show コマンド
この章では、Cisco NX-OS ユニキャスト ルーティング show コマンドについて説明します。
show bgp
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show bgp コマンドを使用します。
show bgp {{ ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast } | all} [ addr | prefix [ longer-prefixes ]] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
addr |
(任意)選択したアドレス ファミリからのネットワーク。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D、IPv6 の場合は A:B::C:D です。 |
prefix |
(任意)選択したアドレス ファミリからのプレフィクス。形式は、IPv4 の場合は A.B.C.D/length、IPv6 の場合は A:B::C:D/length です。 |
longer-prefixes |
(任意)プレフィクスとより詳しいルートを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
サポートされるユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1) |
IPv6 アドレスおよびプレフィクスのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show bgp コマンドは、BGP に関する情報を表示するために使用します。このコマンドにはライセンスが必要ありません。
例
次の例では、BGP テーブルのエントリを示します。
switch(config-router)# show bgp ipv6 unicast
BGP routing table information for VRF default, address family IPv6 Unicast
関連コマンド
|
|
clear bgp |
BGP テーブルのエントリをクリアします。 |
show bgp community
コミュニティと一致する Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show bgp community コマンドを使用します。
show bgp {{ ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast } | all } community [ as-number ] [ internet] [no-advertise] [no-export] [no-export-subconfed ] [ exact-match ]} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
as-number |
AS 番号。AS 番号は、<上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> 形式の 16 ビットの整数または 32 ビットの整数です。 |
internet |
(任意)インターネット コミュニティを表示します。 |
no-advertise |
(任意)no-advertise コミュニティを表示します。 |
no-export |
(任意)no-export コミュニティを表示します。 |
no-export-subconfed |
(任意)no-export-subconfed コミュニティを表示します。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show bgp ip unicast community
関連コマンド
|
|
ip community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show bgp community-list
コミュニティ リストと一致する BGP ルートを表示するには、 show bgp community-list コマンドを使用します。
show bgp {{ ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast } | all } community-list commlist-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
commlist-name |
コミュニティ リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show bgp ip unicast community-list test1
関連コマンド
|
|
ip community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show bgp extcommunity
拡張コミュニティと一致する BGP ルートを表示するには、 show bgp extcommunity コマンドを使用します。
show bgp {{ ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast } | all} extcommunity generic { non-transitive | transitive } [ as4-number ] [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
generic |
汎用特定拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
non-transitive |
非推移的拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
transitive |
推移的拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
as4-number |
AS 番号。 as4-number は、プレーンテキスト整数または <上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> の形式の 32 ビット整数です。 |
exact-match |
(任意)拡張コミュニティの完全一致を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、拡張コミュニティと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show bgp ip unicast xtcommunity generic transitive 1.3:30
関連コマンド
|
|
ip extcommunity-list |
拡張コミュニティ リストを作成します。 |
show bgp extcommunity-list
拡張コミュニティ リストと一致する BGP ルートを表示するには、 show bgp extcommunity-list コマンドを使用します。
show bgp {{ ipv4 | ipv6 } { unicast | multicast } | all} extcommunity-list commlist-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
commlist-name |
拡張コミュニティ リストの名前。 commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)拡張コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show bgp ipv6 unicast extcommunity-list test1
関連コマンド
|
|
ip extcommunity-list |
拡張コミュニティ リストを作成します。 |
show bgp neighbors
BGP ネイバーを表示するには、 show bgp neighbors コマンドを使用します。
show bgp { ip | ipv6 } { unicast | multicast } neighbors [ addr [ advertised-routes | flap-statistics | paths | received-routes | routes [ advertised | dampened | received ]] | prefix ] [ vrf { all | vrf-name }]
シンタックスの説明
addr |
IPv4 アドレス。形式は、x.x.x.x です。 |
ip |
IPv4 ネイバー情報を表示します。 |
ipv6 |
IPv6 ネイバー情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト ネイバー情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト ネイバー情報を表示します。 |
advertised-routes |
(任意)このネイバーにアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
flap-statistics |
(任意)このネイバーから受信されたルートのフラップ統計情報を表示します。 |
paths |
(任意)このネイバーから取得された AS パスを表示します。 |
received-routes |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
routes |
(任意)このネイバーとの間で受信またはアドバタイズされたルートを表示します。 |
advertised |
(任意)このネイバー用にアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
dampened |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのダンプニングされたルートを表示します。 |
received |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
all |
(任意)すべての VRFS を指定します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
paths キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネイバーを表示します。
switch(
config)#
show bgp ip unicast neighbors
関連コマンド
|
|
show ip bgp neighbors |
IPv4 BGP 情報を表示します。 |
show ipv6 bgp neighbors |
IPv6 BGP 情報を表示します。 |
show bgp sessions
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)セッションを表示するには、 show bgp sessions コマンドを使用します。
show bgp sessions [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP セッションを表示します。
switch#
show bgp sessions
Total peers 0, established peers 0
VRF default, local ASN 33.33
peers 0, established peers 0, local router-id 192.168.1.222
State: I-Idle, A-Active, O-Open, E-Established, C-Closing, S-Shutdown
Flaps LastUpDn|LastRead|LastWrit St Port(L/R) Notif(S/R)
関連コマンド
|
|
clear bgp |
BGP セッションをクリアします。 |
show forwarding
転送情報を表示するには、 show forwarding コマンドを使用します。
show forwarding [ ip | ipv4 | ipv6 ] { adjacency | interfaces | route | trace [ clear ] | table id pss route } [ module slot ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip |
(任意)IPv4 転送情報を表示します。 |
ipv4 |
(任意)IPv4 転送情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 転送情報を表示します。 |
adjacency |
隣接関係情報を表示します。 |
interfaces |
モジュール上のインターフェイスの転送情報を表示します。 |
route |
モジュール上のルートの転送情報を表示します。 |
trace |
モジュール上の転送トレース バッファを表示します。 |
clear |
(任意)モジュール上の転送トレース バッファをクリアします。 |
table id |
ルート テーブルの転送情報を表示します。 id の範囲は 0 ~ 2147483647 です。 |
pss route |
永久ストレージからのルート情報を表示します。 |
module slot |
(任意)モジュールに関する情報を表示します。スロット範囲は、ハードウェア プラットフォームによって異なります。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
trace キーワードと clear キーワードが追加されました。 |
4.2(1) |
table pss route キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
モジュールで転送情報を表示するには、スーパーバイザで show forwarding コマンドを使用します。任意で attach module コマンドを使用してモジュールを接続し、モジュールで show forwarding コマンドを使用できます。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、モジュール 2 の転送情報を表示する例を示します。
switch# show forwarding route module 2
IPv4 routes for table default/base
------------------+------------------+---------------------
Prefix | Next-hop | Interface
------------------+------------------+---------------------
255.255.255.255/32 Receive sup-eth1
関連コマンド
|
|
show ip fib |
FIB に関する情報を表示します。 |
show forwarding distribution
転送分散情報を表示するには、 show forwarding distribution コマンドを使用します。
show forwarding distribution [ clients | fib-state ]
シンタックスの説明
clients |
(任意)ユニキャスト クライアントの転送分散情報を表示します。 |
fib-state |
(任意)ユニキャスト FIB の転送分散ステートを表示します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ユニキャスト クライアントの転送情報を表示します。
switch# show forwarding distribution clients
id pid shmem-start shmem-end shmem-name
-- ----- ----------- --------- ----------
1 3646 0x64f70120 0x64fc0000 u6rib-ufdm
2 3647 0x64b50120 0x64d50000 urib-ufdm
関連コマンド
|
|
show ip fib distribution |
FIB に関する分散情報を表示します。 |
show forwarding inconsistency
転送不一致チェッカーの結果を表示するには、 show forwarding inconsistency コマンドを使用します。
show forwarding inconsistency [ ip | ipv4 | ipv6 ] [ unicast ] module slot [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip |
(任意)IPv4 転送不一致情報を表示します。 |
ipv4 |
(任意)IPv4 転送不一致情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 転送不一致情報を表示します。 |
unicast |
(任意)ユニキャスト ルートの転送不一致情報を表示します。 |
module slot |
モジュールの不一致情報を表示します。スロット範囲は、ハードウェア プラットフォームによって異なります。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの不一致情報を表示します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(3) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1) |
ipv6 キーワードのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
test forwarding inconsistency コマンドの結果を表示するには、 show forwarding inconsistency コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、モジュール 2 の転送不一致情報を示します。
switch# show forwarding inconsistency module 2
Consistency check : table_id(0x1) slot(2)
No inconsistent adjacencies.
関連コマンド
|
|
clear forwarding inconsistency |
転送不一致チェッカーをクリアします。 |
test forwarding inconsistency |
転送不一致チェッカーをトリガーします。 |
show glbp
Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)情報を表示するには、 show glbp コマンドを使用します。
show glbp [ interface type number ] [ group number ] [ state ] [ brief ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
interface type number |
(任意)GLBP 情報を表示するインターフェイスを指定します。 |
group number |
(任意)GLBP グループ番号を指定します。範囲は 0 ~ 1023 です。 |
state |
(任意)GLBP ルータのステート。ステートは、 active 、 disabled 、 init 、 listen 、または standby です。 |
brief |
(任意)1 行の出力で各仮想ゲートウェイまたは仮想フォワーダの要約を示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。Cisco NX-OS Release 4.0(2) 以降のリリースでサポートされます。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(2) |
vrf キーワードのサポートが追加されました。 |
使用上のガイドライン
GLBP グループに関する情報を表示するには、 show glbp コマンドを使用します。 brief キーワードは、各仮想ゲートウェイまたは仮想フォワーダに関する情報を 1 行で表示します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、GLBP 情報を表示する例を示します。
2 state changes, last state change 23:50:33
Virtual IP address is 192.0.2.10
Hello time 5 sec, hold time 18 sec
Next hello sent in 4.300 secs
Redirect time 600 sec, forwarder time-out 7200 sec
Authentication MD5, key "ThisStringIsTheSecretKey"
Preemption enabled, min delay 60 sec
Priority 254 (configured)
Weighting 105 (configured 110), thresholds: lower 95, upper 105
Track object 2 state Down decrement 5
Load balancing: host-dependent
0016.C76C.85DC (7.199.10.1) local
There is 1 forwarder (1 active)
1 state change, last state change 23:50:15
MAC address is 0007.b400.0101 (default)
Owner ID is 0005.0050.6c08
Preemption enabled, min delay 60 sec
Active is local, weighting 105
次に、GLBP 情報の簡単な説明を表示する例を示します。
Interface Grp Fwd Pri State Address Active router Standby router
Eth2/1 10 - 254 Active 192.0.2.10 local unknown
Eth1/2 10 1 7 Active 0007.b400.0101 local -
次に、GLBP インターフェイスおよびグループ番号を指定する例を示します。
switch# show glbp interface ethernet2/2 group 1
Ethernet2/2 - Group 1
State is Listen
64 state changes, last state change 00:00:54
Virtual IP address is 10.1.0.7
Hello time 50 msec, hold time 200 msec
Next hello sent in 0.030 secs
Redirect time 600 sec, forwarder time-out 14400 sec
Authentication text "authword"
Preemption enabled, min delay 0 sec
Active is 10.1.0.2, priority 105 (expires in 0.184 sec)
Standby is 10.1.0.3, priority 100 (expires in 0.176 sec)
Priority 96 (configured)
Weighting 100 (configured 100), thresholds: lower 95, upper 100
Track object 1 state Up decrement 10
Load balancing: round-robin
Group members:
0004.4d83.4801 (10.0.0.0)
0010.7b5a.fa41 (10.0.0.1)
00d0.bbd3.bc21 (10.0.0.2) local
表 1-1 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-1 show glbp フィールドの説明
|
|
Ethernet2/1 - Group |
インターフェイス タイプおよびインターフェイスの GLBP グループ番号 |
State is |
仮想ゲートウェイのステート。仮想ゲートウェイの場合、ステートは次のいずれかになります。 • Active:ゲートウェイは AVG で、仮想 IP アドレスの Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)要求に応答します。 • Disabled:仮想 IP アドレスはまだ設定されていない、または学習されていませんが、別の GLBP 設定が存在します。 • Initial:仮想 IP アドレスは設定されている、または学習されていますが、仮想ゲートウェイの設定が完全ではありません。インターフェイスはアップ状態で、ルート IP に設定されている必要があります。インターフェイス IP アドレスが設定されている必要があります。 • Listen:仮想ゲートウェイは hello パケットを受信し、アクティブまたはスタンバイ仮想ゲートウェイが使用できなくなった場合に Speak ステートに変更できます。 • Speak:仮想ゲートウェイはアクティブまたはスタンバイ仮想ゲートウェイになろうとします。 • Standby:ゲートウェイは AVG になるラインの次です。 仮想フォワーダの場合、ステートは次のいずれかになります。 • Active:ゲートウェイは AVF で、仮想フォワーダ の MAC アドレスに送信されたパケットを転送します。 • Disabled:仮想 MAC アドレスが割り当てられていないか、学習されていません。Disabled ステートに変更した仮想フォワーダは削除されるので、このステートは移行ステートになります。 • Initial:仮想 MAC アドレスは既知ですが、仮想フォワーダの設定は完全ではありません。インターフェイスはアップ状態で、ルート IP に設定されている必要があります。インターフェイス IP アドレスは設定されている必要があります。仮想 IP アドレスは既知でなければいけません。 • Listen:仮想フォワーダは hello パケットを受信し、AVF が使用できなくなった場合に Active ステートに変更できます。 |
Virtual IP address is |
GLBP グループの仮想 IP アドレス。すべてのセカンダリ仮想 IP アドレスは、1 行ごとに表示されます。仮想 IP アドレスが別のデバイスに設定されたアドレスと重複している場合、duplicate としてマークされます。重複アドレスは、ルータが ARP キャッシュ エントリの保護に失敗したことを示します。 |
Hello time, hold time |
hello タイムを示す hello パケットの間隔(秒またはミリ秒単位)。ホールド時間は、他のルータがアクティブ ルータのダウンを宣言するまでの時間です(秒またはミリ秒単位)。GLBP グループのすべてのルータは現在の AVG の hello 時間値とホールド時間値を使用します。ローカルに設定された値が異なる場合、設定された値が hello 時間値とホールド時間値の後ろのカッコ内に表示されます。 |
Redirect time, forwarder time-out |
スタンバイ仮想フォワーダへの AVF 移行のリダイレクトおよびタイムアウト時間。リダイレクト時間は、GLBP グループの AVG がクライアントをセカンダリ AVF にリダイレクトし続ける時間です。タイムアウトは、セカンダリ仮想フォワーダが使用できなくなるまでの時間です(秒単位)。 |
Preemption |
GLBP ゲートウェイのプリエンプトがイネーブルであるかどうか。イネーブルの場合、最小遅延は、低プライオリティのアクティブ ルータをプリエンプトするまで、高プライオリティの非アクティブ ルータが待つ時間です(秒単位)。 このフィールドも、GLBP フォワーダのプリエンプトを示すフォワーダ セクションの下に表示されます。 |
Active is |
仮想ゲートウェイの Active ステート。値は local、unknown、または IP address です。アドレス(およびアドレスの有効期限)は、現在の AVG のアドレスです。 このフィールドも、現在の AVF のアドレスを示すフォワーダ セクションの下に表示されます。 |
Standby is |
仮想ゲートウェイの Standby ステート。値は local、unknown、または IP address です。アドレス(およびアドレスの有効期限)は、スタンバイ ゲートウェイのアドレスです(ゲートウェイは次に AVG になります)。 |
Weighting |
高いしきい値と低いしきい値のある初期重み値 |
Track object |
追跡対象オブジェクトのリストと対応するステート |
Load balancing |
GLBP グループに設定されたロード バランシング方式 |
Group members |
このグループのメンバーであるゲートウェイのリスト |
Forwarder |
このグループのフォワーダのリスト |
表 1-2 に、 show glbp brief コマンド出力のフィールドに関する説明を示します。
表 1-2 show glbp brief フィールドの説明
|
|
Interface |
インターフェイスのタイプと番号 インターフェイスの GLBP グループ番号 |
Grp |
インターフェイスの GLBP グループ番号 |
Fwd |
GLBP グループのフォワーダの数 |
Pri |
このゲートウェイに設定されたプライオリティ |
State is |
仮想ゲートウェイのステート。仮想ゲートウェイの場合、ステートは次のいずれかになります。 • Active:ゲートウェイは AVG で、仮想 IP アドレスの Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)要求に応答します。 • Disabled:仮想 IP アドレスはまだ設定されていない、または学習されていませんが、別の GLBP 設定が存在します。 • Initial:仮想 IP アドレスは設定されている、または学習されていますが、仮想ゲートウェイの設定が完全ではありません。インターフェイスはアップ状態で、ルート IP に設定されている必要があります。インターフェイス IP アドレスが設定されている必要があります。 • Listen:仮想ゲートウェイは hello パケットを受信し、アクティブまたはスタンバイ仮想ゲートウェイが使用できなくなった場合に Speak ステートに変更できます。 • Speak:仮想ゲートウェイはアクティブまたはスタンバイ仮想ゲートウェイになろうとします。 • Standby:ゲートウェイは AVG になるラインの次です。 仮想フォワーダの場合、ステートは次のいずれかになります。 • Active:ゲートウェイは AVF で、仮想フォワーダ の MAC アドレスに送信されたパケットを転送します。 • Disabled:仮想 MAC アドレスが割り当てられていないか、学習されていません。Disabled ステートに変更した仮想フォワーダは削除されるので、このステートは移行ステートになります。 • Initial:仮想 MAC アドレスは既知ですが、仮想フォワーダの設定は完全ではありません。インターフェイスはアップ状態で、ルート IP に設定されている必要があります。インターフェイス IP アドレスは設定されている必要があります。仮想 IP アドレスは既知でなければいけません。 • Listen:仮想フォワーダは hello パケットを受信し、AVF が使用できなくなった場合に Active ステートに変更できます。 |
Address |
GLBP グループの仮想 IP アドレス。すべてのセカンダリ仮想 IP アドレスは、1 行ごとに表示されます。仮想 IP アドレスが別のデバイスに設定されたアドレスと重複している場合、duplicate としてマークされます。重複アドレスは、ルータが ARP キャッシュ エントリの保護に失敗したことを示します。 |
Active router |
AVG の IP アドレス |
Standby router |
スタンバイ仮想ゲートウェイの IP アドレス |
関連コマンド
|
|
glbp ip |
GLBP をイネーブルにします。 |
glbp timers |
hello メッセージの間隔と、他のルータによってアクティブ GLBP ルータのダウンが宣言されるまでの時間を設定します。 |
glbp weighting track |
GLBP ゲートウェイの重みに影響する追跡対象オブジェクトを指定します。 |
show glbp capability
Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)をサポートするインターフェイスを表示するには、 show glbp capability コマンドを使用します。
show glbp [ interface type number ] [ port-channel number ] [ vlan number ]
シンタックスの説明
interface type number |
(任意)出力が表示されるインターフェイスを指定します。 |
port-channel number |
(任意)出力が表示されるポート チャネルを指定します。 |
vlan number |
(任意)出力が表示される VLAN(仮想 LAN) |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
GLBP をサポートするインターフェイスを表示するには、 show glbp capability コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、 GLBP をサポートするインターフェイスを表示する例を示します。
switch# show glbp capability
Nexus 7010 (10 Slot) Chassis * means interface may support GLBP
Interface Type | Potential Max Groups
Eth1/1 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth1/2 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/1 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/2 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/3 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/4 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/5 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/6 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/7 2 Gigabit Ethernet * 1024
Eth2/8 2 Gigabit Ethernet * 1024
mgmt0 5 Management Sup Port 0
Eth Inband Port 21 Inband Port 0
Eth Inband Port 21 Inband Port 0
Eth Inband Port 21 Inband Port 0
表 1-3 に、この出力に表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-3 show glbp capability フィールドの説明
|
|
Interface |
インターフェイス名 |
Type |
インターフェイス タイプ |
GLBP support(| 文字で表示) |
* は、インターフェイスが GLBP をサポートすることを示します。 |
Potential Max Groups |
このインターフェイスによってサポートされるグループの最大数 |
関連コマンド
|
|
glbp ip |
GLBP をイネーブルにします。 |
glbp timers |
hello メッセージの間隔と、他のルータによってアクティブ GLBP ルータのダウンが宣言されるまでの時間を設定します。 |
glbp weighting track |
GLBP ゲートウェイの重みに影響する追跡対象オブジェクトを指定します。 |
show hardware forwarding dynamic-allocation status
FIB 内の Ternary Content Addressable Memory(TCAM)割り当てに関する情報を表示するには、 show hardware forwarding dynamic-allocation status コマンドを使用します。
show hardware forwarding dynamic-allocation status
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
show hardware forwarding dynamic-allocation status コマンドは、1 つまたは複数のモジュールの TCAM 割り当てを表示するために使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、TCAM 割り当てを表示する例を示します。
switch(config)# show hardware forwarding dynamic-allocation status
Num 288 bit blocks : 1 (Same as default setting)
Num 144 bit blocks : 8 (Same as default setting)
Num 72 bit blocks : 7 (Same as default setting)
Num 288 bit blocks : 1 (Same as default setting)
Num 144 bit blocks : 7 (Different from default setting)
Num 72 bit blocks : 9 (Different from default setting)
関連コマンド
|
|
hardware forwarding dynamic-allocation |
モジュールごとのダイナミック TCAM 割り当てを設定します。 |
show hardware forwarding ip verify
IP パケット検証に関する情報を表示するには、 show hardware forwarding ip verify コマンドを使用します。
show hardware version ip verify
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IP パケット検証の設定を示します。
switch# show hardware forwarding ip verify
IPv4 and v6 IDS Checks Status Packets Failed
-----------------------------+---------+------------------
address source broadcast Enabled 0
address source multicast Enabled 0
address destination zero Enabled 0
address identical Enabled 0
address source reserved Enabled 0
address class-e Disabled 0
length consistent Enabled 0
length maximum max-frag Enabled 0
length maximum udp Disabled 0
length maximum max-tcp Enabled 0
-----------------------------+---------+------------------
IPv6 IDS Checks Status Packets Failed
-----------------------------+---------+------------------
length consistent Enabled 0
length maximum max-frag Enabled 0
length maximum udp Disabled 0
length maximum max-tcp Enabled 0
関連コマンド
|
|
platform ip verify address |
アドレスに基づいて、IPv4 および IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
platform ip verify length |
長さに基づいて、IPv4 パケット検証チェックを設定します。 |
platform ipv6 verify |
IPv6 パケット検証チェックを設定します。 |
show hsrp
Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)グループごとの HSRP 情報を表示するには、 show hsrp コマンドを使用します。
show hsrp [ interface type number ] [ group group -number ] [ active | init | listen | standby ] [ all ] [ brief ] [ detail ] [ ipv4 | ipv6 ]
シンタックスの説明
interface type number |
(任意)HSRP 情報を表示するインターフェイス タイプおよび番号を指定します。 |
group group -number |
(任意)情報を表示するインターフェイスの HSRP グループ番号を指定します |
active |
(任意)Active ステートである HSRP グループを表示します。 |
init |
(任意)Initialization ステートである HSRP グループを表示します。 |
listen |
(任意)Listen ステートである HSRP グループを表示します。 |
standby |
(任意)Standby ステートである HSRP グループを表示します。 |
all |
(任意)すべての HSRP グループを表示します。 |
brief |
(任意)1 行の出力で各仮想ゲートウェイまたは仮想フォワーダの要約を示します。 |
detail |
(任意)HSRP グループに関する詳細情報を表示します。 |
ipv4 |
(任意)HSRP IPv4 グループを表示します。 |
ipv6 |
(任意)HSRP IPv6 グループを表示します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
ipv4 キーワードが追加されました。 |
4.2(1) |
detail キーワードが追加されました。 |
5.0(2) |
ipv6 キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
HSRP グループに関する情報を表示するには、 show hsrp コマンドを使用します。 brief キーワードは、各仮想ゲートウェイまたは仮想フォワーダに関する情報を 1 行で表示します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、HSRP 情報の概要を表示する例を示します。
P indicates configured to preempt.
