RTMT のインストール
このツールをインストールするには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理から、 [システム設定(System Settings)]>[プラグイン(Plugins)] を選択します。
ステップ 2 [検索(Find)] ボタンをクリックします。
ステップ 3 Microsoft Windows オペレーティング システムを実行しているクライアントに RTMT ツールをインストールするには、Cisco Unified CM Real-Time Monitoring Tool - Windows の [Download] リンクをクリックします。
Linux オペレーティング システムを実行しているクライアントに RTMT ツールをインストールするには、Cisco Unified CM Real-Time Monitoring Tool - Linux の [Download] リンクをクリックします。
ステップ 4 クライアントの任意の場所に実行ファイルをダウンロードします。
ステップ 5 Windows 版をインストールするには、デスクトップに表示されている RTMT アイコンをダブルクリックするか、実行ファイルをダウンロードしたディレクトリを指定して、RTMT インストール ファイルを実行します。
抽出処理が開始されます。
ステップ 6 Linux 版をインストールするには、 chmod +x CcmServRtmtPlugin.bin コマンド(大文字と小文字を区別)を実行するなどして、そのファイルに実行権限が存在することを確認してください。
ステップ 7 RTMT の初期画面が表示されたら、 [次へ] をクリックします。
ステップ 8 使用許諾契約に同意するには、 [使用条件の条項に同意します。] をクリックし、次に [次へ] をクリックします。
ステップ 9 RTMT をインストールする場所を選択します。デフォルトの場所を使用しない場合には、 [ブラウズ] をクリックして、別の場所に移動します。 [次へ] をクリックします。
ステップ 10 インストールを開始するには、 [次へ] をクリックします。
セットアップのステータス ウィンドウが表示されます。[キャンセル]をクリックしないでください。
ステップ 11 インストールを完了するには、 [終了] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
RTMT のアップグレード
このツール(RTMT)を使用すると、ユーザ設定と、ダウンロードしたモジュール jar ファイルがクライアント マシンに保存されます。ユーザが作成したプロファイルはデータベースに保存されるため、ツールをアップグレードした後に、RTMT でこれらの項目にアクセスできます。
新しいバージョンの RTMT にアップグレードする前に、RTMT の旧バージョンをアンインストールすることをお勧めします。「RTMT のアンインストール」を参照してください。
新しいバージョンの RTMT にアップグレードするには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理から、 [システム設定(System Settings)]>[プラグイン(Plugins)] を選択します。
ステップ 2 [検索(Find)] ボタンをクリックします。
ステップ 3 Microsoft Windows オペレーティング システムを実行しているクライアントに RTMT ツールをインストールすることを予定している場合には、Cisco Unified CM Real-Time Monitoring Tool - Windows の [Download] リンクをクリックします。
Linux オペレーティング システムを実行しているクライアントに RTMT ツールをインストールすることを予定している場合には、Cisco Unified CM Real-Time Monitoring Tool - Linux の [Download] リンクをクリックします。
ステップ 4 任意の場所に実行ファイルをダウンロードします。
ステップ 5 デスクトップに表示されている RTMT アイコンをダブルクリックするか、実行ファイルをダウンロードしたディレクトリを指定して、RTMT インストール ファイルを実行します。
抽出処理が開始されます。
ステップ 6 RTMT の初期画面で、 [次へ] をクリックします。
ステップ 7 アップグレードの場合にはインストール場所を変更できないため、 [次へ] をクリックします。
セットアップのステータス ウィンドウが表示されます。[キャンセル]をクリックしないでください。
ステップ 8 メンテナンスの完了ウィンドウで、 [終了] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
複数の RTMT のインストール
RTMT がコンピュータに 1 つだけインストールされている場合には、一度にサーバを 1 台またはクラスタを 1 台のみ監視できます。たとえば、次のエンティティのいずれかを監視できます。
• サーバ上の Cisco Unified Communications Manager 製品。
• クラスタの状態を監視するクラスタ上のノード。
別のサーバまたはノード上の製品を監視するには、まずそのサーバまたはノードからログオフし、もう一方のサーバにログオンする必要があります。
コンピュータに複数の RTMT がインストールされている場合には、異なるサーバにインストールされている複数の Cisco Unified Communications Manager 製品を同時に監視できます。たとえば、コンピュータに 3 つの RTMT がインストールされている場合には、Cisco Unity Connection サーバ、Cisco Unified Communications Manager サーバ、および Cisco Unified Communications Manager Business Edition サーバを同時に監視できます。
(注) 次の制限事項に注意してください。
• Cisco Unified Communications Manager の管理 6.X、Cisco Unified Communications Manager の管理 5.X(旧 Cisco Unified CallManager)、および Cisco Unity Connection の管理 2.0 のプラグイン ウィンドウからダウンロードした RTMT のバージョンは互換性があり、相互にサポートされています。ただし、Cisco Unified Communications Manager または Cisco Unity Connection のそれ以前のリリースはサポートしていません。
