FICON の概要
Cisco MDS 9000 ファミリは、単一のハイ アベイラビリティ プラットフォーム内で Fibre Channel Protocol(FCP)、FICON、iSCSI、および FCIP 機能をサポートします(共有システム ストレージ ネットワークを参照)。
FICON 機能は、以下ではサポートされていません。
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Cisco MDS 9120 スイッチ
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Cisco MDS 9124 スイッチ
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Cisco MDS 9140 スイッチ
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32 ポート ファイバ チャネル スイッチング モジュール
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HP c-Class BladeSystem 用の Cisco ファブリック スイッチ
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IBM BladeSystem 用の Cisco ファブリック スイッチ
FCP と FICON は別個の FC4 プロトコルであり、トラフィックは互いに独立しています。これらのプロトコルを使用しているデバイス間の切り離しには、VSAN を使用する必要があります。
ファブリック バインディング機能は、無許可のスイッチがファブリックに接続したり、現在のファブリック操作を中断するのを防止するのに役立ちます(『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Security Configuration Guide』を参照)。Registered Link Incident Report(RLIR)アプリケーションを使用することにより、スイッチ ポートから登録済み Nx ポートに LIR を送信できます。
このセクションは、次のトピックで構成されています。
FICON の要件
FICON 機能の要件として、次のものが挙げられます。
- FICON 機能を実装できるスイッチは、次のとおりです。
- Cisco MDS 9500 シリーズのあらゆるスイッチ
- Cisco MDS 9200 シリーズのあらゆるスイッチ(例:Cisco MDS 9222i マルチサービス モジュラ スイッチ)
- Cisco MDS 9134 マルチレイヤ ファブリック スイッチ
- MDS 9000 ファミリの 18/4 ポート マルチサービス モジュール
- FICON パラメータを設定するには、MAINFRAME_PKG のライセンスが必要です。
- FCIP が使用されている WAN 回線を介して FICON 設定を展開するには、使用しているモジュールに対応した所定の SAN_EXTN_OVER_IP ライセンスが必要です。詳細については、『Cisco NX-OS Family Licensing Guide』を参照してください。
MDS 固有 FICON のメリット
ここでは、Cisco MDS スイッチのその他の FICON のメリットについて説明します。また、次のトピックを取り上げます。
VSAN によるファブリックの最適化
別々の物理ファブリックを実装すると、高度なスイッチ管理が必要になるため、実装コストがかさむのが一般的です。ファブリック設定によっては、各アイランド内のポートのプロビジョニングが過剰になることがあります。
Cisco MDS 固有の VSAN テクノロジーを導入すると、過剰なプロビジョニング コストの節減、および管理対象スイッチ数の軽減につながるため、これらの物理ファブリック間の効率を向上できます。また、VSAN を使用すると、中断せずに未使用ポートを移動し、共通の冗長物理インフラストラクチャを提供できます(VSAN 固有ファブリックの最適化 を参照)。
VSAN を使用すると、SAN のグローバル統合が可能になり、単一の物理ネットワーク上の既存の SAN アイランドを仮想 SAN アイランドに変換できます。これにより、ハードウェアレベルでセキュリティが適用され、アプリケーションどうしまたは部門どうしが切り離されて単一のネットワーク上で共存できるようになります。また、仮想再配線が可能になり、ストレージ インフラストラクチャが強化されます。機器に経費をかけたり機器の物理的再配置を破壊したりせずに、部門間またはアプリケーション間でアセットを移動できます。
Note |
どの Cisco MDS スイッチにも VSAN を設定できます。ただし、FICON を有効にできる VSAN は 8 つ以下に限られます。設定可能な VSAN の数は、プラットフォームごとに異なります。 |
メインフレーム ユーザーであれば、VSAN を MDS SAN ファブリック内の FICON LPAR と同様のものと考えればわかりやすいでしょう。スイッチ リソースは、互いに切り離された FICON LPAR(VSAN)にパーティション化できます。このパーティション化の操作は、zSeries または DS8000 上でリソースをパーティション化する操作とほぼ同じです。各 VSAN は、固有のファブリック サービス(たとえば、ファブリック サーバーやネーム サーバー)、FICON CUP、ドメイン ID、Fabric Shortest Path First(FSPF)ルーティング、動作モード、IP アドレス、およびセキュリティ プロファイルのセットで構成されています。FICON LPAR は複数のラインカードにわたって設置でき、そのサイズが動的に調整されます。たとえば、10 ポート付き FICON LPAR 1 つを 10 のラインカードにわたって設置することもできます。FICON LPAR には、カスケード設定の複数のスイッチのポートを含めることもできます。Cisco MDS 9000 スイッチング アーキテクチャには一貫した公正さがあるため、「すべてのポートは等しく作成」されます。これにより、他のベンダー製プラットフォームで発生する「ローカル スイッチング」問題を除去して、プロビジョニングを簡素化することができます。FICON LPAR へのポートの追加は、無中断プロセスです。FICON アドレス指定の制限を受けるため、FICON LPAR の最大ポート数は 255 です。
