C コマンド
この章では、C で始まる Cisco NX-OS ユニキャスト ルーティング コマンドについて説明します。
clear bgp
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを BGP テーブルから消去するには、 clear bgp コマンドを使用します。
clear bgp {{ ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast } | all } { neighbor | * | as-number | peer-template name | prefix } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
neighbor |
ネットワーク アドレス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D、IPv6 の場合は A:B::C:D です。 |
as-number |
Autonomous System(AS; 自律システム)番号。有効範囲は 1 ~ 65535 です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
peer-template name |
BGP ピア テンプレートを指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length、IPv6 の場合は A:B::C:D/length です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(3) |
IPv6 プレフィクスのサポートを追加しました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、すべての BGP エントリを消去する例を示します。
clear bgp dampening
BGP ルート フラップ ダンプニング情報を消去するには、 clear bgp dampening コマンドを使用します。
clear bgp {{ ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast } | all } dampening [ neighbor | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
neighbor |
選択されたアドレス ファミリからのネイバー。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D です。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、BGP ルート フラップ ダンプニング情報を消去する例を示します。
switch# clear bgp all dampening
clear bgp flap-statistics
BGP ルート フラップ統計情報を消去するには、 clear bgp flap-statistics コマンドを使用します。
clear bgp flap-statistics [ neighbor | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
neighbor |
選択されたアドレス ファミリからのネイバー。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D です。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、BGP ルート フラップ統計情報を消去する例を示します。
switch# clear bgp flap-statistics
clear bgp policy statistics aggregate-address
BGP トポロジ テーブルのポリシー統計情報を消去するには、 clear bgp policy statistics aggregate address コマンドを使用します。
clear bgp policy statistics aggregate address prefix { advertise-map | suppress-map }
シンタックスの説明
prefix |
サマリー アドレス。形式は、x.x.x.x または x.x.x.x/length です。length の範囲は 1 ~ 32 です。 |
advertise-map |
アドバタイズ ポリシーのポリシー統計情報を消去します。 |
suppress-map |
抑制ポリシーのポリシー統計情報を消去します。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、集約アドレスのポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear bgp policy statistics aggregate-address 192.0.2.0/8
関連コマンド
|
|
show bgp policy statistics |
BGP のポリシー統計情報を表示します。 |
clear bgp policy statistics dampening
BGP ダンプニングのポリシー統計情報を消去するには、 clear bgp policy statistics dampening コマンドを使用します。
clear bgp policy statistics dampening
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ダンプニングのポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear bgp policy statistics dampening
関連コマンド
|
|
show bgp policy statistics |
BGP のポリシー統計情報を表示します。 |
clear bgp policy statistics neighbor
BGP ネイバーのポリシー統計情報を消去するには、 clear bgp policy statistics neighbor コマンドを使用します。
clear bgp policy statistics neighbor prefix [ default-originate | { filter-lis t | prefix-list | route-map } { in | out }]
シンタックスの説明
prefix |
ネイバー アドレス。形式は x.x.x.x です。 |
default-originate |
デフォルト開始ポリシーのポリシー統計情報を消去します。 |
filter-list |
ネイバー フィルタ リストのポリシー統計情報を消去します。 |
prefix-list |
ネイバー プレフィクス リストのポリシー統計情報を消去します。 |
route-map |
ネイバー ルート マップのポリシー統計情報を消去します。 |
in |
インバウンド ポリシー統計情報を消去します。 |
out |
アウトバウンド ポリシー統計情報を消去します。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、集約アドレスのポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear bgp policy statistics neighbor 192.0.2.1 filter-list in
関連コマンド
|
|
show bgp policy statistics |
BGP のポリシー統計情報を表示します。 |
clear bgp policy statistics redistribute
BGP トポロジ テーブルのポリシー統計情報を消去するには、 clear bgp policy statistics コマンドを使用します。
clear bgp policy statistics redistribute { direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
vrf v rf-nam e | * |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
direct |
直接接続されているルートのポリシー統計情報のみ消去します。 |
eigrp |
EIGRP のポリシー統計情報をクリアします。 |
isis |
Intermediate-System to Intermediate-System(IS-IS)ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
ospf |
OSPF(Open Shortest Path First)プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
rip |
Routing Information Protocol(RIP)のポリシー統計情報を消去します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を消去します。 |
id |
eigrp キーワードは、ルートの再配布元である EIGRP インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードは、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードは、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、RIP のポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear bgp policy statistics redistribute rip 201
関連コマンド
|
|
show bgp policy statistics |
BGP のポリシー統計情報を表示します。 |
clear forwarding route
フォワーディング情報を消去するには、 clear forwarding route コマンドを使用します。
clear forwarding { ip | ipv4 | ipv6 } route [ * | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip |
Ipv4 ルートを消去します。 |
ipv4 |
Ipv4 ルートを消去します。 |
ipv6 |
Ipv6 ルートを消去します。 |
* |
すべてのルートをクリアします。 |
prefix |
IPv4 または IPv6 のプレフィクス。IPv4 の形式は、x.x.x.x/length です。IPv6 の形式は、A:B:C:D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、Forwarding Information Base(FIB)からのルートを消去する例を示します。
switch# clear forwarding ip 10.0.0.1/8
clear forwarding inconsistency
FIB のレイヤ 3 不一致チェッカーを消去するには、 test forwarding inconsistency コマンドを使用します。
clear forwarding inconsistency [ ip | ipv4 | ipv6 ] [ unicast ] [ vrf vrf-name ] [ module { slot | all }]
シンタックスの説明
ip |
(任意)IPv4 ルートの不一致チェックを指定します。 |
ipv4 |
(任意)IPv4 ルートの不一致チェックを指定します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 ルートの不一致チェックを指定します。 |
unicast |
(任意)ユニキャスト ルートの不一致チェックを指定します。 |
module |
(任意)1 つまたは複数のモジュールの不一致チェックを指定します。 |
slot |
モジュール番号。範囲はプラットフォームに依存します。 |
all |
(任意)すべてのモジュールの不一致チェックを指定します。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1) |
ipv6 キーワードのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、すべてのモジュールのレイヤ 3 不一致チェッカーを消去する例を示します。
switch# clear forwarding inconsistency module all