Interface Grp Prio P State Active addr Standby addr Group addr
Et0/0 1 (V6) 100 Active local FE80:2::1 FE80::205:73FF:FEA0:1
関連コマンド
|
|
feature hsrp |
HSRP 機能をイネーブルにします。 |
show hsrp bfd-sessions
HSRP bfd セッションを表示するには、 show hsrp bfd-sessions コマンドを使用します。
show hsrp bfd-sessions
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show hsrp bfd-sessions コマンドは、HSRP BFD セッションに関する情報を表示するために使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
show hsrp delay
Hot Standby Router Protocol(HSRP; ホットスタンバイ ルータ プロトコル)グループの遅延情報を表示するには、 show hsrp delay コマンドを使用します。
show hsrp delay [ interface type number ] [ group group -number ] [ all ] [ brief ]
シンタックスの説明
interface type number |
(任意)HSRP 情報を表示するインターフェイス タイプおよび番号を指定します。 |
group group -number |
(任意)情報を表示するインターフェイスの HSRP グループ番号を指定します |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
HSRP グループの遅延情報を表示するには、 show hsrp delay コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、GLBP 遅延情報を表示する例を示します。
show hsrp summary
HSRP グループごとの HSRP サマリー情報を表示するには、 show hsrp summary コマンドを使用します。
show hsrp summary
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show hsrp summary コマンドは、HSRP グループに関するサマリー情報を表示するために使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、HSRP 情報のサマリーを表示する例を示します。
switch# show hsrp summary
--------------------------------
Extended-hold (NSF) disabled
Version:: V1-IPV4: 1 V2-IPV4: 0
State:: Active: 0 Standby: 0 Listen: 0
Total HSRP Enabled interfaces: 1
Packet for unknown groups: 0
--------------------------------
関連コマンド
|
|
feature hsrp |
HSRP 機能をイネーブルにします。 |
show ip adjacency
隣接情報を表示するには、 show ip adjacency コマンドを使用します。
show ip adjacency [ ip-addr | interface ] [ detail ] [ non-best ] [ statistics ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip-addr |
(任意)IPv4 送信元アドレス。形式は x.x.x.x です。 |
interface |
(任意)インターフェイス。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
detail |
(任意)詳細な隣接関係情報を表示します。 |
non-best |
(任意)最適な、および最適でない隣接関係情報を表示します。 |
statistics |
(任意)隣接関係統計情報を表示します。 |
summary |
(任意)隣接関係情報のサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
show ip adjacency { statistics | detail } コマンドの出力内のカウンタ値は、スーパーバイザ モジュールのスイッチオーバー後に作成されます。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、隣接関係情報のサマリーを表示します。
switch# show ip adjacency summary
IP AM Table - Adjacency Summary
関連コマンド
|
|
show forwarding adjacency |
転送隣接関係情報を表示します。 |
show ip arp
Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル)情報を表示するには、 show ip arp コマンドを使用します。
show ip arp [ ip-addr | interface ] [ client ] [ static ] [ statistics ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip-addr |
(任意)IPv4 送信元アドレス。形式は x.x.x.x です。 |
interface |
(任意)インターフェイス。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
client |
(任意)ARP クライアント テーブルを表示します。 |
static |
(任意)スタティック ARP エントリを表示します。 |
statistics |
(任意)ARP 統計情報を表示します。 |
summary |
(任意)ARP テーブルのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ARP テーブルのサマリーを表示します。
switch# show ip arp summary
IP ARP Table - Adjacency Summary
関連コマンド
|
|
ip arp timeout |
ARP を設定します。 |
show ip as-path-access-list
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)の AS パス アクセス リストを表示するには、 show ip as-path-access-list コマンドを使用します。
show ip as-path-access-list [ name ]
シンタックスの説明
name |
(任意)AS パス アクセス リストの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、AS パス アクセス リストを表示します。
switch# show ip as-path-access-list
ip as-path access-list Test1 permit "10.0.0.1"
関連コマンド
|
|
ip as-path access-list |
AS パス アクセス リストを設定します。 |
show ip bgp
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)テーブルのエントリを表示するには、 show ip bgp コマンドを使用します。
show ip bgp [ ip-addr | ip-prefix [ longer-prefixes ]] [ received-paths ] [ regexp expression ] [ route-map map-name ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip-addr |
(任意)BGP ルート テーブルからのネットワーク。形式は x.x.x.x です。 |
ip-prefix |
(任意)BGP ルート テーブルからのプレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。 |
longer-prefixes |
(任意)プレフィクスとより詳しいルートを表示します。 |
received-paths |
(任意)ソフト リコンフィギュレーション用に保存されたパスを表示します。 |
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
route-map map-name |
(任意)ルート マップと一致するルートを表示します。マップ名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
summary |
(任意)ルートのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ルート テーブルを表示します。
switch(config-router)# show ip bgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv4 Unicast
関連コマンド
|
|
clear ip bgp |
BGP ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show ip bgp community-list
コミュニティ リストと一致する Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show ip bgp community-list コマンドを使用します。
show ip bgp [ ipv4 { unicast | multicast } | all ] community-list commlist-name [ exact-match ]} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
community-list commlist-name |
コミュニティ リストと一致するルートを表示します。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp community-list test1
関連コマンド
|
|
ip community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show ip bgp dampening
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ダンプニング情報を表示するには、 show ip bgp dampening コマンドを使用します。
show ip bgp [ ipv4 { unicast | multicast } | all ] dampening { dampened-paths [ regexp expression ] | flap-statistics | history-paths [ regexp expression ] | parameters } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
dampened-paths |
ダンプニングされたパスをすべて表示します。 |
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
flap-statistics |
ルートの統計情報を表示します。 |
history-paths |
履歴パスをすべて表示します。 |
parameters |
ダンプニング パラメータをすべて表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ダンプニング情報を表示します。
switch(
config)#
show ip bgp dampening dampened-paths
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp dampening |
BGP ダンプニング情報を表示します。 |
show ip bgp extcommunity
拡張コミュニティと一致する BGP ルートを表示するには、 show ip bgp extcommunity コマンドを使用します。
show ip bgp extcommunity generic { non-transitive | transitive } [ as4-number ] [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
generic |
汎用特定拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
non-transitive |
非推移的拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
transitive |
推移的拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
as4-number |
AS 番号。 as4-number は、プレーンテキスト整数または <上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> の形式の 32 ビット整数です。 |
exact-match |
(任意)拡張コミュニティの完全一致を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、拡張コミュニティと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp extcommunity generic transitive 1.3:30
関連コマンド
|
|
ip extcommunity-list |
拡張コミュニティ リストを作成します。 |
show ip bgp extcommunity-list
拡張コミュニティ リストと一致する BGP ルートを表示するには、 show ip bgp extcommunity-list コマンドを使用します。
show ip bgp extcommunity-list commlist-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
commlist-name |
拡張コミュニティ リストの名前。 commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)拡張コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp extcommunity-list test1
関連コマンド
|
|
ip extcommunity-list |
拡張コミュニティ リストを作成します。 |
show ip bgp filter-list
フィルタ リストと一致する Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show ip bgp filter-list コマンドを使用します。
show ip bgp filter-list list-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
list-name |
フィルタ リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)フィルタの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、フィルタ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp filter-list test1
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp filter-list |
フィルタ リストと一致する BGP ルートを表示します。 |
show ip bgp flap-statistics
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)フラップ統計情報を表示するには、 show ip bgp flap-statistics コマンドを使用します。
show ip bgp flap-statistics [ prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、フラップ統計情報を表示します。
switch(
config)#
show ip bgp flap-statistics
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp |
BGP 情報を表示します。 |
show ip bgp history-paths
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)履歴パスを表示するには、 show ip bgp history-paths コマンドを使用します。
show ip bgp [ ipv4 { unicast | multicast } | all ] history-paths [ regexp expression ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの BGP 情報を表示します。 |
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP 履歴パス情報を表示します。
switch(
config)#
show ip bgp history-paths
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp history-paths |
BGP 履歴パス情報を表示します。 |
show ip bgp neighbors
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ネイバーを表示するには、 show ip bgp neighbors コマンドを使用します。
show ip bgp neighbors [ addr [ advertised-routes | flap-statistics | paths | received-routes | routes [ advertised | dampened | received ]] | prefix ] [ vrf { all | vrf-name }]
シンタックスの説明
addr |
IPv4 アドレス。形式は、x.x.x.x です。 |
advertised-routes |
(任意)このネイバーにアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
flap-statistics |
(任意)このネイバーから受信されたルートのフラップ統計情報を表示します。 |
パス |
(任意)このネイバーから取得された AS パスを表示します。 |
received-routes |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
routes |
(任意)このネイバーとの間で受信またはアドバタイズされたルートを表示します。 |
advertised |
(任意)このネイバー用にアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
dampened |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのダンプニングされたルートを表示します。 |
received |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
all |
(任意)すべての VRFS を指定します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
paths キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネイバーを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp neighbors
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp neighbors |
BGP 情報を表示します。 |
show ip bgp nexthop
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ネクストホップ情報を表示するには、 show ip bgp nexthop コマンドを使用します。
show ip bgp nexthop addr [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
addr |
IPv4 アドレス。形式は、x.x.x.x です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネクストホップ情報を表示します。
switch(
config)#
show ip bgp nexthop 192.0.2.1
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp nexhop |
BGP 情報を表示します。 |
show ip bgp nexthop-database
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ネクストホップ データベースを表示するには、 show ip bgp nexthop-database コマンドを使用します。
show ip bgp nexthop-database [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネクストホップ データベースを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp nexthop-database
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp nexhop-database |
BGP 情報を表示します。 |
show ip bgp peer-policy
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ピア ポリシー テンプレート情報を表示するには、 show ip bgp peer-policy コマンドを使用します。
show ip bgp peer-policy name
シンタックスの説明
name |
BGP テンプレートの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ピア ポリシーを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp peer-policy test1
Commands configured in this template:
Default Originate - route-map:
Inherited by the following peers:
関連コマンド
|
|
inherit peer-policy |
ネイバーのピア ポリシー テンプレートを継承します。 |
template peer-policy |
ピア ポリシー テンプレートを設定します。 |
show ip bgp peer-session
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ピア セッション テンプレート情報を表示するには、 show ip bgp peer-session コマンドを使用します。
show ip bgp peer-session name
シンタックスの説明
name |
BGP テンプレートの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ピア セッションを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp peer-session test1
Commands configured in this template:
Update Source - interface: Vlan33
EBGP Multihop - hop limit: 33
Inherited by the following peers:
関連コマンド
|
|
inherit peer-session |
ネイバーのピア セッション テンプレートを継承します。 |
template peer-session |
ピア セッション テンプレートを設定します。 |
show ip bgp peer-template
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ピア テンプレート情報を表示するには、 show ip bgp peer-template コマンドを使用します。
show ip bgp peer-template name
シンタックスの説明
name |
BGP テンプレートの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ピア テンプレートを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp peer-template peer1
BGP peer-template is peer1
Connected check is disabled
Hold time = 0, keepalive interval is 0 seconds
Members of peer-template peer1:
関連コマンド
|
|
inherit peer-template |
ネイバーのピア テンプレートを継承します。 |
template peer |
ピア テンプレートを設定します。 |
show ip bgp prefix-list
プレフィクス リストと一致する Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show ip bgp prefix-list コマンドを使用します。
show ip bgp prefix-list list-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
list-name |
プレフィクス リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)フィルタの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、プレフィクス リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip bgp prefix-list test1
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp prefix-list |
プレフィクス リストと一致する BGP ルートを表示します。 |
show ip client
内部 IP クライアントに関する情報を表示するには、 show ip client コマンドを使用します。
show ip client [ name ]
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ARP の IP クライアント情報を表示します。
switch(config)# show ip client arp
Client: arp, uuid: 268, pid: 3687, extended pid: 3687
Protocol: (none), client-index: 2, routing VRF id: 255
Data messages, send successful: 33, failed: 0
関連コマンド
|
|
show ip process |
IP プロセスに関する情報を表示します。 |
show ip community-list
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のコミュニティ リストを表示するには、 show ip community-list コマンドを使用します。
show ip community-list [ name ]
シンタックスの説明
name |
(任意)コミュニティ リストの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストを表示します。
switch(config)# show ip community-list
Standard Community List test2
関連コマンド
|
|
ip community-list |
BGP コミュニティ リストを設定します。 |
show ip eigrp
Enhanced IGRP(EIGRP)プロセスのサマリーを表示するには、 show ip eigrp コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。 instance-tag は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次の例では、すべての EIGRP インスタンスを表示します。
IP-EIGRP AS 0 ID 0.0.0.0 VRF default
Authentication mode: none
Authentication key-chain: none
Metric weights: K1=1 K2=0 K3=1 K4=0 K5=0
IP proto: 88 Multicast group: 224.0.0.10
Int distance: 90 Ext distance: 170
Number of EIGRP interfaces: 0 (0 loopbacks)
IP-EIGRP AS 0 ID 0.0.0.0 VRF default
Authentication mode: none
Authentication key-chain: none
Metric weights: K1=1 K2=0 K3=1 K4=0 K5=0
IP proto: 88 Multicast group: 224.0.0.10
Int distance: 90 Ext distance: 170
Number of EIGRP interfaces: 0 (0 loopbacks)
NSF converge time limit/expiries: 120/0
NSF route-hold time limit/expiries: 240/0
NSF signal time limit/expiries: 20/0
Redistributed max-prefix: Disabled
show ip eigrp accounting
Enhanced IGRP(EIGRP)プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示するには、 show ip eigrp accounting コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ] accounting [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。このオプションは、VRF インスタンスが指定されていない場合に使用できます。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP アカウンティング情報を表示する例を示します。
switch# show ip eigrp accounting
IP-EIGRP accounting for AS(100)/ID(192.0.2.1) vrf RED
States: A-Adjacency, P-Pending, D-Down
State Address/Source Interface Prefix Restart Restart/
P Redistributed ---- 0 3 211
表 1-4 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-4 show ip eigrp accounting フィールドの説明
|
|
IP-EIGRP accounting for AS... |
EIGRP インスタンス、AS 番号、ルータ ID、および ID |
Total Prefix Count: |
EIGRP インスタンス トポロジ テーブル内のプレフィクスを合計します。カウントには、すべてのネイバーまたは再配布から学習したプレフィクスが含まれます。 |
States:A-Adjacency、P-Pending、D-Down |
A-Adjacency:ネイバーとの安定した隣接関係または通常の再配布ステートを示します。 P-Pending:プレフィクスの上限を超えたため、ネイバーとの隣接関係または再配布が中断されているか、ペナルティを課された状態になっています。 D-Down: clear route コマンドを使用した手動リセットが実行されるまで、ネイバーとの隣接関係または再配布が中断されています。 |
Address/Source |
再配布送信元のピア IP アドレス |
Prefix Count |
送信元別の取得されたプレフィクスの総数。 (注) ルートは複数の送信元からの同じプレフィクスとして取得できます。また、このカラム内のすべてのプレフィクス カウントの合計が、「Prefix Count」フィールドに表示された数値を上回る場合があります。 |
Restart Count |
ルート送信元が最大プレフィクス制限を超えた回数 |
Restart Reset(s) |
ルート送信元が P(penalized)ステートである時間(秒単位)。ルート送信元が A(安定または通常の)ステートである場合、表示された時間は penalization 履歴がリセットされるまでの時間になります(秒単位)。 |
show ip eigrp interfaces
Enhanced IGRP(EIGRP)に設定されたインターフェイスに関する情報を表示するには、 show ip eigrp interfaces コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ] interfaces [ type instance ] [ brief ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス instance を指定すると、ネイバーテーブルからこのインターフェイスを介して学習されたエントリをすべて削除します。 instance 引数の構文は、次のとおりです。 • 物理インターフェイス インスタンス。名前の表記は slot/port で、値の間のスラッシュ記号は表記の一部として必要です。 • 仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲はインターフェイス タイプによって異なります。 ルータ構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
brief |
(任意)EIGRP インターフェイス情報の簡単な説明を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
VRF またはインターフェイスが指定されていない場合、このコマンドはデフォルトの VRF のすべてのインターフェイスを表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(3) |
brief キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
どのインターフェイス EIGRP がアクティブであり、インターフェイスに関連した EIGRP の情報を学習するかを決定するには、 show ip eigrp interfaces コマンドを使用します。
インターフェイスを指定すると、そのインターフェイスのみが表示されます。指定しないと、EIGRP が稼動するすべてのインターフェイスが表示されます。
Autonomous System(AS; 自律システム)を指定すると、指定された AS のルーティング システムのみが表示されます。指定しないと、すべての EIGRP プロセスが表示されます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP インターフェイスに関する情報を表示する例を示します。
switch# show ip eigrp interfaces brief
IP EIGRP interfaces for process 1 vrf default
Xmit Queue Mean Pacing Time Multicast Pending
Interface Peers Un/Reliable SRTT Un/Reliable Flow Timer Routes
表 1-5 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-5 show ip eigrp interfaces フィールドの説明
|
|
Interface |
EIGRP が設定されているインターフェイス |
Peers |
直接接続された EIGRP ネイバーの数 |
Xmit Queue Un/Reliable |
信頼できない、または信頼できる送信キューにあるパケットの数 |
Mean SRTT |
平均 smoothed round-trip time(SRTT)インターバル(ミリ秒単位) |
Pacing Time Un/Reliable |
EIGRP パケット(信頼できない、または信頼できるパケット)をインターフェイスに送信するときを決定するペーシング時間 |
Multicast Flow Timer |
ルータがマルチキャスト EIGRP パケットを送信する最大秒数 |
Pending Routes |
送信されるのを待っている、送信キュー内のパケット内のルート数 |
関連コマンド
|
|
show ip eigrp neighbors |
EIGRP が検出したネイバーを表示します。 |
show ip eigrp neighbors
Enhanced IGRP(EIGRP)によって検出されたネイバーの情報を表示するには、 show ip eigrp neighbors コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ] neighbors [ detail ] [ interface-type interface-instance ] [ static ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
detail |
(任意)詳細な EIGRP ネイバー情報を表示します。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
interface-instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス instance を指定すると、ネイバーテーブルからこのインターフェイスを介して学習されたエントリをすべて削除します。 instance 引数の構文は、次のとおりです。 • 物理インターフェイス インスタンス。名前の表記は slot/port で、値の間のスラッシュ記号は表記の一部として必要です。 • 仮想インターフェイス インスタンス。番号の範囲はインターフェイス タイプによって異なります。 ルータ構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
static |
(任意)スタティック EIGRP インターフェイス情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
VRF またはインターフェイスが指定されていない場合、このコマンドはすべてのインターフェイス上のデフォルト VRF に関するすべてのネイバーを表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
ネイバーがアクティブになる、また非アクティブになるときを決定するには、 show ip eigrp neighbors コマンドを使用します。このコマンドは、特定の転送問題のデバッグにも役立ちます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP ネイバーに関する情報を表示する例を示します。
switch# show ip eigrp neighbors
IP-EIGRP Neighbors for process 77 vrf default
Address Interface Holdtime Uptime Q Seq SRTT RTO
(secs) (h:m:s) Count Num (ms) (ms)
192.0.2.28 e1/3 13 0:00:41 0 11 4 20
192.0.2.2 e4/4 14 0:02:01 0 10 12 24
表 1-6 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-6 show ip eigrp neighbors フィールドの説明
|
|
process |
ルータ コンフィギュレーション コマンドで指定された Autonomous System(AS; 自律システム)番号 |
vrf |
VRF 名 |
Address |
EIGRP ピアの IP アドレス |
Interface |
ルータがピアから hello パケットを受信するインターフェイス |
Holdtime |
ピアがダウンしていると宣言するまでに、Cisco NX-OS ソフトウェア がピアからの受信を待機する時間(秒単位) |
Uptime |
ローカル ルータがこのネイバーから最初に受信して以降の経過時間(時分秒単位) |
Q Count |
ソフトウェアが送信を待機する EIGRP パケット(アップデート、クエリー、および応答)の数 |
Seq Num |
このネイバーから受信した最後のアップデート、クエリー、または応答パケットのシーケンス番号 |
SRTT |
smoothed round-trip time(SRTT)。このフィールドは、EIGRP パケットをこのネイバーに送信し、ローカル ルータがパケットの acknowledgment(ACK; 確認応答)を受信するのに必要なミリ秒数を示します。 |
RTO |
再送信タイムアウト(ミリ秒単位)。このフィールドは、再送信キューからパケットをネイバーに再送信するまでソフトウェアが待機する時間を示します。 |
次に、EIGRP ネイバーに関する詳細な情報を表示する例を示します。
switch# show ip eigrp neighbors detail
IP-EIGRP neighbors for AS 1 vrf default
H Address Interface Hold Uptime SRTT RTO Q Seq
0 192.0.2.10 e1/5 14 01:00:52 3 200 0 10
Version 12.4/1.2, Retrans: 0, Retries: 0, Prefixes: 3
表 1-7 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-7 show ip eigrp neighbors detail フィールドの説明
|
|
Version |
ノードおよびネイバーで稼動する EIGRP ソフトウェアのバージョン |
Retrans: |
このネイバーへの再送信の数 |
Retries: |
最後の ACK 以降の、このネイバーへの再送信の数 |
Prefixes |
このネイバーから学習したプレフィクスの数 |
関連コマンド
|
|
clear ip eigrp neighbors |
EIGRP のネイバーをクリアします。 |
show ip eigrp policy statistics
EIGRP のポリシー統計情報を表示するには、任意のモードで show ip eigrp policy statistics コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ] policy statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
bgp |
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のポリシー統計情報を表示します。 |
direct |
直接接続されたルートのポリシー統計情報のみを表示します。 |
eigrp |
EIGRP のポリシー統計情報を表示します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
ospf |
OSPF プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
rip |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードは、ルートの再配布元である EIGRP インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードは、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードは、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(13 |
このコマンドは削除され、 show ip eigrp route-map statistics コマンドに置き換えられました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、EIGRP のポリシー統計情報を表示する例を示します。
switch(config)# show ip eigrp policy statistics redistribute direct
C: No. of comparisons, M: No. of matches
Total accept count for policy: 10
Total reject count for policy: 0
関連コマンド
|
|
clear ip eigrp policy statistics |
EIGRP のポリシー統計情報をクリアします。 |
show ip eigrp traffic |
EIGRP トラフィック統計情報を表示します。 |
show ip eigrp route-map statistics
Enhanced IGRP(EIGRP)のルート再配布統計情報を表示するには、任意のモードで show ip eigrp route-map statistics コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ] [ route-map statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
bgp |
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のポリシー統計情報を表示します。 |
direct |
直接接続されたルートのポリシー統計情報のみを表示します。 |
eigrp |
EIGRP のポリシー統計情報を表示します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
ospf |
OSPF プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
rip |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードは、ルートの再配布元である EIGRP インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードは、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードは、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドは、 show ip eigrp policy statistics コマンドから置き換えられました。このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、EIGRP のルート マップ統計情報を表示する例を示します。
switch(config)# show ip eigrp route-map statistics redistribute direct
C: No. of comparisons, M: No. of matches
Total accept count for policy: 10
Total reject count for policy: 0
関連コマンド
|
|
clear ip eigrp route-map statistics |
EIGRP のルート マップ統計情報をクリアします。 |
show ip eigrp traffic |
EIGRP トラフィック統計情報を表示します。 |
show ip eigrp topology
EIGRP トポロジ テーブルを表示するには、 show eigrp topology コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ] topology [ ip-address/length ] [ active | all-links | detail-links | pending | summary | zero-successors ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
ip-address/length |
(任意)スラッシュ(/)と数字で表示されたネットワーク マスクを使用した、4 つの部分からなるドット付き 10 進表記の IP アドレス。たとえば、/8 は、マスクの最初の 8 ビットが 1 であり、アドレスの対応するビットはネットワーク アドレスであることを示します。 |
active |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルのアクティブ エントリのみを表示します。 |
all-links |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルのエントリをすべて表示します。 |
detail-links |
(任意)EIGRP トポロジ テーブル内の全エントリの詳細情報を表示します。 |
pending |
(任意)ネイバーからアップデートを待機する、またはネイバーへの応答を待機する EIGRP トポロジ テーブルのすべてのエントリを表示します。 |
summary |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルのサマリーを表示します。 |
zero-successors |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルで使用可能なルートを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
VRF が指定されていない場合、このコマンドはデフォルトの VRF の情報を表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
Diffusing Update Algorithm(DUAL; Diffusing アップデート アルゴリズム)ステートを判断し、DUAL 問題をデバッグするには、 show ip eigrp topology コマンドを使用します。
キーワードまたは引数を指定せずに show ip eigrp topology コマンドを使用すると、Cisco NX-OS はフィージブル サクセサであるルートのみを表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP トポロジ テーブルを表示する例を示します。指定された内部ルートおよび外部ルートの EIGRP メトリックが表示されます。
switch# show ip eigrp topology 192.0.2.0/24
IP-EIGRP (AS 1): Topology entry for 192.0.2.0/24
State is Passive, Query origin flag is 1, 1 Successor(s), FD is 281600
Routing Descriptor Blocks:
192.0.2.22 (Ethernet 2/1), from 192.0.2.1, Send flag is 0x0
Composite metric is (409600/128256), Route is External
Minimum bandwidth is 10000 Kbit
Total delay is 6000 microseconds
Originating router is 10.89.245.1
External protocol is Connected, external metric is 0
Administrator tag is 0 (0x00000000)
次の例では、 all-links オプションを示します。
switch(config)# show ip eigrp topology all-links
IP-EIGRP Topology Table for AS(100)/ID(4.4.4.4) VRF default
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
P 3.3.3.0/24, 1 successors, FD is 130816, serno 58
via 192.168.6.2 (130816/128256), Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (153856/128256), Ethernet2/1
