この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco ASR 903 ルータは、コンバージド モバイル サービスおよびビジネス サービスを費用効率よく提供するために設計された、全機能を備えたアグリゲーション プラットフォームです。薄く、消費電力が低く、拡張された温度範囲を備えた、このコンパクトな 3 ラック ユニット(RU)ルータは幅広いサービス、完全な冗長性、および柔軟なハードウェア構成を提供します。
Cisco ASR 903 ルータは、コンパクトなパッケージでレイヤ 2 VPN(L2VPN)およびレイヤ 3 VPN(L3VPN)サービスを実現する、充実したスケーラブルなフィーチャ セットによって、シスコのサービス プロバイダーの製品ポートフォリオを拡大します。また、キャリア イーサネット機能、Timing over Packet、疑似配線などさまざまなソフトウェア機能をサポートしています。
Cisco ASR 903 ルータは、IP RAN(GSM、UMTS、iMAX、CDMA、および LTE)ネットワーク内では集約前のルータ、キャリア イーサネット ネットワーク内では集約ルータとして位置付けられています。
Cisco ASR 903 ルータには、次のハードウェア機能があります。
次の図に、Cisco ASR 903 ルータのシャーシ設計を示します。
1 |
インターフェイス モジュール |
2 |
RSP 本体 |
3 |
ファン トレイ |
4 |
冗長電源ユニット(2 台の DC 電源ユニットが示されています) |
Cisco ASR 903 ルータは、AC および DC 電源装置をサポートしています。Cisco ASR 903 ルータの電源装置の取り付けに関する詳細については、「電源装置の取り付け」を参照してください。
必要な電源を見積もるには、Cisco Power Calculator を使用します。
電源に関する項では、電源について詳しく説明しています。
Cisco ASR 903 ルータのシャーシには、オプションの冗長電源のスロットが含まれています。冗長電源オプションは第 2 電源を用意し、一方の電源が故障した場合、またはあるラインで入力電力障害が発生した場合に、電力がシャーシに途切れることなく、連続して供給されるようにします。冗長性は、同一の電源または AC 電源と DC 電源の組み合わせのいずれかでサポートされています。Cisco ASR 903 ルータは、電源装置間の電流共有をサポートしています。
Cisco ASR 903 ルータでは冗長電源が推奨されます。各電源装置を個別の独立した電源に接続し、電気的不全、配線不良、または回路ブレーカー切れによる電力障害が発生した場合に、ルータが電力を維持できるようにする必要があります。
注意 | IEC 61850-3(停電)に準拠するために、個別給電による冗長電源が必要です。 |
Cisco ASR 903 ルータの DC 電源では、ルータが RSP に入力電力の損失を通知できる Dying Gasp 機能がサポートされています。この機能は、RSP が適切な SNMP トラップまたは OAM メッセージを送信し、ルータのログ ファイルを更新できるようにします。DC 電源では、ルータは 2 ミリ秒の入力電力損失の最小検出時間(DC)と通知後の最低 6 ミリ秒の継続動作(DC)をサポートしています。
(注) | 継続的な DC 電源電圧動作は +24/-48V 以外の電圧では異なる場合があります。 |
(注) | Dying Gasp は、1200W DC 電源用の ASR 900 RSP3 モジュールではサポートされていません。 |
各電源の入力電力の状態と電源の状態を示すために、各電源には LED もあります。Cisco ASR 903 ルータの LED に関する詳細については、「トラブルシューティング」を参照してください。
電源は現場交換可能、ホットスワップ可能で、ファン トレイとは個別に動作します。電源には、取り付けネジのある前面パネル、取り付けおよび取り外し用のハンドル、および 2 個のステータス LED が含まれます。ON/OFF スイッチは提供されていません。
ルータでサポートされる DC PSU モデルは次のとおりです。
(注) | 電力消費が 550 W 以内の場合にのみ、A900-PWR550-D および A900-PWR550-E 電源を A900-RSP3C-400-S RSP モジュールで使用できます。ただし、A900-PWR1200-D が推奨されます。 |
1 |
ユーロスタイル コネクタ |
— |
|
1 |
T 字型コネクタ |
— |
|
製品番号 |
A900-PWR550-D、A900-PWR550-D-E |
入力電力の仕様 |
+24V/-48V または -60V VDC |
最小入力電圧 |
19.2 VDC |
最大入力電圧 |
72 VDC |
出力電圧 |
+12 VDC |
DC 入力電源接続用のワイヤ ゲージ |
-48/-60 VDC で最小 10 AWG。 24 VDC で最小 8 AWG。 コネクタには最大 8 AWG を接続できます。 |
最大電力出力 |
550 W |
ラベル |
コンポーネント |
---|---|
1 |
T 字型コネクタ |
製品番号 |
A900-PWR1200-D |
入力電力の仕様 |
48V、GRD、-48V |
最小入力電圧 |
-40.8 VDC |
最大入力電圧 |
-72 VDC |
出力電圧 |
+12 VDC |
DC 入力電源接続用のワイヤ ゲージ |
–48/-60 VDC で 8 ~ 10 AWG コネクタには最大 8 AWG を接続できます。 |
最大電力出力 |
1200 W A903-FAN-E で 975W |
ルータでサポートされる AC PSU モデルは次のとおりです。
電力消費が 550 W 以内の場合にのみ、A900-PWR550-A 電源を A900-RSP3C-400-S RSP モジュールで使用できます。ただし、A900-PWR1200-A が推奨されます。
製品番号 |
A900-PWR550-A |
入力電力の仕様 |
115 VAC/230 VAC |
入力電圧 |
85/264 VAC |
最小入力電圧 |
