この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
このモジュールには、12.2(25)S、12.2(33)SB、12.2(33)SRA、12.2.(33)SXH、および 12.4(20)T 以降の Cisco IOS リリースに関して記録された、シスコ エクスプレス フォワーディング イベント表示のカスタマイズについて、およびその方法が記載されています。
12.2(25)S、12.2(33)SB、12.2(33)SRA、12.2.(33)SXH、および 12.4(20)T よりも前の Cisco IOS に関して記録されたシスコ エクスプレス フォワーディング イベント表示のカスタマイズについて、およびその方法については、『Customizing the Display of Cisco Express Forwarding Events』を参照してください。
メモリに格納されたファイルのサイズを指定するか、または、イベント トレース メッセージをプレフィックスとマスク別、指定したインターフェイス別、または IPv4/IPv6 アドレス ファミリのシスコ エクスプレス フォワーディング バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)のルーティングおよびフォワーディング インスタンス(VRF)別に選択することで、シスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレース メッセージの表示をカスタマイズできます。
シスコ エクスプレス フォワーディングは、高度なレイヤ 3 IP スイッチング テクノロジーです。 これにより、すべての種類のネットワークに関して、ネットワーク パフォーマンスとスケーラビリティが最適化されます。こうしたネットワークの種類としては、インターネットや、負荷の大きい Web ベース アプリケーションや対話形式セッションを特長とするネットワークなど、少量のトラフィックと大量のトラフィックを複雑なパターンで伝送するものがあります。
ご使用のソフトウェア リリースでは、このモジュールで説明されるすべての機能がサポートされているとは限りません。 最新の機能情報と注意事項については、Bug Search Tool とご使用のプラットフォームおよびソフトウェア リリースのリリース ノートを参照してください。 このモジュールに記載されている機能の詳細を検索し、各機能がサポートされているリリースのリストを確認する場合は、このモジュールの最後にある機能情報の表を参照してください。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
記録されたシスコ エクスプレス フォワーディング イベントの表示をカスタマイズするためには、ネットワーキング デバイス上でシスコ エクスプレス フォワーディングが動作している必要があります。
シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにしてから、log キーワードを使用するアクセス リストを作成した場合、アクセス リストと一致するパケットは、シスコ エクスプレス フォワーディングで交換されたものではありません。 これらはファースト交換されたものです。 ロギングにより、シスコ エクスプレス フォワーディングがディセーブルになります。
設定可能なその他のシスコ エクスプレス フォワーディング機能および分散型シスコ エクスプレス フォワーディング機能に関する情報については、その他の関連資料を参照してください。
シスコ エクスプレス フォワーディングは、Cisco IOS ソフトウェア Release 12.0 以降を実行しているほとんどのシスコ プラットフォームで、デフォルトでイネーブルになっています。 シスコ エクスプレス フォワーディングをルータでイネーブルにすると、ルート プロセッサ(RP)がエクスプレス フォワーディングを実行します。
ご使用のプラットフォーム上でシスコ エクスプレス フォワーディングがイネーブルかどうか確認するには、show ip cef コマンドを入力してください。 シスコ エクスプレス フォワーディングがイネーブルの場合は、次のような出力が表示されます。
Router# show ip cef Prefix Next Hop Interface [...] 10.2.61.8/24 192.168.100.1 FastEthernet1/0/0 192.168.101.1 FastEthernet6/1 [...]
