Microsoft Exchange と統合する場合の Cisco Unified Presence でのプレゼンス ゲートウェイの設定
Microsoft Exchange サーバ(Microsoft Outlook)を予定表情報の交換用のプレゼンス ゲートウェイとして設定する必要があります。Exchange ゲートウェイによって、Cisco Unified Presence サーバは、アベイラビリティ情報(予定表/会議ステータス)をユーザ単位でアベイラビリティ ステータスに反映できます。
この手順の設定オプションは、ネットワーク環境と次のうちどの統合を行うかによって異なります。
• Exchange 2003 を WebDAV 経由で Cisco Unified Presence に統合
• Exchange 2007 を WebDAV または Exchange Web Services(EWS; Exchange Web サービス)経由で Cisco Unified Presence に統合
• Exchange 2010 を EWS 経由で Cisco Unified Presence に統合
(注) それぞれの Exchange 統合の概要については、「Cisco Unified Presence と Microsoft Exchange の統合の計画」を再読することを推奨します。
はじめる前に
1 つの WebDav サーバまたは複数の EWS サーバを設定できます。展開環境に WebDAV サーバと EWS サーバを混在させることは できません 。
手順
ステップ 1 Cisco Unified Presence の管理画面にログインします。
ステップ 2 [プレゼンス(Presence)] > [ゲートウェイ(Gateways)] の順に選択します。
ステップ 3 [新規追加(Add New)] を選択します。
ステップ 4 適切なプレゼンス ゲートウェイ タイプを選択し、Microsoft Exchange サーバを予定表情報の交換用のプレゼンス ゲートウェイとして設定します。
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Exchange 2003 または 2007 サーバを WebDAV 経由で統合 |
Exchange -- WebDAV |
1. [説明(Description)] フィールドに、複数のタイプのゲートウェイを設定した場合にプレゼンス ゲートウェイ インスタンスの区別に役立つ意味のある説明を入力します。 2. [プレゼンス ゲートウェイ(Presence Gateway)] フィールドには、プレゼンス ゲートウェイのサーバの場所を入力します。これは、Exchange サーバの IIS 証明書の件名 Common Name(CN; 共通名)と一致している必要があります。Microsoft Exchange サーバに接続するには、次のいずれかの値を使用する必要があります。 – FQDN – DNS SRV FQDN – IP アドレス 詳細については、「トラブルシューティングのヒント」を参照してください。 3. [アカウント名(Account Name)] フィールドには、Cisco Unified Presence が Microsoft Exchange サーバに接続するときに使用する Receive-As アカウントの名前を <domain>¥<username> の形式で入力します。このとき、次の点に留意してください。 – Exchange サーバがデフォルト ドメインを指定する設定になっている場合は、ユーザ名にドメインを含める必要がない可能性があります。 – それ以外の場合は、証明書エラー(401 および 404 認証応答)の発生を防ぐために、アカウント名の前にドメインを指定してください。 詳細については、「トラブルシューティングのヒント」を参照してください。 4. Cisco Unified Presence が Microsoft Exchange サーバに接続するために必要となる Microsoft Exchange アカウント パスワードを入力し、確認します。確認のためもう一度パスワードを入力します。この値は、Microsoft Exchange サーバで設定したアカウントのアカウント パスワードと一致している必要があります。 5. Microsoft Exchange サーバとの接続に使用するポートを入力します。Cisco Unified Presence と Microsoft Exchange との統合は、セキュアな HTTP 接続を介して行う必要があります。ポート 443(デフォルト ポート)を使用し、それ以外のポートに変更しないことを推奨します。 |
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Exchange 2007 または 2010 サーバを EWS 経由で統合し、Exchange サーバのアドレスを指定する |
Exchange -- EWS Server |
1. [説明(Description)] フィールドに、複数のタイプのゲートウェイを設定した場合にプレゼンス ゲートウェイ インスタンスの区別に役立つ意味のある説明を入力します。 2. [プレゼンス ゲートウェイ(Presence Gateway)] フィールドには、プレゼンス ゲートウェイのサーバの場所を入力します。これは、Exchange サーバの IIS 証明書の件名 Common Name(CN; 共通名)と一致している必要があります。Microsoft Exchange サーバに接続するには、次のいずれかの値を使用する必要があります。 – FQDN – DNS SRV FQDN – IP アドレス 詳細については、「トラブルシューティングのヒント」を参照してください。 3. Cisco Unified Presence が Microsoft Exchange サーバに接続するときに使用する偽装アカウントの名前を e-mail address: user@domain の形式で入力します。 