RIPng の概要
RIPng はユーザ データグラム プロトコル(UDP)データ パケットを使用して、小規模なインターネットワークでルーティング情報を交換します。
RIPng は IPv6 をサポートし、次の 2 つのメッセージ タイプを使用します。
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要求:他の RIPng 対応ルータからのルート アップデートを要求するためにマルチキャスト アドレス FF02::9 に送信されます。
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応答:デフォルトでは 30 秒間隔で送信されます(RIPng 構成の確認セクションを参照)。ルータも、要求メッセージの受信後に応答メッセージを送信します。応答メッセージには、RIPng ルート テーブル全体が含まれます。RIPng ルーティング テーブルが 1 つの応答パケットに収まらない場合、RIPng は 1 つの要求に対して複数の応答パケットを送信します。
RIPng はルーティング メトリックとして、ホップ カウントを使用します。ホップ カウントは、パケットが宛先に到達するまでに、通過できるルータの数です。直接接続されているネットワークのメトリックは 1 です。到達不能ネットワークのメトリックは 16 です。RIPng はこのようにメトリックの範囲が小さいので、大規模なネットワークに適したルーティング プロトコルではありません。