ご使用のプラットフォーム上でシスコ エクスプレス フォワーディングがイネーブルでない場合、show ip cef コマンドの出力は次のようになります。
Router# show ip cef %CEF not running
分散型シスコ エクスプレス フォワーディングは、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ、Cisco 7500 シリーズ ルータ、および Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータで、デフォルトでイネーブルになっています。 プラットフォーム上で分散型シスコ エクスプレス フォワーディングがイネーブルになっている場合、ラインカードはエクスプレス フォワーディングを実行します。
プラットフォーム上でシスコ エクスプレス フォワーディングがイネーブルになっていない場合は、ip cef コマンドを使用して(集中型)シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにするか、または ip cef distributed コマンドを使用して分散型シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルにします。
シスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレース機能は、デバッグがイネーブルになっていない場合であっても、発生するシスコ エクスプレス フォワーディング イベントを収集します。 この機能により、イベントが発生するとすぐにトレースを行うことができます。 シスコの技術者は、イベント トレース機能を使用して、シスコ エクスプレス フォワーディング機能の問題の解決を支援できます。
シスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレース メッセージは、デバイス上のメモリに保存されます。 イベント トレース メッセージが設定サイズを超えた場合、トレース内の新しいメッセージによって古いメッセージが上書きされます。 次のコマンドを使用して、シスコ エクスプレス フォワーディング イベント メッセージ ファイルの容量を変更できます。
次のコマンドを使用して、シスコ エクスプレス フォワーディング イベント ログの容量を表示できます。
分散型シスコ エクスプレス フォワーディング イベントのトレースは、デフォルトでイネーブルになっています。 シスコ エクスプレス フォワーディングは、Cisco IOS XE ソフトウェアによって、イベント トレースのサポートがデフォルトでイネーブルかディセーブルかを定義できます。 イベント トレースのコマンド インターフェイスを使用すると、特権 EXEC モードで monitor event-trace cef コマンドを使用するか、またはグローバル コンフィギュレーション モードで monitor event-trace cef コマンドを使用するかのどちらかの方法でデフォルト値を変更できます。
トレース情報を保存するファイルを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで monitor event-trace cef コマンドを使用します。 デフォルトでは、トレース メッセージはバイナリ形式で保存されます。 追加のアプリケーション処理などのために、トレース メッセージを ASCII 形式で保存する場合は、特権 EXEC モードで monitor event-trace cef dump pretty コマンドを使用します。 トレースから収集されるデータ量は、各トレース インスタンスについてグローバル コンフィギュレーション モードで monitor event-trace cef コマンドを使用して設定したトレース メッセージ サイズによって異なります。
トレースポイントでトレース コール スタックを指定するには、その前にトレース バッファをクリアする必要があります。
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 イベントのトレースは、デフォルトでイネーブルになっています。 ソフトウェアで、シスコ エクスプレス フォワーディングのイベント トレースへのサポートをデフォルトでイネーブルにするかディセーブルにするかを定義できます。 イベント トレースのコマンド インターフェイスを使用すると、特権 EXEC モードで monitor event-trace cef ipv4 コマンドを使用するか、またはグローバル コンフィギュレーション モードで monitor event-trace cef ipv4 コマンドを使用するか、どちらかの方法でデフォルト値を変更できます。
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 イベントのトレース情報を保存するファイルを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで monitor event-trace cef ipv4 コマンドを使用します。 デフォルトでは、トレース メッセージはバイナリ形式で保存されます。 追加のアプリケーション処理などのために、トレース メッセージを ASCII 形式で保存する場合は、特権 EXEC モードで monitor event-trace cef ipv4 dump pretty コマンドを使用します。 トレースから収集されるデータ量は、各トレース インスタンスについて monitor event-trace cef ipv4 コマンドを使用して設定したトレース メッセージ サイズによって異なります。
シスコ エクスプレス フォワーディングに対してイベント トレースがデフォルトでイネーブルになっているか判断するには、show monitor event-trace cef ipv4 コマンドを使用してトレース メッセージを表示します。
トレースポイントでトレース コール スタックを指定するには、その前にトレース バッファをクリアする必要があります。
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 イベントのイベント トレースは、デフォルトでイネーブルになっています。シスコ エクスプレス フォワーディングは、Cisco IOS XE ソフトウェアによって、イベント トレースのサポートがデフォルトでイネーブルかディセーブルかを定義できます。 イベント トレースのコマンド インターフェイスを使用すると、特権 EXEC モードで monitor event-trace cef ipv6 コマンドを使用するか、またはグローバル コンフィギュレーション モードで monitor event-trace cef ipv6 コマンドを使用するか、どちらかの方法でデフォルト値を変更できます。
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 イベントのトレース情報を保存するファイルを設定するには、グローバル コンフィギュレーション モードで monitor event-trace cef ipv6 コマンドを使用します。 デフォルトでは、トレース メッセージはバイナリ形式で保存されます。 追加のアプリケーション処理などのために、トレース メッセージを ASCII 形式で保存する場合は、特権 EXEC モードで monitor event-trace cef ipv6 dump pretty コマンドを使用します。 トレースから収集されるデータ量は、各トレース インスタンスについて monitor event-trace cef ipv6 コマンドを使用して設定したトレース メッセージ サイズによって異なります。
シスコ エクスプレス フォワーディングに対してイベント トレースがデフォルトでイネーブルになっているか判断するには、show monitor event-trace cef ipv6 コマンドを使用してトレース メッセージを表示します。
