パフォーマンス カウンタの表示
RTMT は、perfmon カウンタを図または表形式で表示します。図形式は、折れ線グラフを使用して perfmon カウンタ情報を表示します。作成したカテゴリ タブごとに、RTMT Perfmon Monitoring ペインに最大 6 つのグラフを表示でき、1 つのグラフに最大 3 つのカウンタを表示できます。
ヒント RTMT Perfmon Monitoring ペインでは、1 つのグラフに最大 3 つのカウンタを表示できます。グラフに別のカウンタを追加するには、カウンタをクリックし、RTMT Perfmon Monitoring ペインにドラッグします。この作業を繰り返して、カウンタを最大 3 つまで追加できます。
デフォルトでは、RTMT は図形式で perfmon カウンタを表示します。また、perfmon カウンタを表形式で表示することもできます。perfmon カウンタを表形式で表示するには、新しいカテゴリを作成するときに [Present Data in Table View] チェックボックスをオンにする必要があります。
perfmon カウンタは、機能ベースのカウンタを表示するように整理し、カテゴリに保存できます。RTMT プロファイルを保存した後は、目的のカウンタにすばやくアクセスできます。カテゴリを作成した後に、図形式から表形式、またはその逆に表示形式を変更することはできません。
手順
ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行します。
• Quick Launch Channel で
– [System] をクリックします。
–ツリー階層で、[Performance] をダブルクリックします。
–[Performance] アイコンをクリックします。
• [System] > [Performance] > [Open Performance Monitoring] を選択します。
ステップ 2 監視するカウンタを追加するサーバの名前をクリックします。
ツリー階層が展開され、すべての perfmon オブジェクトが表示されます。
ステップ 3 カウンタを表形式で監視するには、ステップ 4 に進みます。カウンタを図形式で監視するには、ステップ 9 に進みます。
ステップ 4 [Edit] > [New Category] を選択します。
ステップ 5 [Enter Name] フィールドに、タブの名前を入力します。
ステップ 6 perfmon カウンタを表形式で表示するには、 [Present Data in Table View] チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 [OK] をクリックします。
入力した名前を持つ新しいタブがペインの下部に表示されます。
ステップ 8 監視するカウンタを一覧表示するオブジェクト名の横にあるファイル アイコンをクリックします。この手順の残りは省略してください。
ヒント カウンタを表形式で表示した後に図形式で表示するには、カテゴリ タブを右クリックし、[Remove Category] を選択します。カウンタが図形式で表示されます。
ステップ 9 カウンタを図形式で監視するには、次のタスクを実行します。
• 監視するカウンタを一覧表示するオブジェクト名の横にあるファイル アイコンをクリックします。
カウンタのリストが表示されます。
• カウンタ情報を表示するには、カウンタを右クリックして [Counter Monitoring] をクリックし、カウンタをダブルクリックするか、カウンタを RTMT Perfmon Monitoring ペインにドラッグ アンド ドロップします。
カウンタのグラフが RTMT Perfmon Monitoring ペインに表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
RTMT Performance Monitoring ペインからのカウンタの削除
カウンタが必要なくなったときには、RTMT Perfmon Monitoring ペインからカウンタを削除できます。ここでは、ペインからカウンタを削除する方法を説明します。
次のいずれかのタスクを実行します。
• 削除するカウンタを右クリックし、 [Remove] を選択します。
• 削除するカウンタをクリックし、 [Performance] > [Remove Chart/Table Entry] を選択します。
RTMT Perfmon Monitoring ペインからカウンタが消去されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カウンタ インスタンスの追加
カウンタ インスタンスを追加するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「パフォーマンス モニタリングのための RTMT の使用方法」の説明に従って、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
ステップ 2 次のいずれかのタスクを実行します。
• パフォーマンス モニタリング ツリー階層で、パフォーマンス モニタリング カウンタをダブルクリックします。
• パフォーマンス モニタリング ツリー階層でパフォーマンス モニタリング カウンタをクリックし、 [System] > [Performance] > [Counter Instances] を選択します。
• パフォーマンス モニタリング ツリー階層でパフォーマンス モニタリング カウンタを右クリックし、 [Counter Instances] を選択します。
ステップ 3 [Select Instance] ウィンドウで、インスタンスをクリックし、 [Add] をクリックします。
カウンタが表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カウンタのアラート通知の設定
カウンタのアラート通知を設定する手順は次のとおりです。
ヒント カウンタのアラートを削除するには、カウンタを右クリックし、[Remove Alert] を選択します。アラートを削除すると、オプションがグレー表示になります。
