ステータス概要
「概要(Overview)」ページ(
)には、Expressway(または、該当する場合は Expressway クラスタ)の現在のステータスの概要が表示されます。このページは、管理者として Expressway にログインした後でデフォルトで表示されます。次の情報が表示されます。
フィールド |
説明(Description) |
---|---|
システム情報:このセクションの項目の多くは構成可能です。アイテム名をクリックすると、設定ページに移動します。 |
|
システム名(System name) |
Expressway に割り当てられた名前 |
使用可能時間(Up time) |
システムが最後に再起動されてからの経過時間 |
ソフトウェア バージョン(Software version) |
Expressway に現在インストールされているソフトウェアのバージョン |
IPv4 アドレス(IPv4 Address) |
Expressway の IPv4 アドレス |
IPv6 アドレス(IPv6 Address) |
Expressway の IPv6 アドレス |
オプション(Option) |
コールと登録の最大制限は、オプションキーによって 制御されます 。ソフトウェアのバージョンによっては、いくつかの追加機能をオプションキーで制御することもできますが、ここではこの方法を段階的に廃止しています。 |
リソース使用状況
このセクションには、コールと登録の現在および累積したライセンス使用状況に関する統計情報が表示されます。
現在の使用率とピーク使用率の内訳は次のとおりです。
-
リッチ メディア セッション
-
登録(Unified CM のリモート セッションを含む)
[登録(Registrations)] に示される、Expressway に登録されているデバイスの総数には、TelePresence Room、デスクトップ システム、会議システムが含まれます。
また、リソースとライセンスの使用状況に関する情報も表示されます。
-
監視対象のリソースの使用状況。システム容量のパーセンテージとして表現されます。
-
現在とピーク時の使用状況。各ライセンス タイプに使用可能なライセンスのパーセンテージとして表現されます。それぞれのリッチメディアセッションライセンスで 1 つのビデオコールまたは 2 つの音声のみの SIP トラバーサルコールが許可されます。したがって、100 のリッチ メディア セッション ライセンスでは、90 のビデオ コールと 20 の SIP 音声専用コールが同時に許可されます。他の音声専用コール(非トラバーサル、H.323 またはインターワーキング)もリッチ メディア セッション ライセンスを使用します。
現在の通話または登録の詳細を表示するには、セクションの該当する項目をクリックします。
(注) |
すべての統計は、システムが最後に再起動された後のデータに基づいて行われます。値は、再起動後に 0 に設定されます。情報は 5 秒ごとに自動更新されます。 |
「リソース使用状況(Resource usage)」ページに移動すると、総使用率の統計情報を含む多くの詳細を表示できます。
MRA の展開
Expressway を使用して Cisco Unified Communications のモバイルおよびリモートアクセス機能を導入する場合は、Expressway X12.6.1 以降、Expressway-Eには、現在MRAを介して登録されている SIP デバイスに関する使用情報も表示されます。(該当する Expressway に対して MRA サービスを有効にする必要があります)。この情報には、現在アクティブな MRA デバイスの数と、Expressway が最後に再起動してからの MRA 登録のピーク数が表示されます。
クラスタ化システム
Expressway がクラスタの一部である場合は、各ピアの詳細がクラスタ全体の合計とともに表示されます。