85 VAC |
最大入力電圧 |
264 VAC |
最小出力電圧 |
12V |
最大出力電圧 |
12.4 V |
最大電力出力 |
550 W |
製品番号 |
A900-PWR1200-A |
入力電力の仕様 |
115 VAC/230 VAC |
入力電圧 |
85/264 VAC |
最小入力電圧 |
85 VAC |
最大入力電圧 |
264 VAC |
最小出力電圧 |
12V |
最大出力電圧 |
12.4 V |
最大電力出力 |
1200 W |
ファン トレイのハードウェア機能は次のとおりです。
ルータでサポートされるファン トレイ モジュールは、次のものです。
エアー フローの注意事項の詳細については、「エアー フローに関する注意事項」を参照してください。ファン トレイの取り付け方法については、「ファン トレイの取り付け」を参照してください。ファン トレイの LED の要約については、「LED の要約」を参照してください。
Cisco ASR 903 ルータは、電源とは異なるモジュラ ファン トレイを使用します。ファン トレイは 12 個のファンを含み、個別のファンに障害が発生した場合にも動作を無期限に維持できる十分な能力を提供します。
A903-FAN-E は、12 個(40 x 40 x 20 mm)のファンを含むファン トレイで、個別のファンに障害が発生した場合にも動作を無期限に維持できる十分な能力を提供します。付属の 8 mm ファン ダスト フィルタは、装置に埃が入るのを防ぎ、コンポーネントが破損する可能性を回避します。ファン トレイは IEC60950-1 に準拠しています。
1 |
LED |
4 |
ダミーのカバー |
2 |
アラーム |
5 |
プル タブ |
3 |
ダスト フィルタ |
|
— |
ファン トレイのダスト フィルタ(図 1-7 を参照)は、85% 防塵の Quadrafoam 45 PPI フィルタです。ダミーのカバー(A903-FAN-F-B)は、シャーシ内のダスト フィルタを固定します。ファン フィルタの取り付けについては、「ダスト フィルタの取り付け」を参照してください。
(注) | 付属のプル タブを使用すると、フィルタに簡単にアクセスできます。 |
エアー プレナムまたはエアー バッフル アセンブリ(図 3 ~ 7 を参照)は、ユニットのエアー フローのパターンを変更するために使用します。ルータにプレナムを取り付けると、エアーフローのパターンは側面から側面ではなく、前から後ろへと変更されます。前から後ろへ向かうエアーフローのパターンは、前面が涼しく、背面が熱くなる、ラックの設置ベイを提供します。プレナムの取り付けについては、「エアー プレナムへのシャーシの取り付け」を参照してください。
(注) | エアー プレナムとファン フィルタをシャーシに取り付けた場合、システムの動作温度は 55 °C に制限されます。 |
エアー プレナムは GAW(www.GawTechnology.net)から入手できます。エアー プレナムを注文するには、GAW の販売およびマーケティングのサポート スタッフにお問い合わせください(表 A-2 を参照)。
Cisco ASR 903 ルータは、最大 2 台の RSP モジュールを使用してルータのデータ プレーン、ネットワーク タイミング、およびコントロール プレーン機能を処理するように設計されています。RSP の設定では、Cisco IOS ソフトウェアを使用してシャーシ管理、冗長性、外部管理、およびルータのシステム状態の表示を制御できます。
RSP の機能は、次のとおりです。
Cisco ASR 903 ルータは、次の RSP をサポートしています。
(注) | サポートされる RSP のメモリ容量は異なりますが、同じインターフェイスと機能があります。 |
注意 | SD メモリ カードは現場交換可能ではありません。取り外しや交換は行わないでください。 |
1 |
SD メモリ カード |
2 |
SD メモリ カード スロット |
(注) | シャーシに混在した RSP モジュールを取り付けることはサポートされていません。 |
RSP は、ユーザ トラフィックに対し外部のネットワーク インターフェイスを提供しません。すべてのネットワーク インターフェイスは個別の IM 経由で提供されます。
RSP モジュール |
インターフェイス モジュール |
部品番号 |
スロット |
---|---|---|---|
A900-RSP1A-55 A900-RSP1B-55 |
8 ポート ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8S |
すべて |
8 ポート ギガビット イーサネット RJ45(銅線)インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8T |
||
1 ポート 10 ギガビット イーサネット XFP インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA1X |
0-3 |
|
16 ポート T1/E1 インターフェイス モジュール |
A900-IMA16D |
すべて |
|
4 ポート OC3/STM-1(OC-3)または 1 ポート OC12/STM-4(OC-12)インターフェイス モジュール |
A900-IMA4OS |
||
14 ポート シリアル インターフェイス モジュール |
A900-IMASER14A/S |
(注) | 組み合わせ IM(A900-IMA8S1Z、A900-IMA8T1Z)、および A900-IMA2Z は、Cisco ASR 903 ルータの A900-RSP1A-55 と A900-RSP1B-55 モジュールではサポートされていません。 |
RSP モジュール |
サポートされるインターフェイス モジュール |
パーツ番号 |
スロット |
---|---|---|---|
A900-RSP2A-128 |
8 ポート ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8S |
すべて |