FCIP のサポート
Cisco MDS 9000 ファミリのマルチレイヤ アーキテクチャは、プロトコルを認識しないスイッチ ファブリックを介して一貫したフィーチャ セットを可能にしています。Cisco MDS 9500 シリーズおよび 9200 シリーズ スイッチは、ファイバ チャネル、FICON、および Fibre Channel over IP(FCIP)を 1 つのシステムに透過的に統合します。FICON over FCIP 機能を使用すると、遠く離れた場所にあるメインフレーム リソースにも、コスト効率よくアクセスできます。Cisco MDS 9000 ファミリのプラットフォームでは、ビジネス継続ストラテジをシンプルにするユビキタス IP インフラストラクチャを使用して、IBM PPRC や XRC などのストレージ レプリケーション サービスを、メトロを介してグローバルな距離にまで展開できます。
『Cisco MDS 9000 Family NX-OS IP Services Configuration Guide』を参照してください。
ポートチャネルのサポート
FICON の Cisco MDS 実装では、効率的利用がサポートされているため、安定した大規模 SAN 環境の構築に要するスイッチ間リンク(ISL)のアベイラビリティが向上しています。Cisco MDS スイッチ内での ISL のアベイラビリティおよびパフォーマンスは、ポートチャネルによって強化されます。
ポートチャネルの詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Interfaces Configuration Guide』を参照してください。
VSAN による、FICON と FCP の混在への対応
Cisco MDS 9000 ファミリの FICON 対応スイッチは、きわめて複雑な混在環境にも簡単に導入できるようになっています。各サービスに必要な VSAN を簡単に作成して、複数の論理 FICON、Z-Series Linux/FCP、および Open-Systems Fibre Channel Protocol(FCP)ファブリックを 1 つの物理ファブリックにオーバーレイできます。VSAN にはハードウェア独立サービスとプロトコル固有のファブリック サービスの両方が用意されているため、ゾーンベースの混在方式のような複雑さがなく、不安定になるおそれもありません。
Cisco MDS 9000 ファミリのどのスイッチにおいても、FICON 機能はデフォルトでディセーブルになっています。FICON 機能がディセーブルのときは、FC ID をシームレスに割り当てることが可能です。Cisco NX-OS ソフトウェアは混在環境に対応しています。FCP プロトコルと FICON プロトコルの混在に関する問題は、VSAN を実装すれば、Cisco MDS スイッチによって対処されます。
Cisco MDS 9000 ファミリのスイッチおよびディレクタは、FCP プロトコルと FICON プロトコルの混在をポートレベルでサポートしています。これらのプロトコルが同一スイッチ内に混在している場合は、VSAN を使用して FCP ポートと FICON ポートを切り離せます。
Tip |
混在環境を作成する際は、すべての FICON デバイスを(デフォルト VSAN 以外の)1 つの VSAN に配置し、FCP スイッチ ポートを(デフォルト VSAN 以外の)別個の VSAN に隔離してください。このようにして FCP と FICON を切り離すことにより、接続しているすべてのデバイスに対して正常な通信が保証されます。 |
Cisco MDS でサポートされている FICON 機能
Cisco MDS 9000 ファミリの FICON 機能としては、次のものがあります。
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柔軟性と投資の保護:Cisco MDS 9500 シリーズおよび 9200 シリーズ間で共通のスイッチング モジュールとサービス モジュールは、Cisco MDS 9000 ファミリによって共有されます。
『Cisco MDS 9500 Series Hardware Installation Guide』および『Cisco MDS 9200 Series Hardware Installation Guide』を参照してください。
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ハイ アベイラビリティ FICON 対応ディレクタ:Cisco MDS 9500 シリーズは、すべての主要コンポーネントに対して稼働中のソフトウェア アップグレード、ステートフルなプロセス再起動/フェールオーバー、および十分な冗長性を可能にしたことで、ディレクタ クラスのアベイラビリティの新標準に準拠しています。4/2/1 Gbps、10 Gbps の自動検知 FICON ポートまたは FCP ポートの任意の組み合わせを最大 528 個まで 1 つのシャーシに搭載できます。『Cisco MDS 9000 Family NX-OS High Availability and Redundancy Configuration Guide』を参照してください。
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インフラストラクチャの保護:共通ソフトウェア リリースによって、すべての Cisco MDS 9000 プラットフォーム間でインフラストラクチャを保護できます。『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Software Upgrade and Downgrade Guide』を参照してください。
