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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
以下のトピックでは、集約インターフェイスの設定について、および管理対象デバイスで LACP がどのように機能するかについて説明します。
Firepower システムでは、管理対象デバイスがレイヤ 2(ネットワーク間でパケット スイッチングを行う)、またはレイヤ 3(インターフェイス間でトラフィックをルーティングする)に展開されている場合、複数の物理イーサネット インターフェイスを管理対象デバイス上で 1 つの論理リンクにグループ化できます。このように 1 つに集約された論理リンクは、帯域幅と冗長性の向上および、2 つのエンドポイント間でのロードバランシングを実現します。
集約リンクを作成するには、スイッチドまたはルーテッド Link Aggregation Group(LAG)を作成します。集約グループを作成すると、集約インターフェイスと呼ばれる論理インターフェイスが作成されます。上位層エンティティである LAG は単一の論理リンクに似ており、データ トラフィックは集約インターフェイスを介して送信されます。集約リンクは、複数のリンクの帯域幅をまとめて追加することによって帯域幅を増加させます。また、使用可能なすべてのリンクのトラフィックをロードバランシングすることで、冗長性を実現します。リンクの 1 つで障害が発生すると、トラフィックは残りのリンク全体にロードバランシングされます。
LAG のエンドポイントは、7000 または 8000 シリーズ デバイス(上記の図を参照)が 2 つの場合もあれば、一方がサードパーティ アクセス スイッチまたはルータに接続されている 7000 または 8000 シリーズ デバイスの場合もあります。2 つのデバイスは一致している必要はありませんが、同じ物理構成で、IEEE 802.ad リンク アグリゲーション標準規格をサポートしている必要があります。LAG の通常の展開では、2 つの管理対象デバイス間のアクセス リンクを集約するか、管理対象デバイスとアクセス スイッチまたはルータ間にポイントツーポイント接続を確立します。
リンク集約は、リンク集約グループ(LAG)を使用して実装します。LAG を設定するには、集約スイッチドまたはルーテッド インターフェイスを作成して、一連の物理インターフェイスをリンクに関連付けます。すべての物理インターフェイスは同じ速度とメディアでなければなりません。
集約リンクは動的または静的に作成します。動的リンク集約では、IEEE 802.ad リンク集約標準のコンポーネットである Link Aggregation Control Protocol(LACP)が使用されますが、静的リンク集約では使用されません。LACP は、LAG の両端の各デバイスでリンクおよびシステムの情報を交換できるようにして、集約でアクティブに使用するリンクを決定します。静的 LAG 構成では、手動でリンク集約を維持し、ロード バランシング ポリシーとリンク選択ポリシーを展開する必要があります。
スイッチドまたはルーテッド集約インターフェイスを作成すると、同じタイプのリンク集約グループが自動的に作成され、それに番号が付けられます。たとえば、最初の LAG(スイッチドまたはルーテッド)を作成すると、その集約インターフェイスは、管理対象デバイスの [インターフェイス(Interfaces)] タブの lag0 ラベルによって識別できます。物理インターフェイスと論理インターフェイスをこの LAG に関連付けると、それらは階層ツリー メニューのプライマリ LAG の下にネスト表示されます。ただし、スイッチド LAG にはスイッチド物理インターフェイスのみを含めることができ、ルーテッド LAG にはルーテッド物理インターフェイスのみを含めることができます。
Firepower システムは、最大 14 の LAG をサポートし、各 LAG インターフェイスに 0 ~ 13 の一意の ID を割り当てます。LAG ID は設定できません。
各 LAG ごとに少なくとも 2 つの物理インターフェイスを関連付ける必要があります(最大 8 つ)。物理インターフェイスは複数の LAG に属することはできません。
LAG の物理インターフェイスは、他の動作モードでインラインまたはパッシブとして使用できず、タグ付きトラフィックの別の論理インターフェイスの一部として使用することもできません。
LAG の物理インターフェイスは複数の NetMods にまたがることが可能ですが、複数のセンサーにまたがることはできません(すべての物理インターフェイスが同じデバイス上に存在する必要があります)。
管理対象デバイスの 2 ~ 8 つの物理ポートを組み合わせて、スイッチド LAG インターフェイスを作成できます。トラフィックを処理できるようにするには、その前に、スイッチド LAG インターフェイスを仮想スイッチに割り当てる必要があります。管理対象デバイスは、最大 14 の LAG インターフェイスをサポートできます。