8 ポート ギガビット イーサネット RJ45(銅線)インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8T |
||
1 ポート 10 ギガビット イーサネット XFP インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA1X |
||
16 ポート T1/E1 インターフェイス モジュール |
A900-IMA16D |
||
32 ポート T1/E1 インターフェイス モジュール |
A900-IMA32D |
||
8 ポート T1/E1 インターフェイス モジュール |
A900-IMA8D |
||
4 ポート OC3/STM-1(OC-3)または 1 ポート OC12/STM-4(OC-12)インターフェイス モジュール |
A900-IMA4OS |
||
SFP コンボ IM:8 ポート SFP ギガビット イーサネット(8x1GE)+ 1 ポート 10 ギガビット イーサネット(1x10GE) |
A900-IMA8S1Z |
||
銅線コンボ IM:8 ポート 10/100/1000 ギガビット イーサネット(8x1GE)+ 1 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA8T1Z |
||
2 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(2x10GE) |
A900-IMA2Z |
||
6 ポート E & M インターフェイス モジュール |
A900-IMA6EM |
||
14 ポート シリアル インターフェイス モジュール |
A900-IMASER14A/S |
||
4 ポート C37.94 インターフェイス モジュール |
A900-IMA4C3794 |
||
A900-RSP2A-64 |
1 ポート 10 ギガビット イーサネット XFP インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA1X |
0 ~ 2 |
2 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(2x10GE) |
A900-IMA2Z |
||
4 ポート OC3/STM-1(OC-3)または 1 ポート OC12/STM-4 (OC-12)インターフェイス モジュール |
A900-IMA4OS |
||
8 ポート ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8S |
3 ~ 5 |
|
8 ポート ギガビット イーサネット RJ45(銅線)インターフェイス モジュール (8x1GE) |
A900-IMA8T |
||
16 ポート T1/E1 インターフェイス モジュール |
A900-IMA16D |
||
32 ポート T1/E1 インターフェイス モジュール |
A900-IMA32D |
||
8 ポート T1/E1 インターフェイス モジュール |
A900-IMA8D |
||
6 ポート E & M インターフェイス モジュール |
A900-IMA6EM |
||
14 ポート シリアル インターフェイス モジュール |
A900-IMASER14A/S |
||
4 ポート C37.94 インターフェイス モジュール |
A900-IMA4C3794 |
RSP モジュール |
サポートされるインターフェイス モジュール |
パーツ番号 |
スロット |
---|---|---|---|
A900-RSP3C-400-S |
8 ポート ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8S |
すべて1 |
8 ポート ギガビット イーサネット RJ45(銅線)インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8T |
||
1 ポート 10 ギガビット イーサネット XFP インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA1X |
||
4 ポート OC3/STM-1(OC-3)または 1 ポート OC12/STM-4(OC-12)インターフェイス モジュール |
A900-IMA4OS |
||
SFP コンボ IM:8 ポート SFP ギガビット イーサネット(8x1GE)+ 1 ポート 10 ギガビット イーサネット(1x10GE) |
A900-IMA8S1Z |
||
銅線コンボ IM:8 ポート 10/100/1000 ギガビット イーサネット(8x1GE)+ 1 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA8T1Z |
||
2 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(2x10GE) |
A900-IMA2Z |
||
8 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(8x10GE) |
A900-IMA8Z |
||
1 ポート 100 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(1x100GE) |
A900-IMA1C |
4 および 5 |
|
|
2 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP インターフェイス モジュール(2x40GE) |
A900-IMA2F |
4 および 5 |
1 x OC-192 インターフェイス モジュールまたは 8 ポート低レート インターフェイス モジュール |
A900-IMA1Z8S-CX |
2、3、4、および 5 |
|
48 X T1/E1 CEM インターフェイス モジュール |
A900-IMA48D-C |
すべて |
|
48 X T3/E3 CEM インターフェイス モジュール |
A900-IMA48T-C |
すべて |
RSP モジュール |
サポートされるインターフェイス モジュール |
パーツ番号 |
