この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
–「最初のノード(Connection パブリッシャ サーバ)または Connection クラスタのない Connection サーバに DVD からソフトウェアをインストールする」
–「後続のノード(Connection サブスクライバ サーバ)に DVD からソフトウェアをインストールする」
–「最初のノード(Connection パブリッシャ サーバ)または Connection クラスタのない Connection サーバのインストール中にパッチを適用する」
–「後続のサーバ(Connection サブスクライバ サーバ)のインストール中にパッチを適用する」
–「このインストールでシスコがサポートしているのは、どのようなサーバですか」
• 「ブラウザ要件」
• 「メモリのアップグレードまたはハード ディスクの交換(特定のサーバのみ)」
• 「Cisco Unified Communications Answer File Generator の使用方法」
• 「新しいオペレーティング システムとアプリケーションのインストール」
このマニュアルを使用して、次の各種インストール シナリオを実行できます。
• 最初のノードに DVD からソフトウェアをインストールする
• 後続のノードに DVD からソフトウェアをインストールする
次の項では、これらの各インストール シナリオで実行する必要があるハイレベル タスクの概要について説明します。各ハイレベル タスクには、このマニュアルの別の項へのリンクも含まれ、タスクに関する詳細情報を参照することができます。
クラスタ内の最初のノード(Connection パブリッシャ サーバ)または Connection クラスタのない Connection サーバに、DVD に入っているソフトウェアをインストールするには、 表2-1 の手順を実行します。
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インストール前作業の一覧は、表2-5 を参照してください。 |
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「インストールの開始」を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」を参照してください。 |
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[First Node Configuration]ウィンドウが表示されたら、 [Yes] を選択して、新しいサーバを最初のノードとして設定します。 |
「基本インストールの実行」のステップ 10 を参照してください。 |
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「最初のノードの設定」を参照してください。 |
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インストール後作業の一覧は、表2-10 を参照してください。 |
Connection サブスクライバ サーバに、 DVD に入っているソフトウェアをインストールするには、 表2-2 の手順を実行します。
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インストール前作業の一覧は、 表2-5 を参照してください。 |
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「インストールの開始」を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」を参照してください。 |
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[First Node Configuration]ウィンドウが表示されたら、 [No] を選択して、新しいサーバを後続のノードとして設定します。 |
「基本インストールの実行」のステップ 10 を参照してください。 |
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「後続のノードの設定」を参照してください。 |
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インストール後作業の一覧は、 表2-10 を参照してください。 |
インストール中にパッチをダウンロードして適用し、最新のリリースにアップグレードできます。最初のノード(Connection パブリッシャ サーバ)または Connection クラスタのない Connection サーバのインストール中にパッチを適用するには、 表2-3 の手順を実行します。
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インストール前作業の一覧は、 表2-5 を参照してください。 |
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「インストールの開始」を参照してください。 |
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「パッチの適用」を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」を参照してください。 |
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[First Node Configuration]ウィンドウが表示されたら、 [Yes] を選択して、新しいサーバを最初のノードとして設定します。 |
「基本インストールの実行」のステップ 10 を参照してください。 |
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「最初のノードの設定」を参照してください。 |
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インストール後作業の一覧は、 表2-10 を参照してください。 |
インストール中にパッチをダウンロードして適用し、最新のリリースにアップグレードできます。Connection サブスクライバ サーバのインストール中にパッチを適用するには、 表2-4 の手順を実行します。
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インストール前作業の一覧は、 表2-5 を参照してください。 |
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「インストールの開始」を参照してください。 |
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「パッチの適用」を参照してください。 |
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「基本インストールの実行」を参照してください。 |
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[First Node Configuration]ウィンドウが表示されたら、 [No] を選択して、新しいサーバを後続のノードとして設定します。 |
「基本インストールの実行」のステップ 10 を参照してください。 |
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「後続のノードの設定」を参照してください。 |
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インストール後作業の一覧は、 表2-10 を参照してください。 |
表2-5 に、Cisco Unity Connection のインストールを確実に成功させるために実行する必要があるインストール前作業の一覧を示します。
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メーカーが提供するユーティリティを実行して、すべての新しいサーバ ハードウェア(ハード ドライブやメモリなど)の完全性を確認します。 |
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サーバ モデルの容量については、 |
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システム時刻を NTP サーバから取得する場合、後続のノードをインストールする前に、最初のノードが NTP サーバと同期できることを確認してください。 最初のノードの NTP ステータスを確認するには、最初のノードのコマンドライン インターフェイスにログインし、次のコマンドを入力します。 |
詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。 |
