この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
exterior Border Gateway Protocol(eBGP)の Time-To-Live(TTL; 存続可能時間)を eBGP マルチホップをサポートする値に設定するには、 eebgp multihop コマンドを使用します。デフォルトの設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
eBGP マルチホップ用の TTL 値。範囲は 2 ~ 255 です。このコマンドの使用後は、BGP セッションを手動でリセットする必要があります。 |
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ebgp multihop コマンドは、eBGP TTL を eBGP マルチホップをサポートする値に設定するために使用します。ある eBGP ピアが別の eBGP ピアに直接接続されていない場合は、リモート eBGP ピアに到達するために複数のホップを必要とします。ネイバー セッションの eBGP TTL をこのようなマルチホップ セッションを可能にする値に設定できます。
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Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)のグレースフル リスタートをイネーブルにするには、eigrp graceful-restart コマンドを使用します。デフォルトの設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp graceful-restart コマンドを使用し、EIGRP がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。このコマンドは nsf コマンドと同じです。
次の例では、グレースフル リスタートをイネーブルにする方法を示します。
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Enhanced IGRP(EIGRP)ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをイネーブルにするには、 eigrp log-neighbor-changes コマンドを使用します。EIGRP ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp log-neighbor-changes コマンドを使用してネイバールータとの隣接関係の変更をロギングし、ルーティング システムの安定性をモニタし、問題を検出します。デフォルトでは、ロギングはイネーブルです。ネイバールータとの隣接関係での変更のロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
次に、EIGRP プロセス 209 のネイバー変更のロギングをイネーブルにする例を示します。
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Enhanced IGRP(EIGRP)ネイバーの警告メッセージのロギングをイネーブルにするには、 eigrp log-neighbor-warnings コマンドを使用します。EIGRP ネイバーの警告メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
eigrp log-neighbor-warnings [ seconds ]
no eigrp log-neighbor-warnings
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp log-neighbor-warnings コマンドを使用してネイバーの警告メッセージをイネーブルにし、繰り返されるネイバー警告メッセージ間の間隔を設定します。
次の例では、EIGRP プロセス 209 のネイバー警告メッセージがログに記録され、5 分(300 秒)間隔で警告メッセージが反復されます。
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Enhanced IGRP(EIGRP)がネイバーと通信する際に使用するルータ ID を設定するには、 eigrp router-id コマンドを使用します。設定されたルータ ID を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
EIGRP は、EIGRP プロセスが開始されたときにルータ ID として使用する IP アドレスを自動的に選択します。最も高いローカル IP アドレスが選択され、ループバック インターフェイスが優先されます。EIGRP プロセスが no router eigrp コマンドによって削除されないかぎり、またはルータ ID が eigrp router-id コマンドによって手動で設定された場合、ルータ ID は変更されません。
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp router-id コマンドを使用し、EIGRP にルータ ID を手動で設定します。ルータ ID は、外部ルートの発信元ルータを識別するために使用されます。外部ルートがローカル ルータ ID によって受信された場合、そのルートは破棄されます。ルータ ID は、2 つの例外を除く任意の IP アドレスによって設定できます。0.0.0.0 と 255,255,255,255 は有効な値ではなく、入力できません。各ルータに一意の値を設定する必要があります。
次に、固定されたルータ ID として 172.16.1.3 を設定する例を示します。
ルータを Enhanced IGRP(EIGRP)を使用するスタブとして設定するには、 eigrp stub コマンドを使用します。EIGRP スタブ ルーティングをディセーブルにするには、コマンドの no 形式を使用します。
eigrp stub [ direct | leak-map map-name | receive-only | redistributed ]
no eigrp stub [ direct | leak-map map-name | receive-only | redistributed ]]
(任意)他のプロトコルと Autonomous System(AS; 自律システム)から再配布されたルートをアドバタイズします。 |
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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eigrp stub コマンドは、すべての IP トラフィックを配信ルータに転送するスタブとしてルータを設定するために使用します。
direct キーワードを指定すると、EIGRP スタブ ルーティングは接続されたルートをアドバタイズできます。このオプションは、デフォルトではイネーブルです。
receive-only キーワードは、ルータが EIGRP AS 内の他のルータとルートを共有しないように制限します。 receive-only キーワードは、あらゆるルート タイプを送信しないようにするため、他のオプションを指定できません。
redistributed キーワードを指定すると EIGRP スタブ ルーティング機能は他のルーティング プロトコルと AS を送信できます。このオプションを設定しないと、EIGRP は再配布されたルートをアドバタイズしません。
これらの 4 つのキーワード( direct 、 leak-map 、 receive-only 、 redistributed )のいずれかを eigrp stub コマンドと同時に使用すると、特定のキーワードによって指定されたルート タイプのみがアドバタイズされます