P 2.2.2.0/24, 1 successors, FD is 130816, serno 57
via 192.168.6.2 (130816/128256), Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (153856/128256), Ethernet2/1
P 1.1.1.0/24, 1 successors, FD is 130816, serno 56
via 192.168.6.2 (130816/128256), Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (153856/128256), Ethernet2/1
P 192.168.6.0/24, 1 successors, FD is 2816, serno 25
via Connected, Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (26112/2816), Ethernet2/1
P 6.6.6.0/24, 1 successors, FD is 128256, serno 24
P 5.5.5.0/24, 1 successors, FD is 128256, serno 23
P 4.4.4.0(1)/24, 1 successors, FD is 128256, serno 16
P 192.168.5.0/24, 1 successors, FD is 25856, serno 1
via Connected, Ethernet2/1
via 192.168.6.2 (3072/2816), Ethernet2/2
次の例では、詳細を示します。
switch(config)# show ip eigrp topology detail-links
IP-EIGRP Topology Table for AS(100)/ID(4.4.4.4) VRF default
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
P 3.3.3.0/24, 1 successors, FD is 130816, serno 58
via 192.168.6.2 (130816/128256), Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (153856/128256), Ethernet2/1
P 2.2.2.0/24, 1 successors, FD is 130816, serno 57
via 192.168.6.2 (130816/128256), Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (153856/128256), Ethernet2/1
P 1.1.1.0/24, 1 successors, FD is 130816, serno 56
via 192.168.6.2 (130816/128256), Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (153856/128256), Ethernet2/1
P 192.168.6.0/24, 1 successors, FD is 2816, serno 25
via Connected, Ethernet2/2
via 192.168.5.2 (26112/2816), Ethernet2/1
P 6.6.6.0/24, 1 successors, FD is 128256, serno 24
P 5.5.5.0/24, 1 successors, FD is 128256, serno 23
P 4.4.4.0(1)/24, 1 successors, FD is 128256, serno 16
P 192.168.5.0/24, 1 successors, FD is 25856, serno 1
via Connected, Ethernet2/1
via 192.168.6.2 (3072/2816), Ethernet2/2
次の例では、トポロジ テーブルのサマリーを示します。
switch(config)# show ip eigrp topology summary
IP-EIGRP Topology Table for AS(100)/ID(4.4.4.4) VRF default
Head serial 1, next serial 59
8 routes, 0 pending replies, 0 dummies
IP-EIGRP(0) enabled on 5 interfaces, 2 neighbors present on 2 interfaces
Quiescent interfaces: Eth2/2 Eth2/1
次の例では、トポロジ テーブルのアクティブ エントリを示します。
switch(config-if)# show ip eigrp topology active
IP-EIGRP Topology Table for AS(101)/ID(80.86.2.3) VRF default
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
A 8.3.2.0/24, 1 successors, FD is Inaccessible
1 replies, active 00:00:04, query-origin: Local origin
via Connected (Infinity/Infinity), loopback8
via 5.5.5.6, r, Ethernet2/6
次の例では、トポロジ テーブルのゼロ サクセサを示します。
switch(config-router)# show ip eigrp topology zero-successors
IP-EIGRP Topology Table for AS(101)/ID(10.1.48.4) VRF default
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
P 10.1.49.0/24, 0 successors, FD is Inaccessible
via 5.5.5.5 (28416/28160), Ethernet2/6
次の例では、保留中のエントリを示します。
switch(config)# show ip eigrp topology pending
IP-EIGRP Topology Table for AS(100)/ID(1.1.1.1) VRF default
Codes: P - Passive, A - Active, U - Update, Q - Query, R - Reply,
r - reply Status, s - sia Status
P 6.6.6.0/24, 1 successors, FD is 130816, U
via 192.168.5.1 (130816/128256), Ethernet2/1
P 5.5.5.0/24, 1 successors, FD is 130816, U
via 192.168.5.1 (130816/128256), Ethernet2/1
P 4.4.4.0(1)/24, 1 successors, FD is 130816, U
via 192.168.5.1 (130816/128256), Ethernet2/1
P 8.8.8.0/24, 1 successors, FD is 130816, U
via 192.168.5.1 (130816/128256), Ethernet2/1
表 1-8 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-8 show ip eigrp topology フィールドの説明
|
|
Query origin |
クエリーの origin ステート |
Successors |
このプレフィクスのフィージブル サクセサの数 |
FD |
このプレフィクスのフィージブル ディスタンス |
192.0.2.22(Ethernet 2/1) |
このパスが学習されたネクストホップとインターフェイス |
from 192.0.2.1 |
このパスの情報送信元 |
Send flag |
このネイバーへのこのプレフィクスの送信が中断されているかどうかの状態 |
Composite metric is... |
最初の番号は、宛先へのコストを示す EIGRP メトリックです。2 番目の番号は、このピアがアドバタイズした EIGRP メトリックです。 |
Route is |
ルート タイプ(内部または外部) |
Vector Metric |
ネイバーによってアドバタイズされたメトリック(帯域幅、遅延、信頼性、負荷、MTU、およびホップ カウント) |
External Data |
ネイバーによってアドバタイズされた外部情報(発信元ルータ ID、AS 番号、外部プロトコル、メトリック、およびタグ) |
show ip eigrp traffic
送受信される Enhanced IGRP(EIGRP)パケットの数を表示するには、 show ip eigrp traffic コマンドを使用します。
show ip eigrp [ instance-tag ] traffic [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
VRF が指定されていない場合、このコマンドはデフォルトの VRF の情報を表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
この EIGRP インスタンスによって送受信されたパケットの数を確認するには、 show ip eigrp traffic コマンドを使用します。
さらに、このコマンドは、接続問題または設定問題によって、1 つのノードからのパケットがネイバー ノードに到達していないかどうか判断するのに役立ちます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP トラフィック統計情報を表示する例を示します。
switch# show ip eigrp traffic
IP-EIGRP Traffic Statistics for AS 1 vrf default
Hellos sent/received: 736/797
Updates sent/received: 6/6
Queries sent/received: 0/1
Replies sent/received: 1/0
Input queue high water mark 0, 0 drops
SIA-Queries sent/received: 0/0
SIA-Replies sent/received: 0/0
表 1-9 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-9 show ip eigrp traffic フィールドの説明
|
|
AS |
router eigrp コマンドで指定された Autonomous System(AS; 自律システム)番号 |
vrf |
show コマンドで指定された VRF |
Hellos sent/received: |
送受信された hello パケットの数 |
Updates sent/received: |
送受信されたアップデート パケットの数 |
Queries sent/received: |
送受信されたクエリー パケットの数 |
Replies sent/received: |
送受信された応答パケットの数 |
Acks sent/received: |
送受信された acknowledgment(ACK; 確認応答)パケットの数 |
Input queue high water mark |
入力キューのパケットの最大数とドロップの数 |
SIA-Queries sent/received |
送受信された Stuck-in-Active クエリー パケットの数 |
SIA-Replies sent/received: |
送受信された Stuck-in-Active 応答パケットの数 |
show ip fib
転送情報を表示するには、 show ip fib コマンドを使用します。
show ip fib { adjacency | interfaces | route } module slot
シンタックスの説明
adjacency |
隣接関係情報を表示します。 |
interfaces |
モジュール上のインターフェイスの転送情報を表示します。 |
route |
(任意)モジュール上のルートの転送情報を表示します。 |
module slot |
モジュールに関する情報を表示します。スロット範囲は、ハードウェア プラットフォームによって異なります。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
モジュールで転送情報を表示するには、スーパーバイザで show ip fib コマンドを使用します。任意で attach module コマンドを使用してモジュールを接続し、モジュールで show ip fib コマンドを使用できます。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、モジュール 2 の転送情報を表示します。
switch# show ip fib route module 2
IPv4 routes for table default/base
------------------+------------------+---------------------
Prefix | Next-hop | Interface
------------------+------------------+---------------------
255.255.255.255/32 Receive sup-eth1
関連コマンド
|
|
show forwarding |
FIB に関する情報を表示します。 |
show ip fib distribution
転送分散情報を表示するには、 show ip fib distribution コマンドを使用します。
show ip fib distribution [ clients | state ]
シンタックスの説明
clients |
(任意)ユニキャスト クライアントの転送分散情報を表示します。 |
state |
(任意)ユニキャスト FIB の転送分散ステートを表示します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ユニキャスト クライアントの転送情報を表示します。
switch# show ip fib distribution clients
id pid shmem-start shmem-end shmem-name
-- ----- ----------- --------- ----------
1 3646 0x64f70120 0x64fc0000 u6rib-ufdm
2 3647 0x64b50120 0x64d50000 urib-ufdm
関連コマンド
|
|
show forwarding distribution |
FIB に関する分散情報を表示します。 |
show ip interface
インターフェイスの IP 情報を表示するには、 show ip interface コマンドを使用します。
show ip interface [ type number ] [ brief ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
type |
(任意)インターフェイス タイプ。 ? を使用して オプションを表示します。 |
number |
(任意)インターフェイス番号。 ? を使用して 範囲を表示します。 |
brief |
(任意)IP 情報のサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、イーサネット 2/1 の IP 情報を表示します。
switch# show ip interface ethernet 2/1
Ethernet2/1, Interface status: protocol-down/link-down/admin-down, iod: 80,
IP VRF context: "default"
IP address: 192.0.2.1, IP subnet: 192.0.0.0/8
IP broadcast address: 255.255.255.255
IP multicast groups locally joined: none
IP MTU: 1500 bytes (using link MTU)
IP primary address route-preference: 0, tag: 0
IP Local Proxy ARP : disabled
IP multicast routing: disabled
IP icmp redirects: enabled
IP directed-broadcast: disabled
IP icmp unreachables (except port): disabled
IP icmp port-unreachable: enabled
IP RP inbound packet-filtering policy: none
IP RP outbound packet-filtering policy: none
IP inbound packet-filtering policy: none
IP outbound packet-filtering policy: none
IP unicast reverse path forwarding: none
IP unicast reverse path forwarding fail policy: none
IP interface statistics last reset: never
IP interface software stats: (sent/received/forwarded/originated/consumed)
Unicast packets : 0/0/0/0/0
Unicast bytes : 0/0/0/0/0
Multicast packets : 0/0/0/0/0
Multicast bytes : 0/0/0/0/0
Broadcast packets : 0/0/0/0/0
Broadcast bytes : 0/0/0/0/0
Labeled packets : 0/0/0/0/0
Labeled bytes : 0/0/0/0/0
関連コマンド
|
|
show ipv6 interface |
インターフェイスの IPv6 情報を表示します。 |
show ip load-sharing
IP ロード シェアリング情報を表示するには、 show ip load-sharing コマンドを使用します。
show ip load-sharing
シンタックスの説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IP ロード シェアリング情報を表示します。
switch# show ip load-sharing
IPv4/IPv6 ECMP load sharing:
Universal-id (Random Seed): 2823428857
Load-share mode : address source-destination port source-destination Broadcast bytes : 0/0/0/0/0
Labeled packets : 0/0/0/0/0
Labeled bytes : 0/0/0/0/0
関連コマンド
|
|
show ip load-sharing |
IP ロード シェアリングを表示します。 |
show ip mbgp
Multiprotocol Border Gateway Protocol(MP-BGP)テーブル内のエントリを表示するには、 show ip mbgp コマンドを使用します。
show ip mbgp [ p-addr | ip-prefix [ longer-prefixes ]] [ received-paths ] [ regexp expression ] [ route-map map-name ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ip-addr |
(任意)MBGP ルート テーブルからのネットワーク。形式は x.x.x.x です。 |
ip-prefix |
(任意)MBGP ルート テーブルからのプレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。 |
longer-prefixes |
(任意)プレフィクスとより詳しいルートを表示します。 |
received-paths |
(任意)ソフト リコンフィギュレーション用に保存されたパスを表示します。 |
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
route-map map-name |
(任意)ルート マップと一致するルートを表示します。マップ名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
summary |
(任意)ルートのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、MBGP ルート テーブルを表示します。
switch(config-router)# show ip mbgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv4 Multicast
関連コマンド
|
|
clear ip mbgp |
MBGP ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show ip mbgp community
コミュニティと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ip mbgp community コマンドを使用します。
show ip mbgp community [ as-number ] [ internet] [no-advertise] [no-export] [no-export-subconfed ] [ exact-match ]} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
as-number |
AS 番号。AS 番号は、<上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> 形式の 16 ビットの整数または 32 ビットの整数です。 |
internet |
(任意)インターネット コミュニティを表示します。 |
no-advertise |
(任意)no-advertise コミュニティを表示します。 |
no-export |
(任意)no-export コミュニティを表示します。 |
no-export-subconfed |
(任意)no-export-subconfed コミュニティを表示します。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp community
関連コマンド
|
|
ip community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show ip mbgp community-list
コミュニティ リストと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ip mbgp community-list コマンドを使用します。
show ip mbgp community-list commlist-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
commlist-name |
コミュニティ リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp community-list test1
関連コマンド
|
|
ip community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show ip mbgp dampening
MP-BGP ダンプニング情報を表示するには、 show ip mbgp dampening コマンドを使用します。
show ip mbgp dampening { dampened-paths [ regexp expression ] | flap-statistics | history-paths [ regexp expression ] | parameters } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv4 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの MBGP 情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv4 アドレス ファミリの MBGP 情報を表示します。 |
unicast |
ユニキャスト アドレス ファミリの MBGP 情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト アドレス ファミリの MBGP 情報を表示します。 |
all |
(任意)すべてのアドレス ファミリの MBGP 情報を表示します。 |
dampened-paths |
ダンプニングされたパスをすべて表示します。 |
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
flap-statistics |
ルートの統計情報を表示します。 |
history-paths |
履歴パスをすべて表示します。 |
parameters |
ダンプニング パラメータをすべて表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ダンプニング情報を表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp dampening dampened-paths
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp dampening |
BGP ダンプニング情報を表示します。 |
show ip mbgp extcommunity
拡張コミュニティと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ip mbgp extcommunity コマンドを使用します。
show ip mbgp extcommunity generic { non-transitive | transitive } [ as4-number ] [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
generic |
汎用特定拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
non-transitive |
非推移的拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
transitive |
推移的拡張コミュニティを照合するルートを表示します。 |
as4-number |
AS 番号。 as4-number は、プレーンテキスト整数または <上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> の形式の 32 ビット整数です。 |
exact-match |
(任意)拡張コミュニティの完全一致を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、拡張コミュニティと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp extcommunity generic transitive 1.3:30
関連コマンド
|
|
ip extcommunity-list |
拡張コミュニティ リストを作成します。 |
show ip mbgp extcommunity-list
拡張コミュニティ リストと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ip mbgp extcommunity-list コマンドを使用します。
show ip mbgp extcommunity-list commlist-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
commlist-name |
拡張コミュニティ リストの名前。 commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)拡張コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp extcommunity-list test1
関連コマンド
|
|
ip extcommunity-list |
拡張コミュニティ リストを作成します。 |
show ip mbgp filter-list
フィルタ リストと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ip mbgp filter-list コマンドを使用します。
show ip m bgp filter-list list-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
list-name |
フィルタ リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)フィルタの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、フィルタ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp filter-list test1
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp filter-list |
フィルタ リストと一致する BGP ルートを表示します。 |
show ip mbgp flap-statistics
MP-BGP フラップ統計情報を表示するには、 show ip mbgp flap-statistics コマンドを使用します。
show ip mbgp flap-statistics [ prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、フラップ統計情報を表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp flap-statistics
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp |
BGP 情報を表示します。 |
show ip mbgp history-paths
MP-BGP 履歴パスを表示するには、 show ip mbgp history-paths コマンドを使用します。
show ip mbgp history-paths [ regexp expression ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP 履歴パス情報を表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp history-paths
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp history-paths |
BGP 履歴パス情報を表示します。 |
show ip mbgp neighbors
MP-BGP ネイバーを表示するには、 show ip mbgp neighbors コマンドを使用します。
show ip bgp neighbors [ addr [ advertised-routes | flap-statistics | paths | received-routes | routes [ advertised | dampened | received ]] | prefix ] [ vrf { all | vrf-name }]
シンタックスの説明
addr |
IPv4 アドレス。形式は、x.x.x.x です。 |
advertised-routes |
(任意)このネイバーにアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
flap-statistics |
(任意)このネイバーから受信されたルートのフラップ統計情報を表示します。 |
paths |
(任意)このネイバーから取得された AS パスを表示します。 |
received-routes |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
routes |
(任意)このネイバーとの間で受信またはアドバタイズされたルートを表示します。 |
advertised |
(任意)このネイバー用にアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
dampened |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのダンプニングされたルートを表示します。 |
received |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
all |
(任意)すべての VRFS を指定します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
paths キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、MBGP ネイバーを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp neighbors
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp neighbors |
BGP 情報を表示します。 |
show ip mbgp nexthop
MP-BGP ネクストホップ情報を表示するには、 show ip mbgp nexthop コマンドを使用します。
show ip mbgp nexthop addr [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
addr |
IPv4 アドレス。形式は、x.x.x.x です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネクストホップ情報を表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp nexthop 192.0.2.1
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp nexhop |
BGP 情報を表示します。 |
show ip mbgp nexthop-database
MP-BGP ネクストホップ データベースを表示するには、 show ip mbgp nexthop-database コマンドを使用します。
show ip mbgp nexthop-database [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネクストホップ データベースを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp nexthop-database
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp nexhop-database |
BGP 情報を表示します。 |
show ip mbgp prefix-list
プレフィクス リストと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ip mbgp prefix-list コマンドを使用します。
show ip mbgp prefix-list list-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
list-name |
プレフィクス リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)フィルタの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、プレフィクス リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip mbgp prefix-list test1
関連コマンド
|
|
show ipv6 bgp prefix-list |
プレフィクス リストと一致する BGP ルートを表示します。 |
show ip ospf
OSPF ルーティング インスタンスに関する一般情報を表示するには、 show ip ospf コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。特定の OSPF インスタンスに関する OSPF 情報を表示するのにこのタグを使用します。 instance-tag 引数は、任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
1 つまたは複数の OSPF インスタンスに関する情報を表示するには、 show ip ospf コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、特定の 1 つの OSPF インスタンスに関する情報を表示する例を示します。
Routing Process 201 with ID 192.0.2.15 vrf default
Stateful High Availability enabled
Graceful-restart is configured
Notify period: 15, grace period: 60, state: Inactive
Last graceful restart exit status: (null)
Supports only single TOS(TOS0) routes
Reference Bandwidth is 40000 Mbps
Initial SPF schedule delay 200.000 msecs,
minimum inter SPF delay of 1000.000 msecs,
maximum inter SPF delay of 5000.000 msecs
Minimum hold time for Router LSA throttle 5000.000 ms
Minimum hold time for Network LSA throttle 5000.000 ms
Minimum LSA arrival 1000.000 msec
Maximum paths to destination 8
Number of external LSAs 0, checksum sum 0
Number of opaque AS LSA 0, checksum sum 0
Number of areas is 2, 2 normal, 0 stub, 0 nssa
Number of active areas is 0, 0 normal, 0 stub, 0 nssa
Area BACKBONE(0) (Inactive)
Area has existed for 1w0d
Interfaces in this area: 1 Active interfaces: 0
No authentication available
SPF calculation has run 3 times
Last SPF ran for 0.000132s
Number of LSAs: 0, checksum sum 0
Area has existed for 1w0d
Interfaces in this area: 1 Active interfaces: 0
No authentication available
SPF calculation has run 3 times
Last SPF ran for 0.000035s
Number of LSAs: 0, checksum sum 0
表 1-10 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-10 show ip ospf フィールドの説明
|
|
Routing Process... |
OSPF インスタンス タグおよび OSPF ルータ ID |
Stateful High Availability |
ステートフル再起動機能のステータス |
Graceful-restart |
グレースフル リスタート設定のステータス |
grace period |
OSPF がグレースフル リスタートを開始する必要がある秒数 |
Last graceful restart exit status |
最後のグレースフル リスタートの終了ステータス |
Supports... |
サポートされるサービス タイプの数(タイプ 0 のみ) |
Reference Bandwidth |
コスト計算に使用する帯域幅 |
Initial SPF schedule delay |
SPF 計算の遅延時間 |
Minimum LSA arrival |
Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)の間の最小インターバル |
Number of... |
受信した LSA の数およびタイプ |
Number of areas is... |
ルータ用に設定されたエリアの数およびタイプ |
show ip ospf border-routers
Area Border Router(ABR; エリア境界ルータ)および Autonomous System Boundary Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)に対して、OSPF ルーティング テーブル エントリを表示するには、 show ip ospf border-routers コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] border-routers [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。特定の OSPF インスタンスに関する OSPF 情報を表示するのにこのタグを使用します。 instance-tag 引数は、任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show ip ospf border-routers コマンドは、ABR と ASBR に関する情報を表示するために使用します 。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、境界ルータに関する情報を表示する例を示します。
switch# show ip ospf border-routers
OSPF Process ID p1, vrf default Internal Routing Table
Codes: i - Intra-area route, I - Inter-area route
i 40.40.40.40 [10], ABR, Area 0.0.0.0, SPF 71 via
i 60.60.60.60 [20], ABR, Area 0.0.0.0, SPF 71 via
i 40.40.40.40 [10], ABR, Area 0.0.0.1, SPF 71 via
i 60.60.60.60 [20], ABR, Area 0.0.0.1, SPF 71 via
表 1-11 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-11 show ip ospf border-routers フィールドの説明
|
|
40.40.40.40 |
宛先のルータ ID |
[10] |
このルートを使用するコスト |
ABR |
宛先のルータ タイプ。タイプは ABR、ASBR、または両方です。 |
Area |
このルートが学習されたエリアのエリア ID |
SPF 71 |
このルートをインストールする Shortest Path First(SPF)計算の内部番号 |
via 192.0.2.1 |
宛先に対するネクストホップ |
Ethernet2/1 |
発信インターフェイスのインターフェイス タイプ |
show ip ospf database
特定のルータの OSPF データベースを表示するには、 show ip ospf database コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] database [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database asbr-summary [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database database-summary [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database external [ ext_tag value ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database network [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database nssa-external [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database opaque-area [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database opaque-as [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database opaque-link [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database router [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show ip ospf [ instance-tag ] database summary [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
area-id |
(任意)特定のエリアを定義するのに使用するエリア番号。IP アドレスまたは番号(0 ~ 4294967295)のいずれかで指定します。 |
link-state-id |
(任意)アドバタイズメントによって説明されるインターネット環境の部分。入力値は、アドバタイズメントのリンクステート タイプによって異なります。IP アドレスの形式で指定します。 |
adv-router ip-address |
(任意)指定されたルータのすべての Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)を表示します。 |
self-originate |
(任意)自動送信 LSA(ローカル ルータから)を表示します。 |
asbr-summary |
(任意)Autonomous System Boundary Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)サマリー LSA に関する情報を表示します。 |
database-summary |
(任意)データベースの各エリアの各 LSA タイプと、LSA の総数を表示します。 |
external |
(任意)外部 LSA に関する情報を表示します。 |
ext_tag value |
(任意)外部タグに基づいた情報を表示します。範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
network |
(任意)ネットワーク LSA に関する情報を表示します。 |
nssa-external |
(任意)Not-So-Stubby Area(NSSA)外部 LSA に関する情報を表示します。 |
opaque-area |
(任意)不透明なエリア LSA に関する情報を表示します。 |
opaque-as |
(任意)不透明な AS LSA に関する情報を表示します。 |
opaque-link |
(任意)不透明なリンクローカル LSA に関する情報を表示します。 |
router |
(任意)ルータ LSA に関する情報を表示します。 |
summary |
(任意)集約 LSA に関する情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
異なる OSPF LSA に関する情報を表示するには、 ip ospf database コマンドを使用します。
LSA がネットワークを学習すると、 link-state-id 引数は次のいずれかの形式を使用します。
• ネットワークの IP アドレス(タイプ 3 サマリー リンク アドバタイズメントや自律システム外部リンク アドバタイズメントなど)。
• リンク ステート ID から取得された派生アドレス (ネットワークのサブネット マスクを使用してネットワーク リンク アドバタイズメントのリンク ステート ID をマスクすることによって、ネットワークの IP アドレスが生成されることに注意してください)。
• リンク ステート アドバタイズメントにルータの説明が記載されている場合は、必ず、リンク ステート ID が、記載されたルータの OSPF ルータ ID になります。
• AS 外部アドバタイズメント(LS タイプ = 5)がデフォルトのルートを説明する場合、そのリンク ステート ID はデフォルトの宛先(0.0.0.0)に設定されます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPF データベースを表示する例を示します。
Router# show ip ospf database
OSPF Router with ID (50.50.50.50) (Process ID p1)
Router Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Checksum Link Count
40.40.40.40 40.40.40.40 930 0x80000004 0x2ea1 3
50.50.50.50 50.50.50.50 935 0x80000002 0x8b52 1
60.60.60.60 60.60.60.60 943 0x800003c5 0x9854 2
Network Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Checksum
209.165.201.3 60.60.60.60 944 0x80000001 0x7179
192.0.2.1 50.50.50.50 935 0x80000001 0x516a
Summary Network Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Checksum
209.165.201.1 40.40.40.40 929 0x80000001 0x2498
209.165.201.1 50.50.50.50 928 0x80000001 0x5b2f
209.165.201.1 60.60.60.60 1265 0x800003c3 0xf49b
192.0.2.0 40.40.40.40 943 0x80000001 0x53f3
192.0.2.0 50.50.50.50 935 0x80000001 0x26f8
192.0.2.0 60.60.60.60 930 0x80000001 0x7b51
表 1-12 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-12 show ip ospf database フィールドの説明
|
|
Link ID |
ルータ ID 番号 |
ADV Router |
アドバタイズするルータの ID |
Age |
リンク ステート経過時間 |
Seq# |
リンク ステート シーケンス番号(以前の、または重複した LSA を検出します) |
Checksum |
LSA の内容全体のチェックサム |
Link count |
ルータ用に検出されたインターフェイスの数 |
次に、ASBR のサマリーを表示する例を示します。
Router# show ip ospf database asbr-summary
OSPF Router with id(192.168.239.66) (Process ID 300)
Displaying Summary ASB Link States(Area 0.0.0.0)
Options: (No TOS-capability)
LS Type: Summary Links(AS Boundary Router)
Link State ID: 172.16.245.1 (AS Boundary Router address)
Advertising Router: 172.16.241.5
Network Mask: 0.0.0.0 TOS: 0 Metric: 1
表 1-13 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-13 show ip ospf database asbr-summary フィールドの説明
|
|
OSPF Router with id |
ルータ ID 番号 |
Process ID |
OSPF プロセス ID |