関連コマンド
|
|
show forwarding inconsistency |
FIB 不一致に関する情報を表示します。 |
test forwarding inconsistency |
転送不一致チェッカーをトリガーします。 |
clear hardware ip verify
IP パケット検証を消去するには、 clear hardware ip verify コマンドを使用します。IP パケット検証をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
clear hardware ip verify { checksum | fragment | protocol | tcp tiny-frag | version }
シンタックスの説明
checksum |
チェックサムが正しくない場合には、IPv4 または IPv6 パケットをドロップします。 |
fragment |
パケット フラグメントのオフセットがゼロ以外で DF ビットがアクティブの場合には、IPv4 または IPv6 パケットをドロップします。 |
protocol |
パケット フラグメントに無効な IP プロトコル番号が含まれていた場合に IPv4 または IPv6 パケットをドロップします。 |
tcp tiny-frag |
IP フラグメント オフセットが 1 の場合、または IP フラグメント オフセットが 0 で IP ペイロード長が 16 未満の場合には、IPv4 パケットをドロップします。 |
version |
ethertype が 4(IPv4)にセットされていない場合には、IPv4 パケットをドロップします。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.1(3) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(2) |
protocol キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
チェックサムまたはフラグメントに基づく IPv4 および IPv6 パケットのパケット検証テストを消去するには、 clear hardware ip verify コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、フラグメント化された IPv4 または IPv6 パケット テストを消去する例を示します。
switch(config)# clear hardware ip verify fragment
関連コマンド
|
|
hardware ip verify address |
アドレスに基づいて、IPv4 および IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
hardware ip verify length |
長さに基づいて、IPv4 パケット検証チェックを設定します。 |
hardware ipv6 verify |
IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
show hardware forwarding ip verify |
IP パケット検証チェックに関する情報を表示します。 |
clear hardware ip verify address
IP アドレスに対するパケット検証テストを消去するには、 clear hardware ip verify address コマンドを使用します。パケット検証テストをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
clear hardware ip verify address { destination zero | identical | reserved | source {broadcast | multicast }}
シンタックスの説明
destination zero |
IPv4 宛先アドレスが 0.0.0.0 または IPv6 宛先アドレスが ::.. の場合には、IP パケットをドロップします。 |
identical |
IPv4 または IPv6 発信元アドレスが IPv4 または IPv6 宛先アドレスと同じ場合には、IP パケットをドロップします。 |
reserved |
IPv4 アドレスが 127.x.x.x の範囲にある場合、または IPv6 アドレスが ::1 の範囲にある場合には、IP パケットをドロップします。 |
source |
IP 発信元アドレスに基づいて IP パケットをドロップします。 |
broadcast |
IP 発信元アドレスが 255.255.255.255 の場合には、IP パケットをドロップします。 |
multicast |
IPv4 発信元アドレスが 224.x.x.x の範囲にある場合、または IPv6 発信元アドレスが FF00::/8 の範囲にある場合には、IP パケットをドロップします。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
アドレスに基づく IPv4 および IPv6 パケットのパケット検証テストを消去するには、 clear hardware ip verify address コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、ブロードキャスト IPv4 パケット テストを消去する例を示します。
switch(config)# clear hardware ip verify address source broadcast
関連コマンド
|
|
hardware ip verify |
チェックサムまたはフラグメントに基づいた IPv4 および IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
hardware ip verify length |
長さに基づいて、IPv4 パケット検証チェックを設定します。 |
hardware ipv6 verify |
IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
show hardware forwarding ip verify |
IP パケット検証チェックに関する情報を表示します。 |
clear hardware ip verify length
パケット長に基づく IPv4 パケット検証テストを消去するには、 clear hardware ip verify length コマンドを使用します。テストをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
clear hardware ip verify length { consistent | maximum { max-frag | max-tcp | udp } | minimum }
シンタックスの説明
consistent |
イーサネット フレーム サイズが、IP パケット長にイーサネット ヘッダーを加えた値以上の場合には、IPv4 パケットをドロップします。 |
maximum { max-frag | max-tcp | udp } |
次の条件に基づいて IPv4 パケットをドロップします。 • max-frag :最大フラグメント オフセットが 65536 より大きい場合には、IP パケットをドロップします。 • max-tcp :TCP 長が IP ペイロード長より大きい場合には、IP パケットをドロップします • udp :IP ペイロード長が UDP パケット長を下回る場合には、IP パケットをドロップします。 |
minimum |
イーサネット フレーム長が IP パケット長に 4 オクテット(CRC 長)を加えた値を下回る場合には、IP パケットをドロップします。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
パケット長に基づく IPv4 および IPv6 パケットのパケット検証テストを消去するには、 clear hardware ip verify length コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、最短 IPv4 パケット テストを消去する例を示します。
switch(config)# clear hardware ip verify length minimum
関連コマンド
|
|
hardware ip verify |
チェックサムまたはフラグメントに基づいた IPv4 パケット検証チェックを設定します。 |
hardware ip verify address |
アドレスに基づいて、IPv4 および IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
hardware ipv6 verify |
IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
show hardware forwarding ip verify |
IP パケット検証チェックに関する情報を表示します。 |
clear ip adjacency statistics
隣接関係統計情報を消去するには、 clear ip adjacency statistics コマンドを使用します。
clear ip adjacency statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、隣接関係統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip adjacency statistics
関連コマンド
|
|
show ip adjacency |
隣接関係情報を表示します。 |
clear ip arp
Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)情報を消去するには、 show ip arp コマンドを使用します。
clear ip arp [ ip-addr | interface ] [force-delete | statistics ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip-addr |
(任意)IPv4 送信元アドレス。形式は x.x.x.x です。 |
interface |
(任意)インターフェイス。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
force-delete |
(任意)リフレッシュを使用せずに ARP テーブルからエントリを消去します。 |
statistics |
(任意)ARP 統計情報を消去します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
5.0(2) |
force-delete キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、ARP テーブルを消去する例を示します。
関連コマンド
|
|
show ip arp |
ARP に関する情報を表示します。 |
clear ip bgp
BGP ルートを BGP テーブルから消去するには、 clear ip bgp コマンドを使用します。
clear ip bgp [ ipv4 { unicast | multicast ] { neighbor | * | as-number | peer-template name | prefix } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
neighbor |
ネットワーク アドレス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D、IPv6 の場合は A:B::C:D です。 |
as-number |
Autonomous System(AS; 自律システム)番号。有効範囲は 1 ~ 65535 です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
peer-template name |
BGP ピア テンプレートを指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length、IPv6 の場合は A:B::C:D/length です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、IPv4 アドレス ファミリのすべての BGP エントリを消去する例を示します。
