インベントリについて
インベントリ機能は、ホストの IP アドレス、MAC アドレス、およびそのデータベース内のデバイスに関するネットワーク アタッチメント ポイントなどの詳細を取得して保存します。
インベントリ機能 デバイスの可制御性機能と連携して、デバイスに必要なネットワーク設定を行うこともできます(これらの設定がまだデバイスに存在しない場合)。デバイスの制御性については、Cisco Digital Network Architecture Center 管理者ガイドを参照してください。
インベントリは、必要に応じて次のプロトコルを使用します。
-
リンク層検出プロトコル(LLDP)
-
IP デバイス トラッキング(IPDT)またはスイッチ統合セキュリティ機能(SISF)(IPDT または SISF をデバイス上で有効にする必要があります)。
-
LLDP Media Endpoint Discovery (このプロトコルは IP フォンや一部のサーバの検出に使用されます)。
-
ネットワーク設定プロトコル(NETCONF)デバイスのリストについては、ディスカバリの前提条件 を参照してください。
初期検出後、Cisco DNA Center は定期的にデバイスをポーリングすることでインベントリを維持します。デフォルトの最小間隔は 25 分です。ただし、この間隔は、ネットワーク環境の必要性に応じて、最高 24 時間まで変更できます。詳細については、「デバイスの再同期間隔の更新」を参照してください。ポーリングはデバイス、リンク、ホスト、およびインターフェイスごとに実行されます。アクティブだった期間が 1 日未満のデバイスのみ表示されます。これによって、古いデバイス データが表示されないようにします。平均すると、500 台のデバイスのポーリングには約 20 分かかります。
Cisco DNA Center 1.3 以降、[Inventory] 機能は [Provision] ページとマージされます。
Cisco DNA Center 1.2.x から Cisco DNA Center 1.3 にアップグレードした場合は、Cisco DNA Center のホームページから [Inventory] ツールを選択します。[Provision Devices] ページに移動するように要求するメッセージが表示されます。[Provision Devices] ページで、 を選択して、インベントリ機能を表示および実行します。