Cisco Nexus 9000 シリーズ NX-OS トラブルシューティングガイド、リリース 10.4(x)

偏向のない言語

この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Updated:: 2023年12月14日木曜日

サーバ障害のトラブルシューティング

プロセスのメモリ割り当ての特定

メモリ内の各プロセスの割り当て、制限、メモリ割り当て、および使用状況を特定できます。次は show processes memory コマンドからの出力例です。この出力は、例を簡潔にするために省略されています。

switch# show processes memory
 PID  MemAlloc MemLimit    MemUsed     StackBase/Ptr      Process
 ---- -------- --------    -------     -----------------  -----------
   1    159744  0           2027520     ff808d30/ffffffff  init
   2         0  0                 0                   0/0  kthreadd
   3         0  0                 0                   0/0  migration/0
   4         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/0
   5         0  0                 0                   0/0  watchdog/0
   6         0  0                 0                   0/0  migration/1
   7         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/1
   8         0  0                 0                   0/0  watchdog/1
   9         0  0                 0                   0/0  migration/2
  10         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/2
  11         0  0                 0                   0/0  watchdog/2
  12         0  0                 0                   0/0  migration/3
  13         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/3
  14         0  0                 0                   0/0  watchdog/3
  15         0  0                 0                   0/0  migration/4
  16         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/4
  17         0  0                 0                   0/0  watchdog/4
  18         0  0                 0                   0/0  migration/5
  19         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/5
  20         0  0                 0                   0/0  watchdog/5
  21         0  0                 0                   0/0  migration/6
  22         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/6
  23         0  0                 0                   0/0  watchdog/6
  24         0  0                 0                   0/0  migration/7
  25         0  0                 0                   0/0  ksoftirqd/7
  26         0  0                 0                   0/0  watchdog/7
  27         0  0                 0                   0/0  events/0
  28         0  0                 0                   0/0  events/1
  29         0  0                 0                   0/0  events/2
  30         0  0                 0                   0/0  events/3
  31         0  0                 0                   0/0  events/4
  32         0  0                 0                   0/0  events/5
  33         0  0                 0                   0/0  events/6
  34         0  0                 0                   0/0  events/7
  35         0  0                 0                   0/0  khelper
  36         0  0                 0                   0/0  netns
  37         0  0                 0                   0/0  kblockd/0

この項で説明している show processes memory コマンドには、次のキーワードが含まれます。


キーワード	説明
>	出力をファイルにリダイレクトします。
>>	出力が既存のファイルに追加されます。
shared	共有メモリ情報を表示します。

プロセスの CPU 使用率の特定

メモリ内で実行中のプロセスの CPU 使用率を特定できます。次は show processes cpu コマンドからの出力例です。この出力は、例を簡潔にするために省略されています。



switch# show processes cpu 

CPU utilization for five seconds: 0%/0%; one minute: 1%; five minutes: 2%

   PID    Runtime(ms)Invoked   uSecs 5Sec    1Min   5Min    TTY  Process
   ---    ------------------   ----- -----   -----  -----   ---  ----------
   1        28660    405831     70   0.00%   0.00%  0.00%   -    init
   2           21      1185     18   0.00%   0.00%  0.00%   -    kthreadd
   3          468     36439     12   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/0
   4        79725   8804385      9   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/0
   5            0         4     65   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/0
   6          472     35942     13   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/1
   7        33967    953376     35   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/1
   8            0        11      3   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/1
   9          424     35558     11   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/2
  10        58084   7683251      7   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/2
  11            0         3      1   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/2
  12          381     29760     12   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/3
  13        17258    265884     64   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/3
  14            0         2      0   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/3
  15        46558   1300598     35   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/4
  16      1332913   4354439    306   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/4
  17            0         6      2   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/4
  18        45808   1283581     35   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/5
  19       981030   1973423    497   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/5
  20            0        16      3   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/5
  21        48019   1334683     35   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/6
  22      1084448   2520990    430   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/6
  23            0        31      3   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/6
  24        46490   1306203     35   0.00%   0.00%  0.00%   -    migration/7
  25      1187547   2867126    414   0.00%   0.00%  0.00%   -    ksoftirqd/7
  26            0        16      3   0.00%   0.00%  0.00%   -    watchdog/7
  27        21249   2024626     10   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/0
  28         8503   1990090      4   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/1
  29        11675   1993684      5   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/2
  30         9090   1973913      4   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/3
  31        74118   2956999     25   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/4
  32        76281   2837641     26   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/5
  33       129651   3874436     33   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/6
  34         8864   2077714      4   0.00%   0.00%  0.00%   -    events/7
  35            0         8     23   0.00%   0.00%  0.00%   -    khelper
  36          234        34   6884   0.00%   0.00%  0.00%   -    netns

show processes cpu コマンドには、次のキーワードが含まれています。


キーワード	説明
>	出力をファイルにリダイレクトします。
>>	出力が既存のファイルに追加されます。
history	CPU の使用状況に関する情報を表示します。
sort	メモリ使用量に基づいてリストをソートします。

モニタリングプロセスのコアファイル

show cores を使用してプロセスコアファイルをモニタできます。コマンドを使用する必要があります。

switch# show cores
Module  Instance  Process-name     PID       Date(Year-Month-Day Time)
------  --------  ---------------  --------  -------------------------
28      1         bgp-64551        5179      2013-11-08 23:51:26

出力には、現在アクティブなスーパーバイザからアップロードできるすべてのコアが表示されます。

クラッシュコアファイルの処理

クラッシュコアファイルを処理するには、show processes log コマンドを使用します。

switch# show process log
  Process           PID     Normal-exit  Stack-trace  Core     Log-create-time
  ----------------  ------  -----------  -----------  -------  ---------------
  ntp               919               N            N        N  Jun 27 04:08
  snsm              972               N            Y        N  Jun 24 20:50

コアのクリア

clear cores を使用してコアをクリアできます。コマンドを使用します。

switch# clear cores

コアファイルの自動コピーのイネーブル化

システムコアを入力できます。コマンドを使用して、TFTP サーバ、フラッシュドライブ、またはファイルへのコアファイルの自動コピーを有効にします。

switch(config)# system cores tftp://10.1.1.1/cores

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