Cisco Unity Connection と連動させるための Cisco Unified CallManager 電話システムのプログラミング
Cisco Unified CallManager ソフトウェアをインストールしたら、次の手順を記載順に実行します。
ボイスメール ポートを割り当てるパーティションおよびコーリング サーチ スペースを追加する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Route Plan] >[Class of Control] >[Partition] をクリックします。
ステップ 2 [Find and List Partitions]ページで、 [Add a New Partition] をクリックします。
ステップ 3 [Partition Configuration]ページで、すべてのボイスメール ポート電話番号を割り当てるパーティションの適切な名前と説明を入力します。たとえば、「VMRestrictedPT」、「Partition for voice mail port directory numbers」と入力します。
ステップ 4 [Insert] をクリックします。
ステップ 5 [Add a New Partition] をクリックします。
ステップ 6 ハント パイロットを割り当てるパーティションの適切な名前と説明を入力します。このハント パイロットは、ボイスメール パイロット番号となります。たとえば、「VMPilotNumberPT」、「Partition for the voice mail pilot number」と入力します。
ステップ 7 [Insert] をクリックします。
ステップ 8 [Route Plan] >[Class of Control] >[Calling Search Space] をクリックします。
ステップ 9 [Find and List Calling Search Spaces]ページで、 [Add a New Calling Search Space] をクリックします。
ステップ 10 [Calling Search Space Configuration]ページの[Name]フィールドに、ステップ 2 ~ステップ 4 で作成したパーティションを割り当てるコーリング サーチ スペースの名前を入力します。たとえば、「VMRestrictedCSS」と入力します。
ステップ 11 オプションで、[Description]フィールドに、コーリング サーチ スペースの説明を入力します。たとえば、「Voice mail port directory numbers」と入力します。
ステップ 12 [Available Partitions]フィールドで、ステップ 2 ~ステップ 4 で作成したパーティションの名前をダブルクリックします。たとえば、「VMRestrictedPT」をクリックします。
パーティションの名前が[Selected Partitions]フィールドに表示されます。
ステップ 13 [Insert] をクリックします。
ステップ 14 [Back to Find/List Calling Search Spaces] をクリックします。
ステップ 15 [Find and List Calling Search Spaces]ページで、 [Find] をクリックします。
ステップ 16 ユーザの電話機で使用されるコーリング サーチ スペースの名前をクリックします。
ステップ 17 [Calling Search Space Configuration]ページの[Available Partitions]フィールドで、ステップ 5 ~ステップ 7 で作成したパーティションの名前をダブルクリックします。たとえば、「VMPilotNumberPT」をクリックします。
注意 ハント パイロット(ボイスメール パイロット番号となる)を含むパーティションが、ユーザの電話機で使用されるコーリング サーチ スペースに存在しない場合、その電話機は Cisco Unity Connection サーバをダイヤルできません。
ステップ 18 [Update] をクリックします。
ステップ 19 Cisco Unity Connection にアクセスする残りすべてのコーリング サーチ スペースについて、ステップ 16 ~ステップ 18 を繰り返します。
ボイスメール ポートのデバイス プールを追加する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [System] >[Device Pool] をクリックします。
ステップ 2 [Find and List Device Pools]ページで、 [Add a New Device Pool] をクリックします。
ステップ 3 [Device Pool Configuration]ページで、次に示すデバイス プールの設定を入力します。
表3-1 [Device Pool Configuration]ページの設定
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[Device Pool Name] |
Cisco Unity Connection Voice Mail Ports 、またはこのデバイス プールに関する別の説明を入力します。 |
[Cisco Unified CallManager Group] |
このデバイス プールでボイスメール ポートに割り当てる Cisco Unified CallManager グループをクリックします。 |
[Date/Time Group] |
このデバイス プールでボイスメール ポートに割り当てる日時グループをクリックします。 |
[Region] |
このデバイス プールでボイスメール ポートに割り当てる Cisco Unified CallManager リージョンをクリックします。 |
[Softkey Template] |
このデバイス プールでボイスメール ポートに割り当てるソフトキー テンプレートをクリックします。 |
[SRST Reference] |
必要に応じて、このデバイス プールでボイスメール ポートに割り当てる Survivable Remote Site Telephony(SRST)参照先をクリックします。 |
[Network Hold MOH Source] |
[None] をクリックします。 |
[User Hold MOH Audio Source] |
[None] をクリックします。 |
ステップ 4 [Insert] をクリックします。
次の手順では、Cisco Unity Connection に接続するボイスメール ポートごとに、ボイスメール ポートを Cisco Unified CallManager に追加します。
ボイスメール ポートを Cisco Unified CallManager に追加する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Feature] >[Voice Mail] >[Cisco Voice Mail Port Wizard] をクリックします。
ステップ 2 [What Would You Like to Do]ページで、 [Create a new Cisco Voice Mail Server and Add Ports to It] をクリックし、 [Next] をクリックします。
ステップ 3 [Cisco Voice Mail Server]ページに、ボイスメール サーバの名前が表示されます。ボイスメール サーバのデフォルト名をそのまま使用することをお勧めします。別の名前を使用する場合は、9 文字以下の名前にする必要があります。
ボイスメール サーバの名前は、Cisco Unity Connection 内のボイス メッセージ ポートに関する[Port Group Basics]ページの[Device Name Prefix]フィールドと一致している必要があります。
ステップ 4 [Next] をクリックします。
ステップ 5 [Cisco Voice Mail Ports]ページで、追加するボイスメール ポートの数をクリックし(Cisco Unity Connection ライセンスによって有効になるボイスメール ポートの数を超えることはできません)、 [Next] をクリックします。
Cisco Unity Connection を Cisco Unified CallManager の複数のクラスタと連動させる場合、ここには、Cisco Unity Connection と連動するすべてのクラスタのポート総数が、Cisco Unity Connection ライセンスによって有効になるポート数を超えないよう、数字を入力する必要があります。
ステップ 6 [Cisco Voice Mail Device Information]ページで、次に示すボイスメール デバイスの設定を入力します。
表3-2 [Cisco Voice Mail Device Information]ページの設定
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[Description] |
Cisco Voice Mail Port 、またはボイスメール デバイスに関する別の説明を入力します。 |
[Device Pool] |
