概要
マッピング情報(ロケーションおよび ID)をスパイン プロキシに伝達するために、Council of Oracles Protocol(COOP)を使用します。リーフ スイッチは、Zero Message Queue(ZMQ)を使用して、エンドポイント アドレス情報をスパイン スイッチ「Oracle」に転送します。スパイン ノードで実行している COOP によって、すべてのスパイン ノードが一貫性のあるエンドポイント アドレスとロケーション情報のコピーを維持することができ、さらに、ロケーション マッピング データベースに対するエンドポイント ID の分散ハッシュ テーブル(DHT)レポジトリを維持することができます。
COOP データ パス通信は、セキュアな接続を介した転送を優先します。COOP は悪意のあるトラフィック インジェクションから COOP メッセージを保護するために MD5 オプションの活用が強化されます。APIC コントローラおよびスイッチは、COOP プロトコル認証をサポートします。
COOP プロトコルは 2 つの ZMQ 認証モードをサポートするために強化されています:ストリクトおよび互換性。
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ストリクト モード:COOP では MD5 認証済みの ZMQ 接続のみを許可します。
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互換性モード;COOP ではメッセージの転送に MD5 認証接続と非認証 ZMQ 接続の両方を許可します。