clear ip bgp dampening
BGP ルート フラップ ダンプニング情報を消去するには、 clear ip bgp dampening コマンドを使用します。
clear ip bgp { ipv4 { unicast | multicast }} dampening [ neighbor | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を消去します。 |
neighbor |
選択されたアドレス ファミリからのネイバー。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D です。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、BGP ルート フラップ ダンプニング情報を消去する例を示します。
switch# clear ip bgp dampening
clear ip bgp flap-statistics
BGP ルート フラップ統計情報を消去するには、 clear ip bgp flap-statistics コマンドを使用します。
clear ip bgp flap-statistics [ neighbor | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
neighbor |
選択されたアドレス ファミリからのネイバー。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D です。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、BGP ルート フラップ統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip bgp flap-statistics
clear ip eigrp accounting
Enhanced IGRP(EIGRP)プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を消去するには、 clear ip eigrp accounting コマンドを使用します。
clear ip eigrp [ instance-tag ] accounting [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。このオプションは、VRF インスタンスが指定されていない場合に使用できます。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP アカウンティング情報を消去する例を示します。
switch# clear ip eigrp accounting
clear ip eigrp neighbors
Enhanced IGRP(EIGRP)ネイバー エントリを適切なテーブルから削除して再確立するには、EXEC モードで clear ip eigrp neighbors コマンドを使用します。
clear ip eigrp [ instance-tag ] neighbors [ * | ip-address | interface-type interface-instance ] [ soft ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス識別情報。instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
* |
(任意)すべてのネイバーを消去します。 |
ip-address |
(任意)ネイバーのアドレス。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )CLI(コマンドライン インターフェイス)ヘルプ機能を使用してください。 |
interface-instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス これらの引数を指定すると、指定されたインターフェイス タイプが、このインターフェイスによってすべてのエントリが学習したネイバー テーブルから削除されます。 インターフェイスの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。 |
soft |
(任意)ネイバーにソフト リセットを指定します。 |
vrf { vrf-name | * } |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
デフォルト
Autonomous System(AS; 自律システム)番号、インターフェイス、または VRF インスタンスが指定されていない場合、すべての EIGRP ネイバー エントリがテーブルから消去されます。
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(3) |
* キーワードと soft キーワードを追加しました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、インターフェイス Ethernet 2/1 上のネイバーに関するすべての EIGRP エントリを消去する例を示します。
switch# clear ip eigrp vrf * neighbors ethernet 2/1
関連コマンド
|
|
show ip eigrp interfaces |
EIGRP に設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。 |
show ip eigrp neighbors |
EIGRP が検出したネイバーを表示します。 |
clear ip eigrp policy statistics redistribute
EIGRP トポロジ テーブルに再配布されたルートのポリシー統計情報を消去するには、 cclear ip eigpr policy statistics redistribute コマンドを使用します。
clear ip eigrp policy statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
bgp |
BGP のポリシー統計情報を消去します。 |
direct |
直接接続されているルートのポリシー統計情報のみ消去します。 |
eigrp |
EIGRP のポリシー統計情報をクリアします。 |
isis |
Intermediate-System to Intermediate-System(IS-IS)ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
ospf |
OSPF(Open Shortest Path First)プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
rip |
Routing Information Protocol(RIP)のポリシー統計情報を消去します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を消去します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードは、ルートの再配布元である EIGRP インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードは、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードは、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf v rf-nam e | * |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(3) |
このコマンドが削除され、 clear ip eigrp route-map statistics コマンドに置き換えられました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、RIP のポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip eigrp policy statistics redistribute rip 201
関連コマンド
|
|
show ip eigrp policy statistics |
EIGRP のポリシー統計情報を表示します。 |
clear ip eigrp policy statistics redistribute
EIGRP トポロジ テーブルに再配布されたルートのポリシー統計情報を消去するには、 cclear ip eigpr policy statistics redistribute コマンドを使用します。
clear ip eigrp policy statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
bgp |
BGP のポリシー統計情報を消去します。 |
direct |
直接接続されているルートのポリシー統計情報のみ消去します。 |
eigrp |
EIGRP のポリシー統計情報をクリアします。 |
isis |
Intermediate-System to Intermediate-System(IS-IS)ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
ospf |
OSPF(Open Shortest Path First)プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
rip |
Routing Information Protocol(RIP)のポリシー統計情報を消去します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を消去します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードは、ルートの再配布元である EIGRP インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードは、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードは、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf v rf-nam e | * |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(3) |
このコマンドが削除され、 clear ip eigrp route-map statistics コマンドに置き換えられました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、RIP のポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip eigrp policy statistics redistribute rip 201
関連コマンド
|
|
show ip eigrp policy statistics |
EIGRP のポリシー統計情報を表示します。 |
clear ip eigrp redistribution
EIGRP の再配布情報を消去するには、 clear ip eigrp redistribution コマンドを使用します。
clear ip eigrp redistribution [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
vrf v rf-nam e | * |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布情報を消去する例を示します。
switch# clear ip eigrp redistribution
関連コマンド
|
|
feature eigrp |
EIGRP 機能をイネーブルにします。 |
clear ip eigrp traffic
Enhanced IGRP(EIGRP)トラフィック統計情報を消去するには、 clear ip eigrp traffic コマンドを使用します。
clear ip eigrp [ instance-tag ] traffic [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP のインスタンス。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