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ファイアウォールがルーティング パスにない場合は、可能であれば、ノード間のファイアウォールを無効にします。また、インストールが完了するまで、ファイアウォールのタイムアウト設定値を大きくします。 |
ノード間のネットワーク トラフィックの送受信の一時的な許可(これらのノードのファイアウォール ルールを |
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Cisco Unity Connection ノード間でネットワーク アドレス変換(NAT)またはポート アドレス変換(PAT)を実行しないでください。 |
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新しいサーバに接続するスイッチ ポートのネットワーク インターフェイス カード(NIC)速度と二重設定を記録します。 サーバとスイッチ ポートで同一の NIC 設定値を設定する必要があります。GigE(1000/FULL)の場合、NIC とスイッチ ポートの設定値を Auto/Auto に設定する必要があります。ハード値を設定しないでください。 |
ネットワーク耐障害性を使用している場合、交換時にネットワーク耐障害性設定は失われます。アップグレード後に、各サーバでネットワーク耐障害性を設定する必要があります。 シスコのサーバに接続するすべてのスイッチ ポートで PortFast を有効にします。Portfast が有効になっていると、転送の遅延(スパニングツリー プロトコル(STP)のラーニング状態およびリスニング状態から転送状態に変わるまでにポートが待機する時間)をなくすことによって、スイッチはポートを即座にブロック状態から転送状態にします。 |
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DNS を使用する場合、Cisco Unity Connection のインストールを計画しているすべてのサーバが DNS に正しく登録されていることを確認します。 |
詳細については、「DNS 登録の確認」を参照してください。 |
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設定を記録するには、 表2-8 を参照してください。 |
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最初のノードの Cisco Unified Communications Manager の管理から、 [システム(System)]>[サーバ(Server)] の順に選択して、後続のノードの IP アドレスを設定します。詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。 |
インストールを開始する前に、次の要件および推奨事項を考慮してください。
• 既存のサーバにインストールすると、ハード ドライブがフォーマットされ、そのドライブの既存データがすべて上書きされます。
• 各 Cisco Unity Connection ノードを必ず無停電電源装置(UPS)に接続して、バックアップ電源を提供し、システムを保護します。UPS に接続していないと、物理メディアが損傷を受け、新規インストールが必要になる可能性があります。
• Connection クラスタをインストールする場合、まず最初のノード(パブリッシャ サーバ)に Cisco Unity Connection ソフトウェアをインストールしてから、後続のノード(サブスクライバ サーバ)にインストールします。
• Connection クラスタをインストールする場合、インストール中にサブスクライバ サーバがパブリッシャ サーバに接続できることを確認してください。
• 最初のノードでセキュリティ パスワードを入力するとき、必ず書き留めて保存してください。クラスタ内でインストールする後続の各ノードに、同一のパスワードを入力する必要があります。中断による影響を避けるため、オフピーク時またはメンテナンス時にソフトウェアをインストールします。
• クラスタ内のパブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバは、同一リリースの Cisco Unity Connection を実行する必要があります。クラスタ ソフトウェアのアップグレード中だけは例外で、一時的な不一致が許容されます。
• スタティック IP アドレッシングを使用してサーバを設定することで、サーバに確実に固定 IP アドレスが割り当てられるようにします。
• インストールが完了するまでは、シスコで検証済みのどのアプリケーションもインストールしないでください。
• インストール プログラム実行中に入力するディレクトリ名およびファイル名は、大文字と小文字を区別することに注意してください。
• 160 GB SATA ディスク ドライブを持つサーバ モデル 7825 I3 でのディスク ミラーリングには、約 3 時間かかります。
• 250 GB SATA ディスク ドライブを持つサーバ モデル 7828 I3 でのディスク ミラーリングには、約 4 時間かかります。
この項では、頻繁に寄せられる質問とそれに対する回答を紹介します。インストールを開始する前に、この項の内容を十分に確認してください。
インストール前およびインストール後の作業を除く、インストール プロセス全体には、サーバ タイプによって 45 ~ 90 分かかります。
(注) システムはパスワードの強度をチェックします。強力なパスワードの作成に関するガイドラインについては、「強力なパスワードとはどのようなものですか」を参照してください。
インストールでは、次のユーザ名とパスワードの指定が必要です。
管理者アカウントのユーザ名とパスワードは、次の領域にログインするために使用します。
• Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理
管理者アカウントのユーザ名とパスワードを指定するには、次のガイドラインに従います。
• 管理者アカウントのユーザ名:管理者アカウントのユーザ名は、英文字で始まる必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
• 管理者アカウントのパスワード:管理者アカウントのパスワードは、6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
コマンドライン インターフェイスを使用すると、管理者アカウントのパスワードを変更したり、新しい管理者アカウントを追加したりできます。詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
アプリケーション ユーザ名とパスワードは、システムにインストールされたアプリケーションにアクセスするために使用します。たとえば、次の領域へのアクセスに使用します。
• Cisco Unified Serviceability
アプリケーション ユーザ名とパスワードを指定するには、次のガイドラインに従います。
• アプリケーション ユーザ名:アプリケーション ユーザ名は、英文字で始まる必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
• アプリケーション ユーザのパスワード:アプリケーション ユーザのパスワードは、6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。
コマンドライン インターフェイスを使用すると、アプリケーション ユーザ名とパスワードを変更できます。詳細については、『 Cisco Unified Communications Operating System アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
クラスタが設定されている場合、このパスワードによって、Connection がパブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバ間の通信を認証します。このパスワードは、パブリッシャ サーバとサブスクライバ サーバで必ず同一である必要があります。
インストール ウィザードは、強力なパスワードが入力されたかどうかを確認します。強力なパスワードを作成するには、次の推奨事項に従います。
• 長いパスワードは短いパスワードに比べて強力であり、安全である。
• 数字と組み合せる場合でも、固有名詞や辞書にある単語などのわかりやすい単語を使用しない。
サポート対象のサーバについては、
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html の『 Cisco Unity Connection Supported Platforms List 』を参照してください。
ソフトウェアのインストールおよびアップグレードはすべて、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理を使用して行う必要があります。アップロードおよび処理できるのは、シスコシステムズが承認したソフトウェアだけです。承認されていないサードパーティ製または Windows ベースのソフトウェア アプリケーションは、インストールや使用ができません。
