この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)ゲートウェイの初期重み値を指定するには、 weighting コマンドを使用します。デフォルト値に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
weighting maximum [ lower lower ] [ upper upper ]
no weighting maximum [ lower lower ] [ upper upper ]
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仮想ゲートウェイの重み値は、ゲートウェイの転送能力の指標です。ルータ上の追跡対象インターフェイスに障害が発生し、そのルータの重み値が最大値から下限しきい値を下回るまで減ると、ゲートウェイは仮想フォワーダとしての役割を放棄します。ゲートウェイの重み値が上限しきい値を上回るまで増えると、ゲートウェイは仮想フォワーダのアクティブな役割を再開できます。
インターフェイスを追跡するには、 glbp weighting track コマンドおよび track コマンドを使用します。インターフェイスがダウンすると、GLBP はそのゲートウェイの重みを指定された値だけ減らします。
次に、GLBP グループ 10 のゲートウェイの重みを設定する例を示します。
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追跡対象オブジェクトのアベイラビリティに基づいて Gateway Load Balancing Protocol(GLBP)の重みが増減するように追跡対象オブジェクトを指定するには、 weighting track コマンドを指定します。トラッキングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
weighting track object-number [ decrement value ]
no weighting track object-number [ decrement value ]
追跡対象オブジェクトを表すオブジェクト番号を指定します。追跡対象オブジェクトを設定するには、 track コマンドを使用します。範囲は 1 ~ 500 です。 |
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(任意)インターフェイスがダウン(または復旧)したときにルータの GLBP の重みを減らす(または増やす)量を指定します。範囲は 1 ~ 255 です。デフォルトは 10 です。 |
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weighting track コマンドを使用して、GLBP ゲートウェイの重みとゲートウェイ インターフェイスのアベイラビリティを関連付けます。このコマンドは、GLBP 用に設定されていないインターフェイスを追跡するのに有効です。たとえば、ゲートウェイと IP ネットワークを接続しているインターフェイスをトラッキングできます。
追跡対象インターフェイスがダウンすると、GLBP ゲートウェイの重みは設定された減分値だけ減ります。GLBP グループごとに個別に一連のインターフェイスを追跡できます。
追跡対象インターフェイスが復旧すると、GLBP は重みを同量だけ増やします。
複数の追跡対象インターフェイスがダウンすると、それぞれに設定されている重みの減分値が累計されます。
この例では、イーサネット インターフェイス 1/1 で、番号の 1 と 2 で表される 2 つのインターフェイスを追跡することを示します。インターフェイス 1 がダウンすると、GLBP ゲートウェイ重み付けがデフォルト値の 10 だけ減算されます。インターフェイス 2 がダウンすると、GLBP ゲートウェイ重み付けが 5 だけ減算されます。
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ワイド メトリック リンクのみをアドバタイズするには、 wide-metric-only コンフィギュレーション モード コマンドを使用します。制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ルータ コンフィギュレーション
VRF コンフィギュレーション
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メトリック値はリンクに割り当てられ、リンクと宛先ポイントの間のパス コストの計算に使用されます。メトリックの形式は次のとおりです。
次に、ワイド メトリック リンクのみをアドバタイズする例を示します。
次に、ワイド メトリック リンクのみの制限を削除する例を示します。
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VPN Routing and Forwarding instance(VRF)を作成するか、または VRF コンフィギュレーション モードに入ります。 |