HBA リンク診断は、パフォーマンスを検証し、障害のあるリモート ピアおよび HBA コンポーネントを分離するのに役立つツールです。さまざまなタイプのテストを使用して、ターゲット デバイスへのパスおよびスタック内のさまざまなコンポーネントの動作を検証できます。
リンク診断テストは、MDS スイッチから構成および制御されます。ターゲット HBA と SFP は、意図されたタイプのテストをサポートしている必要があります。リンクは診断モードに設定され、SAN ファブリックから削除されます。テスト トラフィックは、ファブリック
トラフィックに干渉することなく、特定のリンクで排他的に実行できます。テストが完了すると、リンクは診断モードを終了し、SAN ファブリックのサービスに戻すことができます。
テストを実行するには、診断ポートとジェネレータ ポートの 2 つのポートが必要です。診断ポートは、テストが実行されるポートです。ジェネレータ ポートは、テストの実行に必要なトラフィックを生成します。診断テストの開始時にユーザがジェネレータ ポートを明示的に指定していない場合、管理シャットダウン
ステータスのポートがジェネレータ ポートとして選択されます。
次に、Cisco MDS スイッチで使用できるさまざまなタイプのリンク診断テストを示します。
両方のリンク診断テストは、サポートされているさまざまなレベルで実行できます。さらに詳しくは、「HBA リンク診断テスト」セクションを参照してください。