DHCP クライアントについて
DHCP クライアント機能によって、インターフェイスに IPv4 アドレスを構成できます。インターフェイスには、管理ポート、およびスイッチ仮想インターフェイス(SVI)が含まれます。
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この章では、Cisco NX-OS デバイスで Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)を設定する手順について説明します。
この章は、次の項で構成されています。
DHCP クライアント機能によって、インターフェイスに IPv4 アドレスを構成できます。インターフェイスには、管理ポート、およびスイッチ仮想インターフェイス(SVI)が含まれます。
DHCP 設定時の注意事項と制約事項は次のとおりです。
POAP の安全性を確保するために、DHCP スヌーピングが有効であることを確認し、ファイアウォール ルールを設定して意図しない、または悪意のある DHCP サーバをブロックしてください。
(注) |
安全な POAP を構成するには、ファイアウォール ルールを正しく設定する必要があります。 |
(注) |
DHCP 構成制限については、『Cisco Nexus 3550-T 検証済み拡張性ガイド』を参照してください。 |
DHCP クライアント機能によって、管理インターフェイスに IPv4 アドレスを構成できます。
(注) |
DHCP クライアントは DHCP リレー プロセスに依存しないため、feature dhcp コマンドを有効にする必要はありません。 |
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
次のどちらかを選択します。
例:
|
|
ステップ 3 |
[no] {ip } address dhcp 例:
|
インターフェイスに IPv4 アドレスを割り当てます。 IP を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。 |
ステップ 4 |
(任意) 次の手順を実行します。
例:
|
(任意)
実行コンフィギュレーションのインターフェイスに割り当てられた IPv4 アドレスを表示します。 |
ステップ 5 |
(任意) copy running-config startup-config 例:
|
(任意)
実行コンフィギュレーションを、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーします。 {ip} address dhcp コマンドだけが保持されます。割り当てられたIPアドレスは、実行コンフィギュレーションに表示されても保存されません。 |
次に、DHCP クライアント機能を使用して VLAN インターフェイスに IPv4 アドレスを割り当てる例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)# interface mgmt 0
switch(config-if)# no shutdown
switch(config-if)# ip address dhcp
switch(config-if)# show running-config interface vlan 7
interface Vlan7
no shutdown
ip address dhcp
関連項目 |
マニュアル タイトル |
---|---|
レイヤ 3 仮想化 |
『Cisco Nexus 9000 Series NX-OS Unicast Routing Configuration Guide』 |