この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
CMX 分析は、特定の敷地内のデバイスの動作パターンを理解し、監視するためのさまざまなレポートを提供します。
分析レポート ファシリティは、パラメータ化されたテンプレートのプロビジョニングにより、より定期的でマネージャ向けの情報セットを提供し、特定のゾーンにおいて一定の期間にわたって発生するさまざまな共通トレンドとパターンを測定します。
レポートの時間ウィンドウは、通常、分析に対して長くなります。レポートは、デフォルトで 800 万ポイントに制限された完全な分析データベースに比べてかなり小さい集約データベースから実行されます。このような理由から、レポートより分析で利用できる履歴が少なく表示される可能性があります。
(注) 平均の滞在時間は、ゾーンに滞在していると見なされるデバイスに対してのみ報告されます。そのため、ゾーン内の滞在時間が 5 ~ 120 分のデバイスに基づいています。
(注) レポート用に使用できるパラメータを自動設定できます。したがって、データまたは時間を選択するときに、他のオプションが制限される可能性があります。これは、約 30 ~ 40 のデータ ポイントを X 軸に沿って表示して、明瞭性を確保しています。
このレポートは、実際のゾーンに入る前に実際のゾーンの近くにいた人の割合を見積もります。このレポートを有効にするには、2 つのゾーンを設定する必要があります。1 つのゾーンは人が入る関心対象ゾーンで、もう 1 つは潜在的なビジターが含まれる管轄ゾーンです。
たとえば、店舗の場合、レポートは店舗に入る前に店舗の外にいる人の割合を示します。
詳細については、「コンバージョン率の設定」を参照してください。
コンバージョン率のレポートを実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [CMX Analytics] メイン ページで、[Reports] をクリックします。
ステップ 2 [Report Type] ドロップダウン リストから、[Conversion Percentage] を選択します。
• [Date/Time Selection] グループ ボックスで次の内容を設定します。
– カレンダー アイコンをクリックして、開始日と終了日を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[Yesterday] および [Last Week] です。
– 時間アイコンをクリックして、時刻、時間、分を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[All day]、[Business hours]、[Morning]、[Lunch Time]、[Afternoon]、および [Evening] です。
• [Focus zone] ドロップダウン リストから、実際のゾーンとして参照する関心対象ゾーンを選択します。
• [Surrounding zone] ドロップダウン リストから、周囲のゾーンを選択します。周囲の領域は、関心対象ゾーンの内部と外部の領域です。
レポートの PDF は、一定の日数の間、関心対象ゾーンを通過するビジター、または関心対象ゾーンに入るビジターの割合を右側のペインに表示します。
(注) レポートの上部にあるズーム制御を使用して、レポート ビューのサイズを拡大したり、縮小したりします。[Download] をクリックして、レポートを保存します。
このレポートは、特定のゾーンで特定の期間にわたってネットワークに接続されていたデバイス数、およびプローブされていただけのデバイス数の概要を示します。
詳細については、「選択されたゾーンでの [Detected vs. Connected Devices] の設定」を参照してください。
選択したゾーンでの検出されたデバイスおよび 接続されたデバイスのレポートを実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [CMX Analytics] ホーム ページで、[Reports] をクリックします。
ステップ 2 [Report Type] ドロップダウン リストから、[Detected vs. Connected Devices] を選択します。
• [Date/Time Selection] グループ ボックスで次の内容を設定します。
– カレンダー アイコンをクリックして、開始日と終了日を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[Yesterday] および [Last Week] です。
– 時間アイコンをクリックして、時刻、時間、分を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[All day]、[Business hours]、[Morning]、[Lunch Time]、[Afternoon]、および [Evening] です。
• [Zone] ドロップダウン リストから、ゾーンを選択します。
レポートには、選択したゾーンの関連付けられたクライアントおよびプローブされたクライアントが表示されます。
• 一定時間にわたって選択された領域で、関連付けられたデバイス、検出されたデバイス、接続されたデバイスを表示するグラフ。
このレポートは、ターゲット ゾーンの一定の日数において、同じ時間ウィンドウの複数の滞在時間のカテゴリ間のデバイス数を比較します。詳細については、「日単位のビジターおよび滞在時間の設定」を参照してください。