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VSAN テクノロジー:Cisco MDS 9000 ファミリには、ハードウェアレベルで適用される VSAN テクノロジーが採用されています。VSAN テクノロジーは、単一物理ファブリック内の独立環境に対応しているため、物理インフラストラクチャを安全に共有しながら、FICON 混在のサポートを強化できます。VSAN の設定と管理を参照してください。
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ポートレベルでの設定:BB_credits、ビーコン モード、およびポート セキュリティをポートごとに設定できます。バッファ間クレジット、ビーコン LED、およびトランキングについては、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Interfaces Configuration Guide』を参照してください。
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エイリアス名の設定:スイッチおよび接続されているノード デバイスに、WWN でなくユーザーフレンドリなエイリアスを設定できます。を参照してください。
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包括的なセキュリティ フレームワーク:Cisco MDS 9000 ファミリは、RADIUS および TACACS+ 認証、簡易ネットワーク管理プロトコル バージョン 3(SNMPv3)、ロールベース アクセス コントロール、セキュア シェル プロトコル(SSH)、セキュア ファイル転送プロトコル(SFTP)、VSAN、ハードウェアベースのゾーン分割、ACL、ファブリック バインディング、Fibre Channel Security Protocol(FC-SP)、LUN ゾーン分割、読み取り専用ゾーン、および VSAN ベースのアクセス コントロールをサポートしています。RADIUS、TACACS+、FC-SP、および DHCHAP の詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Security Configuration Guide』を参照してください。
Note
LUN ゾーン分割および読み取り専用ゾーンは、Cisco MDS NX-OS Release 5.x 以降ではサポートされていません。
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トラフィックの暗号化:FCIP を介した IP セキュリティがサポートされています。FCIP を介して伝送された FICON およびファイバ チャネル トラフィックを暗号化できます。『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Security Configuration Guide』を参照してください。
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ローカル アカウンティング ログ:ローカル アカウンティング ログを表示して、FICON イベントを検出できます。MSCHAP 認証およびローカル AAA サービスの詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Security Configuration Guide』を参照してください。
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統合型ストレージ管理:Cisco MDS 9000 FICON 対応スイッチは、IBM CUP 規格に適合しており、IBM S/A OS/390 I/O 操作コンソールを使用した帯域内管理が可能です。CUP インバンド管理を参照してください。
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ポート アドレスベースの設定:ポート名、ブロック状態またはブロック解除状態を設定します。また、接続制限属性をポートに設定できます。FICON ポートの設定を参照してください。
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表示できる情報には、次のものがあります。
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個別のファイバ チャネル ポート(例:ポート名、ポート番号、ファイバ チャネル アドレス、動作ステート、ポート タイプ、ログイン データなど)
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ポートに接続されているノード
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ポートのパフォーマンスおよび統計情報
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コンフィギュレーション ファイル:コンフィギュレーション ファイルを保存し、適用します。FICON コンフィギュレーション ファイルを参照してください。
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FICON および開放型システム管理サーバー機能(インストール済みの場合)。VSAN による、FICON と FCP の混在への対応を参照してください。
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拡張カスケード サポート:CUP インバンド管理を参照してください。
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日時:スイッチの日時設定を行います。ホストでタイムスタンプを制御できるようにするを参照してください。
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SNMP トラップの受け取り側およびコミュニティ名を設定します(FICON パラメータの SNMP 制御の設定 を参照)。