トレースポイントでトレース コール スタックを指定するには、その前にトレース バッファをクリアする必要があります。
シスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレースをカスタマイズするには、次のタスクを実行します。 イベント トレース メッセージを使用すると、シスコ エクスプレス フォワーディングを監視するとともに、シスコ エクスプレス フォワーディング機能での問題解決に役立ちます。
1. enable
2. configure terminal
3. monitor event-trace cef {dump-file dump-file-name | {events | interface} {disable | dump-file dump-file-name| enable | size number | stacktrace [depth]}}
4. exit
5. monitor event-trace cef {dump [merged pretty | pretty] | {events | interface | ipv4 | ipv6} {clear | continuous [cancel] | disable | dump [pretty] | enable | one-shot}}
6. disable
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 イベント用にシスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレースをカスタマイズするには、次のタスクを実行します。 イベント トレースを使用すると、発生するシスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 イベントを監視するとともに、シスコ エクスプレス フォワーディングおよび関連する IPv4 イベントの問題解決に役立ちます。
1. enable
2. configure terminal
3. monitor event-trace cef ipv4 {disable | distribution |dump-file dump-file-name| enable | match {global | ip-address mask} | size number | stacktrace [depth] | vrf vrf-name [distribution | match {global | ip-address mask}]}
4. exit
5. monitor event-trace cef ipv4 {clear | continuous [cancel] | disable | dump [pretty] | enable | one-shot}
6. disable
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | enable 例: Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
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||
ステップ 2 | configure terminal 例: Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 3 | monitor event-trace cef ipv4 {disable | distribution |dump-file dump-file-name| enable | match {global | ip-address mask} | size number | stacktrace [depth] | vrf vrf-name [distribution | match {global | ip-address mask}]} 例: Router(config)# monitor event-trace cef ipv4 size 10000 |
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 イベントのイベント トレースを設定します。
|
||
ステップ 4 | exit 例: Router(config)# exit |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
||
ステップ 5 | monitor event-trace cef ipv4 {clear | continuous [cancel] | disable | dump [pretty] | enable | one-shot} 例: Router# monitor event-trace cef ipv4 continuous |
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 のイベント トレース機能を監視および制御します。
|
||
ステップ 6 | disable 例: Router# disable |
ユーザ EXEC モードに戻ります。 |
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 イベント用にシスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレースをカスタマイズするには、次のタスクを実行します。イベント トレースを使用すると、発生するシスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 イベントを監視するとともに、シスコ エクスプレス フォワーディングおよび関連する IPv6 イベントの問題解決に役立ちます。
1. enable
2. configure terminal
3. monitor event-trace cef ipv4 {disable | distribution | dump-file dump-file-name| enable | match {global | ipv6-address/n} | size number | stacktrace [depth] | vrf vrf-name [distribution | match {global | ipv6-address/n}]}
4. exit
5. monitor event-trace cef ipv6 {clear | continuous [cancel] | disable | dump [pretty] | enable | one-shot}}
6. disable
コマンドまたはアクション | 目的 | |||
---|---|---|---|---|
ステップ 1 | enable 例: Router> enable |
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
|
||
ステップ 2 | configure terminal 例: Router# configure terminal |
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
||
ステップ 3 | monitor event-trace cef ipv4 {disable | distribution | dump-file dump-file-name| enable | match {global | ipv6-address/n} | size number | stacktrace [depth] | vrf vrf-name [distribution | match {global | ipv6-address/n}]} 例: Router(config)# monitor event-trace cef ipv6 match global |
