TrafficStormControlApp サービス
この章では、DCNM Web サービスの、TrafficStormControlApp サービスに対応する API メソッドについて説明します。
TrafficStormControlApp サービスについて
この章では、トラフィック ストーム制御サービス機能によって公開される API を定義します。
disableBroadcastStormControlInInterfaces
インターフェイスの InstanceNameId を指定すると、インターフェイスのコレクションでブロードキャスト ストーム制御をディセーブルにします。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。これらのインターフェイスでは、トラフィック ストーム制御のイネーブル化またはディセーブル化を行うことはできません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 interfaceInstanceNameIds がヌルであるか、有効なインターフェイス InstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
PropertiesException は、特定のインターフェイスの BroadcastSuppression 機能が None である場合にスローされます。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceNameIds:ブロードキャスト ストーム制御をディセーブルにする必要があるインターフェイスの InstanceNameId のコレクション。
戻り値
void
disableMulticastStormControlInInterfaces
インターフェイスの InstanceNameId を指定すると、インターフェイスのコレクションでマルチキャスト ストーム制御をディセーブルにします。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。これらのインターフェイスでは、トラフィック ストーム制御のイネーブル化またはディセーブル化を行うことはできません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 interfaceInstanceNameIds がヌルであるか、有効なインターフェイス InstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
PropertiesException は、特定のインターフェイスの BroadcastSuppression 機能が None である場合にスローされます。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceNameIds:マルチキャスト ストーム制御をディセーブルにする必要があるインターフェイスの InstanceNameId のコレクション。
戻り値
void
disableStormControlInInterfaces
インターフェイスの特定のコレクションで 3 つすべてのタイプのトラフィック(ユニキャスト、ブロードキャスト、またはマルチキャスト)でストーム制御をディセーブルにします。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。これらのインターフェイスでは、トラフィック ストーム制御のイネーブル化またはディセーブル化を行うことはできません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 interfaceInstanceNameIds がヌル、または空の場合。
• interfaceInstanceNameIds のすべての要素が有効な interfaceInstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceNameId:3 つすべてのトラフィック タイプ(ユニキャスト、ブロードキャスト、およびマルチキャスト)のストーム制御をディセーブルにするインターフェイスの InstanceNameId。
戻り値
void
disableUnicastStormControlInInterfaces
インターフェイスの InstanceNameId を指定すると、インターフェイスのコレクションでユニキャスト ストーム制御をディセーブルにします。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。これらのインターフェイスでは、トラフィック ストーム制御のイネーブル化またはディセーブル化を行うことはできません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 interfaceInstanceNameIds がヌルであるか、有効なインターフェイス InstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
PropertiesException は、特定のインターフェイスの BroadcastSuppression 機能が None である場合にスローされます。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceNameIds:ユニキャスト ストーム制御をディセーブルにする必要があるインターフェイスの InstanceNameId のコレクション。
戻り値
void
enableBroadcastStormControlInInterfaces
特定のしきい値を使用してインターフェイスのコレクションでブロードキャスト ストーム制御をイネーブルにします。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。これらのインターフェイスでは、トラフィック ストーム制御のイネーブル化またはディセーブル化を行うことはできません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 interfaceInstanceNameIds がヌルであるか、有効なインターフェイス InstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
• しきい値が 100 で、他のタイプ(ユニキャストまたはマルチキャスト)のトラフィック ストーム制御もまだイネーブルにされていなかった場合。
PropertiesException は、特定のインターフェイスの BroadcastSuppression 機能が None である場合にスローされます。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceNameIds:ブロードキャストをイネーブルにするインターフェイスの InstanceNameId のコレクション。
threshold:ストーム制御しきい値の値を示す浮動オブジェクト。このオブジェクトには、100 未満で 0 よりも大きい浮動小数点値が指定されます。これは任意指定の引数です。この引数をヌルに設定すると、インターフェイスですでに設定されているしきい値が保持されます。
戻り値
void
enableMulticastStormControlInInterfaces
特定のしきい値を使用してインターフェイスのコレクションでマルチキャスト ストーム制御をイネーブルにします。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。これらのインターフェイスでは、トラフィック ストーム制御のイネーブル化またはディセーブル化を行うことはできません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 interfaceInstanceNameIds がヌルであるか、有効なインターフェイス InstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
• しきい値が 100 で、他のタイプ(ユニキャストまたはブロードキャスト)のトラフィック ストーム制御もまだイネーブルにされていなかった場合。
PropertiesException は、特定のインターフェイスの BroadcastSuppression 機能が None である場合にスローされます。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceNameIds:* マルチキャストをイネーブルにするインターフェイスの InstanceNameId のコレクション。
threshold:ストーム制御しきい値の値を示す浮動オブジェクト。このオブジェクトには、100 未満で 0 よりも大きい浮動小数点値が指定されます。これは任意指定の引数です。この引数をヌルに設定すると、インターフェイスですでに設定されているしきい値が保持されます。
戻り値
void
enableUnicastStormControlInInterfaces
特定のしきい値を使用してインターフェイスのコレクションでユニキャスト ストーム制御をイネーブルにします。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。これらのインターフェイスでは、トラフィック ストーム制御のイネーブル化またはディセーブル化を行うことはできません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 interfaceInstanceNameIds がヌルであるか、有効なインターフェイス InstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