Cisco Unified Serviceability、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理、および Disaster Recovery System には、次のブラウザでアクセスできます。
• Microsoft Internet Explorer バージョン 6.x またはバージョン 7.x
• Netscape Navigator バージョン 7.1 以降
Cisco Unity Connection の管理および Cisco Unity Connection Serviceability にアクセスするための最新のブラウザ要件については、
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/requirements/7xcucsysreqs.html から入手可能な、『 Cisco Unity Connection システム要件 』の 「ソフトウェア要件:管理者ワークステーション」 の項を参照してください。
(注) メモリのアップグレードまたはハードディスクの交換を必要としないサーバを使用する場合、この項は省略してください。
既存の Cisco Unity Connection システムをバージョン 7.x にアップグレードし、ユーザ データとボイス メッセージを保持する場合は、
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/7x/upgrade/guide/7xcucrugx.html の『 Cisco Unity Connection リコンフィギュレーション アップグレード ガイド Release 7.x 』の該当する章を参照してください。
Cisco Unity Connection との使用が認定されているサーバの中には、次のことが必要なものがあります。
• あらゆる設定で Connection 7.x を実行するためのメモリ アップグレード。
• 音声認識とデジタル ネットワーキングの両方が設定されている場合、指定された数の Connection ユーザをサポートするためのメモリ アップグレード。
• Connection クラスタをサポートするためのハードディスクの交換。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html の『 Cisco Unity Connection Supported Platforms List 』の該当するサーバの表を参照してください。
警告 オン/オフ スイッチのあるシステムで作業を始める場合は、はじめに電源スイッチをオフにし、電源コードのプラグを抜いてください。ステートメント 1
警告 シャーシを開ける前に、TNV(Telephone Network Voltage; 電話網電圧)に接触しないように電話網ケーブルの接続を切ります。ステートメント 2
警告 この装置の設置およびメンテナンス作業は、AS/NZS 3260 の 1.2.14.3 条に定義されているサービス要員が行う必要があります。ステートメント 88
警告 この手順を行う際には、ESD によるカードの損傷を防ぐため、静電気防止用リスト ストラップを着用してください。電気ショックを防ぐために、装置の背面を直接手や金属で触らないようにします。ステートメント 94
警告 保護カバーは製品に不可欠な部品です。保護カバーを取り付けずに装置を動作させないでください。保護カバーを取り付けずに装置を動作させると、安全認可が無効になり、火災や感電のリスクが生じます。ステートメント 117
警告 雷が発生しているときは、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001
警告 必ず設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004
警告 この装置をラックに設置したり保守作業を行ったりするときは、人身事故を防ぐため、システムが安定しているかどうかを十分に確認する必要があります。次の注意事項に従ってください。
• ラックにこの装置を単独で設置する場合は、ラックの一番下に設置します。
• ラックに別の装置がすでに設置されている場合は、最も重量のある装置を一番下にして、重い順に下から上へ設置します。
• ラックに安定器具が付属している場合は、その安定器具を取り付けてから、装置をラックに設置するか、またはラック内の装置の保守作業を行ってください。ステートメント 1006
警告 不適切なバッテリに交換すると、爆発の危険性があります。製造元が推奨するものと同じまたは同等のバッテリだけを使用してください。使用済みバッテリは、製造元が指示する方法に従って処分してください。ステートメント 1015
警告 この装置は立ち入り制限区域内に設置することが前提になっています。立ち入り制限区域とは、鍵、錠、またはその他の保全手段を使用しないと立ち入ることができない区域です。ステートメント 1017
警告 感電事故を防ぐため、Safety Extra-low Voltage(SELV)回路を Telephone-Network Voltage(TNV; 電話網電圧)回路に接続しないでください。LAN ポートには SELV 回路、WAN ポートには TNV 回路が使用されています。LAN ポートおよび WAN ポートによっては、どちらも RJ-45 コネクタが使用されている場合があります。ケーブルを接続するときは注意してください。ステートメント 1021
警告 火災の危険性を抑えるため、No. 26 AWG 以上の通信回線コードだけを使用してください。ステートメント 1023
警告 この装置はアース接続する必要があります。アース導体を破損しないよう注意し、アース導体を正しく取り付けないまま装置を稼働させないでください。アース接続が適正であるかどうかわからない場合には、電気検査機関または電気技術者に相談してください。ステートメント 1024
警告 ブランクの前面プレートおよびカバー パネルは、3 つの重要な役割を果たします。シャーシ内部の危険な電圧および電流に接触しないように防御の役割を果たします。他の機器に悪影響を与える EMI(電磁干渉)を外に出しません。さらに、シャーシ全体に冷却用の空気を流します。カード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーがすべて取り付けられてから、システムを稼働させてください。ステートメント 1029
警告 この装置の設置、交換、保守は、訓練を受けた相応の資格のある人が行ってください。ステートメント 1030
警告 この製品を廃棄処分する際は、各国の法律および規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040
(これらの安全警告の翻訳は、
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/regulatory/compliance/ucwarns.html にある『 Regulatory Compliance and Safety Information for Cisco Unity Connection 』を参照してください。)
メモリをアップグレードまたはハード ディスクを交換するには(特定のサーバのみ)
ステップ 2 メモリをアップグレードしない場合は、ステップ 3 に進みます。
『 Cisco Unity Connection Supported Platforms List 』に記載されているサーバ モデルに従って、適切なスロットまたは位置にメモリ モジュールを取り付けます。
ステップ 3 ハード ディスクを交換しない場合は、ステップ 4 に進みます。
a. どのハード ディスクがどのハードディスク スロットにあるかなど、サーバ内のハード ディスクの現在の位置を書き留めます。交換が失敗し、現在の設定に戻す場合は、既存のハード ディスクを現在の位置に戻す必要があります。
c. 古いハード ディスクをドライブ トレイから取り外します。
d. 新しいハード ディスクをドライブ トレイに挿入します。
e. 手順 a. で書き留めた位置にドライブ トレイを再度取り付けます。
ソフトウェアのインストールと同時に、システム インストーラは、新しいオペレーティング システムおよび Cisco Unity Connection 用に、システムの BIOS および RAID の設定値を設定します。インストール中に設定される BIOS 設定値については 表2-6 を、RAID 設定値については 表2-7 を参照してください。
(注) インストール中にハードウェア設定プロセスが失敗した場合は、IBM サーバと HP サーバの両方にあるブート時ユーティリティを使用して、表2-6 および表2-7 に示す RAID と BIOS の設定値を手動で設定できます。
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(注) HP 7825H1 および IBM 7825I1 では、SATA RAID が有効、RAID タイプが 1(1+0)、論理ドライブが 1 です。 |