スロット |
---|---|---|---|
A900-RSP3C-200-S |
8 ポート ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8S |
すべて2 |
8 ポート ギガビット イーサネット RJ45(銅線)インターフェイス モジュール(8x1GE) |
A900-IMA8T |
||
1 ポート 10 ギガビット イーサネット XFP インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA1X |
0、2、および 4 |
|
SFP コンボ IM:8 ポート SFP ギガビット イーサネット(8x1GE)+ 1 ポート 10 ギガビット イーサネット(1x10GE) |
A900-IMA8S1Z |
0~4 |
|
銅線コンボ IM:8 ポート 10/100/1000 ギガビット イーサネット(8x1GE)+ 1 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(1x10GE) |
A900-IMA8T1Z |
||
2 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(2x10GE) |
A900-IMA2Z |
||
8 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール(8x10GE) |
A900-IMA8Z |
4 |
|
2 ポート 40 ギガビット イーサネット QSFP インターフェイス モジュール(2x40GE) |
A900-IMA2F |
4 |
RSP は、シスコのルータに次の機能を提供します。
Cisco ASR 903 ルータのシャーシには、冗長 RSP を可能にする 2 個の RSP スロットが含まれます。ルータが冗長 RSP を使用すると、一方の RSP はアクティブ モード、もう一方はホット スタンバイ モードで動作します。アクティブ RSP の取り外し時や障害発生時には、スタンバイ RSP に自動的に切り替わります。
(注) | 冗長 RSP を使用する場合、2 台の異なる RSP タイプの混在構成はサポートされていないため、両方の RSP が同じタイプである必要があります。 |
RSP は、次のネットワーク タイミング インターフェイスをサポートしています。
ネットワーク タイミング インターフェイスは、冗長 RSP コンフィギュレーションで冗長性をサポートします。RSP がホット スタンバイ モードの間、冗長 RSP のネットワーク タイミング インターフェイスは動作したままになります。
ラベル |
インターフェイス |
---|---|
1 |
USB メモリ ポート |
2 |
USB コンソール ポート |
3 |
コンソール ポート |
4 |
1 PPS 入力タイミング ポート |
5 |
1 PPS 出力タイミング ポート |
6 |
10 MHz 入力タイミング ポート |
7 |
10 MHz 出力タイミング ポート |
8 |
Time of Day(ToD)タイミング ポート |
9 |
BITS タイミング ポート |
10 |
イーサネット管理ポート |
ラベル |
インターフェイス |
---|---|
1 |
USB メモリ ポート |
2 |
USB コンソール ポート |
3 |
コンソール ポート |
4 |
1 PPS 入力タイミング ポート |
5 |
1 PPS 出力タイミング ポート |
6 |
10 MHz 入力タイミング ポート |
7 |
10 MHz 出力タイミング ポート |
8 |
Time of Day(ToD)タイミング ポート |
9 |
BITS タイミング ポート |
10 |
イーサネット管理ポート |
Cisco A900-RSP2A モジュールには、次の前面パネル インターフェイスがあります。ケーブルのピン割り当ての詳細については、「ピン割り当て」を参照してください。
ラベル |
インターフェイス |
---|---|
1 |
GNSS モジュール スロット(オプション) |
2 |
USB メモリ ポート |
3 |
USB コンソール ポート |
4 |
コンソール ポート |
5 |
1 PPS 入力タイミング ポート |
6 |
1 PPS 出力タイミング ポート |
7 |
10 MHz 入力タイミング ポート |
8 |
10 MHz 出力タイミング ポート |
9 |
Time of Day(ToD)タイミング ポート |
10 |
BITS タイミング ポート |
11 |
イーサネット管理ポート |
ラベル |
インターフェイス |
---|---|
1 |
GNSS モジュール スロット(オプション) |
2 |
USB メモリ ポート |
3 |
USB コンソール ポート |
4 |
コンソール ポート |
5 |
1 PPS 入力タイミング ポート |
6 |
1 PPS 出力タイミング ポート |
7 |
10 MHz 入力タイミング ポート |
8 |
10 MHz 出力タイミング ポート |
9 |
Time of Day(ToD)タイミング ポート |
10 |
BITS タイミング ポート |
11 |
イーサネット管理ポート |
RSP を取り付ける方法の詳細については、「RSP の取り付け」を参照してください。RSP LED の詳細については、「RSP LED」を参照してください。
GNSS モジュールは RSP3 モジュールにあります。このモジュールは、外部アンテナとのダイレクト インターフェイスを可能にする着脱可能なモジュールです。
(注) | 両方の RSP に単一の GPS アンテナ入力を使用するには、外部スプリッタを使用する必要があります。 |
警告 | 火災の危険性を抑えるため、必ず 26 AWG 以上の太さの電話線コードを使用してください。ステートメント 1023 |
(注) | GNSS モジュールは、ホットスワップ可能ではありません。 |
必要な増幅は 22dB ゲイン + ケーブル/コネクタの損失 + スプリッタの信号損失です。