MTU 値の範囲は管理対象デバイスのモデルとインターフェイス タイプによって異なる場合があります。
注意 | デバイス上のすべての非管理インターフェイスの中で最大 MTU 値を変更し、設定変更を展開すると、Snort プロセスが再起動され、トラフィック インスペクションが一時的に中断されます。インスペクションは、変更したインターフェイスだけでなく、すべての非管理インターフェイスで中断されます。この中断によってトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびインターフェイスのタイプに応じて異なります。詳細については、Snort® の再起動によるトラフィックの動作を参照してください。 |
7000 または 8000 シリーズ デバイスの 2 ~ 8 つの物理ポートを組み合わせて、ルーテッド LAG インターフェイスを作成できます。トラフィックをルーティングする前に、ルーテッド LAG インターフェイスを仮想ルータに割り当てる必要があります。管理対象デバイスは、最大 14 の LAG インターフェイスをサポートできます。
ルーテッド LAG インターフェイスにスタティック Address Resolution Protocol(ARP)エントリを追加できます。外部ホストは、トラフィックの送信先となるローカル ネットワーク上の宛先 IP アドレスの MAC アドレスを知る必要がある場合は、ARP 要求を送信します。スタティック ARP エントリを設定する場合、仮想ルータは IP アドレスや関連付けられた MAC アドレスに応答します。
ルーテッド LAG インターフェイスの [ICMP 対応の応答数(ICMP Enable Responses)] オプションを無効にしても、すべてのシナリオで ICMP 応答が抑制されるわけではありません。引き続き、アクセス コントロール ルールを使用して、宛先 IP がルーテッド インターフェイスの IP であり、プロトコルが ICMP である接続を処理することができます。ポートおよび ICMP コードの条件を参照してください。
[ローカル ルータ トラフィックを検査する(Inspect Local Router Traffic)] オプションを有効にすると、パケットはホストに到達する前にドロップされるため、あらゆる応答が抑制されます。ローカル ルータ トラフィックの検査の詳細については、デバイスの詳細設定を参照してください。
MTU 値の範囲は管理対象デバイスのモデルとインターフェイス タイプによって異なる場合があります。
注意 | デバイス上のすべての非管理インターフェイスの中で最大 MTU 値を変更し、設定変更を展開すると、Snort プロセスが再起動され、トラフィック インスペクションが一時的に中断されます。インスペクションは、変更したインターフェイスだけでなく、すべての非管理インターフェイスで中断されます。この中断によってトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびインターフェイスのタイプに応じて異なります。詳細については、Snort® の再起動によるトラフィックの動作を参照してください。 |
各スイッチドまたはルーテッド集約インターフェイスごとに、複数の論理スイッチド インターフェイスを追加できます。論理 LAG インターフェイスで受信した VLAN タグ付きトラフィックを処理するには、各論理 LAG インターフェイスをその特定のタグに関連付ける必要があります。物理スイッチドまたはルーテッド インターフェイスに追加するのと同じ方法で、論理インターフェイスをスイッチドまたはルーテッド集約インターフェイスに追加します。
論理ルーテッド インターフェイスには、シスコ冗長プロトコル(SFRP)を設定することもできます。SFRP では、指定した IP アドレスに対する冗長なゲートウェイとしてデバイスを機能させることができます。
論理ルーテッド LAG インターフェイスの [ICMP 有効応答(ICMP Enable Responses)] オプションを無効にしても、すべてのシナリオで ICMP 応答が抑制されるわけではありません。宛先 IP がルーテッド インターフェイスの IP で、プロトコルが ICMP であるパケットをドロップするように、アクセス コントロール ポリシーにネットワークベースのルールを追加できます。
管理対象デバイスの詳細設定である [ローカル ルータ トラフィックの検閲(Inspect Local Router Traffic)] オプションを有効にした場合、パケットはホストに到達する前にドロップされるため、すべての応答を防ぐことができます。
MTU 値の範囲は管理対象デバイスのモデルとインターフェイス タイプによって異なる場合があります。
注意 | デバイス上のすべての非管理インターフェイスの中で最大 MTU 値を変更し、設定変更を展開すると、Snort プロセスが再起動され、トラフィック インスペクションが一時的に中断されます。インスペクションは、変更したインターフェイスだけでなく、すべての非管理インターフェイスで中断されます。この中断によってトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびインターフェイスのタイプに応じて異なります。詳細については、Snort® の再起動によるトラフィックの動作を参照してください。 |