DNS を使用する場合は、次の手順で、追加するすべてのサーバが DNS に正しく登録されていることを確認します。
ステップ 2 ping DNS_name と入力して、DNS 名で各サーバに ping を実行します。
ステップ 3 nslookup IP_address と入力して、IP アドレスで各サーバをルックアップします。
表2-8 を使用して、サーバに関する情報を記録します。Connection クラスタのない Connection サーバ、またはクラスタ内にインストールする各 Connection サーバに関して、この情報を収集します。すべての情報を取得する必要はありません。ご使用のシステムおよびネットワークの設定に関連のある情報だけを収集します。この表をコピーして、個々の表に各サーバの入力値を記録する必要があります。
(注) 一部のフィールドは省略可能で、設定に適用されないことがあります。たとえば、インストール中に SMTP ホストを設定しない場合、パラメータは表示され続けますが、値を入力する必要はありません。
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このフィールドには、CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する管理者アカウントのユーザ ID を指定します。この ID は、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理およびDisaster Recovery System にログインするために使用されます。 |
(注) インストール後に、管理者アカウントを追加作成できますが、元の管理者アカウントのユーザ ID を変更することはできません。 |
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このフィールドには、CLI へのセキュア シェル アクセスに使用する管理者アカウントのパスワードを指定します。このパスワードは、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理およびDisaster Recovery System にログインするために使用されます。 |
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Cisco Unity Connection の管理や Cisco Unity Connection Serviceability など、システムにインストールされているアプリケーションのデフォルトのユーザ名として、アプリケーション ユーザ名を使用します。 |
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Cisco Unity Connection の管理や Cisco Unity Connection Serviceability など、システムにインストールされているアプリケーションのデフォルトのパスワードとして、アプリケーション ユーザ パスワードを使用します。 |
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(注) 入力した値は、証明書署名要求(CSR)の生成に使用されます。 |
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DHCP を使用してサーバのネットワーク設定値を自動的に設定する場合は、 [Yes] を選択します。 |
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DNS サーバは、ホスト名を IP アドレスに、または IP アドレスをホスト名に解決します。DNS サーバがない場合は、 [No] を入力します。 DNS サーバがある場合は、 [Yes] を入力して DNS を有効にすることを推奨します。 (注) DNS が有効でない場合は、すべてのネットワーク デバイスに対して IP アドレスのみ(ホスト名ではなく)を入力してください。 |
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プライマリ DNS サーバとして指定する DNS サーバの IP アドレスを入力します。IP アドレスは、ddd.ddd.ddd.ddd のドット付き 10 進数形式で入力します。 |
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ゲートウェイがない場合でも、このフィールドに 255.255.255.255 を指定する必要があります。ゲートウェイがない場合、通信対象が同じサブネットのデバイスに制限される可能性があります。 |
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詳細については、 |
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詳細については、 |
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(注) 入力した値は、証明書署名要求(CSR)の生成に使用されます。 |
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最大伝送ユニット(MTU)は、このホストがネットワーク上で伝送する最大パケットをバイト単位で表します。 ネットワークの MTU サイズをバイト単位で入力します。ネットワークの MTU 設定値がわからない場合は、デフォルト値を使用してください。 |
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ネットワーク インターフェイス カード(NIC)の二重モードを Full または Half から選択します。 (注) このパラメータが表示されるのは、自動ネゴシエーションの使用を選択していない場合のみです。 |
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NIC の速度を1 秒あたり 10 メガビット、または 1 秒あたり 100 メガビットから選択します。 (注) このパラメータが表示されるのは、自動ネゴシエーションの使用を選択していない場合のみです。 |
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同期対象の 1 つまたは複数のネットワーク タイム プロトコル(NTP)サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 |
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(注) 入力した値は、証明書署名要求(CSR)の生成に使用されます。 |
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クラスタ内のサーバは、セキュリティ パスワードを使用して相互に通信します。 パスワードには、6 文字以上の英数字を使用する必要があります。ハイフンと下線を使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。 (注) このパスワードを保存してください。クラスタ内の各後続ノードに、同じセキュリティ パスワードを入力するように要求されます。 |
はい。次の CLI コマンドを使用して、インストール後に入力値を変更できます。 |
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電子メールの発信に使用する SMTP サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。 ホスト名には英数字、ハイフン、ピリオドを使用できますが、先頭は英数字にする必要があります。 |
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(注) 入力した値は、証明書署名要求(CSR)の生成に使用されます。 |
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このフィールドは、現地時間帯と Greenwich Mean Time(GMT; グリニッジ標準時)からのオフセットを指定します。 |
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(注) 入力した値は、証明書署名要求(CSR)の生成に使用されます。 |
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Cisco Unified Communications Answer File Generator は、Cisco Unity Connection の無人インストール用の応答ファイルを生成する Web アプリケーションです。個々の応答ファイルは、USB キーまたはフロッピー ディスクのルート ディレクトリにコピーされ、インストール プロセス中に Cisco Unity Connection の DVD とともに使用されます。
