この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
このマニュアルでは、Cisco 4000 シリーズ サービス統合型ルータ(ISR)に固有のソフトウェア機能の概要を示します。
次の表に、Cisco 4000 シリーズ ISR に属するルータ モデルを示します。
Cisco ISR 4400 シリーズ |
Cisco ISR 4300 シリーズ |
---|---|
(注) |
特に明記されない限り、このマニュアルの情報は、Cisco 4400 シリーズ ルータおよび Cisco 4300 シリーズ ルータの両方に適用されます。 |
この章で説明する内容は、次のとおりです。
Cisco 4000 シリーズ ISR は、LAN および WAN 接続機能を搭載したモジュール型ルータであり、Cisco 拡張サービス モジュール(SM-X)およびネットワーク インターフェイス モジュール(NIM)などのインターフェイス モジュールを使用してこれを設定できます。 NIM スロットでは、ホステッド アプリケーション用のリムーバブル ストレージもまたサポートされています。
エンタープライズ アプリケーションとサービス プロバイダー アプリケーション向けに次の機能が備わっています。
ルータは Cisco IOS XE ソフトウェアを実行し、多数の個別プロセスでソフトウェア コンポーネントを使用します。 このモジュール型アーキテクチャにより、標準の Cisco IOS ソフトウェアと比べてネットワーク復元力が向上します。
セクション |
説明 |
---|---|
ルータの概要と、ルータの主要な内部プロセスについて説明します。 |
|
ルータでの Cisco IOS XE ソフトウェアの基本的な使用方法について説明します。 |
|
ギガビット イーサネット管理インターフェイスと Web ユーザ インターフェイスの使用法について説明します。 |
|
Cisco IOS XE プラットフォーム間で共通のソフトウェア機能について説明します。 |
|
ファイル システム、パッケージ、ライセンス、ソフトウェアのインストールに関する重要な情報を提供します。 |
|
ルータを設定するために必要な基本作業について説明します。 |
|
サービス モジュールが装着されるシャーシ スロット番号およびサブスロットについて説明します。 |
|
ルータの各種コンポーネントの正常性の管理および監視について説明します。 |
|
syslog メッセージについて説明します。 |
|
ルータの内部イベントのログを記録するトレース機能について説明します。 |
|
ルータの環境モニタリング機能について説明します。 |
|
ネットワーク全体を保護するためのルータのハイ アベイラビリティ機能について説明します。 |
|
ソフトウェアのインストールとパッケージングなどの例を示します。 |
|
ルータに接続できるモジュールについて説明し、その他のマニュアルへの関連リンクを示します。 モジュール(NIM および SM)の設定の詳細については、『Documentation Roadmap』を参照してください。 |
ルータの状態を確認し、トラブルシューティングを行う際に役立つバックグラウンド プロセスの一覧を次の表に示します。 ただし、ほとんどのルータ動作を理解するうえで、これらのプロセスを理解しておく必要はありません。
プロセス |
目的 |
影響される FRU |
サブパッケージ マッピング |
---|---|---|---|
Chassis Manager |
ハイ アベイラビリティ(HA)ステート、環境モニタリング、および FRU ステート制御の管理など、シャーシ管理機能を制御します。 |
RP SIP ESP |
RPControl SIPBase ESPBase |
Host Manager |
IOS プロセスと、基盤となるプラットフォーム カーネルおよびオペレーティング システムの多くの情報収集機能との間のインターフェイスを提供します。 |
RP SIP ESP |
RPControl SIPBase ESPBase |
ロガー |
各 FRU で実行されるプロセスに対して、IOS ロギング サービスを提供します。 |
RP SIP ESP |
RPControl SIPBase ESPBase |
IOS |
ルータのすべての転送およびルーティング機能を実装します。 |
RP |
RPIOS |
Forwarding Manager |
ESP への設定の詳細のダウンロード、および IOS プロセスへのフォワーディング プレーン情報(統計情報など)の伝達を管理します。 |
RP ESP |
RPControl ESPBase |
Pluggable Services |
認証などのプラットフォーム ポリシー アプリケーションと IOS プロセスを統合します。 |
RP |
RPControl |
Shell Manager |
統合パッケージの非 IOS コンポーネントに関連するユーザ インターフェイス(UI)機能を提供します。 これらの機能は、IOS プロセスに障害が発生したときに診断モードでも使用できます。 |
RP |
RPControl |
IO モジュール プロセス |
NIM または拡張サービス モジュール(SM-X)との間で、設定およびその他の制御メッセージを交換します。 |
IO モジュール |
SIPSPA |
CPP ドライバ プロセス |
ESP での CPP ハードウェア フォワーディング エンジンを管理します。 |
ESP |
ESPBase |
CPP HA プロセス |
CPP ハードウェア フォワーディング エンジンの HA ステートを管理します。 |
ESP |
ESPBase |
