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グループに対して Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)をアクティブにするには、 ip コマンドを使用します。グループの GLBP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip [ ip-address [ secondary ]]
no ip [ ip-address [ secondary ]]
(任意)GLBP グループの仮想 IP アドレス。この IP アドレスはインターフェイス IP アドレスと同じサブネット内になければなりません。 |
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設定済みのインターフェイスに対して GLBP をアクティブにするには、 ip コマンドを使用します。仮想 IP アドレスを設定する場合、そのアドレスは GLBP グループ全体の専用 IP アドレスになります。仮想 IP アドレスを設定しない場合、ゲートウェイは同じ GLBP グループ内の別のゲートウェイから仮想 IP アドレスを学習します。GLBP が Active Virtual Gateway(AVG; アクティブ仮想ゲートウェイ)を選択できるようにするには、その LAN 上の 1 つ以上のゲートウェイに仮想 IP アドレスを設定する必要があります。
AVG に仮想 IP アドレスを設定すると、現在使用されている仮想 IP アドレスが上書きされます。
インターフェイスに ip コマンドを設定すると、プロキシ Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)要求の処理方法が変更されます(プロキシ ARP がディセーブルに設定されていない場合)。ホストは IP アドレスを MAC アドレスにマッピングするために ARP 要求を送信します。GLBP ゲートウェイは、ARP 要求を代行受信し、接続先ノードの代わりに ARP 要求に応答します。GLBP グループのフォワーダがアクティブである場合、プロキシ ARP 要求への応答には、グループ内の最初のアクティブ フォワーダの MAC アドレスが使用されます。アクティブなフォワーダがない場合、プロキシ ARP 要求は停止されます。
(注) ip コマンドを使用して仮想 IP アドレスを指定し、GLBP グループをアクティブにする前に、すべての GLBP オプションを設定する必要があります。
次に、イーサネット インターフェイス 1/1 上でグループ 10 用の GLBP をアクティブにする例を示します。GLBP グループで使用される仮想 IP アドレスは、192.0.2.10 に設定されます。
次に、イーサネット インターフェイス 2/1 上でグループ 10 用の GLBP をアクティブにする例を示します。GLBP グループで使用される仮想 IP アドレスは、同じ GLBP グループに属するように設定された別のゲートウェイから取得されます。
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HSRP グループに仮想アドレスを指定するには、 ip コマンドを使用します。グループの HSRP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip [ autoconfig | ip-address [ secondary ]]
no ip [ autoconfig | ip-address [ secondary ]]
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設定済みのインターフェイスに対して HSRP をアクティブにするには、 ip コマンドを使用します。仮想 IP アドレスを設定する場合、そのアドレスは HSRP グループ全体の専用 IP アドレスになります。IPv4 グループの場合は、仮想 IP アドレスが設定されていなければ、ゲートウェイは同じ HSRP グループ内の別のゲートウェイから仮想 IP アドレスを取得します。HSRP が Active Virtual Gateway(AVG; アクティブ仮想ゲートウェイ)を選択できるようにするには、その LAN 上の 1 つ以上のゲートウェイに仮想 IP アドレスを設定する必要があります。IPv6 グループの場合は、 autoconfig キーワードを使用して仮想 IP アドレスを生成できます。
AVG に仮想 IP アドレスを設定すると、現在使用されている仮想 IP アドレスが上書きされます。
設定された IPv6 アドレスがリンクローカル アドレスの場合は、HSRP Ipv6 セカンダリ アドレスが存在しません。
インターフェイス上で IPv4 HSRP グループ用に ip コマンドを設定すると、プロキシ Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)要求の処理方法が変更されます(プロキシ ARP がディセーブルに設定されていない場合)。ホストは IP アドレスを MAC アドレスにマッピングするために ARP 要求を送信します。HSRP ゲートウェイは、ARP 要求を代行受信し、接続先ノードの代わりに ARP 要求に応答します。HSRP グループのフォワーダがアクティブである場合、プロキシ ARP 要求への応答には、グループ内の最初のアクティブ フォワーダの MAC アドレスが使用されます。アクティブなフォワーダがない場合、プロキシ ARP 要求は停止されます。
(注) ip コマンドを使用して仮想 IP アドレスを指定し、HSRP グループをアクティブにする前に、すべての HSRP オプションを設定する必要があります。このようにすれば、グループを初めてイネーブルにする際にコンフィギュレーションの作成が遅れても、他のルータに認証エラー メッセージや不測の状態変更が生じるのを避けることができます。常に IP アドレスを指定することを推奨します。
次に、イーサネット インターフェイス 1/1 上でグループ 10 用の HSRP をアクティブにする例を示します。HSRP グループで使用される仮想 IP アドレスは、192.0.2.10 に設定されます。
次に、イーサネット インターフェイス 2/1 上でグループ 10 用の HSRP をアクティブにする例を示します。HSRP グループで使用される仮想 IP アドレスは、同じ HSRP グループに属するように設定された別のゲートウェイから取得されます。
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スタティック ARP エントリを設定するには、 ip arp コマンドを使用します。スタティック ARP エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、インターフェイス イーサネット 2/1 上でスタティック ARP エントリを設定する例を示します。
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無償 ARP をイネーブルにするには、 ip arp gratuitous コマンドを使用します。無償 ARP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip arp gratuitous { request | update }
no ip arp gratuitous { request | update }
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インターフェイス Ethernet 2/1 上の gratuitous ARP 要求をディセーブルにする例を示します。
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Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)Autonomous System(AS; 自律システム)番号に対する access-list フィルタを設定するには、 ip as-path access-list を使用します。フィルタを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip as-path access-list name { deny | permit } regexp
no ip as-path access-list name { deny | permit } regexp
BGP AS パスと照合する正規表現。正規表現についての詳細は、次の URL で 『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide, Release 5.x 』 を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/datacenter/sw/4_0/nx-os/fundamentals/configuration/guide2/fun_nx-os_book.html |
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自律システム パス フィルタを設定するには、 ip as-path access-list コマンドを使用します。着信と発信の両方の BGP パスに自律システム パス フィルタを適用できます。各フィルタは正規表現で定義されます。正規表現が、ルートの自律システム パスの ASCII ストリング表現と一致した場合、許可または拒否の条件が適用されます。自律システム パスにはローカル自律システム番号を含めないでください。
AS 番号 55:33 および 20:01 を許可する AS パス フィルタを BGP に設定し、着信フィルタリングの BGP ピアにこのフィルタを適用する例を示します。
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Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)パケットの認証をイネーブルにして、インターフェイス上で使用可能なキー セットを指定するには、 ip authentication key-chain eigrp コマンドを使用します。認証を禁止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip authentication key-chain eigrp instance-tag name-of-chain
no ip authentication key-chain eigrp instance-tag name-of-chain
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip authentication mode eigrp コマンドを使用して、認証モードを設定する必要があります。インターフェイスに対する認証設定を完了するには、 key-chain コマンドを使用して、別途キー チェーンを設定する必要があります。
キーチェーン ツリーに属しているキーの受け入れと送信をインターフェイスに設定する例を示します。
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EIGRP パケット内で使用される認証タイプを指定するには、 ip authentication mode eigrp コマンドを使用します。認証を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip authentication mode eigrp instance-tag md5
no ip authentication mode eigrp instance-tag md5
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスに使用される認証方式を MD5 に設定する例を示します。
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Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)インターフェイスの帯域幅を設定するには、 ip bandwidth eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip bandwidth eigrp instance-tag bandwidth
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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自律システム 209 で帯域幅 10000 が使用されるように EIGRP を設定する例を示します。
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インターフェイス上で Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)に使用できる帯域幅のパーセンテージを設定するには、 ip bandwidth eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip bandwidth-percent eigrp instance-tag percent
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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EIGRP が使用する帯域幅は、リンクの帯域幅の最大 50 %です。このパーセンテージは、 ip bandwidth インターフェイス コンフィギュレーション コマンドで定義されます。このデフォルトのパーセンテージを変更するには、 ip bandwidth-percent コマンドを使用します。
自律システム 209 でインターフェイスの帯域幅の最大 75 %を使用するように EIGRP を設定する例を示します。
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コミュニティ リストのエントリを作成するには、 ip community-list コマンドを使用します。エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip community-list standard list-name { deny | permit } { aa : nn | internet | local-AS | no-advertise | no-export }
no ip community-list standard list-name
ip community-list expanded list-name { deny | permit } regexp
no ip community-list expanded list-name
(任意)4 バイトの新コミュニティ形式で入力する自律システム番号およびネットワーク番号。この値は、コロンで区切られた 2 バイトの数 2 つで設定されます。2 バイトの数ごとに 1 ~ 65535 の数を入力できます。1 つのコミュニティ、または複数のコミュニティをそれぞれスペースで区切って入力できます。 |
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(任意)インターネット コミュニティを指定します。このコミュニティのルートは、すべてのピア(内部および外部)にアドバタイズされます。 |
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(任意)no-export コミュニティを指定します。このコミュニティのあるルートは、同じ AS 内のピアへのみ、または連合内の他のサブ AS へのみアドバタイズされます。これらのルートは外部ピアにはアドバタイズされません。 |
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(任意)local-as コミュニティを指定します。コミュニティのあるルートは、ローカル AS の一部であるピアへのみ、または連合のサブ AS 内のピアへのみアドバタイズされます。これらのルートは、外部ピア、または連合内の別のサブ AS にアドバタイズされません。 |
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(任意)no-advertise コミュニティを指定します。このコミュニティのあるルートはピア(内部または外部)にはアドバタイズされません。 |
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入力ストリングとの照合パターンの指定に使用される正規表現。正規表現についての詳細は、次の URL で 『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide, Release 5.x 』 を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/datacenter/sw/4_0/nx-os/fundamentals/configuration/guide2/fun_nx-os_book.html (注) 正規表現を使用できるのは拡張コミュニティ リストだけです。 |
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BGP コミュニティ フィルタリングを設定するには、 ip community-list コマンドを使用します。BGP コミュニティ値は 4 バイトの数値で設定されます。先頭の 2 バイトは自律システム番号を表し、末尾の 2 バイトはユーザ定義のネットワーク番号を表します。BGP ピア間の BGP コミュニティ アトリビュート交換は、send-community コマンドが、指定されたネイバー用に設定されている場合にイネーブルになります。BGP コミュニティ アトリビュートは、RFC 1997 および RFC 1998 に定義されています。
BGP コミュニティの交換はデフォルトではイネーブルになりません。 send-community コマンドは、BGP ネイバー アドレスファミリ コンフィギュレーション モードで、BGP ピア間の BGP コミュニティ アトリビュート交換をイネーブルにするために使用します。
このコマンドまたは set community コマンドで他のコミュニティ値が設定されるまで、デフォルトではすべてのルータまたはプレフィクスにインターネット コミュニティが適用されます。
特定のコミュニティ セットと照合するように許容値が設定されている場合は、デフォルトで、コミュニティ リストが他のすべてのコミュニティ値に対して暗黙拒否に設定されます。 internet コミュニティは、コミュニティ リストに暗黙許可を適用するために使用します。
標準コミュニティ リストは、既知のコミュニティや特定のコミュニティ番号の設定に使用されます。任意のコミュニティ キーワードを複数選択できます。各標準コミュニティ リストには最大 16 のコミュニティを設定できます。16 を超えるコミュニティを設定しようとすると、制限数を超えた後続のコミュニティは処理されないか、または実行コンフィギュレーション ファイルに保存されます。
拡張コミュニティ リストは正規表現によるフィルタ コミュニティに使用されます。正規表現は、コミュニティ アトリビュートの照合パターンの設定に使用されます。* または + の文字を使用した照合の順序は、最長のコンストラクトが最初になります。入れ子式のコンストラクトは外側から内側へ照合されます。連結コンストラクトは左側から順に照合されます。ある正規表現が、1 つの入力ストリングの異なる 2 つの部分と一致する可能性がある場合、早く入力された部分が最初に一致します。
同じコミュニティ リスト文に複数の値を設定すると、論理 AND 条件が作成されます。AND 条件を満たすためにはすべてのコミュニティ値が一致しなければなりません。別のコミュニティ リスト文に複数の値を設定すると、論理 OR 条件が作成されます。条件に一致する最初のリストが処理されます。
指定コミュニティのルートがすべてのピア(内部と外部の両方)にアドバタイズされるような標準コミュニティ リストの設定例を示します。
次に、以下の場所からのルートを許容するような標準コミュニティ リストの設定例を示します。
• 自律システム 65534 のネットワーク 40、および自律システム 65412 のネットワーク 60
• 同じ自律システム内のピア、または同じコンフェデレーション内のサブ自律システムのピア