手順
ステップ 1 「パフォーマンス モニタリングのための RTMT の使用方法」の説明に従って、パフォーマンス カウンタを表示します。
ステップ 2 カウンタの図または表で、アラート通知を設定するカウンタを右クリックし、 [Set Alert/Properties] を選択します。
ステップ 3 [Enable Alert] チェックボックスをオンにします。
ステップ 4 [Severity] ドロップダウン リスト ボックスで、通知の基準とするシビラティ レベルを選択します。
ステップ 5 [Description] ペインに、アラートの説明を入力します。
ステップ 6 [Next] をクリックします。
ステップ 7 表5-1 を使用して、[Threshold]、[Value Calculated As]、[Duration]、[Frequency]、[Schedule] の各ペインを設定します。ウィンドウに設定を入力したら、 [Next] をクリックして次のペインに進みます。
表5-1 カウンタのアラート設定パラメータ
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Trigger alert when following conditions met (Over、Under) |
チェックボックスをオンにし、適切な値を入力します。 • Over:アラート通知がアクティブになる前に達する必要のある最大しきい値を設定するには、このチェックボックスをオンにします。[Over] フィールドに値を入力します。 • Under:アラート通知がアクティブになる前に達する必要のある最小しきい値を設定するには、このチェックボックスをオンにします。[Under] フィールドに値を入力します。
ヒント これらのチェックボックスは、[Frequency] および [Schedule] の設定パラメータと組み合せて使用します。
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[Value Calculated As] ペイン
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Absolute、Delta、Delta Percentage |
適切なオプション ボタンをクリックします。 • Absolute:データの現在のステータスを表示するには [Absolute] を選択します。 これらのカウンタ値は累積されます。 • Delta:現在のカウンタ値と直前のカウンタ値の差を表示するには、[Delta] を選択します。 • Delta Percentage:カウンタのパフォーマンスの変化をパーセントで表示するには、[Delta Percentage] を選択します。 |
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Trigger alert only when value constantly...、Trigger alert immediately |
• Trigger alert only when value constantly...:設定した秒数にわたって値が常にしきい値を下回ったか上回った場合に限りアラート通知が必要な場合には、このオプション ボタンを選択し、アラートを送信するまでの秒数を入力します。 • Trigger alert immediately:アラート通知をすぐに送信する場合には、このオプション ボタンをクリックします。 |
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Trigger alert on every poll、Trigger up to... |
適切なオプション ボタンをクリックします。 • Trigger alert on every poll:しきい値に達したときにポーリングごとにアラート通知をアクティブにする場合には、このオプション ボタンをクリックします。 たとえば、進行中の通話数が継続的にしきい値を上回ったり下回ったりしても、アラート通知は再送信されません。しきい値が正常(進行中の通話数が 50 ~ 100)になると、アラート通知は非アクティブになります。ただし、しきい値が再びしきい値を上回ったり下回ったりすると、アラート通知は再度アクティブになります。 • Trigger up to...:特定の間隔でアラート通知をアクティブにする場合には、このオプション ボタンをクリックし、送信するアラート数、およびアラートの送信期間(分単位)を入力します。 |
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24-hours daily、start/stop |
適切なオプション ボタンをクリックします。 • 24-hours daily:1 日 24 時間アラートをトリガーする場合には、このオプション ボタンをクリックします。 • Start/Stop:特定の時間枠内でアラート通知をアクティブにする場合には、このオプション ボタンをクリックし、開始時刻と停止時刻を入力します。このチェックボックスをオンにした場合には、毎日のタスクの開始時刻と停止時刻を入力します。たとえば、毎日午前 9:00 ~午後 5:00、または午後 9:00 ~午前 9:00 にカウンタが確認されるように設定できます。 |
ステップ 8 システムがアラートの電子メール メッセージを送信するように設定する場合には、 [Enable Email] チェックボックスをオンにします。
ステップ 9 すでに設定されているアラート アクションをトリガーする場合には、[Trigger Alert Action] ドロップダウン リスト ボックスからそのアラート アクションを選択します。
ステップ 10 アラートに新しいアラート アクションを設定する場合には、 [Configure] をクリックします。
(注) 指定したアラートがトリガーされるたびに、そのアラート アクションが送信されます。
[Alert Action] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 11 新しいアラート アクションを追加するには、 [Add] をクリックします。
