手動 ZTP 呼び出し
手動ゼロ タッチ プロビジョニング(ZTP)は、CLI コマンドを使用して手動で呼び出すことができます。この手動による方法は、ルータを段階的にプロビジョニングするのに役立ちます。再起動なしで ZTP 設定をテストするのに最適です。インターフェイス(データ ポートまたは管理ポート)上で ZTP を呼び出す場合は、最初にインターフェイスを起動して設定する必要はありません。 ztp initiate コマンドを実行すると、インターフェイスがダウンしていても、ZTP スクリプトによって起動され、dhclient が呼び出されます。したがって、ZTP はアップ状態かダウン状態かに関係なく、すべてのインターフェイスで実行できます。
さらに多くのインターフェイス上で ZTP を実行させるには、ztp initiate 、ztp breakout 、ztp terminate 、および ztp clean コマンドを使用します。
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ztp initiate :新しい ZTP DHCP セッションを呼び出します。ログはコンソールと /disk0:/ztp/ztp.log に送られます。
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ztp terminate :進行中の ZTP セッションを終了します。
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ztp clean :ディスクに保存されているすべての ZTP ファイルを削除します。
コマンドの詳細については、 の「ZTP command」の章を参照してください。
このタスクでは、手動 ZTP 呼び出しの最も一般的な使用例、4x10 ブレークアウト検出と ZTP の呼び出しを示しています。
手順
コマンドまたはアクション | 目的 | |
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ステップ 1 |
ztp breakout 例:
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ブレイクアウトをサポートしている 100 GE インターフェイス上で 4x10 ブレークアウトを試行し、no-shut 後に動作がダウンします。10x10 ブレークアウト設定によって 10GE インターフェイスの動作が起動する場合は、ブレークアウト設定が維持されます。それ以外の場合は、設定が元に戻されます。 |
ステップ 2 |
ztp initiate dataport 例:
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起動している、または起動可能なすべてのデータ ポートで DHCP セッションを呼び出します。ZTP はバックグラウンドで実行されます。進捗状況を確認するには、show logging を使用するか、または /disk0:/ztp/ztp.log を確認してください。 |