ボイスメール ポート用に作成したデバイス プールの名前をクリックします。たとえば、[Cisco Unity Connection Voice Mail Ports]をクリックします。 |
[Calling Search Space] |
ユーザの電話機および必要なネットワーク デバイスへの通話を可能にするコーリング サーチ スペースの名前をクリックします。 コーリング サーチ スペースには、Cisco Unity Connection が(着信転送、メッセージの到着通知、および MWI アクティベーションの実行時などに)アクセスする必要のあるデバイスすべてを含むパーティションを割り当てる必要があります。 |
[Location] |
デフォルトの [None] をそのまま使用します。 |
ステップ 7 [Next] をクリックします。
ステップ 8 [Cisco Voice Mail Directory Numbers]ページで、次に示すボイスメール電話番号の設定を入力します。
表3-3 [Cisco Voice Mail Directory Numbers]ページの設定
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[Beginning Directory Number] |
最初のボイスメール ポートの内線番号を入力します。 |
[Partition] |
すべてのボイスメール ポート電話番号用に設定したパーティションの名前をクリックします。たとえば、「VMRestrictedPT」をクリックします。 |
[Calling Search Space] |
すべてのボイスメール ポート電話番号を含むパーティションを割り当てるように設定したコーリング サーチ スペースの名前をクリックします(この設定については、「ボイスメール ポートを割り当てるパーティションおよびコーリング サーチ スペースを追加する」のステップ 9 を参照してください)。たとえば、「VMRestrictedCSS」をクリックします。 このコーリング サーチ スペースはユーザの電話機では使用されないため、ユーザはボイスメール ポートをダイヤルできません。ただし、ユーザはボイスメール パイロット番号をダイヤルできます。 |
[Display] |
デフォルトの [Voicemail] をそのまま使用します。 このテキストは、パイロット番号のダイヤル時に電話機に表示されます。 |
[AAR Group] |
ボイスメール ポートの自動代替ルーティング(AAR)グループをクリックします。AAR グループは、帯域幅不足のためにブロックされた通話を転送するために使用されるプレフィックス番号を提供します。 [None] をクリックした場合、ブロックされた通話の再転送は試行されません。 |
[External Number Mask] |
このフィールドは、空白のままにするか、外線(発信)通話の発信者 ID 情報をフォーマットするのに使用するマスクを指定します。マスクには、最大 50 文字を指定できます。発信者 ID 情報に表示する数字列を入力し、デバイスの電話番号の各桁に対応する X を入力します。 |
[Device Security Mode] |
ボイスメール ポートに使用するセキュリティ モードをクリックします。ボイスメール ポートの Cisco Unified CallManager 認証および暗号化を設定する方法の詳細については、付録 「Cisco Unity Connection ボイス メッセージ ポートの Cisco Unified Communications Manager 認証および暗号化」 を参照してください。 |
ステップ 9 [Next] をクリックします。
ステップ 10 [Do You Want to Add These Directory Numbers to a Line Group]ページで、 [No, I Will Add Them Later] をクリックし、 [Next] をクリックします。
ステップ 11 [Ready to Add Cisco Voice Mail Ports]ページで、ボイスメール ポートの設定が正しいことを確認し、 [Finish] をクリックします。
設定に誤りがある場合は、 [Back] をクリックし、正しい設定を入力します。
ボイスメール ポートを回線グループに追加する
ステップ 1 [Cisco Voice Mail Port Wizard Results]ページで、 [Line Group] をクリックします。
回線グループ ページを表示する別の方法として、Cisco Unified CallManager Administration で [Route Plan] >[Route/Hunt] >[Line Group] をクリックすることもできます。
ステップ 2 [Find and List Line Groups]ページで、 [Add a New Line Group] をクリックします。
この回線グループには、通話に応答するボイスメール ポートの電話番号を割り当てます。発信専用(たとえば、MWI を設定する)ボイスメール ポートの電話番号は、この回線グループに割り当てないでください。
ステップ 3 [Line Group Configuration]ページで、次の設定を入力します。
表3-4 応答ポートに関する[Line Group Configuration]ページの設定
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[Line Group Name] |
Cisco Unity Connection Answering Ports 、または回線グループの別の固有名を入力します。 |
[RNA Reversion Timeout] |
デフォルトの [10] をそのまま使用します。 |
[Distribution Algorithm] |
デフォルトの [Top Down] をそのまま使用します。 |
[No Answer] |
デフォルトの [Try Next Member; Then, Try Next Group in Hunt List] をそのまま使用します。 |
[Busy] |
デフォルトの [Try Next Member; Then, Try Next Group in Hunt List] をそのまま使用します。 |
[Not Available] |
デフォルトの [Try Next Member; Then, Try Next Group in Hunt List] をそのまま使用します。 |
ステップ 4 [Route Partition]リストで、すべてのボイスメール ポート電話番号用に設定したパーティションの名前をクリックします。たとえば、「VMRestrictedPT」をクリックします。
ステップ 5 [Find] をクリックします。
ステップ 6 [Available DN/Route Partition]リストで、通話に応答するボイスメール ポートの最初の電話番号をクリックし、 [Add to Line Group] をクリックします。
注意 [Selected DN/Route Partition]リスト内の電話番号は、最も小さな番号を先頭にして、番号順に表示されている必要があります。この条件が満たされない場合、連動は正常に機能しません。
ステップ 7 通話に応答するボイスメール ポートの残りすべての電話番号について、ステップ 6 を繰り返します。
注意 発信専用(たとえば、MWI を設定する)ボイスメール ポートの電話番号は割り当てないでください。この条件が満たされない場合、連動は正常に機能しません。
ステップ 8 [Insert] をクリックします。
ステップ 9 発信専用(通話に応答しない)ボイスメール ポートを使用する場合は、ステップ 10 ~ステップ 16 を実行します。
使用しない場合は、残りの手順をスキップし、「回線グループをハント リストに追加する」に進みます。
ステップ 10 [Add a New Line Group] をクリックします。
この回線グループには、発信専用ボイスメール ポートの電話番号を割り当てます。通話に応答するボイスメール ポートの電話番号は、この回線グループに割り当てないでください。
ステップ 11 [Line Group Configuration]ページで、次の設定を入力します。
表3-5 発信ポートに関する[Line Group Configuration]ページの設定
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[Line Group Name] |
Cisco Unity Connection Dial-Out Ports 、または別の固有名を入力します。 |
[RNA Reversion Timeout] |
デフォルトの [10] をそのまま使用します。 |
[Distribution Algorithm] |
デフォルトの [Top Down] をそのまま使用します。 |
[No Answer] |
[Stop Hunting] をクリックします。 |
[Busy] |
[Stop Hunting] をクリックします。 |
[Not Available] |
[Stop Hunting] をクリックします。 |
ステップ 12 [Route Partition]リストで、すべてのボイスメール ポート電話番号用に設定したパーティションの名前をクリックします。たとえば、「VMRestrictedPT」をクリックします。
