タスクのスケジュール
さまざまな種類の管理タスクを、指定した回数(1 度または繰り返し)実行するようにスケジュールを設定できます。
(注) タスクによっては低帯域幅のネットワークに非常に負荷をかけることがあります(ソフトウェアの自動更新が含まれるタスクや、管理対象デバイスに更新をプッシュする必要があるタスクなど)。ネットワーク使用率が低い時間帯にこのようなタスクを実行するよう、スケジュールしてください。
詳細については、次の各項を参照してください。
定期タスクの設定
ライセンス: 任意(Any)
定期タスクの頻度を設定する際には、すべてのタイプのタスクで同じ手順に従います。
Web インターフェイスのほとんどのページに表示される時間はローカル時刻であり、ローカル設定で指定したタイム ゾーンに従ってそれが決定されます。さらに、防御センターは、該当する場合にはローカル時刻の表示を夏時間(DST)に合わせて自動的に調整します。ただし、DST から標準時への移行日および元に戻る移行日をまたがる定期タスクは、移行を考慮して調整されません。つまり、標準時の午前 2:00 にタスク スケジュールを作成すると、DST 期間中は午前 3:00 に実行されます。同様に、DST の午前 2:00 にタスク スケジュールを作成すると、標準時には午前 1:00 に実行されます。
定期タスクを設定するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、スケジュールするタスクのタイプを選択します。
スケジュールできるタスク タイプについては、それぞれ該当する項で説明します。
手順 4 [実行するタスクのスケジュール(Schedule task to run)] オプションで、[定期(Recurring)] を選択します。
ページがリロードされ、定期タスクのオプションが示されます。
手順 5 [開始日付(Start On)] フィールドに、定期タスクを開始する日付を指定します。ドロップダウンリストを使用して月、日、年を選択できます。
手順 6 [繰り返し設定(Repeat Every)] フィールドに、タスクを繰り返す頻度を指定します。時間、日、週、または月の数値を指定できます。
ヒント 数値を入力するか、上矢印()および下矢印()アイコンをクリックして、間隔を指定できます。たとえば、2 日おきにタスクを実行するには、2
を入力して [日(Days)] を選択します。
手順 7 [実行時刻(Run At)] フィールドで、定期タスクを開始する時刻を指定します。
手順 8 [繰り返し設定(Repeat Every)]
で [週(Weeks)] を選択した場合は、[繰り返し単位(Repeat On)] フィールドが表示されます。タスクを実行する曜日の横にあるチェック ボックスを選択してください。
手順 9 [繰り返し設定(Repeat Every)]
に [月(Months)] を選択した場合は、[繰り返し単位(Repeat On)] フィールドが表示されます。ドロップダウンリストを使用して、タスクを実行する各月の日を選択します。
[新しいタスク(New Task)] ページ上のその他のオプションは、作成中のタスクに応じて異なります。詳細については、次の各項を参照してください。
– バックアップ ジョブの自動化
– 証明書失効リストのダウンロードの自動化
– Nmap スキャンの自動化
– レポートの生成を自動化する方法
– FireSIGHT 推奨の自動化
– ソフトウェア更新の自動化
– 脆弱性データベースの更新の自動化
– URL フィルタリング更新の自動化
バックアップ ジョブの自動化
ライセンス: 任意(Any)
サポートされるデバイス: シリーズ 2 およびシリーズ 3
サポートされる防御センター: 任意(Any)
スケジューラを使用して、防御センターや物理管理対象デバイスのバックアップを自動化できます。バックアップをスケジュール済みタスクとして設定するには、その前にバックアップ プロファイルを設計する必要があります。詳細については、バックアップ プロファイルの作成を参照してください。
仮想管理対象デバイス、Blue Coat X-Series 向け Cisco NGIPS、または Cisco ASA with FirePOWER Services のスケジュール バックアップは実行 できません 。物理管理対象デバイスの設定データのスケジュール バックアップを実行するには、デバイス自体の Web インターフェイスからタスクをスケジュールします。イベント データのスケジュール バックアップを実行するには、管理を行う防御センターのスケジュール バックアップを実行します。
バックアップ タスクを自動化するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[バックアップ(Backup)] を選択します。
ページがリロードされ、バックアップのオプションが表示されます。
手順 4 バックアップをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [バックアップ プロファイル(Backup Profile)] リストから、適切なバックアップ プロファイルを選択します。
新しいバックアップ プロファイルの作成の詳細については、バックアップ プロファイルの作成を参照してください。
手順 7 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 8 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、防御センターで有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 9 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
証明書失効リストのダウンロードの自動化