受信者モジュールのコネクタでの LNA ゲインの推奨範囲(LNA ゲイン - すべてのケーブルとコネクタの損失)は 22dB ~ 30dB で、最小は 20dB、最大は 35dB です。
GNSS モジュールには、RF 入力 PIN を含むすべての PIN に組み込みの静電放電保護があります。ただし、屋上のアンテナが接続されている場合は、最終製品が取り付けられる国の避雷に関する規則と基準に適合するために、追加のサージ保護が必要になる場合があります。
避雷は、アンテナ ケーブルが建物に入る場所に取り付ける必要があります。一次避雷には、危険と考えられるすべての電気エネルギーを PE(保護接地)に伝導する機能が必要です。
サージ アレスタは DC パスをサポートし、低減衰の GPS 周波数範囲(1.575GHz)に適している必要があります。
GPS 信号は、アンテナと衛星間のダイレクト ライン オブ サイトでのみ受信できます。アンテナは、可能な限り空全体から見える必要があります。適切なタイミングで、最低 4 つの衛星がロックされている必要があります。
(注) | アンテナ端末は、ANSI/NFPA 70、National Electrical Code(NEC)、特に 820.93 項「同軸ケーブルの外部導電性シールドの接地」に従って、建物入口に接地する必要があります。 |
ピン割り当ての詳細については、「GPS ポートのピン割り当て」を参照してください。
Cisco ASR 903 ルータのインターフェイス モジュールは現場交換可能なユニットです。RSP で提供されるポートに加えて、Cisco ASR 903 ルータは次のインターフェイス モジュールをサポートしています。
(注) | サポートされるインターフェイス モジュールの詳細については、『Release Notes for the Cisco ASR 903 Series Aggregation Services Router』を参照してください。 |
ギガビット イーサネット小型フォーム ファクタ(SFP)インターフェイス モジュールは、8 個のギガビット イーサネット SFP モジュールを提供します。次の図に、8 ポート 1 GE ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュールを示します。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
SFP ギガビット イーサネット モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
8 ポート 1 ギガビット イーサネット RJ45 インターフェイス モジュールは、8 個のギガビット イーサネット銅線ポートを提供します。次の図にインターフェイス モジュールを示します。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
8 ポート 1 ギガビット イーサネット RJ45 ギガビット イーサネット モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
10 ポート ギガビット イーサネット XFP インターフェイス モジュールは、10 ギガビット イーサネット XFP モジュールをサポートする単一ポートを提供します。次の図にインターフェイス モジュールを示します。
(注) | 1 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、スロット 4 と 5 ではサポートされません。 |
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
1 ポート 10 GE XFP モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
高密度 8 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、前面プレートの SFP+ トランシーバ ケージを使用して、8 つの 10 ギガビット イーサネット ポートをサポートします。
(注) | ポート上の XFP トランシーバはサポートしていません。 |
8 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、A900-RSP3C-200-S RSP モジュールを備えたルータではスロット 0 でサポートされます。8 個のうち 6 個のポートだけが有効になります。有効なポートは 0、1、4、5、6、および 7 です。
ルータのスロット 0 でインターフェイス モジュールを有効にするには、hw-modulesubslot コマンドを使用します。設定を保存し、ルータをリロードしてインターフェイス モジュールをアクティブにします。
設定を削除するには、nohw-modulesubslot コマンドを使用します。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
8x10GE モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
1 ポート 100 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、1 つの CPAK 光ポートをサポートします。
サポートされる CPAK モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
1x100GE モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
デュアル ポートの 40 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、40 ギガビット イーサネット ポートをサポートします。40GE インターフェイスは、QSFP+ 光学を使用してサポートされます。次の図にインターフェイス モジュールを示します。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
2x40GE モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
