ファブリック管理テンプレート
リリース 4.0(1) 以降、Cisco Nexus Dashboard Orchestrator では、複数のファブリック ポリシー、ファブリック リソース ポリシー、およびモニタリング ポリシーを構成できます。アプリケーション テンプレートを使用してオブジェクトを作成し、VRF、BD、または EPG の設定を定義する方法と同様に、これらの新しいポリシーはそれぞれのテンプレート タイプで定義されます。次のセクションでは、NDO から直接構成できるようになったポリシーと、そのために必要な手順について説明します。
アプリケーション テンプレートで定義するオブジェクトは、サイトの APIC 内の同じ管理対象オブジェクト(MO)に 1 対 1 でマッピングされますが、新しいテンプレート タイプでは、一部のオブジェクトとポリシーを論理コンテナにグループ化します。このような場合、NDO の新しいテンプレートタイプの 1 つで同じ論理コンテナ内の必要なすべてのポリシーを定義した後、オーケストレータからその構成を展開すると、APIC でやはり個々のポリシーが作成されます。たとえば、APIC では、ノード、インターフェイス、さらには IP アドレス タイプに対して個別のポリシーが作成されます(そのため、単一の L3Out インターフェイスに IPv4 および IPv6 IP アドレスを提供すると、2 つの個別のインターフェイス プロファイルが作成されます)。
(注) |
NDO が複数の個別ポリシーを使用してこれらの論理コンテナを維持する方法により、テンプレートの展開中、APIC のポリシー モデルに固有のベスト プラクティスも適用されます。そのため、以前の既存の設定を APIC から新しいテンプレートの 1 つにインポートし、構成を編集してから再展開すると、古い MO が削除され、新しい MO が NDO 固有の階層で作成されるシナリオが発生する可能性があります。その場合、短時間(最大 1 秒)のトラフィックの中断を引き起こします。 これは、インポートされたオブジェクトが変更され、再展開された場合にのみ発生します。構成をインポートし、変更せずにすぐに再展開すると、NDO は APIC の MO の所有権を取得するだけで、MO の削除や再作成は行われません。 |