ライセンス: 任意(Any)
スケジューラを使用すると、ユーザ証明書を有効にするアプライアンス上でアプライアンス Web サーバの証明書失効リスト(CRL)を自動的に更新できます。ローカル アプライアンス設定で CRL の取得を有効にすると、CRL のダウンロード タスクが自動的に作成されるため、以下の手順では、スケジュール済みタスクを開いて頻度を設定する方法について説明します。
ヒント このタスクをスケジュールする前に、ユーザ証明書を有効化して設定し、CRL ダウンロード URL を設定する必要があります。ユーザ証明書の設定については、ユーザ証明書の要求を参照してください。
証明書失効リストのダウンロードを自動化するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの詳細(Task Details)] で Download CRL タスクを見つけ、編集アイコン( )をクリックします。
[タスクの編集(Edit Task)] ページが表示され、ダウンロード オプションが示されます。
手順 3 CRL ダウンロードをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 4 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 5 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、防御センターで有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 6 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
Nmap スキャンの自動化
ライセンス: FireSIGHT
ネットワーク上のターゲットに対する定期的な Nmap スキャンをスケジュールできます。スキャンを自動化すると、Nmap スキャンによって以前に提供された情報を更新できます。FireSIGHT システムは Nmap 提供データを更新できないため、このデータを最新に保つには定期的に再スキャンする必要があります。また、ネットワーク上のホストに識別不能なアプリケーションやサーバがあるかどうかが自動的にテストされるよう、スキャンをスケジュールすることもできます。詳細については、次の各項を参照してください。
さらに、Discovery Administrator が修復用に Nmap スキャンを使用する場合があることにも注意してください。たとえば、ホストでオペレーティング システム競合が発生したために、Nmap スキャンがトリガーされることがあります。スキャンが実行されると、そのホストでのオペレーティング システムの更新済み情報が取得され、こうして競合が解決されます。詳細については、Nmap スキャン修復を参照してください。
Nmap スキャン用にシステムを準備する
ライセンス: FireSIGHT
以前に Nmap スキャン機能を使用したことがない場合は、スケジュール スキャンを定義する前に、いくつかの Nmap 設定手順を完了する必要があります。詳細については、次の各項を参照してください。
Nmap スキャンのスケジュール
ライセンス: FireSIGHT
Nmap ユーティリティを使用してネットワーク上の 1 つ以上のホストをスキャンする操作をスケジュールできます。
システムで検出されたホストのオペレーティング システム、アプリケーション、またはサーバが Nmap スキャン結果で置き換えられた後、システムは、Nmap によって置換されたホストに関する情報をもはや更新しません。Nmap で提供されたサービスおよびオペレーティング システムのデータは、もう一度 Nmap スキャンを実行するまで静的な状態になります。Nmap を使ってホストをスキャンする予定の場合は、Nmap 提供のオペレーティング システム、アプリケーション、またはサーバを最新の状態に保つために、定期的にスケジュールされたスキャンをセットアップできます。ネットワーク マップからホストが削除されて再び追加されると、Nmap スキャン結果はすべて破棄され、システムはホストに関するすべてのオペレーティング システムとサービスのデータのモニタリングを再開します。
Nmap スキャンを自動化する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[Nmap スキャン(Nmap Scan)] を選択します。
ページがリロードされ、Nmap スキャンを自動化するオプションが表示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [Nmap 修復(Nmap Remediation)] フィールドでは、スキャン実行時に使用する Nmap 修正を選択します。
手順 7 [Nmap ターゲット(Nmap Target)] フィールドで、スキャンのターゲット ホストを定義するスキャン ターゲットを選択します。
手順 8 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 9 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 10 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
侵入ポリシーの適用の自動化
ライセンス: Protection
管理対象デバイスに侵入ポリシーを適用する操作をキューイングすることができます。このタスクの実行時点で、侵入ポリシーを参照するアクセス コントロール ポリシーが、選択されたデバイスに対して適用されている場合に限り、このタスクは侵入ポリシーを適用します。それ以外の場合、このタスクは完了せずに終了します。