LAG バンドルのメンバー リンクへのトラフィックの分散方法を決定する出口ロード バランシング アルゴリズムを LAG に割り当てます。ロード バランシング アルゴリズムは、レイヤ 2 MAC アドレス、レイヤ 3 IP アドレス、レイヤ 4 ポート番号(TCP/UDP トラフィック)など、さまざまなパケット フィールドの値に基づいてハッシュを決定します。選択したロード バランシング アルゴリズムは、LAG バンドルのメンバー リンクすべてに適用されます。
リンク アグリゲーションでは、両方のエンドポイントで各リンクの速度とメディアが同じである必要があります。リンク プロパティを動的に変更できるので、リンク選択ポリシーは、システムによるリンク選択プロセスの管理方法を決定する上で役立ちます。最大ポート数を最大化するリンク選択ポリシーはリンク冗長性をサポートし、総帯域幅を最大化するリンク選択ポリシーを全体的なリンク速度をサポートします。安定したリンク選択ポリシーは、リンク状態の過剰な変更を最小限に抑えようとします。
(注) | LAG の両端に同じリンク選択ポリシーを設定する必要があります。 |
次のオプションから展開シナリオに対応するリンク選択ポリシーを選択します。
[最大ポート数(Highest Port Count)]:冗長性を向上させる最大アクティブ ポート数を割り当てるには、このオプションを選択します。
[最大合計帯域幅(Highest Total Bandwidth)]:集約リンクに最大合計帯域幅を割り当てるには、このオプションを選択します。
[安定(Stable)]:最大の課題がリンクの安定性と信頼性である場合は、このオプションを選択します。LAG を設定すると、アクティブ リンクは、ポート数や帯域幅が追加された場合ではなく、どうしても必要な場合(リンク障害などの場合)にのみ変更されます。
[LACP 優先順位(LACP Priority)]:LAG でアクティブにするリンクを LACP アルゴリズムにより決定するには、このオプションを選択します。この設定は、展開目標が未定義の場合や、LAG の一端のデバイスが Firepower Management Center によって管理されていない場合に適しています。
LACP は、動的リンク アグリゲーションをサポートするリンク選択方式の自動化における主要部分です。LACP を有効にすると、LACP の優先度に基づいたリンク選択ポリシーは LACP の次のプロパティを使用します。
リンク アグリゲーションにおいて優位なデバイスを判断するには、LACP を実行している各パートナー デバイスにこの値を設定します。値が小さいシステムほど、システム プライオリティが高くなります。動的リンク アグリゲーションでは、最初に、LACP システム優先順位の高いシステム側でメンバー リンクに選択された状態が設定され、次に、優先順位の低いシステムでメンバー リンクが適宜設定されます。0 ~ 65535 を指定できます。値を指定しない場合、デフォルトの優先順位は 32768 になります。
集約グループに属する各リンクにこの値を設定します。リンク優先順位によって、LAG におけるアクティブ リンクとスタンバイ リンクが決まります。値が小さいリンクほど優先順位が高くなります。アクティブ リンクがダウンすると、最も優先順位の高いスタンバイ リンクが選択され、ダウンしたリンクと交換されます。ただし、複数のリンクの LACP リンク優先順位が同じである場合は、物理ポート番号が最も小さいリンクがスタンバイ リンクとして選択されます。0 ~ 65535 を指定できます。値を指定しない場合、デフォルトの優先順位は 32768 になります。
IEEE 802.3ad のコンポーネントであるリンク集約制御プロトコル(LACP)は、LAG バンドルを作成して維持するためにシステムおよびポートの情報を交換する 1 つの方式です。LACP を有効にすると、LAG の両端の各デバイスは LACP を使用して、集約においてアクティブに使用されているリンクを特定します。LACP は、リンク間で LACP パケット(または制御メッセージ)を交換することによって、アベイラビリティと冗長性を実現します。このプロトコルは、リンクの能力を動的に学習し、他のポートに通知します。LACP は、適合するリンクを特定すると、それらのリンクを LAG にグループ化します。あるリンクで障害が発生した場合、トラフィックは他のリンクで継続されます。リンクを機能させるには、LAG の両端で LACP を有効にする必要があります。
LACP を有効にする場合は、LAG の両端で転送モードを指定して、ペアになったデバイス間での LACP パケットの交換方法を指定する必要があります。LACP モードには次の 2 つのオプションがあります。
[アクティブ(Active)]:デバイスをアクティブ ネゴシエーション ステートにするにはこのモードを選択します。このモードでは、デバイスは LACP パケットを送信することにより、リモート リンクとのネゴシエーションを開始します。