[Action Configuration] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 12 [Name] フィールドに、アラート アクションの名前を入力します。
ステップ 13 [Description] フィールドに、アラート アクションの説明を入力します。
ステップ 14 アラート アクションの新しい電子メール受信者を追加するには、 [Add] をクリックします。
[Input] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 15 アラート アクション通知を受信する受信者の電子メールまたは電子ページのアドレスを入力します。
ステップ 16 [OK] をクリックします。
受信者のアドレスが [Recipient] リストに表示されます。[Enable] チェックボックスがオンになります。
ヒント 受信者のアドレスを無効にするには、[Enable] チェックボックスをオフにします。[Recipient] リストから受信者のアドレスを削除するには、そのアドレスを強調表示して、[Delete] をクリックします。
ステップ 17 [OK] をクリックします。
ステップ 18 追加したアラート アクションが [Action List] に表示されます。
ヒント [Action List] からアラート アクションを削除するには、そのアラート アクションを強調表示して、[Delete] をクリックします。[Edit] をクリックして、既存のアラート アクションを編集することもできます。
ステップ 19 [Close] をクリックします。
ステップ 20 [User-defined email text] ボックスに、電子メール メッセージに表示するテキストを入力します。
ステップ 21 [Activate] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カウンタのズーム
パフォーマンス カウンタの詳細を表示するには、RTMT Perfmon Monitoring ペインの perfmon モニタ カウンタをズームできます。
手順
ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行します。
• RTMT Performance Monitoring ペインで、ズームするカウンタをダブルクリックします。カウンタのボックスが強調表示され、[Zoom] ウィンドウが自動的に表示されます。
• RTMT Performance Monitoring ペインで、ズームするカウンタをクリックします。カウンタのボックスが強調表示されます。 [System] > [Performance] > [Zoom Chart] を選択します。[Zoom] ウィンドウが自動的に表示されます。
カウンタのモニタリングが開始されてからの、カウンタの最小値、最大値、平均値、および最新の値のフィールドが表示されます。
ステップ 2 [OK] をクリックしてウィンドウを閉じます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カウンタの説明の表示
カウンタの説明を表示するには、次のいずれかの方法を使用します。
手順
ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行します。
• [Performance] ツリー階層で、プロパティ情報を表示するカウンタを右クリックし、 [Counter Description] を選択します。
• RTMT Performance Monitoring ペインでカウンタをクリックし、メニューバーから [System] > [Performance] > [Counter Description] を選択します。
ヒント カウンタの説明を表示し、データサンプリング パラメータを設定するには、「データ サンプルの設定」を参照してください。
[Counter Property] ウィンドウにカウンタの説明が表示されます。説明には、ホスト アドレス、カウンタが属するオブジェクト、カウンタ名、カウンタの機能に関する簡単な概要が記載されています。
ステップ 2 [OK] ボタンをクリックして、[Counter Property] ウィンドウを閉じます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
データ サンプルの設定
[Counter Property] ウィンドウには、カウンタのデータ サンプルを設定するオプションが表示されます。RTMT Perfmon Monitoring ペインに表示されるパフォーマンス カウンタには、緑のドットがあり、データのサンプルが一定期間存在していることを示します。収集するデータ サンプルの数と、図に表示するデータ ポイントの数を設定できます。データ サンプルを設定した後、[View All Data] または [View Current Data] メニュー オプションを使用して情報を表示します。「カウンタ データの表示」を参照してください。
ここでは、カウンタに対して収集するデータ サンプルの数を設定する方法を説明します。
手順
ステップ 1 「パフォーマンス モニタリングのための RTMT の使用方法」の説明に従って、カウンタを表示します。
ステップ 2 次のいずれかのタスクを実行します。
• データ サンプル情報を収集するカウンタを右クリックし、図形式を使用している場合は [Monitoring Properties] を、表形式を使用している場合は [Properties] を選択します。
• データ サンプル情報を収集するカウンタをクリックし、 [System] > [Performance] > [Monitoring Properties] を選択します。
[Counter Property] ウィンドウに、カウンタの説明、およびデータ サンプル設定用のタブが表示されます。説明には、ホスト アドレス、カウンタが属するオブジェクト、カウンタ名、カウンタの機能に関する簡単な概要が記載されています。