このコマンドは、VRF が指定されていない場合、デフォルトの VRF の情報を消去します。
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP トラフィック統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip eigrp traffic
clear ip interface statistics
IP インターフェイス統計情報を消去するには、 clear ip interface statistics コマンドを使用します。
clear ip interface statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、IP インターフェイス統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip interface statistics
関連コマンド
|
|
show ip interface |
IP インターフェイス情報を表示します。 |
clear ip mbgp
Multiprotocol Border Gateway Protocol(MBGP; マルチプロトコル ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを BGP テーブルから消去するには、 clear ip mbgp コマンドを使用します。
clear ip mbgp { neighbor | * | as-number | peer-template name | prefix } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
neighbor |
ネットワーク アドレス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D です。 |
as-number |
Autonomous System(AS; 自律システム)番号。有効範囲は 1 ~ 65535 です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
peer-template name |
BGP ピア テンプレートを指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、IPv4 アドレス ファミリのすべての MBGP エントリを消去する例を示します。
clear ip mbgp dampening
MBGP ルート フラップ ダンプニング情報を消去するには、 clear ip mbgp dampening コマンドを使用します。
clear ip mbgp dampening [ neighbor | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
neighbor |
選択されたアドレス ファミリからのネイバー。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D です。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、MBGP ルート フラップ ダンプニング情報を消去する例を示します。
switch# clear ip mbgp dampening
clear ip mbgp flap-statistics
MBGP ルート フラップ統計情報を消去するには、 clear ip mbgp flap-statistics コマンドを使用します。
clear ip mbgp flap-statistics [ neighbor | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
neighbor |
選択されたアドレス ファミリからのネイバー。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D です。 |
prefix |
選択されたアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、MBGP ルート フラップ統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip mbgp flap-statistics
clear ip ospf neighbor
ネイバー統計情報を消去して OSPF(Open Shortest Path First)の隣接関係をリセットするには、 clear ip ospf neighbor コマンドを使用します。
clear ip ospf [ instance-tag ] neighbor { * | neighbor-id | interface-type number | loopback number | port-channel number } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。英数字で最大 20 文字のストリングとして指定します。 |
* |
すべてのネイバーを消去します。 |
neighbor-id |
消去するネイバーのネイバー ID(IP アドレスとして)を指定します。 |
interface-type number |
すべてのネイバーを消去するインターフェイスを指定します。 |
loopback number |
ループバック インターフェイスのすべてのネイバーを消去します。 |
port-channel number |
ポート チャネル インターフェイスのすべてのネイバーを消去します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPF Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear ip ospf neighbor コマンドを使用し、 show ip ospf neighbor コマンドからのネイバー情報を消去します。 instance-tag 引数を使用し、1 つの OSPF インスタンスからネイバー詳細を消去します。 instance -tag 引数を使用しない場合、Cisco NX-OS がすべての OSPF インスタンスからネイバー詳細を消去します。 show ip ospf neighbor コマンドを使用し、ネイバー ID を検索します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、インスタンス タグ 201 のネイバー 192.0.2.1 のすべての OSPF ネイバー詳細を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf 201 neighbor 192.0.2.1
次に、すべての OSPF インスタンスのすべての OSPF ネイバー詳細を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf neighbor *
次に、OSPF インスタンス 202 のイーサネット インターフェイス 1/2 におけるすべてのネイバーの OSPF ネイバー詳細を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf 202 neighbor ethernet 1/2
関連コマンド
|
|
show ip ospf neighbor |
ネイバー ID を含む OSPF ネイバーの詳細を表示します。 |
clear ip ospf policy statistics
OSPF(Open Shortest Path First)のポリシー統計情報を消去するには、 clear ip ospf policy statistics コマンドを使用します。
clear ip ospf [ instance-tag ] policy statistics { area area-id filter-list { in | out } | redistribute { bgp autonomous-system | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static }} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。英数字で最大 20 文字のストリングとして指定します。 |
area |
エリアのポリシー統計情報を消去します。 |
area-id |
エリア ID(整数)または IP アドレス |
filter-list |
OSPF エリア間のフィルタ処理されたプレフィクスのポリシー統計情報を指定します。 |
in |
この OSPF エリアに送信されたプレフィクスをフィルタ処理します。 |
out |
この OSPF エリアから送信されたプレフィクスをフィルタ処理します。 |
redistribution |
OSPF 経路再配布統計情報を消去します。 |
bgp autonomous-system |
BGP の自律システム番号を指定します。自律システム番号は、 x.y (範囲は、 x と y の両方とも 1 ~ 65535)または 1 つの整数(範囲は 1 ~ 65535)として指定します。 |
direct |
直接接続されたルートを指定します。 |
eigrp id |
Enhanced IGRP(EIGRP)の自律システム番号を指定します。 id 引数を大文字と小文字が区別される任意の英数字文字列として指定します。 |
isis id |
Intermediate System to Intermediate System(IS-IS)インスタンスを指定します。 id 引数を大文字と小文字が区別される任意の英数字文字列として指定します。 |
ospf id |
OSPF バージョン 2 インスタンスを指定します。 id 引数を大文字と小文字が区別される任意の英数字文字列として指定します。 |
rip id |
Routing Information Protocol(RIP)インスタンスを指定します。 id 引数を大文字と小文字が区別される任意の英数字文字列として指定します。 |
static |
スタティック ルートを指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPF Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear ip ospf statistics コマンドを使用し、 show ip ospf policy statistics コマンドで表示されるポリシー統計情報を学習します。 instance-tag 引数を使用し、1 つの OSPF インスタンスからポリシー統計情報を消去します。インスタンス タグを指定しなかった場合は、
Cisco NX-OS によって、すべての OSPF インスタンスからポリシー統計情報が消去されます。 show ip ospf policy statistics コマンドを使用し、消去している統計情報を表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPF 201 のエリア 99 のインバウンド フィルタ処理されたルートのすべての OSPF ポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf 201 policy statistics area 99 filter-list in
次に、OSPF 202 のすべての BGP 再配布ルートのすべての OSPF ポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf 202 policy statistics redistribute bgp
関連コマンド
|
|
show ip ospf policy statistics |
OSPF ポリシーの詳細を表示します。 |
clear ip ospf redistribution
OSPF の再配布情報を消去するには、 clear ip ospf redistribution コマンドを使用します。
clear ip ospf redistribution [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
vrf v rf-nam e | * |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布情報を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf redistribution
関連コマンド
|
|
feature ospf |
OSPF 機能をイネーブルにします。 |
clear ip ospf statistics
