Cisco CNS Network Registrar Release 6.1 インストレーション ガイド

偏向のない言語

この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。

翻訳について

このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

マニュアルのコンテンツ
このマニュアル内で検索
ご利用いただける言語

検索結果

Updated:
2017年6月14日

章のタイトル： サイレント インストールの実行

サイレント インストールの実行

ここでは、Cisco CNS Network Registrar のリージョナル クラスタとローカル クラスタのインストール、アップグレード、およびアンインストールをサイレントで実行する方法について説明します。サイレント インストールやサイレント アップグレードは、非対話型のプロセスによって進行します。通常のインストールやアップグレードを行うと、そのプロセスが応答ファイル内に「キャプチャ」されます。同じサイトでさらにインストールやアップグレードを行う場合、この応答ファイルを使用すれば、同じプロセスを手動で繰り返さずに済みます。

注意 サイレント インストールはインストールのためだけ、そしてサイレント アップグレードはアップグレードのためだけに限定して使用する必要があります。たとえば、キャプチャされた情報がローカル クラスタのインストール用であるか、またはリージョナル クラスタのインストール用であるかを把握しておくことが必要です。サイレント プロセスは、目的に合ったものを正しく使用してください。正しく使用しないと、予測できない結果が発生したり、インストールやアップグレードが失敗したりします。

各オペレーティング システムにおける手順を次に示します。

ステップ 1 それぞれのサイレント インストールまたはサイレント アップグレードについて、個別の応答ファイルを作成します。

• Windows の場合：次のコマンドを実行します。

setup.exe -r
 

インストールまたはアップグレードの作業を通常どおりに実行します。このように実行することにより、入力したパラメータに従って Network Registrar が実際にインストールまたはアップグレードされます。また、これらのパラメータに基づいて setup.iss 応答ファイルが作成されます。このファイルは、C:\WINNT などの Windows インストール ディレクトリにあります。以降、このコマンドを使用するたびにこの応答ファイルが上書きされます。

ステップ 2 でサイレント プロセスを実行する前に、このファイルの名前を変更し、別の場所に移動させることをお勧めします。たとえば local-nr-https-install などの識別しやすい名前に変更し、一時フォルダに移動させます。

• Solaris の場合：次のコマンドを実行します。

pkgask -d install-path -r response-file nwreg2
 

インストールまたはアップグレードの作業を通常どおりに実行します。このように実行しても、Network Registrar は実際にインストールまたはアップグレードされません。指定した名前を持つ応答ファイルが作成されるだけです。この応答ファイルには、追加のインストールやアップグレード時に再利用できるように、インストール パラメータまたはアップグレード パラメータが格納されます。このファイルには local-nr-upgrade または regional-nr-https-install など、識別しやすい名前を指定することをお勧めします。

• Linux の場合：次のように変数を宣言し、応答ファイルを作成します（システムの構成に合せて、必要に応じて値を変更します）。

BACKUPDIR=/opt/nwreg2.sav
ROOTDIR=/opt/nwreg2
BASEDIR=/opt/nwreg2
CCM_PORT=1234
CNR_CCM_MODE=local
CNR_EXISTS=n
DATADIR=/opt/nwreg2/data
DBVERSION=n
INSTALL_DEBUG=n
JAVADIR=/usr/java/jdk1.3.1_03
JSSEDIR=n
KEYSTORE_FILE=keystore
KEYSTORE_PASSWORD=changeit
LOGDIR=/opt/nwreg2/logs
PERFORM_BACKUP=n
SKIP_VALIDATION=n
START_SERVERS=y
TEMPDIR=/opt/nwreg2/temp
UPGRADE_DB=n
USE_HTTP=y
USE_HTTPS=n
WEBUI_PORT=8080
WEBUI_SEC_PORT=8443
 

インストーラは BASEDIR ディレクトリを使用してインストール ファイルを転送します。

インストールまたはアップグレードの作業を通常どおりに実行します。このように実行しても、Network Registrar は実際にインストールまたはアップグレードされません。指定した名前を持つ応答ファイルが作成されるだけです。この応答ファイルには、追加のインストールやアップグレード時に再利用できるように、インストール パラメータまたはアップグレード パラメータが格納されます。このファイルには local-nr-upgrade または regional-nr-https-install など、識別しやすい名前を指定します。

ステップ 2 各インスタンスに対し、サイレント インストールまたはサイレント アップグレードを起動します。

• Windows の場合：次のコマンドを実行します。

setup.exe -s -f1 path+response-file
 

setup.exe ファイルが i386 ディレクトリにある場合、応答ファイルへの完全修飾パスで -f1 引数を省略すると、サイレント インストールは失敗します。この問題が発生するのは、このファイルが相対パス名をサポートしないラッパーであり、i386 ディレクトリ内の他のファイルを起動してしまうからです。ただし、setup.exe ファイルと応答ファイルがともに i386 ディレクトリにある場合は、 -f1 引数と path+responsefile 値を省略できます。

• Solaris の場合：次のコマンドを実行します。

pkgadd -a pkgdir/nwreg2/install/cnradmin -d pkgdir -r response-file
 

• Linux の場合：次のコマンドを実行します。

install_cnr -r response-file
 

ステップ 3 製品をアンインストールするには、サイレント アンインストールを起動します。

• Windows の場合：次のコマンドを実行します。

uninst.exe -y -f "install-dir\DeIsL1.isu" -c "install-dir\unregistrar.dll"
 

• Solaris の場合：次のコマンドを実行します。

pkgrm -n nwreg2
 

• Linux の場合：次のコマンドを実行します。エラーが発生しない限り、非対話形式で実行されます。

uninstall_cnr
 

 

このドキュメントは役に立ちましたか?

Feedbackフィードバック

シスコに問い合わせ