このタスクをスケジュールする前に、侵入ポリシーをアクセス コントロール ポリシーに関連付けて、アクセス コントロール ポリシーをデバイスに適用する必要があります。侵入ポリシーおよびファイル ポリシーを使用したトラフィックの制御を参照してください。
管理対象デバイスへのポリシー適用をキューイングする方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
現在の月のスケジュール カレンダー ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[侵入ポリシー適用のキューイング(Queue Intrusion Policy Apply)] を選択します。
ページがリロードされ、ポリシー適用のキューイングに関するオプションが表示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、防御センターの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [侵入ポリシー(Intrusion Policy)] フィールドには、次のオプションがあります。
- 選択したターゲット デバイスに適用する侵入ポリシーを 1 つ選択します。
- [すべての侵入ポリシー(All intrusion policies)] を選択すると、[デバイス(Device)] フィールドで選択したデバイスにすでに適用されているすべての侵入ポリシーが適用されます。
手順 7 [デバイス(Device)] フィールドで、次のオプションのいずれかを行います。
- [侵入ポリシー(Intrusion Policy)] フィールドで選択した侵入ポリシーの適用対象となるデバイスを 1 つ選択します。
- [すべてのターゲット デバイス(All targeted devices)] を選択すると、選択した侵入ポリシーがすでに適用されているすべてのモニタ対象デバイスに、その侵入ポリシーが適用されます。
ヒント このフィールドには、[侵入ポリシー(Intrusion Policy)] フィールドで選択した侵入ポリシーがすでに適用されているデバイスのみが表示されます。
手順 8 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント スケジュール カレンダー ページの下部の [タスクの詳細(Task Details)] セクションにコメント フィールドが表示されるため、コメントの長さを制限してください。
手順 9 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 10 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。カレンダー ページの [タスクの詳細(Task Details)] セクションで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
手順 11 保存済みのタスクを編集するには、スケジュール カレンダー ページに表示されているタスクをクリックします。
[タスクの詳細(Task Details)] セクションがページの下部に表示されます。変更を行うには、編集アイコン( )をクリックします。
レポートの生成を自動化する方法
ライセンス: 任意(Any)
サポートされるデバイス: すべて(X-シリーズを除く)
一定期間ごとにレポートを実行するよう自動化できます。ただし、レポートをスケジュール済みタスクとして設定するには、その前にレポートのテンプレートを設計する必要があります。レポート デザイナを使用してレポート テンプレートを作成する方法の詳細については、レポート テンプレートについてを参照してください。
また、スケジューラを使用して電子メール レポートを配布する場合は、タスクをスケジュールする 前に 、レポート テンプレートとメール リレー ホストの設定が必要です。詳細については、レポートの生成時の電子メール配布およびメール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
レポートの生成を自動化する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
現在の月のスケジュール カレンダー ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[レポート(Report)] を選択します。
ページがリロードされ、レポートの自動実行をセットアップするためのオプションが表示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、防御センターの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [レポート テンプレート(Report Template)] フィールドで、ドロップダウン リストから、使用するレポート テンプレートを選択します。詳細については、レポート テンプレートの作成と編集を参照してください。
手順 7 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント スケジュール カレンダー ページの下部の [タスクの詳細(Task Details)] セクションにコメント フィールドが表示されるため、コメントの長さを制限してください。
手順 8 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
(注) このオプションを設定しても、レポートは配布されません。詳細については、レポートの生成時の電子メール配布を参照してください。
手順 9 レポートのデータがない場合(たとえばレポート期間中に特定のタイプのイベントが発生しなかった場合)にレポート電子メール添付ファイルを受信しないようにするには、[レポートが空の場合も電子メールに添付(If report is empty, still attach to email)] チェックボックスを選択します。