OSPF(Open Shortest Path First)のイベント統計情報を消去するには、 clear ip ospf statistics コマンドを使用します。
clear ip ospf [ instance-tag ] statistics [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。英数字で最大 20 文字のストリングとして指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPF Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear ip ospf statistics コマンドを使用し、1 つまたは複数の OSPF インスタンスからイベント統計情報を消去します。 instance-tag 引数を指定しなかった場合は、Cisco NX-OS によって、すべての OSPF インスタンスから統計情報が消去されます 。 show ip ospf statistics コマンドを使用し、消去している統計情報を表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、すべての OSPF イベント統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf statistics
関連コマンド
|
|
show ip ospf statistics |
OSPF のイベント統計情報を表示します。 |
clear ip ospf traffic
OSPF(Open Shortest Path First)のトラフィック統計情報を消去するには、 clear ip ospf traffic コマンドを使用します。
clear ip ospf [ instance-tag ] traffic [ interface ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。英数字で最大 20 文字のストリングとして指定します。 |
interface |
(任意)トラフィック統計情報を消去するインターフェイス。 ? オプションを使用して、インターフェイス オプションを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPF Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(3) |
interface 引数を追加しました。 |
使用上のガイドライン
clear ip ospf traffic コマンドを使用し、1 つまたは複数の OSPF インスタンスからトラフィック統計情報を消去します。 instance-tag 引数を指定しなかった場合は、Cisco NX-OS によって、すべての OSPF インスタンスからトラフィック統計情報が消去されます 。 show ip ospf traffic statistics コマンドを使用し、消去している統計情報を表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPF 100 の OSPF トラフィック統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip ospf 100 traffic
関連コマンド
|
|
show ip ospf traffic statistics |
OSPF トラフィック統計情報を表示します。 |
clear ip rip policy statistics redistribute
Routing Information Protocol(RIP)トポロジ テーブルに再配布されたルートのポリシー統計情報を消去するには、任意のモードで clear ip rip policy statistics redistribute コマンドを使用します。
clear ip rip policy statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | ospfv3 id | static } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
bgp |
BGP のポリシー統計情報を消去します。 |
direct |
直接接続されているルートのポリシー統計情報のみ消去します。 |
eigrp |
Enhanced IGRP(EIGRP)のポリシー統計情報を消去します。 |
isis |
Intermediate-System to Intermediate-System(IS-IS)ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
ospf |
OSPF(Open Shortest Path First)プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
ospfv3 |
OSPFv3(Open Shortest Path First バージョン 3)プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を消去します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードは、ルートの再配布元である EIGRP インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードは、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこの値をストリングとして内部に保存します。 ospf キーワードは、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-nam e |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。長さは英数字で最大 32 文字です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、EIGRP のポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip rip policy statistics redistribute eigrp 201
関連コマンド
|
|
show ip rip policy statistics |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
clear ip rip statistics
Routing Information Protocol(RIP)統計情報を消去するには、任意のモードで clear ip rip statistics コマンドを使用します。
clear ip rip statistics [ interface type instance ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
interface type instance |
(任意)トポロジ エントリを消去するインターフェイスを指定します。 |
vrf [ vrf-name ] |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は英数字で最大 32 文字です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、すべての RIP 統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ip rip statistics
関連コマンド
|
|
show rip statistics |
RIP プロセスのデータベースおよびインターフェイス エントリ情報を表示します。 |
clear ip route
ユニキャスト Routing Information Base(RIB)から個々のルートを消去するには、 clear ip route コマンドを使用します。
clear ip route [ * | addr | prefix ]] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
* |
(任意)すべてのルートを消去します。 |
addr |
(任意)このルートを消去します。形式は x.x.x.x です。 |
addr |
(任意)このプレフィクスを消去します。形式は x.x.x.x/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
clear ip route コマンドを使用し、ルート テーブルから個々のルートを消去します。
(注) * キーワードを使用すると、ルーティングが激しく妨害されます。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、個々のルートを消去する例を示します。
switch(config)# clear ip route 192.0.2.1
関連コマンド
|
|
show ip route |
ルート テーブル内のエントリを表示します。 |
clear ip traffic
IP トラフィック情報を消去するには、 clear ip traffic コマンドを使用します。
clear ip traffic
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、IP トラフィック情報を消去する例を示します。
switch(config)# clear ip traffic
関連コマンド
|
|
show ip traffic |
IP トラフィック情報を表示します。 |
clear ip wccp
特定のサービスに関してルータ上に保存されている Web Cache Communication Protocol(WCCP; ウェブ キャッシュ通信プロトコル)統計情報(カウント)を削除するには、 clear ip wccp コマンドを使用します。
clear ip wccp [ vrf vrf-name ] { service-number | web-cache }
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)サービス グループを作成する必要のある VRF を指定します。VRF が指定されなかった場合は、デフォルト グローバル VRF 内にサービス番号が作成されます。 vrf-name は、大文字と小文字が区別される 32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
service-number |
ダイナミック サービス識別情報。 service-number の範囲は 1 ~ 255 です。 |
web-cache |
既知の Web キャッシュ サービスを指定します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
clear ip wccp コマンドは、WCCP 統計情報を消去するために使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、Web キャッシュ サービスの WCCP 統計情報を消去する例を示します。
switch(config)# clear ip wccp web-cache
関連コマンド
|
|
feature wccp |
WCCP 機能をイネーブルにします。 |
ip wccp |
サービスの WCCP リダイレクションをイネーブルにします。 |
show ip wccp |
WCCP に関連するグローバル統計情報を表示します。 |
clear ipv6 adjacency statistics
隣接関係統計情報を消去するには、 clear ipv6 adjacency statistics コマンドを使用します。
clear ipv6 adjacency statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、隣接関係統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ipv6 adjacency statistics
関連コマンド
|
|
show ipv6 adjacency |
隣接関係情報を表示します。 |
clear ipv6 eigrp accounting
EIGRP for IPv6 プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を消去するには、 clear ipv6 eigrp accounting コマンドを使用します。