この例では、論理 AND 条件が使用されているので、すべてのコミュニティ値が一致しないとリストは処理されません。
次の例では、標準コミュニティ リストが、自律システム 65534 内のネットワーク 40 からのコミュニティと自律システム 65412 内のネットワーク 60 からのコミュニティを搬送するルートを拒否するように設定されます。この例は、論理 AND 条件を示しています。すべてのコミュニティ値が一致しないとリストが処理されません。
次の例では、名前付き標準コミュニティ リストが、ローカル自律システム内のすべてのルートを許可する、または、自律システム 40000 内のネットワーク 20 からのルートを許可するように設定されます。この例は、論理 OR 条件を示しています。最初の一致が処理されます。
次の例では、プライベート自律システムからのコミュニティを持つルートを拒否するような拡張コミュニティ リストが設定されます。
次の例では、自律システム 50000 のネットワーク 1 から 99 からのルートを拒否するような名前方式の拡張コミュニティ リストが設定されます。
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インターフェイスでの Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)のスループット遅延を設定するには、 ip delay eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip delay eigrp instance-tag seconds
no ip delay eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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10 マイクロ秒単位でインターフェイスにスループット遅延を設定します。たとえば、 ip delay eigrp コマンドを 100 に設定すると、スループット遅延は 1000 マイクロ秒になります。
インターフェイスの遅延を 400 マイクロ秒に設定する例を示します。
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自律システム番号で指定される EIGRP ルーティング プロセスに対する インターフェイスの hello インターバルを設定します。 |
ダイレクト ブロードキャストから物理ブロードキャストへの変換をイネーブルにするには、 ip directed-broadcast コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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IP ダイレクト ブロードキャストとは、宛先アドレスは特定の IP サブネットの有効なブロードキャスト アドレスだが、その宛先サブネット上に存在しないノードから送信された IP パケットのことです。
宛先サブネットに直接接続されていないデバイスは、ユニキャスト IP パケットをそのサブネット上のホストに転送するのと同じ方法で、IP ダイレクト ブロードキャストを転送します。ダイレクト ブロードキャスト パケットが、宛先サブネットに直接接続されたデバイスに到着すると、宛先サブネット上のブロードキャストとして「展開」されます。パケットの IP ヘッダーに含まれる宛先アドレスがサブネット用に設定された IP ブロードキャスト アドレスに書き換えられ、パケットがリンクレイヤ ブロードキャストとして送信されます。
ダイレクト ブロードキャストがインターフェイスに対して有効になっている場合は、アドレスからそのインターフェイスが接続されたサブネット行きのダイレクト ブロードキャストとして識別される着信 IP パケットがそのサブネット上のブロードキャストとして展開されます。
no ip directed-broadcast コマンドがインターフェイスに対して設定されている場合は、そのインターフェイスが接続されたサブネット行きのダイレクト ブロードキャストが展開されずに破棄されます。
(注) ダイレクト ブロードキャストの中でも、特に、Internet Control Message Protocol(ICMP; インターネット制御メッセージ プロトコル)ダイレクト ブロードキャストが悪意のある人物によって不正使用されたことがあるため、セキュリティ意識の高いユーザが、ダイレクト ブロードキャストを必要としないインターフェイスやアクセス リストを使用して展開パケットの数が制限されているインターフェイス上では ip directed-broadcast コマンドを無効にすることを推奨します。
次に、イーサネット インターフェイス 2/1 上で IP ダイレクト ブロードキャストの転送をイネーブルにする例を示します。
インターフェイスでの Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)の配布リストを設定するには、 ip distribute-list eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip distribute-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out }
no ip distribute-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out }
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスに対するルート フィルタ ポリシーを設定するには、 ip distribute-list eigrp コマンドを使用します。この設定を完了するためには、ルート マップまたはプレフィクス リストの名前を設定する必要があります。
インターフェイスに着信するすべての EIGRP ルートのルート マップを設定する例を示します。
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IP ドメイン リストを設定するには、 ip domain-list コマンドを使用します。IP ドメイン リストをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip domain-list domain-name [ use-vrf name ]
no ip domain-list domain-name [ use-vrf name ]
IP ドメイン リストのドメイン名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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(任意)IP ドメイン リストのドメイン名の解決に使用する Virtual Routing and Forwarding(VRF; 仮想ルーティング/転送)を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
グローバル コンフィギュレーション
VRF コンテキスト コンフィギュレーション
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ip domain-list コマンドは、デバイス用の追加のドメイン名を設定するために使用します。vrf context コマンドは、VRF コンテキスト モードに入って、特定の VRF 用の追加のドメイン名を設定するために使用します。
次に、デフォルト VRF 用の IP ドメイン リストを設定する例を示します。
次に、管理 VRF 用の IP ドメイン リストを設定する例を示します。
次に、デフォルト VRF を通してドメイン名を解決できない場合に管理 VRF をバックアップとして使用するように、デフォルト VRF 用の IP ドメイン リストを設定する例を示します。
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Domain Name Server(DNS; ドメイン ネーム サーバ)の検索機能をイネーブルにするには、 ip domain-lookup コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ドメイン名を設定するには、 ip domain-name コマンドを使用します。ドメイン名を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip domain-name domain-name [ use-vrf name ]
no ip domain-name domain-name [ use-vrf name ]
(任意)ドメイン名の解決に使用される VRF を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
グローバル コンフィギュレーション
VRF コンテキスト コンフィギュレーション
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ip domain-name コマンドは、デバイス用のドメイン名を設定するために使用します。vrf context コマンドは、VRF コンテキスト モードを開始して、特定の VRF 用のドメイン モナステリを設定するために使用します。
次に、デフォルト VRF 用の IP ドメイン名を設定する例を示します。
次に、管理 VRF 用の IP ドメイン名を設定する例を示します。
次に、デフォルト VRF を通してドメイン名を解決できない場合に管理 VRF をバックアップとして使用するように、デフォルト VRF 用の IP ドメイン名を設定する例を示します。
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インターフェイスの Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)をシャットダウンするには、 ip eigrp shutdown コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip eigrp instance-tag shutdown
no ip eigrp instance-tag shutdown
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ip eigrp shutdown コマンドは、保守のために、EIGRP 用のインターフェイスをシャットダウンして、インターフェイスに対する EIGRP 隣接関係を禁止します。このインターフェイスのネットワーク アドレスが EIGRP トポロジ テーブルに表示されなくなります。
ip passive-interface eigrp コマンドは、EIGRP の隣接関係を禁止しますが、トポロジ テーブル内のネットワーク アドレスを維持するために使用します。
インターフェイスの EIGRP を ディセーブルにする例を示します。
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拡張コミュニティ リスト エントリを作成するには、 ip extcommunity-list コマンドを使用します。エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip extcommunity-list standard list-name { deny | permit } generic { transitive | nontransitive } aa4 : nn
no ip extcommunity-list standard generic { transitive | nontransitive } list-name
ip extcommunity-list expanded list-name { deny | permit } generic { transitive | nontransitive } regexp
no ip extcommunity-list expanded generic { transitive | nontransitive } list-name
(任意)自律システム番号とネットワーク番号。この値は、コロンで区切られた 4 バイトの AS 番号と 2 バイトのネットワーク番号を使用して設定されます。4 バイトの AS 番号の範囲は 1 ~ 4294967295(プレーンテキスト表記)または 1.0 ~ 56636.65535(AS.dot 表記)です。単一のコミュニティまたはスペースで区切られた複数のコミュニティを入力できます。 |
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入力ストリングとの照合パターンの指定に使用される正規表現。正規表現についての詳細は、次の URL で 『 Cisco Nexus 7000 Series NX-OS Fundamentals Configuration Guide, Release 5.x 』 を参照してください。 http://www.cisco.com/en/US/docs/switches/datacenter/sw/4_0/nx-os/fundamentals/configuration/guide2/fun_nx-os_book.html (注) 正規表現を使用できるのは詳細拡張コミュニティ リストだけです。 |
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ip extcommunity-list コマンドは、BGP 用の拡張コミュニティ フィルタリングを設定するために使用します。拡張コミュニティ値は 6 バイトの数値として設定されます。先頭の 4 バイトは自律システム番号を表し、末尾の 2 バイトはユーザ定義のネットワーク番号を表します。BGP 汎用特定コミュニティ アトリビュートは、draft-ietf-idr-as4octet-extcomm-generic-subtype-00.txt 内で定義されます。
BGP 拡張コミュニティ交換はデフォルトでイネーブルになっていません。 send-extcommunity コマンドは、BGP ネイバー アドレスファミリ コンフィギュレーション モードで BGP ピア間の拡張コミュニティ アトリビュート交換をイネーブルにするために使用します。
特定の拡張コミュニティ セットと一致するように許容値が設定されている場合は、デフォルトで、拡張コミュニティ リストが他のすべての拡張コミュニティ値に対して暗黙拒否に設定されます。
標準拡張コミュニティ リストは、特定の拡張コミュニティ番号を設定するために使用します。標準拡張コミュニティ リストでは、最大 16 個の拡張コミュニティを設定できます。
詳細拡張コミュニティ リストは、正規表現を使用してコミュニティをフィルタするために使用します。正規表現は、コミュニティ アトリビュートと一致するパターンを設定するために使用します。* または + の文字を使用した照合の順序は、最長のコンストラクトが最初になります。入れ子式のコンストラクトは外側から内側へ照合されます。連結コンストラクトは左側から順に照合されます。ある正規表現が、1 つの入力ストリングの異なる 2 つの部分と一致する可能性がある場合、早く入力された部分が最初に一致します。
1 つの拡張コミュニティ リスト文で複数の値を設定すると、論理 AND 条件が生成されます。AND 条件を満たすためにはすべての拡張コミュニティ値が一致する必要があります。別々のコミュニティ リスト文で複数の値を設定すると、論理 OR 条件が生成されます。条件に一致する最初のリストが処理されます。
次に、自律システム 1.65534 内のネットワーク 40 からのルートと、自律システム 1.65412 内のネットワーク 60 からのルートを許可する標準汎用特定拡張コミュニティ リストを設定する例を示します。
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インターフェイスの EIGRP hello インターバルを設定するには、 ip hello-interval eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip hello-interval eigrp instance-tag seconds
no ip hello-interval eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスの hello インターバルを 10 秒に設定する例を示します。
EIGRP インターフェイスのホールド時間を設定するには、 ip hold-time eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip hold-time eigrp instance-tag seconds
no ip hold-time eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ip hold-time eigrp コマンドは、非常に輻輳した大規模ネットワーク上のデフォルト ホールド時間を増加するために使用します。
ホールド時間は、hello インターバルの 3 倍以上の値に設定することを推奨します。指定されたホールド時間内にルータが hello パケットを受信しなかった場合は、そのルータ経由のルートが使用できないと判断されます。
次に、インターフェイスのホールド時間を 40 秒に設定する例を示します。
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自律システム番号で指定された EIGRP ルーティング プロセス用のインターフェイス上の hello インターバルを設定します。 |
DNS ホスト キャッシュ内で静的なホスト名/アドレス マッピングを定義するには、 ip host コマンドを使用します。ホスト名/アドレス マッピングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip host name address1 [ address2 ... address6 ]
no ip host name address1 [ address2 ... address6 ]
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ユニキャスト FIB で使用される負荷分散アルゴリズムを設定するには、 ip load-sharing address コマンド を使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip load-sharing address { destination port destination | source-destination [ port source-destination ]} [ universal-id seed ]
no ip load-sharing address { destination port destination | source-destination [ port source-destination ]} [ universal-id seed ]
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ip load-sharing address コマンドは、ユニキャスト FIB で RIB 内の等価コスト パスからパスを選択するときに使用される負荷分散アルゴリズムを設定するために使用します。
送信元および宛先のアドレスを使用する負荷分散型アルゴリズムの設定例を示します。
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インターフェイス上でパケット単位負荷分散を設定するには、 ip load-sharing per-packet コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ip load-sharing per-packet コマンドは、インターフェイス上で負荷分散アルゴリズムを設定するために使用します。このコマンドは、 ip load-sharing address コマンドよりも優先されます。
(注) パケット単位負荷分散を使用すると、不連続パケットが発生する可能性があります。特定のソース/宛先ホスト ペア宛てのパケットが、別のパスをたどったり、順序どおりに宛先に届かなかったりする場合があります。ネットワークやアプリケーションに対する不連続パケットの意味を理解しておいてください。パケット単位負荷分散はすべてのネットワークに適しているわけではありません。フロー単位負荷分散は、パケットが必ず送信順に届くことを保証します。