ステップ 13 [Find] をクリックします。
ステップ 14 [Available DN/Route Partition]リストで、発信専用ボイスメール ポートの最初の電話番号をクリックし、 [Add to Line Group] をクリックします。
注意 [Selected DN/Route Partition]リスト内の電話番号は、最も小さな番号を先頭にして、番号順に表示されている必要があります。この条件が満たされない場合、連動は正常に機能しません。
ステップ 15 残りすべての発信専用ボイスメール ポートについて、ステップ 14 を繰り返します。
注意 通話に応答するボイスメール ポートの電話番号は割り当てないでください。この条件が満たされない場合、連動は正常に機能しません。
ステップ 16 [Insert] をクリックします。
回線グループをハント リストに追加する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Route Plan] >[Route/Hunt] >[Hunt List] をクリックします。
ステップ 2 [Find and List Hunt Lists]ページで、 [Add a New Hunt List] をクリックします。
ステップ 3 [Hunt List Configuration]ページで、次に示すハント リストの設定を入力します。
表3-6 応答ポートに関する[Hunt List Configuration]ページの設定
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[Hunt List Name] |
Cisco Unity Connection Answering Ports 、またはハント リストの別の固有名を入力します。 |
[Description] |
Cisco Unity Connection ports that answer calls 、または別の説明を入力します。 |
[Cisco Unified Communications Manager Group] |
[Default] または使用する Cisco Unified CallManager グループの名前をクリックします。 |
ステップ 4 [Insert] をクリックします。
ステップ 5 回線グループをハント リストに追加することを示すメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
ステップ 6 [Hunt List Member Information]で、 [Add Line Group] をクリックします。
ステップ 7 [Hunt List Detail Configuration]ページの[Line Group]リストで、通話に応答するボイスメール ポートの電話番号用に作成した回線グループをクリックし、 [Insert] をクリックします。
注意 ハント リストには、Cisco Unity Connection が発信時に使用するボイスメール ポートを含む回線グループを割り当てないでください。この条件が満たされない場合、連動は正常に機能しません。
ステップ 8 回線グループが挿入されたことを示すメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
ステップ 9 [Hunt List Configuration]ページで、 [Reset] をクリックします。
ステップ 10 ハント リストをリセットするかどうか確認を求められたら、 [OK] をクリックします。
ステップ 11 ハント リストがリセットされたことを示すメッセージが表示されたら、 [OK] をクリックします。
ハント リストをハント パイロット番号に追加する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Route Plan] >[Route/Hunt] >[Hunt Pilot] をクリックします。
ステップ 2 [Find and List Hunt Pilots]ページで、 [Add a New Hunt Pilot] をクリックします。
ステップ 3 [Hunt Pilot Configuration]ページで、次に示すハント パイロットの設定を入力します。
表3-7 [Hunt Pilot Configuration]ページの設定
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[Hunt Pilot] |
ボイスメール ポートのハント パイロット番号を入力します。ハント パイロット番号は、ボイスメール ポートの内線番号とは異なるものにする必要があります。 ハント パイロット番号は、ユーザがボイス メッセージを聞くときに入力する内線番号です。 |
[Partition] |
ボイスメール パイロット番号用に設定したパーティションの名前をクリックします。たとえば、「VMPilotNumberPT」をクリックします。 |
[Description] |
Connection Hunt Pilot 、または別の説明を入力します。 |
[Numbering Plan] |
デフォルト設定をそのまま使用するか、またはシステムに設定した番号計画をクリックします。 |
[Route Filter] |
[None] をクリックするか、またはシステムに設定したルート フィルタの名前をクリックします。 |
[MLPP Precedence] |
デフォルト設定をそのまま使用するか、または別の設定をクリックします。 |
[Hunt List] |
通話に応答するボイスメール ポートのハント リストをクリックします。このリストは、「回線グループをハント リストに追加する」で設定したものです。 |
[Provide Outside Dial Tone] |
チェックボックスをオフにします。 |
ステップ 4 [Insert] をクリックします。
MWI の電話番号を指定する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Feature] >[Voice Mail] >[Message Waiting] をクリックします。
ステップ 2 [Find and List Message Waiting Numbers]ページで、 [Add a New Message Waiting Number] をクリックします。
ステップ 3 [Message Waiting Configuration]ページで、次に示す MWI をオンにするための設定を入力します。
表3-8 MWI をオンにするための設定
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[Message Waiting Number] |
MWI をオンにする一意の内線番号を入力します。 |
[Description] |
DN to turn MWIs on 、または別の説明を入力します。 |
[Message Waiting Indicator] |
[On] をクリックします。 |
[Partition] |
ボイスメール パイロット番号用に設定したパーティションの名前をクリックします。たとえば、「VMPilotNumberPT」をクリックします。 |
[Calling Search Space] |
ユーザの電話機で使用されるコーリング サーチ スペースをクリックします。 |
ステップ 4 [Insert] をクリックします。
ステップ 5 [Add a New Message Waiting Number] をクリックします。
ステップ 6 次に示す MWI をオフにするための設定を入力します。
表3-9 MWI をオフにするための設定
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[Message Waiting Number] |
MWI をオフにする一意の内線番号を入力します。 |
[Description] |
DN to turn MWIs off 、または別の説明を入力します。 |
[Message Waiting Indicator] |
[Off] をクリックします。 |
[Partition] |
ボイスメール パイロット番号用に設定したパーティションの名前をクリックします。たとえば、「VMPilotNumberPT」をクリックします。 |
[Calling Search Space] |
ユーザの電話機で使用されるコーリング サーチ スペースをクリックします。 |
ステップ 7 [Insert] をクリックします。
次の手順では、ボイスメール パイロット番号を追加します。この番号は、ユーザがボイス メッセージを聞くときにダイヤルする内線番号です。Cisco IP Phone では、メッセージ ボタンを押すと、ボイスメール パイロット番号が自動的にダイヤルされます。
ボイスメール ポートのボイスメール パイロット番号を追加する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Feature] >[Voice Mail] >[Voice Mail Pilot] をクリックします。
ステップ 2 [Find and List Voice Mail Pilots]ページで、 [Add a New Voice Mail Pilot] をクリックします。