clear ipv6 eigrp [ instance-tag ] accounting [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。このオプションは、VRF インスタンスが指定されていない場合に使用できます。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP アカウンティング情報を消去する例を示します。
switch# clear ipv6 eigrp accounting
clear ipv6 eigrp neighbors
EIGRP for IPv6 ネイバー エントリを該当するテーブルから削除して再確立するには、EXEC モードで clear ipv6 eigrp neighbors コマンドを使用します。
clear ipv6 eigrp [ instance-tag ] neighbors [ * | ipv6-address | interface-type interface-instance ] [ soft ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス識別情報。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
* |
(任意)すべてのネイバーを消去します。 |
ipv6-address |
(任意)ネイバーのアドレス。形式は A:B::C:D です。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )CLI(コマンドライン インターフェイス)ヘルプ機能を使用してください。 |
interface-instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス これらの引数を指定すると、指定されたインターフェイス経由ですべてのエントリが取得されたネイバー テーブルからそのインターフェイス タイプが削除されます。 インターフェイスの構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用してください。 |
soft |
(任意)ネイバーに対するソフト リセットを指定します。 |
vrf { vrf-name | * } |
(任意)特定の VPN Routing and Forwarding(VRF; VPN ルーティングおよび転送)インスタンスまたはすべての VRF インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
デフォルト
インスタンスが指定されなかった場合にすべてのインスタンスを消去します。VRF が指定されなかった場合にデフォルト VRF を消去します。
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、インターフェイス Ethernet 2/1 上のネイバーに関するすべての EIGRP エントリを消去する例を示します。
switch# clear ipv6 eigrp vrf * neighbors ethernet 2/1
関連コマンド
|
|
show ipv6 eigrp interfaces |
EIGRP に設定されたインターフェイスに関する情報を表示します。 |
show ipv6 eigrp neighbors |
EIGRP が検出したネイバーを表示します。 |
clear ipv6 eigrp route-map statistics redistribute
EIGRP for IPv6 トポロジ テーブルに再配布されたルートの統計情報を消去するには、 clear ipv6 eigrp route-map statistics redistribute コマンドを使用します。
clear ipv6 eigrp route-map statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospfv3 id | rip id | static } [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
bgp |
BGP のポリシー統計情報を消去します。 |
direct |
直接接続されているルートのポリシー統計情報のみ消去します。 |
eigrp |
EIGRP のポリシー統計情報をクリアします。 |
isis |
Intermediate-System to Intermediate-System(IS-IS)ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
ospv3f |
OSPFv3 プロトコルのポリシー統計情報を消去します。 |
rip |
Routing Information Protocol(RIP)のポリシー統計情報を消去します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を消去します。 |
id |
bgp キーワードの場合の id は、自律システム番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードの場合の id は、ルートが再配布される EIGRP インスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードの場合の id は、ルートが再配布される IS-IS インスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードの場合の id は、ルートが再配布される OSPF インスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf v rf-nam e | * |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、RIP のポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ipv6 eigrp route-map statistics redistribute rip 201
関連コマンド
|
|
show ipv6 eigrp route-map statistics |
EIGRP の再配布統計情報を表示します。 |
clear ipv6 eigrp redistribution
EIGRP の再配布情報を消去するには、 clear ipv6 eigrp redistribution コマンドを使用します。
clear ipv6 eigrp redistribution [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
vrf v rf-nam e | * |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布情報を消去する例を示します。
switch# clear ipv6 eigrp redistribution
関連コマンド
|
|
feature eigrp |
EIGRP 機能をイネーブルにします。 |
clear ipv6 eigrp traffic
EIGRP for IPv6 トラフィック統計情報を消去するには、 clear ipv6 eigrp traffic コマンドを使用します。
clear ipv6 eigrp [ instance-tag ] traffic [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP のインスタンス。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
このコマンドは、VRF が指定されていない場合、デフォルトの VRF の情報を消去します。
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP トラフィック統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ipv6 eigrp traffic
clear ipv6 icmp interface statistics
Internet Control Message Protocol version 6(ICMPv6)に関する統計情報を消去するには、 clear ipv6 icmp interface statistics コマンドを使用します。
clear ipv6 icmp interface statistics [ type number ]
シンタックスの説明
type |
(任意)インターフェイス タイプ。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。 |
number |
(任意)インターフェイス番号。 ? を使用して 範囲を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、ICMPv6 統計情報を消去する例を示します。
switch(config-if)# clear ipv6 icmp interface statistics
関連コマンド
|
|
ipv6 icmp |
インターフェイスに ICMPv6 を設定します。 |
clear ipv6 nd interface statistics
Neighbor Discovery(ND; 近隣探索)に関する情報を消去するには、 clear ipv6 nd interface statistics コマンドを使用します。
clear ipv6 nd interface statistics [ type number ]
シンタックスの説明
type |
(任意)インターフェイス タイプ。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。 |
number |
(任意)インターフェイス番号。 ? を使用して 範囲を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、ND 情報を消去する例を示します。
switch(config-if)# clear ipv6 nd interface statistics
関連コマンド
|
|
ipv6 nd |
インターフェイスに ICMPv6 ND を設定します。 |
clear ipv6 neighbor
IPv6 ネイバーを消去するには、 clear ipv6 neighbor コマンドを使用します。
clear ipv6 neighbor [ type number ] [ force-clear ] [ vrf vrf-nam e]
シンタックスの説明
type |
(任意)インターフェイス タイプ。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。 |
number |
(任意)インターフェイス番号。 ? を使用して 範囲を表示します。 |
force-clear |
(任意)リフレッシュを使用せずに IPv6 ネイバー キャッシュを消去します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.2(1) |
force-clear キーワードが追加されました。 |
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
clear ipv6 neighbor コマンドを使用し、IPv6 隣接関係テーブルを消去します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、IPv6 ネイバーを消去する例を示します。
switch# clear ipv6 neighbor
関連コマンド
|
|
ipv6 nd |
インターフェイスに ICMPv6 ND を設定します。 |
clear ipv6 route
ユニキャスト RIB から個々のルートを消去するには、 clear ipv6 route コマンドを使用します。
clear ipv6 route [ * | addr | prefix ]] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
* |
(任意)すべてのルートを消去します。 |
addr |
(任意)このルートを消去します。形式は A:B::C:D です。 |
prefix |
(任意)このプレフィクスを消去します。形式は A:B::C:D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
clear ipv6 route コマンドは、ルート テーブルから個々のルートを消去するために使用します。