この Web アプリケーションでは、次の機能がサポートされています。
• パブリッシャ サーバとすべてのサブスクライバ サーバにおける無人インストール用応答ファイルの同時生成と保存
• この Web アプリケーションでは、フレッシュ インストールのみがサポートされ、アップグレードはサポートされません。
• DHCP クライアントがパブリッシャ サーバで使用されていて、サブスクライバ サーバの応答ファイルも生成されている場合、パブリッシャ サーバの IP アドレスを指定する必要があります。
Cisco Unified Communications Answer File Generator には、次の URL からアクセスできます。
http://www.cisco.com/web/cuc_afg/index.html
Cisco Unified Communications Answer File Generator では、Internet Explorer バージョン 6.0 以降および Mozilla バージョン 1.5 以降がサポートされています。
(注) Linux 2.4 互換の USB キーを使用する必要があります。コンフィギュレーション ファイル用に、Linux 2.4 互換としてプレフォーマットされている USB キーを使用することを推奨します。これらのキーは W95 FAT32 形式です。
インストール プロセスでは、入力したネットワーク設定でサーバがネットワークに正常に接続できるかどうかがインストール プログラムによって検証されます。接続できない場合、メッセージが表示され、次のいずれかのオプションを選択するよう要求するプロンプトが表示されます。
• [RETRY] :インストール プログラムがネットワーキングをもう一度検証しようとします。検証に再度失敗すると、エラー ダイアログボックスがもう一度表示されます。
• [REVIEW (Check Install)] :このオプションを使用すると、ネットワーク設定を確認して変更できます。エラーを検出すると、インストール プログラムはネットワーク設定ウィンドウに戻ります。
各ネットワーク ウィンドウの完了後にネットワーキングが検証されるので、メッセージが複数回表示されることがあります。
• [HALT] :インストールが一時停止します。インストール ログ ファイルを USB ディスクにコピーして、ネットワーク設定のトラブルシューティングに役立てることができます。
• [IGNORE] :インストールを続行します。ネットワーク エラーがログに記録されます。場合によっては、インストール プログラムがネットワーキングを複数回検証するので、このエラー ダイアログボックスが複数回表示されることがあります。ネットワーク エラーを無視するよう選択すると、インストールが失敗することがあります。
ここでは、オペレーティング システムと Cisco Unity Connection アプリケーションをインストールする方法について説明します。オペレーティング システムとアプリケーションは、1 つのインストール プログラムを実行することでインストールします。このマニュアルでは、インストール プログラムを使用する手順を、次の主要なトピックに分けて説明します。
• 「パッチの適用」
インストレーション ウィザード内を移動する方法については、 表2-9 を参照してください。
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(注) 新しいサーバに Cisco Unity Connection ソフトウェアがプレインストールされているときは、最新の製品リリースでサーバを再イメージ化する場合を除いて、DVD からインストールする必要はありません。直接「既存の設定情報の入力」に進みます。
ステップ 1 Answer File Generator で生成された設定情報が USB キーに格納されている場合は、ここで USB キーを差し込みます。
ステップ 2 インストール DVD をトレイに挿入し、サーバを再起動して、DVD からブートします。サーバのブート シーケンスが完了すると、[DVD Found]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 メディア チェックを実行するには [Yes] を、メディア チェックを省略するには [No] を選択します。
メディア チェックは DVD の完全性を確認します。以前に DVD がメディア チェックに合格している場合は、メディア チェックを省略することができます。
ステップ 4 [Yes] を選択してメディア チェックを実行すると、[Media Check Result]ウィンドウが表示されます。次の作業を実行します。
a. [Media Check Result]に[Pass]と表示された場合は、 [OK] を選択してインストールを続行します。
b. メディア チェックでメディアの障害が検出された場合は、別のコピーを Cisco.com からダウンロードするか、別の DVD をシスコから直接入手してください。
ステップ 5 システム インストーラによって、次のようなハードウェア チェックが実行され、システムが正しく設定されていることが確認されます。インストーラによってハードウェア設定が変更された場合、システムを再起動するよう要求するプロンプトが表示されます。リブート中、DVD はドライブに挿入したままにしておきます。
• 最初に、ドライバが正しいことが確認されます。次の警告が表示される場合があります。
• 次に、ハードウェア プラットフォームがサポート対象かどうかが確認されます。サーバが正しいハードウェア要件を満たしていない場合、インストール プロセスは致命的なエラーで失敗します。この失敗が間違いであると考えられる場合は、エラーをキャプチャして、シスコのサポートに報告してください。
• 次に、RAID 設定値と BIOS 設定値が確認されます。
(注) この手順を繰り返す場合は、[Yes]を再度選択します。
ハードウェア チェックが完了すると、[Product Deployment Selection]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 [Product Deployment Selection]ウィンドウで、インストールする製品を選択して、 [OK] を選択します。次のオプションの中から選択できます。
• Cisco Unified Communications Manager
• Cisco Unified Communications Manager Business Edition(Cisco Unified Communications Manager と Cisco Unity Connection を含む)
(注) 使用するサーバでサポートされる製品だけがリストに表示されます。
(注) 1 つまたは複数の製品が、使用するサーバでサポートされていない場合、その情報も表示されます。Cisco Unity Connection が、使用するサーバでサポートされていないと表示される場合、サーバが Connection 7.x の仕様に適合していることを確認してください。
http://www.cisco.com/en/US/products/ps6509/products_data_sheets_list.html の『Cisco Unity Connection Supported Platforms List』の「Cisco Unity Connection Supported Servers」の該当するサーバ モデルの表を参照してください(メモリのアップグレードが必要な場合は、インストールを再開する前に「メモリのアップグレードまたはハード ディスクの交換(特定のサーバのみ)」を参照してください)。
ステップ 7 サーバにソフトウェアが現在インストールされている場合、[Overwrite Hard Drive]ウィンドウが開き、ハード ドライブに存在する現在のソフトウェアのバージョンと、DVD に存在するバージョンが表示されます。インストールを続行するには [Yes] を、キャンセルするには [No] を選択します。
[Platform Installation Wizard]ウィンドウが表示されます。
• Cisco Unity Connection ソフトウェアがサーバにすでにインストールされている場合は、 [Skip] をクリックし、「既存の設定情報の入力」に進みます。
• 標準インストールを実行する場合は、 [Proceed] をクリックし、この手順を続行します。
• 無人インストールを実行する場合は、 [Skip] をクリックし、「既存の設定情報の入力」に進みます。無人インストールの場合、USB キーまたはフロッピー ディスクに既存の設定情報を格納しておきます。
• ここでソフトウェアをインストールし、後で設定する場合は、 [Skip] をクリックし、「既存の設定情報の入力」に進みます。このインストール方法は、他の方法より時間がかかります。
ステップ 9 次の手順に従って、実行するインストール タイプを選択します。