日単位のビジターおよび滞在時間のレポートを実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [CMX Analytics] ホーム ページで、[Reports] をクリックします。
ステップ 2 [Report Type] ドロップダウン リストから、[Daily Visitors and Dwell Time] を選択します。
• [Date/Time Selection] グループ ボックスで次の内容を設定します。
– カレンダー アイコンをクリックして、開始日と終了日を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[Yesterday] および [Last Week] です。
• [Zone] ドロップダウン リストから、関心対象ゾーンとして参照するゾーンを選択します
レポートは、数日間ゾーンに滞在したデバイス数と平均時間の両方を示します。
このレポートは、関心対象ゾーンの一定の日数において、同じ時間ウィンドウの複数の滞在時間のカテゴリ間のデバイス数を比較します。結果の乱れを防ぐため、時間ウィンドウは 1 日のみを選択できます。例外は、日単位のビジターと滞在時間です。
詳細については、「時単位のビジターと滞在時間の設定」を参照してください。
時単位のデバイスおよび滞在時間レポートを実行するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [CMX Analytics] ホーム ページで、[Reports] をクリックします。
ステップ 2 [Report Type] ドロップダウン リストから、[Hourly Visitors and Dwell Time] を選択します。
• [Date/Time Selection] グループ ボックスで次の内容を設定します。
– カレンダー アイコンをクリックして、開始日と終了日を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[Yesterday] および [Last Week] です。
– 時間アイコンをクリックして、時刻、時間、分を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[All day]、[Business hours]、[Morning]、[Lunch Time]、[Afternoon]、および [Evening] です。
• [Zone] ドロップダウン リストから、関心対象ゾーンとして参照するゾーンを選択します。
時単位のビジターと滞在時間のレポートが、右側のペインに表示されます。
Movement Between Zones レポートは、デバイスが関心対象ゾーンの内外へ移動する際に、特定のポイントにおいてすべてのゾーンの詳細を提供します。このレポートは、次の情報を表示します。
ステップ 1 [CMX Analytics] ホーム ページで、[Reports] をクリックします。
ステップ 2 [Select Report Type] ドロップダウン リストから、[Movement between Zones] を選択します。
• [Date/Time Selection] グループ ボックスで次の内容を設定します。
– カレンダー アイコンをクリックして、開始日と終了日を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[Yesterday] および [Last Week] です。
– 時間アイコンをクリックして、時刻、時間、分を選択するか、[Select from a Preset] ドロップダウン リストからプリセット値を選択します。使用可能なプリセットは、[All day]、[Business hours]、[Morning]、[Lunch Time]、[Afternoon]、および [Evening] です。
• [Focus zone] ドロップダウン リストから、関心対象ゾーンとして参照するゾーンを選択します。
Movement Between Zones レポートが、右ペインに表示されます。
図 6-7 ターゲット ゾーンにアクセスする前に表示されるデバイス
図 6-8 ターゲット ゾーンにアクセスした後に表示されるデバイス
このレポートは、その場所に最も多くアクセスしたデバイスのリストを生成します。その場所で費やした時間は、デバイスが 1 時間検出されない状態になるまでを 1 回のアクセスと見なします。レポートは、連続した複数の日の同じ期間を対象とします。このレポートは、時間フレーム内にどのような頻度でビジターが敷地に戻るか(1 回、2 回、10 回)、敷地に戻るまでどのくらいの日数がかかるかを示します。
詳細については、「繰り返しアクセスするビジターの設定」を参照してください。
ステップ 1 [CMX Analytics] で、[Reports] をクリックします。
ステップ 2 [Report Type] ドロップダウン リストから、[Repeat Visitors] を選択します。
• [Date from] ドロップダウン リストから、開始日を選択します。レポートには、選択した日付以降に、頻繁に出現した上位 N 個のデバイスが表示されます。
• [Date] ドロップダウン リストから、終了日を選択します。レポートには、選択した日付までに、頻繁に出現したデバイスが表示されます。
• [All devices start date] ドロップダウン リストから、開始日を選択します。
• [Building] ドロップダウン リストから、ビルディングを選択します。
ステップ 3 [Run Report] をクリックします。次のレポートが、右ペインに表示されます。