手順 10 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。カレンダー ページの [タスクの詳細(Task Details)] セクションで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
手順 11 保存済みのタスクを編集するには、スケジュール カレンダー ページに表示されているタスクをクリックします。
[タスクの詳細(Task Details)] セクションがページの下部に表示されます。変更を行うには、編集アイコン( )をクリックします。
位置情報データベースの更新の自動化
ライセンス: FireSIGHT
サポートされる防御センター: 任意(DC500 を除く)
スケジューラを使用して、位置情報データベース(GeoDB)の定期更新を自動化できます。GeoDB の定期更新は 7 日ごとに 1 度(週 1 回)実行されます。週ごとに更新が繰り返される時刻を設定できます。GeoDB 更新の詳細については、位置情報データベースの更新を参照してください。
位置情報データベースの更新を自動化するには、次の手順を実行します。
アクセス: 管理
手順 1 [システム(System)] > [更新(Updates)] を選択します。
[製品アップデート(Product Updates)] ページが表示されます。
手順 2 [位置情報の更新(Geolocation Updates)] タブをクリックします。
[位置情報の更新(Geolocation Updates)] ページが表示されます。
手順 3 [位置情報の定期更新(Recurring Geolocation Updates)] の下で、[週ごとの定期更新を有効にする(Enable Recurring Weekly Updates)] チェック ボックスを選択します。
[更新の開始時刻(Update Start Time)] フィールドが表示されます。
手順 4 [更新の開始時刻(Update Start Time)] フィールドで、週ごとに GeoDB 更新を行う曜日と時刻を指定します。
手順 5 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
FireSIGHT 推奨の自動化
ライセンス: Protection
カスタム侵入ポリシーで保存済みの最新の構成時の設定を使用し、ネットワーク検出データに基づいてルール状態の推奨を自動的に生成することができます。
(注) 変更が未保存のまま、侵入ポリシーに関するスケジュール済み推奨がシステムによって自動生成される場合、自動生成された推奨をポリシーに反映させるには、そのポリシー内の変更を破棄してポリシーをコミットする必要があります。詳細については、競合の解決とポリシー変更の確定を参照してください。
タスクの実行時に、推奨されるルール状態がシステムによって自動的に生成されます。また、ポリシーの設定によっては、ネットワーク資産に応じた侵入防御の調整で説明されている基準に基づいて侵入ルールの状態が変更されることもあります。変更されたルール状態は、侵入ポリシーを次回に適用するときに有効になります。
ルール状態の推奨の生成を自動化する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[ 推奨ルール(FireSIGHT Recommended Rules)] を選択します。
ページがリロードされ、FireSIGHT 推奨を生成するためのオプションが表示されます。
手順 4 オプションで、[ジョブ タイプ(Job Type)] フィールドの横にあるポリシー リンクをクリックして、[検知および防御(Detection & Prevention)] ページを表示します。このページでは侵入ポリシー内の FireSIGHT 推奨ルールを設定できます。
手順 5 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 6 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 7 [ポリシー(Policies)] の横で、推奨を生成する 1 つ以上のポリシーを選択します。次の選択肢があります。
- [ポリシー(Policies)] フィールドで、1 つ以上のポリシーを選択します。複数のポリシーを選択するには Shift キーと Ctrl キーを使用します。
- [すべてのポリシー(All Policies)] チェックボックスをクリックして、すべてのポリシーを選択します。
手順 8 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 9 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 10 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
ソフトウェア更新の自動化
ライセンス: 任意(Any)
ほとんどのパッチや機能リリースを自動的にダウンロードして FireSIGHT システムに適用することができます。
(注) 手動で更新をアップロードしてインストールする必要が生じる状況が 2 つあります。まず、FireSIGHT システムのメジャー アップデート(主要な更新)をスケジュールすることはできません。次に、サポート サイトにアクセスできないアプライアンスの更新や、そのアプライアンスからのプッシュをスケジュールすることはできません。アプライアンスがインターネットに直接接続しない場合、管理インターフェイスの構成の説明に従って、サポート サイトから更新をダウンロードできるようプロキシをセットアップする必要があります。FireSIGHT システムの手動更新について詳しくは、システムソフトウェアの更新を参照してください。