(注) * キーワードを使用すると、ルーティングが激しく妨害されます。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、個々のルートを消去する例を示します。
switch(config)# clear ipv6 route 2001:0DB8::/8
関連コマンド
|
|
show ipv6 route |
ルート テーブル内のエントリを表示します。 |
clear ipv6 traffic
IPv6 トラフィック情報を消去するには、 clear ipv6 traffic コマンドを使用します。
clear ipv6 traffic
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、IPv6 トラフィック情報を消去する例を示します。
switch(config)# clear ip traffic
関連コマンド
|
|
show ipv6 traffic |
IPv6 トラフィック情報を表示します。 |
clear isis adjacency
IS-IS の隣接関係情報を消去するには、 clear isis adjacency コマンドを使用します。
clear isis [ instance-tag ] adjacency [ * | interface | system-id sid ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
* |
(任意)すべてのインターフェイスに関するすべての隣接関係情報を消去します。 |
interface |
(任意)インターフェイス。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
system-id sid |
(任意)このシステム ID の隣接関係情報を消去します。 sid の形式は XXXX.XXXX.XXXX です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、すべての隣接関係情報を消去する例を示します。
switch# clear isis adjacency *
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
clear isis ip route-map statistics redistribute
IS-IS のルート再配布の統計情報を消去するには、 clear isis ip route-map statistics redistribute コマンドを使用します。
clear isis [ instance-tag ] ip route-map statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
ip |
(任意)IPv4 の統計情報を消去します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 の統計情報を消去します。 |
bgp |
BGP の統計情報を消去します。 |
direct |
直接接続されたルートの統計情報のみを消去します。 |
eigrp |
EIGRP ルーティング プロトコルの統計情報を消去します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルの統計情報を消去します。 |
ospf |
OSPF プロトコルの統計情報を消去します。 |
rip |
RIP の統計情報を消去します。 |
static |
IP スタティック ルートの統計情報を消去します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 isis 、 eigrp 、および rip キーワードの場合は、ルートが再配布されるインスタンス名。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布ルートのポリシー統計情報を表示する例を示します。
switch# clear isis ip route-map statistics redistribute bgp
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
clear isis redistribution
IS-IS の再配布情報を消去するには、 clear isis redistribution コマンドを使用します。
clear isis [ instance-tag ] redistribution [ vrf { vrf-name | all }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
vrf v rf-nam e | all |
(任意)特定の Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスを指定します。VRF 名は、32 文字以下の英数字文字列です。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布情報を消去する例を示します。
switch# clear isis redistribution
関連コマンド
|
|
feature isis |
IS-IS 機能をイネーブルにします。 |
clear isis route-map statistics distribute
IS-IS のレベル 1 エリアとレベル 2 エリア間のルート配布に関する統計情報を消去するには、 clear isis route-map statistics distribute コマンドを使用します。
clear isis [ instance-tag ] [ ip | ipv6 ] route-map statistics distribute [ level-1 | level-2 ] into [ level-1 | level-2 ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
ip |
(任意)IPv4 の統計情報を消去します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 の統計情報を消去します。 |
level-1 |
(任意)レベル 1 配布統計情報を消去します。 |
level-2 |
(任意)レベル 2 配布統計情報を消去します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、配布情報を消去する例を示します。
switch# clear isis route-map statistics distribute level-1 into level 2
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
clear isis statistics
IS-IS の統計情報を消去するには、 clear isis statistics コマンドを使用します。
clear isis [ instance-tag ] statistics [ * | interface ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
* |
(任意)すべてのインターフェイスの統計情報を消去します。 |
interface |
(任意)インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、IS-IS 統計情報を消去する例を示します。
switch# clear isis statistics ethernet 7/45
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
clear isis traffic
IS-IS のトラフィック統計情報を消去するには、 clear isis traffic コマンドを使用します。
clear isis [ instance-tag ] traffic [ * | interface ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
* |
(任意)すべてのインターフェイスのトラフィック統計情報を消去します。 |
interface |
(任意)インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、トラフィック統計情報を消去する例を示します。
switch# clear isis traffic ethernet 7/45
関連コマンドIS-IS process: test1
関連コマンドIS-IS Traffic for Ethernet7/45:
関連コマンド%PDU Received Sent RcvAuthErr OtherRcvErr ReTransmit
関連コマンドLAN-IIH 0 0 0 0 n/a
関連コマンドP2P-IIH 0 0 0 0 n/a
関連コマンドLSP 0 0 0 0 0
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
clear ospfv3 neighbor
ネイバー統計情報を消去して OSPFv3(Open Shortest Path First バージョン 3)の隣接関係をリセットするには、 clear ospfv3 neighbor コマンドを使用します。
clear ospfv3 [ instance-tag ] neighbor { * | neighbor-id | interface-type number | loopback number | port-channel number } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。32 文字以下の英数字文字列として指定します。 |
* |
すべてのネイバーを消去します。 |
neighbor-id |
消去するネイバーのネイバー ID(IP アドレスとして)を指定します。 |
interface-type number |
すべてのネイバーを消去するインターフェイスを指定します。 |
loopback number |
ループバック インターフェイスのすべてのネイバーを消去します。 |
port-channel number |
ポート チャネル インターフェイスのすべてのネイバーを消去します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPFv3 Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear ospfv3 neighbor コマンドを使用し、 show ospfv3 neighbors コマンドからのネイバー情報を消去します。 instance-tag 引数を使用し、1 つの OSPFv3 インスタンスからネイバー詳細を消去します。 instance -tag 引数を使用しなかった場合は、Cisco NX-OS によって、すべての OSPFv3 インスタンスからネイバー詳細が消去されます。 show ospfv3 neighbors コマンドを使用し、ネイバー ID を検索します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、インスタンス タグ 201 のネイバー 192.0.2.1 に関するすべての OSPFv3 ネイバー詳細を消去する例を示します。
switch# clear ospfv3 201 neighbor 192.0.2.1
次に、すべての OSPFv3 インスタンスに関する OSPFv3 ネイバー詳細を消去する例を示します。
switch# clear ospfv3 neighbor *
次に、OSPFv3 インスタンス 202 のイーサネット インターフェイス 1/2 上でのすべてのネイバーに関する OSPFv3 ネイバー詳細を消去する例を示します。
switch# clear ospfv3 202 neighbor ethernet 1/2
関連コマンド
|
|
show ospfv3 neighbor |
ネイバー ID を含む OSPFv3 ネイバーの詳細を表示します。 |
clear ospfv3 policy statistics
OSPFv3(Open Shortest Path First バージョン 3)のポリシー統計情報を消去するには、 clear ospfv3 policy statistics コマンドを使用します。
clear ospfv3 [ instance-tag ] policy statistics { area area-id filter-list { in | out } | redistribute { bgp autonomous-system | direct | eigrp id | isis id | rip id | static }} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。32 文字以下の英数字文字列として指定します。 |