• Cisco Unified Communications Manager の旧バージョンについては、場合によっては、異なるバージョンの RTMT がコンピュータにインストールされている必要があります(Cisco Unified Communications Manager のリリースごとに 1 バージョン)。インストールする RTMT バージョンが、監視対象の Cisco Unified Communications Manager と互換性を持っていることを確認してください。
複数の RTMT を 1 台のコンピュータにインストールする場合には、RTMT を異なるフォルダにインストールする必要があります。RTMT を 4 コピー以上コンピュータにインストールしないことをお勧めします。
別の RTMT をインストールしたら、次のタスクを実行します。
1. 最新の RTMT インストールのみを参照するようにショートカット アイコンが上書きされます。以前のインストールを格納しているフォルダの jrtmt.exe へのショートカットを作成して、別のアイコンを作成します。
2. アイコンの名前を適宜変更します。
インストール時、選択したフォルダに別のバージョンが検出された場合には、メッセージが表示されます。インストールを続行するには、このバージョンを別のフォルダにインストールします。
(注) IP アドレスや RTMT フレーム サイズなどのユーザ設定は、最後に終了した RTMT クライアントの設定が保存されます。
RTMT のアンインストール
ヒント RTMT を使用すると、ユーザ設定と、モジュール jar ファイル(キャッシュ)がクライアント マシンに保存されます。RTMT をアンインストールするときには、キャッシュを削除するか保存するかを選択します。
Windows クライアントの場合には、コントロール パネルの [プログラムの追加と削除] から RTMT をアンインストールします( [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[プログラムの追加と削除] を選択します)。
KDE や Gnome クライアントを搭載した Hat Linux で RTMT をアンインストールするには、タスクバーから、 [Start] > [Accessories] > [Uninstall Real-time Monitoring tool] を選択します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
RTMT の起動
手順
ステップ 1 プラグインをインストールしたら、次のいずれかのタスクを実行します。
• Windows デスクトップにある Real-Time Monitoring Tool アイコンをダブルクリックします。
• [スタート]>[すべてのプログラム]> [Cisco Unified Serviceability] > [Real-Time Monitoring Tool] > [Real-Time Monitoring Tool] を選択します。
[Real-Time Monitoring Tool Login] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Host IP Address] フィールドに、サーバの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 3 [User Name] フィールドに、アプリケーションの管理者ユーザ名を入力します。
ステップ 4 [Password] フィールドに、そのユーザ名に設定した管理者ユーザ パスワードを入力します。
(注) 認証が失敗した場合やサーバに接続できない場合には、サーバと認証の詳細情報を再入力するように要求されます。[Cancel] ボタンをクリックしてアプリケーションを終了することもできます。認証が成功すると、バックエンド バージョンに一致するモニタリング モジュールがローカル キャッシュに含まれていない場合でも、RTMT がローカル キャッシュまたはリモート サーバからモニタリング モジュールを起動します。
ステップ 5 アプリケーションがサーバの監視に使用するポートを入力します。デフォルト設定は 8443 です。
ステップ 6 [Secure Connection] チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 [OK] をクリックします。
ステップ 8 メッセージが表示されたら、 [Yes] をクリックして、証明書ストアを追加します。
Real-Time Monitoring Tool が起動します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
RTMT のナビゲーション
RTMT のウィンドウは、次の主要コンポーネントで構成されます。
• 次のメニュー オプションが表示されるメニューバー。
–File:既存の RTMT プロファイルの保存、復元、および削除、Java Heap Memory Usage の監視、Cisco Unified Serviceability の [Serviceability Report Archive] ウィンドウへの移動、RTMT からのログオフまたは終了を実行できます。
–System:システム概要の監視、サーバ リソースの監視、パフォーマンス カウンタの使用、アラートの使用、トレースの収集、および syslog メッセージの表示が実行できます。
–Unity Connection:Port Monitor Tool を表示できます。
–Edit:カテゴリの設定(表形式表示)、デバイスとパフォーマンス モニタリング カウンタのポーリング レートの設定、Quick Launch Channel の非表示、および RTMT のトレース設定の編集が実行できます。
–Window:単一またはすべての RTMT ウィンドウを閉じることができます。
–Application:Web ページで Cisco Unity Connection の管理と Cisco Unity Connection Serviceability を参照できます。
–Help:RTMT マニュアルのオンライン ヘルプへアクセスしたり、RTMT バージョンを表示したりできます。
• Quick Launch Channel:RTMT ウィンドウの左側のペインにあるタブをクリックすることにより、サーバやアプリケーションに関する情報を表示できます。タブにはアイコンのグループがあり、これらのアイコンをクリックすることにより、各種オブジェクトを監視できます。
• モニタ ペイン:監視結果が表示されるペイン。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