LS age |
リンク ステート経過時間 |
Options |
サービス オプションのタイプ(タイプ 0 のみ) |
LS Type |
リンク ステート タイプ |
Link State ID |
リンク ステート ID(ASBR) |
Advertising Router |
アドバタイズするルータの ID |
LS Seq Number |
リンク ステート シーケンス(以前の、または重複した LSA を検出します) |
Checksum |
LSA の内容全体のチェックサム |
Length |
LSA の長さ(バイト単位) |
Network Mask |
実行されたネットワーク マスク |
TOS |
ToS |
Metric |
リンク ステート メトリック |
次に、外部リンクに関する情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf database external
OSPF Router with id(192.168.239.66) (Autonomous system 300)
Displaying AS External Link States
Options: (No TOS-capability)
LS Type: AS External Link
Link State ID: 10.105.0.0 (External Network Number)
Advertising Router: 172.16.70.6
Network Mask: 255.255.0.0
Metric Type: 2 (Larger than any link state path)
表 1-14 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-14 show ip ospf database external フィールドの説明
|
|
OSPF Router with id |
ルータ ID 番号 |
Autonomous system |
OSPF AS 番号(OSPF プロセス ID) |
LS age |
リンク ステート経過時間 |
Options |
サービス オプションのタイプ(タイプ 0 のみ) |
LS Type |
リンク ステート タイプ |
Link State ID |
リンク ステート ID(外部ネットワーク番号) |
Advertising Router |
アドバタイズするルータの ID |
LS Seq Number |
リンク ステート シーケンス番号(以前の、または重複した LSA を検出します) |
Checksum |
LSA の内容全体のチェックサム |
Length |
LSA の長さ(バイト単位) |
Network Mask |
実行されたネットワーク マスク |
Metric Type |
外部タイプ |
TOS |
ToS |
Metric |
リンク ステート メトリック |
Forward Address |
転送アドレス。アドバタイズされた宛先へのデータ トラフィックは、このアドレスに転送されます。転送アドレスが 0.0.0.0 に設定されている場合は、代わりに、データ トラフィックがアドバタイズメントの送信元に転送されます。 |
External Route Tag |
外部ルート タグ。外部ルートごとに付加された 32 ビットのフィールド。このフィールドは、OSPF プロトコルには使用されません。 |
次に、OSPF データベースのサマリーを表示する例を示します。
Router# show ip ospf database database-summary
OSPF Router with ID (100.0.0.1) (Process ID 1)
LSA Type Count Delete Maxage
Process 1 database summary
LSA Type Count Delete Maxage
Self-originated Type-5 200
表 1-15 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-15 show ip ospf database database-summary フィールドの説明
|
|
Area 0 database summary |
エリア番号 |
Count |
最初のカラムで特定されたタイプの LSA の数 |
Router |
エリアのルータ LSA の数 |
Network |
エリアのネットワーク LSA の数 |
Summary Net |
エリアの要約 LSA の数 |
Summary ASBR |
エリアの要約 ASBR LSA の数 |
Type-7 Ext |
タイプ 7 LSA の数 |
Self-originated Type-7 |
自動送信タイプ 7 LSA |
Opaque Link |
タイプ 9 LSA の数 |
Opaque Area |
タイプ 10 LSA の数 |
Subtotal |
エリアの LSA の合計 |
Delete |
エリア内で「Deleted」とマークされた LSA の数 |
Maxage |
エリア内で「Maxaged」とマークされた LSA の数 |
Process 1 database summary |
プロセスのデータベース サマリー |
Count |
最初のカラムで特定されたタイプの LSA の数 |
Router |
プロセスのルータ LSA の数 |
Network |
プロセスのネットワーク LSA の数 |
Summary Net |
プロセスのサマリー LSA の数 |
Summary ASBR |
プロセスの要約 ASBR LSA の数 |
Type-7 Ext |
タイプ 7 LSA の数 |
Opaque Link |
タイプ 9 LSA の数 |
Opaque Area |
タイプ 10 LSA の数 |
Type-5 Ext |
タイプ 5 LSA の数 |
Self-Originated Type-5 |
自動送信タイプ 5 LSA の数 |
Opaque AS |
タイプ 11 LSA の数 |
Total |
プロセスの LSA の合計 |
show ip ospf interface
OSPF 関連のインターフェイス情報を表示するには、 show ip ospf interface コマンドを使用します。
show ip ospf interface [ instance-tag ] [ interface - type interface-number ] [ brief ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。 interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
(任意)インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
brief |
(任意)ルータ上の OSPF インターフェイス、ステート、アドレス、マスク、およびエリアの概要情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
インターフェイスの OSPF ステータスを表示するには、 show ip ospf interface コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、インターフェイス Ethernet 1/2 の OSPF 情報を表示する例を示します。
switch# show ip ospf interface ethernet 1/2
Ethernet1/2 is up, line protocol is up
IP address 192.0.2.1, Process ID 201 vrf default, area 10
State UP, Network type BROADCAST, cost 65535
Index 2, Transmit delay 1 sec, Router Priority 1
No designated router on this network
No backup designated router on this network
0 Neighbors, flooding to 0, adjacent with 0
Timer intervals: Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5
Number of link LSAs: 0, checksum sum 0
表 1-16 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-16 show ip ospf interface フィールドの説明
|
|
Ethernet |
プロトコルの物理リンクのステータスおよび動作ステータス |
IP Address |
インターフェイス IP アドレス、サブネット マスク、およびエリア アドレス |
vrf |
VRF インスタンス |
Transmit Delay |
転送遅延、インターフェイス ステート、およびルータ プライオリティ |
designated router |
代表ルータ ID およびインターフェイス IP アドレス |
backup designated router |
バックアップ代表ルータ ID およびインターフェイス IP アドレス |
Timer intervals |
タイマー インターバルの設定 |
Hello |
次の hello パケットをこのインターフェイスに送信するまでの秒数 |
show ip ospf lsa-content-changed-list
変更された内容のあるすべての Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)のリストを表示するには、 show ip ospf lsa-content-changed-list コマンドを使用します。
show ip ospf lsa-content-changed-list neighbor-id interface-type interface-number
シンタックスの説明
neighbor id |
ネイバーのルータ ID |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。 interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
(任意)インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、イーサネット 2/1 用に変更された LSA のリストを表示する例を示します。
Router# show ip ospf lsa-content-changed-list 192.0.2.2 ethernet 2/1
表 1-17 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-17 show ip ospf lsa-content-changed-list フィールドの説明
|
|
show ip ospf memory
OSPF プロトコルのメモリ使用統計情報を表示するには、 show ip ospf memory コマンドを使用します。
show ip ospf memory
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.0(3) |
このコマンドは削除されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPF のメモリ統計情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf memory
OSPF Process ID sd, Memory statistics
Byte usage: needed 0, overhead 192, using 192 bytes
Allocations: current 6, created 6, failed 0, free 0
Bitfields: current 30, created 30, failed 0, free 0, using 248010 bytes
Slabs: current 2, created 2, failed 0, free 0, using 80 bytes
Index failure: Interface 0, Neighbor 0
Alloc 1, max allocs 1, total allocs 1, total frees 0
Total block allocs 1, total block frees 0, max blocks 1
Bytes (size/allocated) 68/69720
OSPF IPv4 prefix routes slab
Alloc 0, max allocs 0, total allocs 0, total frees 0
Total block allocs 0, total block frees 0, max blocks 0
Bytes (size/allocated) 188/64
Alloc 0, max allocs 0, total allocs 0, total frees 0
Total block allocs 0, total block frees 0, max blocks 0
Bytes (size/allocated) 100/64
Alloc 1, max allocs 1, total allocs 1, total frees 0
Total block allocs 1, total block frees 0, max blocks 1
Bytes (size/allocated) 32/262232
show ip ospf neighbors
インターフェイス単位で OSPF ネイバー情報を表示するには、 show ip ospf neighbor コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] neighbors [ interface - type interface-number ] [ neighbor-id ] [ detail ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
area-id |
(任意)特定のエリアを定義するのに使用するエリア番号。IP アドレスまたは番号(0 ~ 4294967295)で指定します。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。 interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
(任意)インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
neighbor-id |
(任意)ネイバーのルータ ID。IP アドレスを指定します。 |
detail |
(任意)特定のすべてのネイバーを詳細に表示します(すべてのネイバーを表示します)。 |
summary |
(任意)ネイバーのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
この OSPF インスタンスのすべての、または一部のネイバーに関する情報を表示するには、 show ip ospf neighbors コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ネイバー ID と一致するネイバーに関するサマリー情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf neighbors 10.199.199.137
Neighbor 10.199.199.137, interface address 192.0.2.37
In the area 0.0.0.0 via interface Ethernet2/1
Neighbor priority is 1, State is FULL
Dead timer due in 0:00:32
Link State retransmission due in 0:00:04
Neighbor 10.199.199.137, interface address 209.165.201.189
In the area 0.0.0.0 via interface Ethernet4/3
Neighbor priority is 5, State is FULL
Dead timer due in 0:00:32
Link State retransmission due in 0:00:03
次に、インターフェイスのネイバー ID と一致するネイバーを表示する例を示します。
Router# show ip ospf neighbors ethernet 2/1 10.199.199.137
Neighbor 10.199.199.137, interface address 192.0.2.37
In the area 0.0.0.0 via interface Ethernet2/1
Neighbor priority is 1, State is FULL
Dead timer due in 0:00:37
Link State retransmission due in 0:00:04
次に、OSPF ネイバーに関する詳細な情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf neighbors detail
Neighbor 192.168.5.2, interface address 10.225.200.28
In the area 0 via interface GigabitEthernet1/0/0
Neighbor priority is 1, State is FULL, 6 state changes
DR is 10.225.200.28 BDR is 10.225.200.30
LLS Options is 0x1 (LR), last OOB-Resync 00:03:08 ago
Dead timer due in 00:00:36
Neighbor is up for 00:09:46
Index 1/1, retransmission queue length 0, number of retransmission 1
First 0x0(0)/0x0(0) Next 0x0(0)/0x0(0)
Last retransmission scan length is 1, maximum is 1
Last retransmission scan time is 0 msec, maximum is 0 msec
表 1-18 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-18 show ip ospf neighbor detail フィールドの説明
|
|
Neighbor |
ネイバー ルータ ID |
interface address |
インターフェイス の IP アドレス |
In the area |
OSPF ネイバーが知られているエリアおよびインターフェイス |
Neighbor priority |
ネイバーのルータ プライオリティ |
State |
OSPF ステート |
state changes |
ネイバーが作成されてから変更されたステートの数。この値は clear ip ospf counters neighbor コマンドを使用してリセットできます。 |
DR is |
インターフェイスの代表ルータのルータ ID |
BDR is |
インターフェイスのバックアップ代表ルータのルータ ID |
Options |
hello packet options フィールドの内容 (E ビット専用。可能な値は 0 と 2 です。2 はエリアがスタブでないことを、0 はエリアがスタブであることを示します) |
LLS Options..., last OOB-Resync |
時間:分:秒前に実行されたリンクローカル シグナリングおよびアウトオブバンド(OOB)リンクステート データベースの再同期化(NSF 情報)。このフィールドは、最後に成功した NSF 対応ルータとのアウトオブバンド再同期化を示します。 |
Dead timer due in |
ネイバーが非稼動であることを Cisco NX-OS が宣言するまでの予想時間 |
Neighbor is up for |
ネイバーが双方向ステートになってからの時間:分:秒数 |
Index |
エリア全体および自律システム全体の再送信キュー内のネイバー位置 |
retransmission queue length |
再送信キューのエレメントの数 |
number of retransmission |
フラッディング中にアップデート パケットを再送信した回数 |
First |
フラッディングの最初のメモリ位置 |
Next |
フラッディングの次のメモリ位置 |
Last retransmission scan length |
最後の再送信パケット内の Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)の数 |
maximum |
任意の再送信パケットで送信された LSA の最大数 |
Last retransmission scan time |
最後の再送信パケットの構築にかかった時間 |
maximum |
任意の再送信パケットの構築にかかった最大時間 |
show ip ospf policy statistics area
エリアの OSPF ポリシー統計情報を表示するには、 show ip ospf policy statistics area コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] policy statistics area area id filter-list { in | out } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
area area-id |
特定のエリアを定義するのに使用するエリア番号を指定します。IP アドレスまたは番号(0 ~ 4294967295)で指定します。 |
filter-list |
OSPF エリアの間のプレフィクスをフィルタリングします。 |
in |
着信ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
out |
発信ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
エリアに適用されたフィルタ リストに関する情報を表示するには、 show ip ospf policy statistics area コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPF のポリシー統計情報を表示する例を示します。
switch# show ip ospf policy statistics area 201
show ip ospf policy statistics redistribute
OSPF ポリシー統計情報を表示するには、 show ip ospf policy statistics redistribute コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] policy statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
bgp |
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のポリシー統計情報を表示します。 |
direct |
直接接続されたルートのポリシー統計情報のみを表示します。 |
eigrp |
Enhanced IGRP(EIGRP)のポリシー統計情報を表示します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
ospf |
OSPF のポリシー統計情報を表示します。 |
rip |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードは、AS 番号です。有効範囲は 1 ~ 65535 です。 isis 、 ospf 、および rip キーワードの場合は、再配布されるルートのインスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
再配布統計情報を表示するには、 show ip ospf policy statistics redistribute コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布ルートのポリシー統計情報を表示する例を示します。
switch# show ip ospf policy statistics redistribute
show ip ospf request-list
ルータが要求した、すべての Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)のリストを表示するには、 show ip ospf request-list コマンドを使用します。
show ip ospf request-list neighbor-id interface interface - number
シンタックスの説明
neighbor-id |
ネイバーのルータ ID。IP アドレスを指定します。 |
interface-type |
インターフェイス タイプ interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
OSPF ルーティング動作をトラブルシューティングするには、 show ip ospf request-list コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ルータが要求したすべての LSA のリストを表示する例を示します。
Router# show ip ospf request-list 40.40.40 ethernet 2/1
Neighbor 40.40.40.40, interface Ethernet2/1, address 192.0.2.1
Type LS ID ADV RTR Seq NO Age Checksum
1 192.0.2.12 192.0.2.12 0x8000020D 8 0x6572
表 1-19 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-19 show ip ospf request-list フィールドの説明
|
|
Type |
LSA タイプ |
LS ID |
ネイバー ルータの IP アドレス |
ADV RTR |
アドバタイズ ルータの IP アドレス |
Seq NO |
LSA のパケット シーケンス番号 |
Age |
LSA の経過時間(秒単位) |
Checksum |
LSA のチェックサム番号 |
show ip ospf retransmission-list
ネイバーへの再送信を待機する、すべての Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)のリストを表示するには、 show ip ospf retransmission-list コマンドを使用します。
show ip ospf retransmission-list neighbor-id interface interface - number
シンタックスの説明
neighbor-id |
ネイバーのルータ ID。IP アドレスを指定します。 |
interface-type |
インターフェイス タイプ interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
OSPF ルーティング動作をトラブルシューティングするには、 show ip ospf retransmission-list コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ネイバーへの再送信を待機するすべての LSA を表示する例を示します。
Router# show ip ospf retransmission-list 192.0.2.11 ethernet 2/1
OSPF Router with ID (192.0.2.12) (Process ID 1)
Neighbor 192.0.2.11, interface Ethernet2/1 address 209.165.201.11
Link state retransmission due in 3764 msec, Queue length 2
Type LS ID ADV RTR Seq NO Age Checksum
1 192.0.2.12 192.0.2.12 0x80000210 0 0xB196
表 1-20 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-20 show ip ospf retransmission-list フィールドの説明
|
|
Type |
LSA タイプ |
LS ID |
ネイバー ルータの IP アドレス |
ADV RTR |
アドバタイズ ルータの IP アドレス |
Seq NO |
LSA のパケット シーケンス番号 |
Age |
LSA の経過時間(秒単位) |
Checksum |
LSA のチェックサム番号 |
show ip ospf routes
OSPF トポロジ テーブルを表示するには、 show ip ospf routes コマンドを使用します。
show ospf [ instance-tag ] routes [ prefix / length | summary } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
prefix /length |
(任意)IP プレフィクス。特定のルートへの出力を制限します。スラッシュ(/)と 1 ~ 31 の数値として長さを示します。たとえば、/8 は、IP プレフィクスの最初の 8 ビットがネットワーク ビットであることを示します。 |
summary |
(任意)すべてのルートのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
OSPF プライベート ルーティング テーブル(OSPF によって計算されるルートのみを含む)を表示するには、 show ospf routes コマンドを使用します。ルーティング情報ベース(RIB)内のルートに異常がある場合、ルートの OSPF コピーをチェックして、RIB 内容と一致するかどうか判断してください。一致しない場合、OSPF と RIB の間に同期化問題があります。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPF ルートを表示する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show ip ospf routes
OSPF Process ID sd vrf default, Routing Table
(D) denotes route is directly attached (R) denotes route is in RIB
61.61.61.61/32 (i) area 1
via 192.168.2.1/Ethernet2/2, cost 21
100.100.2.0/24 (i) area 1
via 192.168.2.1/Ethernet2/22, cost 20
192.168.2.0/24 (i) area 1
表 1-21 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-21 show ospf route フィールドの説明
|
|
61.61.61.61/32 |
このルートをアドバタイズしたルータのルータ ID。 |
via... |
任意のプレフィクス宛てのパケットは、リストされたインターフェイスを介して送信されるか、このデバイスに直接接続されます。 |
show ip ospf statistics
OSPF Shortest Path First(SPF)計算統計情報を表示するには、 show ip ospf statistics コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] statistics [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。最大 20 文字の英数字文字列で指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF の名前 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
LSA に関する情報を表示するには、 show ip ospf statistics コマンドを使用します。この情報は、OSPF ネットワークのメンテナンスとトラブルシューティング両方に役立ちます。たとえば、LSA フラッピングのトラブルシューティングの第一段階として show ip ospf statistics コマンドを使用することを推奨します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、SPF 計算に関する情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf statistics
OSPF Process p1 vrf default, Event statistics (cleared 2w3d ago)
Neighbor state changes: 82
Neighbor dead postponed: 0
Neighbor dead interval expirations: 2
Neighbor sequence number mismatches: 0
SPF computations: 101 full, 23 summary, 23 external
LSA Type Generated Refreshed Flushed Aged out
Following counters can not be reset:
LSA deletions: 0 pending, 14 hwm, 183 deleted, 14 revived, 27 runs
Hello queue: 0/200, hwm 2, drops 0
Flood queue: 0/100, hwm 2, drops 0
Buffers: in use hwm permanent alloc free
128 bytes 0 2 2 350300 350300
表 1-22 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-22 show ip ospf statistics フィールドの説明
|
|
OSPF process |
設定内の OSPF インスタンスに割り当てられた一意な値 |
vrf |
この OSPF インスタンスの VRF |
DR elections |
新しい代表ルータが選択された回数 |
Neighbor... |
ネイバーの詳細 |
LSA Type |
各タイプの LSA が送信された数 |
Hello queue |
処理する hello パケットのキュー • キュー内の現在数/キュー内の最大許容数 • hwm:最高水準点。キュー内に保存されていたパケットの最大数 • drops:キューがいっぱいでドロップされたパケットの数 |
flood queue |
処理するフラッド パケットのキュー |
buffers |
パケットの保存に使用するメモリ量 |
show ip ospf summary-address
OSPF インスタンスに設定されたすべてのサマリー アドレス再配布情報のリストを表示するには、 show ip ospf summary-address コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] summary-address [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、サマリー アドレスに関する情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf summary-address
OSPF Process 2, Summary-address
10.2.0.0/255.255.0.0 Metric -1, Type 0, Tag 0
10.2.0.0/255.255.0.0 Metric -1, Type 0, Tag 10
表 1-23 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-23 show ip ospf summary-address フィールドの説明
|
|
10.2.0.0/255.255.0.0 |
OSPF プロセスのルータの IP アドレスおよびマスク |
Metric -1 |
OSPF メトリック タイプ |
Type 0 |
LSA のタイプ |
Tag 0 |
OSPF プロセス タグの ID |
show ip ospf traffic
OSPF トラフィック統計情報を表示するには、 show ip ospf traffic コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] traffic [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
1 つまたは複数の OSPF インスタンスのトラフィック情報を表示するには、 show ip ospf traffic コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPF トラフィック情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf traffic
OSPF Process ID p1, vrf Red, Packet Counters (cleared 2w3d ago)
Total: 1690 in, 349230 out
LSU transmissions: first 100, rxmit 108, for req 16
Flooding packets output throttled (IP/tokens): 0 (0/0)
Ignored LSAs: 0, LSAs dropped during SPF: 0
LSAs dropped during graceful restart: 0
Errors: drops in 0, drops out 0, errors in 0
errors out 0, unknown in 0, unknown out 0
no ospf 0, bad version 0, bad crc 0
dup rid 0, dup src 0, invalid src 0
invalid dst 0, no nbr 0, passive 0
wrong area 0, nbr changed rid/ip addr 0
hellos dbds lsreqs lsus acks
表 1-24 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-24 show ospf traffic フィールドの説明
|
|
OSPF Process |
これらのトラフィック統計情報の OSPF インスタンス タグ |
vrf |
この OSPF インスタンスの VRF |
Errors |
drops |
ドロップされたパケットの数 |
bad version |
間違ったバージョンで受信されたパケットの数 |
dup rid |
重複したルータ ID のあるパケットの数 |
dup src |
重複した送信元アドレスのあるパケットの数 |
no nbr |
フル ネイバーではないルータからのパケットの数 |
nbr changed rid/ip addr |
ネイバーの値と一致しないルータ ID/IP アドレスのペアのあるパケットの数 |
lsreq |
タイプ LSREQ のパケットの数(必要な LSA) |
lsacks |
タイプ LSACK のパケットの数(確認応答された LSA) |
関連コマンド
|
|
clear ip ospf traffic |
OSPF トラフィック統計情報をクリアします。 |
show ip ospf virtual-links
OSPF 仮想リンクのパラメータと現在のステートを表示するには、 show ip ospf virtual-links コマンドを使用します。
show ip ospf [ instance-tag ] virtual-links [ brief ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。英数字文字列で指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
instance-tag |
(任意)インスタンス タグ。特定の OSPF インスタンスに関する OSPF 情報を表示するのにこのタグを使用します。 |
brief |
(任意)設定済み仮想リンクのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)OSPF VRF の名前。 vrf-name 引数には、任意の文字列で指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの vrf-names です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
設定済み仮想リンクに関する情報を表示するには、 show ip ospf virtual-links コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、仮想リンクに関する情報を表示する例を示します。
Router# show ip ospf virtual-links
Virtual link 2 to router 40.40.40.40 is up
Process ID p1 vrf default, Transit area 1, via interface Ethernet1/2, cost 10
Local Address 192.0.2.2, Remote Address 192.0.2.1
Index 4, Transmit delay 1 sec
1 Neighbors, flooding to 1, adjacent with 1
Timer intervals: hello 10, dead 40, wait 40, retransmit 5
Hello timer due in 00:00:04
Number of link LSAs: 0, checksum sum 0
Neighbor State is FULL, 4 state changes, last change 00:00:03
Hello options 0x2, dbd options 0x42
Last non-hello packet received 00:00:01
Dead timer due in 00:00:36
表 1-25 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-25 show ip ospf virtual-links フィールドの説明
|
|
Virtual Link |
OSPF ネイバーと、そのネイバーへのリンクがアップまたはダウンであるかを示します。 |
vrf |
この OSPF インスタンスの VRF |
Transit area... |
仮想リンクが形成される通過エリア |
via interface... |
仮想リンクが形成されるインターフェイス |
cost |
仮想リンクによって OSPF ネイバーに到達するコスト |
Transmit delay |
仮想リンク上の送信遅延(秒単位) |
Timer intervals... |
リンク用に設定されたさまざまなタイマー インターバル |
Hello timer due in 0:00:04 |
次の hello をネイバーから送信する時間 |
show ip policy
ルート ポリシー情報を表示するには、 show ip policy コマンドを使用します。
show ip policy [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、インターフェイスに付加されたポリシーを示します。
switch(config-if)# show ip policy
Interface Route-map Status VRF-Name
Ethernet2/45 floor1 Inactive --
関連コマンド
|
|
ip policy |
インターフェイスにルート ポリシーを設定します。 |
show ip prefix-list
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のプレフィクス リストを表示するには、 show ip prefix-list コマンドを使用します。
show ip prefix-list [ name ]
シンタックスの説明
name |
(任意)コミュニティ リストの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、プレフィクス リストを表示します。
switch(config)# show ip prefix-list
ip prefix-list test2: 1 entries
関連コマンド
|
|
ip prefix-list |
BGP プレフィクス リストを設定します。 |
show ip process
IP プロセスに関する情報を表示するには、 show ip process コマンドを使用します。
show ip process [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IP プロセスに関する詳細を示します。
switch(config)# show ip process
Auto discard is not added
Auto Null broadcast is configured
Auto Punt broadcast is configured
Static discard is not configured
Number of static default route configured is 0
Number of ip unreachable configured is 0
関連コマンド
|
|
show ipv6 process |
IPv6 プロセスに関する情報を表示します。 |
show ip rip
RIP の設定およびステータスを表示するには、任意のモードで show ip rip コマンドを使用します。
show ip rip [ instance-tag ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)RIP インスタンスを選択します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
デフォルト
デフォルトの動作または値はありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、 show ip rip コマンドの出力例を示します。
switch(config-if)# show ip rip
Process Name "rip-sd" vrf "default"
RIP port 520, multicast-group 224.0.0.9
Updates every 30 sec, expire in 180 sec
Collect garbage in 120 sec
Process is up and running
Interfaces supported by ipv4 RIP :
表 1-26 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-26 show ip rip フィールドの説明
|
|
Process Name |
RIP インスタンス タグ |
Admin-distance |
RIP に割り当てられた管理ディスタンス。ルータ アドレスファミリ コンフィギュレーション モードで distance コマンドを使用して、この値を設定できます。 |
Updates |
RIP アップデートのタイマー値。インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip timer basic コマンドを使用して、この値を設定できます。 |
expire |
有効期限が満了する RIP アップデートのタイマー値。インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip timer basic コマンドを使用して、この値を設定できます。 |
Collect garbage |
RIP ルート テーブルで不要なデータを収集するためのタイマー値。インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip rip timer basic コマンドを使用して、この値を設定できます。 |
Default metric |
デフォルトのメトリック値。ルータ アドレスファミリ モードで default-metric コマンドを使用して、この値を設定します。 |
Max-paths |
RIP ルート単位で許可された最大パスの数。ルータ アドレスファミリ モードで max-paths コマンドを使用して、この値を設定します。 |
Process |
この RIP インスタンスの管理および動作ステート |
Interfaces supported |
RIP バージョン、およびこの RIP インスタンス用に設定されたインターフェイスのリスト。インターフェイス コンフィギュレーション モードで ip router rip コマンドを使用して、インターフェイスを追加または削除します。 |
関連コマンド
|
|
show ip rip interface |
インターフェイスの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip neighbor |
RIP ネイバー情報を表示します。 |
show ip rip policy statistics |
RIP ポリシー統計情報を表示します。 |
show ip rip route |
RIP ルート情報を表示します。 |
show ip rip statistics |
RIP 統計情報を表示します。 |
show ip rip interface
RIP トポロジ テーブルからインターフェイス エントリ情報を表示するには、任意のモードで show ip rip interface コマンドを使用します。
show ip rip interface [ type instance ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
interface type slot/port |
(任意)インターフェイスを指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
デフォルト
このコマンドには、デフォルト設定はありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、 show ip rip interface コマンドの出力例を示します。
switch(config-if)# show ip rip interface ethernet 1/2
Process Name "rip-sd" vrf "default"
RIP-configured interface information
GigabitEthernet1/2, protocol-down/link-down/admin-down, RIP state : down
address/mask NotConfigured, metric 1, split-horizon
表 1-27 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-27 show ip rip interface フィールドの説明
|
|
Process Name |
RIP インスタンス タグ |
vrf |
このインターフェイスの VRF |
Interface information |
インターフェイス管理および動作ステート |
RIP state |
このインターフェイスの RIP 情報 |
関連コマンド
|
|
show ip rip |
RIP 情報を表示します。 |
show ip rip neighbor |
RIP ネイバー情報を表示します。 |
show ip rip policy statistics |
RIP ポリシー統計情報を表示します。 |
show ip rip route |
RIP ルート情報を表示します。 |
show ip rip statistics |
RIP 統計情報を表示します。 |
show ip rip neighbor
RIP トポロジ テーブルからネイバー情報を表示するには、任意のモードで show ip rip neighbor コマンドを使用します。
show ip } rip neighbor [ interface-type instance ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
デフォルト
デフォルトの動作または値はありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、 show rip neighbor コマンドの出力例を示します。
switch(config-if)# show ip rip neighbor
Process Name "rip-sd" vrf "default"
RIP Neighbor Information (number of neighbors = 0)
('dead' means more than 300 seconds ago)
表 1-28 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-28 show ip rip neighbor フィールドの説明