[Apply Additional Release]ウィンドウで、次のオプションのいずれかを選択します。
• インストール中にソフトウェアの最新のサービス リリースにアップグレードするには、 [Yes] を選択します。「パッチの適用」に進みます。
• 前のウィンドウに戻るには、 [Back] を選択します。
ステップ 10 [Basic Install]ウィンドウで、 [Continue] を選択して、DVD のソフトウェア バージョンをインストールするか、またはプレインストールされているソフトウェアを設定します。「基本インストールの実行」に進みます。
サーバに製品がプレインストールされている場合、または[Platform Installation Wizard]ウィンドウで [Skip] を選択した場合は、ここから開始します。
ステップ 1 システムを再起動した後、[Preexisting Installation Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Answer File Generator で作成された既存の設定情報がフロッピー ディスクか USB キーに格納されている場合は、ここでディスクまたは USB キーを挿入して、 [Continue] を選択します。インストール プロセス中に、設定情報がインストレーション ウィザードに読み取られます。
(注) システムが新しいハードウェアを検出したというポップアップ ウィンドウが表示された場合は、任意のキーを押し、次のウィンドウで[Install]を選択します。
[Platform Installation Wizard]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [Proceed] を選択して、[Platform Installation Wizard]を続行します。
ステップ 4 次の手順に従って、実行するインストール タイプを選択します。
[Apply Additional Release]ウィンドウで、次のオプションのいずれかを選択します。
• インストール中にソフトウェアの最新のサービス リリースにアップグレードするには、 [Yes] を選択します。「パッチの適用」に進みます。
• 前のウィンドウに戻るには、 [Back] を選択します。
ステップ 5 [Basic Install]ウィンドウで、 [Continue] を選択します。「基本インストールの実行」に進みます。
[Apply a Patch]ウィンドウで [Yes] を選択した場合、インストール ウィザードによって DVD に入っているソフトウェア バージョンがまずインストールされ、その後システムが再起動します。インストール中にアップグレードを行うには、Cisco.com から適切なアップグレード ファイルを入手する必要があります。
(注) フル パッチがあれば、サポート対象のあらゆる上位リリースへのアップグレードが可能です。ES または SR の場合は、同じ保守リリース内の最新サービス リリースへのアップグレードのみ可能です。
インストール プロセス中に、ローカル ディスク(DVD)、あるいはリモート FTP サーバまたは SFTP サーバにあるアップグレード ファイルにアクセスできます。
ステップ 1 [Install Upgrade Retrieval Mechanism Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 アップグレード ファイルの取得に使用するアップグレード取得メカニズムを選択します。
• SFTP :セキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)を使用して、リモート サーバからアップグレード ファイルを取得します。「リモート サーバからのアップグレード」に進みます。
• FTP :ファイル転送プロトコル(FTP)を使用して、リモート サーバからアップグレード ファイルを取得します。「リモート サーバからのアップグレード」に進みます。
• LOCAL :ローカル DVD からアップグレード ファイルを取得します。「ローカル ディスクからのアップグレード」に進みます。
ローカル ディスクからアップグレードするには、適切なパッチ ファイルを Cisco.com からダウンロードし、それを使用してアップグレード DVD を作成する必要があります。アップグレード ファイルから、DVD 上に ISO イメージを作成する必要があります。ISO ファイルを DVD にコピーしただけでは機能しません。
ステップ 1 [Local Patch Configuration]ウィンドウが表示されたら、必要に応じてパッチ ディレクトリとパッチ名を入力し、 [OK] を選択します。
[Install Upgrade Patch Selection Validation]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 このウィンドウには、DVD にある、使用可能なパッチ ファイルが表示されます。このパッチでシステムを更新するには、 [Continue] を選択します。
ステップ 3 インストールするアップグレード パッチを選択します。パッチがインストールされ、システムが再起動して、アップグレードされたソフトウェア バージョンが動作します。
システムの再起動後に、[Preexisting Configuration Information]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 インストールを続行するには、 [Proceed] を選択します。
[Platform Installation Wizard]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 インストールを続行するには [Proceed] を、停止するには [Cancel] を選択します。
[Proceed] を選択した場合は、[Apply Patch]ウィンドウが表示されます。ステップ 6 に進みます。
[Cancel] を選択した場合は、システムが停止し、サーバの電源を安全にオフにできます。
ステップ 6 [Apply Patch]ウィンドウが表示されたら、 [No] を選択します。
ステップ 7 [Windows Upgrade]ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 [No] を選択し、「基本インストールの実行」に進みます。
リモート サーバからアップグレードするには、Cisco.com から適切なパッチ ファイルをダウンロードし、サーバがアクセスできる FTP サーバまたは SFTP サーバに保存する必要があります。
リモート サーバへの FTP 接続または SFTP 接続を介してアップグレードを行う場合は、サーバがネットワークに接続できるよう、まずネットワーク設定値を設定する必要があります。
ステップ 1 [Auto Negotiation Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 インストール プロセスで、自動ネゴシエーションを使用して、イーサネット NIC の速度と二重設定を自動的に設定できます。この設定は、インストール後に変更可能です。
(注) このオプションを使用するには、ハブまたはイーサネット スイッチが自動ネゴシエーションをサポートしている必要があります。
• 自動ネゴシエーションを有効にするには [Yes] を選択します。
[MTU Configuration]ウィンドウが表示されます。ステップ 4 に進みます。
• 自動ネゴシエーションを無効にするには [No] を選択します。[NIC Speed and Duplex Configuration]ウィンドウが表示されます。ステップ 3 に進みます。
ステップ 3 自動ネゴシエーションを無効にした場合は、ここで適切な NIC 速度と二重設定を手動で選択し、 [OK] を選択して続行します。
[MTU Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [MTU Configuration]ウィンドウで、MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルト値から変更できます。
最大伝送ユニット(MTU)は、このホストがネットワーク上で伝送する最大パケットをバイト単位で表します。ネットワークの MTU 設定値がわからない場合は、デフォルト値を使用してください。
• デフォルト値(1500 バイト)を受け入れるには、 [No] を選択します。
• MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルト値から変更するには、 [Yes] を選択し、新しい MTU サイズを入力して、 [OK] を選択します。
[DHCP Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 ネットワーク設定では、ノードまたはゲートウェイにネットワーク固定 IP アドレスを設定するか、Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を使用するかを選択できます。