ステップ 3 カウンタのデータ サンプル数を設定するには、 [Data Sample] タブをクリックします。
ステップ 4 [No. of data samples] ドロップダウン リスト ボックスから、サンプル数(100 ~ 1000)を選択します。デフォルトは 100 です。
ステップ 5 [No. of data points shown on chart] ドロップダウン リスト ボックスから、図に表示するデータ ポイントの数(10 ~ 50)を選択します。デフォルトは 20 です。
ステップ 6 表5-2 で説明されているいずれかのパラメータをクリックします。
表5-2 データ サンプル パラメータ
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Absolute |
一部のカウンタ値は累積値であるため、データの現在の状況を表示するには [Absolute] を選択します。 |
Delta |
現在のカウンタ値と直前のカウンタ値の差を表示するには、[Delta] を選択します。 |
Delta Percentage |
カウンタのパフォーマンスの変化をパーセントで表示するには、[Delta Percentage] を選択します。 |
ステップ 7 [Counter Property] ウィンドウを閉じ、RTMT Perfmon Monitoring ペインに戻るには、 [OK] ボタンをクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
カウンタ データの表示
パフォーマンス カウンタに関する収集データを表示するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 RTMT Perfmon Monitoring ペイン内で、データ サンプルを表示するカウンタの図を右クリックし、 [View All Data] を選択します。
サンプリングされたデータはカウンタの図にすべて表示されます。緑のドットは密に表示されるため、ほとんど実線のように見えます。
ステップ 2 現在表示されているカウンタを右クリックし、 [View Current] を選択します。
最後に設定および収集されたデータ サンプルが、カウンタの図に表示されます。データ サンプルの設定手順については、「データ サンプルの設定」を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
perfmon カウンタ データのローカル ロギング
RTMT では、さまざまな perfmon カウンタを選択して、ローカルにロギングできます。その後 Performance Log Viewer を使用して、perfmon CSV ログのデータを表示できます。「Performance Log Viewer でのログ ファイルの表示」を参照してください。
カウンタ ログの開始
perfmon カウンタ データの CSV ログ ファイルへのロギングを開始するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「パフォーマンス モニタリングのための RTMT の使用方法」 の説明に従って、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
ステップ 2 perfmon カウンタを図形式で表示している場合には、データ サンプル情報のグラフを右クリックし、 [Start Counter(s) Logging] を選択します。画面上のすべてのカウンタ(図形式と表形式の両方)をロギングする場合には、ウィンドウの下部にあるカテゴリ名タブを右クリックし、 [Start Counter(s) Logging] を選択します。
[Counter Logging Configuration] ダイアログボックスが表示されます。
ステップ 3 [Logger File Name] フィールドにファイル名を入力し、 [OK] を選択します。
RTMT では、CSV ログ ファイルは、ユーザ ホーム ディレクトリ下の .jrtmt ディレクトリの log フォルダに保存されます。たとえば、Windows では C:\Documents and Settings\userA\.jrtmt\log、Linux では /users/home/.jrtmt/log になります。
ログ ファイルの数とサイズを制限するには、Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウで選択したサービスのトレース出力設定で、ログ ファイルの最大サイズおよび最大数のファイル パラメータを設定します。『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
カウンタ ログの停止
perfmon カウンタ データのロギングを停止するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「パフォーマンス モニタリングのための RTMT の使用方法」 の説明に従って、パフォーマンス モニタリング カウンタを表示します。
ステップ 2 perfmon カウンタを図形式で表示している場合には、ロギングを開始するカウンタのグラフを右クリックし、 [Stop Counter(s) Logging] を選択します。画面上のすべてのカウンタ(図形式と表形式の両方)のロギングを停止する場合には、ウィンドウの下部にあるカテゴリ名のタブを右クリックし、 [Stop Counter(s) Logging] を選択します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
perfmon ログ ファイルの表示
RTMT で Performance Log Viewer を使用するか、Microsoft パフォーマンス ツールを使用して、perfmon CSV ログ ファイルのデータを表示できます。
Performance Log Viewer でのログ ファイルの表示