詳細については、「トラブルシューティングのヒント」を参照してください。 4. Cisco Unified Presence が Microsoft Exchange サーバに接続するために必要となる Microsoft Exchange アカウント パスワードを入力し、確認します。確認のためもう一度パスワードを入力します。この値は、Microsoft Exchange サーバで設定したアカウントのアカウント パスワードと一致している必要があります。 5. Microsoft Exchange サーバとの接続に使用するポートを入力します。Cisco Unified Presence と Microsoft Exchange との統合は、セキュアな HTTP 接続を介して行う必要があります。ポート 443(デフォルト ポート)を使用し、それ以外のポートに変更しないことを推奨します。 |
次の作業
Outlook をプレゼンス ゲートウェイ タイプとして設定したら、次の点を確認してください。
1. Cisco Unified Presence と Exchange サーバとの接続は成功しましたか。[プレゼンス ゲートウェイの設定(Presence Gateway Configuration)] ウィンドウの [トラブルシュータ(Troubleshooter)] に接続ステータスが表示されます。修正が必要な場合は、 「Exchange サーバ接続ステータスのトラブルシューティング」 を参照してください。
2. Exchange SSL 証明書チェーンのステータスは正しい([確認が成功しました(Verified)])ですか。[プレゼンス ゲートウェイの設定(Presence Gateway Configuration)] ウィンドウの [トラブルシュータ(Troubleshooter)] に証明書件名 CN の不一致があるかどうかが示されます。修正が必要な場合は、 「SSL 接続/証明書ステータスのトラブルシューティング」 を参照してください。
3. [任意] Cisco IP Phone Messenger 対応の電話機にユーザのスケジュールされた会議が表示されますか。詳細については、 「Microsoft Exchange の統合に影響することが確認されている問題」 を参照してください。
4. [任意] 統合した予定表をローカライズする場合、Exchange サーバの URL に「Calendar」の訳語が含まれていますか。修正が必要な場合は、 「Microsoft Exchange の統合に影響することが確認されている問題」 を参照してください。
トラブルシューティングのヒント
• [プレゼンス ゲートウェイ(Presence Gateway)] フィールドを設定するときには(WebDAV および EWS の設定)、次の要件に留意してください。
– Cisco Unified Presence に有効な証明書チェーンをアップロードする必要があります。Cisco Unified Presence は Subject Alternative Names(SAN; サブジェクトの別名)証明書をサポートしていないことに注意してください。そのため、1 つの SSL 証明書にホスト名のリストを指定することはできません。
– [プレゼンス ゲートウェイ(Presence Gateway)] フィールドを設定するときには、Exchange サーバから受け取る証明書の件名と一致する FQDN を入力する必要があります。これは、証明書チェーンのリーフ証明書の件名 Common Name(CN; 共通名)値です。FQDN は、要求を処理し、証明書を使用するアドレスに解決される必要があります。
• [アカウント名(Account Name)] フィールドと [パスワード(Password)] フィールドを設定するときには(EWS の設定)、次の要件に留意してください。
– EWS サーバを追加し、さらに別のサーバを追加する場合、[アカウント名(Account Name)] フィールドと [パスワード(Password)] フィールドには、最初のサーバで入力したクレデンシャルがデフォルト値として入力されます。
– EWS サーバでアカウント名とパスワードを変更すると、それらのクレデンシャルが設定済みの すべての EWS サーバに反映されます。
– EWS サーバを追加、更新、または削除した場合、設定の変更を有効にするためには、Cisco UP プレゼンス エンジンを再起動する必要があります。複数の EWS サーバを 1 つずつ追加する場合は、Cisco UP プレゼンス エンジンを 1 回再起動するだけで、一度にすべての変更を有効にできます。サービスの再起動が必要なときには Cisco Unified Presence から通知があり(自動通知)、Cisco Unified サービスアビリティへ移動して Cisco UP プレゼンス エンジンを再起動できます([Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [ツール(Tools)] > [コントロール センタ - 機能サービス(Control Center - Feature Services)] の順に選択します)。
• DNS の設定については、次の点に留意してください。
– Cisco Unified Presence で DNS を設定した場合は、リーフ証明書の件名 CN 値は FQDN または IP アドレスのいずれかになると考えられます。[プレゼンス ゲートウェイ(Presence Gateway)] フィールドの値は、リーフ証明書の件名 CN 値と一致している必要があります。