[パッシブ(Passive)]:デバイスをパッシブ ネゴシエーション ステートにするにはこのモードを選択します。このモードでは、デバイスは受信した LACP パケットには応答しますが、LACP ネゴシエーションを開始しません。
(注) | どちらのモードでも、LACP はリンク間でネゴシエートして、それらのリンクがポート速度などの基準に基づいてリンク バンドルを形成可能かどうかを判定できます。ただし、パッシブ対パッシブの構成は避けるようにしてください。そのような構成では、基本的に LAG の両端がリスニング モードになります。 |
LACP には、デバイス間での LACP パケットの送信頻度を定義するタイマーがあります。LACP は次のレートでパケットを交換します。
このオプションが適用されたデバイスは、LAG の反対側のパートナー デバイスからこの頻度で LACP パケットを受信することを予期します。
(注) | LAG がデバイス スタック内の管理対象デバイスに設定されている場合は、プライマリ デバイスだけがパートナー システムとの LACP 通信に参加します。すべてのセカンダリ デバイスは、LACP メッセージをプライマリ デバイスに転送します。プライマリ デバイスは、動的な LAG の変更をセカンダリ デバイスにリレーします。 |
スマート ライセンス |
従来のライセンス |
サポートされるデバイス |
サポートされるドメイン |
アクセス(Access) |
---|---|---|---|---|
任意(Any) |
Control |
7000 & 8000 シリーズ |
リーフのみ |
Admin/Network Admin |
管理対象デバイスの 2 ~ 8 つの物理ポートを組み合わせて、スイッチド LAG インターフェイスを作成できます。トラフィックを処理できるようにするには、その前に、スイッチド LAG インターフェイスを仮想スイッチに割り当てる必要があります。管理対象デバイスは、最大 14 の LAG インターフェイスをサポートできます。
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | スイッチド LAG インターフェイスを設定するデバイスの横にある編集アイコン()をクリックします。
マルチドメイン展開では、リーフ ドメインにいない場合、システムによって切り替えるように求められます。 | ||
ステップ 3 | [追加(Add)] ドロップダウン メニューから [集約インターフェイスの追加(Add Aggregate Interface)] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [スイッチド(Switched)] をクリックして、スイッチド LAG インターフェイスのオプションを表示します。 | ||
ステップ 5 | セキュリティ ゾーンを適用するには、次のいずれかを実行します。
| ||
ステップ 6 | 仮想スイッチを指定します。
| ||
ステップ 7 | [有効(Enabled)] チェックボックスをオンにして、スイッチド LAG インターフェイスがトラフィックを処理できるようにします。
このチェックボックスをオフにすると、インターフェイスは無効になり、ユーザはセキュリティ上の理由によりアクセスできなくなります。 | ||
ステップ 8 | [モード(Mode)] からリンク モードを指定するオプションを選択するか、または [Autonegotiation] を選択して、速度とデュプレックス設定を自動的にネゴシエートするようインターフェイスを設定します。
モード設定は銅線インターフェイスにのみ使用できます。 8000 シリーズ アプライアンスのインターフェイスは、半二重オプションをサポートしません。リンクが自動的に速度をネゴシエートする場合は、同じ速度設定に基づいて LAG のすべてのアクティブ リンクが選択されます。 | ||
ステップ 9 | [MDI/MDIX] ドロップダウン リストから、インターフェイスの設定対象として MDI(メディア依存型インターフェイス)、MDIX(メディア依存型インターフェイス クロスオーバー)、または Auto-MDIX のいずれかを指定するオプションを選択します。
[MDI/MDIX] 設定は銅線インターフェイスでのみ使用できます。 デフォルトでは、MDI/MDIX は自動 MDI に設定され、MDI と MDIX の間のスイッチングを自動的に処理してリンクを確立します。 | ||
ステップ 10 | [MTU] フィールドに最大伝送ユニット(MTU)を入力します。
設定可能な MTU の範囲は、Firepower System のデバイス モデルおよびインターフェイスのタイプによって異なる場合があります。詳細については、7000 および 8000 シリーズ デバイスおよび NGIPSv の MTU 範囲を参照してください。 | ||