Performance Log Viewer は、perfmon CSV ログ ファイルのカウンタ データをグラフ形式で表示します。Performance Log Viewer を使用して、収集したローカル perfmon ログのデータを表示したり、Realtime Information Server Data Collection(RISDC)perfmon ログのデータを表示したりできます。
ローカル perfmon ログは、選択してコンピュータ上にローカルに保存したカウンタのデータで構成されています。カウンタの選択方法およびローカル ロギングの開始および停止方法については、「perfmon カウンタ データのローカル ロギング」を参照してください。
手順
ステップ 1 次のいずれかのタスクを実行します。
• Quick Launch Channel で
– [System] をクリックします。
–ツリー階層で、[Performance] をダブルクリックします。
– [Performance Log Viewer] アイコンをクリックします。
• [System] > [Performance] > [Open Performance Log Viewer] を選択します。
ステップ 2 表示する perfmon ログのタイプを選択します。
• RISDC perfmon ログの場合には、次の手順を実行します。
a. [RISDC Perfmon Logs] をクリックするか、[Select a node] ドロップダウン ボックスからノードを選択します。
b. [Open] をクリックします。
[File Selection] ダイアログボックスが表示されます。
c. ファイルを選択し、 [Open File] をクリックします。
[Select Counters] ダイアログボックスが表示されます。
d. 表示するカウンタを選択するには、カウンタの横にあるチェックボックスをオンにします。
e. [OK] をクリックします。
• ローカルに保存されたデータの場合には、次の手順を実行します。
a. [Local Perfmon Logs] をクリックします。
b. [Open] をクリックします。
[File Selection] ダイアログボックスが表示されます。RTMT では、perfmon CSV ログ ファイルは、ユーザ ホーム ディレクトリ下の .jrtmt ディレクトリの log フォルダに保存されます。Windows では C:\Documents and Settings\userA\.jrtmt\log、Linux では /users/home/.jrtmt/log になります。
c. ファイル ディレクトリを参照します。
d. 表示するファイルを選択するか、ファイル名のフィールドにファイル名を入力します。
e. [Open] をクリックします。
[Select Counters] ダイアログボックスが表示されます。
f. 表示するカウンタを選択するには、カウンタの横にあるチェックボックスをオンにします。
g. [OK] をクリックします。
Performance Log Viewer は、選択されたカウンタのデータを使用して図を表示します。下部のペインには、選択したカウンタ、選択したカウンタの色の凡例、表示オプション、平均値、最小値、および最大値が表示されます。
表5-3 は、Performance Log Viewer で使用可能なボタンの機能を説明しています。
表5-3 Performance Log Viewer
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Select Counters |
Performance Log Viewer で表示するカウンタを追加できます。カウンタを表示しないようにするには、カウンタの横の [Display] 列のチェックをオフにします。 |
Reset View |
Performance Log Viewer を最初のデフォルト表示にリセットします。 |
Save Downloaded File |
ログ ファイルをローカル コンピュータに保存できます。 |
ヒント 列見出しをクリックして、各列を並べ替えることができます。列見出しを初めてクリックしたときには、レコードが昇順で表示されます。小さな上向きの三角形は昇順であることを示します。列見出しを再度クリックすると、レコードが降順で表示されます。小さな下向きの三角形は降順であることを示します。列見出しをもう一度クリックすると、レコードがソートされる前の状態で表示されます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
ズームインとズームアウト
Performance Log Viewer には、図の領域をズームインできるズーム機能があります。ズームインするには、マウスの左ボタンをクリックしてドラッグし、ズームする領域を選択します。
図を最初のデフォルト表示にリセットするには、 [Reset View] をクリックするか、図を右クリックして [Reset] を選択します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
Microsoft パフォーマンス ツールでの perfmon ログ ファイルの表示
Microsoft パフォーマンス ツールを使用してログ ファイルを表示するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 [スタート]>[設定]>[コントロール パネル]>[管理ツール]>[パフォーマンス] を選択します。
ステップ 2 アプリケーション ウィンドウで右クリックし、 [プロパティ] を選択します。
ステップ 3 [システム モニタのプロパティ]ダイアログボックスの[ソース]タブをクリックします。
ステップ 4 perfmon ログ ファイルをダウンロードしたディレクトリを参照し、perfmon csv ファイルを選択します。ログ ファイルの命名規則は、PerfMon_<ノード>_<月>_<日>_<年>_<時>_<分>.csv です。たとえば、PerfMon_172.19.240.80_06_15_2005_11_25.csv のようになります。
ステップ 5 [適用] をクリックします。