ソフトウェア更新をインストールするためにどのようなタスクをスケジュールする必要があるかは、防御センター を更新する場合と、防御センター を使用して管理対象デバイスを更新する場合とで異なります。シスコ防御センター を使用して管理対象デバイスを更新することを 強く お勧めしています。
防御センター を更新するには、[最新の更新のインストール(Install Latest Update)] タスクを使用してソフトウェア インストールをスケジュールします。防御センター を使用して管理対象デバイスのソフトウェア更新を自動化するには、次の 2 つのタスクをスケジュールする必要があります。
手順 1 [最新の更新のプッシュ(Push Latest Update)] タスクを使用して、管理対象デバイスに更新をプッシュ(コピー)します。
手順 2 [最新の更新のインストール(Install Latest Update)] タスクを使用して、管理対象デバイス上に更新をインストールします。
更新をスケジュールする際には、プッシュ タスクとインストール タスクが連続して行われるようにスケジュールしてください。つまり、管理対象デバイスでのソフトウェア更新を自動化するには、まず更新をデバイスにプッシュする必要があり、その後でインストールできます。デバイス グループでのソフトウェア更新を自動化するには、グループ内のすべてのデバイスを選択する必要があります。(手動による更新プロセスでは、インストールする前に、更新を管理対象デバイスにプッシュする必要がないことに注意してください。詳細については、管理対象デバイスの更新を参照してください)。
(注) クラスタ化された設定やスタック構成の設定では、管理対象デバイスに対する個別の更新タスクを作成できません。
プロセスを完了させるには、タスクとタスクの間に必ず十分な時間を確保してください。タスク間を 30 分以上空けてスケジュールする必要があります。たとえば、更新のインストール タスクをスケジュールする場合、防御センター からデバイスへの更新のコピーがまだ終了していないと、インストール タスクは正しく実行されません。ただし、スケジュール済みインストール タスクが毎日繰り返される場合は、翌日の実行時に、すでにプッシュされた更新がインストールされます。
デバイス グループに更新プログラムをインストールするようにスケジュールされたタスクによって、デバイス グループ内の各デバイスに同時に更新プログラムがインストールされることに注意してください。デバイス グループ内のすべてのデバイスについてスケジュールされたタスクが完了するだけの十分な時間を確保してください。
このプロセスをより確実に制御するには、更新がリリースされたことがわかった後、[1 回(Once)] オプションを使用してオフピーク時間帯に更新をダウンロード/インストールできます。
詳細については、次の各項を参照してください。
ソフトウェア ダウンロードの自動化
ライセンス: 任意(Any)
シスコから最新のソフトウェア更新を自動的にダウンロードするスケジュール済みタスクを作成することができます。このタスクを使用すると、手動でインストールする予定の更新のダウンロードをスケジュールできます。
ソフトウェア更新のダウンロードを自動化するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[最新の更新のダウンロード(Download Latest Update)] を選択します。
[新しいタスク(New Task)] ページがリロードされ、更新オプションが示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [更新項目(Update Items)] セクションで、[ソフトウェア(Software)] を選択します。
手順 7 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 8 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 9 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
ソフトウェア プッシュの自動化
ライセンス: 任意(Any)
管理対象デバイスでのソフトウェア更新のインストールを自動化するには、インストールの前に、更新をデバイスにプッシュする必要があります。
更新を管理対象デバイスにプッシュするとき、プッシュ プロセスの状態に関する情報が [タスク(Tasks)] ページに報告されます。詳細については、実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照してください。
ソフトウェア更新を管理対象デバイスにプッシュするタスクを作成する際には、更新がデバイスに確実にコピーされるよう、プッシュ タスクとスケジュール済みインストール タスクの間に十分な時間を確保してください。
ソフトウェア更新を管理対象デバイスにプッシュする方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[最新の更新のプッシュ(Push Latest Update)] を選択します。
ページがリロードされ、更新をプッシュするためのオプションが表示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [デバイス(Device)] リストから、更新を受け取るデバイスを選択します。
手順 7 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 8 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 9 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