16 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールは、100 ピンの Amplimite コネクタを介して最大 16 個の T1/E1 ポートへの接続を提供します。16 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールは、RJ48(T1)または BNC(E1)コネクタを提供するためにはパッチ パネルを使用する必要があります。次の図にインターフェイス モジュールを示します。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
16 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
32 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールは、2 つの 68 ピン Tyco コネクタを介して最大 32 個の T1/E1 ポートへの接続を提供します。これはスロット 3、4、および 5 では A900-RSP2A-64 モジュールで、すべてのスロットでは A900-RSP2A-128 でサポートされています。
32 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールは、RJ48 または BNC コネクタを提供するためにはパッチ パネルを使用する必要があります。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
32 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
8 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールは、前面パネルの RJ48C ポート コネクタを介して最大 8 の T1/E1 ポートの接続を提供します。次の図にインターフェイス モジュールを示します。サポートされるスロットの詳細については、「サポートされる RSP」を参照してください。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
8 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
48 ポート T1/E1 インターフェイス モジュールは、(図「48 ポート T1/E1 前面プレート」に示すように)前面パネルにある 3 つの高密度コネクタを介して、最大 48 個の T1/E1 ポートへの接続を提供します。各ポートは、16 個の TX ポートおよび RX ポートをサポートします。LED の詳細については、「インターフェイス モジュール LED」を参照してください。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
光インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
48 ポート T3/E3 インターフェイス モジュールは、前面パネルにある 3 つの高密度コネクタを介して、最大 48 個の T3/E3 ポートへの接続を提供します(次の図を参照)。各ポートは、16 個の TX ポートおよび RX ポートをサポートします。LED の詳細については、「インターフェイス モジュール LED」を参照してください。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
光インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
4 ポート OC3/STM-1(OC-3)または 1 ポート OC12/STM-4(OC-12)インターフェイス モジュールは、最大 4 つの STM-1 インターフェイスとして動作できます。次の図にインターフェイス モジュールを示します。
(注) | 光インターフェイス モジュールは、OC-3 および OC-12 のトラフィック用に設計されています。OC-12 は、ルータの RSP1 モジュールでのみサポートされます。 |
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
光インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
8 ポート低レート CEM インターフェイス モジュール搭載の 1 ポート OC-192 インターフェイス モジュールは、高密度の組み合わせインターフェイス モジュールです。このモジュールは、1 個の OC-192 ポートまたは 8 低レート CEM あるいは 1 個のギガビット イーサネット ポートをサポートします。
OC-192 インターフェイス モジュールは、シャーシのスロット 2、3、4、および 5 でサポートされています。
OC-192 上のポートには、1 ~ 8 の番号が付けられています。
(注) | 1 ギガビット イーサネット ポート設定はサポートされません。 |
SFP+ ポート
|
|
|
または
|
SFP+ ポート
|
|
|
または
|
SFP+ ポート
|
|
|
または
|
SFP+ ポート
|
|
|
SFP+ ポート 8 |
OC-192 |
SFP+ ポート 8 |
— |
SFP+ ポート 8 |
— |
SFP+ ポート 8 |
— |
|||||||
SPF ポート
|
7 |
— |
SPF ポート
|
7 |
OC-48 |
SPF ポート
|
7 |
OC-3 |
SPF ポート
|
7 |
1 GE |
|||
6 |
— |
6 |
— |
6 |
OC-12 |
6 |
1 GE |
|||||||
5 |
— |
5 |
OC-48 |
5 |
OC-12 |
5 |
1 GE |
|||||||
4 |
— |
4 |
— |
4 |
OC-3 |
4 |
1 GE |
|||||||
|
3 |
— |
|
3 |
OC-48 |
|
3 |
OC-3 |
|
3 |
1 GE |
|||
2 |
— |
2 |
— |
2 |