– Cisco Unified Presence で DNS を設定していない場合は、リーフ証明書の件名 CN 値は IP アドレスになります。件名 CN 値が IP アドレスでない場合は、件名 CN 値が Exchange サーバの IP アドレスになるようにこの Exchange 証明書を生成し直す必要があります。[プレゼンス ゲートウェイ(Presence Gateway)] フィールドの値は、リーフ証明書の件名 CN 値と一致している必要があります。
[任意] EWS 経由で送信される Microsoft Exchange 予定表通知の頻度の設定
この手順は、Microsoft Exchange サーバ 2007 または 2010 を EWS 経由で統合する場合にのみ必要となります。予定表を WebDAV 経由で統合する場合、この手順を実行する 必要はありません 。
[EWS Status Frequency] パラメータは、Exchange サーバが Cisco Unified Presence 上のサブスクリプションを更新する間隔(分数)を指定します。このパラメータのデフォルト値は 60 分です。Cisco Unified Presence 上のプレゼンス エンジンがサブスクリプションを失ったことを 60 分(デフォルト)よりも短い間隔で検出する必要がある場合は、この間隔をデフォルト値より小さい値に変更してください。この間隔を短くすると、エラーの検出能力は向上しますが、それに伴って Exchange サーバおよび Cisco Unified Presence サーバへの負荷も増加します。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] > [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] を選択します。
ステップ 2 [サーバ(Server)] メニューから Cisco Unified Presence Server を選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)] メニューから [Cisco UP プレゼンス エンジン(アクティブ)(Cisco UP Presence Engine (Active))] を選択します。
ステップ 4 [EWS Status Frequency] フィールドのパラメータ値を編集します。このパラメータのデフォルト値は 60 分です。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
次の作業
[EWS Status Frequency] パラメータの変更は、ユーザ単位で予定表の統合が発生するたびに付加的に更新されます。ただし、すべてのユーザについてパラメータの変更を有効にするために、Cisco UP プレゼンス エンジンを再起動することを推奨します。[Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [Tools] > [Service Activation] の順に選択します。
トラブルシューティングのヒント
このパラメータの最大値は 1440 分です。
[任意] 予定表を統合する場合の多言語サポートの設定方法
この手順は、Microsoft Exchange サーバ 2003 または 2007 を WebDAV 経由で統合する場合にのみ必要となります。予定表を EWS 経由で統合する場合、この手順を実行する 必要はありません 。
ユーザ ロケールは各国に固有であり、ユーザ ロケール ファイルには、ユーザ アプリケーションおよびユーザ Web ページの特定ロケールでの翻訳テキストが含まれています。Microsoft Exchange の展開環境を複数言語対応に拡張する場合は、予定表の統合で使用するユーザ ロケールをサポートするように Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Presence を設定する必要があります。サポートされる言語の数に制限はありません。
• 「Cisco Unified Communications Manager へのロケール インストーラのインストール」
• 「Cisco Unified Presence へのロケール インストーラのインストール」
• 「多言語の予定表と統合する場合のユーザ ロケールの設定」
Cisco Unified Communications Manager へのロケール インストーラのインストール
この手順を開始する前に、次の点に注意してください。
• Cisco Unified Communications Manager ロケール インストーラをインストールする前に、クラスタ内の各サーバに Cisco Unified Communications Manager(Release 6.x 以降)をインストールする必要があります。
• インストールされるロケールのデフォルト設定は、[English United States] です。Cisco Unified Communications Manager に適切な言語/ロケールをインストールし、ユーザが最初にサイン インするときに Exchange サーバで適切な言語/ロケールを選択することを強く推奨します。次の考慮事項は WebDAV 統合のみが対象となります。
– Cisco Unified Communications Manager に別の言語/ロケールがインストールされているときにエンド ユーザの Exchange メールボックスにデフォルト言語(英語)を設定した場合、それ以降にそのユーザのロケールを変更することはできません。この問題の詳細については、 「WebDAV 経由で予定表との統合を行う場合のローカリゼーションに関する注意事項」 を参照してください。
– 英語以外のロケールを設定する場合は、Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Presence の 両方 に適切な言語インストーラをインストールする必要があります。クラスタ内のすべてのサーバにロケール インストーラをインストールしてください(パブリッシャ サーバにインストールしてからサブスクライバ サーバにインストールします)。