ソフトウェア インストールの自動化
ライセンス: 任意(Any)
防御センターを使用して、管理対象デバイスにソフトウェア更新をインストールするタスクを作成する場合は、更新をデバイスにプッシュするタスクと、更新をインストールするタスクの間に十分な時間を確保してください。管理対象デバイスに更新をプッシュする方法の詳細については、ソフトウェア プッシュの自動化を参照してください。
注意
インストールする更新によっては、ソフトウェアのインストール後にアプライアンスがリブートする場合があります。
ソフトウェア インストール タスクをスケジュールするには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[最新の更新のインストール(Install Latest Update)] を選択します。
ページがリロードされ、更新をインストールするためのオプションが表示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [デバイス(Device)] リストで、次の操作を行うことができます。
- 更新のインストール場所となるデバイスを選択します。
- 防御センター の名前を選択して、更新をそこにインストールします。
手順 7 [更新項目(Update Items)] セクションで、[ソフトウェア(Software)] を選択します。
手順 8 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 9 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 10 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
脆弱性データベースの更新の自動化
ライセンス: FireSIGHT
FireSIGHT システムで認識されるネットワーク アセット、トラフィック、および脆弱性のリストを拡張するために、シスコでは脆弱性データベース(VDB)更新を使用しています。スケジュール機能を使用して最新の VDB 更新を防御センターにダウンロード/インストールすることにより、常に最新の情報を使ってネットワーク上のホストを評価できます。
(注) サポート サイトにアクセスできないアプライアンスの更新をスケジュールすることはできません。アプライアンスがインターネットに直接接続しない場合、管理インターフェイスの構成の説明に従って、サポート サイトから更新をダウンロードできるようプロキシをセットアップする必要があります。FireSIGHT システムの手動更新について詳しくは、システムソフトウェアの更新を参照してください。
VDB 更新を自動化するには、次に示す 2 つの別個の手順を自動化する必要があります。
手順 1 VDB 更新をダウンロードします。
手順 2 VDB 更新をインストールします。
プロセスを完了させるには、タスクとタスクの間に必ず十分な時間を確保してください。たとえば、更新のインストール タスクをスケジュールする場合、更新がまだ完全にダウンロードされていないと、インストール タスクは正しく実行されません。ただし、スケジュール済みインストール タスクが毎日繰り返される場合は、翌日のタスク実行時に、すでにダウンロードされた VDB 更新がインストールされます。
このプロセスをより確実に制御するには、更新がリリースされたことがわかった後、[1 回(Once)] オプションを使用してオフピーク時間帯に VDB 更新をダウンロード/インストールできます。
注意
VDB の更新をインストールすると、アクセス コントロール ポリシーの適用時に Snort プロセスが再起動され、一時的にトラフィックのインスペクションが中断されます。この中断中にトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびトラフィックの処理方法に応じて異なります。詳細については、
Snort の再開によるトラフィックへの影響を参照してください。
詳細については、次の各項を参照してください。
VDB 更新のダウンロードの自動化
ライセンス: FireSIGHT
防御センター上で、シスコから最新の VDB 更新を自動的にダウンロードするスケジュール済みタスクを作成できます。
VDB 更新のダウンロードを自動化する方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[最新の更新のダウンロード(Download Latest Update)] を選択します。
[新しいタスク(New Task)] ページがリロードされ、更新オプションが示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [更新項目(Update Items)] セクションで、[脆弱性データベース(Vulnerability Database)] を選択します。
手順 7 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 8 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 9 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
VDB 更新のインストールの自動化
ライセンス: FireSIGHT
VDB 更新をダウンロードするタスクと、その更新をインストールするタスクの間に十分な時間を確保する必要があります。詳細については、VDB 更新のダウンロードの自動化を参照してください。
注意
VDB の更新をインストールすると、アクセス コントロール ポリシーの適用時に Snort プロセスが再起動され、一時的にトラフィックのインスペクションが中断されます。この中断中にトラフィックがドロップされるか、それ以上インスペクションが行われずに受け渡されるかは、管理対象デバイスのモデルおよびトラフィックの処理方法に応じて異なります。詳細については、