ステップ 3 [Voice Mail Pilot Configuration]ページで、次に示すボイスメール パイロット番号の設定を入力します。
表3-10 [Voice Mail Pilot Configuration]ページの設定
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[Voice Mail Pilot Number] |
ユーザがボイス メッセージを聞くときにダイヤルするボイスメール パイロット番号を入力します。この番号は、以前の手順でボイスメール ポートを追加するときに入力したハント パイロット番号と一致している必要があります。 |
[Description] |
Cisco Unity Connection Pilot 、または別の説明を入力します。 |
[Calling Search Space] |
ユーザの電話機を割り当てたパーティションとボイスメール パイロット番号用に設定したパーティションを含むコーリング サーチ スペースをクリックします。 |
[Make This the Default Voice Mail Pilot for the System] |
このチェックボックスをオンにします。チェックボックスをオンにすると、現在のデフォルト パイロット番号が、このボイスメール パイロット番号に置き換わります。 |
ステップ 4 [Insert] をクリックします。
ボイスメール プロファイルを設定する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Feature] >[Voice Mail] >[Voice Mail Profile] をクリックします。
ステップ 2 [Find and List Voice Mail Profiles]ページで、 [Add a New Voice Mail Profile] をクリックします。
ステップ 3 [Voice Mail Profile Configuration]ページで、次に示すボイスメール プロファイルの設定を入力します。
表3-11 [Voice Mail Profile Configuration]ページの設定
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[Voice Mail Profile Name] |
ボイスメール プロファイルを識別する名前を入力します。 |
[Description] |
Cisco Unity Connection Profile 、または別の説明を入力します。 |
[Voice Mail Pilot] |
次のどちらかをクリックします。 • [Voice Mail Pilot Configuration]ページで定義した適切なボイスメール パイロット番号 • [Use Default] |
[Voice Mail Box Mask] |
マルチテナント サービスが Cisco Unified CallManager で有効になっていない場合は、このフィールドを空白のままにします。 マルチテナント サービスが有効になっている場合、各テナントは、独自のボイスメール プロファイルを使用します。また、他のテナントと共有する各パーティションに、内線番号(電話番号)を識別するためのマスクを作成する必要があります。たとえば、あるテナントがマスク 972813XXXX を使用し、別のテナントがマスク 214333XXXX を使用することができます。また、各テナントは、MWI にも独自のトランスレーション パターンを使用します。 |
[Make This the Default Voice Mail Profile for the System] |
このボイスメール プロファイルをデフォルトにするには、このチェックボックスをオンにします。 チェックボックスをオンにすると、現在のデフォルト ボイスメール プロファイルが、このボイスメール プロファイルに置き換わります。 |
ステップ 4 [Insert] をクリックします。
ボイスメール サーバのサービス パラメータを設定する
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 [Service] >[Service Parameters] をクリックします。
ステップ 2 [Service Parameters Configuration]ページの[Server]フィールドで、Cisco Unified CallManager サーバの名前をクリックします。
ステップ 3 [Service]リストで、 [Cisco CallManager] をクリックします。パラメータのリストが表示されます。
ステップ 4 [Clusterwide Parameters (Feature - General)]で、Multiple Tenant MWI Modes パラメータを見つけます。
ステップ 5 マルチプル テナント MWI 通知を使用する場合は、 [True] をクリックします。
このパラメータを[True]に設定した場合、Cisco Unified CallManager は、MWI のオンとオフを切り替えるときに、任意の設定済みトランスレーション パターンを使用して、ボイスメール内線番号を電話番号に変換します。
ステップ 6 いずれかの設定を変更した場合は、 [Update] をクリックします。次に、Cisco Unified CallManager サーバをシャットダウンしてから再起動します。
Cisco Unified Communications Manager との新しい連動の作成
Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity Connection が連動可能な状態にあることを確認したら、次の手順を実行して、連動を設定し、ポート設定を入力します。
連動を作成する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理にログオンします。
ステップ 2 Cisco Unity Connection の管理で、 [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、 [電話システム(Phone System)] をクリックします。
ステップ 3 [電話システムの検索(Search Phone Systems)]ページで、[電話システム(Phone System)]メニューの [電話システムの新規作成(New Phone System)] をクリックします。[電話システム統合ウィザード(Phone System Integration Wizard)]が表示されます。
ステップ 4 [電話システムの製造元の選択(Select Phone System Manufacturer)]ページの[製造元(Manufacturer)]フィールドで、 [Cisco Systems] をクリックし、 [次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 5 [電話システムのモデルの選択(Select Phone System Model)]ページの[モデル(Model)]フィールドで、 [Cisco Unified Communications Manager] をクリックし、 [次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 6 [電話システムのセットアップ(Set Up Phone System)]ページの[電話システムの名前(Phone System Name)]フィールドで、デフォルト名をそのまま使用するか、または任意の説明的な名前を入力します。次に、 [次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 7 [ポート グループ テンプレートの選択(Select Port Group Template)]ページの[ポート グループ テンプレート(Port Group Template)]フィールドで、 [SCCP - Skinny Call Control Protocol] をクリックし、 [次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 8 [ポート グループの設定(Set Up Port Group)]ページで、次の設定を入力して [次へ(Next)] をクリックします。
表3-12 [ポート グループの設定(Set Up Port Group)]ページの設定
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[ポート グループ名(Port Group Name)] |
ポート グループの説明的な名前を入力します。デフォルト名をそのまま使用することも、任意の名前を入力することもできます。 |
[デバイス名プレフィックス(Device Name Prefix)] |
Cisco Unified CallManager がボイス ポートのデバイス名に追加するプレフィックスを入力します。このプレフィックスは、Cisco Unified CallManager で使用されるプレフィックスと一致している必要があります。 |
[MWIオンの内線番号(MWI On Extension)] |
Cisco Unified CallManager Administration で指定した、MWI をオンにするための内線番号を入力します。 |
