一般的な障害の考慮事項
(注) |
アップグレードの失敗をトラブルシューティングする際は、システムの安定性を確保するために、アップグレードまたは、ダウングレードに関するガイドラインおよび制限事項 で回避するように先に進む前に操作のリストを確認してください。 |
ACI スイッチ アップグレードの場合、メンテナンス ポリシーごとに 1 つのスケジューラが存在します。デフォルトでアップグレードまたはダウングレードの失敗が検出されると、スケジューラを停止し、そのグループのノードはアップグレードを開始しません。スケジューラは、アップグレード フォールトの場合に手動介入によるデバッグを必要とします。手動介入が完了したら、一時停止されたスケジューラを再開させる必要があります。
スイッチのステータスが「queued」になっている場合は、以下を確認します。
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コントローラのクラスタが正常かどうか。APIC コントローラ クラスタは、正常な状態にする必要があります。API に「waitingForClusterHealth = yes」と表示されている場合、または GUI で [Waiting for Cluster Convergence] に対して [Yes] が表示されている場合は、コントローラのクラスタが正常ではないことを示しています。正常になるまで、アップグレードを開始していないスイッチのステータスは「queued」のままになります。
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スイッチのメンテナンス グループが一時停止していないか。スイッチがアップグレードに失敗すると、グループは一時停止状態になります。
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に移動して、各メンテナンス グループのイベントログを確認します。イベント ログは、アップグレードの状態が進行していない理由に関する詳細情報を提供します。