入力インターフェイス上でパケット単位負荷分散を設定します。この設定によって、Cisco NX-OS でパケットに対して選択される出力インターフェイスが決まります。
たとえば、2 つの出力インターフェイス上に ECMP パスを設定した場合は、Cisco NX-OS でイーサネット 1/1 上の入力パケットに対して次の負荷分散方式が使用されます。
• イーサネット 1/1 上でパケット単位負荷分散を設定した場合はパケット単位負荷分散
次に、インターフェイスのイーサネット 1/2 上でパケット単位負荷分散をイネーブルにする例を示します。
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ネーム サーバを設定するには、 ip name-server コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip name-server ip-address [ use-vrf name ]
no ip name-server ip-address [ use-vrf name ]
(任意)ネーム サーバに到達するために使用する VRF を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
グローバル コンフィギュレーション
VRF コンテキスト コンフィギュレーション
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ip name-server コマンドは、ネーム サーバをデバイス用に設定するために使用します。vrf context コマンドは、VRF コンテキスト モードに入って、特定の VRF 用のドメイン名を設定するために使用します。
次に、デフォルト VRF 用の IP ネーム サーバを設定する例を示します。
次に、管理 VRF 用の IP ネーム サーバを設定する例を示します。
次に、IP ネーム サーバがデフォルト VRF 経由で到達できなかった場合に管理 VRF をバックアップとして使用するように、デフォルト VRF 用の IP ネーム サーバを設定する例を示します。
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ルートのアドバタイズ時にネクストホップ アドレスとしてローカル IP アドレスを使用するように Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)プロセスに指示するには、 next-hop-self eigrp コマンドを使用します。受信したネクストホップ値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip next-hop-self eigrp instance-tag
no ip next-hop-self eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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デフォルトの設定では、EIGRP は、ルータがルートを学習したインターフェイスと同じインターフェイス上でルートをアドバタイズする場合も、アドバタイズするルートの IP ネクストホップ値としてそれ自身を設定します。このデフォルト設定を変更するには、 no ip next-hop-self eigrp インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、ルートのアドバタイズ時に受信したネクストホップ値を使用するように EIGRP に指示する必要があります。
デフォルトの IP ネクストホップ値を変更し、受信したネクストホップ値を使用するように EIGRP に指示する例を示します。
インターフェイスでの Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)のオフセット リストを設定するには、 ip offset-list eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip offset-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out } offset
no ip offset-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out } offset
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ip offset-list eigrp コマンドは、インターフェイス上でアドバタイズするルートに影響を与えるために使用します。Cisco NX-OS は、指定されたプレフィクス リストまたはルート マップと一致するすべてのルートに、設定されたオフセット値を追加します。この設定を完了するためには、ルート マップまたはプレフィクス リストの名前を設定する必要があります。
次の例では、ルート マップ OffsetFilter と一致するインターフェイスに着信する EIGRP ルートのメトリックに 20 を追加するように、オフセット リスト フィルタを設定します。
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Open Shortest Path First(OSPF)インターフェイスの認証タイプを指定するには、 ip ospf authentication コマンドを使用します。インターフェイスの認証タイプを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip ospf authentication [ key-chain key-name | message-digest | null ]
(任意)認証が使用されないように指定します。このキーワードを使用すると、そのエリアに設定されている他の認証すべてが変更されます。 |
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OSPF インターフェイスの認証モードを設定するには、 ip ospf authentication コマンドを使用します。キーワードを指定せずにこのコマンドを使用する場合は、 ip ospf authentication-key コマンドでパスワードを設定します。 message-digest キーワードを使用する場合は、 ip ospf message-digest-key コマンドでインターフェイスの message-digest キーを設定します。
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ネイバー Open Shortest Path First(OSPF)ルータに使用される簡易パスワード認証用のパスワードを指定するには、 ip ospf authentication-key コマンドを使用します。過去に割り当てられた OSPF パスワードを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip ospf authentication-key [0 | 3] password
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簡易パスワード認証のパスワードを設定するには、 ip ospf authentication-key コマンドを使用します。このコマンドで作成されたパスワードは、Cisco NX-OS がルーティング プロトコル パケットを開始するときに、OSPF ヘッダーに直接挿入されるキーとして使用されます。インターフェイス単位で各ネットワークに個別のパスワードを指定できます。OSPF 情報を交換できるように、同一ネットワーク上のすべてのネイバー ルータに、同じパスワードを与える必要があります。
(注) Cisco NX-OS は、ip ospf authentication インターフェイス コンフィギュレーション コマンドでインターフェイスの認証をイネーブルにする場合、またはルータ コンフィギュレーション モードの area authentication コマンドで認証エリアを設定する場合にこのキーを使用します。
ストリング yourpass を使用して非暗号化認証キーを設定する例を示します。
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インターフェイス上のパケット送信コストを指定するには、 ip ospf cost コマンドを使用します。 パス コストをデフォルトにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip ospf cost interface-cost
基準帯域幅をインターフェイスの設定帯域幅で除算した値に基づいてコストを計算します。基準帯域幅は設定できますが、デフォルトは 40 Gb/s です。
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各インターフェイスのコスト メトリックを手動で設定するには、 ip ospf cost コマンドを使用します。このコマンドによって、ルータ コンフィギュレーション モードの reference-bandwidth コマンドで設定した参照帯域幅の設定値は無効となります。
インターフェイス コスト値を 65 に設定する例を示します。
switch(config)#
interface ethernet 1/2
switch(config-if)#
ip ospf cost 65
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ネイバーから少なくとも 1 回 hello パケットを受信する必要のあるインターバル(このインターバルの間に一度も受信しなかった場合、ルータはそのネイバーがダウン状態であると宣言します)を設定するには、 ip ospf dead-interval コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ルータがネイバーから少なくとも 1 つの hello パケットを受信する必要があるインターバル(秒単位)。受信しない場合には、そのネイバールータとの隣接関係がローカル ルータから削除され、ルーティングから除外されます。有効範囲は 1 ~ 65535 です。この値は、ネットワーク上のすべてのノードで一致させる必要があります。 |
seconds のデフォルト値は、 ip ospf hello-interval コマンドで設定されたインターバルの 4 倍です。
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OSPF を通して hello パケットでアドバタイズされるデッド インターバルを設定するには、 ip ospf dead-interval コマンドを使用します。この値は、特定のネットワーク上の全ネットワーキング デバイスに対して同じにする必要があります。
ネイバーのダウンを迅速に検出して、コンバージェンスを向上させるには、デッド インターバルを短くします。デッド インターバルを極端に短くすると、ルーティングが不安定になることがあります。
デッド インターバルと hello インターバルを確認するには、 show ip ospf interface コマンドを使用します。
OSPF デッド インターバルを 20 秒に設定する例を示します。
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OSPF を通してインターフェイス上で送信される hello パケットのインターバルを指定するには、 ip ospf hello-interval コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
i p ospf hello-interval seconds
インターバルを指定します(秒単位)。この値は、特定のネットワーク上の全デバイスに対して同じにする必要があります。有効範囲は 1 ~ 65535 です。 |
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OSPF が hello パケットをアドバタイズするレートを設定するには、 ip ospf hello-interval コマンドを使用します。hello インターバルを短くするほど、OSPF はトポロジの変更を短時間で検出できます。この値は、特定のネットワーク上の全ルータと全アクセス サーバに対して同じにする必要があります。
hello パケット間のインターバルを 15 秒に設定する例を示します。
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Open Shortest Path First(OSPF)Message Digest 5(MD5)認証をイネーブルにするには、 ip ospf message-digest-key コマンドを使用します。古い MD5 キーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip ospf message-digest-key key-id md5 [ 0 | 3 ] key
no ip ospf message-digest-key key-id
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MD5 digest 認証モードを設定する場合は ip ospf message-digest-key コマンドを使用します。ネットワーク上のすべてのネイバー ルータで key 値を同一にする必要があります。
キー 19、パスワード 8ry4222 を設定する例を示します。
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受信 Database Descriptor(DBD)パケットに対する Open Shortest Path First(OSPF)最大伝送ユニット(maximum transmission unit; MTU)不一致検出をディセーブルにするには、 ip ospf mtu-ignore コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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インターフェイスの MTU 不一致検出をディセーブルにするには、 ip ospf mtu-ignore コマンドを使用します。デフォルトでは、OSPF は、共通のインターフェイス上でネイバーが同一の MTU を使用しているかどうかをチェックします。着信インターフェイスに設定されている IP MTU よりも受信 MTU が大きい場合、OSPF は隣接関係を確立しません。このチェックをディセーブルにして、OSPF ネイバー間で MTU 値が異なる場合に隣接関係を許可するには、 ip ospf mtu-ignore コマンドを使用します。
受信 DBD パケットに対する MTU 不一致検出をディセーブルにする例を示します。
Open Shortest Path First(OSPF)ネットワーク タイプをインターフェイスのデフォルト以外に設定するには、 ip ospf network コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip ospf network { broadcast | point-to-point }
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ネットワーク タイプは OSPF インターフェイスの動作に影響します。通常、OSPF ネットワーク タイプはブロードキャストであり、OSPF マルチキャスト機能を使用します。このネットワーク タイプを使用した場合、代表ルータとバックアップ代表ルータが選出されます。ポイントツーポイント ネットワークの場合、2 つのネイバーしか存在しないのでマルチキャストは不要です。インターフェイス上のルータがネイバーになるには、すべてのネットワーク タイプが一致する必要があります。
このコマンドは、インターフェイス コンフィギュレーション モードの medium { broadcast | p2p } コマンドよりも優先されます。
OSPF ネットワークをブロードキャスト ネットワークに設定する例を示します。
インターフェイスの Open Shortest Path First(OSPF)ルーティング アップデートを停止するには、 ip ospf passive-interface コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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インターフェイスが受動インターフェイスとして設定されると、OSPF プロトコルには参加せず、隣接関係の確立もルーティング アップデートの送信も行いません。ただし、インターフェイスはルーティング ネットワークの一部としてアナウンスされます。
Open Shortest Path First(OSPF)インターフェイスのルータ プライオリティを設定するには、 ip ospf priority コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip ospf priority number-value
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ルータ プライオリティの設定には、 ip ospf priority コマンドを使用します。ルータ プライオリティによって、ネットワークの代表ルータが決まります。ネットワークに 2 台のルータが接続されている場合は、両方が代表ルータになろうとします。ルータ プライオリティの高いルータが優先します。両方とも同じプライオリティの場合、ルータ ID の高いルータが優先します。ルータ プライオリティがゼロに設定されているルータは、代表ルータにもバックアップ代表ルータにもなれません。
Cisco NX-OS は、ルータ コンフィギュレーション モードの neighbor を使用して、OSPF がブロードキャスト ネットワーク用に設定された場合に、このプライオリティ値を使用します。
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インターフェイスに属している隣接関係の OSPF Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)の再送信インターバルを指定するには、 ip ospf retransmit-interval コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip ospf retransmit-interval seconds
no ip ospf retransmit-interval
再送信間の時間(秒単位)。接続ネットワーク上の任意の 2 台のルータ間で想定される往復遅延より大きな値にする必要があります。値の範囲は 1 ~ 65,535 秒です。デフォルトは 5 秒です。 |
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LSA 再送信インターバルを設定するには、 ip ospf retransmit-interval コマンドを使用します。ルータがネイバーに LSA を送信する場合、ネイバーから Acknowledgement(ACK; 確認応答)メッセージを受信するまでは送信した LSA を保持しています。再送信インターバル以内に ACK を受信しないと、ローカル ルータは LSA を再送信します。
次に、再送信インターバルの値を 8 秒に設定する例を示します。
Open Shortest Path First(OSPF)インターフェイスをシャットダウンするには、 ip ospf shutdown コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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インターフェイスの OSPF をシャットダウンする例を示します。
インターフェイスで Open Shortest Path First(OSPF)リンクステート アップデート パケットを送信するために必要と予測される時間を設定するには、 ip ospf transmit-delay コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip ospf transmit-delay seconds