Snort の再開によるトラフィックへの影響を参照してください。
VDB 更新をスケジュールする方法:
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[最新の更新のインストール(Install Latest Update)] を選択します。
ページがリロードされ、更新をインストールするためのオプションが表示されます。
手順 4 タスクをスケジュールする頻度として、ワンタイム タスクを示す [1 回(Once)] または定期タスクを示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 [デバイス(Device)] ドロップダウン リストから、防御センター の名前を選択します。
手順 7 [更新項目(Update Items)] セクションで、[脆弱性データベース(Vulnerability Database)] を選択します。
手順 8 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 9 オプションで、[ステータスの送信先:(Email Status To:)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 10 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
URL フィルタリング更新の自動化
ライセンス: URL Filtering
サポートされる防御センター: 任意(DC500 を除く)
スケジューラを使用して、Collective Security Intelligence クラウドからの URL フィルタリング データの更新を自動化できます。URL フィルタリングを更新するタスクが正しく実行されるには:
- 防御センターがインターネットにアクセスできる必要があります。アクセスできない場合は、クラウドと通信できません。
- クラウド通信の有効化の説明に従って、URL フィルタリングを有効にする必要があります。
また、URL フィルタリングを有効にする際に、自動更新を有効にできることに注意してください。その場合、URL フィルタリング データの更新を確認するために防御センターは必ず 30 分ごとにクラウドと通信します。自動更新がすでに有効になっている場合は、URL フィルタリング データを更新するスケジュール済みタスクを作成 しないでください 。
通常、毎日の更新は小規模ですが、最終更新日から 5 日を超えると、帯域幅によっては新しい URL フィルタリング データのダウンロードに最長 20 分かかる場合があります。その後、更新自体を実行するのに最長で 30 分かかることがあります。
URL フィルタリング データのタスクを自動化するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 [タスクの追加(Add Task)] をクリックします。
[新しいタスク(New Task)] ページが表示されます。
手順 3 [ジョブ タイプ(Job Type)] リストから、[URL フィルタリング データベースの更新(Update URL Filtering Database)] を選択します。
ページがリロードされ、URL フィルタリング更新のオプションが示されます。
手順 4 更新をスケジュールする頻度として、ワンタイム更新を示す [1 回(Once)] または定期更新を示す [定期(Recurring)] を指定します。
- ワンタイム タスクの場合、ドロップダウンリストを使用して開始日時を指定します。[現在時刻(Current Time)] フィールドには、アプライアンスの現在時刻が示されます。
- 定期タスクの場合、タスクのインスタンスの間隔を設定するオプションがいくつかあります。詳細については、定期タスクの設定を参照してください。
手順 5 [ジョブ名(Job Name)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ハイフンを使用して名前を入力します。
手順 6 オプションで、[コメント(Comment)] フィールドに、255 文字以内の英数字、スペース、ピリオドを使用してコメントを入力します。
ヒント コメント フィールドはページの [タスクの表示(View Tasks)] セクションに表示されるので、ある程度短くしてください。
手順 7 オプションで、[ステータスの送信先(Email Status To)] フィールドに、ステータス メッセージの送信先となるメール アドレス(またはカンマで区切った複数のメール アドレス)を入力します。
ステータス メッセージを送信するには、有効な電子メール中継サーバが設定されている必要があります。中継ホストの設定の詳細については、メール リレー ホストおよび通知アドレスの設定を参照してください。
手順 8 [保存(Save)] をクリックします。
タスクが追加されます。[タスクのステータス(Task Status)] ページで、実行中のタスクの状態を確認できます(実行時間が長いタスクのステータスの表示を参照)。
タスクの表示
ライセンス: 任意(Any)
スケジュール済みタスクを追加した後、それらのタスクを表示したり、状態を評価したりできます。ページの [表示オプション(View Options)] セクションで、カレンダーやスケジュール済みタスク リストを使用してスケジュール済みタスクを表示できます。
詳細については、次の各項を参照してください。
カレンダーの使用法
ライセンス: 任意(Any)
カレンダー表示オプションを使用すると、どの日にどのスケジュール済みタスクが行われるかを表示できます。