[MWIオフの内線番号(MWI Off Extension)] |
Cisco Unified CallManager Administration で指定した、MWI をオフにするための内線番号を入力します。 |
[セキュリティ モード(Security Mode)] |
このポート グループ内のボイス メッセージ ポートに使用する Cisco Unified CallManager セキュリティ モードをクリックします。 |
[ポート数(Number of Ports)] |
このポート グループ内に作成するボイス メッセージ ポートの数を入力します。 |
[IPアドレスまたはホスト名(IP Address or Host Name)] |
Cisco Unity Connection と連動させるプライマリ Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレス(またはホスト名)を入力します。 |
[Test Address] |
このボタンをクリックすると、入力した IP アドレスをテストできます。テストの結果は、ボタンの右のフィールドに表示されます。 |
[ポート(Port)] |
Cisco Unity Connection と連動させるプライマリ Cisco Unified CallManager サーバの TCP ポートを入力します。デフォルト設定を使用することをお勧めします。 |
[TLSポート(TLS Port)] |
Cisco Unity Connection と連動させるプライマリ Cisco Unified CallManager サーバの TLS ポートを入力します。デフォルト設定を使用することをお勧めします。 |
[サーバ タイプ(Server Type)] |
[Cisco Unified Communications Manager] を入力します。 |
ステップ 9 [電話システムの設定の確認(Confirm Phone System Settings)]ページで、入力済みの設定を確認し、 [終了(Finish)] をクリックします。
ステップ 10 [電話システムの作成の要約(Phone System Creation Summary)]ページで、 [閉じる(Close)] をクリックします。
ステップ 11 Cisco Unity Connection が AXL サーバに接続されていない場合は、ステップ 17 に進みます。接続されている場合は、[電話システムの検索(Search Phone Systems)]ページで、ステップ 9 で作成した電話システムの表示名をクリックします。
ステップ 12 [電話システムの基本設定(Phone System Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [Cisco Unified Communications Manager AXLサーバ(Cisco Unified Communications Manager AXL Servers)] をクリックします。
AXL サーバへの接続が必要になるのは、Cisco Unified CallManager ユーザをインポートするため、および Cisco Unity Connection パーソナル着信転送ルール ユーザの特定の電話設定を変更するために、Cisco Unity Connection が Cisco Unified CallManager データベースにアクセスする場合です。
注意 Cisco Unified CallManager ユーザをインポートする場合は、各ユーザの[End User Configuration]ページの[Primary Extension]フィールドにデータが入力されていることを確認します。入力されていないと、検索時に、インポートの選択対象となるユーザが見つかりません。
ステップ 13 [AXLサーバ(AXL Servers)]で、 [新規追加(Add New)] をクリックします。
ステップ 14 次に示す AXL サーバの設定を入力し、 [保存(Save)] をクリックします。
表3-13 [AXLサーバ(AXL Servers)]の設定
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[順序(Order)] |
AXL サーバの優先順位を入力します。最小の番号がプライマリ AXL サーバとなり、それより大きい番号はセカンダリ サーバとなります。 |
[IPアドレス(IP Address)] |
AXL サーバの IP アドレスを入力します。 |
[ポート(Port)] |
Cisco Unity Connection の接続先となる AXL サーバ ポートを入力します。この設定は、AXL サーバが使用するポートと一致している必要があります。 通常、ポート番号は 443 です。 |
ステップ 15 残りすべての AXL サーバについて、ステップ 13 とステップ 14 を繰り返します。
ステップ 16 [AXLサーバの設定(AXL Server Settings)]で、次の設定を入力し、 [保存(Save)] をクリックします。
表3-14 [AXLサーバの設定(AXL Server Settings)]の設定
|
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[ユーザ名(User Name)] |
Cisco Unity Connection が AXL サーバへのログオン時に使用するユーザ名を入力します。 |
[パスワード(Password)] |
Cisco Unity Connection が AXL サーバへのログオン時に使用するパスワードを入力します。 |
[Cisco Unified Communications Managerのバージョン(Cisco Unified Communications Manager Version)] |
• [5.0より前(SSL以外)(Pre 5.0 (Non-SSL))] • [5.0より前(SSL)(Pre 5.0 (SSL))] SSL 以外のバージョンを選択した場合、AXL ポートは、SSL 以外のポート(通常はポート 80)にする必要があります。SSL 対応のバージョンを選択した場合、AXL ポートは、SSL 対応のポート(通常はポート 443)にする必要があります。 |
(注) このページで変更した内容を保存した後に、AXL サーバ ポート番号の隣にある[テスト(Test)]をクリックすると、AXL サーバへの接続を確認できます。入力した AXL ポートと[Cisco Unified Communications Managerのバージョン(Cisco Unified Communications Manager Version)]の設定が、SSL を使用するかどうかに関して競合している場合、テストの結果が表示されるまでに 10 分以上かかります。
ステップ 17 Cisco Unity Connection の管理で、 [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、 [ポート グループ(Port Group)] をクリックします。
ステップ 18 [ポート グループの検索(Search Port Groups)]ページで、ステップ 9 で電話システム連動に対して作成したポート グループの表示名をクリックします。
(注) デフォルトでは、ポート グループの表示名は、電話システムの表示名の後に増分番号が付加されたものになります。
ステップ 19 [ポート グループの基本設定(Port Group Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [サーバ(Servers)] をクリックします。
ステップ 20 Cisco Unified CallManager クラスタにセカンダリ サーバが存在する場合は、[サーバの編集(Edit Servers)]ページで、次の手順を実行します。これに該当しない場合は、ステップ 21 に進みます。
a. [Cisco Unified Communications Managerサーバ(Cisco Unified Communications Manager Servers)]で、 [追加(Add)] をクリックします。
b. 次に示すセカンダリ Cisco Unified CallManager サーバの設定を入力し、 [保存(Save)] をクリックします。
表3-15 [Cisco Unified Communications Managerサーバ(Cisco Unified Communications Manager Servers)]の設定
|
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[順序(Order)] |
Cisco Unified CallManager サーバの優先順位を入力します。最小の番号がプライマリ Cisco Unified CallManager サーバとなり、それより大きい番号はセカンダリ サーバとなります。 |
[IPアドレスまたはホスト名 (IP Address or Host Name)] |
セカンダリ Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレス(またはホスト名)を入力します。 |
[ポート(Port)] |