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Call Home の設定:ディレクタ名、場所、説明、および担当者を設定します。『Cisco MDS 9000 Family NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
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優先するドメイン ID、FC ID の永続性、および主要スイッチの優先度の設定:ドメイン パラメータの設定の詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
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詳細な SPAN(スイッチド ポート アナライザ)診断:Cisco MDS 9000 ファミリには、業界初のインテリジェント診断、プロトコル デコーディング、ネットワーク分析ツール、および統合された Call Home 機能が組み込まれているため、信頼性の向上、迅速な問題解決、およびサービス コストの削減が実現します。SPAN を使用したネットワーク トラフィックのモニタリングの詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
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R_A_TOV、E_D_TOV の設定:「ファイバチャネル タイムアウト値」の項(11-1 ページ)を参照してください。
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ディレクタレベルのメンテナンス作業:障害分析をサポートするために、ディレクタのメンテナンス作業(たとえば、ファームウェア レベルのメンテナンス、ディレクタ ログへのアクセス、データ収集など)を実行します。システム プロセスおよびログのモニタリングの詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
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ポート レベルのインシデント アラート:ポート レベルのインシデント アラートを表示およびクリアします。RLIR 情報のクリアを参照してください。
FICON のカスケード化
Cisco MDS NX-OS ソフトウェアを使用して、FICON ネットワーク内で複数のスイッチの共存が可能になります。複数のスイッチを設定するには、該当スイッチ内でファブリック バインディングを有効にし、設定する必要があります(『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Security Configuration Guide』を参照)。
FICON VSAN の前提条件
FICON VSAN を稼働状態にするには、次の前提条件を満たしているかどうか確認してください。
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ゾーン分割機能を使用していない場合は、デフォルト ゾーンを許可するように設定します。次のヒントを参照してください。
Tip
アクティブ ゾーン セットを保存するのに、copy running-config startup-config コマンドを発行する必要はありません。ただし、明示的にフル ゾーン セットを保存するには、copy running-config startup-config コマンドを発行する必要があります。ファブリックに複数のスイッチが含まれている場合は、copy running-config startup-config fabric コマンドを実行する必要があります。fabric キーワードを指定すると、copy running-config startup-config コマンドがファブリック内のすべてのスイッチで実行され、フル ゾーン情報がファブリック内のすべてのスイッチのスタートアップ コンフィギュレーションに保存されます。これは、スイッチのリロードおよび電源再投入時に重要です。
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VSAN 上で順序どおりの配信をイネーブルにします。ファイバ チャネル ルーティング サービスおよびプロトコルの設定を参照してください。
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VSAN 上でファブリック バインディングをイネーブルにします(必要に応じて設定します)。ファブリック バインディングの詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS Security Configuration Guide』を参照してください。
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スイッチ内に衝突する永続 FC ID が存在していないことを確認します。ドメイン パラメータの設定の詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
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設定済みドメイン ID と要求したドメイン ID が一致していることを確認します。ドメイン パラメータの設定の詳細については、『Cisco MDS 9000 Family NX-OS System Management Configuration Guide』を参照してください。
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ゾーン分割を使用している場合は、ゾーンに CUP(エリア FE)を追加します。CUP インバンド管理を参照してください。
上記の前提条件がいずれか 1 つでも満たされていないと、FICON 機能をイネーブルにできません。