カレンダーを使用してスケジュール済みタスクを表示するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 カレンダー ビューを使用して、次のタスクを実行できます。
)をクリックすると、1 年戻ります。
)をクリックすると、1 ヵ月戻ります。
)をクリックすると、1 ヵ月進みます。
)をクリックすると、1 年進みます。
- [今日(Today)] をクリックすると、現在の年月に戻ります。
- [タスクの追加(Add Task)] をクリックすると、新しいタスクをスケジュールできます。
- 1 つの日付をクリックすると、カレンダーの下にあるタスク リスト表に、特定の日付のスケジュール済みタスクがすべて表示されます。
- ある日付の特定のタスクをクリックすると、カレンダーの下にあるタスク リスト表にそのタスクが表示されます。
(注) タスク リストの使用方法の詳細については、タスク リストの使用法を参照してください。
タスク リストの使用法
ライセンス: 任意(Any)
タスク リストには、タスクとその状態のリストが表示されます。タスク リストは、カレンダーを開いたときにカレンダーの下に表示されます。また、カレンダーで 1 つの日付またはタスクを選択してアクセスすることもできます。詳細については、カレンダーの使用法を参照してください。
表 62-1 タスク リストのカラム
|
|
[名前(Name)] |
スケジュール済みタスクの名前と、関連付けられているコメントを表示します。 |
タイプ(Type) |
スケジュール済みタスクのタイプを表示します。 |
開始時刻(Start Time) |
スケジュールされている開始日時を表示します。 |
頻度(Frequency) |
タスクの実行頻度を表示します。 |
ステータス(Status) |
スケジュール済みタスクの現在の状態を次のように示します。
- チェック マーク アイコン(
)は、タスクが正常に実行されたことを示します。
- 疑問符アイコン(
)は、タスクの状態が不明であることを示します。
- 感嘆符アイコン(
)は、タスクが失敗したことを示します。
|
作成者(Creator) |
スケジュール済みタスクを作成したユーザの名前を表示します。 |
編集(Edit) |
スケジュール済みタスクを編集します。 |
削除(Delete) |
スケジュール済みタスクを削除します。 |
スケジュール済みタスクの編集
ライセンス: 任意(Any)
以前に作成したスケジュール済みタスクを編集できます。この機能は、パラメータが正しいことを確認するために、スケジュール済みタスクを 1 度テストする場合に特に役立ちます。タスクが正常に完了したら、後で定期タスクに変更できます。
既存のスケジュール済みタスクを編集するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 編集するタスク、またはタスクが表示されている日付をクリックします。
[タスクの詳細(Task Details)] 表に、選択した 1 つ以上のタスクが示されます。
手順 3 この表で、編集するタスクを見つけて編集アイコン( )をクリックします。
[タスクの編集(Edit Task)] ページが表示され、選択したタスクの詳細が示されます。
手順 4 必要に応じて、タスクの開始時間、ジョブ名、コメント、実行頻度(1 度または繰り返し)などを編集します。ジョブのタイプを変更することはできません。
残りのオプションは、編集中のタスクに応じて異なります。詳細については、次の各項を参照してください。
手順 5 [保存(Save)] をクリックして編集内容を保存します。
変更が保存され、[スケジューリング(Scheduling)] ページが再び表示されます。
スケジュール済みタスクの削除
ライセンス: 任意(Any)
[スケジュール表示(Schedule View)] ページから 2 種類の削除操作を実行できます。まだ実行されていない特定のワンタイム タスク、または定期タスクのすべてのインスタンスを削除できます。定期タスクの 1 つのインスタンスを削除すると、そのタスクのすべてのインスタンスが削除されます。1 度だけ実行するようスケジュールされているタスクを削除すると、そのタスクだけが削除されます。
以下の項では、タスクを削除する方法について説明します。
定期タスクの削除
ライセンス: 任意(Any)
定期タスクの 1 つのインスタンスを削除すると、そのタスクのすべてのインスタンスが自動的に削除されます。
定期タスクを削除するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 カレンダーで、削除する定期タスクのインスタンスを 1 つ選択します。
ページがリロードされ、カレンダーの下にタスクの表が表示されます。
手順 3 この表で、削除する定期タスクのインスタンスを見つけて、削除アイコン( )をクリックします。
その定期タスクのすべてのインスタンスが削除されます。
ワンタイム タスクの削除
ライセンス: 任意(Any)
タスク リストを使用して、スケジュール済みのワンタイム タスクを削除したり、以前に実行されたスケジュール済みタスクのレコードを削除したりできます。
1 つのタスク(そのタスクがすでに実行済みの場合はタスク レコード)を削除するには、次の手順を実行します。
アクセス: Admin/Maint
手順 1 [システム(System)] > [ツール(Tools)] > [スケジューリング(Scheduling)] を選択します。
[スケジューリング(Scheduling)] ページが表示されます。
手順 2 削除するタスク、またはタスクが表示されている日付をクリックします。
選択した 1 つ以上のタスクを含む表が表示されます。
手順 3 この表で、削除するタスクを見つけて削除アイコン( )をクリックします。
選択したタスクのインスタンスが削除されます。