構成プロファイルの使用
RTMT を使用してサーバに接続できます。ログインすると、バックエンド バージョンに一致するモニタリング モジュールがローカル キャッシュに含まれていない場合でも、RTMT がローカル キャッシュまたはリモート サーバからモニタリング モジュールを起動します。
RTMT には、Default と呼ばれるデフォルト設定があります。初めて RTMT を使用するときには、Default プロファイルが使用され、モニタ ペインにはシステム概要ページが表示されます。
さまざまな機能に合せた別々のパフォーマンス カウンタなど、必要な情報を RTMT のモニタ ペインに表示したり、プロファイルに設定したフレームワークを保存したりするように RTMT を構成できます。同じセッションの間、または次回 RTMT にログインするときにそのプロファイルを復元できます。複数のプロファイルを作成することで、各プロファイルが固有の情報を表示するようになり、プロファイルを切り替えることによって異なる情報をすばやく表示できます。
この項は、次のトピックについて取り上げます。
• 「デフォルト構成プロファイルの使用方法」
• 「構成プロファイルの追加」
• 「プロファイルの復元」
• 「構成プロファイルの削除」
デフォルト構成プロファイルの使用方法
最初に RTMT をロードしたときに、Default と呼ばれるデフォルトのプロファイルがシステムに組み込まれます。初めて RTMT を使用するときには、Default プロファイルが使用され、モニタ ペインにはシステム概要ページが表示されます。
構成プロファイルの追加
RTMT を使用し、別々のパフォーマンス カウンタを監視することによってモニタリング ウィンドウをカスタマイズして、自分自身の構成プロファイルを作成できるため、もう一度各ウィンドウを開かなくても 1 ステップでこれらのモニタリング ウィンドウを復元できます。同じ RTMT セッションの間に別のプロファイルに切り替えたり、次の RTMT セッションでその構成プロファイルを使用したりすることができます。
プロファイルの作成手順は次のとおりです。
手順
ステップ 1 [File] > [Profile] を選択します。
[Profile] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 [Save] をクリックします。
[Save Current Configuration] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 [Configuration Name] フィールドに、この特定の構成プロファイルに付ける名前を入力します。
ステップ 4 [Configuration Description] フィールドに、この特定の構成プロファイルに関する説明を入力します。
(注) 構成プロファイル名と説明は、自由に入力できます。
新しい構成プロファイルが作成されます。
プロファイルの復元
設定したプロファイルを復元するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 [File] > [Profile] を選択します。
[Profile] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 復元するプロファイルをクリックします。
ステップ 3 [Restore] をクリックします。
すべてのウィンドウが、復元したプロファイルの既定の設定またはパフォーマンス モニタリング カウンタ(あるいはその両方)を表示した状態で開きます。
構成プロファイルの削除
設定したプロファイルを削除するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 [File] > [Profile] を選択します。
[Profile] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 2 削除するプロファイルをクリックします。
ステップ 3 [Delete] をクリックします。
ステップ 4 [Close] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カテゴリの使用
カテゴリを使用して、パフォーマンス モニタリング カウンタなどのオブジェクトを RTMT で編成できます。たとえば、パフォーマンス モニタリングの配下にあるデフォルト カテゴリの場合、RTMT を使用して、6 つのパフォーマンス モニタリング カウンタをグラフ形式で監視できます。監視するカウンタを増やす場合には、新しいカテゴリを設定して、データを表形式で表示します。
カテゴリの追加
カテゴリを追加するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行します。
• Quick Launch Channel で
– [System] をクリックします。
–ツリー階層で、 [Performance] をダブルクリックします。
– [Performance] アイコンをクリックします。
• [System] > [Performance] > [Open Performance Monitoring] を選択します。
ステップ 2 [Edit] > [Add New Category] を選択します。
ステップ 3 カテゴリの名前を入力し、 [OK] をクリックします。
ウィンドウの下部にカテゴリ タブが表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カテゴリ名の変更
カテゴリの名前を変更するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行します。
• 名前を変更するカテゴリ タブを右クリックし、 [Rename Category] を選択します。
• 名前を変更するカテゴリ タブをクリックし、 [Edit] > [Rename Category] を選択します。
ステップ 2 新しい名前を入力し、 [OK] をクリックします。
ウィンドウの下部に、名前が変更されたカテゴリが表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カテゴリの削除
カテゴリを削除するには、次のいずれかのタスクを実行します。
• 削除するカテゴリ タブを右クリックし、 [Remove Category] を選択します。
• 削除するカテゴリ タブをクリックし、 [Edit] > [Remove Category] を選択します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。