ステップ 11 | [リンク アグリゲーション(Link Aggregation)] で、LAG バンドルに追加する物理インターフェイスを [使用できるインターフェイス(Available Interfaces)] から 1 つまたは複数選択します。
| ||
ステップ 12 | [ロードバランシング アルゴリズム(Load-Balancing Algorithm)] ドロップダウン リストからオプションを選択します。 | ||
ステップ 13 | ドロップダウンリストから [リンク選択ポリシー(Link Selection Policy)] を選択します。
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ステップ 14 | [リンク選択ポリシー(Link Selection Policy)] に [LACP 優先(LACP Priority)] を選択した場合は、[システム優先度(System Priority)] に値を割り当て、[インターフェイスの優先度の設定(Configure Interface Priority)] リンクをクリックして優先度の値を LAG の各インターフェイスに割り当てます。 | ||
ステップ 15 | [トンネルレベル(Tunnel Level)] ドロップダウン リストから [内部(Inner)] または [外部(Outer)] を選択します。
| ||
ステップ 16 | [LACP] で [有効(Enabled)] チェックボックスをオンにして、スイッチド LAG インターフェイスがリンク集約制御プロトコルを使用してトラフィックを処理できるようにします。
このチェックボックスをオフにすると、LAG インターフェイスは静的設定になり、Firepower System は選択されたすべての物理インターフェイスを集約に使用します。 | ||
ステップ 17 | [レート(Rate)] オプション ボタンをクリックし、パートナー デバイスから LACP 制御メッセージを受信する頻度を設定します。 | ||
ステップ 18 | [モード(Mode)] オプション ボタンをクリックし、デバイスのリスニング モードを設定します。 | ||
ステップ 19 | [保存(Save)] をクリックします。 |
設定変更を展開します。設定変更の導入を参照してください。
スマート ライセンス |
従来のライセンス |
サポートされるデバイス |
サポートされるドメイン |
アクセス(Access) |
---|---|---|---|---|
任意(Any) |
Control |
7000 & 8000 シリーズ |
リーフのみ |
Admin/Network Admin |
管理対象デバイスの 2 ~ 8 つの物理ポートを組み合わせて、ルーテッド LAG インターフェイスを作成できます。トラフィックをルーティングする前に、ルーテッド LAG インターフェイスを仮想ルータに割り当てる必要があります。管理対象デバイスは、最大 14 の LAG インターフェイスをサポートできます。
注意 | 7000 または 8000 シリーズ デバイス 設定の変更を展開すると Snort プロセスが再起動され、一時的にトラフィックのインスペクションが中断されます。この中断中にトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびトラフィックの処理方法に応じて異なります。詳細については、Snort® の再起動によるトラフィックの動作を参照してください。 でのルーテッド インターフェイス ペアの追加 |
ステップ 1 | を選択します。 | ||
ステップ 2 | ルーテッド LAG インターフェイスを設定するデバイスの横にある編集アイコン()をクリックします。
マルチドメイン展開では、リーフ ドメインにいない場合、システムによって切り替えるように求められます。 | ||
ステップ 3 | [追加(Add)] ドロップダウン メニューから [集約インターフェイスの追加(Add Aggregate Interface)] を選択します。 | ||
ステップ 4 | [Routed] をクリックして、ルーテッド LAG インターフェイス オプションを表示します。 | ||
ステップ 5 | セキュリティ ゾーンを適用するには、次のいずれかを実行します。
| ||
ステップ 6 | 仮想ルータを指定します。
| ||
ステップ 7 | [有効(Enabled)] チェックボックスをオンにして、ルーテッド LAG インターフェイスがトラフィックを処理できるようにします。
このチェックボックスをオフにすると、インターフェイスは無効になり、ユーザはセキュリティ上の理由によりアクセスできなくなります。 | ||
ステップ 8 | [モード(Mode)] ドロップダウン リストからリンク モードを指定するオプションを選択するか、または [Autonegotiation] を選択して、速度とデュプレックス設定を自動的にネゴシエートするよう LAG インターフェイスを設定します。
モード設定は銅線インターフェイスにのみ使用できます。 8000 シリーズ アプライアンスのインターフェイスは、半二重オプションをサポートしません。リンクが自動的に速度をネゴシエートする場合は、同じ速度設定に基づいて LAG のすべてのアクティブ リンクが選択されます。 | ||
