排他的設定変更アクセスとアクセス セッション ロック
|
12.3(14)T 12.0(31)S 12.2(33)SRA 12.4(11)T 12.2(33)SXH 12.2(33)SB
|
排他的設定変更アクセス機能(「コンフィギュレーション ロック」機能とも呼びます)を使用すると、Cisco IOS の実行コンフィギュレーションに排他的に変更アクセスし、複数のユーザが同時に設定を変更するのを防ぐことができます。
この機能に対してアクセス セッション ロッキングを追加することで、排他的設定変更アクセス機能が拡張され、設定ロックを保持しているユーザが実行する show コマンドと debug コマンドの実行が常に優先されるようになります。他のユーザによって入力される show コマンドと debug コマンドは、設定ロックの所有者が開始したプロセスが終了した後でしか実行を許可されません。
排他的設定変更アクセス機能は、コンフィギュレーションの置換とロールバック機能(「ロールバック ロック」)を補完するロック機構です。
設定ロック機能はリリース 12.0S に統合され、アクセス セッション ロック機能の拡張が実装されました。configuration mode exclusive コマンドが、キーワード オプション config_wait 、expire 、interleave 、lock-show 、retry_wait 、および terminate を含むように拡張されました。show configuration lock コマンドの出力が改良されました。
拡張機能は、リリース 12.2(33)SRA、12.4(11)T、12.2(33)SXH、および 12.2(33)SB に統合されました。
この機能に関する詳細については、次の各項を参照してください。
次のコマンドが導入または変更されました:clear configuration lock 、configuration mode exclusive 、configure terminal lock 。
|