• 適切なすべてのロケール インストーラが 両方 のシステムにロードされるまで、ユーザ ロケールを 設定しない でください。ロケール インストーラが Cisco Unified Communications Manager にロードされた 後 であっても、Cisco Unified Presence にロードされる 前 にユーザがユーザ ロケールを設定してしまうと、予定表が正しく動作しないことがあります。問題が報告された場合は、 各ユーザに対し、 Cisco Unified Communications Manager の [ユーザ オプション(User Options)] ページにサイン インし、ロケールを現在の設定から [英語(English)] に変更してから適切な現在に戻すように指示することを推奨します。BAT ツールを使用してユーザ ロケールを適切な現在に同期させることもできます。
• 変更を有効にするためには、サーバを再起動する必要があります。ロケールのインストール手順がすべて完了したら、クラスタ内の各サーバを再起動してください。クラスタ内のすべてのサーバを再起動するまで、システム内で更新は行われません。サーバの再起動後にサービスが再開されます。
• クラスタ内のすべてのサーバに同じコンポーネントをインストールしてください。
この手順を Cisco Unified Communications Manager で実行する方法については、次の URL にある『 Cisco Unified Communications Operating System Administration Guide 』を参照してください。
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/cucm/cucos/8_0_1/cucos/iptpch7.html#wp1054072
次の作業
「Cisco Unified Communications Manager へのロケール インストーラのインストール」
Cisco Unified Presence へのロケール インストーラのインストール
はじめる前に
• Cisco Unified Communications Manager にロケール インストーラをインストールします。英語以外のロケールを使用する場合は、Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unified Presence の 両方 に適切な言語インストーラをインストールする必要があります。
• Cisco Unified Presence クラスタに複数のノードがある場合は、クラスタ内のすべてのサーバにロケール インストーラをインストールしてください(パブリッシャ サーバにインストールしてからサブスクライバ サーバにインストールします)。
• 適切なすべてのロケール インストーラが 両方 のシステムにロードされるまで、ユーザ ロケールを 設定しない でください。ロケール インストーラが Cisco Unified Communications Manager にロードされた 後 であっても、Cisco Unified Presence にロードされる 前 にユーザがユーザ ロケールを設定してしまうと、予定表が正しく動作しないことがあります。問題が報告された場合は、 各ユーザに対し、 Cisco Unified Communications Manager の [ユーザ オプション(User Options)] ページにサイン インし、ロケールを現在の設定から [英語(English)] に変更してから適切な現在に戻すように指示することを推奨します。BAT ツールを使用してユーザ ロケールを適切な現在に同期させることもできます。
• 変更を有効にするためには、サーバを再起動する必要があります。ロケールのインストール手順がすべて完了したら、クラスタ内の各サーバを再起動してください。クラスタ内のすべてのサーバを再起動するまで、システム内で更新は行われません。サーバの再起動後にサービスが再開されます。
手順
ステップ 1 Cisco Unified Presence ロケール インストーラを入手するには、Cisco.com の次のページにアクセスします。
http://tools.cisco.com/support/downloads/go/ReleaseType.x?optPlat=&isPlatform=Y&mdfid=281820245&sftType=Unified+Presence+Locale+Installer&treeName=Voice+and+Unified+Communications&modelName=Cisco+Unified+Presence+Version+7.0&mdfLevel=Software%20Version/Option&treeMdfId=278875240&modifmdfid=null&imname=&hybrid=Y&imst=N
ステップ 2 作業環境に適した Cisco Unified Presence ロケール インストーラ バージョンを選択します。
ステップ 3 ファイルをダウンロードしたら、ハード ドライブに保存し、ファイルの保存場所をメモします。
ステップ 4 SFTP をサポートするサーバにこのファイルをコピーします。
ステップ 5 管理者のアカウントとパスワードを使用して Cisco Unified OS の管理画面にログインします。
ステップ 6 [ソフトウェア アップグレード(Software Upgrades)] > [インストール/アップグレード(Install/Upgrade)] を選択します。
ステップ 7 ソフトウェアの入手先として [リモート ファイル システム(Remote File System)] を選択します。