ステップ 9 | [MDI/MDIX] ドロップダウン リストから、インターフェイスの設定対象として MDI(メディア依存型インターフェイス)、MDIX(メディア依存型インターフェイス クロスオーバー)、または Auto-MDIX のいずれかを指定するオプションを選択します。
[MDI/MDIX] 設定は銅線インターフェイスでのみ使用できます。 デフォルトでは、MDI/MDIX は自動 MDI に設定され、MDI と MDIX の間のスイッチングを自動的に処理してリンクを確立します。 | ||
ステップ 10 | [MTU] フィールドに最大伝送ユニット(MTU)を入力します。 MTU 値の範囲は管理対象デバイスのモデルとインターフェイス タイプによって異なる場合があります。
| ||
ステップ 11 | LAG インターフェイスが ping や traceroute のような ICMP トラフィックに応答できるようにするには、[ICMP] の横にある [応答を有効にする(Enable Responses)] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 12 | LAG インターフェイスがルータアドバタイズメントをブロードキャストできるようにするには、[IPv6 NDP] の横にある [ルータアドバタイズメントを有効にする(Enable Router Advertisement)] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 13 | [追加(Add)] をクリックして、IP アドレスを追加します。 | ||
ステップ 14 | [アドレス(Address)] フィールドで、CIDR 表記を使用して、ルーテッド LAG インターフェイスの IP アドレスとサブネット マスクを入力します。
次の点に注意してください。 | ||
ステップ 15 | IPv6 を使用した環境で、LAG インターフェイスの IP アドレスを自動設定するには、[IPv6] フィールドの横にある [アドレスの自動設定(Address Autoconfiguration)] チェックボックスをオンにします。 | ||
ステップ 16 | [タイプ(Type)] には、[普通(Normal)] または [SFRP] を選択します。 | ||
ステップ 17 | [タイプ(Type)] に SFRP を選択した場合は、SFRPの説明に従いオプションを設定してください。 | ||
ステップ 18 | [OK] をクリックします。
| ||
ステップ 19 | [追加(Add)] をクリックして、スタティック ARP エントリを追加します。 | ||
ステップ 20 | [IP アドレス(IP Address)] フィールドに IP アドレスを入力します。 | ||
ステップ 21 | [MAC アドレス(MAC Address)] フィールドに IP アドレスに関連付ける MAC アドレスを入力します。標準形式を使用します(たとえば、01:23:45:67:89:AB)。 | ||
ステップ 22 | [OK] をクリックします。 | ||
ステップ 23 | [リンク アグリゲーション(Link Aggregation)] で、LAG バンドルに追加する物理インターフェイスを [使用できるインターフェイス(Available Interfaces)] から 1 つまたは複数選択します。
| ||
ステップ 24 | ドロップダウンリストから [ロードバランシング アルゴリズム(Load-Balancing Algorithm)] を選択します。 | ||
ステップ 25 | ドロップダウンリストから [リンク選択ポリシー(Link Selection Policy)] を選択します。
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ステップ 26 | [リンク選択ポリシー(Link Selection Policy)] に [LACP 優先(LACP Priority)] を選択した場合は、[システム優先度(System Priority)] に値を割り当て、[インターフェイスの優先度の設定(Configure Interface Priority)] リンクをクリックして優先度の値を LAG の各インターフェイスに割り当てます。 | ||
ステップ 27 | [トンネルレベル(Tunnel Level)] ドロップダウン リストから [内部(Inner)] または [外部(Outer)] を選択します。
| ||
ステップ 28 | [LACP] で [有効(Enabled)] チェックボックスをオンにして、ルーテッド LAG インターフェイスがリンク集約制御プロトコルを使用してトラフィックを処理できるようにします。
このチェックボックスをオフにすると、LAG インターフェイスは静的設定になり、Firepower System はすべての物理インターフェイスを集約に使用します。 | ||
