データ プラットフォームについて
データ プラットフォームには、Cisco DNA Center アプリケーションのモニタとトラブルシューティングに役立つツールがあります。[データ プラットフォーム(Data Platform)] には、ネットワークのパターン、トレンド、問題領域を特定するのに役立つ、さまざまな入力から合成されたデータが表示されます。たとえば、ネットワークに問題が発生した場合、パイプラインがエラー状態になっているかどうか、特定のエリアにおけるリアルタイム トラフィック フローが何かなど、問題に対する回答を迅速に得ることができます。データ プラットフォームの主なエリアは次のとおりです。
-
[Analytics Ops Center]:データがコレクタとパイプラインを経由してどのように流れているかをグラフィカルに表示します。また、ネットワーク内のパターン、傾向、次のような問題領域を特定できる Grafana ダッシュ ボードも用意されています。「分析 Ops センターを使用したトラブルシューティング」を参照してください。
-
[Collectors]:さまざまなネットワークテレメトリとコンテキストデータをリアルタイムで収集します。データが取り込まれると、Cisco DNA Center はデータを関連付けて分析します。コレクタのステータスを表示し、問題領域をすばやく見分けることができます。「コレクタの設定情報の表示または更新」を参照してください。
-
[Store Settings]:アプリケーションのデータの保存期間を指定できます。「データ保持設定の表示」を参照してください。
-
[Pipelines]:Cisco DNA Center アプリケーションが、ストリーミングデータを処理できるようにします。データ パイプラインでは、外部ソースからの入力データを受け入れ、有用な情報を提供するためにそのデータを変換し、出力データを生成する一連の計算をカプセル化します。パイプラインのステータスを表示し、問題領域をすばやく見分けることができます。「パイプライン ステータスの表示」を参照してください。