Cisco Unity Connection と連動させる Cisco Unified CallManager サーバの TCP ポートを入力します。デフォルト設定を使用することをお勧めします。 |
[TLSポート(TLS Port)] |
Cisco Unity Connection と連動させる Cisco Unified CallManager サーバの TLS ポートを入力します。デフォルト設定を使用することをお勧めします。 |
[サーバ タイプ(Server Type)] |
[Cisco Unified Communications Manager] をクリックします。 |
(注) [Ping]をクリックすると、Cisco Unified CallManager サーバの IP アドレス(またはホスト名)を確認できます。
c. クラスタ内の残りすべての Cisco Unified CallManager サーバについて、ステップ 20a. とステップ 20b. を繰り返します。
ステップ 21 Cisco Unified CallManager クラスタでボイス メッセージ ポートに認証または暗号化が使用される場合は、次の手順を実行します。これに該当しない場合は、ステップ 22 に進みます。
a. [TFTPサーバ(TFTP Servers)]で、 [追加(Add)] をクリックします。
b. 次に示す TFTP サーバの設定を入力し、 [保存(Save)] をクリックします。
表3-16 [TFTPサーバ(TFTP Servers)]の設定
|
|
[順序(Order)] |
TFTP サーバの優先順位を入力します。最小の番号がプライマリ TFTP サーバとなり、それより大きい番号はセカンダリ サーバとなります。 |
[IPアドレスまたはホスト名(IP Address or Host Name)] |
TFTP サーバの IP アドレス(またはホスト名)を入力します。 |
(注) [Ping]をクリックすると、TFTP サーバの IP アドレス(またはホスト名)を確認できます。
c. クラスタ内の残りすべての TFTP サーバについて、ステップ 21a. とステップ 21b. を繰り返します。
ステップ 22 Cisco Unity Connection の管理で、 [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、 [ポート(Port)] をクリックします。
ステップ 23 [ポートの検索(Search Ports)]ページで、この電話システム連動に対して作成した最初のボイス メッセージ ポートの表示名をクリックします。
(注) デフォルトでは、ボイス メッセージ ポートの表示名は、ポート グループの表示名の後に増分番号が付加されたものになります。
ステップ 24 [ポートの基本設定(Port Basics)]ページで、必要に応じて、ボイス メッセージ ポートの設定を入力します。次の表のフィールドは、変更可能なものを示しています。
表3-17 ボイス メッセージ ポートの設定
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[有効にする(Enabled)] |
このチェックボックスをオンにすると、ポートが有効になります。通常の操作ではポートを有効にします。 このチェックボックスをオフにすると、ポートが無効になります。ポートが無効になると、そのポートに対する通話は、呼び出し音を受けますが、応答されることはありません。一般的には、インストール担当者がテスト中に限りポートを無効にします。 |
[内線番号(Extension)] |
電話システムで割り当てられているように、ポートに対する内線番号を入力します。 |
[コールに応答する(Answer Calls)] |
通話に応答するようにポートを指定するには、このチェックボックスをオンにします。これらの通話は、身元不明発信者またはユーザからの着信です。 |
[メッセージ通知を実行する(Perform Message Notification)] |
ポートをユーザに対するメッセージ通知用に指定するには、このチェックボックスをオンにします。[メッセージ通知を実行する(Perform Message Notification)]には、最も使用率の低いポートを割り当てます。 |
[MWI 要求を送信する(Send MWI Requests)] |
ポートを MWI のオン/オフ用に指定するには、このチェックボックスをオンにします。[MWI 要求を送信する(Send MWI Requests)]には、最も使用率の低いポートを割り当てます。 |
[TRAP 接続を許可する(Allow TRAP Connections)] |
このチェックボックスをオンにすると、ユーザは Cisco Unity Connection の Web アプリケーションで電話から録音または再生用のポートを使用することができます。[TRAP 接続を許可する(Allow TRAP Connections)]には、最も使用率の低いポートを割り当てます。 |
[発信ハント順(Outgoing Hunt Order)] |
Cisco Unity Connection が発信時に使用するポート([メッセージ通知を実行する(Perform Message Notification)]、[MWI 要求を送信する(Send MWI Requests)]、および[TRAP 接続を許可する(Allow TRAP Connections)]の各チェックボックスをオンにした場合など)の優先順位を入力します。値の最も大きいポートが最初に使用されます。ただし、複数のポートが同じ[発信ハント順(Outgoing Hunt Order)]値になっている場合、Cisco Unity Connection は最も長時間アイドル状態になっているポートを使用します。 |
[セキュリティ モード(Security Mode)] |
該当するセキュリティ モードをクリックします。 • [非セキュア(Non-secure)] :コールシグナリング メッセージがクリア(暗号化されていない)テキストとして送信され、認証された TLS ポートではなく非認証ポートを使用して Cisco Unified CallManager に接続されるため、コールシグナリング メッセージの完全性とプライバシーは保証されません。また、メディア ストリームも暗号化されません。 • [認証(Authenticated)] :コールシグナリング メッセージは認証された TLS ポートを使用して Cisco Unified CallManager に接続されるため、完全性が保証されます。ただし、クリア(暗号化されていない)テキストで送信されるため、コールシグナリング メッセージのプライバシーは保証されません。また、メディア ストリームも暗号化されません。 • [暗号化(Encrypted)] :コールシグナリング メッセージは認証された TLS ポートを使用して Cisco Unified CallManager に接続され、暗号化されるため、このポートでの完全性とプライバシーが保証されます。また、メディア ストリームも暗号化されます。 |
ステップ 25 [保存(Save)] をクリックします。
ステップ 26 [次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 27 電話システムの残りすべてのボイス メッセージ ポートについて、ステップ 24 ~ステップ 26 を繰り返します。
ステップ 28 別の電話システム連動が存在する場合は、Cisco Unity Connection の管理で、 [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、 [トランク(Trunk)] をクリックします。これに該当しない場合は、ステップ 32 に進みます。
ステップ 29 [電話システムのトランクの検索(Search Phone System Trunks)]ページで、[電話システムのトランク(Phone System Trunk)]メニューの [電話システム トランクの新規作成(New Phone System Trunk)] をクリックします。
ステップ 30 [電話システム トランクの新規作成(New Phone System Trunk)]ページで、次に示す電話システム トランクの設定を入力して [保存(Save)] をクリックします。
表3-18 電話システム トランクの設定
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[発信側電話システム(From Phone System)] |
トランクの作成対象となる電話システムの表示名をクリックします。 |
[受信側電話システム(To Phone System)] |
トランクの接続先となる既存の電話システムの表示名をクリックします。 |
[トランク アクセス コード(Trunk Access Code)] |
Cisco Unity Connection が既存の電話システムの内線番号にゲートウェイ経由で通話を転送するときにダイヤルする追加ダイヤル番号を入力します。 |
ステップ 31 作成する残りすべての電話システム トランクについて、ステップ 29 とステップ 30 を繰り返します。
ステップ 32 Connection Conversation Manager サービスを再起動するように求められたら、次の手順を実行します。求められなければ、ステップ 33 に進みます。