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 イベントのイベント トレースを設定します。
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ステップ 4 | exit 例: Router(config)# exit |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
||
ステップ 5 | monitor event-trace cef ipv6 {clear | continuous [cancel] | disable | dump [pretty] | enable | one-shot}} 例: Router# monitor event-trace cef ipv6 one-shot |
シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 のイベント トレース機能を監視および制御します。
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||
ステップ 6 | disable 例: Router# disable |
特権 EXEC モードに戻ります。 |
シスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレース情報を表示するには、次のタスクを実行します。
1. enable
2. monitor event-trace cef events clear
3. debug ip cef table
4. show monitor events-trace cef all
5. show monitor event-trace cef latest
6. show monitor event-trace cef events all
7. show monitor event-trace cef interface latest
8. show monitor event-trace cef ipv4 all
9. show monitor event-trace cef ipv6 parameters
10. disable
ステップ 1 | enable このコマンドを使用して、特権 EXEC モードをイネーブルにします。 パスワードを入力します(要求された場合)。 次に例を示します。 例: Router> enable Router#
|
ステップ 2 | monitor event-trace cef events clear このコマンドを使用すると、シスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレース バッファをクリアできます。 次に例を示します。
Router# monitor event-trace cef clear 例: |
ステップ 3 | debug ip cef table このコマンドを使用すると、シスコ エクスプレス フォワーディング テーブル内のエントリに影響を与えるイベントを表示できます。 次に例を示します。 例: Router# debug ip cef table 01:25:46:CEF-Table:Event up, 10.1.1.1/32 (rdbs:1, flags:1000000) 01:25:46:CEF-IP:Checking dependencies of 0.0.0.0/0 01:25:47:CEF-Table:attempting to resolve 10.1.1.1/32 01:25:47:CEF-IP:resolved 10.1.1.1/32 via 10.9.104.1 to 10.9.104.1 Ethernet2/0/0 01:26:02:CEF-Table:Event up, default, 0.0.0.0/0 (rdbs:1, flags:400001) 01:26:02:CEF-IP:Prefix exists - no-op change |
ステップ 4 | show monitor events-trace cef all このコマンドを使用すると、シスコ エクスプレス フォワーディングのイベント トレース メッセージを表示できます。 次に例を示します。 例: Router# show monitor event-trace cef all cef_events: *Jul 22 20:14:58.999: SubSys ipv4fib_ios_def_cap init *Jul 22 20:14:58.999: SubSys ipv6fib_ios_def_cap init *Jul 22 20:14:58.999: Inst unknown -> RP *Jul 22 20:14:58.999: SubSys fib_ios_chain init *Jul 22 20:14:59.075: SubSys fib init *Jul 22 20:14:59.075: SubSys ipv4fib init *Jul 22 20:14:59.075: SubSys fib_ios init *Jul 22 20:14:59.075: SubSys fib_ios_if init *Jul 22 20:14:59.075: SubSys ipv4fib_ios init *Jul 22 20:14:59.075: Flag Common CEF enabled set to yes *Jul 22 20:14:59.075: Flag IPv4 CEF enabled set to yes *Jul 22 20:14:59.075: Flag IPv4 CEF switching enabled set to yes *Jul 22 20:14:59.075: GState CEF enabled *Jul 22 20:14:59.075: SubSys ipv6fib_ios init *Jul 22 20:14:59.075: SubSys ipv4fib_util init *Jul 22 20:14:59.075: SubSys ipv4fib_les init *Jul 22 20:15:02.907: Process Background created *Jul 22 20:15:02.907: Flag IPv4 CEF running set to yes *Jul 22 20:15:02.907: Process Background event loop enter *Jul 22 20:15:02.927: Flag IPv4 CEF switching running set to yes cef_interface: *Jul 22 20:14:58.999: Et0/0 (hw 3) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et0/1 (hw 4) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et0/2 (hw 5) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et0/3 (hw 6) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et1/0 (hw 7) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et1/1 (hw 8) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et1/2 (hw 9) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et1/3 (hw 10) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Se2/0 (hw 11) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Se2/1 (hw 12) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) . . . 出力は表形式になり、最初のカラムにはタイムスタンプ、2 番目のカラムにはイベントのタイプ、3 番目のカラムにはイベントの詳細が表示されます。 |
