この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Gateway Load Balancing Protocol(GLBP; ゲートウェイ ロード バランシング プロトコル)コンフィギュレーション モードに入って、GLBP グループを作成するには、 glbp コマンドを使用します。GLBP グループを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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glbp コマンドは、GLBP コンフィギュレーション モードに入って、GLBP グループを作成するために使用します(グループが存在しない場合)。
(注) ip コマンドを使用して仮想 IP アドレスを指定し、GLBP グループをアクティブにする前に、すべての GLBP オプションを設定する必要があります。
次に、イーサネット インターフェイス 1/1 に GLBP グループ 10 を作成する例を示します。
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GLBP の拡張ホールド タイマーをイネーブルにするには、 glbp timers extended-hold コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
glbp timers extended-hold [ timer ]
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glbp timers extended-hold コマンドは、拡張 Non-Stop Forwarding(NSF)サポートを GLBP 用に設定するために使用します。
(注) デフォルト以外の拡張ホールド タイマーを設定する場合は、すべての GLBP ゲートウェイ上で拡張ホールド タイマーを設定する必要があります。予想されるシステム スイッチオーバー遅延に基づいて、GLBP ゲートウェイごとに別々の拡張ホールド タイマー値を設定できます。
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グレースフル リスタートとグレースフル リスタート ヘルパー機能をイネーブルにするには、graceful-restart または graceful-restart-helper ルータ Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。グレースフル リスタートとグレースフル リスタート ヘルパー機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
graceful-restart [ restart-time restart-time | stalepath-time stalepath-time ]
no graceful-restart { restart-time restart-time | stalepath-time stalepath-time } | graceful-restart-helper
デフォルトでは、グレースフル リスタートとグレースフル リスタート ヘルパーはイネーブルです。 graceful-restart コマンドがキーワードまたは引数なしで入力された場合、次のデフォルト値が使用されます。
(注) BGP グレースフル リスタート機能をイネーブルにするために、restart と stalepath のタイマー値を変更する必要はありません。デフォルト値はほとんどのネットワーク構成にとって最適な値であり、これらの値は経験豊富なネットワーク オペレータのみが調整すべきです。
ネイバー アドレスファミリ コンフィギュレーション
ルータ BGP コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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graceful-restart コマンドは、BGP ネットワーク内にあるルータ上でグレースフル リスタート機能を設定したり、ディセーブルにしたりするために使用します。BGP セッションの確立後にグレースフル リスタート機能がイネーブルになった場合は、ソフト リセットまたはハード リセットによってセッションを再起動する必要があります。
この機能のデフォルトのタイマー値は、ほとんどのネットワーク構成にとって最適です。これらの値は、経験豊富なネットワーク オペレータのみが調整することを推奨します。タイマー値を調整する場合、再起動タイマーは、OPEN メッセージ内にある保持時間を超える値に設定してはなりません。連続した再起動動作が発生する場合、以前に古くなったとしてマークされたルート(再起動するルータからのルート)が削除されます。
graceful-restart-helper コマンドは、ローカル BGP ルータがリモート BGP ピアのグレースフル リスタートをサポートするように設定するために使用されます。
次に、BGP グレースフル リスタート機能をイネーブルにする例を示します。
graceful-restart コマンドを使用します。デフォルトの設定にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
アドレス ファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
ルータ VRF コンフィギュレーション
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graceful-restart コマンドを使用し、EIGRP がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。
次の例では、グレースフル リスタートをイネーブルにする方法を示します。
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Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)プロセスのグレースフル リスタートをイネーブルにするには、graceful-restart コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。グレースフル リスタートをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
アドレスファミリ コンフィギュレーション
ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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graceful-restart コマンドは、IS-IS ネットワーク内にあるルータで、グレースフル リスタート機能を設定するかディセーブルにするために使用されます。IS-IS セッションが確立されたあとにグレースフル リスタート機能がイネーブルになった場合、ソフト リセットまたはハード リセットによってセッションを再起動する必要があります。
次に、グレースフル リスタート機能をイネーブルにする例を示します。
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Open Shortest Path First(OSPF)のノンストップ フォワーディングを設定するには、graceful-restart コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]
no graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]
(任意)ほかのルータがこのルータのグレースフル リスタートを待つ最大間隔(秒)を設定します。範囲は 5 ~ 1800 です。 |
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graceful-restart コマンドを使用し、OSPF がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。Cisco NX-OS の一般的なリブート サイクルが可能になる十分に長い猶予期間を設定します。長すぎる猶予期間を設定しないでください。ネットワークが古いルート情報に依存するようになります。
次に、グレースフル リスタートが予定された再起動でのみ発生するように設定する例を示します。
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Open Shortest Path First version 3(OSPFv3)のノンストップ フォワーディングを設定するには、graceful-restart コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]
no graceful-restart [ grace-period seconds | helper-disable | planned-only ]
(任意)ほかのルータがこのルータのグレースフル リスタートを待つ最大間隔(秒)を設定します。範囲は 5 ~ 1800 です。 |
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graceful-restart コマンドを使用し、OSPFv3 がプロセス再起動によりデータ フォワーディング パスに留まるようにします。Cisco NX-OS の一般的なリブート サイクルが可能になる十分に長い猶予期間を設定します。長すぎる猶予期間を設定しないでください。ネットワークが古いルート情報に依存するようになります。
次に、グレースフル リスタートが予定された再起動でのみ発生するように設定する例を示します。
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IS-IS がピアの再起動を認識したときに、hello メッセージ内で隣接関係の残り時間として通知する時間を設定するには、 graceful-restart t3 manual コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
graceful-restart t3 manual time
ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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graceful-restart t3 manual コマンドは、RFC 3847 で定義されているように T3 タイマーを設定するために使用します。
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