ステップ 29 | [レート(Rate)] オプション ボタンをクリックし、パートナー デバイスから LACP 制御メッセージを受信する頻度を設定します。 | ||
ステップ 30 | [モード(Mode)] オプション ボタンをクリックし、デバイスのリスニング モードを設定します。 | ||
ステップ 31 | [保存(Save)] をクリックします。 |
設定変更を展開します。設定変更の導入を参照してください。
スマート ライセンス |
従来のライセンス |
サポートされるデバイス |
サポートされるドメイン |
アクセス(Access) |
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任意(Any) |
Control |
7000 & 8000 シリーズ |
リーフのみ |
Admin/Network Admin |
各スイッチドまたはルーテッド集約インターフェイスごとに、複数の論理インターフェイスを追加できます。論理 LAG インターフェイスで受信した VLAN タグ付きトラフィックを処理するには、各論理 LAG インターフェイスをその特定のタグに関連付ける必要があります。物理スイッチドまたはルーテッド インターフェイスに追加するのと同じ方法で、論理インターフェイスをスイッチドまたはルーテッド集約インターフェイスに追加します。
注意 | 7000 または 8000 シリーズ デバイス 設定の変更を展開すると Snort プロセスが再起動され、一時的にトラフィックのインスペクションが中断されます。この中断中にトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびトラフィックの処理方法に応じて異なります。詳細については、Snort® の再起動によるトラフィックの動作を参照してください。 でのルーテッド インターフェイス ペアの追加 |
ステップ 1 | を選択します。 |
ステップ 2 | 論理 LAG インターフェイスを追加するデバイスの横にある、編集アイコン()をクリックします。
マルチドメイン展開では、リーフ ドメインにいない場合、システムによって切り替えるように求められます。 |
ステップ 3 | [追加(Add)] ドロップダウン メニューから、[論理インターフェイスの追加(Add Logical Interface)] を選択します。 |
ステップ 4 | [スイッチド(Switched)] をクリックしてスイッチド インターフェイス オプションを表示するか、[ルーテッド(Routed)] をクリックしてルーテッド インターフェイス オプションを表示します。 |
ステップ 5 | [インターフェイス(Interface)] ドロップダウン リストから使用可能な LAG を選択します。集約インターフェイスは lagn ラベルによって識別されます(n は 0 ~ 13 の整数)。 |
ステップ 6 | 選択したインターフェイスのタイプに適した残りの設定を行います。
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スマート ライセンス |
従来のライセンス |
サポートされるデバイス |
サポートされるドメイン |
アクセス(Access) |
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任意(Any) |
Control |
7000 & 8000 シリーズ |
リーフのみ |
Admin/Network Admin |
各集約インターフェイスのプロトコルおよびトラフィックの統計情報を表示できます。統計情報には、LACP キーとパートナー情報などの LACP プロトコル情報、受信パケット、転送パケット、ドロップ パケットが表示されます。統計情報は、メンバー インターフェイスごとに詳細化されており、ポート単位でトラフィックとリンクの情報が表示されます。
集約インターフェイス情報は、事前定義されたウィジェットを介してダッシュボードにも表示されます。[現在のインターフェイス ステータス(Current Interface Status)] ウィジェットは、有効になっているか未使用のアプライアンスのすべてのインターフェイスのステータスを示します。Interface Traffic ウィジェットには、ダッシュボードの時間範囲においてアプライアンスのインターフェイスで送受信された受信(Rx)トラフィックと送信(Tx)トラフィックの割合が示されます。定義済みダッシュボード ウィジェットを参照してください。
スマート ライセンス |
従来のライセンス |
サポートされるデバイス |
サポートされるドメイン |
アクセス(Access) |
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任意(Any) |
Control |
7000 & 8000 シリーズ |
リーフのみ |
Admin/Network Admin |
集約インターフェイスは lagn ラベルによって識別できます(n は 0 ~ 13 の整数)。
設定変更を展開します。設定変更の導入を参照してください。