ステップ 5 | show monitor event-trace cef latest このコマンドを使用すると、最後に show monitor event-trace cef コマンドを実行した後に送信されたイベント トレース メッセージだけが表示されます。 次に例を示します。 例: Router# show monitor event-trace cef latest cef_events: cef_interface: *Jul 22 20:14:59.075: Se3/0 (sw 15) FlagCha 0x60C1 add puntLC *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 16) State down -> up *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 16) Create new *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (hw 16) NameSet *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (hw 16) HWIDBLnk Serial3/1(16) *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (hw 16) RCFlags None -> Fast *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 16) VRFLink IPv4:id0 - success *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 16) State deleted -> down *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 16) Create new *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (sw 16) NameSet *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (sw 16) FIBHWLnk Serial3/1(16) *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (sw 16) SWIDBLnk Serial3/1(16) *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (sw 16) FlagCha 0x6001 add p2p|input|first *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (sw 16) FlagCha 0x6041 add auto_adj *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (sw 16) Impared lc rea Queueing configuration *Jul 22 20:14:59.075: Se3/1 (sw 16) FlagCha 0x60C1 add puntLC *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 17) State down -> up *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 17) Create new *Jul 22 20:14:59.075: Se3/2 (hw 17) NameSet |
ステップ 6 | show monitor event-trace cef events all このコマンドを使用すると、シスコ エクスプレス フォワーディング イベントに関する情報が表示されます。 次に例を示します。 例: Router# show monitor event-trace cef events all *Jul 13 17:38:27.999: SubSys ipv4fib_ios_def_cap init *Jul 13 17:38:27.999: SubSys ipv6fib_ios_def_cap init *Jul 13 17:38:27.999: Inst unknown -> RP *Jul 13 17:38:27.999: SubSys fib_ios_chain init *Jul 13 17:38:28.199: SubSys fib init *Jul 13 17:38:28.199: SubSys ipv4fib init *Jul 13 17:38:28.199: SubSys fib_ios init *Jul 13 17:38:28.199: SubSys fib_ios_if init *Jul 13 17:38:28.199: SubSys ipv4fib_ios init *Jul 13 17:38:28.199: Flag Common CEF enabled set to yes *Jul 13 17:38:28.199: Flag IPv4 CEF enabled set to yes *Jul 13 17:38:28.199: Flag IPv4 CEF switching enabled set to yes *Jul 13 17:38:28.199: GState CEF enabled *Jul 13 17:38:28.199: SubSys ipv6fib_ios init *Jul 13 17:38:28.199: SubSys ipv4fib_util init *Jul 13 17:38:28.199: SubSys ipv4fib_les init *Jul 13 17:38:34.059: Process Background created *Jul 13 17:38:34.059: Flag IPv4 CEF running set to yes *Jul 13 17:38:34.059: Process Background event loop enter *Jul 13 17:38:34.079: Flag IPv4 CEF switching running set to yes 出力は表形式になり、最初のカラムにはタイムスタンプ、2 番目のカラムにはイベントのタイプ、3 番目のカラムにはイベントの詳細が表示されます。 たとえば、Subsys イベント タイプは、シスコ エクスプレス フォワーディング機能のサブセットの初期化に関連しています。 「ipv4fib_ios_def_cap init」エントリは、IPv4 シスコ エクスプレス フォワーディングのデフォルト機能の初期化を示しています。 |