ステップ 8 [ディレクトリ(Directory)] フィールドにファイルの保存場所(/tmp など)を入力します。
ステップ 9 ロケール インストーラ ファイルが保存されているサーバ( ステップ 4 で指定したサーバ)の名前を入力します。これにより、ロケール インストーラ ファイルが Cisco Unified Presence サーバにコピーされ、インストールできるようになります。
ステップ 10 [ユーザ名(User Name)] フィールドと [ユーザ パスワード(User Password)] フィールドに自分のユーザ名とパスワードを入力します。
ステップ 11 [転送プロトコル(Transfer Protocol)] で [SFTP] を選択します。
ステップ 12 [次へ(Next)] を選択します。
ステップ 13 検索結果のリストから Cisco Unified Presence ロケール インストーラを選択します。
ステップ 14 [次へ(Next)] を選択してインストーラ ファイルをロードし、検証します。
ステップ 15 ロケールのインストールが完了したら、クラスタ内の各サーバを再起動します。
ステップ 16 インストールされるロケールのデフォルト設定は、[English United States] です。Cisco Unified Presence の再起動中に、必要に応じて、ダウンロードしたインストーラのロケールに合わせてブラウザの言語を変更してください。
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Internet Explorer バージョン 6.x |
a. [ツール(Tools)] > [インターネット オプション(Internet Options)] を選択します。 b. [全般(General)] タブを選択します。 c. [言語(Languages)] を選択します。 d. [上へ(Move Up)] ボタンを使用して、優先する言語をリストの先頭に移動します。 e. [OK] を選択します。 |
Mozilla Firefox バージョン 3.x |
a. [ツール(Tools)] > [オプション(Options)] を選択します。 b. [コンテンツ(Content)] タブを選択します。 c. [言語(Languages)] セクションの [言語設定(Choose)] を選択します。 d. [上へ(Move Up)] ボタンを使用して、優先する言語をリストの先頭に移動します。 e. [OK] を選択します。 |
ステップ 17 ユーザがサポートされている製品のロケールを選択できることを確認します。
トラブルシューティングのヒント
クラスタ内のすべてのサーバに同じコンポーネントをインストールしてください。
次の作業
「多言語の予定表と統合する場合のユーザ ロケールの設定」
多言語の予定表と統合する場合のユーザ ロケールの設定
はじめる前に
• 使用可能なすべての言語が含まれている、Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified Presence のロケール インストーラをインストールします。適切なすべてのロケール インストーラが 両方 のシステムにロードされるまで、ユーザ ロケールを 設定しない でください。
• インストールされるロケールのデフォルト設定は、[English United States] です。Cisco Unified Communications Manager に適切な言語/ロケールをインストールし、ユーザが最初にサイン インするときに Exchange サーバで適切な言語/ロケールを選択することを強く推奨します。Cisco Unified Communications Manager に別の言語/ロケールがインストールされているときにエンド ユーザの Exchange メールボックスにデフォルト言語(英語)を設定した場合、それ以降にそのユーザのロケールを変更することはできません。この問題の詳細については、 「WebDAV 経由で予定表との統合を行う場合のローカリゼーションに関する注意事項」 を参照してください。
• ロケール インストーラが Cisco Unified Communications Manager にロードされた 後 であっても、Cisco Unified Presence にロードされる 前 にユーザ ロケールを設定してしまうと、予定表が正しく動作しないことがあります。システムが適切な言語を使用するようにするには、Cisco Unified Communications Manager のユーザ ページにサイン インし、ユーザ ロケールを現在の設定から英語に変更することを推奨します。その後、ロケールを必要な言語に戻します。
手順
ステップ 1 次の表のうち自分のロール(管理者またはユーザ)に対応する手順を実行します。
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Administrator |
a. 管理者のアカウントとパスワードを使用して Cisco Unified Communications Manager の管理画面にログインします。 b. [ユーザ管理(User Management)] > [エンド ユーザ(End User)] の順に選択します。 c. 検索と一覧表示機能を使用して、必要なユーザを検索します。 d. 必要なユーザの [ユーザ ID(User ID)] ハイパーリンクを選択します。 e. [ユーザ ロケール(User Locale)] ドロップダウン リストからユーザの適切な言語を選択します。 f. [保存(Save)] を選択します。 |
User |