|
|
Process Name |
RIP インスタンス タグ |
vrf |
このインターフェイスの VRF |
Neighbor information |
このインターフェイスで認識された RIP ネイバーの数 |
関連コマンド
|
|
show ip rip |
RIP 情報を表示します。 |
show ip rip interface |
インターフェイスの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip policy statistics |
RIP ポリシー統計情報を表示します。 |
show ip rip route |
RIP ルート情報を表示します。 |
show ip rip statistics |
RIP 統計情報を表示します。 |
show ip rip policy statistics
RIP のポリシー統計情報を表示するには、任意のモードで show ip rip policy statistics コマンドを使用します。
show ip rip policy statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | ospfv3 id | static } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
bgp |
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のポリシー統計情報を表示します。 |
direct |
直接接続されたルートのポリシー統計情報のみを表示します。 |
eigrp |
Enhanced IGRP(EIGRP)のポリシー統計情報を表示します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
ospf |
OSPF プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
ospfv3 |
OSPF バージョン 3(OSPFv3)プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードは、ルートの再配布元である EIGRP インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードは、ルートの再配布元である IS-IS インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードは、ルートの再配布元である OSPF インスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
デフォルト
デフォルトの動作または値はありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、EIGRP のポリシー統計情報を表示する例を示します。
switch# show ip rip policy statistics redistribute eigrp 201
関連コマンド
|
|
clear ip rip policy statistics |
RIP のポリシー統計情報をクリアします。 |
show ip rip |
RIP 情報を表示します。 |
show ip rip interface |
インターフェイスの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip neighbor |
ネイバーの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip route |
RIP ルート情報を表示します。 |
show ip rip statistics |
RIP 統計情報を表示します。 |
show ip rip route
RIP トポロジ テーブルからルート情報を表示するには、任意のモードで show ip rip route コマンドを使用します。
show ip rip route [ prefix/length ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
prefix/length |
(任意)ルーティング情報を表示する IP または IPv6 プレフィクス |
summary |
(任意)集約経路に関する情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
デフォルト
デフォルトの動作または値はありません。
コマンド モード
すべて
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、 show ip rip route コマンドの出力例を示します。
:switch# show ip rip route
表 1-29 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-29 show ip rip route フィールドの説明
|
|
関連コマンド
|
|
show ip rip |
RIP 情報を表示します。 |
show ip rip interface |
インターフェイスの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip neighbor |
ネイバーの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip policy statistics |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
show ip rip statistics |
RIP 統計情報を表示します。 |
show ip rip statistics
RIP トポロジ テーブルから統計エントリ情報を表示するには、任意のモードで show ip rip statistics コマンドを使用します。
show ip rip statistics [ interface-type instance ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンドのデフォルト
デフォルトの動作または値はありません。
コマンド モード
すべて
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、 show ip rip statistics コマンドの出力例を示します。
switch# show ip rip statistics
Sent Multicast Updates: periodic 0,triggered 0
Sent Multicast Requests: 0
Sent Unicast Updates: 544
Sent Unicast Requests: 544
Recv Multicast Updates: 0
Recv Multicast Requests: 0
Recv Unicast Updates: 500
Recv Unicast Requests: 544
表 1-30 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-30 show rip statistics フィールドの説明
|
|
Sent Multicast Updates: |
送信された RIP マルチキャスト アップデートの数 |
Sent Multicast Requests: |
送信された RIP マルチキャスト要求の数 |
Sent Unicast Updates: |
送信された RIP ユニキャスト アップデートの数 |
Sent Unicast Requests: |
送信された RIP ユニキャスト要求の数 |
Recv Multicast Updates: |
受信された RIP マルチキャスト アップデートの数 |
Recv Multicast Requests: |
受信された RIP マルチキャスト要求の数 |
Recv Unicast Updates: |
受信された RIP ユニキャスト アップデートの数 |
Recv Unicast Requests: |
受信された RIP ユニキャスト要求の数 |
Recv Bad Pkts: |
受信された不良 RIP パケットの数 |
Recv Bad Routes: |
受信された不良 RIP ルートの数 |
関連コマンド
|
|
show ip rip |
RIP 情報を表示します。 |
show ip rip interface |
インターフェイスの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip neighbor |
ネイバーの RIP 情報を表示します。 |
show ip rip policy statistics |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
show ip rip route |
RIP ルート情報を表示します。 |
show ip route
ユニキャスト RIB からルートを表示するには、 show ip route コマンドを使用します。
show ip route [ all | addr | hostname | prefix | route-type | interface type number | next-hop addr ]] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
all |
(任意)すべてのルートを表示します。 |
addr |
(任意)IPv4 アドレス。形式は x.x.x.x です。 |
hostname |
ホスト名。 name は、大文字と小文字が区別される 80 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
prefix |
(任意)IPv4 プレフィクス。形式は x.x.x.x/length です。length の範囲は 1 ~ 32 です。 |
route-type |
(任意)ルート タイプ。 ? を使用して タイプのリストを表示します。 |
interface type number |
(任意)インターフェイスのルートを表示します。 ? を使用して サポートされているインターフェイスを表示します。 |
next-hop addr |
(任意)このネクストホップ アドレスのあるルートを表示します。形式は x.x.x.x です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(3) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
hostname 引数が追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ルート テーブルを表示します。
switch(config)# show ip route all
IP Route Table for VRF "default"
'*' denotes best ucast next-hop '**' denotes best mcast next-hop
'[x/y]' denotes [preference/metric]
0.0.0.0/32, 1 ucast next-hops, 0 mcast next-hops
*via Null0, [220/0], 00:45:24, local, discard
255.255.255.255/32, 1 ucast next-hops, 0 mcast next-hops
*via sup-eth1, [0/0], 00:45:24, local
関連コマンド
|
|
clear ip route |
ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show ip static-route
ユニキャスト RIB からスタティック ルートを表示するには、 show ip static-route コマンドを使用します。
show ip static-route [ vrf { vrf-name | all }]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
all |
(任意)すべての VRF 名を指定します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1) |
all キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、スタティック ルートを表示します。
switch(config)# show ip static-route
IPv4 Unicast Static Routes:
Total number of routes: 0, unresolved: 0
関連コマンド
|
|
ip route |
スタティック ルートを設定します。 |
show ip traffic
IP トラフィック情報を表示するには、 show ip traffic コマンドを使用します。
show ip traffic
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IP トラフィック情報を表示します。
switch(config)# show ip traffic
IP Software Processed Traffic Statistics
----------------------------------------
Transmission and reception:
Packets received: 14121, sent: 3415, consumed: 0,
Forwarded, unicast: 0, multicast: 0, Label: 0
end: 0, nop: 0, basic security: 0, loose source route: 0
timestamp: 0, extended security: 0, record route: 0
stream ID: 0, strict source route: 0, alert: 45, cipso: 0, ump: 0
Bad checksum: 0, packet too small: 0, bad version: 0,
Bad header length: 0, bad packet length: 0, bad destination: 0,
Bad ttl: 0, could not forward: 126, no buffer dropped: 0,
Bad encapsulation: 0, no route: 0, non-existent protocol: 0
Fragmentation/reassembly:
Fragments received: 0, fragments sent: 0, fragments created: 0,
Fragments dropped: 0, packets with DF: 0, packets reassembled: 0,
ICMP Software Processed Traffic Statistics
------------------------------------------
Redirect: 0, unreachable: 0, echo request: 0, echo reply: 1,
Mask request: 0, mask reply: 0, info request: 0, info reply: 0,
Parameter problem: 0, source quench: 0, timestamp: 0,
Timestamp response: 0, time exceeded: 0,
Irdp solicitation: 0, irdp advertisement: 0
Redirect: 0, unreachable: 337, echo request: 1, echo reply: 0,
Mask request: 0, mask reply: 0, info request: 0, info reply: 0,
Parameter problem: 0, source quench: 0, timestamp: 0,
Timestamp response: 0, time exceeded: 0,
Irdp solicitation: 0, irdp advertisement: 0,
Format error: 0, checksum error: 0
Statistics last reset: never
関連コマンド
|
|
show ip process |
IP プロセスに関する情報を表示します。 |
show ip wccp
Web Cache Communication Protocol(WCCP)に関連するグローバル統計情報を表示するには、 show ip wccp コマンドを使用します。
show ip wccp [ vrf vrf-name ] [ service-number | web-cache ] [ detail | mask | service | view ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)サービス グループを作成する必要のある VRF を指定します。VRF が指定されなかった場合は、デフォルト グローバル VRF 内にサービス番号が作成されます。 vrf-name は、大文字と小文字が区別される 32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
service-number |
(任意)ダイナミック サービス識別情報。 service-number の範囲は 1 ~ 255 です。 |
web-cache |
(任意)既知の Web キャッシュ サービスに関する情報を表示します。 |
detail |
(任意)デバイスとすべての Web キャッシュに関する情報を表示します。 |
mask |
(任意)WCCP マスクに関する情報を表示します。 |
service |
(任意)WCCP サービスに関する情報を表示します。 |
view |
(任意)削除された、または削除されていないサービス グループのメンバーに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
show ip wccp service-number コマンドは、Total Packets Redirected カウントを提供するために使用します。Total Packets Redirected カウントは、リダイレクトされたフローまたはセッションの数です。
show ip wccp service-number detail コマンドは、Pakets Redirected カウントを提供するために使用します。Packets Redirected カウントは、リダイレクトされたフローまたはセッションの数です。
clear ip wccp コマンドは、統計情報をリセットするために使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、サービス 90 の WCCP 情報を表示する例を示します。
switch(config)# show ip wccp 90
Number of Service Group Clients: 1
Number of Service Group Routers: 1
Total Packets Redirected: 0
Service Access-list: tcp91
Total Packets Dropped Closed: 0
Redirect Access-list: -none-
Total Packets Denied Redirect: 0
Total Packets Unassigned: 0
Total Authentication failures: 0
Total Bypassed Packets Received: 0
表 1-31 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-31 show ip rip フィールドの説明
|
|
Service Identifier |
サービスの識別情報 |
Number of Service Group Clients |
サービス グループ内のルータ数 |
Total Packets Redirected |
ルータによってリダイレクトされたパケットの総数 |
Service mode |
WCCP サービス モード。オプションは open と closed です。 |
Service Access-list |
サービスと一致するパケットが定義された名前付き IP アクセス リスト |
Total Packets Dropped Closed |
WCCP が、クローズされたサービス用に設定されており、サービスの処理に中継装置が使用できない場合に破棄されたパケットの総数 |
Redirect Access-list |
リダイレクトするパケットが決定されるアクセス リストの名前 |
Total Packets Denied Redirect |
アクセス リストと一致しないためにリダイレクトされなかったパケットの総数 |
Total Packets Unassigned |
どのキャッシュ エンジンにも割り当てられていないためにリダイレクトされなかったパケット数。キャッシュ エンジンの初期検出中またはクラスタからキャッシュが取り外されたときは、パケットが割り当てられない可能性があります。 |
Total Authentication failures |
パスワードが一致しなかったインスタンス数 |
Total Bypassed Packets Received |
バイパスされた(ネゴシエート済みのリターン方式を通して到着した)パケット数 |
次に、サービス 10 の WCCP グループ メンバーの詳細を表示する例を示します。
switch(config)# show ip wccp 10 view
WCCP Cache Engines Visible
WCCP Cache Engines Not Visible:
WCCP Cache Engines Not Visible フィールドにキャッシュ エンジンが表示されない場合は、認識できないキャッシュ エンジンをマップするようにルータを設定し直す必要があります。
表 1-32 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-32 show ip wccp view フィールドの説明
|
|
WCCP Router Informed of |
現在のルータによって削除されたルータのリスト |
WCCP Clients Visible |
サービス グループ内のルータで認識可能なクライアントとその他のクライアントのリスト |
WCCP Clients Not Visible |
サービス グループ内のルータで認識できないクライアントとその他のクライアントのリスト |
次に、サービス タイプを含む WCCP クライアント情報と WCCP ルータ統計情報を表示する例を示します。
switch(config)# show ip wccp 91 detail
Mask SrcAddr DstAddr SrcPort DstPort
---- ------- ------- ------- -------
0001: 0x00000001 0x00000000 0x0000 0x0000
Value SrcAddr DstAddr SrcPort DstPort CE-IP
----- ------- ------- ------- ------- -----
0001: 0x00000000 0x00000000 0x0000 0x0000 0x0a010101 (10.1.1.1)
0002: 0x00000001 0x00000000 0x0000 0x0000 0x0a010101 (10.1.1.1)
表 1-33 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-33 show ip wccp detail フィールドの説明
|
|
WCCP Router information |
サービス グループ内のキャッシュ エンジンに接続されたルータに関連付けられた WCCP の IP アドレスとバージョン用のフィールドを含むエリアのヘッダー |
IP Address |
サービス グループ内のキャッシュ エンジンに接続されたルータの IP アドレス |
WCCP Client Information |
クライアントの情報に関するフィールドを含むエリアのヘッダー |
IP Address |
サービス グループ内のキャッシュ エンジンの IP アドレス |
State |
キャッシュ エンジンが正常に動作しており、サービス グループ内のルータやその他のキャッシュ エンジンから認識できるかどうか |
Packets Redirected |
キャッシュ エンジンにリダイレクトされたパケット数 |
Connect Time |
キャッシュ エンジンがルータに接続されている時間 |
Bypassed Packets |
バイパスされたパケット数 |
関連コマンド
|
|
clear ip wccp |
WCCP によってリダイレクトされたパケットのカウンタをクリアします。 |
ip wccp |
ルータ上で WCCP をイネーブルにして、使用するサービス タイプを指定します。 |
show ip interface |
インターフェイスの IP 情報とステータスのサマリーを列挙します。 |
show ipv6 adjacency
隣接情報を表示するには、 show ipv6 adjacency コマンドを使用します。
show ipv6 adjacency [ ipv6-addr | interface ] [ detail ] [ non-best ] [ statistics ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv6-addr |
(任意)IPv6 送信元アドレス。形式は A:B::C:D です。 |
interface |
(任意)インターフェイス。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
detail |
(任意)詳細な隣接関係情報を表示します。 |
non-best |
(任意)ベスト隣接関係エントリと代替隣接関係エントリを表示します。 |
statistics |
(任意)隣接関係統計情報を表示します。 |
summary |
(任意)隣接関係情報のサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.2(1) |
non-best キーワードと summary キーワードが追加されました。 |
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、隣接関係情報のサマリーを表示します。
switch# show ipv6 adjacency summary
IPv6 Adjacency Table for VRF default
Total number of entries: 0
Address Age MAC Address Pref Source Interface
関連コマンド
|
|
show forwarding adjacency |
転送隣接関係情報を表示します。 |
show ipv6 bgp
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)テーブルのエントリを表示するには、 show ipv6 bgp コマンドを使用します。
show iv6p bgp [ ipv6-addr | ipv6-prefix [ longer-prefixes ]] [ received-paths ] [ regexp expression ] [ route-map map-name ] [ summary] [vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv6-addr |
(任意)BGP ルート テーブルからのネットワーク。形式は A:B::C:D です。 |
ipv6-prefix |
(任意)BGP ルート テーブルからのプレフィクス。形式は A:B::C:D/length です。 |
longer-prefixes |
(任意)プレフィクスとより詳しいルートを表示します。 |
received-paths |
(任意)ソフト リコンフィギュレーション用に保存されたパスを表示します。 |
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
route-map map-name |
(任意)ルート マップと一致するルートを表示します。マップ名は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
summary |
(任意)ルートのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ルート テーブルを表示します。
switch(config-router)# show ipv6 bgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv6 Unicast
関連コマンド
|
|
clear bgp |
BGP ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show ipv6 bgp community
コミュニティと一致する BGP ルートを表示するには、 show ipv6 bgp community コマンドを使用します。
show iv6 bgp community [ as-number ] [ internet] [no-advertise] [no-export] [no-export-subconfed ] [ exact-match ]} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
as-number |
AS 番号。AS 番号は、<上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> 形式の 16 ビットの整数または 32 ビットの整数です。 |
internet |
(任意)インターネット コミュニティを表示します。 |
no-advertise |
(任意)no-advertise コミュニティを表示します。 |
no-export |
(任意)no-export コミュニティを表示します。 |
no-export-subconfed |
(任意)no-export-subconfed コミュニティを表示します。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp community
関連コマンド
|
|
ip community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show ipv6 bgp community-list
コミュニティ リストと一致する Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show ipv6 bgp community-list コマンドを使用します。
show ipv6 bgp [ community-list commlist-name [ exact-match ]} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
community-list commlist-name |
コミュニティ リストと一致するルートを表示します。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp community-list test1
関連コマンド
|
|
ip community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show ipv6 bgp dampening
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ダンプニング情報を表示するには、 show ipv6 bgp dampening コマンドを使用します。
show ipv6 bgp dampening { dampened-paths [ regexp expression ] | flap-statistics | history-paths [ regexp expression ] | parameters } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
dampened-paths |
ダンプニングされたパスをすべて表示します。 |
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
flap-statistics |
ルートの統計情報を表示します。 |
history-paths |
履歴パスをすべて表示します。 |
parameters |
ダンプニング パラメータをすべて表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ダンプニング情報を表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp dampening dampened-paths
関連コマンド
|
|
show ip bgp dampening |
BGP ダンプニング情報を表示します。 |
show ipv6 bgp extcommunity-list
拡張コミュニティ リストと一致する BGP ルートを表示するには、 show ipv6 bgp extcommunity-list コマンドを使用します。
show ipv6 bgp extcommunity-list commlist-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
commlist-name |
拡張コミュニティ リストの名前。 commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)拡張コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp extcommunity-list test1
関連コマンド
|
|
ip extcommunity-list |
拡張コミュニティ リストを作成します。 |
show ipv6 bgp filter-list
フィルタ リストと一致する Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show ipv6 bgp filter-list コマンドを使用します。
show ipv6 bgp filter-list list-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
list-name |
フィルタ リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)フィルタの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、フィルタ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp filter-list test1
関連コマンド
|
|
show ip bgp filter-list |
フィルタ リストと一致する BGP ルートを表示します。 |
show ipv6 bgp flap-statistics
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)フラップ統計情報を表示するには、 show ipv6 bgp flap-statistics コマンドを使用します。
show ipv6 bgp flap-statistics [ prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は A:B::C:D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、フラップ統計情報を表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp flap-statistics
関連コマンド
|
|
show ip bgp |
BGP 情報を表示します。 |
show ipv6 bgp history-paths
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)履歴パスを表示するには、 show ipv6 bgp history-paths コマンドを使用します。
show ipv6 bgp history-paths [ regexp expression ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
regexp expression |
(任意)正規表現と一致する情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP 履歴パス情報を表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp history-paths
関連コマンド
|
|
show ip bgp history-paths |
BGP 履歴パス情報を表示します。 |
show ipv6 bgp neighbors
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ネイバーを表示するには、 show ipv6 bgp neighbors コマンドを使用します。
show ipv6 bgp neighbors [ addr [ advertised-routes | flap-statistics | paths | received-routes | routes [ advertised | dampened | received ]] | prefix ] [ vrf { all | vrf-name }]
シンタックスの説明
addr |
IPv6 アドレス。形式は A:B::C:D です。 |
advertised-routes |
(任意)このネイバーにアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
flap-statistics |
(任意)このネイバーから受信されたルートのフラップ統計情報を表示します。 |
paths |
(任意)このネイバーから取得された AS パスを表示します。 |
received-routes |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
routes |
(任意)このネイバーとの間で受信またはアドバタイズされたルートを表示します。 |
advertised |
(任意)このネイバー用にアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
dampened |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのダンプニングされたルートを表示します。 |
received |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は A:B::C:D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
all |
(任意)すべての VRFS を指定します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
paths キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネイバーを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp neighbors
関連コマンド
|
|
show ip bgp neighbors |
BGP 情報を表示します。 |
show ipv6 bgp nexthop
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ネクストホップ情報を表示するには、 show ipv6 bgp nexthop コマンドを使用します。
show ipv6 bgp nexthop addr [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
addr |
IPv4 アドレス。形式は A:B::C:D です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネクストホップ情報を表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp nexthop 2001:0DB8::1
関連コマンド
|
|
show ip bgp nexhop |
BGP 情報を表示します。 |
show ipv6 bgp nexthop-database
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ネクストホップ データベースを表示するには、 show ipv6 bgp nexthop-database コマンドを使用します。
show ipv6 bgp nexthop-database [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、BGP ネクストホップ データベースを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp nexthop-database
関連コマンド
|
|
show ip bgp nexhop-database |
BGP 情報を表示します。 |
show ipv6 bgp prefix-list
プレフィクス リストと一致する Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)ルートを表示するには、 show ipv6 bgp prefix-list コマンドを使用します。
show ipv6 bgp prefix-list list-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
list-name |
プレフィクス リストの名前。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)フィルタの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、プレフィクス リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 bgp prefix-list test1
関連コマンド
|
|
show ip bgp prefix-list |
プレフィクス リストと一致する BGP ルートを表示します。 |
show ipv6 client
内部 IPv6 クライアントに関する情報を表示するには、 show ipv6 client コマンドを使用します。
show ipv6 client [ name ]
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ICMPv6 の IPv6 クライアント情報を表示します。
switch(config-if)# show ipv6 client icmpv6
IPv6 Registered Client Status
Client: icmpv6, status: up, pid: 3688, extended pid: 3688
Protocol: 58, pib-index: 2, routing context id: 255
IPC messages to control mq: 3
IPC messages to data mq: 0
関連コマンド
|
|
show ipv6 process |
IPv6 プロセスに関する情報を表示します。 |
show ipv6 eigrp
EIGRP for IPv6 プロセスのサマリーを表示するには、 show ipv6 eigrp コマンドを使用します。
show ipv6 eigrp [ instance-tag ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、すべての EIGRP for IPv6 インスタンスを表示する例を示します。
IP-EIGRP AS 0 ID 0.0.0.0 VRF default
Authentication mode: none
Authentication key-chain: none
Metric weights: K1=1 K2=0 K3=1 K4=0 K5=0
IP proto: 88 Multicast group: ff02::000a
Int distance: 90 Ext distance: 170
Number of EIGRP interfaces: 0 (0 loopbacks)
show ipv6 eigrp accounting
EIGRP for IPv6 プロセスのプレフィクス アカウンティング情報を表示するには、 show ipv6 eigrp accounting コマンドを使用します。
show ipv6 eigrp [ instance-tag ] accounting [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。このオプションは、VRF インスタンスが指定されていない場合に使用できます。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP アカウンティング情報を表示する例を示します。
switch# show ipv6 eigrp accounting
IPv6-EIGRP accounting for AS(100)/ID(192.0.2.1) vrf RED
States: A-Adjacency, P-Pending, D-Down
State Address/Source Interface Prefix Restart Restart/
P Redistributed ---- 0 3 211
A 2001:0DB8::2 e2/1 2 0 84
P 2001:0DB8::3 e3/3 0 2 114
D 2001:0DB8::4 e4/1 0 3 0
表 1-34 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-34 show ipv6 eigrp accounting フィールドの説明
|
|
IPv6-EIGRP accounting for AS... |
EIGRP インスタンス、AS 番号、ルータ ID、および ID |
Total Prefix Count: |
EIGRP インスタンス トポロジ テーブル内のプレフィクスを合計します。カウントには、すべてのネイバーまたは再配布から学習したプレフィクスが含まれます。 |
States:A-Adjacency、P-Pending、D-Down |
A-Adjacency:ネイバーまたは通常の再配布ステートが安定した隣接関係であることを示します。 P-Pending:プレフィクスの上限を超えたため、ネイバーとの隣接関係または再配布が中断されているか、ペナルティを課された状態になっています。 D-Down: clear route コマンドを使用した手動リセットが実行されるまで、ネイバーとの隣接関係または再配布が中断されています。 |
Address/Source |
再配布送信元のピア IP アドレス |
Prefix Count |
送信元別の取得されたプレフィクスの総数。 (注) ルートは複数の送信元からの同じプレフィクスとして取得できます。また、このカラム内のすべてのプレフィクス カウントの合計が、「Prefix Count」フィールドに表示された数値を上回る場合があります。 |
Restart Count |
ルート送信元が最大プレフィクス制限を超えた回数 |
Restart Reset(s) |
ルート送信元が P(penalized)ステートである時間(秒単位)。ルート送信元が A(安定または通常の)ステートである場合、表示された時間は penalization 履歴がリセットされるまでの時間になります(秒単位)。 |
show ipv6 eigrp interfaces
EIGRP for IPv6 に設定されたインターフェイスに関する情報を表示するには、 show ipv6 eigrp interfaces コマンドを使用します。
show ipv6 eigrp [ instance-tag ] interfaces [ type instance ] [ brief ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス instance を指定すると、ネイバーテーブルからこのインターフェイスを介して学習されたエントリをすべて削除します。 詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
brief |
(任意)EIGRP インターフェイス情報の概要を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
デフォルト
VRF またはインターフェイスが指定されていない場合、このコマンドはデフォルト VRF のすべてのインターフェイスを表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show ipv6 eigrp interfaces コマンドは、どのインターフェイス EIGRP がアクティブかを決定し、それらのインターフェイスに関連した EIGRP に関する情報を取得するために使用します。
インターフェイスを指定すると、そのインターフェイスのみが表示されます。指定しないと、EIGRP が稼動するすべてのインターフェイスが表示されます。
Autonomous System(AS; 自律システム)を指定すると、指定された AS のルーティング システムのみが表示されます。指定しないと、すべての EIGRP プロセスが表示されます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP インターフェイスに関する情報を表示する例を示します。
switch# show ipv6 eigrp interfaces brief
IPv6 EIGRP interfaces for process 1 vrf default
Xmit Queue Mean Pacing Time Multicast Pending
Interface Peers Un/Reliable SRTT Un/Reliable Flow Timer Routes
表 1-35 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-35 show ip eigrp interfaces フィールドの説明
|
|
Interface |
EIGRP が設定されているインターフェイス |
Peers |
直接接続された EIGRP ネイバーの数 |
Xmit Queue Un/Reliable |
信頼できない、または信頼できる送信キューにあるパケットの数 |
Mean SRTT |
平均 smoothed round-trip time(SRTT)インターバル(ミリ秒単位) |
Pacing Time Un/Reliable |
EIGRP パケット(信頼できない、または信頼できるパケット)をインターフェイスに送信するときを決定するペーシング時間 |
Multicast Flow Timer |
ルータがマルチキャスト EIGRP パケットを送信する最大秒数 |
Pending Routes |
送信されるのを待っている、送信キュー内のパケット内のルート数 |
関連コマンド
|
|
show ipv6 eigrp neighbors |
EIGRP が検出したネイバーを表示します。 |
show ipv6 eigrp neighbors
EIGRP for IPv6 によって検出されたネイバーに関する情報を表示するには、 show ipv6 eigrp neighbors コマンドを使用します。
show ipv6 eigrp [ instance-tag ] neighbors [ detail ] [ interface-type interface-instance ] [ static ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
detail |
(任意)詳細な EIGRP ネイバー情報を表示します。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
interface-instance |
(任意)物理インターフェイス インスタンスまたは仮想インターフェイス インスタンス instance を指定すると、ネイバーテーブルからこのインターフェイスを介して学習されたエントリをすべて削除します。 ルータ構文の詳細については、疑問符( ? )オンライン ヘルプ機能を使用します。 |
static |
(任意)スタティック EIGRP インターフェイス情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
デフォルト
VRF またはインターフェイスが指定されていない場合、このコマンドはすべてのインターフェイス上のデフォルト VRF に関するすべてのネイバーを表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show ipv6 eigrp neighbors コマンドは、ネイバーがアクティブまたは非アクティブになるタイミングを特定するために使用します。このコマンドは、特定の転送問題のデバッグにも役立ちます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP ネイバーに関する情報を表示する例を示します。
switch# show ipv6 eigrp neighbors
IPv6-EIGRP Neighbors for process 77 vrf default