ステップ 7 | show monitor event-trace cef interface latest このコマンドを使用すると、最後に show monitor event-trace cef interface コマンドを入力した後に生成されたイベント トレース メッセージだけが表示されます。 次に例を示します。 例: Router# show monitor event-trace cef interface latest *Jul 22 20:14:58.999: Et0/0 (hw 3) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et0/1 (hw 4) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et0/2 (hw 5) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) *Jul 22 20:14:58.999: Et0/3 (hw 6) SWvecLES <unknown> (0x01096A3C) . . . *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 3) State down -> up *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 3) Create new *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (hw 3) NameSet *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (hw 3) HWIDBLnk Ethernet0/0(3) *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (hw 3) RCFlags None -> Fast *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 3) VRFLink IPv4:id0 - success *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 3) State deleted -> down *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 3) Create new *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (sw 3) NameSet *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (sw 3) FIBHWLnk Ethernet0/0(3) *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (sw 3) SWIDBLnk Ethernet0/0(3) *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (sw 3) FlagCha 0x6000 add input|first *Jul 22 20:14:59.075: Et0/0 (sw 3) State down -> up *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 4) State down -> up *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (hw 4) Create new *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (hw 4) NameSet *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (hw 4) HWIDBLnk Ethernet0/1(4) *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (hw 4) RCFlags None -> Fast *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 4) VRFLink IPv4:id0 - success *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 4) State deleted -> down *Jul 22 20:14:59.075: <empty> (sw 4) Create new *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (sw 4) NameSet *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (sw 4) FIBHWLnk Ethernet0/1(4) *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (sw 4) SWIDBLnk Ethernet0/1(4) *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (sw 4) FlagCha 0x6000 add input|first *Jul 22 20:14:59.075: Et0/1 (sw 4) State down -> up . . . |
ステップ 8 | show monitor event-trace cef ipv4 all このコマンドを使用すると、シスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 イベントに関する情報が表示されます。 次に例を示します。 例: Router# show monitor event-trace cef ipv4 all *Jul 22 20:14:59.075: [Default] *.*.*.*/* Allocated FIB table [OK] *Jul 22 20:14:59.075: [Default] *.*.*.*/*'00 Add source Default table [OK] *Jul 22 20:14:59.075: [Default] 0.0.0.0/0'00 FIB add src DRH (ins) [OK] *Jul 22 20:14:59.075: [Default] *.*.*.*/*'00 New FIB table [OK] *Jul 22 20:15:02.927: [Default] *.*.*.*/*'00 FIB refresh start [OK] . . .
|
ステップ 9 | show monitor event-trace cef ipv6 parameters このコマンドを使用すると、シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 イベント用に設定されたパラメータが表示されます。 次に例を示します。 例: Router# show monitor event-trace cef ipv6 parameters Trace has 1000 entries Stacktrace is disabled by default Matching all events |
ステップ 10 | disable このコマンドを使用して、ユーザ EXEC モードに戻ります。 次に例を示します。 例: Router# disable Router> |
次の例は、シスコ エクスプレス フォワーディングのイベント トレースをイネーブルにし、バッファ サイズを 2500 メッセージに設定する方法を示しています。 トレース メッセージ ファイルは、slot0(フラッシュ メモリ)の cef-dump に設定されています。
configure terminal ! monitor event-trace cef events enable monitor event-trace cef dump-file slot0:cef-dump monitor event-trace cef events size 2500 exit The following example shows what happens when you try to enable event tracing for Cisco Express Forwarding events when it is already enabled: configure terminal ! monitor event-trace cef events enable 00:04:33: %EVENT_TRACE-6-ENABLE: Trace already enabled.