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LSA アップデート パケットの送信に必要と予測される時間を設定するには、 ip ospf transmit-delay コマンドを使用します。OSPF は、LSA アップデートを送信する前に遅延時間を送信することによって LSA 経過時間を増分します。この値を設定する場合は、インターフェイスの送信遅延と伝搬遅延を考慮するようにしてください。
Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)インターフェイスのすべてのルーティング アップデートを停止するには、 ip passive-interface eigrp コマンドを使用します。ルーティング アップデートの送信を再度イネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip passive-interface eigrp instance-tag
no ip passive-interface eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ip passive-interface eigrp コマンドは、インターフェイス上のすべてのルーティング更新を停止し、EIGRP 隣接関係の形成を抑制するために使用します。インターフェイスのネットワーク アドレスは、EIGRP トポロジ テーブル内に残ります。
次に、インターフェイス Ethernet 2/1 上の EIGRP ルーティング アップデートを停止する例を示します。
インターフェイスでのポリシー ルーティングに使用するルート マップを特定するには、 ip policy route-map コマンドを使用します。ルート マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip policy route-map [ name ]
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ポリシー ルーティングに使用するルート マップを特定するには、 ip policy route-map コマンドを使用します。ルート マップを作成するには、 route-map コマンドを使用します。 route-map コマンドごとに、それに関連した match および set コマンドのリストがあります。 match コマンドでは、パケットの宛先 IP アドレスに基づいて、一致基準(そのインターフェイスにポリシー ルーティングが許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、set 処理( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定のポリシー ルーティング処理)を指定します。 no ip policy route-map コマンドは、ルート マップへのポインタを削除します。
match ip address コマンドを使用し、拡張 IP アクセス リストを参照する場合、拡張 IP アクセス リストに定義可能なあらゆる一致基準でポリシーベース ルーティングを実行できます。
ip policy route-map コマンドを使用する前に、 feature pbr コマンドでポリシーベース ルーティングをイネーブルにする必要があります。
次に、インターフェイスにポリシーベース ルート マップを設定する例を示します。
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ICMP ポート到達不能メッセージの生成をイネーブルにするには、 ip port-unreachable コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、必要に応じて、インターフェイス上の ICMP ポート到達不能メッセージの生成をイネーブルにする例を示します。
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IP パケットまたはルートを照合するプレフィクス リストを作成するには、ip prefix-list コマンドを使用します。プレフィクス リストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip prefix-list name [ seq number] { permit | deny } prefix [ eq length | [ ge length] [le length ]]
no prefix-list name [ seq number] { permit | deny } prefix [ eq length | [ ge length] [le length ]]
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IP プレフィクス フィルタリングを設定するには、 ip prefix-list コマンドを使用します。permit または deny のキーワードを指定してプレフィクス リストを設定し、一致条件に基づいてプレフィクスを許可または拒否します。プレフィクス リストは、IP アドレスとビット マスクで構成されています。ビット マスクは、1 ~ 32 の数値として入力されます。どのプレフィクス リストのエントリとも一致しないトラフィックに暗黙拒否が適用されます。
プレフィクス リストは、完全一致方式で指定のプレフィクス長と照合するように設定することも、またプレフィクス範囲と照合するように設定することもできます。 ge と le のキーワードを使用して照合するプレフィクス長の範囲を指定することにより、network/length 引数だけを指定するよりも柔軟な設定が可能となります。 ge と le のいずれのキーワードも設定しない場合、Cisco NX-OS は完全一致方式でプレフィクス リストを処理します。 ge ge-length と le l e-length の両方のキーワードと引数を設定した場合、許可されるプレフィクス長の範囲は ge-length 引数と le-length 引数の間になります。この動作は、次の式で表すことができます。
ネットワーク/長さ < ge ge-length < le le-length <= 32
シーケンス番号を設定しないと、Cisco NX-OS によって、プレフィクス リスト エントリにデフォルトのシーケンス番号である 5 が適用され、後続のプレフィクス リスト エントリのシーケンス番号は 5 ずつ増分されます(5、10、15 など)。最初のプレフィクス リスト エントリのシーケンス番号を設定し、後続のエントリにシーケンス番号を設定しないと、Cisco NX-OS によって、後続のエントリのシーケンス番号は 5 ずつ増分されます(たとえば、最初に設定したシーケンス番号が 3 の場合、後続のエントリは、8、13、18 のように増分されます)。デフォルトのシーケンス番号の適用を停止するには、seq キーワードを指定して、このコマンドの no 形式を使用します。
Cisco NX-OS は、シーケンス番号が最も小さいエントリからプレフィクス リストの評価を開始し、一致するものが見つかるまで順番に評価していきます。ネットワークに該当するような一致が見つかると、そのネットワークに permit または deny 文が適用され、リストの残りは評価されません。
ヒント 最も処理される頻度の高いプレフィクス リスト文のシーケンス番号を最小にすれば、最良のパフォーマンスを得ることができます。seq number のキーワードと引数はリシーケンスに使用できます。
ネイバー アドレスファミリ モードで prefix-list コマンドを入力すると、特定のピアのインバウンドまたはアウトバウンドのアップデートにプレフィクス リストを適用できます。プレフィクス リストの情報とカウンタは、 show ip prefix-list コマンドの出力に表示されます。prefix-list カウンタをリセットするには、 clear ip prefix-list コマンドを入力します。
プレフィクス リストを設定し、BGP ピアに適用する例を示します。
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IP プレフィクス リストを説明する文字列を設定するには、 ip prefix-list description コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip prefix-list name description string
no ip prefix-list name description
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インターフェイス上でプロキシ ARP をイネーブルにするには、 ip proxy-arp コマンドを使用します。インターフェイス上でプロキシ ARP をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ip rip authentication key-chain コマンドを使用します。認証を禁止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip rip authentication key-chain name-of-chain
no ip rip authentication key-chain [ name-of-chain ]
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インターフェイスに対する認証設定を完了するには、 key-chain コマンドを使用して、別途キー チェーンを設定する必要があります。
キーチェーン ツリーに属しているキーの受け入れと送信をインターフェイスに設定する例を示します。
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Routing Information Protocol(RIP)Version 2 パケットに使用される認証タイプを指定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで、 ip rip authentication mode コマンドを使用します。クリア テキスト認証に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip rip authentication mode { text | md5 }
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インターフェイスに使用される認証方式を MD5 に設定する例を示します。
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インターフェイスの着信 IP Routing Information Protocol(RIP)ルート メトリックに追加値を設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip metric-offset コマンドを使用します。メトリックをデフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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ip route metric-offset コマンドは、Cisco NX-OSが使用するルートに影響を与えます。このコマンドを使用すると、インターフェイス上の全着信ルートのルート メトリックに固定オフセットを追加できます。あるインターフェイスの metric-offset を 5 に設定し、着信ルート メトリックが 5 の場合、Cisco NX-OS はそのルート テーブルにメトリック 10 のルートを追加します。
インターフェイス Ethernet 2/1 のすべての着信 RIP ルートにメトリック オフセット 10 を設定する例を示します。
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Routing Information Protocol(RIP)を通じて学習されたルートの着信および発信メトリックにオフセットを追加するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip offset-list コマンドを使用します。オフセット リストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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インターフェイス Ethernet 2/1 のすべての着信 RIP ルートにオフセット 10 を設定する例を示します。
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インターフェイスでの Routing Information Protocol(RIP)アップデートの送信を停止するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip passive-interface コマンドを使用します。アップデートの停止を解除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
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RIP によって、受動インターフェイス上のマルチキャスト(またはブロードキャスト)アドレスに対するルーティング アップデートの送信は停止されますが、そのインターフェイス上のネイバーからのルーティング アップデートの受信および処理は続行されます。
イーサネット 1/2 を受動インターフェイスとして設定する例を示します。
Routing Information Protocol(RIP)ルータ アップデートのポイズン リバースをイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip poison-reverse コマンドを使用します。RIP アップデートのポイズン リバース処理をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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RIP ルータ アップデートのポイズン リバース処理をイネーブルにするには、 ip rip poison-reverse コマンドを使用します。デフォルトでは、Cisco NX-OS は、RIP ルートを学習したインターフェイスからの RIP ルートのアドバタイズは行いません(スプリット ホライズン)。ポイズン リバースとスプリット ホライズンを両方とも設定した場合、Cisco NX-OSはルートを学習したインターフェイスを通じて、その学習ルートは到達不能であるとアドバタイズします。
RIP を実行するインターフェイスのポイズン リバース処理をイネーブルにする例を示します。
インターフェイスの着信または発信 Routing Information Protocol(RIP)ルートをフィルタリングするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで route-filter コマンドを使用します。インターフェイスからフィルタリングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip rip route filter { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out }
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インターフェイスの着信ルートまたは発信ルートをフィルタリングするには、 ip rip route-filter コマンドを使用します。
RIP インターフェイスのルート フィルタリングにルート マップを使用する例を示します。
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Routing Information Protocol(RIP)インターフェイスにおけるサマリー集約アドレスを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip summary-address コマンドを使用します。特定のアドレスまたはサブネットの集約をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip rip summary-address ip-prefix/mask
no ip rip summary-address ip-prefix/mask
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特定のインターフェイスのアドレスまたはサブネットを集約するには、 ip rip summary-address コマンドを使用します。
次の例では、サマリー アドレス 192.0.2.0 がインターフェイス Ethernet 1/2 からアドバタイズされます。
スタティック ルートを設定するには、 ip route コマンドを使用します。スタティック ルートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip route ip-prefix/mask {[ interface ] next-hop } [ preference ] [ tag id ]
no ip route ip-prefix/mask {[ interface ] next-hop }} [ preference ] [ tag id ]
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スタティック ルートのデフォルト管理ディスタンスは 1 です。ダイナミック ルーティング プロトコルをスタティック ルートよりも優先させたい場合は、スタティック ルート プリファレンス引数をダイナミック ルーティング プロトコルの管理ディスタンスよりも大きい値に設定する必要があります。たとえば、EIGRP を使用して抽出されたルートのデフォルト管理ディスタンスが 100 とします。スタティック ルートよりも EIGRP ダイナミック ルートを優先する場合は、100 を超える管理ディスタンスを指定します。
次に、ネクストホップ アドレス 10.0.0.2 を通して到達可能な IP アドレス プレフィクスが 192.168.1.1/32 の宛先用のスタティック ルートを作成する例を示します。
この例では、以前の例にタグを割り当てて、このスタティック ルート上で照合可能なルート マップを設定できるようにします。
この例では、110 のプリファレンスを選択します。この場合は、管理ディスタンスが 110 未満のダイナミック ルート情報が入手できなければ、プレフィクスが 10.0.0.0 のパケットが 172.31.3.4 にあるルータに転送されます。
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インターフェイス用の EIGRP インスタンスを指定するには、 ip router eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip router eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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次に、インターフェイス用の EIGRP インスタンスを設定する例を示します。
インターフェイスの Open Shortest Path First(OSPF)インスタンスとエリアを設定するには、 ip router ospf area コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
i p router ospf instance-tag area area-id [secondaries none]
no ip router ospf instance-tag area area-id [secondaries none]
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インターフェイスのエリアおよび OSPF インスタンスを指定するには、 ip router ospf area コマンドを使用します。