a. [ナビゲーション(Navigation)]ドロップダウン リストで、 [Cisco Unity Connection Serviceability] をクリックし、 [移動(Go)] をクリックします。
b. [Cisco Unity Connection Serviceability]ページで、[Tools]メニューの [Control Center - Feature Services] をクリックします。
c. [Control Center - Feature Services]ページの[Server]ドロップダウン リストで、Cisco Unity Connection サーバの名前をクリックし、 [Go] をクリックします。
d. [Cisco Unity Connection Services]で、 [Connection Conversation Manager] をクリックします。
e. ページ上部の [Restart] をクリックします。
f. サービスを再起動するかどうか確認を求められたら、 [Yes] をクリックします。
g. [Navigation]ドロップダウン リストで、 [Cisco Unity Connection Administration] をクリックし、 [Go] をクリックします。
h. Cisco Unity Connection の管理で、 [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、 [電話システム(Phone System)] をクリックします。
ステップ 33 [関連リンク(Related Links)]ドロップダウン リストで、 [テレフォニーの設定の確認(Check Telephony Configuration)] をクリックし、 [移動(Go)] をクリックして電話システム連動の設定を確認します。
テストが正常に終了しなかった場合は、トラブルシューティングの手順を示したメッセージが[タスクの実行結果(Task Execution Results)]に 1 つ以上表示されます。問題を解決した後に、もう一度接続をテストしてください。
ステップ 34 [タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウで、 [閉じる(Close)] をクリックします。
ステップ 35 Cisco Unified CallManager 認証および暗号化を設定しない場合は、Cisco Unity Connection の管理からログオフし、この章の残りの手順をスキップして、 「連動のテスト」 の章に進みます。
Cisco Unified CallManager 認証および暗号化を設定する場合は、次の「Cisco Unity Connection に対する Cisco Unified CallManager 認証および暗号化の設定」の項に進みます。
Cisco Unity Connection に対する Cisco Unified CallManager 認証および暗号化の設定
Cisco Unified CallManager 認証および暗号化を設定しない場合は、 「連動のテスト」 の章に進みます。
Cisco Unified CallManager 認証および暗号化を設定する場合は、次の手順を実行します。
Cisco Unified CallManager と Cisco Unity Connection の認証および暗号化の詳細については、付録 「Cisco Unity Connection ボイス メッセージ ポートの Cisco Unified Communications Manager 認証および暗号化」 を参照してください。
注意 Cisco Unified CallManager 認証をただちに動作させるには、Cisco Unity Connection システム クロックを Cisco Unified CallManager システム クロックと同期化する必要があります。同期化されていない場合、Cisco Unified CallManager は、Cisco Unified CallManager システム クロックが Cisco Unity Connection デバイス証明書のタイムスタンプを経過するまで、Cisco Unity Connection ボイス メッセージ ポートを拒否します。
Cisco Unity Connection ボイス メッセージ ポートの Cisco Unified CallManager 認証および暗号化を有効にする
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理がまだ起動していない場合は、Cisco Unity Connection の管理にログオンします。
ステップ 2 Cisco Unity Connection の管理で、 [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、 [ポート(Port)] をクリックします。
ステップ 3 [ポートの検索(Search Ports)]ページで、Cisco Unified CallManager 電話システム連動に対する最初のボイス メッセージ ポートの表示名をクリックします。
(注) デフォルトでは、ボイス メッセージ ポートの表示名は、ポート グループの表示名の後に増分番号が付加されたものになります。
ステップ 4 [ポートの基本設定(Port Basics)]ページで、[セキュリティ モード(Security Mode)]フィールドが適切に設定されていることを確認します。
注意 Cisco Unity Connection ボイス メッセージ ポートに関する[セキュリティ モード(Security Mode)]設定は、Cisco Unified CallManager ポートに関するセキュリティ モード設定と一致している必要があります。一致していない場合、Cisco Unified CallManager 認証および暗号化は失敗します。
表3-19 [セキュリティ モード(Security Mode)]の設定
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[非セキュア(Non-secure)] |
コールシグナリング メッセージがクリア(暗号化されていない)テキストとして送信され、認証された TLS ポートではなく非認証ポートを使用して Cisco Unified CallManager に接続されるため、コールシグナリング メッセージの完全性とプライバシーは保証されません。 また、メディア ストリームも暗号化されません。 |
[認証(Authenticated)] |
コールシグナリング メッセージは認証された TLS ポートを使用して Cisco Unified CallManager に接続されるため、完全性が保証されます。ただし、クリア(暗号化されていない)テキストで送信されるため、コールシグナリング メッセージのプライバシーは保証されません。 また、メディア ストリームも暗号化されません。 |
[暗号化(Encrypted)] |
コールシグナリング メッセージは認証された TLS ポートを使用して Cisco Unified CallManager に接続され、暗号化されるため、完全性とプライバシーが保証されます。 また、メディア ストリームも暗号化できます。 |
ステップ 5 設定を変更したら、 [保存(Save)] をクリックし、 [次へ(Next)] をクリックします。
ステップ 6 Cisco Unified CallManager 電話システム連動用の残りすべてのボイス メッセージ ポートについて、ステップ 4 とステップ 5 を繰り返します。
ステップ 7 Connection Conversation Manager サービスを再起動するように求められたら、次の手順を実行します。求められなければ、ステップ 8 に進みます。
a. [ナビゲーション(Navigation)]ドロップダウン リストで、 [Cisco Unity Connection Serviceability] をクリックし、 [移動(Go)] をクリックします。
b. [Cisco Unity Connection Serviceability]ページで、[Tools]メニューの [Control Center - Feature Services] をクリックします。
c. [Control Center - Feature Services]ページの[Server]ドロップダウン リストで、Cisco Unity Connection サーバの名前をクリックし、 [Go] をクリックします。
d. [Cisco Unity Connection Services]で、 [Connection Conversation Manager] をクリックします。
e. ページ上部の [Restart] をクリックします。
f. サービスを再起動するかどうか確認を求められたら、 [Yes] をクリックします。
Cisco Unity Connection により、ボイス メッセージ ポート デバイス証明書と Cisco Unity Connection ルート証明書が生成されます。
g. [Navigation]ドロップダウン リストで、 [Cisco Unity Connection Administration] をクリックし、 [Go] をクリックします。