次の例は、イベントのトレースを停止し、現在のメモリの内容をクリアし、さらにシスコ エクスプレス フォワーディング イベントのトレース機能を再度イネーブルにする特権 EXEC コマンドを示しています。 この例は、ネットワーキング デバイス上でトレース機能が設定され、イネーブルになっていることを前提としています。
enable ! monitor event-trace cef events disable monitor event-trace cef events clear monitor event-trace cef events enable disable
次の例は、シスコ エクスプレス フォワーディング IPv4 イベントのイベント トレースをイネーブルにし、バッファ サイズを 5000 メッセージに設定する方法を示しています。
configure terminal ! monitor event-trace cef ipv4 enable monitor event-trace cef ipv4 size 5000 exit The following example shows how to enable event tracing for events that match Cisco Express Forwarding IPv4 VRF vpn1: configure terminal ! monitor event-trace cef ipv4 enable monitor event-trace cef ipv4 vrf vpn1 exit
次の例は、IPv4 イベントに関する最新のシスコ エクスプレス フォワーディング イベント トレース エントリの連続表示を設定する特権 EXEC コマンドを示しています。
enable ! monitor event-trace cef ipv4 continuous disable
次の例は、最新トレース エントリの連続表示を停止する方法を示しています。
enable ! monitor event-trace cef ipv4 continuous cancel disable
次の例は、シスコ エクスプレス フォワーディング IPv6 イベントのイベント トレースをイネーブルにし、バッファ サイズを 10000 に設定する方法を示しています。
configure terminal ! monitor event-trace cef ipv6 enable monitor event-trace cef ipv6 size 10000 exit
関連項目 |
マニュアル タイトル |
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Cisco IOS コマンド |
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シスコ エクスプレス フォワーディングのコマンド |
『Cisco IOS IP Switching Command Reference』 |
シスコ エクスプレス フォワーディング機能の概要 |
『Cisco Express Forwarding Overview』 |
シスコ エクスプレス フォワーディングおよび分散型シスコ エクスプレス フォワーディングの基本動作を確認するためのタスク |
『Configuring Basic Cisco Express Forwarding for Improved Performance, Scalability, and Resiliency in Dynamic Networks』 |
シスコ エクスプレス フォワーディングまたは分散型シスコ エクスプレス フォワーディングをイネーブルまたはディセーブルにするためのタスク |
『Enabling or Disabling Cisco Express Forwarding or Distributed Cisco Express Forwarding to Customize Switching and Forwarding for Dynamic Network』 |
シスコ エクスプレス フォワーディングのロード バランシング スキームを設定するためのタスク |
『Configuring a Load-Balancing Scheme for Cisco Express Forwarding Traffic』 |
シスコ エクスプレス フォワーディングの整合性チェッカを設定するためのタスク |
『Configuring Cisco Express Forwarding Consistency Checkers for Route Processors and Line Cards』 |
シスコ エクスプレス フォワーディング テーブルのエポックを設定するためのタスク |
『Configuring Epochs to Clear and Rebuild Cisco Express Forwarding and Adjacency Tables』 |
シスコ エクスプレス フォワーディングのネットワーク アカウンティングを設定および確認するためのタスク |
『Configuring Cisco Express Forwarding Network Accounting』 |
Cisco IOS Release 12.2(25)S、12.2(33)SB、12.2(33)SRA、12.2(33)SXH、および 12.4(20)T よりも前の Cisco IOS リリースで記録されたシスコ エクスプレス フォワーディング イベントの表示をカスタマイズするためのタスク |
『Customizing the Display of Recorded Cisco Express Forwarding Events』 |
分散型シスコ エクスプレス フォワーディング スイッチングが動作するプラットフォーム(Cisco 7500 シリーズ ルータおよび Cisco 12000 シリーズ インターネット ルータ)上での、一般的なシスコ エクスプレス フォワーディング関連エラー メッセージの原因と、そのトラブルシューティング方法 |
『Troubleshooting Cisco Express Forwarding-Related Error Messages』 |
標準 |
タイトル |
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この機能でサポートされる新規の標準または変更された標準はありません。また、既存の標準のサポートは変更されていません。 |