OC-12 |
2 |
1 GE |
|||||||
1 |
— |
1 |
OC-48 |
1 |
OC-12 |
1 |
1 GE |
|||||||
0 |
— |
0 |
— |
0 |
OC-3 |
0 |
1 GE |
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
光インターフェイス モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
Cisco(A900-IMASER14A/S)は、Cisco ASR 903 ルータ用の 14 ポート シリアル インターフェイス モジュールです。Cisco ASR 903 ルータ モジュールには、次のインターフェイスがあります。
12-in-1 コネクタ(6 個):EIA/TIA-232 DB-25 コネクタを使用して同期および非同期の RS-232 インターフェイスをサポートします。
68 ピン コネクタ(2 個):4 個の RS-232 コネクタ(DB-25、DB-9、または RJ-45)を使用して最大 8 個の RS-232 インターフェイスをフルまたはハーフ デュプレックス モードでサポートします。
1 |
非脱落型ネジ(2 個) |
2 |
68 ピン コネクタ(2 個) |
3 |
12-in-1 コネクタ(6 個) |
4 |
ステータス(STAT)LED |
5 |
電力(PWR)LED |
6 |
LED:LED は次のとおりです。 |
LED を使用した Cisco ASR 903 ルータのトラブルシューティングの詳細については、「LED の要約」を参照してください。
14 ポート シリアル インターフェイス モジュールは、次の規格をサポートしています。
規格 |
定義 |
---|---|
IEEE 1613 2009 |
電力変電所における通信ネットワーク デバイスの環境およびテスト要件の IEEE 規格 |
IEC 61850-3 |
変電所自動化システム(SAS)の通信および関連するシステム要件の一般的な要件を指定する IEC 規格 |
IEC 60870-2-1:1995 |
変電所の環境条件の IEC 規格 |
IEC 60870-2-2:1996 |
変電所の環境条件の IEC 規格 |
IEC 61000-6-5:2001 |
発電所と変電所の環境イミュニティを定義する IEC 規格 |
シリアル インターフェイス モジュールは、複数のケーブル タイプをサポートしています。詳細については、「シリアル ケーブルの接続」および「シリアル ケーブルのピン割り当て」を参照してください。
Cisco(A900-IMA6EM)は、Cisco ASR 903 ルータ用の 6 ポート Ear and Mouth(E&M)インターフェイス モジュールです。インターフェイス モジュールは、遠隔保護機器への接続をルータに提供します。モジュールの前面パネルは以下で構成されています。
LED の詳細については、「E & M インターフェイス モジュール LED」を参照してください。
モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
詳細については、「シリアル ケーブルの接続」および「シリアル ケーブルのピン割り当て」を参照してください。
Cisco(A900-IMA4C3794)は、ルータに IEEE C37.94-2002 対応の Nx64 kbps 光インターフェイス ポートを提供する 4 ポート インターフェイス モジュールです。インターフェイスは、850nm で 50/62.5 マルチモード ファイバをサポートします。物理インターフェイスは、2.5mm の ST コネクタを使用します。
モジュールの前面パネルは、IEEE C37.94 インターフェイスの 4 つのポートで構成されます。
LED の詳細については、「4 ポート C37.94 インターフェイス モジュール LED」を参照してください。
モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
1 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール搭載の 8 ポート 1 ギガビット イーサネット SFP インターフェイス モジュールは、高密度の組み合わせインターフェイス モジュールです。このモジュールは、8 個のギガビット イーサネット SFP ポートおよび 1 個の 10 ギガビット イーサネット SFP+ ポートをサポートします。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
8 ポート 1 SFP GE + 1 ポート 10 SFP+ ギガビット イーサネット モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
この 1 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュール搭載の 8 ポート 1 ギガビット イーサネット(RJ45 銅線)インターフェイス モジュールは、高密度の組み合わせインターフェイス モジュールです。このモジュールは、8 個のギガビット イーサネット銅線ポートおよび 1 個の 10 ギガビット イーサネット SFP+ ポートをサポートします。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
8 ポート 1 10/100/1000 GE(RJ45)+ 1 ポート 10 SFP ギガビット イーサネット モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
2 ポート 10 ギガビット イーサネット インターフェイス モジュールは、10 ギガビット イーサネット SFP+ および XFP モジュールをサポートするデュアル ポートを提供します。
サポートされる SFP モジュールの詳細については、『Cisco ASR 900 Series Aggregation Services Routers Data Sheet』を参照してください。