Address Interface Holdtime Uptime Q Seq SRTT RTO
(secs) (h:m:s) Count Num (ms) (ms)
2001:0DB8::28 e1/3 13 0:00:41 0 11 4 20
2001:0DB8:2 e4/4 14 0:02:01 0 10 12 24
表 1-36 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-36 show ip eigrp neighbors フィールドの説明
|
|
process |
ルータ コンフィギュレーション コマンドで指定された Autonomous System(AS; 自律システム)番号 |
vrf |
VRF 名。 |
Address |
EIGRP ピアの IPv6 アドレス |
Interface |
ルータがピアから hello パケットを受信するインターフェイス |
Holdtime |
ピアがダウンしていると宣言するまでに、Cisco NX-OS ソフトウェア がピアからの受信を待機する時間(秒単位) |
Uptime |
ローカル ルータがこのネイバーから最初に受信して以降の経過時間(時分秒単位) |
Q Count |
ソフトウェアが送信を待機する EIGRP パケット(アップデート、クエリー、および応答)の数 |
Seq Num |
このネイバーから受信した最後のアップデート、クエリー、または応答パケットのシーケンス番号 |
SRTT |
smoothed round-trip time(SRTT)。このフィールドは、EIGRP パケットをこのネイバーに送信し、ローカル ルータがパケットの acknowledgment(ACK; 確認応答)を受信するのに必要なミリ秒数を示します。 |
RTO |
再送信タイムアウト(ミリ秒単位)。このフィールドは、再送信キューからパケットをネイバーに再送信するまでソフトウェアが待機する時間を示します。 |
次に、EIGRP ネイバーに関する詳細な情報を表示する例を示します。
switch# show ipv6 eigrp neighbors detail
IPv6-EIGRP neighbors for AS 1 vrf default
H Address Interface Hold Uptime SRTT RTO Q Seq
0 2001:0DB9::10 e1/5 14 01:00:52 3 200 0 10
Version 12.4/1.2, Retrans: 0, Retries: 0, Prefixes: 3
表 1-37 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-37 show ip eigrp neighbors detail フィールドの説明
|
|
Version |
ノードおよびネイバーで稼動する EIGRP ソフトウェアのバージョン |
Retrans: |
このネイバーへの再送信の数 |
Retries: |
最後の ACK 以降の、このネイバーへの再送信の数 |
Prefixes |
このネイバーから学習したプレフィクスの数 |
関連コマンド
|
|
clear ipv6 eigrp neighbors |
EIGRP のネイバーをクリアします。 |
show ipv6 eigrp route-map statistics
EIGRP for IPv6 のルート再配布統計情報を表示するには、任意のモードで show ipv6 eigrp route-map statistics コマンドを使用します。
show ipv6 eigrp [ instance-tag ] route-map statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospfv3 id | rip id | static } [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
bgp |
BGP のポリシー統計情報を表示します。 |
direct |
直接接続されたルートのポリシー統計情報のみを表示します。 |
eigrp |
EIGRP のポリシー統計情報を表示します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
ospfv3 |
OSPFv3 プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
rip |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
id |
bgp キーワードの場合の id は、自律システム番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 eigrp キーワードの場合の id は、ルートが再配布される EIGRP インスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 isis キーワードの場合の id は、ルートが再配布される IS-IS インスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 ospf キーワードの場合の id は、ルートが再配布される OSPF インスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、EIGRP のルート マップ統計情報を表示する例を示します。
switch(config)# show ipv6 eigrp route-map statistics redistribute direct
C: No. of comparisons, M: No. of matches
Total accept count for policy: 10
Total reject count for policy: 0
関連コマンド
|
|
clear ipv6 eigrp route-map statistics |
EIGRP のルート マップ統計情報をクリアします。 |
show ipv6 eigrp traffic |
EIGRP トラフィック統計情報を表示します。 |
show ipv6 eigrp topology
EIGRP for IPv6 トポロジ テーブルを表示するには、 show ipv6 eigrp topology コマンドを使用します。
show ipv6 eigrp [ instance-tag ] topology [ ipv6-address/length ] [ active | all-links | detail-links | pending | summary | zero-successors ] [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
ipv6-address/length |
(任意)スラッシュ(/)と数値としてネットワーク マスクが指定された A:B::C:D 形式の IP アドレス。length の範囲は 1 ~ 128 です。 |
active |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルのアクティブ エントリのみを表示します。 |
all-links |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルのエントリをすべて表示します。 |
detail-links |
(任意)EIGRP トポロジ テーブル内の全エントリの詳細情報を表示します。 |
pending |
(任意)ネイバーからアップデートを待機する、またはネイバーへの応答を待機する EIGRP トポロジ テーブルのすべてのエントリを表示します。 |
summary |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルのサマリーを表示します。 |
zero-successors |
(任意)EIGRP トポロジ テーブルで使用可能なルートを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
VRF が指定されていない場合、このコマンドはデフォルトの VRF の情報を表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show ipv6 eigrp topology コマンドは、DUAL ステートを特定し、可能性のある DUAL 問題をデバッグするために使用します。
キーワードまたは引数を指定せずに show ipv6 eigrp topology コマンドを使用すると、Cisco NX-OS はフィージブル サクセサであるルートのみを表示します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP トポロジ テーブルを表示する例を示します。指定された内部ルートおよび外部ルートの EIGRP メトリックが表示されます。
switch# show ipv6 eigrp topology 2001:0DB8::/24
IP-EIGRP (AS 1): Topology entry for 2001:0DB8::/24
State is Passive, Query origin flag is 1, 1 Successor(s), FD is 281600
Routing Descriptor Blocks:
2001:0DB8::10 (Ethernet 2/1), from 2001:0DB8::1, Send flag is 0x0
Composite metric is (409600/128256), Route is External
Minimum bandwidth is 10000 Kbit
Total delay is 6000 microseconds
Originating router is 192.0.2.1
External protocol is Connected, external metric is 0
Administrator tag is 0 (0x00000000)
表 1-38 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-38 show ip eigrp topology フィールドの説明
|
|
Query origin |
クエリーの origin ステート |
Successors |
このプレフィクスのフィージブル サクセサの数 |
FD |
このプレフィクスのフィージブル ディスタンス |
2001:0DB8::10 (Ethernet 2/1) |
このパスが学習されたネクストホップとインターフェイス |
from 2001:0DB8::1 |
このパスの情報送信元 |
Send flag |
このネイバーへのこのプレフィクスの送信が中断されているかどうかの状態 |
Composite metric is... |
最初の番号は、宛先へのコストを示す EIGRP メトリックです。2 番目の番号は、このピアがアドバタイズした EIGRP メトリックです。 |
Route is |
ルート タイプ(内部または外部) |
Vector Metric |
ネイバーによってアドバタイズされたメトリック(帯域幅、遅延、信頼性、負荷、MTU、およびホップ カウント) |
External Data |
ネイバーによってアドバタイズされた外部情報(発信元ルータ ID、AS 番号、外部プロトコル、メトリック、およびタグ) |
show ipv6 eigrp traffic
送受信された EIGRP for IPv6 パケット数を表示するには、 show ipv6 eigrp traffic コマンドを使用します。
show ipv6 eigrp [ instance-tag ] traffic [ vrf { vrf-name | * }]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)EIGRP インスタンスの名前。インスタンス タグは、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
vrf * |
(任意)すべての VRF インスタンスを指定します。 |
デフォルト
VRF が指定されていない場合、このコマンドはデフォルトの VRF の情報を表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show ipv6 eigrp traffic コマンドは、この EIGRP インスタンスによって送受信されたパケット数を確認するために使用します。
さらに、このコマンドは、接続問題または設定問題によって、1 つのノードからのパケットがネイバー ノードに到達していないかどうか判断するのに役立ちます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、EIGRP トラフィック統計情報を表示する例を示します。
switch# show ipv6 eigrp traffic
IPv6-EIGRP Traffic Statistics for AS 1 vrf default
Hellos sent/received: 736/797
Updates sent/received: 6/6
Queries sent/received: 0/1
Replies sent/received: 1/0
Input queue high water mark 0, 0 drops
SIA-Queries sent/received: 0/0
SIA-Replies sent/received: 0/0
表 1-39 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-39 show ipv6 eigrp traffic フィールドの説明
|
|
AS |
router eigrp コマンドで指定された Autonomous System(AS; 自律システム)番号 |
vrf |
show コマンドで指定された VRF |
Hellos sent/received: |
送受信された hello パケットの数 |
Updates sent/received: |
送受信されたアップデート パケットの数 |
Queries sent/received: |
送受信されたクエリー パケットの数 |
Replies sent/received: |
送受信された応答パケットの数 |
Acks sent/received: |
送受信された acknowledgment(ACK; 確認応答)パケットの数 |
Input queue high water mark |
入力キューのパケットの最大数とドロップの数 |
SIA-Queries sent/received |
送受信された Stuck-in-Active クエリー パケットの数 |
SIA-Replies sent/received: |
送受信された Stuck-in-Active 応答パケットの数 |
show ipv6 fragments
キューイングされた IPv6 フラグメントに関する情報を表示するには、 show ipv6 fragments コマンドを使用します。
show ipv6 fragments [ ipv6-addr ]
シンタックスの説明
name |
(任意)IPv6 アドレス。形式は A:B::C:D です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IPv6 フラグメントを表示します。
switch(config-if)# show ipv6 fragments
関連コマンド
|
|
show ipv6 process |
IPv6 プロセスに関する情報を表示します。 |
show ipv6 icmp interface
ICMPv6 に関する情報を表示するには、 show ipv6 icmp interface コマンドを使用します。
show ipv6 icmp interface [ type number ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
type |
(任意)インターフェイス タイプ。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。 |
number |
(任意)インターフェイス番号。 ? を使用して 範囲を表示します。 |
detail |
(任意)詳細な ICMPv6 情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ICMPv6 情報を表示します。
switch(config-if)# show ipv6 icmp interface
関連コマンド
|
|
ipv6 icmp |
インターフェイスに ICMPv6 を設定します。 |
show ipv6 interface
インターフェイスの IPv6 情報を表示するには、 show ipv6 interface コマンドを使用します。
show ipv6 interface [ type number ] [ brief ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
type |
(任意)インターフェイス タイプ。 ? を使用して オプションを表示します。 |
number |
(任意)インターフェイス番号。 ? を使用して 範囲を表示します。 |
brief |
(任意)IP 情報のサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、イーサネット 2/1 の IPv6 情報を表示します。
switch# show ipv6 interface ethernet 2/1
Ethernet2/1, Interface status: protocol-down/link-down/admin-down, iod: 80
IPv6 address: 2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:0001
IPv6 subnet: 2001:0000:0000:0000:0000:0000:0000:0000/16
IPv6 link-local address: fe80::0218:baff:fed8:3ffd (default)
IPv6 multicast routing: disabled
IPv6 multicast groups locally joined:
ff02::0001:ff00:0001 ff02::0002 ff02::0001 ff02::0001:ffd8:3ffd
IPv6 multicast (S,G) entries joined: none
IPv6 MTU: 1500 (using link MTU)
IPv6 RP inbound packet-filtering policy: none
IPv6 RP outbound packet-filtering policy: none
IPv6 inbound packet-filtering policy: none
IPv6 outbound packet-filtering policy: none
IPv6 interface statistics last reset: never
IPv6 interface RP-traffic statistics: (forwarded/originated/consumed)
IPv6 interface hardware statistics not available
Reason: unsupported platform
関連コマンド
|
|
show ip interface |
インターフェイスの IP 情報を表示します。 |
show ipv6 mbgp
MP-BGP テーブル内のエントリを表示するには、 show ipv6 mbgp コマンドを使用します。
show ipv6 mbgp [ ipv6-addr | ipv6-prefix [ longer-prefixes ]] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv6-addr |
(任意)MBGP ルート テーブルからのネットワーク。形式は A:B::C:D です。 |
ipv6-prefix |
(任意)MBGP ルート テーブルからのプレフィクス。形式は A:B::C:D/length です。 |
longer-prefixes |
(任意)プレフィクスとより詳しいルートを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、MBGP ルート テーブルを表示します。
switch(config-router)# show ipv6 mbgp
BGP routing table information for VRF default, address family IPv6 Multicast
関連コマンド
|
|
clear ip mbgp |
MBGP ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show ipv6 mbgp community
コミュニティと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ipv6 mbgp community コマンドを使用します。
show ipv6 mbgp community [ as-number ] [ no-advertise] [no-export] [no-export-subconfed ] [ exact-match ]} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
as-number |
AS 番号。AS 番号は、<上位 16 ビットの 10 進数>.<下位 16 ビットの 10 進数> 形式の 16 ビットの整数または 32 ビットの整数です。 |
no-advertise |
(任意)no-advertise コミュニティを表示します。 |
no-export |
(任意)no-export コミュニティを表示します。 |
no-export-subconfed |
(任意)no-export-subconfed コミュニティを表示します。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 mbgp community
関連コマンド
|
|
ipv6 community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show ipv6 mbgp community-list
コミュニティ リストと一致する MP-BGP ルートを表示するには、 show ipv6 mbgp community-list コマンドを使用します。
show ipv6 mbgp community-list commlist-name [ exact-match ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
community-list commlist-name |
コミュニティ リストと一致するルートを表示します。commlist-name は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
exact-match |
(任意)コミュニティの完全一致を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、コミュニティ リストと一致するルートを表示します。
switch(
config)#
show ip v6mbgp community-list test1
関連コマンド
|
|
ipv6 community-list |
コミュニティ リストを作成します。 |
show ipv6 mbgp neighbors
MP-BGP ネイバーを表示するには、 show ipv6 mbgp neighbors コマンドを使用します。
show ipv6 mbgp neighbors [ addr [ advertised-routes | flap-statistics | paths | received-routes | routes [ advertised | dampened | received ]] | prefix ] [ vrf { all | vrf-name }]
シンタックスの説明
addr |
IPv6 アドレス。形式は A:B::C:D です。 |
advertised-routes |
(任意)このネイバーにアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
flap-statistics |
(任意)このネイバーから受信されたルートのフラップ統計情報を表示します。 |
paths |
(任意)このネイバーから取得された AS パスを表示します。 |
received-routes |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
routes |
(任意)このネイバーとの間で受信またはアドバタイズされたルートを表示します。 |
advertised |
(任意)このネイバー用にアドバタイズされたすべてのルートを表示します。 |
dampened |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのダンプニングされたルートを表示します。 |
received |
(任意)このネイバーから受信されたすべてのルートを表示します。 |
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は A:B::C:D/length です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
all |
(任意)すべての VRFS を指定します。 |
なし
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
paths キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、MBGP ネイバーを表示します。
switch(
config)#
show ipv6 mbgp neighbors
関連コマンド
|
|
show ip mbgp neighbors |
BGP 情報を表示します。 |
show ipv6 nd interface
ネイバー探索(ND)に関する情報を表示するには、 show ipv6 nd interface コマンドを使用します。
show ipv6 nd interface [ type number ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
type |
(任意)インターフェイス タイプ。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。 |
number |
(任意)インターフェイス番号。 ? を使用して 範囲を表示します。 |
detail |
(任意)詳細な ND 情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ND 情報を表示します。
switch(config-if)# show ipv6 nd interface
ICMPv6 ND Interfaces for VRF "default"
Ethernet2/45, Interface status: protocol-down/link-down/admin-down
IPv6 address: 2001:0db8:0000:0000:0000:0000:0000:0001
Last Neighbor-Solicitation sent: never
Last Neighbor-Advertisement sent: never
Last Router-Advertisement sent: never
Next Router-Advertisement sent in: 0.000000
Router-Advertisement parameters:
Periodic interval: 200 to 600 seconds
Send "Managed Address Configuration" flag: false
Send "Other Stateful Configuration" flag: false
Send "Current Hop Limit" field: 64
Send "MTU" option value: 1500
Send "Router Lifetime" field: 1800 secs
Send "Reachable Time" field: 0 ms
Send "Retrans Timer" field: 0 ms
Neighbor-Solicitation parameters:
NS retransmit interval: 1000 ms
ICMPv6 error message parameters:
関連コマンド
|
|
ipv6 nd |
インターフェイスに ICMPv6 ND を設定します。 |
show ipv6 neighbor
IPv6 ネイバーを表示するには、 show ipv6 neighbor コマンドを使用します。
show ipv6 neighbor [ ipv6-addr | interface ] [ detail ] [ non-best ] [ statistics ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
ipv6-addr |
(任意)IPv6 送信元アドレス。形式は A:B::C:D です。 |
interface |
(任意)インターフェイス。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
detail |
(任意)詳細なネイバー情報を表示します。 |
non-best |
(任意)ベスト隣接関係エントリと代替ネイバー エントリを表示します。 |
statistics |
(任意)ネイバー統計情報を表示します。 |
summary |
(任意)ネイバー関係情報のサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.2(1) |
non-best キーワードと summary キーワードが追加されました。 |
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
IPv6 隣接関係テーブルを表示するには、 show ipv6 neighbor コマンドを使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IPv6 ネイバーを表示します。
switch# show ipv6 neigbhor
IPv6 Adjacency Table for VRF default
Total number of entries: 0
Address Age MAC Address Pref Source Interface
関連コマンド
|
|
ipv6 nd |
インターフェイスに ICMPv6 ND を設定します。 |
show ipv6 policy
ルート ポリシー情報を表示するには、 show ipv6 policy コマンドを使用します。
show ipv6 policy [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、インターフェイスに付加されたポリシーを示します。
switch(config-if)# show ipv6 policy
Interface Route-map Status VRF-Name
Ethernet2/45 floor1 Inactive --
関連コマンド
|
|
ipv6 policy |
インターフェイスにルート ポリシーを設定します。 |
show ipv6 prefix-list
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のプレフィクス リストを表示するには、 show ipv6 prefix-list コマンドを使用します。
show ipv6 prefix-list [ name ]
シンタックスの説明
name |
(任意)コミュニティ リストの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、プレフィクス リストを表示します。
switch(config)# show ipv6 prefix-list
ip prefix-list test2: 1 entries
seq 5 permit 2001:0DB8::/8
関連コマンド
|
|
ipv6 prefix-list |
BGP プレフィクス リストを設定します。 |
show ipv6 process
IPv6 プロセスに関する情報を表示するには、 show ipv6 process コマンドを使用します。
show ipv6 process [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IPv6 プロセスに関する詳細を示します。
switch(config)# show ipv6 process
Auto discard is not added
Static discard is not configured
Number of static default route configured is 0
Number of ipv6 unreachable configured is 0
Local address list: 2001:0db8::0001 fe80::0218:baff:fed8:3ffd
関連コマンド
|
|
show ip process |
IPv4 プロセスに関する情報を表示します。 |
show ipv6 route
ユニキャスト RIB からルートを表示するには、 show ipv6 route コマンドを使用します。
show ipv6 route [ addr | hostname | prefix ] [ route-type ][ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
addr |
(任意)IPv6 アドレス。形式は A:B::C:D です。 |
hostname |
ホスト名。 name は、大文字と小文字が区別される 80 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
prefix |
(任意)IPv6 プレフィクス。形式は A:B::C:D/length です。length の範囲は 1 ~ 128 です。 |
route-type |
(任意)ルート タイプ。 ? を使用して タイプのリストを表示します。 |
summary |
(任意)ルート カウントを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(3) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
hostname 引数が追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ルート テーブルを表示します。
switch(config)# show ipv6 route
IPv6 Routing Table for VRF "default"
0::/127, ubest/mbest: 1/0
*via 0::, Null0, [220/0], 18:03:20, discard, discard
fe80::/10, ubest/mbest: 1/0
*via 0::, Null0, [220/0], 18:03:20, discard, discard
関連コマンド
|
|
clear ipv6 route |
ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show ipv6 routers
IPv6 ネイバー ルータを表示するには、 show ipv6 routers コマンドを使用します。
show ipv6 routers [ interface intif ][ vrf { vrf-name | all }]
シンタックスの説明
interface intif |
(任意)インターフェイスを指定します。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.1(2) |
このコマンドが追加されました。 |
5.0(2) |
interface キーワードと vrf キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、IPv6 ネイバーを表示する例を示します。
switch(config)# show ipv6 routers
関連コマンド
|
|
clear ipv6 neighbors |
IPv6 ネイバーの詳細を表示します。 |
show ipv6 static-route
ユニキャスト RIB からスタティック ルートを表示するには、 show ipv6 static-route コマンドを使用します。
show ipv6 static-route [ vrf { vrf-name | all }]
シンタックスの説明
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
all |
(任意)すべての VRF 名を指定します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1) |
all キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、スタティック ルートを表示します。
switch(config)# show ipv6 static-route
IPv6 Unicast Static Routes:
関連コマンド
|
|
ipv6 route |
スタティック ルートを設定します。 |
show ipv6 traffic
IPv6 トラフィック情報を表示するには、 show ipv6 traffic コマンドを使用します。
show ipv6 traffic
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、IPv6 トラフィック情報を表示します。
switch(config)# show ipv6 traffic
IPv6 Software Processed Traffic and Error Statistics, last reset: never
Counter Unicast Multicast
------- ------- ---------
Fragments originated: 0 0
Bad version: 0, route lookup failed: 0, hop limit exceeded: 0
Option header errors: 0, payload length too small: 0
PM errors: 0, MBUF errors: 0, encapsulation errors: 0
関連コマンド
|
|
show ipv6 process |
IPv6 プロセスに関する情報を表示します。 |
show isis
IS-IS に関する情報を表示するには、 show isis コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、IS-IS に関する情報を表示する例を示します。
System ID : None IS-Type : L1-L2
SAP : 412 Queue Handle : 12
Graceful Restart enabled. State: Inactive
Last graceful restart status : none
Metric-style : advertise(wide), accept(narrow, wide)
Process is disabled because :
Stale routes during non-graceful controlled restart
Interfaces supported by IS-IS :
Address family IPv4 unicast :
Address family IPv6 unicast :
No auth type and keychain
No auth type and keychain
関連コマンドIS-IS process: test1
関連コマンドIS-IS Traffic for Ethernet7/45:
関連コマンド%PDU Received Sent RcvAuthErr OtherRcvErr ReTransmit
関連コマンドLAN-IIH 0 0 0 0 n/a
関連コマンドP2P-IIH 0 0 0 0 n/a
関連コマンドLSP 0 0 0 0 0
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis adjacency
IS-IS に関する隣接関係情報を表示するには、 show isis adjacency コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] adjacency [ interface ] [ detail ] [ summary ] [ system-id sid ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
interface |
(任意)インターフェイス名。 ? を使用して サポートされているインターフェイス タイプを特定します。 |
detail |
(任意)詳細な隣接関係情報を表示します。 |
summary |
(任意)隣接関係情報のサマリーを表示します。 |
system-id sid |
(任意)このシステム ID に関する隣接関係情報を表示します。 sid の形式は XXXX.XXXX.XXXX です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、隣接関係情報を表示する例を示します。
switch# show isis adjacency
IS-IS process: 1 VRF: default
IS-IS adjacency database:
System ID SNPA Level State Hold Time Interface
test11-m9 001b.210d.e3bd 1 UP 00:00:07 Ethernet2/3
test11-m9 001b.210d.e3bd 2 UP 00:00:06 Ethernet2/3
test11-m9 0015.1757.d82c 1 UP 00:00:33 Ethernet2/4
test11-m9 0015.1757.d82c 2 UP 00:00:28 Ethernet2/4
test11-m9 N/A 1-2 UP 00:00:28 Ethernet2/5
test11-m9 0015.1757.d82f 1 UP 00:00:31 Ethernet2/7
test11-m9 0015.1757.d82f 2 UP 00:00:24 Ethernet2/7
次に、イーサネット 2/3 とシステム ID test11-m9 に関する隣接関係情報を表示する例を示します。
switch# show isis adjacency ethernet 2/3 system-id test1
IS-IS process: 1 VRF: default
IS-IS adjacency database for Ethernet2/3:
System ID SNPA Level State Hold Time Interface
test11-m9 001b.210d.e3bd 1 UP 00:00:08 Ethernet2/3
Up/Down transitions: 1, Last transition: 00:06:44 ago
Circuit ID: test11-m9.01, Priority: 64
test11-m9 001b.210d.e3bd 2 UP 00:00:06 Ethernet2/3
Up/Down transitions: 1, Last transition: 00:06:37 ago
Circuit ID: test11-m9.01, Priority: 64
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis database
IS-IS に関するデータベース情報を表示するには、 show isis database コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] database [ lspid ] [ detail | summary ] [ level-1 | level-2 ] {[ adjacency sid ] | [{ ip | ipv6 } prefix filter ] | [ router-id id ] | [ zero-sequence ]} [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
lspid |
(任意)LSP ID。 sid の形式は XXXX.XXXX.XXXX.XX-XX です。 |
detail |
(任意)詳細なデータベース情報を表示します。 |
summary |
(任意)データベース情報のサマリーを表示します。 |
level-1 |
(任意)レベル 1 ルータ データベース情報を表示します。 |
level-2 |
(任意)レベル 2 ルータ データベース情報を表示します。 |
adjacency sid |
(任意)隣接関係フィルタと一致するデータベース情報を表示します。 sid の形式は XXXX.XXXX.XXXX.XX です。 |
{ ip | ipv6 } prefix filter |
(任意)プレフィクス フィルタと一致するデータベース情報を表示します。IPv4 用の filter の形式は x.x.x.x/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 32 です。IPv6 用の filter の形式は A:B::C:D/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 128 です。 |
router-id id |
(任意)ルータ ID と一致するデータベース情報を表示します。 id の形式は x.x.x.x です。 |
zero-sequence |
(任意)シーケンス番号が 0 の LSP に関するデータベース情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、データベース情報を表示する例を示します。
switch# show isis database
IIS-IS Process: 1 LSP database VRF: default
IS-IS Level-1 Link State Database
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T
test11-m9.00-00 0x000006AB 0xD715 1115 0/0/0/3
test11-m9.01-00 0x00000002 0xB7DF 1008 0/0/0/3
test-m10.00-00 * 0x0000000C 0xC457 1125 0/0/0/3
test-m10.02-00 * 0x00000002 0x8673 1024 0/0/0/3
test-m10.04-00 * 0x00000002 0x787F 1029 0/0/0/3
IS-IS Level-2 Link State Database
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T
test11-m9.00-00 0x0000065F 0x98A0 1115 0/0/0/3
test11-m9.01-00 0x00000002 0xB7DF 1067 0/0/0/3
test-m10.00-00 * 0x0000000C 0x1903 1125 0/0/0/3
test-m10.02-00 * 0x00000002 0x8673 1018 0/0/0/3
test-m10.04-00 * 0x00000002 0x787F 1040 0/0/0/3
次に、test11-m9 の詳細なデータベース情報を表示する例を示します。
switch(config)# show isis database level-1 detail test11-m9.00-00
IS-IS Process: 1 LSP database VRF: default
IS-IS Level-1 Link State Database
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T
test11-m9.00-00 0x000006AB 0xD715 1079 0/0/0/3
Hostname : test11-m9 Length : 9
Extended IS : test-m10.02 Metric : 40
Extended IS : test-m10.04 Metric : 40
Extended IS : test11-m9.01 Metric : 400
Extended IS : test-m10.00 Metric : 40
Extended IP : 25.1.1.0/24 Metric : 40 (U)
Extended IP : 24.1.1.0/24 Metric : 40 (U)
Extended IP : 80.1.1.0/24 Metric : 10 (U)
Extended IP : 70.1.1.0/24 Metric : 10 (U)
Extended IP : 60.1.1.0/24 Metric : 10 (U)
Extended IP : 50.1.1.0/24 Metric : 10 (U)
Extended IP : 23.1.1.0/24 Metric : 400 (U)
Extended IP : 9.1.1.0/24 Metric : 1 (U)
IPv6 Prefix : 0027::/64 Metric : 40 (U/I)
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis hostname
IS-IS のホスト名情報を表示するには、 show isis hostname コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] hostname [ detail ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
detail |
(任意)詳細なホスト名情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ホスト名情報を表示する例を示します。
test11-m9# show isis hostname
IS-IS Process: 1 dynamic hostname table VRF: default
Level System ID Dynamic hostname
1 0015.1757.d82c test11-m9
1 0015.1757.d8c8* test-m10
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis interface
IS-IS に関するインターフェイス情報を表示するには、 show isis interface コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] interface [ interface ] [ brief ] [ level-1 | level-2 ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
interface |
(任意)インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
brief |
(任意)インターフェイス情報のサマリーを表示します。 |
level-1 |
(任意)レベル 1 インターフェイス情報を表示します。 |
level-2 |
(任意)レベル 2 インターフェイス情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、インターフェイス情報の概要を表示する例を示します。
switch# show isis interface brief
IIS-IS process: 1 VRF: default
Interface Type Idx State Circuit MTU Metric Priority Adjs/AdjsUp
loopback1 Loop 5 Up/Ready 0x01/L1-2 1500 1 1 64 64 0/0 0/0
Ethernet2/3 Bcast 1 Up/Ready 0x01/L1-2 1500 400 400 64 64 1/1 1/1
Ethernet2/4 Bcast 2 Up/Ready 0x02/L1-2 1500 40 40 64 64 1/1 1/1
Ethernet2/5 P2P 3 Up/Ready 0x01/L1-2 1500 40 40 64 64 1/1 1/1
Ethernet2/6 Bcast 4 Down/Ready 0x03/L1-2 1500 40 40 64 64 0/0 0/0
Ethernet2/7 Bcast 6 Up/Ready 0x04/L1-2 1500 40 40 64 64 1/1 1/1
次に、イーサネット 2/5 に関するインターフェイス情報を表示する例を示します。
switch# show isis interface ethernet 2/5
IS-IS process: 1 VRF: default
Ethernet2/5, Interface status: protocol-up/link-up/admin-up
IP address: 192.0.2.1 IP subnet: 192.0.2.0/24
Index: 0x0003, Local Circuit ID: 0x01, Circuit Type: L1-2
Extended Local Circuit ID: 0x1A084000, P2P Circuit ID: 0000.0000.0000.00