次に、OSPF 用のインターフェイスを設定する例を示します。
OSPF インターフェイス上で複数エリア隣接関係を設定するには、 ip router ospf multi-area コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
i p router ospf instance-tag multi- area area-id
no ip router ospf instance-tag multi- area area-id
プライマリ インターフェイスに別のエリアとして追加する OSPF エリアに関する識別情報。正の整数値または IP アドレスを指定します。 |
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ip router ospf multi-area コマンドは、OSPF インターフェイス上の追加エリアを指定するために使用します。
送信元ルーティング ヘッダー オプションを使用して IP データグラムを処理するには、 ip source-route コマンドを使用します。source-route オプションを含む IP データグラムをソフトウェアで破棄させるには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、送信元ルーティング ヘッダー オプションを使用した IP データグラム処理をイネーブルにする例を示します。
Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)プロセスのスプリット ホライズンをイネーブルにするには、 ip split-horizon eigrp コマンドを使用します。スプリット ホライズンをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip split-horizon eigrp instance-tag
no ip split-horizon eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスのスプリット ホライズンをディセーブルにするには、 no ip split-horizon eigrp コマンドを使用します。
イーサネット リンクのスプリット ホライズンをディセーブルにする例を示します。
指定の Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)インターフェイスのサマリー集約アドレスを設定するには、 ip summary-address eigrp コマンドを使用します。設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip summary-address eigrp instance-tag { ip-address /length | ip-address mask } [ admin-distance ]
no ip summary-address eigrp instance-tag { ip-address /length | ip-address mask }
EIGRP サマリー ルートには、管理ディスタンス 5 が適用されます。
事前設定されるサマリー アドレスはありません。
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インターフェイス レベルのアドレス集約を設定するには、 ip summary-address eigrp コマンドを使用します。EIGRP サマリー ルートの管理ディスタンスは 5 です。
EIGRP インターフェイスの 192.168.0.0/16 サマリー アドレスに管理ディスタンス 95 を設定する例を示します。
IPv4 または IPv6 インターフェイス上のパス MTU ディスカバリをイネーブルにするには、 ip tcp path-mtu discovery コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、IPv4 と IPV6 の両方に対してパス MTU ディスカバリをイネーブルにする例を示します。
サービス グループ内の Web Cache Communication Protocol(WCCP)サービスをイネーブルにするには、 ip wccp コマンドを使用します。サービス グループをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip wccp { service-number | web-cache } [ mode { open [ redirect-list access-list ] | closed service-list s ervice-access-list }] [ password [ 0 - 7 ] password ]
no ip wccp { service-number | web-cache } [ mode { open [ redirect-list access-list ] | closed service-list s ervice-access-list }] [ password [ 0 - 7 ] password ]
グローバル コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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redirect-list キーワードは、サービス グループのキャッシュ エンジンにリダイレクトされるトラフィックを制御するアクセス リストを使用するようにルータに指示します。 access list は、リダイレクトが許可されたトラフィックを識別します。デフォルトは TCP トラフィックのリダイレクトです。
service-list キーワードは閉じられたモード サービスにのみ使用します。WCCP サービスが閉じられている場合は、WCCP が、トラフィックを受信するためのクライアント アプリケーションが登録されていないパケットを破棄します。 service-list キーワードと service-access-list 引数は、アプリケーション プロトコル タイプまたはポート番号を登録するために使用します。
パスワードは 7 文字以下の文字列にできます。パスワードを指定した場合は、認証で受け入れられなかったメッセージが破棄されます。パスワード名と HMAC MD5 値を組み合せて、ルータとキャッシュ エンジン間の安全な接続が構築されます。
password 0 pwstring は、パスワードをクリア テキストで保存するために使用します。 password 7 pwstring は、パスワードを暗号化形式で保存するために使用します。すでに暗号化されたパスワードに対して password 7 キーワードを使用できます。
(注) ip wccp コマンドには必要なすべてのパラメータを指定する必要があります。ip wccp コマンドの入力によって、過去の設定が上書きされます。
次に、宛先が 10.168.196.51 以外の Web 関連パケットを Web キャッシュにリダイレクトするようにルータを設定する例を示します。
次に、閉じられた WCCP サービスを設定する例を示します。
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WCCP を使用してアウトバウンドまたはインバウンド インターフェイス上でパケットをリダイレクトするには、 ip wccp redirect コマンドを使用します。WCCP リダイレクションをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ip wccp { service-number | web-cache } redirect { in | out }
no ip wccp { service-number | web-cache } redirect { in | out }
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WCCPv2 は、レイヤ 3 サブインターフェイス、VLAN インターフェイス、レイヤ 3、およびポート チャネルを含むレイヤ 3 インターフェイス上でのみサポートされます。
ip wccp redirect in コマンドは、インバウンド ネットワーク トラフィックを受信するインターフェイス上の WCCP リダイレクションを設定するために使用します。インターフェイス上でコマンドを設定すると、そのインターフェイスに到着したすべてのパケットが、指定された WCCP サービスで定義された基準に照らして比較されます。パケットが基準を満たしていれば、リダイレクトされます。
ip wccp redirect out コマンドは、アウトバウンド インターフェイス上の WCCP リダイレクション チェックを設定するために使用します。
サービス グループを設定するときにリダイレクト リストを含めることもできます。リダイレクト リストを使用すれば、NAT(送信元)IP アドレスを含むパケットを拒否して、リダイレクションを阻止できます。リダイレクト リストとサービス グループの設定方法については、 ip wccp コマンドを参照してください。
キャッシュ エンジンからのすべてのパケットのリダイレクションを阻止するには、キャッシュ エンジンに相対するルータ インターフェイス上で ip wccp redirect exclude in コマンドを使用します。
(注) 同じインターフェイス上で ip wccp redirect {in | out} コマンドと ip wccp redirect exclude in コマンドを使用しないでください。ip wccp redirect exclude in コマンドは、ip wccp redirect {in | out} コマンドよりも優先されます。
次に、WCCP がイーサネット インターフェイス 2/2 上で発信パケットをキャッシュ エンジンにリダイレクトするセッションを設定する例を示します。
次に、イーサネット インターフェイス 2/1 上に到着した HTTP トラフィックがキャッシュ エンジンにリダイレクトされるセッションを設定する例を示します。
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WCCP リダイレクション チェックからインターフェイス上のインバウンド パケットを除外するには、 ip wccp redirect exclude in コマンドを使用します。リダイレクション チェックからパケットを除外するためのルータの機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ip wccp redirect exclude in
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ip wccp redirect exclude in コマンドは、アウトバウンド インターフェイスで発生する可能性のある任意のリダイレクション チェックからインターフェイス上のインバウンド パケットを除外するために使用します。このコマンドは、すべてのサービスに影響を与えるため、リダイレクションから除外するインバウンド インターフェイスにのみ適用する必要があります。
(注) 同じインターフェイス上で ip wccp redirect {in | out} コマンドと ip wccp redirect exclude in コマンドを使用しないでください。ip wccp redirect exclude in コマンドは、ip wccp redirect {in | out} コマンドよりも優先されます。
次に、すべての WCCP リダイレクション チェックからイーサネット インターフェイス 2/1 に到着したパケットを除外する例を示します。
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ICMP 到達不能メッセージの生成をイネーブルにするには、 ip unreachables コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、必要に応じて、インターフェイス上の ICMP 到達不能メッセージの生成をイネーブルにする例を示します。
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インターフェイスに IPv6 アドレスを設定するには、 ipv6 address コマンドを使用します。アドレスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 address { addr [ eui64 ] [ route-preference preference ] [ secondary ] tag tag-id ] | use-link-local-only ]
no ipv6 address { addr [ eui64 ] [ route-preference preference ] [ secondary ] [ tag tag-id ] | use-link-local-only
(任意)アドレスの下位 64 ビットに Extended Unique Identifier(EUI64)を設定します。 |
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インターフェイスに IPv6 のアドレスまたはセカンダリ アドレスを設定するには、 ipv6 address コマンドを使用します。
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EIGRP for IPv6 パケットの認証をイネーブルにして、インターフェイス上で使用可能なキー セットを指定するには、 ipv6 authentication key-chain eigrp コマンドを使用します。認証を禁止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 authentication key-chain eigrp instance-tag name-of-chain
no ipv6 authentication key-chain eigrp instance-tag name-of-chain
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイス コンフィギュレーション モードで ipv6 authentication mode eigrp コマンドを使用して、認証モードを設定する必要があります。インターフェイスに対する認証設定を完了するには、 key-chain コマンドを使用して、別途キー チェーンを設定する必要があります。
キーチェーン ツリーに属しているキーの受け入れと送信をインターフェイスに設定する例を示します。
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EIGRP for IPv6 パケットに使用される認証タイプを指定するには、 ipv6 authentication mode eigrp コマンドを使用します。認証を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 authentication mode eigrp instance-tag md5
no ipv6 authentication mode eigrp instance-tag md5
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスに使用される認証方式を MD5 に設定する例を示します。
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EIGRP for IPv6 インターフェイスで帯域幅メトリックを設定するには、 ipv6 bandwidth eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 bandwidth eigrp instance-tag bandwidth
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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自律システム 209 で帯域幅 10000 が使用されるように EIGRP を設定する例を示します。
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EIGRP for IPv6 インターフェイスで使用可能な帯域幅のパーセンテージを設定するには、 ipv6 bandwidth-percent eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 bandwidth-percent eigrp instance-tag percent
no ipv6 bandwidth-percent eigrp
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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EIGRP が使用する帯域幅は、リンクの帯域幅の最大 50 %です。このパーセンテージは、 ip bandwidth インターフェイス コンフィギュレーション コマンドで定義されます。このデフォルトのパーセンテージを変更するには、 ip bandwidth-percent コマンドを使用します。
自律システム 209 でインターフェイスの帯域幅の最大 75 %を使用するように EIGRP を設定する例を示します。
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EIGRP for IPv6 インターフェイスのスループット遅延を設定するには、 ipv6 delay eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 delay eigrp instance-tag seconds
no ipv6 delay eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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10 マイクロ秒単位でインターフェイスにスループット遅延を設定します。たとえば、 ipv6 delay eigrp コマンドを 100 に設定すると、スループット遅延は 1000 マイクロ秒になります。
インターフェイスの遅延を 400 マイクロ秒に設定する例を示します。
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自律システム番号で指定される EIGRP ルーティング プロセスに対する インターフェイスの hello インターバルを設定します。 |
EIGRP for IPv6 インターフェイス用の配布リストを設定するには、 ipv6 distribute-list eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 distribute-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out }
no ipv6 distribute-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out }
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ipv6 distribute-list eigrp コマンドは、インターフェイス上のルート フィルタ ポリシーを設定するために使用します。この設定を完了するためには、ルート マップまたはプレフィクス リストの名前を設定する必要があります。
インターフェイスに着信するすべての EIGRP ルートのルート マップを設定する例を示します。
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EIGRP for IPv6 インターフェイスをシャットダウンするには、 ipv6 eigrp shutdown コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 eigrp instance-tag shutdown
no ipv6 eigrp instance-tag shutdown
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスの EIGRP を ディセーブルにする例を示します。