2 ポート 10 GE SFP ギガビット イーサネット モジュールの取り付けに関する詳細については、「インターフェイス モジュールの取り付け」を参照してください。
A900-IMA-BLNK-DEF は、空のインターフェイス モジュール スロットで使用可能な特別なタイプのブランク フィラー プレートです。ルータで空のスロットのフィラーとして機能するだけでなく、このブランクは添加空気をその下にあるスロットのインターフェイス モジュールの方へ偏向させるので、インターフェイス モジュールの冷却が向上します。
注意 | A900-IMA-BLNK-DEF モジュールは、Cisco ASR 903 ルータのスロット 0 で使用しないでください。 |
スロット 0 では、ブランク フィラーを使用する必要がある場合はフィラー ブランク(A900-IMA-BLANK)を常に使用します。
動作温度の詳細については、「例:A900-RSP3-200-S での Blank Deflector(A900-IMA-BLNK-DEF)の設定」を参照してください。
ルータはさまざまな冷却容量を持つ複数のファン トレイをサポートしています。RSP3 モジュールを使用しているルータの最高動作温度は、ルータで使用されるファン トレイおよびインターフェイス モジュールによって異なります。
次の表に、さまざまなファン トレイとインターフェイス モジュールの組み合わせに対する動作周囲温度の制限の概要を示します。これらの値は、側面から側面へのエアーフロー設定に指定されます。
(注) | 温度範囲は、ルータで使用される光モジュールによってさらに制限できます。 |
インターフェイス モジュール |
ファン トレイ |
動作温度の制限(°C) |
---|---|---|
A900-IMA1X A900-IMA8T A900-IMA8S A900-IMA2Z A900-IMA8T1Z A900-IMA8S1Z |
A903-FAN |
-40 ~ 55 |
A903-FAN-E |
-40 ~ 50 |
|
A900-IMA8Z A900-IMA2F |
A903-FAN |
-40 ~ 55 |
A903-FAN-E |
-40 ~ 50 |
|
A900-IMA1C
|
A903-FAN |
-40 ~ 45 |
A903-FAN-E |
-40 ~ 40 |
インターフェイス モジュール |
ファン トレイ |
動作温度の制限(°C) |
---|---|---|
A900-IMA1X A900-IMA8T A900-IMA8S A900-IMA2Z A900-IMA8T1Z A900-IMA8S1Z |
A903-FAN |
–40 ~ 653 |
A903-FAN-E |
–40 ~ 65 1 |
|
A900-IMA8Z A900-IMA2F |
A903-FAN |
–40 ~ 65 1 |
A903-FAN-E |
–40 ~ 554 |
次の設定では、ルータ全体の動作温度は A900-IMA8Z インターフェイス モジュール上部のスロットに A900-IMA-BLNK-DEF を使用することで向上します。ルータの最高動作温度は、スロット 1 および 5(A900-IMA8Z 上部)に A900-IMA-BLNK-DEF を使用することで 55°C から 65°C に向上します。
(注) | 周囲温度 65°C をサポートするには、EXT 光学を 10G ポートに使用する必要があります。 |
A900-IMA-BLNK-DEF |
A900-RSP3C-200 |
A903-FAN-E |
|
A900-IMA8Z |
|||
A900-IMA-8T1Z |
A900-RSP3C-200 |
||
A900-IMA-8T1Z |
|||
A900-IMA-BLNK-DEF |
PSU |
PSU |
|
A900-IMA8Z |
Cisco ASR 903 ルータは、シャーシ内部の過熱状態を検出するための温度センサーを備えています。
過熱検知機能は、周囲の(入口)トリップ ポイントがセ氏 67 度になるとセ氏 75 度 +/- 5% で作動します。この状態は、割り込みとしてプロセッサに報告され、ソフトウェアは適切なアラームを生成するアクションを実行します。
RSP3 モジュールとインターフェイス モジュールの最高動作温度は、Cisco ASR 903 ルータの最高動作温度未満です。IOS ソフトウェアは、警告を生成する適切な温度しきい値を決定し、異常な高温を検出すると、システムをシャットダウンします。詳細については、「RSP3 モジュールの最高動作周囲温度のサポート」を参照してください。
次の図に、Cisco ASR 903 ルータ上のシリアル番号ラベルの位置を示します。
Cisco ASR 903 ルータのシャーシには、次のものが含まれています。
Cisco ASR 903 ルータの各ネットワーク インターフェイスは、スロット番号およびポート番号によって識別されます。
次の図に、Cisco ASR 903 ルータにおけるインターフェイスの番号付けを示します。
1 |
RSP スロット 1 |
2 |
RSP スロット 0 |
3 |
ファン トレイ スロット |
4 |
電源スロット 1 |
5 |
電源スロット 0 |
6 |
インターフェイス モジュール スロット 0 |
7 |
インターフェイス モジュール スロット 1 |
8 |
インターフェイス モジュール スロット 2 |
9 |
インターフェイス モジュール スロット 3 |
10 |
インターフェイス モジュール スロット 4 |
11 |
インターフェイス モジュール スロット 5 |
次に、スロットまたはポートの番号付けについて説明します。
アクティブ RSP のスロット番号に基づいて、次のコマンドの入力パラメータが変わります。スロット 0 のアクティブ RSP は「0/ slot_num」と見なされ、アクティブ RSP がスロット 1 の場合は、「1/slot_num」と見なされます。コマンドの出力は適宜次のように表示されます。
法規制の遵守および安全上の注意事項については、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco ASR 903 Router』マニュアルを参照してください。