ステップ 8 Cisco Unity Connection の管理で、 [テレフォニー統合(Telephony Integrations)] を展開し、 [電話システム(Phone System)] をクリックします。
ステップ 9 [電話システムの検索(Search Phone Systems)]ページで、Cisco Unity Connection ボイス メッセージ ポートの認証および暗号化を有効にする Cisco Unified CallManager 電話システムの名前をクリックします。
ステップ 10 [電話システムの基本設定(Phone System Basics)]ページで、[編集(Edit)]メニューの [ルート証明書(Root Certificate)] をクリックします。
ステップ 11 [ルート証明書の表示(View Root Certificate)]ページで、 [証明書の保存(Save the Certificate)] リンクを右クリックし、 [対象をファイルに保存] をクリックします。
ステップ 12 [名前を付けて保存]ダイアログボックスで、Cisco Unity Connection ルート証明書をファイルとして保存する場所を参照します。
ステップ 13 [ファイル名]フィールドで、拡張子が .htm ではなく .0 になっていることを確認し、 [保存] をクリックします。
注意 証明書をファイルとして保存する場合は、拡張子を .htm ではなく .0 にする必要があります。これ以外の拡張子にした場合、Cisco Unified CallManager は証明書を認識しません。
Cisco Unity Connection が Cisco Unified CallManager 4.x サーバおよび Cisco Unified CallManager 5.x 以降のサーバの両方と連動する場合は、.pem ファイルを Cisco Unified CallManager 5.x 以降のサーバにコピーし、.0 ファイルを Cisco Unified CallManager 4.x サーバにコピーする必要があります。コピーされていない場合、認証および暗号化は正常に機能しません。
ステップ 14 [ダウンロードの完了]ダイアログボックスで、 [閉じる] をクリックします。
ステップ 15 Cisco Unity Connection ルート証明書をこの Cisco Unified CallManager 電話システム連動に含まれているすべての Cisco Unified CallManager サーバにコピーするために、次の手順を実行します。
• 推奨:フロッピーディスクを使用。ステップ 16 に進みます。
• セキュア ネットワークの場合:ネットワーク共有を使用。ステップ 17 に移動します。
注意 Cisco Unified CallManager 認証をただちに動作させるには、Cisco Unity Connection システム クロックを Cisco Unified CallManager システム クロックと同期化する必要があります。同期化されていない場合、Cisco Unified CallManager は、Cisco Unified CallManager システム クロックが Cisco Unity Connection デバイス証明書のタイムスタンプを経過するまで、Cisco Unity Connection ボイス メッセージ ポートの登録を拒否します。
ステップ 16 フロッピーディスクを使用して Cisco Unity Connection ルート証明書をコピーする場合は、次の手順を実行します。
a. Cisco Unity Connection ルート証明書をファイルとして保存したコンピュータのフロッピー ドライブに、空のフロッピーディスクを挿入します。
b. ステップ 13 で Cisco Unity Connection ルート証明書をファイルとして保存した場所を参照します。
c. Cisco Unity Connection ルート証明書ファイルをフロッピーディスクにコピーします。
d. フロッピーディスクをコンピュータから取り出します。
e. そのフロッピーディスクを Cisco Unified CallManager サーバのフロッピー ドライブに挿入します。
f. フロッピーディスク上の Cisco Unity Connection ルート証明書ファイルを、Cisco Unified CallManager サーバの C:\Program Files\Cisco\Certificates ディレクトリにコピーします。
g. Cisco Unified CallManager サーバの Cisco CallManager サービスを再起動します。
h. クラスタ内の残りすべての Cisco Unified CallManager サーバについて、ステップ 16e. ~ステップ 16g. を繰り返します。
i. 安全のため、フロッピーディスク上の Cisco Unity Connection ルート証明書ファイルを削除します。
j. Cisco Unity Connection の管理の[関連リンク(Related Links)]ドロップダウン リストで、 [テレフォニーの設定の確認(Check Telephony Configuration)] をクリックし、 [移動(Go)] をクリックして Cisco Unified CallManager サーバへの接続を確認します。
テストが正常に終了しなかった場合は、トラブルシューティングの手順を示したメッセージが[タスクの実行結果(Task Execution Results)]リストに 1 つ以上表示されます。問題を解決した後に、もう一度接続をテストしてください。
k. [タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウで、 [閉じる(Close)] をクリックします。
ステップ 17 ネットワーク共有を使用して Cisco Unity Connection ルート証明書をコピーする場合は、次の手順を実行します。
a. ステップ 13 で Cisco Unity Connection ルート証明書をファイルとして保存した場所を参照します。
b. Cisco Unity Connection ルート証明書ファイルを選択し、 Ctrl+C キーを押します。
c. Cisco Unified CallManager サーバへのネットワーク共有を開き、ログオンします。
d. Cisco Unified CallManager サーバの C:\Program Files\Cisco\Certificates ディレクトリを参照します。
e. Ctrl+V キーを押して、Cisco Unity Connection ルート証明書ファイルを貼り付けます。
f. Cisco Unified CallManager サーバの Cisco CallManager サービスを再起動します。
g. クラスタ内の残りすべての Cisco Unified CallManager サーバについて、ステップ 17c. ~ステップ 17f. を繰り返します。
h. 安全のため、ネットワーク共有を切断します。
i. Cisco Unity Connection の管理の[関連リンク(Related Links)]ドロップダウン リストで、 [テレフォニーの設定の確認(Check Telephony Configuration)] をクリックし、 [移動(Go)] をクリックして Cisco Unified CallManager サーバへの接続を確認します。
テストが正常に終了しなかった場合は、トラブルシューティングの手順を示したメッセージが[タスクの実行結果(Task Execution Results)]リストに 1 つ以上表示されます。問題を解決した後に、もう一度接続をテストしてください。
j. [タスクの実行結果(Task Execution Results)]ウィンドウで、 [閉じる(Close)] をクリックします。
ステップ 18 Connection Conversation Manager サービスを再起動するように求められたら、次の手順を実行します。求められなければ、ステップ 19 に進みます。
a. [ナビゲーション(Navigation)]ドロップダウン リストで、 [Cisco Unity Connection Serviceability] をクリックし、 [移動(Go)] をクリックします。
b. [Cisco Unity Connection Serviceability]ページで、[Tools]メニューの[ Control Center - Feature Services] をクリックします。
c. [Control Center - Feature Services]ページの[Server]ドロップダウン リストで、Cisco Unity Connection サーバの名前をクリックし、 [Go] をクリックします。
d. [Cisco Unity Connection Services]で、 [Connection Conversation Manager] をクリックします。
e. ページ上部の [Restart] をクリックします。
f. サービスを再起動するかどうか確認を求められたら、 [Yes] をクリックします。
ステップ 19 Cisco Unity Connection の管理からログオフします。