この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Unity Express Script Editor でカスタムの自動受付スクリプトを設計する場合に使用できる簡単な手法について説明します。この手法を説明するためのサンプル スクリプトも示します。各スクリプトには次のアクティビティまたはステップが含まれています。
• 1 つまたは複数のサブプロセスを実行する。サブプロセスは、ほかのサブプロセス内でネストすることができます。
(注) この章のサンプル スクリプトは、ある完結した自動受付アプリケーションの特定コンポーネント用のスクリプトを設定する方法について示しています。これらのスクリプトをほかのスクリプトと併せて使用し、独自の自動受付アプリケーションを十分に設定してください。
この手順を使用して、緊急時のオプション グリーティングがあるかどうかをシステムに確認し、あれば再生するスクリプトを作成します。発信者はこのスクリプトを開始する操作を行う必要がありません。発信者が自動受付に達すると再生されるオプション グリーティング ファイルはシステム管理者が作成します。
このスクリプトを作成するには、次のスクリプト ファイルを使用します。
• S5_Main-EmergAltGrt.aef:ユーザ定義スクリプト ファイル。スクリプト全体を参照するときは、必ずこの名前を使用します。
• checkAltGreet.aef:オプション グリーティング スクリプト ファイルを検索するシステム スクリプト ファイル。
• S5_MainMenu.wav:ユーザ定義プロンプト ファイル。S5_Main-EmergAltGrt.aef スクリプトを定義する前に作成した代替メイン メニュー メッセージが含まれます。このメイン メニューには、選択肢としてオプション グリーティングを組み込む必要があります。
• AltGreeting.wav:システム プロンプト ファイル。Cisco Unity Express システムに付属するオプション グリーティング メッセージが含まれています。
次のステップ、変数、およびプロンプトを使用して、S5_Main-EmergAltGrt.aef スクリプトを作成します。このスクリプトを開始する前に .wav プロンプト ファイルを作成する必要があります。
3. Cisco Unity Express システムに、オプション グリーティング ファイルが録音され組み込まれているかどうかを確認する。
4. 発信者に対してメイン メニューを再生するサブプロセスを開始する。Play Prompt ステップは、代替メイン メニュー スクリプト(S5_MainMenu)を取得して再生します。その後、サブプロセスは終了します。
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Thank you for calling Widget Systems.Please insert your main menu here.Goodbye. |
この営業時間用メニュー スクリプトは、営業時間外に着信した通話を処理します。営業時間外に着信した場合は、会社の営業時間が伝えられます。この簡単な例では、発信者は後で電話をかけ直すように求められます。
営業時間用メニュー スクリプトには、次の自動受付機能が含まれています。
• 3 回繰り返してからエラー条件で終了するループの作成(S1_DialbyExtension.aef スクリプト)
内線番号のダイヤル機能と転送機能は、メイン スクリプトが呼び出す別個のスクリプトに分けられているため、これらの要素はほかのスクリプトで再利用できます。
• メイン スクリプト:S1_Main-OfficeHours.aef
Get Digit String(contact: --Triggering Contact--, result digit string: extension)
Create Generated Prompt( telephone.number type, store in spelledprompt )
Implicit Confirmation (contact: --Triggering Contact--)
Call Redirect (contact: --Triggering Contact--, extension: extension)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_ExtBusy)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_InvalidExt)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_SystemProblems)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_InvalidExt)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_Goodbye)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_SystemProblems)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_SystemProblems)
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Get Digit String(contact: --Triggering Contact--, result digit string: extension)
Create Generated Prompt( telephone.number type, store in spelledprompt )
Implicit Confirmation (contact: --Triggering Contact--)
Call Redirect (contact: --Triggering Contact--, extension: extension)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_ExtBusy)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_InvalidExt)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_SystemProblems)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_InvalidExt)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_Goodbye)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_SystemProblems)
Terminate (contact: --Triggering Contact--)
Play Prompt (contact: --Triggering Contact--, prompt: S1_SystemProblems)
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Sorry, this extension is busy right now.Please call back again at a later time. |
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このスクリプトは、従業員の名前、オフィスの場所、オフィスへの道案内、およびファックス連絡先情報というメニューを示します。
次の S2_Main-Office-Dir.aef スクリプト ファイルを作成する必要があります。
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