• しきい値が 100 で、他のタイプ(ブロードキャストまたはマルチキャスト)のトラフィック ストーム制御もまだイネーブルにされていなかった場合。
PropertiesException は、特定のインターフェイスの BroadcastSuppression 機能が None である場合にスローされます。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceNameIds:ユニキャストをイネーブルにするインターフェイスの InstanceNameId のコレクション。
threshold:ストーム制御しきい値の値を示す浮動オブジェクト。このオブジェクトには、100 未満で 0 よりも大きい浮動小数点値が指定されます。これは任意指定の引数です。この引数をヌルに設定すると、インターフェイスですでに設定されているしきい値が保持されます。
戻り値
void
getInterfacesWithTrafficStormControlSettingInNetworkElement
特定のネットワーク要素でトラフィック ストーム制御がイネーブルおよびディセーブルにされているすべてのインターフェイスを戻します。1 つまたは複数のトラフィック タイプ(ユニキャスト、ブロードキャスト、またはマルチキャスト)のストーム制御がイネーブルにされている場合、インターフェイスでは、トラフィック ストーム制御がイネーブルにされていると見なされます。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 neInstanceNameId がヌルであるか、有効なネットワーク要素 InstanceNameId ではない場合。
• ネットワーク要素がデータベースに存在しない場合。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
neInstanceNameId:ネットワーク要素の InstanceNameId。
戻り値
トラフィック ストーム制御がイネーブルおよびトラフィック ストーム制御がディセーブルにされた NetworkInterface のコレクション。インターフェイスのタイプは、SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface です。戻されるリストでは、次のアソシエーションだけが存在し、その他のアソシエーションはクリアされます。
• トラフィック ストーム制御アソシエーション。
• ネットワーク インターフェイス名アソシエーション。
getTrafficStormControlDisabledInterfacesInNetworkElement
特定のネットワーク要素でトラフィック ストーム制御がディセーブルにされたすべてのインターフェイスを戻します。3 つのトラフィック タイプ(ユニキャスト、ブロードキャスト、またはマルチキャスト)のいずれもイネーブルになっておらず、しきい値が 100 の場合は、インターフェイスでは、トラフィック ストーム制御がディセーブルにされていると見なされます。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。BroadcastSupressionCapability が None であるインターフェイスは、戻されるこの API リストに含められません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 neInstanceNameId がヌルであるか、有効なネットワーク要素 InstanceNameId ではない場合。
• ネットワーク要素がデータベースに存在しない場合。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
neInstanceNameId:ネットワーク要素の InstanceNameId。
戻り値
トラフィック ストーム制御がディセーブルになっているインターフェイスの InstanceNameIds のコレクション。戻されるリストでは、ネットワーク インターフェイス名アソシエーションが存在し、その他のアソシエーションはクリアされます。
getTrafficStormControlSettingInInterfaces
インターフェイスのコレクションでトラフィック ストーム制御設定を戻します。ブロードキャスト抑制機能が [None] に設定されているインターフェイスでは、この API によってヌル値が戻されます。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数がヌルの場合、または有効なインターフェイス InstanceNameId ではない場合。
• インターフェイスがデータベースに存在しない場合。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
interfaceInstanceIds:インターフェイスの InstanceNameId のコレクション。
戻り値
インターフェイスに関係する TrafficStormControlSetting オブジェクトのコレクション。
getTrafficStormControlledInterfacesInNetworkElement
特定のネットワーク要素でトラフィック ストーム制御がイネーブルにされたすべてのインターフェイスを戻します。1 つまたは複数のトラフィック タイプ(ユニキャスト、ブロードキャスト、またはマルチキャスト)のストーム制御がイネーブルにされている場合、インターフェイスでは、トラフィック ストーム制御がイネーブルにされていると見なされます。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 neInstanceNameId がヌルであるか、有効なネットワーク要素 InstanceNameId ではない場合。
• ネットワーク要素がデータベースに存在しない場合。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
neInstanceNameId:ネットワーク要素の InstanceNameId。
戻り値
トラフィック ストーム制御がイネーブルにされた NetworkInterface のコレクション。インターフェイスのタイプは、SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface です。戻されるリストでは、次のアソシエーションだけが存在し、その他のアソシエーションはクリアされます。
• トラフィック ストーム制御アソシエーション。
• ネットワーク インターフェイス名アソシエーション。
modifyStormControlInInterfaces
インターフェイスの特定のコレクションでトラフィック ストーム制御設定を変更します。この API は、指定のトラフィック制御をイネーブルまたはディセーブルにするためにも使用できます。3 つ(ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャスト)すべてのトラフィック ストーム制御をディセーブルにする場合は、しきい値は 100 にする必要があります。渡される TrafficStormControlSetting オブジェクトで、ユーザは 100 % のしきい値を指定して、いずれかのトラフィック タイプにイネーブル状態を指定する必要はありません。インターフェイスの Portcapability オブジェクトで BroadcastSuppressionCapability が None に指定されている場合は、これらのインターフェイスでは、タイプが SwitchedNetworkInterface または RoutedNetworkInterface であるのにもかかわらず、トラフィック ストーム制御設定は指定されません。
ValidationException は、次のいずれかの状況が発生した場合にスローされます。
• 渡された引数 trafficStormControlSettings がヌル、または空の場合。
• コレクション trafficStromControlSettings のすべての要素のタイプが TrafficStormControlSetting ではない場合。
• コレクション trafficStormControlSettings のすべての要素がデータベースに存在しない場合。
• コレクション trafficStromControlSettings のすべての要素のアトリビュートが無効な場合。
例:
• 3 つのトラフィック タイプ(ユニキャスト、ブロードキャスト、マルチキャスト)のいずれかでストーム制御がイネーブルになっている場合は、帯域幅しきい値は 100 です。
• 3 つすべてのトラフィック タイプでストーム制御がディセーブルになっている場合は、帯域幅しきい値は 100 ではありません。
PropertiesException は、帯域幅しきい値が範囲 0 ~ 100 内にないときにスローされます。
パラメータ
opContext:動作コンテキスト。
trafficStormContolSettings:変更したトラフィック ストーム制御設定オブジェクトのコレクション。
戻り値
void