• ネットワークで DHCP サーバが設定されていて、DHCP を使用する場合は、 [Yes] を選択します。インストール プロセスがネットワーク接続の検証を試みます。ステップ 8 に進みます。
• ノードに固定 IP アドレスを設定する場合は、 [No] を選択します。[Static Network Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 DHCP を使用しない場合は、固定ネットワーク設定値を入力し、 [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表2-8 を参照してください。
[DNS Client Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 7 DNS を有効にするには、 [Yes] を選択して DNS クライアント情報を入力し、 [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表2-8 を参照してください。
システムによってネットワークが設定され、接続が確認されます。その後、[Remote Patch Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 リモート ファイル サーバのロケーションおよびログイン情報を入力します。システムがリモート サーバに接続され、使用可能なアップグレード パッチの一覧が取得されます。
アップグレード ファイルが Linux サーバまたは Unix サーバにある場合は、ディレクトリ パスの先頭にフォワード スラッシュを入力する必要があります。たとえば、アップグレード ファイルが patches ディレクトリにある場合、 /patches
と入力する必要があります。
アップグレード ファイルが Windows サーバにある場合は、FTP サーバまたは SFTP サーバに接続するため、次の適切な構文を使用します。
• パスはフォワード スラッシュ(/)で開始し、パス全体でフォワード スラッシュを使用します。
• パスはサーバ上の FTP または SFTP のルート ディレクトリから始まる必要があるため、ドライブ 文字(C: など)で始まる Windows の絶対パスは入力できません。
[Install Upgrade Patch Selection]ウィンドウが表示されます。
ステップ 9 インストールするアップグレード パッチを選択します。パッチがダウンロード、解凍、インストールされ、システムが再起動して、アップグレードされたソフトウェア バージョンが動作します。
システムの再起動後に、[Preexisting Configuration Information]ウィンドウが表示されます。
ステップ 10 インストールを続行するには、 [Proceed] を選択します。
[Platform Installation Wizard]ウィンドウが表示されます。
ステップ 11 インストールを続行するには [Proceed] を、停止するには [Cancel] を選択します。
[Proceed] を選択した場合は、[Apply Patch]ウィンドウが表示されます。ステップ 12 に進みます。
[Cancel] を選択した場合は、システムが停止し、サーバの電源を安全にオフにできます。
ステップ 12 [Apply Patch]ウィンドウが表示されたら、 [No] を選択します。
ステップ 13 [Windows Upgrade]ウィンドウが表示されます。
ステップ 14 [No] を選択して、「基本インストールの実行」に進みます。
ステップ 1 [Timezone Configuration]が表示されたら、サーバに適した時間帯を選択して [OK] を選択します。
[Auto Negotiation Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 インストール プロセスで、自動ネゴシエーションを使用して、イーサネット NIC の速度と二重設定を自動的に設定できます。この設定は、インストール後に変更可能です。
• 自動ネゴシエーションを有効にするには [Yes] を選択して、ステップ 5 に進みます。
[MTU Configuration]ウィンドウが表示されます。
(注) このオプションを使用するには、ハブまたはイーサネット スイッチが自動ネゴシエーションをサポートしている必要があります。
• 自動ネゴシエーションを無効にするには [No] を選択して、ステップ 3 に進みます。
[NIC Speed and Duplex Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 自動ネゴシエーションを無効にした場合は、ここで適切な NIC 速度と二重設定を手動で選択し、 [OK] を選択して続行します。
[MTU Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [MTU Configuration]ウィンドウで、MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルト値から変更できます。
最大伝送ユニット(MTU)は、このホストがネットワーク上で伝送する最大パケットをバイト単位で表します。ネットワークの MTU 設定値がわからない場合は、デフォルト値(1500 バイト)を使用してください。
• デフォルト値(1500 バイト)を受け入れるには、 [No] を選択します。
• MTU サイズをオペレーティング システムのデフォルト値から変更するには、 [Yes] を選択し、新しい MTU サイズを入力して、 [OK] を選択します。
[DHCP Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 ネットワーク設定では、ノードにネットワーク固定 IP アドレスを設定するか、DHCP を使用するかを選択できます。
• ネットワークで DHCP サーバが設定されていて、DHCP を使用する場合は、 [Yes] を選択します。ネットワークが再開し、[Administrator Login Configuration]ウィンドウが表示されます。ステップ 8 に進みます。
• ノードに固定 IP アドレスを設定する場合は、 [No] を選択します。[Static Network Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 DHCP を使用しない場合は、固定ネットワーク設定値を入力し、 [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表2-8 を参照してください。
[DNS Client Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 7 DNS を有効にするには、 [Yes] を選択して DNS クライアント情報を入力し、 [OK] を選択します。フィールドの説明については、 表2-8 を参照してください。
新しい設定情報でネットワークが再開し、[Administrator Login Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 表2-8 を参照して、管理者ログインとパスワードを入力します。
(注) 管理者ログインは、先頭が英文字で 6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。管理者ログインは、Cisco Unified Communications オペレーティング システムの管理、コマンドライン インターフェイス、およびDisaster Recovery Systemへのログインに必要です。
[Certificate Information]ウィンドウが表示されます。
ステップ 9 証明書署名要求情報を入力し、 [OK] を選択します。
[First Node Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 10 このサーバを Connection クラスタ内の最初のノード(パブリッシャ サーバ)、後続のノード(サブスクライバ サーバ)、または Connection クラスタのないサーバとして設定できます。
• このサーバを Connection クラスタ内の最初のノード、または Connection クラスタのないサーバとして設定するには、 [Yes] を選択して「最初のノードの設定」に進みます。
• このサーバをクラスタ内の後続のノードとして設定するには、 [No] を選択して「後続のノードの設定」に進みます。
基本インストール完了後に、次の手順を実行し、Connection クラスタ内の最初のノード(パブリッシャ サーバ)または Connection クラスタのないサーバとしてサーバを設定します。
ステップ 1 [Network Time Protocol Client Configuration]ウィンドウが表示されます。
