF デバイス設定のグループ設定ファイルの名前を削除すると、Cisco Jabber for Windows が変更を検出し、ユーザにサインアウトするよう指示し、グローバル設定ファイルを読み込みます。 CSF デバイス設定のグループ設定ファイル名を削除するには、configurationFile=group_configuration_file_name.xml 文字列全体を削除するか、文字列からグループ設定ファイル名を削除します。
Cisco Jabber for Windows では、ログイン シーケンスの際に、常に TFTP サーバから設定ファイルをダウンロードしようと試行します。 Cisco Jabber for Windows が設定ファイルをダウンロードできない場合は、以前に読み込まれた設定ファイルをキャッシュから読み込みます。
グループ設定ファイルはキャッシュ内のグローバル設定ファイルを置換するため、グループ設定ファイルにグローバル設定と同じパラメータが含まれていない場合は、設定が失われることがあります。 たとえば、カスタム埋め込みタブ定義を含むグローバル設定ファイルを作成するとします。 その後、これらの埋め込みタブ定義を含まないグローバル設定ファイルを作成するとします。 Cisco Jabber for Windows がグループ設定ファイルをダウンロードすると、これらのカスタム埋め込みタブ定義は Cisco Jabber for Windows が読み込んだ設定には存在しなくなります。