この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Configuration Assistant は、スタンドアロンのデバイスやデバイス グループ( コミュニティ と呼ぶ)を、イントラネット上の任意の場所から管理するために使用できるアプリケーションです。Configuration Assistant のグラフィカル インターフェイスを使用して、次の操作を実行できます。
• Cisco Smart Business Communications System(SBCS)デバイスのセットアップ
• ネットワーク アドレス変換、バーチャル プライベート ネットワーク、およびファイアウォールのセットアップ
• 無線セキュリティおよび無線ゲスト アクセスを含むコミュニティの無線 LAN 機能の設定
これらのタスクのいずれかを実行するには、「機能バー」 に示す Configuration Assistant の機能バーから該当する機能を選択します。
コミュニティを作成する主な理由は、コミュニティでは、デバイスの物理的な位置およびデバイスにインストールされているソフトウェアに関係なく、同じ論理グループでシスコのデバイスを管理できるということです。複数のコミュニティを作成、変更、削除、および管理できます。
コミュニティを使用する利点は、UC500 と SR500 などの複数のデバイスを、各デバイスへ個別に再接続することなく単一のセッションで設定できることです。コミュニティを使用すると、Cisco Configuration Assistant では複数のプラットフォームにまたがった VLAN の同期など、ソリューション レベルの機能を実装できます。
コミュニティには、最大 25 の接続されたネットワーク デバイスを含めることができます。各デバイスには、IP アドレスが割り当てられている必要があります。Configuration Assistant では、Cisco Discovery Protocol(CDP; シスコ検出プロトコル)による自動検出機能を使用して、適切なネットワーク デバイスを検出し、コミュニティに追加できます。デバイスで CDP が有効になっていない場合でも、コミュニティを作成してデバイスに手動で追加できます。
Configuration Assistant では、コミュニティ内のすべてのメンバと安全に通信できます。あるコミュニティ メンバに障害が発生しても、他のメンバを引き続き管理できます。
ほとんどのタイプのネットワーク デバイス(ルータ、スイッチ、および無線 LAN コントローラ)はコミュニティに所属できます。使用できるデバイスの詳細なリストについては、リリース ノートを参照してください。コミュニティの作成方法の詳細については、「コミュニティの計画と作成」を参照してください。
Configuration Assistant では、コミュニティを次の 2 つの方法でグラフィカルに表示できます。
• トポロジ ビュー。メンバ デバイス、隣接デバイス、デバイスのステータス、デバイスのプロパティ、およびリンク情報を表示します。
• 前面パネル ビュー。デバイスおよびポートのステータスをリアルタイムに監視し、多数の設定タスクを実行できます。このビューでのデバイスおよびポート LED は、物理的なデバイスおよびポート LED と外観が似ています。
これらのビューの例を表示するには、「トポロジ ビュー」および「前面パネル ビュー」を参照してください。