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インターフェイスの EIGRP for IPv6 hello インターバルを設定するには、 ipv6 hello-interval eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 hello-interval eigrp instance-tag seconds
no ipv6 hello-interval eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスの hello インターバルを 10 秒に設定する例を示します。
EIGRP for IPv6 インターフェイスのホールド時間を設定するには、 ipv6 hold-time eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 hold-time eigrp instance-tag seconds
no ipv6 hold-time eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ipv6 hold-time eigrp コマンドは、非常に輻輳した大規模ネットワーク上のデフォルト ホールド時間を増加するために使用します。
ホールド時間は、hello インターバルの 3 倍以上の値に設定することを推奨します。指定されたホールド時間内にルータが hello パケットを受信しなかった場合は、そのルータ経由のルートが使用できないと判断されます。
次に、インターフェイスのホールド時間を 40 秒に設定する例を示します。
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自律システム番号で指定された EIGRP ルーティング プロセス用のインターフェイス上の hello インターバルを設定します。 |
DNS ホスト キャッシュ内でスタティック ホスト名/アドレス マッピングを定義するには、 ipv6 host コマンドを使用します。ホスト名/アドレス マッピングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 host name address1 [ address2 ... address6 ]
no ipv6 host name address1 [ address2 ... address6 ]
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IPv6 ネイバー探索パケット内のホップ リミットをアドバタイズするには、 ipv6 nd hop-limit コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 nd hop-limit [ hop-limit ]
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switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd hop-limit 55
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ステートフル アドレス自動設定を使用してアドレス情報を取得するように ICMPv6 Router-Advertisement メッセージ内でアドバタイズするには、 ipv6 nd managed-config-flag コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 nd managed-config-flag
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次に、ステートフル アドレス自動設定を使用してアドレス情報を取得するように ICMPv6 Router-Advertisement メッセージ内でアドバタイズする例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd managed-config-flag
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このリンク上で ICMPv6 Router-Advertisement メッセージ内の MTU をアドバタイズするには、 ipv6 nd mtu コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、リンク上でアドバタイズする MTU 値を設定する例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd mtu 1280
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IPv6 Neighbor Solicitation(NS; ネイバー送信要求)メッセージ間の再送信インターバルを設定するには、 ipv6 nd ns-interval コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 nd ns-interval [ interval ]
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次に、ネイバー再送信要求インターバルを設定する例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd ns-interval 1280
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ホストがステートフル自動設定を使用して非アドレス関連情報を取得するように ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ内で指定するには、 ipv6 nd other-config-flag コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ内でステートフル自動設定を設定する例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd other-config-flag
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ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージの送信間のインターバルを設定するには、 ipv6 nd ra-interval コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 nd ra-interval [ interval ]
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次に、ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ インターバルを設定する例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd ra-interval 500
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ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ内でデフォルト ルータのライフタイムをアドバタイズするには、 ipv6 nd ra-lifetime コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 nd ra-lifetime [ lifetime ]
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次に、ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ ライフタイムを設定する例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd ra-lifetime 1500
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ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ内の到達可能性確認の受信後にノードでネイバーがアップしたことを認識した時間をアドバタイズするには、 ipv6 nd reachable-time コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 nd reachable-time [ time ]
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次に、ICMPv6 ルータ アドバタイズメント到達可能性時間を設定する例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd reachable-time 1500
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ICMPv6 リダイレクト メッセージの送信をイネーブルにするには、 ipv6 redirects コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージをディセーブルにする例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd suppress-ra
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ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージ内でネイバー再送信要求間の時間をアドバタイズするには、 ipv6 nd retrans-timer コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 nd retrans-timer [ time ]
if-igp configuration (config-xxx)
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次に、ICMPv6 ルータ アドバタイズメント到達可能性時間を設定する例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd reachable-time 1500
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ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージの送信をディセーブルにするには、 ipv6 nd suppress-ra コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、ICMPv6 ルータ アドバタイズメント メッセージをディセーブルにする例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 nd suppress-ra
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IPv6 ネイバー探索キャッシュ内のスタティック エントリを設定するには、 ipv6 neighbor コマンドを使用します。IPv6 ネイバー探索キャッシュからスタティック IPv6 エントリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 neighbor pv6-address interface-type interface-number hardware-address
no ipv6 neighbor i pv6-address interface-type interface-number hardware-address
ローカル データリンク アドレスに対応する IPv6 アドレス。 この引数には RFC2373 に記載のように、コロンで区切られた 16 ビット値を使用した 16 進数形式でアドレスを指定する必要があります。 |
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指定されたインターフェイス タイプ。サポートされているインターフェイス タイプについては、疑問符(?)オンライン ヘルプ機能を使用してください。 |
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ipv6 neighbor コマンドは、スタティック エントリを作成するために使用します。指定した IPv6 アドレスのエントリがすでにネイバー検出キャッシュにある場合(IPv6 ネイバー検出プロセスで学習した場合)、エントリは自動的にスタティック エントリに変換されます。
show ipv6 neighbors コマンドは、IPv6 ネイバー探索キャッシュ内のスタティック エントリを表示するために使用します。IPv6 ネイバー探索キャッシュ内のスタティック エントリは次のいずれかの状態になります。
• INCMP(不完全):このエントリのインターフェイスがダウンしています。
• REACH(到達可能):このエントリのインターフェイスがアップしています。
(注) 到達可能性検出は、IPv6 ネイバー探索キャッシュ内のスタティック エントリに適用されません。そのため、INCMP および REACH 状態に関する説明とダイナミックおよびスタティック キャッシュ エントリに関する説明は一致しません。ダイナミック キャッシュ エントリの INCMP および REACH 状態の説明については、show ipv6 neighbors コマンドを参照してください。
clear ipv6 neighbors コマンドは、スタティック エントリを除いて、IPv6 ネイバー探索キャッシュ内のすべてのエントリを削除します。 no ipv6 neighbor コマンドは、指定されたスタティック エントリを近隣探索キャッシュから削除します。このコマンドは、IPv6 ネイバー探索プロセスから取得されたダイナミック エントリをキャッシュから削除しません。 no ipv6 enable コマンドまたは no ipv6 unnumbered コマンドを使用してインターフェイス上の IPv6 をディセーブルにすると、スタティック エントリ(INCMP に対するエントリ変更のステート)を除いて、そのインターフェイスに設定されたすべての IPv6 ネイバー探索キャッシュ エントリが削除されます。
次の例では、イーサネット インターフェイス 2/1 上の IPv6 アドレスが 2001:0DB8::45A で、リンクレイヤ アドレスが 0002.7D1A.9472 のネイバーに関する IPv6 ネイバー探索キャッシュ内のスタティック エントリを設定します。
これらのルートのアドバタイズ時にネクストホップ アドレスとしてローカル IPv6 アドレスを使用するように EIGRP for IPv6 プロセスに指示するには、 next-hop-self eigrp コマンドを使用します。受信したネクストホップ値を使用するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 next-hop-self eigrp instance-tag
no ipv6 next-hop-self eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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デフォルトで、EIGRP は、ルータがルートを取得したインターフェイスと同じインターフェイス上でルートをアドバタイズする場合でも、アドバタイズするルートの IPv6 ネクストホップ値を自己設定します。このデフォルトを変更するには、 no ipv6 next-hop-self eigrp インターフェイス コンフィギュレーション コマンドを使用して、これらのルートのアドバタイズ時に受信したネクストホップ値を使用するように EIGRP に指示する必要があります。
デフォルトの IPv6 ネクストホップ値を変更し、受信したネクストホップ値を使用するように EIGRP に指示する例を示します。
EIGRP for IPv6 インターフェイスのオフセット リストを設定するには、 ipv6 offset-list eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 offset-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out } offset
no ipv6 offset-list eigrp instance-tag { prefix-list list-name | route-map map-name } { in | out } offset
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ipv6 offset-list eigrp コマンドは、インターフェイス上でアドバタイズされるルートに影響を与えます。Cisco NX-OS は、指定されたプレフィクス リストまたはルート マップと一致するすべてのルートに、設定されたオフセット値を追加します。この設定を完了するためには、ルート マップまたはプレフィクス リストの名前を設定する必要があります。
次の例では、ルート マップ OffsetFilter と一致するインターフェイスに着信する EIGRP ルートのメトリックに 20 を追加するように、オフセット リスト フィルタを設定します。
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EIGRP for IPv6 インターフェイス上のすべてのルーティング アップデートを抑制するには、 ipv6 passive-interface eigrp コマンドを使用します。ルーティング アップデートの送信を再度イネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 passive-interface eigrp instance-tag
no ipv6 passive-interface eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ipv6 passive-interface eigrp コマンドは、インターフェイス上のすべてのルーティング アップデートを停止し、EIGRP 隣接関係の形成を抑制するために使用します。
次に、インターフェイス Ethernet 2/1 上の EIGRP ルーティング アップデートを停止する例を示します。
インターフェイス上のポリシー ルーティングに使用されるルート マップを特定するには、 ipv6 policy route-map コマンドを使用します。ルート マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
no ipv6 policy route-map [ name ]
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iv6 policy route-map コマンドは、IPv6 インターフェイス上でポリシー ルーティングを使用するためのルート マップを特定するために使用します。ルート マップを作成するには、 route-map コマンドを使用します。 route-map コマンドごとに、それに関連した match および set コマンドのリストがあります。 match コマンドは、パケットの宛先 IPv6 アドレスに基づいて、一致基準(インターフェイスに対してポリシー ルーティングが許可される条件)を指定します。 set コマンドでは、set 処理( match コマンドによる基準が満たされた場合に実行する特定のポリシー ルーティング処理)を指定します。 no ipv6 policy route-map コマンドは、ルート マップへのポインタを削除します。
match ipv6 address コマンドを使用し、IPv6 アクセス リストを参照している場合は、IPv6 アクセス リスト内で定義可能な任意の一致基準でポリシーベース ルーティングを実行できます。
ipv6 policy route-map コマンドを使用する前に、 feature pbr コマンドでポリシーベース ルーティングをイネーブルにする必要があります。
次に、インターフェイスにポリシーベース ルート マップを設定する例を示します。