Retx interval: 5, Retx throttle interval: 66 ms
LSP interval: 33 ms, MTU: 1500
P2P Adjs: 1, AdjsUp: 1, Priority 64
Hello Interval: 10, Multi: 3, Next IIH: 00:00:08
Level Adjs AdjsUp Metric CSNP Next CSNP Last LSP ID
1 1 1 40 60 00:00:48 ffff.ffff.ffff.ff-ff
2 1 1 40 60 00:00:19 ffff.ffff.ffff.ff-ff
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis ip route-map statistics redistribute
IS-IS のルート再配布に関する統計情報を表示するには、 show isis ip route-map statistics redistribute コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] ip route-map statistics redistribute { bgp id | direct | eigrp id | isis id | ospf id | rip id | static } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
bgp |
BGP の統計情報を表示します。 |
direct |
直接接続されたルートの統計情報のみを表示します。 |
eigrp |
EIGRP ルーティング プロトコルの統計情報を表示します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルの統計情報を表示します。 |
ospf |
OSPF プロトコルの統計情報を表示します。 |
rip |
RIP の統計情報を表示します。 |
static |
IP スタティック ルートの統計情報を表示します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 isis 、 eigrp 、 ospf 、 rip の各キーワードの場合は、ルートを再配布するインスタンス名です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show isis ip route-map statistics redistribute コマンドは、再配布統計情報を表示するために使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布されたルートの統計情報を表示する例を示します。
switch# show isis ip route-map statistics redistribute static
C: No. of comparisions, M: No. of matches
Total accept count for policy: 9
Total reject count for policy: 0
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis mesh-group
IS-IS のメッシュ グループを表示するには、 show isis mesh-group コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] mesh-group [ number ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
number |
(任意)IS-IS メッシュ グループの番号。範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、メッシュ グループを表示する例を示します。
switch# show isis mesh-group
IS-IS Process: Test1 mesh-groups VRF: default
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis protocol
IS-IS のプロセス レベル情報を表示するには、 show isis protocol コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] [ protocol ][ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、IS-IS プロトコル情報を表示する例を示します。
switch# show isis protocol
System ID : 0015.1757.d8c8 IS-Type : L1-L2
SAP : 412 Queue Handle : 11
Metric-style : advertise(wide), accept(narrow, wide)
Process is up and running
Stale routes during non-graceful controlled restart
Interfaces supported by IS-IS :
Address family IPv4 unicast :
Address family IPv6 unicast :
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis redistribute route
IS-IS のルート再配布情報を表示するには、 show isis redistribute route コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] [ ip | ipv6 ] redistribute route [ address | prefix [ longer-prefixes [ summary ]] | summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
ip |
(任意)IPv4 ルートのルート再配布情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 ルートのルート再配布情報を表示します。 |
address |
(任意)特定の IPv4 または IPv6 アドレスのルート再配布情報。IPv4 用の address の形式は x.x.x.x です。IPv6 用の address の形式は A:B::C:D です。 |
prefix |
(任意)特定の IPv4 または IPv6 アドレスのルート再配布情報。IPv4 用の prefix の形式は x.x.x.x/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 32 です。IPv6 用の prefix の形式は A:B::C:D/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 128 です。 |
longer-prefixes |
(任意)プレフィクスの完全一致だけでなく、より詳しいルートも表示します。 |
summary |
(任意)ルート再配布情報のサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ルート再配布情報を表示する例を示します。
switch# show isis redistribute route
IS-IS process: 1 VRF: default
IS-IS IPv4 redistribute route
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
次に、ルート 100.2.1.0 のルート再配布情報を表示する例を示します。
test-m10(config)# show isis redistribute route 100.2.1.0/16 longer-prefixes
IS-IS process: 1 VRF: default
IS-IS IPv4 redistribute route
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
Redistributed into L1, metric 10
Redistributed into L2, metric 10
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis route
IS-IS のルート情報を表示するには、 show isis route コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] [ ip | ipv6 ] route [ address | prefix [ longer-prefixes [ summary ]] [ detail | summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
ip |
(任意)IPv4 ルートのルート情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 ルートのルート情報を表示します。 |
address |
(任意)特定の IPv4 または IPv6 アドレスのルート情報。IPv4 用の address の形式は x.x.x.x です。IPv6 用の address の形式は A:B::C:D です。 |
prefix |
(任意)特定の IPv4 または IPv6 アドレスのルート情報。IPv4 用の prefix の形式は x.x.x.x/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 32 です。IPv6 用の prefix の形式は A:B::C:D/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 128 です。 |
longer-prefixes |
(任意)プレフィクスの完全一致だけでなく、より詳しいルートも表示します。 |
summary |
(任意)ルート情報のサマリーを表示します。 |
detail |
(任意)詳細なルート情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、IPv4 のルート情報を表示する例を示します。
*via GigabitEthernet2/1, metric 40, L1, direct
via GigabitEthernet2/1, metric 40, L2, direct
*via GigabitEthernet2/2, metric 40, L1, direct
via GigabitEthernet2/2, metric 40, L2, direct
*via Loopback0, metric 1, L1, direct
via Loopback0, metric 1, L2, direct
次に、IPv6 のルート情報を表示する例を示します。
switch# show isis ipv6 route
3000:0010:0001::/48, L1, direct
*via GigabitEthernet2/1, metric 40, L1, direct
via GigabitEthernet2/1, metric 40, L2, direct
次に、10.0.0 のルート情報を表示する例を示します。
switch# show isis ip route 10.0.0.0/8 longer-prefixes
*via GigabitEthernet2/1, metric 40, L1, direct
via GigabitEthernet2/1, metric 40, L2, direct
*via GigabitEthernet2/2, metric 40, L1, direct
via GigabitEthernet2/2, metric 40, L2, direct
次に、10.0.0 のルート情報のサマリーを表示する例を示します。
test-i1# show isis ip route 10.0.0.0/8 longer-prefixes summary
Summary information for range 10.0.0.0/8
Total number of best routes : 2
Total number of paths : 4
Total number of best paths : 2
Total number of backup paths : 2
Number of best routes per mask-length
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis route-map statistics distribute
IS-IS のレベル 1 エリアとレベル 2 エリア間のルート配布に関する統計情報を表示するには、 show isis route-map statistics distribute コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] [ ip | ipv6 ] route-map statistics distribute [ level-1 | level-2 ] into [ level-1 | level-2 ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
ip |
IPv4 の統計情報を表示します。 |
ipv6 |
IPv6 の統計情報を表示します。 |
level-1 |
(任意)レベル 1 配布統計情報を表示します。 |
level-2 |
(任意)レベル 2 配布統計情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、配布情報のサマリーを表示する例を示します。
switch# show isis route-map statistics distribute level-1 into level 2
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis rrm
IS-IS の Retransmit-Routing-Message(RRM)情報を表示するには、 show isis rrm コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] rrm interface [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
interface |
インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、RRM 統計情報を表示する例を示します。
switch# show isis rrm ethernet 2/3
IS-IS RRM information for interface Ethernet2/3:
No retransmission on non-P2P interface
test-m10(config)# show isis rrm eth 2/5
IS-IS RRM information for interface Ethernet2/5:
IS-IS Level-1 Link State Database
Retx interval: 5, Retx throttle interval: 66 ms
Retx queue length: 0, Next Retx: Inactive
Retx queue HWM: 5, Retx queue exceed: 0
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T Ago
IS-IS Level-2 Link State Database
Retx interval: 5, Retx throttle interval: 66 ms
Retx queue length: 0, Next Retx: Inactive
Retx queue HWM: 5, Retx queue exceed: 0
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T Ago
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis spf-log
IS-IS の SPF 情報を表示するには、 show isis srm コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] spf-log [ detail ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
detail |
(任意)SPF 計算に関する詳細情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、SPF 情報を表示する例を示します。
switch# show isis spf-log
ITotal number of SPF calculations: 10
Log entry (current/max): 7/20
Ago Level Reason Count Total
1w0d 1 Adjust route distribution 3
2 Adjust route distribution 3 0.000216
1w0d 1 New IP address on GigabitEthernet 1
2 New IP address on GigabitEthernet 1 0.000229
1w0d 2 New NH to test-i2 on GigabitEthernet 1 0.000135
1w0d 2 New adj test-i2 on GigabitEthernet 4 0.000243
1w0d 1 New adj test-i2 on GigabitEthernet 3 0.000155
1w0d 1 New LSP test-i2.00-00 2 0.000252
1w0d 1 Updated LSP test-i2.00-00 1
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis srm
IS-IS の Send-Routing-Message(SRM)情報を表示するには、 show isis srm コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] srm interface [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
interface |
インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、SRM 統計情報を表示する例を示します。
switch# show isis srm ethernet 2/3
IS-IS SRM information for interface Ethernet2/3:
IS-IS Level-1 Link State Database
Interface is eligible for flooding LSP
Interface is on stopped SRM list
LSP interval: 33 ms, Next LSP: Inactive
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T
IS-IS Level-2 Link State Database
Interface is eligible for flooding LSP
Interface is on stopped SRM list
LSP interval: 33 ms, Next LSP: Inactive
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis ssn
IS-IS の Send-Sequence-Number(SSN)情報を表示するには、 show isis ssn コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] ssn interface [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
interface |
インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、SSN 統計情報を表示する例を示します。
switch# show isis ssn ethernet 2/5
IS-IS SSN information for interface Ethernet2/5:
IS-IS Level-1 Link State Database
Interface is eligible for sending PSNP
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T
IS-IS Level-2 Link State Database
Interface is eligible for sending PSNP
LSPID Seq Number Checksum Lifetime A/P/O/T
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis statistics
IS-IS の統計情報を表示するには、 show isis statistics コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] statistics [ interface ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
interface |
(任意)インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、IS-IS 統計情報を表示する例を示します。
switch# show isis statistics ethernet 7/45
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis summary-address
IS-IS のサマリー アドレス情報を表示するには、 show isis summary-address コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] [ ip | ipv6 ] summary-address [ address | prefix ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
ip |
(任意)IPv4 のサマリー アドレス情報を表示します。 |
ipv6 |
(任意)IPv6 のサマリー アドレス情報を表示します。 |
address |
(任意)IPv4 または IPv6 アドレス。IPv4 用の address の形式は x.x.x.x です。IPv6 用の address の形式は A:B::C:D です。 |
prefix |
(任意)IPv4 または IPv6 アドレス。IPv4 用の prefix の形式は x.x.x.x/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 32 です。IPv6 用の prefix の形式は A:B::C:D/length です。ここで、length の範囲は 1 ~ 128 です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、サマリー アドレス情報を表示する例を示します。
switch# show isis summary-address
IS-IS IPv4 summary address:
Summarize 0 routes into L1
Summarize 0 routes into L2
関連コマンド
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show isis traffic
IS-IS のトラフィック統計情報を表示するには、 show isis traffic コマンドを使用します。
show isis [ instance-tag ] traffic [ interface ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)IS-IS インスタンスの名前。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
interface |
(任意)インターフェイス名とインターフェイス番号。 ? を使用して インターフェイスのリストを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、トラフィック統計情報を表示する例を示します。
switch# show isis traffic
%PDU Received Sent RcvAuthErr OtherRcvErr ReTransmit
LAN-IIH 62156 87080 0 0 n/a
P2P-IIH 6232 6234 0 0 n/a
関連コマンドIS-IS process: test1
関連コマンドIS-IS Traffic for Ethernet7/45:
関連コマンド%PDU Received Sent RcvAuthErr OtherRcvErr ReTransmit
関連コマンドLAN-IIH 0 0 0 0 n/a
関連コマンドP2P-IIH 0 0 0 0 n/a
関連コマンドLSP 0 0 0 0 0
|
|
feature isis |
ルータ上の IS-IS をイネーブルにします。 |
router isis |
IS-IS をイネーブルにします。 |
show mac-list
MAC リスト内のエントリを表示するには、 show mac-list コマンドを使用します。
mac-lis t name ]
シンタックスの説明
name |
MAC リスト名。名前は、大文字と小文字が区別される 32 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには LAN Enterprise ライセンスが必要です。
例
次の例では、Red MAC リストに関する情報を表示します。
switch(config)# show mac-list Red
seq 1 permit 0022.5579.a4c1 ffff.ffff.0000
関連コマンド
|
|
mac-list |
MAC リストを作成します。 |
match mac-list |
OTV 用の MAC リスト内で MAC アドレスを照合します。 |
show ospfv3
OSPF バージョン 3(OSPFv3)ルーティング インスタンスに関する一般情報を表示するには、 show ospfv3 コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。特定の OSPFv3 インスタンスに関する OSPFv3 情報を表示するのにこのタグを使用します。 instance-tag 引数は、任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
1 つまたは複数の OSPFv3 インスタンスに関する情報を表示するには、 show ospfv3 コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、特定の 1 つの OSPFv3 インスタンスに関する情報を表示する例を示します。
Routing Process sd with ID 0.0.0.0 vrf default
Graceful-restart is configured
grace period: 60, state: (null)
Last graceful restart exit status: None
Supports only single TOS(TOS0) routes
Administrative distance 110
Reference Bandwidth is 40000 Mbps
Initial SPF schedule delay 200.000 msecs,
minimum inter SPF delay of 1000.000 msecs,
maximum inter SPF delay of 5000.000 msecs
Minimum hold time for Router LSA throttle 5000.000 ms
Minimum hold time for Network LSA throttle 5000.000 ms
Minimum hold time for Intra-Area-Prefix LSA throttle 5000.000 ms
Minimum hold time for Link LSA throttle 5000.000 ms
Minimum LSA arrival 1000.000 msec
Maximum paths to destination 8
Number of external LSAs 0, checksum sum 0
Number of areas is 2, 2 normal, 0 stub, 0 nssa
Number of active areas is 0, 0 normal, 0 stub, 0 nssa
Area BACKBONE(0) (Inactive)
Area has existed for 01:13:04
Interfaces in this area: 1 Active interfaces: 0
SPF calculation has run 1 times
Last SPF ran for 0.000433s
Number of LSAs: 0, checksum sum 0
Area has existed for 01:13:04
Interfaces in this area: 0 Active interfaces: 0
SPF calculation has run 1 times
Last SPF ran for 0.000053s
Number of LSAs: 0, checksum sum 0
表 1-40 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-40 show ospfv3 フィールドの説明
|
|
Routing Process... |
OSPFv3 インスタンス タグおよび OSPFv3 ルータ ID |
Stateful High Availability |
ステートフル再起動機能のステータス |
Graceful-restart |
グレースフル リスタート設定のステータス |
grace period |
OSPFv3 がグレースフル リスタートを開始する必要がある秒数 |
Last graceful restart exit status |
最後のグレースフル リスタートの終了ステータス |
Supports... |
サポートされるサービス タイプの数(タイプ 0 のみ) |
Reference Bandwidth |
コスト計算に使用する帯域幅 |
Initial SPF schedule delay |
SPF 計算の遅延時間 |
Minimum LSA arrival |
Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)の間の最小インターバル |
Number of... |
受信した LSA の数およびタイプ |
Number of areas is... |
ルータ用に設定されたエリアの数およびタイプ |
show ospfv3 border-routers
Area Border Router(ABR; エリア境界ルータ)および Autonomous System Boundary Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)に対して、OSPF バージョン 3(OSPFv3)ルーティング テーブル エントリを表示するには、 show ospfv3 border-routers コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] border-routers [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。特定の OSPFv3 インスタンスに関する OSPFv3 情報を表示するのにこのタグを使用します。 instance-tag 引数は、任意の英数字文字列にできます。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
show ospfv3 border-routers コマンドは、ABR および ASBR に関する情報を表示するために使用します 。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、境界ルータに関する情報を表示する例を示します。
switch# show ospfv3 border-routers
OSPFv3 Process ID p1, vrf default internal routing table
Codes: i - Intra-area route, I - Inter-area route
i 60.60.60.60 [10], ABR, Area 0.0.0.0, SPF 9
via fe80::0206:d6ff:fec8:a41c, Ethernet2/5
i 60.60.60.60 [10], ABR, Area 0.0.0.1, SPF 9
via fe80::0206:d6ff:fec8:a408, Ethernet2/6
表 1-41 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-41 show ospfv3 border-routers フィールドの説明
|
|
40.40.40.40 |
宛先のルータ ID |
[10] |
このルートを使用するコスト |
ABR |
宛先のルータ タイプ。タイプは ABR、ASBR、または両方です。 |
Area |
このルートが学習されたエリアのエリア ID |
SPF 71 |
このルートをインストールする Shortest Path First(SPF)計算の内部番号 |
via fe80::0206:d6ff:fec8:a41c |
宛先に対するネクストホップ |
Ethernet2/1 |
発信インターフェイスのインターフェイス タイプ |
show ospfv3 database
特定のルータの OSPF バージョン 3(OSPFv3)データベースを表示するには、 show ospfv3 database コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database asbr-summary [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database database-summary [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database external [ ext_tag value ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database network [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database nssa-external [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database opaque-area [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database opaque-as [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database opaque-link [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database router [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] database summary [ area-id ] [ link-state-id ] [ adv-router ip-address | self-originated ] [ detail ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
area-id |
(任意)特定のエリアを定義するのに使用するエリア番号。IP アドレスまたは番号(0 ~ 4294967295)のいずれかで指定します。 |
link-state-id |
(任意)アドバタイズメントによって説明されるインターネット環境の部分。入力値は、アドバタイズメントのリンクステート タイプによって異なります。IP アドレスの形式で指定します。 |
adv-router ip-address |
(任意)指定されたルータのすべての Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)を表示します。 |
self-originate |
(任意)自動送信 LSA(ローカル ルータから)を表示します。 |
asbr-summary |
(任意)Autonomous System Boundary Router(ASBR; 自律システム境界ルータ)サマリー LSA に関する情報を表示します。 |
database-summary |
(任意)データベースの各エリアの各 LSA タイプと、LSA の総数を表示します。 |
external |
(任意)外部 LSA に関する情報を表示します。 |
ext_tag value |
(任意)外部タグに基づいた情報を表示します。範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
network |
(任意)ネットワーク LSA に関する情報を表示します。 |
nssa-external |
(任意)Not-So-Stubby Area(NSSA)外部 LSA に関する情報を表示します。 |
opaque-area |
(任意)不透明なエリア LSA に関する情報を表示します。 |
opaque-as |
(任意)不透明な AS LSA に関する情報を表示します。 |
opaque-link |
(任意)不透明なリンクローカル LSA に関する情報を表示します。 |
router |
(任意)ルータ LSA に関する情報を表示します。 |
summary |
(任意)集約 LSA に関する情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
異なる OSPFv3 LSA に関する情報を表示するには、 ipv6 ospfv3 database コマンドを使用します。
LSA がネットワークを学習すると、 link-state-id 引数は次のいずれかの形式を使用します。
• ネットワークの IP アドレス(タイプ 3 サマリー リンク アドバタイズメントや自律システム外部リンク アドバタイズメントなど)。
• リンク ステート ID から取得された派生アドレス (ネットワークのサブネット マスクを使用してネットワーク リンク アドバタイズメントのリンク ステート ID をマスクすることによって、ネットワークの IP アドレスが生成されることに注意してください)。
• リンク ステート アドバタイズメントにルータの説明が記載されている場合は、必ず、リンク ステート ID が、記載されたルータの OSPFv3 ルータ ID になります。
• AS 外部アドバタイズメント(LS タイプ = 5)がデフォルトのルートを説明する場合、そのリンク ステート ID はデフォルトの宛先(0.0.0.0)に設定されます。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPFv3 データベースを表示する例を示します。
Router# show ospfv3 database
OSPFv3 Router with ID (40.40.40.40) (Process ID p1)
Router Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Link Count
0.0.0.0 40.40.40.40 301 0x8000006d 1
0.0.0.0 60.60.60.60 1655 0x80000a59 1
Network Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Routers
0.0.0.5 60.60.60.60 1655 0x8000005c 2
Inter-Area Prefix Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Prefix
0.0.0.2 40.40.40.40 301 0x8000006a 1111:2222::/32
0.0.0.4 40.40.40.40 291 0x80000066 1111:6666::/32
0.0.0.6 40.40.40.40 291 0x80000066 6161:6161::6161/128
0.0.0.0 60.60.60.60 147 0x800009f6 6161:6161::6161/128
0.0.0.111 60.60.60.60 1655 0x8000005c 1111:6666::/32
0.0.0.112 60.60.60.60 1655 0x8000005c 1111:2222::/32
Intra-Area Prefix Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Ref-lstype Ref-LSID
1.0.0.0 40.40.40.40 301 0x8000006e Router 0.0.0.0
0.0.0.0 60.60.60.60 1655 0x80000a32 Router 0.0.0.0
0.0.3.237 60.60.60.60 1655 0x8000005c Network 0.0.0.5
Link-Local Link States (Area 0)
Link ID ADV Router Age Seq# Interface
0.0.0.1 40.40.40.40 341 0x80000066 Enet2/1
0.0.0.3 40.40.40.40 341 0x80000066 Enet24
0.0.0.4 40.40.40.40 301 0x8000006d Enet25
0.0.0.5 60.60.60.60 147 0x80000917 Enet25
Router Link States (Area 1)
Link ID ADV Router Age Seq# Link Count
0.0.0.0 40.40.40.40 291 0x8000006d 1
0.0.0.0 60.60.60.60 1655 0x80000abd 1
Network Link States (Area 1)
Link ID ADV Router Age Seq# Routers
0.0.0.4 60.60.60.60 1655 0x8000005c 2
Inter-Area Prefix Link States (Area 1)
Link ID ADV Router Age Seq# Prefix
0.0.0.1 40.40.40.40 291 0x8000006a 1111:1111::/32
0.0.0.3 40.40.40.40 331 0x80000066 1111:4444::0001/128
0.0.0.5 40.40.40.40 291 0x80000066 6060:6060::6060/128
0.0.0.0 60.60.60.60 147 0x800009f6 6060:6060::6060/128
0.0.0.156 60.60.60.60 409 0x8000005d 1111:5555::/32
0.0.0.158 60.60.60.60 1655 0x8000005c 1111:1111::/32
0.0.0.159 60.60.60.60 1655 0x8000005c 1111:4444::0001/128
Intra-Area Prefix Link States (Area 1)
Link ID ADV Router Age Seq# Ref-lstype Ref-LSID
1.0.0.0 40.40.40.40 291 0x8000006e Router 0.0.0.0
0.0.0.0 60.60.60.60 1655 0x80000a54 Router 0.0.0.0
0.0.3.236 60.60.60.60 1655 0x8000005c Network 0.0.0.4
Link-Local Link States (Area 1)
Link ID ADV Router Age Seq# Interface
0.0.0.2 40.40.40.40 341 0x80000066 Enet2/2
0.0.0.5 40.40.40.40 291 0x8000006d Enet2/6
0.0.0.4 60.60.60.60 1655 0x8000005d Enet2/6
表 1-42 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-42 show ospfv3 database フィールドの説明
|
|
Link ID |
ルータ ID 番号 |
ADV Router |
アドバタイズするルータの ID |
Age |
リンク ステート経過時間 |
Seq# |
リンク ステート シーケンス番号(以前の、または重複した LSA を検出します) |
Checksum |
LSA の内容全体のチェックサム |
Link count |
ルータ用に検出されたインターフェイスの数 |
次に、ASBR のサマリーを表示する例を示します。
Router# show ospfv3 database asbr-summary
OSPFv3 Router with id(192.168.239.66) (Process ID 300)
Displaying Summary ASB Link States(Area 0.0.0.0)
Options: (No TOS-capability)
LS Type: Summary Links(AS Boundary Router)
Link State ID: 172.16.245.1 (AS Boundary Router address)
Advertising Router: 172.16.241.5
Network Mask: 0.0.0.0 TOS: 0 Metric: 1
表 1-43 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-43 show ospfv3 database asbr-summary フィールドの説明
|
|
OSPFv3 Router with id |
ルータ ID 番号 |
Process ID |
OSPFv3 プロセス ID |
LS age |
リンク ステート経過時間 |
Options |
サービス オプションのタイプ(タイプ 0 のみ) |
LS Type |
リンク ステート タイプ |
Link State ID |
リンク ステート ID(ASBR) |
Advertising Router |
アドバタイズするルータの ID |
LS Seq Number |
リンク ステート シーケンス(以前の、または重複した LSA を検出します) |
Checksum |
LSA の内容全体のチェックサム |
Length |
LSA の長さ(バイト単位) |
Network Mask |
実行されたネットワーク マスク |
TOS |
ToS |
Metric |
リンク ステート メトリック |
次に、外部リンクに関する情報を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 database external
OSPFv3 Router with id(192.168.239.66) (Autonomous system 300)
Displaying AS External Link States
Options: (No TOS-capability)
LS Type: AS External Link
Link State ID: 10.105.0.0 (External Network Number)
Advertising Router: 172.16.70.6
Network Mask: 255.255.0.0
Metric Type: 2 (Larger than any link state path)
表 1-44 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-44 show ospfv3 database external フィールドの説明
|
|
OSPFv3 Router with id |
ルータ ID 番号 |
Autonomous system |
OSPFv3 AS 番号(OSPFv3 プロセス ID) |
LS age |
リンク ステート経過時間 |
Options |
サービス オプションのタイプ(タイプ 0 のみ) |
LS Type |
リンク ステート タイプ |
Link State ID |
リンク ステート ID(外部ネットワーク番号) |
Advertising Router |
アドバタイズするルータの ID |
LS Seq Number |
リンク ステート シーケンス番号(以前の、または重複した LSA を検出します) |
Checksum |
LSA の内容全体のチェックサム |
Length |
LSA の長さ(バイト単位) |
Network Mask |
実行されたネットワーク マスク |
Metric Type |
外部タイプ |
TOS |
ToS |
Metric |
リンク ステート メトリック |
Forward Address |
転送アドレス。アドバタイズされた宛先へのデータ トラフィックは、このアドレスに転送されます。転送アドレスが 0.0.0.0 に設定されている場合は、代わりに、データ トラフィックがアドバタイズメントの送信元に転送されます。 |
External Route Tag |
外部ルート タグ。外部ルートごとに付加された 32 ビットのフィールド。このフィールドは、OSPFv3 プロトコルには使用されません。 |
次に、OSPFv3 データベースのサマリーを表示する例を示します。
Router# show ospfv3 database database-summary
OSPFv3 Router with ID (100.0.0.1) (Process ID 1)
LSA Type Count Delete Maxage
Process 1 database summary
LSA Type Count Delete Maxage
Self-originated Type-5 200
表 1-45 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-45 show ospfv3 database database-summary フィールドの説明
|
|
Area 0 database summary |
エリア番号 |
Count |
最初のカラムで特定されたタイプの LSA の数 |
Router |
エリアのルータ LSA の数 |
Network |
エリアのネットワーク LSA の数 |
Summary Net |
エリアの要約 LSA の数 |
Summary ASBR |
エリアの要約 ASBR LSA の数 |
Type-7 Ext |
タイプ 7 LSA の数 |
Self-originated Type-7 |
自動送信タイプ 7 LSA |
Opaque Link |
タイプ 9 LSA の数 |
Opaque Area |
タイプ 10 LSA の数 |
Subtotal |
エリアの LSA の合計 |
Delete |
エリア内で「Deleted」とマークされた LSA の数 |
Maxage |
エリア内で「Maxaged」とマークされた LSA の数 |
Process 1 database summary |
プロセスのデータベース サマリー |
Count |
最初のカラムで特定されたタイプの LSA の数 |
Router |
プロセスのルータ LSA の数 |
Network |
プロセスのネットワーク LSA の数 |
Summary Net |
プロセスのサマリー LSA の数 |
Summary ASBR |
プロセスの要約 ASBR LSA の数 |
Type-7 Ext |
タイプ 7 LSA の数 |
Opaque Link |
タイプ 9 LSA の数 |
Opaque Area |
タイプ 10 LSA の数 |
Type-5 Ext |
タイプ 5 LSA の数 |
Self-Originated Type-5 |
自動送信タイプ 5 LSA の数 |
Opaque AS |
タイプ 11 LSA の数 |
Total |
プロセスの LSA の合計 |
show ospfv3 interface
OSPF バージョン 3(OSPFv3)関連のインターフェイス情報を表示するには、 show ospfv3 interface コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 interface [ instance-tag ] [ interface - type interface-number ] [ brief ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。 interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
(任意)インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
brief |
(任意)ルータ上の OSPFv3 インターフェイス、ステート、アドレス、マスク、およびエリアの概要情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
