エンタープライズ グループの概要
エンタープライズ グループを設定すると、Cisco Unified Communications Manager は、データベースを外部 LDAP ディレクトリと同期するときにユーザ グループを含めます。Cisco Unified CM の管理では、[ユーザグループ(User Groups)] ウィンドウで同期されたグループを表示できます。
この機能は、管理者が以下を行う場合にも役立ちます。
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機能のコメント セット(たとえば、セールス チームやアカウンティング チーム)と同様の特性を持つユーザのプロビジョニング。
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特定のグループのすべてのユーザを対象にしたメッセージの送信。
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特定のグループのすべてのメンバーへの統一されたアクセスの設定
この機能は、Cisco Jabber ユーザが共通特性を共有するユーザの連絡先リストをすばやく作成するのにも役立ちます。Cisco Jabber ユーザは、外部 LDAP ディレクトリでユーザ グループを検索し、それらを連絡先リストに追加できます。たとえば、Jabber ユーザは外部 LDAP ディレクトリを検索してセールス グループを連絡先リストに追加することで、すべてのセールス チーム メンバーを連絡先リストに追加することができます。グループが外部ディレクトリで更新されると、ユーザの連絡先リストは自動的に更新されます。
エンタープライズ グループは、Windows 上の Microsoft Active Directory で外部 LDAP ディレクトリとしてサポートされています。
(注) |
エンタープライズ グループ機能を無効にすると、Cisco Jabber ユーザは、エンタープライズ グループを検索したり、自分の連絡先リストに追加済みのグループを表示したりできません。ユーザがログイン中にその機能を無効にすると、そのユーザがログアウトするまでグループは表示されます。ユーザが再度ログインすると、グループは表示されません。 |
セキュリティ グループ
セキュリティ グループは、エンタープライズ グループのサブ機能です。Cisco Jabber ユーザは、セキュリティ グループを検索して、自分の連絡先リストに追加できます。この機能を設定するには、管理者がカスタマイズした LDAP フィルタを設定し、設定された LDAP ディレクトリの同期に適用する必要があります。セキュリティ グループは、Microsoft Active Directory でのみサポートされています。
許可されるエントリの最大数
エンタープライズ グループを設定するときは、グループを処理する連絡先リストの最大値を設定してください。
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連絡先リストで許可されるエントリの最大数は、連絡先リストのエントリ数と連絡先リストに追加されているグループのエントリ数の合計です。
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連絡先リスト内の最大エントリ数 = 連絡先リスト内のエントリ数 + グループ内のエントリ数
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エンタープライズ グループ機能が有効になっているときに、連絡先リスト内のエントリ数が許容最大エントリ数よりも少ない場合、Cisco Jabber ユーザはグループを連絡先リストに追加できます。この機能が無効になっているときに許容最大エントリ数を超えていた場合、この機能が有効にされるまでユーザは制限を受けません。この機能が有効にされた後もユーザがログインし続けた場合、エラー メッセージは表示されません。そのユーザがログアウトした後に再度ログインしたとき、超過したエントリをクリアするようにユーザに求めるエラー メッセージが表示されます。