ステップ 6 [時間の範囲] ボタンをクリックします。表示する perfmon ログ ファイルについて期間を指定するには、バーを適切な開始時刻と終了時刻にドラッグします。
ステップ 7 [カウンタの追加]ダイアログボックスを開くには、[データ]タブをクリックし、 [追加] をクリックします。
ステップ 8 [パフォーマンス オブジェクト]ドロップダウン ボックスから、perfmon オブジェクトを選択します。オブジェクトに複数のインスタンスがある場合には、 [すべてのインスタンス] を選択するか、表示するインスタンスだけを選択します。
ステップ 9 [すべてのカウンタ] を選択するか、表示するカウンタだけを選択します。
ステップ 10 選択したカウンタを追加するには、 [追加] をクリックします。
ステップ 11 カウンタの選択が終了したら、[閉じる] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
トラブルシューティング用 perfmon データ ロギング
RISDC perfmon ロギングを有効にすると、システムの情報が、サーバ上で書き込まれるログに収集されます。Cisco Unity Connection の管理で RISDC perfmon ロギングを有効または無効にするには、 [システム設定(System Settings)] > [サービス パラメータ(Service Parameters)] を選択し、[サービス(Service)]ドロップダウン メニューから [Cisco RIS Data Collector] を選択します。デフォルトでは、RISDC perfmon ロギングは有効になります。RISDC perfmon ロギングは、トラブルシューティング用 perfmon データ ロギングとも呼ばれます。RISDC perfmon ロギングを有効にすると、問題のトラブルシューティングに使用されるパフォーマンス データも収集されます。
Cisco RIS Data Collector サービスのログ ファイルをサーバ上で収集するには、RTMT を使用してログ ファイルをダウンロードします。CLI を使用してログ ファイルをダウンロードする場合には、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。ログ ファイルを収集したら、RTMT で Performance Log Viewer を使用するか、Microsoft Windows パフォーマンス ツールを使用して、ログ ファイルを表示できます。「Performance Log Viewer でのログ ファイルの表示」または「Microsoft パフォーマンス ツールでの perfmon ログ ファイルの表示」を参照してください。
トラブルシューティング用 Perfmon データ ロギングの設定
トラブルシューティング用 perfmon データ ロギング機能を設定する手順は次のとおりです。
手順
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で [システム(System)] を展開し、 [サービス パラメータ(Service Parameters)] をクリックします。
ステップ 2 [サービス パラメータ(Service Parameters)]ページの[サーバ(Server)]ドロップダウン リスト ボックスからサーバを選択します。
ステップ 3 [サービス(Service)]ドロップダウン リスト ボックスから、[Cisco RIS Data Collector] を選択します。
ステップ 4 表5-4 の説明に従って、適切な設定を入力します。
ステップ 5 [保存 (Save)] をクリックします。
トラブルシューティング用 Perfmon データ ロギングのコンフィギュレーション設定
表5-4 は、トラブルシューティング用 perfmon データ ロギングを有効および無効にするために使用可能な設定の説明です。
表5-4 トラブルシューティング用 Perfmon データ ロギングのパラメータ
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Enable Logging |
トラブルシューティング用 perfmon データ ロギングを有効にするには [True] を、無効にするには [False] をドロップダウン ボックスから選択します。デフォルト値は [True] です。 |
Polling Rate |
ポーリング レート間隔を入力します(秒単位)。5(最小)~ 300(最大)の値を入力できます。デフォルト値は 15 です。 |
Maximum No. of Files |
ディスクに保存するトラブルシューティング用 Perfmon データ ロギング ファイルの最大数を入力します。1(最小)~ 100(最大)の値を入力できます。デフォルト値は 50 です。 Maximum No. of Files パラメータと Maximum File Size パラメータを設定するときには、ストレージ容量を考慮してください。[Maximum Number of Files] 値と [Maximum File Size] 値を掛けた値が 100 MB を超えないようにすることをお勧めします。 ファイルの数が、このフィールドで指定した最大ファイル数を超えると、タイムスタンプが最も古いログ ファイルが削除されます。
注意 このパラメータを変更する前にログ ファイルを別のマシンに保存しないと、ログ ファイルを失う危険性があります。
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Maximum File Size |
新しいファイルが開始される前に perfmon ログ ファイルに保存する最大ファイル サイズ(MB 単位)を入力します。1(最小)~ 500(最大)の値を入力できます。デフォルト値は 2 MB です。 Maximum No. of Files パラメータと Maximum File Size パラメータを設定するときには、ストレージ容量を考慮してください。[Maximum Number of Files] 値と [Maximum File Size] 値を掛けた値が 100 MB を超えないようにすることをお勧めします。 |