インターフェイスの OSPFv3 ステータスを表示するには、 show ospfv3 interface コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、インターフェイス Ethernet 1/2 の OSPFv3 情報を表示する例を示します。
switch# show ospfv3 interface ethernet 1/2
Ethernet1/2 is up, line protocol is up
IP address 192.0.2.1, Process ID 201 vrf default, area 10
IPv6 address 2001:0DB8::1
Process ID sd vrf default, Instance ID 0, area 0
State DOWN, Network type P2P, cost 65535
Index 1, Transmit delay 1 sec
0 Neighbors, flooding to 0, adjacent with 0
Timer intervals: Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5
Number of link LSAs: 0, checksum sum 0
表 1-46 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-46 show ospfv3 interface フィールドの説明
|
|
Ethernet |
プロトコルの物理リンクのステータスおよび動作ステータス |
IPv6 Address |
インターフェイス IPv6 アドレス |
vrf |
VRF インスタンス |
Transmit Delay |
転送遅延、インターフェイス ステート、およびルータ プライオリティ |
designated router |
代表ルータ ID およびインターフェイス IP アドレス |
backup designated router |
バックアップ代表ルータ ID およびインターフェイス IP アドレス |
Timer intervals |
タイマー インターバルの設定 |
Hello |
次の hello パケットをこのインターフェイスに送信するまでの秒数 |
show ospfv3 memory
OSPF バージョン 3(OSPFv3)プロトコルのメモリ使用統計情報を表示するには、 show ospfv3 memory コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 memory
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPFv3 のメモリ統計情報を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 memory
OSPFv3 Process ID sd, Memory statistics
Byte usage: needed 0, overhead 192, using 192 bytes
Allocations: current 6, created 6, failed 0, free 0
Bitfields: current 30, created 30, failed 0, free 0, using 248010 bytes
Slabs: current 2, created 2, failed 0, free 0, using 80 bytes
Index failure: Interface 0, Neighbor 0
Alloc 1, max allocs 1, total allocs 1, total frees 0
Total block allocs 1, total block frees 0, max blocks 1
Bytes (size/allocated) 68/69720
OSPFv3 IPv4 prefix routes slab
Alloc 0, max allocs 0, total allocs 0, total frees 0
Total block allocs 0, total block frees 0, max blocks 0
Bytes (size/allocated) 188/64
OSPFv3 router routes slab
Alloc 0, max allocs 0, total allocs 0, total frees 0
Total block allocs 0, total block frees 0, max blocks 0
Bytes (size/allocated) 100/64
OSPFv3 IPv4 next-hops slab
Alloc 1, max allocs 1, total allocs 1, total frees 0
Total block allocs 1, total block frees 0, max blocks 1
Bytes (size/allocated) 32/262232
表 1-47 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-47 show ospfv3 memory フィールドの説明
|
|
show ospfv3 neighbors
インターフェイス単位で OSPF バージョン 3(OSPFv3)ネイバー情報を表示するには、 show ospfv3 neighbor コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] neighbors [ interface - type interface-number ] [ neighbor-id ] [ detail ] [ summary ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
area-id |
(任意)特定のエリアを定義するのに使用するエリア番号。IP アドレスまたは番号(0 ~ 4294967295)で指定します。 |
interface-type |
(任意)インターフェイス タイプ。 interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
(任意)インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
neighbor-id |
(任意)ネイバーのルータ ID。IP アドレスを指定します。 |
detail |
(任意)特定のすべてのネイバーを詳細に表示します(すべてのネイバーを表示します)。 |
summary |
(任意)ネイバーのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
この OSPFv3 インスタンスのすべての、または一部のネイバーに関する情報を表示するには、 show ospfv3 neighbors コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ネイバー ID と一致するネイバーに関するサマリー情報を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 neighbors
OSPFv3 Process ID p1 vrf Red
Total number of neighbors: 2
Neighbor ID Pri State Up Time Interface ID Interface
60.60.60.60 1 FULL/DR 2d03h 5 GigE2/0/5
Neighbor address fe80::0206:d6ff:fec8:a41c
60.60.60.60 1 FULL/DR 2d03h 4 GigE2/0/6
Neighbor address fe80::0206:d6ff:fec8:a408
表 1-48 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-48 show ospfv3 neighbors フィールドの説明
|
|
Neighbor ID |
ネイバー ルータ ID |
Pri State |
OSPFv3 のプライオリティおよびステート |
Up Time |
OSPFv3 がこのネイバーとの隣接関係を確立してからの時間 |
show ospfv3 policy statistics area
エリアの OSPF バージョン 3(OSPFv3)ポリシー統計情報を表示するには、 show ospfv3 policy statistics area コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] policy statistics area area id filter-list { in | out } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
area area-id |
特定のエリアを定義するのに使用するエリア番号を指定します。IP アドレスまたは番号(0 ~ 4294967295)で指定します。 |
filter-list |
OSPFv3 エリアの間のプレフィクスをフィルタリングします。 |
in |
着信ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
out |
発信ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
エリアに適用されたフィルタ リストに関する情報を表示するには、 show ospfv3 policy statistics area コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPFv3 のポリシー統計情報を表示する例を示します。
switch# show ospfv3 policy statistics area
show ospfv3 policy statistics redistribute
OSPF バージョン 3(OSPFv3)ポリシー統計情報を表示するには、 show ospfv3 policy statistics redistribute コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] policy statistics redistribute { bgp id | direct | isis id | rip id | static } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
bgp |
Border Gateway Protocol(BGP; ボーダー ゲートウェイ プロトコル)のポリシー統計情報を表示します。 |
direct |
直接接続されたルートのポリシー統計情報のみを表示します。 |
isis |
IS-IS ルーティング プロトコルのポリシー統計情報を表示します。 |
rip |
RIP のポリシー統計情報を表示します。 |
static |
IP スタティック ルートのポリシー統計情報を表示します。 |
id |
bgp キーワードは、Autonomous System(AS; 自律システム)番号です。2 バイト番号の範囲は 1 ~ 65535 です。4 バイト番号の範囲は 1.0 ~ 65535.65535 です。 isis および rip キーワードは、ルートの再配布元であるインスタンスの名前です。値は文字列の形式を取ります。10 進数を入力できますが、Cisco NX-OS はこれを文字列として内部に保存します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
再配布統計情報を表示するには、 show ospfv3 policy statistics redistribute コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、再配布ルートのポリシー統計情報を表示する例を示します。
switch# show ospfv3 policy statistics redistribute
show ospfv3 request-list
ルータが要求した、すべての Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)のリストを表示するには、 show ospfv3 request-list コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 request-list neighbor-id interface interface - number
シンタックスの説明
neighbor-id |
ネイバーのルータ ID。IP アドレスを指定します。 |
interface-type |
インターフェイス タイプ interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
OSPF バージョン 3(OSPFv3)ルーティング動作をトラブルシューティングするには、 show ospfv3 request-list コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ルータが要求したすべての LSA のリストを表示する例を示します。
Router# show ospfv3 request-list 40.40.40 ethernet 2/1
Neighbor 40.40.40.40, interface Ethernet2/1, address 192.0.2.1
Type LS ID ADV RTR Seq NO Age Checksum
1 192.0.2.12 192.0.2.12 0x8000020D 8 0x6572
表 1-49 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-49 show ospfv3 request-list フィールドの説明
|
|
Type |
LSA タイプ |
LS ID |
ネイバー ルータの IP アドレス |
ADV RTR |
アドバタイズ ルータの IP アドレス |
Seq NO |
LSA のパケット シーケンス番号 |
Age |
LSA の経過時間(秒単位) |
Checksum |
LSA のチェックサム番号 |
show ospfv3 retransmission-list
ネイバーへの再送信を待機する、すべての Link-State Advertisement(LSA; リンクステート アドバタイズメント)のリストを表示するには、 show ospfv3 retransmission-list コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 retransmission-list neighbor-id interface interface - number
シンタックスの説明
neighbor-id |
ネイバーのルータ ID。IP アドレスを指定します。 |
interface-type |
インターフェイス タイプ interface-type 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス タイプの情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
interface-number |
インターフェイス番号。 interface-number 引数が含まれる場合、指定されたインターフェイス番号の情報のみが含まれます。この引数に対して使用可能なオプションに関するヘルプについては、CLI 上で ? を入力します。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
OSPF バージョン 3(OSPFv3)ルーティング動作をトラブルシューティングするには、 show ospfv3 retransmission-list コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、ネイバーへの再送信を待機するすべての LSA を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 retransmission-list 192.0.2.11 ethernet 2/1
OSPFv3 Router with ID (192.0.2.12) (Process ID 1)
Neighbor 192.0.2.11, interface Ethernet2/1 address 209.165.201.11
Link state retransmission due in 3764 msec, Queue length 2
Type LS ID ADV RTR Seq NO Age Checksum
1 192.0.2.12 192.0.2.12 0x80000210 0 0xB196
表 1-50 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-50 show ospfv3 retransmission-list フィールドの説明
|
|
Type |
LSA タイプ |
LS ID |
ネイバー ルータの IP アドレス |
ADV RTR |
アドバタイズ ルータの IP アドレス |
Seq NO |
LSA のパケット シーケンス番号 |
Age |
LSA の経過時間(秒単位) |
Checksum |
LSA のチェックサム番号 |
show ospfv3 routes
OSPF バージョン 3(OSPFv3)トポロジ テーブルを表示するには、 show ospfv3 routes コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] routes [ prefix / length | summary } [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
prefix /length |
(任意)IP プレフィクス。特定のルートへの出力を制限します。スラッシュ(/)と 1 ~ 255 の数値として長さを示します。たとえば、/8 は、IP プレフィクスの最初の 8 ビットがネットワーク ビットであることを示します。 |
summary |
(任意)すべてのルートのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
OSPFv3 プライベート ルーティング テーブル(OSPFv3 によって計算されるルートのみを含む)を表示するには、 show ospfv3 routes コマンドを使用します。ルーティング情報ベース(RIB)内のルートに異常がある場合、ルートの OSPFv3 コピーをチェックして、RIB 内容と一致するかどうか判断してください。一致しない場合、OSPFv3 と RIB の間に同期化問題があります。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPFv3 ルートを表示する例を示します。
RP/0/RP0/CPU0:router# show ospfv3 routes
1111:1111::/32 (i) area 0
1111:2222::/32 (i) area 1
1111:4444::0001/128 (i) area 0
1111:5555::/32 (i) area 0
1111:6666::/32 (i) area 1
6060:6060::6060/128 (i) area 0
via fe80::0206:d6ff:fec8:a41c/Enet2/5, cost 10
6161:6161::6161/128 (i) area 1
via fe80::0206:d6ff:fec8:a408/Enet2/6, cost 10
表 1-51 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-51 show ospfv3 route フィールドの説明
|
|
1111:1111::/32 |
このルートをアドバタイズしたルータのルータ ID。 |
via... |
任意のプレフィクス宛てのパケットは、リストされたインターフェイスを介して送信されるか、このデバイスに直接接続されます。 |
show ospfv3 statistics
OSPF バージョン 3(OSPFv3)Shortest Path First(SPF)計算統計情報を表示するには、 show ospfv3 statistics コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] statistics [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
LSA に関する情報を表示するには、 show ip ospfv3 statistics コマンドを使用します。この情報は、OSPFv3 ネットワークのメンテナンスとトラブルシューティング両方に役立ちます。たとえば、LSA フラッピングのトラブルシューティングの第一段階として show ospfv3 statistics コマンドを使用することを推奨します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、SPF 計算に関する情報を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 statistics
OSPFv3 Process p1 vrf default, Event statistics (cleared 2w3d ago)
Neighbor state changes: 10
Neighbor dead postponed: 0
Neighbor dead interval expirations: 0
Neighbor sequence number mismatches: 0
SPF computations: 9 full, 0 summary, 0 external
LSA Type Generated Refreshed Flushed Aged out
Inter-Area-Prefix 0 606 7 0
Inter-Area-Router 0 0 0 0
Intra-Area-Prefix 6 202 0 0
Following counters can not be reset:
LSA deletions: 0 pending, 2 hwm, 16 deleted, 0 revived, 2 runs
Hello queue: 0/200, hwm 2, drops 0
Flood queue: 0/100, hwm 2, drops 0
Buffers: in use hwm permanent alloc free
128 bytes 0 2 1 142512 142512
表 1-52 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-52 show ospfv3 statistics フィールドの説明
|
|
OSPFv3 process |
設定内の OSPFv3 インスタンスに割り当てられた一意な値 |
vrf |
この OSPFv3 インスタンスの VRF |
DR elections |
新しい代表ルータが選択された回数 |
Neighbor... |
ネイバーの詳細 |
LSA Type |
各タイプの LSA が送信された数 |
show ospfv3 summary-address
OSPF バージョン 3(OSPFv3)インスタンスに設定されたすべてのサマリー アドレス再配布情報のリストを表示するには、 show ospfv3 summary-address コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] summary-address [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、サマリー アドレスに関する情報を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 summary-address
OSPFv3 Router with ID (40.40.40.40) (Process ID p1Configured summary-address
表 1-53 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-53 show ospfv3 summary-address フィールドの説明
|
|
10.2.0.0/255.255.0.0 |
OSPFv3 プロセスのルータの IP アドレスおよびマスク |
Metric -1 |
OSPFv3 メトリック タイプ |
Type 0 |
LSA のタイプ |
Tag 0 |
OSPFv3 プロセス タグの ID |
show ospfv3 traffic
OSPF バージョン 3(OSPFv3)トラフィック統計情報を表示するには、 show ospfv3 traffic コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] traffic [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。英数字文字列で指定します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
1 つまたは複数の OSPFv3 インスタンスのトラフィック統計情報を表示するには、 show ospfv3 traffic コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、OSPFv3 トラフィック統計情報を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 traffic
OSPFv3 Process ID p1, vrf Red, Packet Counters (cleared 2w3d ago)
Total: 1690 in, 349230 out
LSU transmissions: first 100, rxmit 108, for req 16
Flooding packets output throttled (IP/tokens): 0 (0/0)
Ignored LSAs: 0, LSAs dropped during SPF: 0
LSAs dropped during graceful restart: 0
Errors: drops in 0, drops out 0, errors in 0
errors out 0, unknown in 0, unknown out 0
no ospfv3 0, bad version 0, bad crc 0
dup rid 0, dup src 0, invalid src 0
invalid dst 0, no nbr 0, passive 0
wrong area 0, nbr changed rid/ip addr 0
hellos dbds lsreqs lsus acks
表 1-54 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-54 show ospfv3 traffic フィールドの説明
|
|
OSPFv3 Process |
これらのトラフィック統計情報の OSPFv3 インスタンス タグ |
vrf |
この OSPFv3 インスタンスの VRF |
エラー |
drops |
ドロップされたパケットの数 |
bad version |
間違ったバージョンで受信されたパケットの数 |
dup rid |
重複したルータ ID のあるパケットの数 |
dup src |
重複した送信元アドレスのあるパケットの数 |
no nbr |
フル ネイバーではないルータからのパケットの数 |
nbr changed rid/ip addr |
ネイバーの値と一致しないルータ ID/IP アドレスのペアのあるパケットの数 |
lsreq |
タイプ LSREQ のパケットの数(必要な LSA) |
lsacks |
タイプ LSACK のパケットの数(確認応答された LSA) |
関連コマンド
|
|
clear ipv6 ospfv3 traffic |
OSPFv3 トラフィック統計情報をクリアします。 |
show ospfv3 virtual-links
OSPF バージョン 3(OSPFv3)仮想リンクのパラメータと現在のステートを表示するには、 show ospfv3 virtual-links コマンドを使用します。
show [ ipv6 ] ospfv3 [ instance-tag ] virtual-links [ brief ] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
instance-tag |
(任意)OSPF インスタンスの名前。特定の OSPFv3 インスタンスに関する OSPFv3 情報を表示するのにこのタグを使用します。 |
brief |
(任意)設定済み仮想リンクのサマリーを表示します。 |
vrf vrf-name |
(任意)VRF インスタンスの名前を指定します。 vrf-name 引数に、最大 32 文字の英数字文字列(大文字と小文字を区別しない)を指定できます。文字列の「default」と「all」は予約済みの VRF 名です。 |
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
設定済み仮想リンクに関する情報を表示するには、 show ospfv3 virtual-links コマンドを使用します。
このコマンドには、Enterprise Services ライセンスが必要です。
例
次に、仮想リンクに関する情報を表示する例を示します。
Router# show ospfv3 virtual-links
Virtual link 2 to router 40.40.40.40 is up
Process ID p1 vrf default, Transit area 1, via interface Ethernet1/2, cost 10
Transit area 33, remote addr 0::
Process ID sd vrf default, Instance ID 0, area 0
State DOWN, Network type P2P, cost 65535
Index 1, Transmit delay 1 sec
0 Neighbors, flooding to 0, adjacent with 0
Timer intervals: Hello 10, Dead 40, Wait 40, Retransmit 5
Number of link LSAs: 0, checksum sum 0
表 1-55 に、この出力で表示される重要なフィールドに関する説明を示します。
表 1-55 show ospfv3 virtual-links フィールドの説明
|
|
Virtual Link |
OSPFv3 ネイバーと、そのネイバーへのリンクがアップまたはダウンであるかを示します。 |
vrf |
この OSPFv3 インスタンスの VRF |
Transit area... |
仮想リンクが形成される通過エリア |
via interface... |
仮想リンクが形成されるインターフェイス |
cost |
仮想リンクによって OSPFv3 ネイバーに到達するコスト |
Transmit delay |
仮想リンク上の送信遅延(秒単位) |
Timer intervals... |
リンク用に設定されたさまざまなタイマー インターバル |
Hello timer due in 0:00:04 |
次の hello をネイバーから送信する時間 |
show routing
ルーティング情報を表示するには、 show routing コマンドを使用します。
show routing [ ip | ipv4 | ipv6 ] [ address | hostname | prefix | route-type | clients | hidden-nh interface type number | next-hop addr | recursive - next-hop [ addr ]] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
address |
(任意)IPv4 または IPv6 アドレス。IPv4 アドレスの形式は x.x.x.x です。IPv6 プレフィクスの形式は A:B::C:D です。 |
hostname |
ホスト名。 name は、大文字と小文字が区別される 80 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
prefix |
(任意)IPv4 または IPv6 プレフィクス。IPv4 プレフィクスの形式は、x.x.x.x/length です。IPv6 プレフィクスの形式は A:B::C:D/length です。 |
route-type |
(任意)ルート タイプ。 ? を使用して タイプのリストを表示します。 |
clients |
(任意)すべてのルーティング クライアントを表示します。 |
hidden-nh |
(任意)非表示になっているネクストホップ情報を表示します。 |
interface type number |
(任意)インターフェイスのルートを表示します。 ? を使用してサポートされているインターフェイスを表示します。 |
next-hop addr |
(任意)このネクストホップ アドレスを持つルートを表示します。形式は x.x.x.x です。 |
recursive next-hop addr |
(任意)この再帰ネクストホップ アドレスのあるルートを表示します。形式は x.x.x.x です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(2) |
hostname 引数が追加されました。 |
4.2(1) |
hidden-nh キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ルート テーブルを表示します。
switch(config)# show ip routing
IP Route Table for VRF "default"
'*' denotes best ucast next-hop '**' denotes best mcast next-hop
'[x/y]' denotes [preference/metric]
0.0.0.0/32, 1 ucast next-hops, 0 mcast next-hops
*via Null0, [220/0], 00:45:24, local, discard
255.255.255.255/32, 1 ucast next-hops, 0 mcast next-hops
*via sup-eth1, [0/0], 00:45:24, local
関連コマンド
|
|
clear ip route |
ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show routing memory estimate
ルーティング メモリ要件の見積もりを表示するには、 show routing memory estimate コマンドを使用します。
show routing memory estimate num-routes | next-hops num-hop-addresses
シンタックスの説明
num-routes |
ルート数。範囲は 1000 ~ 112000 です。 |
num-hop-addresses |
ルート当たりのネクストホップ アドレス数。範囲は 1 ~ 16 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
show routing memory estimate コマンドは、選択されたルート数とルート当たりのネクストホップ アドレス数に必要なメモリを見積もるために使用します。
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、ルート テーブルを表示します。
switch# show routing memory estimate routes 110000 next-hops 16
Current max 32 MB; 26125 routes with 16 nhs
in-use 1 MB; 11 routes with 1 nhs (average)
Configured max 32 MB; 26125 routes with 16 nhs
Estimate 135 MB; 110000 routes with 16 nhs
show routing-context
すべての EXEC コマンドの VRF 範囲を表示するには、show routing-context コマンドを使用します。
show routing-context
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードと引数はありません。
コマンド モード
EXEC
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、現在のルーティング コンテキストを表示する例を示します。
switch%management# show routing-context
Current Route Context: management
関連コマンド
|
|
routing-context vrf |
ルーティング コンテキストを設定します。 |
show routing hash
特定の送信元および宛先アドレス用に選択されたルートを表示するには、 show routing hash コマンドを使用します。
show routing hash source- addr dest-addr [ source-port dest-port ]] [ vrf vrf-name ]
シンタックスの説明
source-addr |
送信元 IPv4 アドレス。IPv4 アドレスの形式は x.x.x.x です。 |
dest-addr |
宛先 IPv4 アドレス。IPv4 アドレスの形式は x.x.x.x です。 |
source-port |
(任意)送信元ポート。有効範囲は 1 ~ 65535 です。 |
dest-port |
(任意)宛先元ポート。有効範囲は 1 ~ 65535 です。 |
vrf vrf-name |
(任意)Virtual Router Context(VRF)名を指定します。名前は、大文字と小文字が区別される 63 文字以下の任意の英数字文字列にできます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次の例では、10.0.0.5 から 30.0.0.2 に到達するために選択したルートを表示します。
switch# show routing hash 10.0.0.5 30.0.0.2
Load-share parameters used for software forwarding:
load-share mode: address source-destination port source-destination
Universal-id seed: 0xe05e2e85
Hashing to path *20.0.0.2 (hash: 0x0e), for route:
関連コマンド
|
|
clear ip route |
ルート テーブルのエントリをクリアします。 |
show sockets client
ソケット クライアントに関する情報を表示するには、 show sockets client コマンドを使用します。
show sockets client [ pid id ] [ raw | tcp | udp ] [ detail ]
シンタックスの説明
pid id |
(任意)特定のプロセスのソケット クライアント情報を表示します。 id の範囲は 1 ~ 65535 です。 |
raw |
(任意)未加工クライアントに関する情報を表示します。 |
tcp |
(任意)TCP クライアントに関する情報を表示します。 |
udp |
(任意)UDP クライアントに関する情報を表示します。 |
detail |
(任意)詳細クライアントに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、UDP ソケット クライアント情報を表示する例を示します。
switch# show socket client udp
Total number of UDP clients: 8
client: syslogd, pid: 3307, sockets: 1
client: ntp, pid: 3577, sockets: 2
client: ntpd, pid: 3660, sockets: 3
client: snmpd, pid: 3579, sockets: 2
client: hsrp_engine, pid: 3786, sockets: 2
client: pim, pid: 3782, sockets: 1
client: glbp, pid: 3783, sockets: 1
client: radiusd, pid: 3572, sockets: 2
関連コマンド
|
|
clear sockets statistics |
ソケット統計情報を消去します。 |
show sockets connection |
ソケット接続に関する情報を表示します。 |
show sockets statistics |
ソケット統計情報を表示します。 |
show sockets connection
ソケット接続に関する情報を表示するには、 show sockets connection コマンドを使用します。
show sockets connection [ pid id ] [ local address | foreign addres | raw | tcp | udp ] [ detail ]
シンタックスの説明
pid id |
(任意)特定のプロセスのソケット クライアント情報を表示します。 id の範囲は 1 ~ 65535 です。 |
local address |
(任意)ローカル アドレスが指定されたすべての TCP 接続に関する情報を表示します。 address は IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスにできます。 |
foreign address |
(任意)外部アドレスが指定されたすべての TCP 接続に関する情報を表示します。 address は IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスにできます。 |
raw |
(任意)未加工クライアントに関する情報を表示します。 |
tcp |
(任意)TCP クライアントに関する情報を表示します。 |
udp |
(任意)UDP クライアントに関する情報を表示します。 |
detail |
(任意)詳細クライアントに関する情報を表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、TCP ソケット接続情報を表示する例を示します。
switch# show socketx connection tcp
Total number of tcp sockets: 10
Active connections (including servers)
Protocol State/ Recv-Q/ Local Address(port)/
Context Send-Q Remote Address(port)
tcp ESTABLISHED 0 172.28.230.85(22)
management 0 172.28.254.254(1055)
tcp ESTABLISHED 0 172.28.230.85(22)
management 0 172.28.254.254(3353)
tcp ESTABLISHED 0 172.28.230.85(23)
management 0 10.82.232.102(2390)
tcp ESTABLISHED 0 172.28.230.85(23)
management 4 161.44.67.127(1242)
関連コマンド
|
|
clear sockets statistics |
ソケット統計情報を消去します。 |
show sockets client |
ソケット クライアントに関する情報を表示します。 |
show sockets statistics |
ソケット統計情報を表示します。 |
show sockets statistics
ソケット統計情報を表示するには、 show sockets statistics コマンドを使用します。
show sockets statistics [ all | raw | raw6 | rawsum | tcp | tcp6 | tcpsum | udp | udp6 | udpsum ]
シンタックスの説明
all |
(任意)すべてのソケット統計情報を表示します。 |
raw |
(任意)未加工 IPv4 プロトコル ソケット統計情報を表示します。 |
raw6 |
(任意)未加工 IPv6 プロトコル ソケット統計情報を表示します。 |
rawsum |
(任意)未加工 IPv4 および IPv6 プロトコル ソケット統計情報のサマリーを表示します。 |
tcp |
(任意)TCP IPv4 プロトコルに関するソケット統計情報を表示します。 |
tcp6 |
(任意)TCP IPv6 プロトコルに関するソケット統計情報を表示します。 |
tcpsum |
(任意)TCP IPv4 および IPv6 プロトコルに関するソケット統計情報のサマリーを表示します。 |
udp |
(任意)UDP IPv4 プロトコルに関するソケット統計情報を表示します。 |
udp6 |
(任意)UDP IPv6 プロトコルに関するソケット統計情報を表示します。 |
udpsum |
(任意)UDP IPv4 および IPv6 プロトコルに関するソケット統計情報のサマリーを表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
ネットワーク オペレータ
VDC 管理者
VDC オペレータ
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、TCP ソケット統計情報を表示する例を示します。
switch# show sockets statistics tcp
0 checksum error, 0 bad offset, 0 too short, 0 MD5 error
18711 packets (950071 bytes) in sequence
2 duplicate packets (136 bytes)
0 partially dup packets (0 bytes)
1 out-of-order packets (0 bytes)
0 packets (0 bytes) with data after window
0 window probe packets, 0 window update packets
17 duplicate ack packets, 0 ack packets with unsent data
26130 ack packets (8137813 bytes)
44602 total, 0 urgent packets
43908 data packets (8137790 bytes)
0 data packets (0 bytes) retransmitted
0 window probe packets, 0 window update packets
0 connections initiated, 21 connections accepted, 21 connections established
18 connections closed (including 11 dropped, 0 embryonic dropped)
0 total rxmt timeout, 0 connections dropped in rxmt timeout
12 keepalive timeout, 12 keepalive probe, 0 connections dropped in keepalive
関連コマンド
|
|
clear sockets statistics |
ソケット統計情報を消去します。 |
show sockets client |
ソケット クライアントに関する情報を表示します。 |
show sockets connection |
ソケット接続に関する情報を表示します。 |
show track
オブジェクト トラッキングに関する情報を表示するには、 show track コマンドを使用します。
show track [object-id] [ interface | { ip | ipv6 } route ] [ brief ]
シンタックスの説明
object-id |
(任意)トラッキング ID。範囲は 1 ~ 500 です。 |
interface |
(任意)追跡対象インターフェイスに関する情報を表示します。 |
ip route |
(任意)追跡対象 IP ルートに関する情報を表示します。 |
ipv6 route |
(任意)追跡対象 IPv6 ルートに関する情報を表示します。 |
brief |
(任意)追跡対象オブジェクトに関する簡単な情報を表示します。 |
デフォルト
すべての追跡対象オブジェクトに関する情報を表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.1(2) |
ipv6 キーワードが追加されました。 |
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、追跡対象インターフェイスに関する情報を表示する例を示します。
switch# show track interface
Interface Ethernet1/2 IP Routing
1 changes, last change 00:35:14
Interface Ethernet2/2 Line Protocol
1 changes, last change 00:33:55
Interface Ethernet2/45 IP Routing
1 changes, last change 00:17:03
Interface Ethernet2/34 Line Protocol
1 changes, last change 00:15:12
次に、追跡対象 IP ルートに関する情報を表示する例を示します。
switch# show track ip route
IP Route 10.10.10.0/8 Reachability
1 changes, last change 00:22:09
次に、追跡対象オブジェクトに関する簡単な情報を表示する例を示します。
Track Type Instance Parameter State Last Change
1 Interface Ethernet1/2 IP Routing DOWN 00:36:42
2 Interface Ethernet2/2 Line Protocol DOWN 00:35:22
3 IP Route 10.10.10.0/8 Reachability DOWN 00:22:47
4 Interface Ethernet2/45 IP Routing DOWN 00:18:31
6 Interface Ethernet2/34 Line Protocol DOWN 00:16:40
関連コマンド
|
|
track interface |
インターフェイスのステートを追跡します。 |
track ip route |
IP ルートのステートを追跡します。 |
track ipv6 route |
IPv6 ルートのステートを追跡します。 |
show vrrp
Virtual Router Redundancy Protocol(VRRP; 仮想ルータ冗長プロトコル)に関する情報を表示するには、 show vrrp コマンドを使用します。
show vrrp [ detail | statistics | summary ] [ interface if-number ] [ vr id ] [ master | backup | init ]
シンタックスの説明
detail |
(任意)VRRP に関する詳細情報を表示します。 |
statistics |
(任意)VRRP 統計情報を表示します。 |
summary |
(任意)VRRP サマリーを表示します。 |
interface if-number |
(任意)インターフェイス上の VRRP に関する情報を表示します。 ? を使用して サポートされているインターフェイスのリストを表示します。 |
vr id |
(任意)グループの VRRP に関する情報を表示します。 id の範囲は 1 ~ 255 です。 |
master |
(任意)マスター ステートの VRRP グループに関する情報を表示します。 |
backup |
(任意)バックアップ ステートの VRRP グループに関する情報を表示します。 |
init |
(任意)初期ステートの VRRP グループに関する情報を表示します。 |
デフォルト
すべての VRRP グループに関する情報を表示します。
コマンド モード
すべて
ユーザ ロール
ネットワーク管理者
VDC 管理者
コマンドの履歴
|
|
4.0(1) |
このコマンドが追加されました。 |
5.0(2) |
summary キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドにはライセンスは必要ありません。
例
次に、VRRP に関する情報を表示する例を示します。
switch(config)# show vrrp
Interface VR IpVersion Pri Time Pre State VR IP addr
---------------------------------------------------------------
Ethernet7/45 33 IPV4 100 1 s Y Init
Ethernet7/45 99 IPV4 100 1 s Y Init
関連コマンドL
|
|
feature vrrp |
VRRP 機能をイネーブルにします。 |
clear vrrp |
VRRP 統計情報を消去します。 |