この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified Presence IM Compliance の代替として、Cisco Unified Presence をサードパーティ製コンプライアンス サーバと統合できます。このソリューションを使用すると、Cisco Unified Presence がサードパーティ製コンプライアンス サーバにメッセージを正常に記録した 後 だけ、ユーザにメッセージが送信されます。コンプライアンス サーバが利用できない場合、Cisco Unified Presence は受信者にメッセージを送信しません。
サードパーティ製 IM コンプライアンスには次のコンポーネントが必要です。
• Cisco Unified Presence サーバ Release 8.x:Cisco Unified Presence はサードパーティ製コンプライアンス サーバにメッセージを送信するために Event Broker コンポーネントを使用します。
• サードパーティ製コンプライアンス サーバ:クラスタ内の各ノードにサードパーティ製コンプライアンス サーバが必要です。
• IM クライアント:サポートされるクライアントには、Cisco Unified Personal Communicator などの Cisco クライアント、サードパーティ製 XMPP クライアント、および連動ネットワークで使用されるその他のサードパーティ製クライアントがあります。
(注) Cisco Unified Presence は、Cisco Unified Presence とサードパーティ製のコンプライアンス サーバ間にはセキュアな TLS/SSL 接続を提供しません。
サードパーティ製のコンプライアンス ソリューションを使用するには、クラスタ内の各ノードごとに、サードパーティ製のコンプライアンス サーバを設定する必要があります。Cisco Unified Presence は、ノードに関連付けられたユーザとの間で送受信が行われたすべてのメッセージを、そのノード用に指定されているサードパーティ製のコンプライアンス サーバに渡します。サードパーティ製のコンプライアンス サーバは、メッセージに関係するポリシーまたはフィルタリングがあればすべてを適用し、Cisco Unified Presence にメッセージを戻します。Cisco Unified Presence は受信者にメッセージを送信します。Cisco Unified Presence とサードパーティ製のコンプライアンス サーバとの間で受け渡されるメッセージの量によっては、ネットワークでパフォーマンスの遅れが発生する可能性があることに注意してください。Cisco Unified Presence とサードパーティ製コンプライアンス サーバとの接続が失われると、すべての IM トラフィックが停止します。図 A-2 に、これらのコンポーネントとメッセージ フローを示します。
• サードパーティ製のコンプライアンス サーバをインストールおよび設定します。
• 『Installation Guide for Cisco Unified Presence』の説明に従い、Cisco Unified Presence サーバをインストールします。
• 『Deployment Guide for Cisco Unified Presence』の説明に従い、Cisco Unified Presence サーバを設定します。
ステップ 1 [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] > [メッセージング(Messaging)] > [コンプライアンス(Compliance)] の順に選択します。
ステップ 2 コンプライアンス サーバの選択項目から [サードパーティのコンプライアンス サーバ(Third-Party Compliance Server)] を選択します。
ステップ 4 (オプション)[パケット サイズ制限の有効化(Enable Packet Size Limits)] を選択して、サードパーティ製のサーバに転送されるデータの量を制限します。
ステップ 5 (オプション)[受け付けられるパケット サイズ(Accepted Packet Size)] フィールドにパケット サイズを入力します。
ステップ 7 Cisco UP XCP Router サービスを再起動します。
次の設定を変更する際には注意が必要です。変更を保存すると、以前の設定はすべて失われます。
• 「Cisco UP XCP Router サービスの再起動」
• 『Installation Guide for Cisco Unified Presence』
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6837/prod_installation_guides_list.html
• 『 Deployment Guide for Cisco Unified Presence 』
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6837/products_installation_and_configuration_guides_list.html
• 『Database Setup Guide for Cisco Unified Presence』