システムの時刻を正確にするために、最初のノードでは外部 NTP サーバを使用することを推奨します。外部 NTP サーバがストラタム 9 またはそれより上位(つまり、ストラタム 1 ~ 9)であることを確認してください。クラスタ内の後続のノードは、最初のノードから時刻を取得します。
ステップ 2 外部 NTP サーバを設定するか、システムの時刻を手動で設定するかを選択します。
• 外部 NTP サーバを設定するには、 [Yes] を選択し、1 つ以上の NTP サーバの IP アドレス、NTP サーバ名、または NTP サーバ プール名を入力します。最大 5 つの NTP サーバを設定できます。3 つ以上を使用することを推奨します。 [Proceed] を選択して、インストールを続行します。
システムは NTP サーバに接続して、自動的にハードウェア クロックの時刻を設定します。
(注) [Test]ボタンが表示されている場合は、[Test]を選択して、NTP サーバにアクセスできるかどうかを確認できます。
• システムの時刻を手動で設定するには、 [No] を選択し、適切な日付と時刻を入力して、ハードウェア クロックを設定します。 [OK] を選択して、インストールを続行します。
[Database Access Security Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 表2-8 を参照してセキュリティ パスワードを入力します。
(注) セキュリティ パスワードは、先頭が英数字で 6 文字以上にする必要があります。英数字、ハイフン、および下線を使用できます。このパスワードによって、ノード間の通信が認証されます。このパスワードは、クラスタ内のすべてのノードで同一にする必要があります。
[SMTP Host Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 SMTP サーバを設定する場合は、 [Yes] を選択して、SMTP サーバ名を入力します。
(注) 特定のプラットフォーム機能を使用するように SMTP サーバを設定する必要があります。ただし、プラットフォーム GUI またはコマンドライン インターフェイスを使用して、後で SMTP サーバを設定することもできます。
ステップ 5 [OK] を選択します。[Application User Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 表2-8 を参照してアプリケーション ユーザ名とパスワードを入力し、確認のためにもう一度パスワードを入力します。
ステップ 7 [OK] を選択します。[Platform Configuration Confirmation]ウィンドウが表示されます。
ステップ 8 インストールを続行するには [OK] を、プラットフォーム設定を変更するには [Back] を選択します。
ソフトウェアがインストールおよび設定されます。DVD ドライブがイジェクトされ、サーバがリブートします。DVD を再度挿入しないでください。
ステップ 9 インストール プロセスが完了すると、管理者アカウントとパスワードでログインするよう要求するプロンプトが表示されます。
ステップ 10 「インストール後作業」に示すインストール後作業を完了します。
クラスタ内の後続のノードを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 最初のノードでネットワーク タイム プロトコルを設定した場合、後続のノードをインストールする前に、最初のノードが NTP サーバと同期していることを確認します。最初のノードのコマンドライン インターフェイスから、 utils ntp status と入力します。出力結果で、最初のノードが NTP サーバと同期していることを確認します。
(注) 最初のノードが NTP サーバと同期していない場合は、後続のノードのインストールが失敗します。
ステップ 2 [First Node Configuration]ウィンドウで、警告を読み、最初のノードが正しく設定されていることを確認します。後続のノードのインストールを続行するには、 [OK] をクリックします。
[Network Connectivity Test Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 後続のノードのインストール中に、後続のノードが最初のノードに接続できることが確認されます。
• ネットワーク接続の確認成功後にインストールを中断するには、 [Yes] を選択します。
• 中断したインストールを続行するには、 [No] を選択します。
[First Node Access Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 最初のノードの接続情報を入力し、 [OK] を選択します。
ネットワーク接続の確認成功後に中断を選択した場合は、[Successful Connection to First Node]ウィンドウが表示されます。[Continue]を選択します。
(注) ネットワーク接続テストが失敗した場合は、システムが必ず停止するため、前に戻ってパラメータ情報を再入力できます。
[SMTP Host Configuration]ウィンドウが表示されます。
ステップ 5 SMTP サーバを設定する場合は、 [Yes] を選択して、SMTP サーバ名を入力します。
(注) 特定のオペレーティング システム機能を使用するには、SMTP サーバを設定する必要があります。ただし、オペレーティング システム GUI またはコマンドライン インターフェイスを使用して、後で SMTP サーバを設定することもできます。
[Platform Configuration Confirmation]ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 ソフトウェアのインストールを開始するには [OK] を、設定を変更するには [Back] を選択します。
ステップ 7 インストール プロセスが完了すると、管理者アカウントとパスワードでログインするよう要求するプロンプトが表示されます。
ステップ 8 「インストール後作業」に示すインストール後作業を完了します。
サーバに Cisco Unity Connection をインストールした後、使用開始前にいくつかのインストール後作業を実行する必要があります。作業の一覧は、 表2-10 を参照してください。
(注) Web アプリケーションにアクセスするには、Cisco Unity Connection サーバにネットワーク経由でアクセスできるコンピュータから Web ブラウザを使用する必要があります。
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Cisco Unity Connection アプリケーション ユーザとしてログインし、アプリケーション ユーザ パスワードを変更します。 |
「デフォルトのアプリケーション ユーザ パスワードの変更」を参照してください。 |
実行する Cisco Unity Connection 機能サービスをアクティブにします。 機能サービスをアクティブにする前に、必要なアクティブ化前作業を実行する必要があります。サービスのアクティブ化の要件については、『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。 |
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インストール プロセスでは、すべてのアプリケーション ユーザ パスワードが、インストール中に入力したアプリケーション ユーザ パスワードと同一のものに設定されます。Cisco Unity Connection の管理にログインし、これらのパスワードを変更することを推奨します。パスワードを変更する手順については、『 Cisco Unity Connection システム アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
すべてのサービスをサーバにインストールしても、Cisco Unified Serviceability を使用して、実行するサービスを手動でアクティブにしなければならない場合があります。サービスに関する推奨事項や詳細については、『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
インストールで問題が発生した場合は、コマンドライン インターフェイスで次のコマンドを入力することで、インストール ログ ファイルを取得して検査できます。
インストール ログ ファイルのリストをコマンドラインから取得するには、次のように入力します。
ログ ファイルをコマンドラインから表示するには、次のように入力します。
Real-Time Monitoring Tool を使用して、ログを表示することもできます。Real-Time Monitoring Tool の使用およびインストールの詳細については、『 Cisco Unified Serviceability アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。