area |
エリアのポリシー統計情報を消去します。 |
area-id |
エリア ID(整数)または IP アドレス |
filter-list |
OSPFv3 エリア間のフィルタ処理されたプレフィクスのポリシー統計情報を指定します。 |
in |
この OSPFv3 エリアに送信されたプレフィクスをフィルタ処理します。 |
out |
この OSPFv3 エリアから送信されたプレフィクスをフィルタ処理します。 |
redistribution |
OSPFv3 経路再配布統計情報を消去します。 |
bgp autonomous-system |
BGP の自律システム番号を指定します。自律システム番号は、 x.y (範囲は、 x と y の両方とも 1 ~ 65535)または 1 つの整数(範囲は 1 ~ 65535)として指定します。 |
direct |
直接接続されたルートを指定します。 |
eigrp id |
EIGRP インスタンスを指定します。 id 引数を任意の英数字のストリングとして指定します。 |
isis id |
Intermediate System to Intermediate System(IS-IS)インスタンスを指定します。 id 引数を任意の英数字のストリングとして指定します。 |
rip id |
Routing Information Protocol(RIP)インスタンスを指定します。 id 引数を任意の英数字のストリングとして指定します。 |
static |
スタティック ルートを指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPFv3 Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear ospfv3 statistics コマンドを使用し、 show ospfv3 policy statistics コマンドで表示されるポリシー統計情報を学習します。 instance-tag 引数を使用し、1 つの OSPFv3 インスタンスからポリシー統計情報を消去します。インスタンス タグを指定しなかった場合は、
Cisco NX-OS によって、すべての OSPFv3 インスタンスからポリシー統計情報が消去されます。 show ospfv3 policy statistics コマンドを使用し、消去している統計情報を表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPFv3 201 のエリア 99 インバウンド フィルタ済みルートに関するすべての OSPFv3 ポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ospfv3 201 policy statistics area 99 filter-list in
次に、OSPFv3 202 のすべての BGP 再配布済みルートに関する OSPFv3 ポリシー統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ospfv3 202 policy statistics redistribute bgp
関連コマンド
|
|
show ospfv3 policy statistics |
OSPFv3 ポリシーの詳細を表示します。 |
clear ospfv3 statistics
OSPFv3(Open Shortest Path First バージョン 3)のイベント統計情報を消去するには、 clear ospfv3 statistics コマンドを使用します。
clear ospfv3 [ instance-tag ] statistics [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。32 文字以下の英数字文字列として指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPFv3 Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear ospfv3 statistics コマンドを使用し、1 つまたは複数の OSPFv3 インスタンスからイベント統計情報を消去します。 instance-tag 引数を指定しなかった場合は、Cisco NX-OS によって、すべての OSPFv3 インスタンスから統計情報が消去されます 。 show ospfv3 statistics コマンドを使用し、消去している統計情報を表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、すべての OSPFv3 イベント統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ospfv3 statistics
関連コマンド
|
|
show ospfv3 statistics |
OSPFv3 のイベント統計情報を表示します。 |
clear ospfv3 traffic
OSPFv3(Open Shortest Path First バージョン 3)のトラフィック統計情報を消去するには、 clear ospfv3 traffic コマンドを使用します。
clear ospfv3 [ instance-tag ] traffic [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。32 文字以下の英数字文字列として指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPFv3 Virtual Routing and Forwarding(VRF)インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数は、「default」と「all」を除く、32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear ospfv3 traffic コマンドは、1 つまたは複数の OSPFv3 インスタンスからトラフィック統計情報を消去するために使用します。 instance-tag 引数を指定しなかった場合は、Cisco NX-OS によって、すべての OSPFv3 インスタンスからトラフィック統計情報が消去されます 。 show ospfv3 traffic statistics コマンドを使用し、消去している統計情報を表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPFv3 100 の OSPFv3 トラフィック統計情報を消去する例を示します。
switch# clear ospfv3 100 traffic
関連コマンド
|
|
show ospfv3 traffic statistics |
OSPFv3 トラフィック統計情報を表示します。 |
clear route-map pbr-statistics
ルート マップのポリシーベースの統計情報を消去するには、 clear route-map pbr statistics コマンドを使用します。
clear route-map name pbr-statistics
シンタックスの説明
name |
ルート マップ名。名前は、63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
clear route-map pbr-statistics コマンドを使用し、 route-map pbr-statistics コマンドによってイネーブルにされたポリシーベース ルーティング統計情報を消去します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ルート マップのポリシーベース ルーティング統計情報を消去する例を示します。
switch# clear route-map testmap pbr-statistics
関連コマンド
|
|
route-map pbr-statistics |
ルート マップのポリシーベース ルーティング統計情報をイネーブルにします。 |
clear sockets statistics
ソケット統計情報を消去するには、 clear sockets statistics コマンドを使用します。
clear sockets statistics [ all | raw | raw6 | tcp | tcp6 | udp | udp6 ]
シンタックスの説明
all |
(任意)すべてのソケット統計情報を消去します。 |
raw |
(任意)未加工 IPv4 プロトコルのソケット情報を消去します。 |
raw6 |
(任意)未加工 IPv6 プロトコルのソケット情報を消去します。 |
tcp |
(任意)TCP IPv4 プロトコルのソケット情報を消去します。 |
tcp6 |
(任意)TCP IPv6 プロトコルのソケット情報を消去します。 |
udp |
(任意)UDP IPv4 プロトコルのソケット情報を消去します。 |
udp6 |
(任意)UDP IPv6 プロトコルのソケット情報を消去します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、TCP ソケット統計情報を消去する例を示します。
switch# clear sockets statistics tcp
関連コマンド
|
|
show sockets statistics |
ソケット統計情報を表示します。 |
show sockets client |
ソケット クライアント情報を表示します。 |
show sockets connection |
ソケット接続に関する情報を表示します。 |
clear vrrp
Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP)統計情報を消去するには、 clear vrrp コマンドを使用します。
clear vrrp { statistics | [ ipv4 | vr id ] interface if-number }
シンタックスの説明
statistics |
(任意)すべての VRRP 統計情報を消去します。 |
ipv4 |
(任意)インターフェイス上の VRRP 統計情報を消去します。 |
vr id |
(任意)インターフェイス上の VRRP グループ内の VRRP 統計情報を消去します。 |
interface if-number |
(任意)インターフェイス上の VRRP 統計情報を消去します。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。 |
コマンド モード
すべて
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、VRRP 統計情報を消去する例を示します。
switch(config)# clear vrrp
関連コマンド
|
|
feature vrrp |
VRRP 機能をイネーブルにします。 |
clear vrrp |
VRRP 統計情報を消去します。 |
confederation
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)に連合パラメータを設定するには、 confederation コマンドを使用します。
confederation { identifier | peers } as-number
シンタックスの説明
identifier |
ルーティング ドメイン連合 Autonomous System(AS; 自律システム)番号を設定します。 |
peers |
BGP 連合にピア AS 番号を設定します。 |
as-number |
AS 番号。AS 番号は、<上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> 形式の 16 ビットの整数または 32 ビットの整数です。 |
コマンド モード
ルータ コンフィギュレーション モード
ルータ VRF モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、連合識別情報を設定する例を示します。
switch(config)# router bgp 65536.33
switch(config-router)# confederation identifier 65536.33
関連コマンド
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show bgp |
BGP に関する情報を表示します。 |