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ipv6 prefix-list コマンドは、IPv6 パケットまたはルートを照合するプレフィクス リストを作成するために使用します。プレフィクス リストを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 prefix-list name [ seq number] { permit | deny } prefix [ eq length | [ ge length] [le length ]]
no ipv6 prefix-list name [ seq number] { permit | deny } prefix [ eq length | [ ge length] [le length ]]
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IPv6 プレフィクス フィルタリングを設定するには、 ipv6 prefix-list コマンドを使用します。permit または deny のキーワードを指定してプレフィクス リストを設定し、一致条件に基づいてプレフィクスを許可または拒否します。プレフィクス リストは、IPv6 アドレスとビット マスクで構成されています。ビット マスクは、1 ~ 128 の数値として入力されます。どのプレフィクス リストのエントリとも一致しないトラフィックに暗黙拒否が適用されます。
プレフィクス リストは、完全一致方式で指定のプレフィクス長と照合するように設定することも、またプレフィクス範囲と照合するように設定することもできます。 ge と le のキーワードを使用して照合するプレフィクス長の範囲を指定することにより、network/length 引数だけを指定するよりも柔軟な設定が可能となります。 ge と le のいずれのキーワードも設定しない場合、Cisco NX-OS は完全一致方式でプレフィクス リストを処理します。 ge ge-length と le l e-length の両方のキーワードと引数を設定した場合、許可されるプレフィクス長の範囲は ge-length 引数と le-length 引数の間になります。この動作は、次の式で表すことができます。
ネットワーク/長さ < ge ge-length < le le-length <= 32
シーケンス番号を設定しないと、Cisco NX-OS によって、プレフィクス リスト エントリにデフォルトのシーケンス番号である 5 が適用され、後続のプレフィクス リスト エントリのシーケンス番号は 5 ずつ増分されます(5、10、15 など)。最初のプレフィクス リスト エントリのシーケンス番号を設定し、後続のエントリにシーケンス番号を設定しないと、Cisco NX-OS によって、後続のエントリのシーケンス番号は 5 ずつ増分されます(たとえば、最初に設定したシーケンス番号が 3 の場合、後続のエントリは、8、13、18 のように増分されます)。デフォルトのシーケンス番号の適用を停止するには、seq キーワードを指定して、このコマンドの no 形式を使用します。
Cisco NX-OS は、シーケンス番号が最も小さいエントリからプレフィクス リストの評価を開始し、一致するものが見つかるまで順番に評価していきます。ネットワークに該当するような一致が見つかると、そのネットワークに permit または deny 文が適用され、リストの残りは評価されません。
ヒント 最も処理される頻度の高いプレフィクス リスト文のシーケンス番号を最小にすれば、最良のパフォーマンスを得ることができます。seq number のキーワードと引数はリシーケンスに使用できます。
ネイバー アドレスファミリ モードで prefix-list コマンドを入力すると、特定のピアのインバウンドまたはアウトバウンドのアップデートにプレフィクス リストを適用できます。プレフィクス リストの情報とカウンタは、 show ipv6 prefix-list コマンドの出力に表示されます。prefix-list カウンタをリセットするには、 clear ipv6 prefix-list コマンドを入力します。
次に、IPv6 プレフィクス リストを設定し、BGP ピアに適用する例を示します。
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IPv6 プレフィクス リストを説明する文字列を設定するには、 ipv6 prefix-list description コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 prefix-list name description string
no ipv6 prefix-list name description
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次に、IPv6 プレフィクス リストの説明の設定例を示します。
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スタティック IPv6 ルートを設定するには、 ipv6 route コマンドを使用します。スタティック ルートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 route ipv6-prefix/length {{ next-hop-addr | next-hop-prefix } | interface | link-local-addr } [ preference ] [ tag tag-id ]
no ipv6 route ipv6-prefix/length
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EIGRP for IPv6 インターフェイスを指定するには、 ipv6 router eigrp コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
i pv6 router eigrp instance-tag
no ipv6 router eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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ipv6 router eigrp コマンドは、インターフェイス用の EIGRP インスタンスを指定するために使用します。
次に、インターフェイス用の EIGRP インスタンスを設定する例を示します。
インターフェイス用の Open Shortest Path First version 3(OSPFv3)インスタンスとエリアを指定するには、 ipv6 router ospfv3 area コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
i pv6 router ospfv3 instance-tag area area-id [secondaries none]
no ipv6 router ospfv3 instance-tag area area-id [secondaries none]
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ipv6 router ospv3f area コマンドは、インターフェイス用のエリアと OSPFv3 インスタンスを指定するために使用します。
次に、インターフェイスを OSPFv3 用に設定する例を示します。
OSPFv3 インターフェイス上で複数エリア隣接関係を設定するには、 ipv6 router ospfv3 multi-area コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
i pv6 router ospfv3 instance-tag multi- area area-id
no ipv6 router ospfv3 instance-tag multi- area area-id
プライマリ インターフェイスに別のエリアとして追加する OSPF エリアに関する識別情報。正の整数値または IP アドレスを指定します。 |
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ipv6 router ospfv3 multi-area コマンドは、OSPFv3 インターフェイス上で追加のエリアを指定するために使用します。
EIGRP for IPv6 プロセスのスプリット ホライズンをイネーブルにするには、 ipv6 split-horizon eigrp コマンドを使用します。スプリット ホライズンをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 split-horizon eigrp instance-tag
no ipv6 split-horizon eigrp instance-tag
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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no ipv6 split-horizon eigrp コマンドは、インターフェイス上のスプリット ホライズンをディセーブルにするために使用します。
イーサネット リンクのスプリット ホライズンをディセーブルにする例を示します。
指定された EIGRP for IPv6 インターフェイスのサマリー集約アドレスを設定するには、 ipv6 summary-address eigrp コマンドを使用します。設定をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
ipv6 summary-address eigrp instance-tag { ipv6-address /length } [ admin-distance ]
no ipv6 summary-address eigrp instance-tag { ipv6-address /length }
EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
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インターフェイスに A:B::C:D/length 形式で適用されるサマリー IPv6 プレフィクスとプレフィクス長。length の範囲は 1 ~ 128 です。 |
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EIGRP サマリー ルートには、管理ディスタンス 5 が適用されます。
事前設定されるサマリー アドレスはありません。
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ipv6 summary-address eigrp コマンドは、インターフェイス レベルのサマリー アドレスを設定するために使用します。EIGRP サマリー ルートの管理ディスタンスは 5 です。
次に、2001:0DB8::/48 サマリー アドレス用の EIGRP インターフェイス上で 95 の管理ディスタンスを設定する例を示します。
ICMPv6 到達不能メッセージの送信をイネーブルにするには、 ipv6 unreachables コマンドを使用します。デフォルトに戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、ICMPv6 到達不能メッセージをイネーブルにする例を示します。
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(
config-if)#
ipv6 unreachables
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Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)ルーティング プロセスのインスタンスのルーティング レベルを設定するには、 is-type コマンドを使用します。デフォルト値にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
is-type { level-1 | level-1-2 | level-2 }
no is-type { level-1 | level-1-2 | level-2 }
通常、ルータはデフォルトの設定でレベル 1(エリア内)およびレベル 2(エリア間)のルータとして機能します。マルチエリア IS-IS 設定では、設定されている IS-IS ルーティング プロセスの最初のインスタンスはデフォルトでレベル 1-2(エリア内およびエリア間)ルータになります。設定されている IS-IS プロセスの残りのインスタンスはデフォルトでレベル 1 ルータになります。
ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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IS-IS ルーティング プロセスのルーティング レベルは次のように定義されています。
• level-1: ルータがレベル 1(エリア内)ルーティングのみを実行するように指定します。このルータが学習するのはそのエリア内の宛先だけです。レベル 2(エリア間)ルーティングは、最も近いレベル 1-2 ルータで実行されます。
• level-1-2: ルータがレベル 1 とレベル 2 のルーティングを両方実行するように指定します。このルータは、ルーティング プロセスのインスタンスを 2 つ実行します。このルータにはエリア内(レベル 1 ルーティング)の宛先に関する Link-State Packet Database(LSDB)があり、最短パス優先(SPF)計算によってエリア トポロジが検出されます。このルータには、その他すべてのバックボーン(レベル 2)ルータの Link-State Packet(LSP; リンクステート パケット)が保存された別の LSDB もあり、別の SPF 計算によって、バックボーンのトポロジやその他すべてのエリアに存在するものが検出されます。
• level-2: ルーティング プロセスがレベル 2 (エリア間)ルータのみとして機能するように指定します。このルータはバックボーンの一部であり、そのエリア内のレベル 1 専用ルータとは通信しません。
IS-IS ルーティング プロセスのタイプを設定することを推奨します。マルチエリア IS-IS を設定している場合は、ルータのタイプを設定するか、またはデフォルト設定のままにしておく必要があります。デフォルトで、router isis コマンドで設定した IS-IS ルーティング プロセスの最初のインスタンスは、レベル 1-2 ルータになります。
ネットワークにエリアが 1 つだけしかない場合は、必ずしもレベル 1 とレベル 2 の両方のルーティング アルゴリズムを実行する必要はありません。IS-IS が IP ルーティングのみに使用され、エリアが 1 つしかない場合は、常にレベル 2 だけを実行できます。すでにレベル 1-2 エリアがある場合、その後追加されたエリアは、デフォルトでレベル 1 エリアになります。
ルータ インスタンスがレベル 1-2(シスコ デバイスにおける IS-IS ルーティング プロセスの最初のインスタンスのデフォルト)に設定されている場合、is-type コマンドを使用して、そのエリアのレベル 2(エリア間)ルーティングを削除できます。is-type コマンドを使用してエリアに レベル 2 ルーティングを設定できるのは、シスコ デバイスでレベル 2 に設定されている唯一の IS-IS ルーティング プロセス インスタンスの場合だけです。
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個々の IS-IS インターフェイスに対して IS-IS 認証をイネーブルにするには、 isis authentication key-chain コマンドを使用します。このような認証をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis authentication key-chain auth-key { level-1 | level-2 }
no isis authentication key-chain auth-key { level-1 | level-2 }
レベル 1 の Link State Packets(LSP; リンクステート パケット)、Complete Sequence Number Packet(CSNP)、および Partial Sequence Number Packet(PSNP)のみに認証キーを指定します。 |
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isis authentication key-chain コマンドでキー チェーンを設定しないと、キー チェーン認証は実行されません。
キー チェーン認証は、クリア テキスト認証または MD5 認証に適用できます。モードは authentication mode コマンドで設定されます。
IS-IS に一度に適用できる認証キー チェーンは 1 つだけです。別の isis authentication key-chain コマンドを設定すると、最初の認証キー チェーンは無効になります。
authentication key-chain コンフィギュレーション コマンドを使用すると、IS-IS インスタンスごとにキー チェーン認証を設定できます。
次の例では、特定のインターフェイスに対して、site1 という名前のキー チェーンに属しているすべてのキーの受け入れと送信を実行するように IS-IS が設定されます。
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インターフェイスから送信される IS-IS パケットのみ(受信パケットは含まれない)に対して認証が実行されるように IS-IS インスタンスを指定するには、 isis authentication-check コマンドを使用します。ルータ レベルで認証が設定されている場合に、その認証が送信と受信のパケットに実行されるように IS-IS インスタンスを設定するには、このコマンドの no 形式を使用します。
authentication-check { level-1 | level-2 }
isis authentication-check コマンドは、認証モードと認証キー チェーンを設定する前に入力してください。 isis authentication-check コマンドを入力すると、送信パケットのみに認証が挿入され、受信パケットはチェックされないため、各ルータに許容されるキー設定時間が長くなります。通信しているすべてのルータに authentication-check コマンドを入力してから、各ルータに対する認証モードとキー チェーンをイネーブルにします。その後、このコマンドをディセーブルにする場合は、 no isis authentication -check コマンドを入力します。
このコマンドは、クリア テキスト認証または Message Digest 5(MD5)認証に適用できます。モードは authentication mode コマンドで設定されます。
authentication-check コンフィギュレーション モード コマンドを使用して、IS-IS インスタンスごとに認証チェックを指定できます。
送信パケットに(受信パケットは含まれない)クリア テキスト認証を使用するように、特定のインターフェイス上の IS-IS レベル 1 パケットを設定する例を示します。
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特定のインターフェイス上の IS-IS パケットで使用される認証タイプを指定するには、 isis authentication-type コマンドを使用します。クリア テキスト認証に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis authentication-type { cleartext | md5 } [ level-1 | level-2 ]
レベル 1 の Link State Packets(LSP; リンクステート パケット)、Complete Sequence Number Packet(CSNP)、および Partial Sequence Number Packet(PSNP)パケットのみに対して、指定された認証をイネーブルにします。 |
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level-1 と level-2 のいずれのキーワードも入力しないと、そのモードが両方のレベルに適用されます。