a. ユーザのアカウントおよびパスワードを使用して [Cisco Unified Communications Manager のユーザ オプション(Cisco Unified Communications Manager User Options)] にサイン インします。 b. [ユーザ オプション(User Options)] > [ユーザ設定(User Settings Configuration)] を選択します。 c. [ユーザ ロケール(User Locale)] ドロップダウン リストからユーザの適切な言語を選択します。 d. [保存(Save)] を選択します。 |
関連事項
• 「Cisco Unified Communications Manager へのロケール インストーラのインストール」
• 「Cisco Unified Presence へのロケール インストーラのインストール」
[任意] Microsoft Exchange 通知ポートの設定
このトピックは、プレゼンス エンジンにおいて Exchange サーバからの通知をネットワーク設定に固有の別のポートで受信する場合にのみ当てはまります。この手順は、WebDAV と EWS の両方の Exchange 設定を対象とします。
WebDAV 統合では、HTTPU 通知の受信にデフォルトで UDP ポート 50020 が使用されます。EWS 統合では、HTTP 通知の受信にデフォルトで TCP ポートが使用されます。
はじめる前に
デフォルト ポート以外のポートを使用する場合は、必ず未使用のポートを割り当ててください。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] > [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] を選択します。
ステップ 2 [サーバ(Server)] メニューから Cisco Unified Presence Server を選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)] メニューから [Cisco UP プレゼンス エンジン(アクティブ)(Cisco UP Presence Engine (Active))] を選択します。
ステップ 4 [Presence Engine Configuration] セクションの [Microsoft Exchange Notification Port] フィールドのパラメータ値を編集します。WebDAV 設定の場合、このパラメータのデフォルト値は 50020 です。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
次の作業
一度にすべてのユーザのパラメータ変更を有効にするために、Cisco UP プレゼンス エンジンを再起動することを推奨します。[Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [Tools] > [Service Activation] の順に選択します。
トラブルシューティングのヒント
• ポートをデフォルト以外に変更した場合、そのユーザの Exchange サブスクリプションが更新されるまで、プレゼンス エンジンはユーザの既存の予定表情報(会議数、開始時刻、終了時刻など)を使用し続けます。プレゼンス エンジンがユーザの予定表の変更通知を受け取るまでに最大で 1 時間かかることがあります。
• 一度にすべてのユーザの変更を有効にするために、Cisco UP プレゼンス エンジンを再起動することを推奨します。
[任意] Microsoft Exchange 予定表通知の接続時間の設定
デフォルトでは、プレゼンス エンジンは会議/取り込み中通知を発生から 50 秒で送信できます。ユーザ数が少ない場合は、この手順に示す方法に従って、この遅延を短くすることを推奨します。ただし、この手順は任意です。ネットワーク設定に特有の理由から接続時間を変更する必要がある場合にのみ実行してください。
はじめる前に
この手順では、フィールド値(秒数)を「割り当てられたユーザの最大数/100」に設定します。たとえば、ユーザの最大数が 1000 である場合、オフセット範囲は 10 秒となります。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Presence の管理(Cisco Unified Presence Administration)] > [システム(System)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] を選択します。
ステップ 2 [サーバ(Server)] メニューから Cisco Unified Presence Server を選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)] メニューから [Cisco UP プレゼンス エンジン(アクティブ)(Cisco UP Presence Engine (Active))] を選択します。
ステップ 4 [Calendar Spread] フィールドのパラメータ値を編集します。このパラメータのデフォルト値は 50 です。
ステップ 5 [保存(Save)] を選択します。
次の作業
[Calendar Spread] パラメータの変更は、ユーザ単位で予定表の統合が発生するたびに付加的に更新されます。ただし、すべてのユーザについてパラメータの変更を有効にするために、Cisco UP プレゼンス エンジンを再起動することを推奨します。[Cisco Unified サービスアビリティ(Cisco Unified Serviceability)] > [Tools] > [Service Activation] の順に選択します。
トラブルシューティングのヒント
• このパラメータの最大値は 59 秒です。会議の開始または終了が 1 分を超えて遅れた場合、会議の開始/終了カウンタおよび通知に影響します。
• 多数のユーザが会議に出入りすると、大量の通知イベントが発生し、一部の通知に最大で数分の遅れが生じることがあります。