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MIB |
MIB のリンク |
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この機能によってサポートされる新しい MIB または変更された MIB はありません。またこの機能による既存 MIB のサポートに変更はありません。 |
選択したプラットフォーム、Cisco IOS リリース、およびフィーチャ セットに関する MIB を探してダウンロードするには、次の URL にある Cisco MIB Locator を使用します。 |
RFC |
タイトル |
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この機能によりサポートされた新規 RFC または改訂 RFC はありません。またこの機能による既存 RFC のサポートに変更はありません。 |
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説明 |
リンク |
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シスコのサポートおよびドキュメンテーション Web サイトでは、ダウンロード可能なマニュアル、ソフトウェア、ツールなどのオンライン リソースを提供しています。 これらのリソースは、ソフトウェアをインストールして設定したり、シスコの製品やテクノロジーに関する技術的問題を解決したりするために使用してください。 この Web サイト上のツールにアクセスする際は、Cisco.com のログイン ID およびパスワードが必要です。 |
次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。 この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。 その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。
プラットフォームのサポートおよびシスコ ソフトウェア イメージのサポートに関する情報を検索するには、Cisco Feature Navigator を使用します。 Cisco Feature Navigator にアクセスするには、www.cisco.com/go/cfn に移動します。 Cisco.com のアカウントは必要ありません。
機能名 |
リリース |
機能の設定情報 |
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Cisco IOS Release 12.2(1) 以降にこのモジュールで導入または変更された機能はないため、この表は空白になっています。 この表は、このモジュールに機能情報が追加されると更新されます。 |
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隣接関係:ルーティング情報を交換するため、選択した隣接ルータとエンドノード間で形成された関係。 隣接関係は、関連するルータとノードによる共通メディア セグメントの使用に基づいています。
シスコ エクスプレス フォワーディング:レイヤ 3 スイッチング テクノロジー。 シスコ エクスプレス フォワーディングは、シスコ エクスプレス フォワーディング動作の 2 つのモードの 1 つである、集中型シスコ エクスプレス フォワーディング モードを指す場合もあります。 シスコ エクスプレス フォワーディングにより、ルート プロセッサがエクスプレス フォワーディングを行うことができます。 分散型シスコ エクスプレス フォワーディングは、シスコ エクスプレス フォワーディングのもう 1 つの動作モードです。
分散型シスコ エクスプレス フォワーディング:シスコ エクスプレス フォワーディングの動作モードの 1 つであり、ラインカード(Versatile Interface Processor(VIP)ラインカードなど)に、転送情報ベース(FIB)および隣接関係テーブルの同一のコピーが保持されます。 ラインカードは、ポート アダプタ間でエクスプレス フォワーディングを実行します。これにより、ルート スイッチ プロセッサがスイッチング動作から解放されます。
FIB:転送情報ベース。 概念上はルーティング テーブルや情報ベースに似た、シスコ エクスプレス フォワーディングのコンポーネント。 ルータは FIB ルックアップ テーブルを使用して、シスコ エクスプレス フォワーディング動作中に送信先ベースのスイッチング判断を行います。 ルータには、IP ルーティング テーブル内の転送情報のミラー イメージが保持されます。
ラインカード:さまざまなシスコ製品で使用可能なインターフェイス プロセッサに対する一般的用語。 たとえば、Versatile Interface Processor(VIP)は、Cisco 7500 シリーズ ルータのラインカードです。
プレフィックス:IP アドレスのネットワーク アドレス部分。 プレフィックスはネットワークおよびマスクによって指定され、一般的にネットワーク/マスクの形式で表されます。 マスクは、どのビットがネットワーク ビットかを表しています。 たとえば、1.0.0.0/16 は、IP アドレスの最初の 16 ビットがマスクされることを表し、これがネットワーク ビットであることを示しています。 残りのビットはホスト ビットです。 この場合、ネットワーク番号は 10.0 です。
VPN:バーチャル プライベート ネットワーク。 トンネリングを使用し、公衆 TCP/IP ネットワークを通じて IP トラフィックを安全に転送することを可能にするルータ構成。
VRF:バーチャル プライベート ネットワーク(VPN)ルーティング/フォワーディング インスタンス。 VRF は、IP ルーティング テーブル、取得されたルーティング テーブル、そのルーティング テーブルを使用する一連のインターフェイス、ルーティング テーブルに登録されるものを決定する一連のルールおよびルーティング プロトコルで構成されています。 一般に、VRF には、PE ルータに付加されるカスタマー VPN サイトが定義されたルーティング情報が格納されています。