authentication-type コンフィギュレーション モード コマンドを使用すると、IS-IS インスタンスごとに認証タイプを設定できます。
特定のインターフェイス上のレベル 1 パケットに対して Message Digest 5(MD5)認証が実行されるように、IS-IS インスタンスを設定する例を示します。
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隣接関係のタイプを設定するには、 isis circuit-type コマンドを使用します。回線タイプをレベル 1 とレベル 2 にリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis circuit-type { level-1 | level-1-2 | level-2-only }
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このコマンドの設定は必須ではありません。level-1-only、level 1-2、または level 2-only のシステムとしてルータを設定することを推奨します。使用されないレベル 1 hello パケットの送出による帯域幅の浪費を避けるために一部のインターフェイスを level-2-only に設定するのは、エリア間ルータ(レベル 1-2 ルータ)だけにしてください。ポイントツーポイント インターフェイスでは、レベル 1 とレベル 2 の hello は同じパケットである点に留意してください。
レベル 1 隣接関係を確立できるのは、このシステムとそのネイバーの間に共通のエリア アドレスが 1 つ以上ある場合です。このインターフェイス上では、レベル 2 隣接関係は確立されません。
レベル 1 とレベル 2 の隣接関係が確立されるのは、ネイバーもレベル 1-2 として設定され、共通のエリアが 1 つ以上ある場合です。共通のエリアがない場合は、レベル 2 隣接関係が確立されます。これはデフォルトです。
他のルータがレベル 2 またはレベル 1-2 ルータで、そのインターフェイスがレベル 1-2 またはレベル 2 用に設定されている場合に、レベル 2 隣接関係が確立されます。このインターフェイス上では、レベル 1 隣接関係が確立されません。
次の例では、イーサネット インターフェイス 2/5 上の他のルータが同じエリアにあり、イーサネット インターフェイス 1 上の他のルータは別のエリアにあるため、ルータはレベル 1 hello の送信を停止します。
IS-IS Complete Sequence Number(CSNP)インターバルを設定するには、 isis csnp-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis csnp-interval seconds { level-1 | level-2 }
no isis csnp-interval [ level-1 | level-2 ]
マルチアクセス ネットワークにおける CSNP の送信インターバル(秒単位)。このインターバルは代表ルータだけに適用されます。範囲は 0 ~ 65535 です。デフォルトは 10 です。 |
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通常は、このコマンドのデフォルト値を変更する必要はありません。
このコマンドは、代表ルータまたは指定インターフェイスのみに適用されます。データベースの同期を維持するため、代表ルータのみが CSNP パケットを送信します。CSNP インターバルはレベル 1 とレベル 2 で別々に設定できます。
ポイントツーポイント サブインターフェイスに対して isis csnp-interval コマンドを使用する場合は、IS-IS mesh-group 機能も使用する必要があります。
30 秒ごとに CSNP を送信するようにインターフェイス Ethernet 2/5 を設定する例を示します。
インターフェイス レベルで IS-IS hello パディングを再度イネーブルにするには、 isis hello padding コマンドを入力します。 IS-IS hello パディングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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IS-IS hello は最大伝送ユニット(maximum transmission unit; MTU)にフル サイズまで埋め込まれます。IS-IS hello をフル MTU に埋め込む利点は、大きなフレームに関連した送信問題によるエラーや隣接インターフェイスの MTU 不一致によるエラーを検出できることです。
両方のインターフェイスの MTU が同じである場合やトランスレーショナル ブリッジングの場合には、ネットワーク帯域幅の無駄を省くため、hello パディングをディセーブルにできます。hello パディングがディセーブルになっても、Cisco ルータは、MTU 不一致検出の利点を維持するため、最初の 5 回の IS-IS hello をフルサイズの MTU に埋め込みます。
特定のインターフェイスの hello パディングを選択的にディセーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no isis hello padding コマンドを入力します。IS-IS ルーティング プロセスに関して、ルータ上のすべてのインターフェイスの hello パディングをディセーブルにするには、ルータ コンフィギュレーション モードで no hello padding コマンドを入力します。
インターフェイス Ethernet 0/0 に関して、インターフェイス レベルの hello パディングをオフにするには、次のように、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no isis hello padding コマンドを入力します。
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Cisco NX-OS ソフトウェアから送信される hello パケット間の時間を指定するには、 isis hello-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis hello-interval seconds { level-1 | level-2 }
no isis hello-interval { level-1 | level-2 }
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ホールド時間は、hello インターバル × hello 乗数になります。
hello インターバルは、レベル 1 とレベル 2 で別々に設定できます。 level-1 および level-2 キーワードは、LAN インターフェイス上で使用されます。
hello インターバルを短くすると、コンバージェンスが迅速に実行されますが、帯域幅と CPU 使用率が増大します。また、ネットワークが不安定になることもあります。hello インターバルを長くすると、帯域幅と CPU 使用率を節約できます。特に、hello インターバルを長くしたうえに、hello 乗数を大きくすると、ネットワーク全体の安定性が増します。DIS インターフェイスに hello インターバルを設定する場合、インターバル値の 3 分の 1 だけしか使用されません。したがって、DIS インターフェイスのホールド時間(hello インターバル × hello 乗数)も、DIS 以外のインターフェイスの 3 分の 1 になります。
ポイントツーポイントインターフェイスの場合は、LAN インターフェイスの場合よりも hello インターバルと hello 乗数による調整効果があります。
次の例では、5 秒ごとに hello パケットをアドバタイズするようにインターフェイス Ethernet 2/3 を設定します。ルータはステーション ルータとして動作するように設定されています。この設定では、インターバルを大きい値に設定した場合よりも生成されるトラフィック量は多くなりますが、トポロジの変更は短時間で検出されます。
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ネイバーで受信されなかったために、ルータで隣接関係のダウンが宣言される IS-IS hello パケット数を指定します。 |
ネイバーで受信されなかったために、ルータで隣接関係のダウンが宣言される IS-IS hello パケット数を指定するには、 isis hello-multiplier コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis hello-multiplier multiplier { level-1 | level-2 }
no isis hello-multiplier { level-1 | level-2 }
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IS-IS hello パケットで伝送される「保持時間」によって、ネイバーがダウンとして宣言される前に次の hello パケットを待機する時間が決定されます。この値によって、障害状態のリンクやネイバーの検出とルート再計算にかかる時間が決まります。IS-IS hello パケットでアドバタイズされるホールド時間は、hello インターバルに hello 乗数を掛けた値に設定されます。アドバタイズされたホールド時間中に IS-IS hello パケットが受信されなかった場合は、ネイバーがこのルータとの隣接関係がダウンしていると宣言します。ホールド時間(つまり、hello 乗数と hello インターバル)はインターフェイス単位で設定できます。また、1 つのエリア内のルータごとに別々のホールド時間を設定できます。
hello 乗数を小さくすると、コンバージェンスが高速になりますが、ルーティングが不安定になる可能性があります。必要に応じて、ネットワークの安定性を高めるために hello 乗数の値を大きくしてください。hello 乗数をデフォルトの 3 未満の値に設定しないでください。
hello パケットが頻繁に失われ、IS-IS の隣接関係が不必要に障害状態になる場合は、 isis hello-multiplier コマンドを使用してください。hello 乗数を大きくして、hello インターバルを短くすると( isis hello-interval コマンド)、リンク障害検出の所要時間を伸ばすことなく、hello プロトコルの信頼性を高めることができます。
ポイントツーポイント リンクでは 1 つの hello だけでレベル 1 とレベル 2 の両方に対応できるため、異なる hello 乗数を設定できるのはイーサネットや FDDI のようなマルチアクセス ネットワークの場合だけです。X.25、Frame Relay、ATM などのマルチポイント モードの Nonbroadcast Multizccess(NBMA)ネットワークでは、レベル 1 とレベル 2 に別々の hello パケットも送信されます。ただし、IS-IS は WAN NBMA メディアを通じたポイントツーポイント サブインターフェイスで実行することを推奨します。
次の例では、ネットワーク管理者は、隣接関係がダウンするのは、多数(10)の hello パケットが非受信になった場合だけにして、ネットワークの安定性を高めたいと考えています。リンク障害の検出にかかる総時間は 60 秒です。この設定では、ネットワークは安定した状態になりますが、リンクは完全に輻輳します。
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連続する IS-IS LSP 間の時間遅延を設定するには、 isis lsp-interval コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis lsp-interval milliseconds
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IS-IS ネイバーやインターフェイスの数が多いトポロジでは、LSP の送受信による CPU 負荷によってルータに問題が生じることがあります。このコマンドを使用すると、LSP の送信レート(および他のシステムの受信レート)を削減できます。
次の例では、システムがインターフェイス Ethernet 0/0 で LSP を 100 ミリ秒ごとに送信するように(1 秒あたり 10 パケット)設定します。
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高メッシュのポイントツーポイント トポロジを伴う NonBroadcase Multiaccess(NBMA)ネットワークで LSP フラッディングを最適化するには、 isis mesh-group コマンドを使用します。メッシュ グループからサブインターフェイスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis mesh-grou p { number | blocked }
no isis mesh-group { number | blocked }
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メッシュ グループに属していないサブインターフェイスで最初に受信された LSP は通常、他のすべてのサブインターフェイスにフラッディングされます。
メッシュ グループに属しているサブインターフェイスで最初に受信された LSP は同じメッシュ グループ内のインターフェイスを除くすべてのインターフェイスにフラッディングされます。サブインターフェイスに blocked キーワードを入力すると、新しく受信された LSP は、そのインターフェイスからフラッディングされません。
不完全なフラッディングの可能性を最小限に抑えるためには、無制限のフラッディングを許可するのはメッシュ内の最小限のリンクだけにする必要があります。すべての物理パスをカバーするような論理リンクの最小セットを選択すると、フラッディングは非常に少なくなりますが、ロバストネスが低下します。LSP フラッディングによってスケーリング パフォーマンスが阻害されず、しかも最大の障害時にも、ネットワークの他の部分から論理的に切断されるルータがないように、必要十分なリンクだけを選択できれば理想的です。つまり、すべてのリンクのフラッディングをブロックすれば、スケーリング パフォーマンスは最高になりますが、フラッディングはまったく生じなくなります。すべてのリンクでフラッディングを許可すると、スケーリング パフォーマンスが大きく低下します。
3 つのメッシュ グループ内の 6 つのインターフェイスを設定する例を示します。受信された LSP は次のように処理されます。
• 最初に Ethernet 1/0.1 を通じて受信された LSP は、Ethernet 1/0.2(同じメッシュ グループ内)と Ethernet 1/2.1(ブロックされている)を除くすべてのインターフェイスにフラッディングされます。
• 最初に Ethernet 1/1.2 を通じて受信された LSP は、Ethernet 1/1.1(同じメッシュ グループ内)と Ethernet 1/2.1(ブロックされている)を除くすべてのインターフェイスにフラッディングされます。
• 最初に Ethernet 1/2.1 を通じて受信された LSP は無視されず、通常どおりすべてのインターフェイスにフラッディングされます。最初に Ethernet 1/2.2 を通じて受信された LSP は、Ethernet1/2.1(ブロックされている)を除くすべてのインターフェイスにフラッディングされます。
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IS-IS メトリックの値を設定するには、 isis metric コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis metric metric-value { level-1 | level-2 }
no isis metric metric-value { level-1 | level-2 }
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level-1 または level-2 のキーワードを指定すると、レベル 1 またはレベル 2 のそれぞれのルーティングに対してだけメトリックがリセットされます。
すべてのインターフェイスにメトリックを設定することを推奨します。メトリックを設定しないインターフェイスがあると、IS-IS メトリックはホップカウント メトリックと同様になります。
Link-State Packet(LSP)での IPv4 情報のアドバタイズに使用される TLV は拡張メトリックのみを使用するように定義されるので、 metric-style wide コマンドを使用して、IS-IS が 新形式の Type-Length-Value(TLV)を使用するように設定することを推奨します。Cisco NX-OS ソフトウェアは、24 ビット メトリック フィールドをサポートしています。24 ビットメトリック フィールドは ワイド メトリック と呼ばれています。新しいメトリック形式を使用すると、リンク メトリックの最大値は 16777215 、総パスメトリックは 4261412864 になります。
インターフェイス Ethernet 3/2 に対して、level 1 のリンクステート メトリック コストを 15 に設定する例を示します。
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インターフェイス上の隣接関係の形成を抑制しながら、インターフェイスに関連付けられたプレフィクスをアドバタイズするには、 isis passive コマンドを使用します。抑制をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
isis passive { level-1 | level-1-2 | level-2-only }
no isis passive { level-1 | level-1-2 | level-2-only }
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このコマンドは、ループバック インターフェイス上では必要ありません。 ip router isis コマンドは、ループバック インターフェイス上のインターフェイス コンフィギュレーション モードで、そのインターフェイスと IS-IS インスタンスを関連付けるために使用します。
レベル 1 でイーサネット インターフェイス 3/2 の隣接関係を抑制する例を示します。
代表ルータのプライオリティを設定するには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで isis priority コマンドを使用します。デフォルトのプライオリティにリセットするには、このコマンドの no 形式を使用します。
is is priority number-value [ level-1 | level-2 ]
no isis priority [ level-1 | level-2 ]
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プライオリティはレベル 1 とレベル 2 で別々に設定できます。 level-1 または level-2 キーワードを指定すると、レベル 1 またはレベル 2 のそれぞれのルーティングのプライオリティだけがリセットされます。
プライオリティ値は、LAN 上の代表ルータまたは Designated Intermediate System(DIS)を決める際に使用されます。プライオリティは hello パケットでアドバタイズされます。プライオリティが最高のルータが DIS になります。
Intermediate System-to-Intermediate System(IS-IS)では、バックアップ代表ルータはありません。プライオリティを 0 に設定すると、そのシステムが DIS になる可能性は低くなりますが、完全には回避できません。プライオリティの高いルータがオンラインになると、現在の DIS からその役割を引継ぎます。プライオリティ値が同一の場合は、MAC アドレス値が高いルータが優先されます。
次に、プライオリティ レベルを 80 に設定することによって、レベル 1 ルーティングにプライオリティを設定する例を示します。このルータは、DIS になっている可能性があります。