CPP SP プロセス |
Forwarding Manager プロセスの ESP インスタンスで CPP 側機能への高遅延タスクを実行します。 |
ESP |
ESPBase |
ルータの機能およびモデルの詳細については、『Hardware Installation Guide for the Cisco 4000 Series Integrated Services Routers』を参照してください。
目次
このマニュアルでは、Cisco 4000 シリーズ サービス統合型ルータ(ISR)に固有のソフトウェア機能の概要を示します。
次の表に、Cisco 4000 シリーズ ISR に属するルータ モデルを示します。
(注) |
特に明記されない限り、このマニュアルの情報は、Cisco 4400 シリーズ ルータおよび Cisco 4300 シリーズ ルータの両方に適用されます。 |
この章で説明する内容は、次のとおりです。
Cisco 4000 シリーズ ISR は、LAN および WAN 接続機能を搭載したモジュール型ルータであり、Cisco 拡張サービス モジュール(SM-X)およびネットワーク インターフェイス モジュール(NIM)などのインターフェイス モジュールを使用してこれを設定できます。 NIM スロットでは、ホステッド アプリケーション用のリムーバブル ストレージもまたサポートされています。
エンタープライズ アプリケーションとサービス プロバイダー アプリケーション向けに次の機能が備わっています。
ルータは Cisco IOS XE ソフトウェアを実行し、多数の個別プロセスでソフトウェア コンポーネントを使用します。 このモジュール型アーキテクチャにより、標準の Cisco IOS ソフトウェアと比べてネットワーク復元力が向上します。
セクション |
説明 |
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ルータの概要と、ルータの主要な内部プロセスについて説明します。 |
|
ルータでの Cisco IOS XE ソフトウェアの基本的な使用方法について説明します。 |
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ギガビット イーサネット管理インターフェイスと Web ユーザ インターフェイスの使用法について説明します。 |
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Cisco IOS XE プラットフォーム間で共通のソフトウェア機能について説明します。 |
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ファイル システム、パッケージ、ライセンス、ソフトウェアのインストールに関する重要な情報を提供します。 |
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ルータを設定するために必要な基本作業について説明します。 |
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サービス モジュールが装着されるシャーシ スロット番号およびサブスロットについて説明します。 |
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ルータの各種コンポーネントの正常性の管理および監視について説明します。 |
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syslog メッセージについて説明します。 |
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ルータの内部イベントのログを記録するトレース機能について説明します。 |
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ルータの環境モニタリング機能について説明します。 |
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ネットワーク全体を保護するためのルータのハイ アベイラビリティ機能について説明します。 |
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ソフトウェアのインストールとパッケージングなどの例を示します。 |
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ルータに接続できるモジュールについて説明し、その他のマニュアルへの関連リンクを示します。 モジュール(NIM および SM)の設定の詳細については、『Documentation Roadmap』を参照してください。 |
ルータの状態を確認し、トラブルシューティングを行う際に役立つバックグラウンド プロセスの一覧を次の表に示します。 ただし、ほとんどのルータ動作を理解するうえで、これらのプロセスを理解しておく必要はありません。
プロセス |
目的 |
影響される FRU |
サブパッケージ マッピング |
---|---|---|---|
Chassis Manager |
ハイ アベイラビリティ(HA)ステート、環境モニタリング、および FRU ステート制御の管理など、シャーシ管理機能を制御します。 |
RP SIP ESP |
RPControl SIPBase ESPBase |
Host Manager |
IOS プロセスと、基盤となるプラットフォーム カーネルおよびオペレーティング システムの多くの情報収集機能との間のインターフェイスを提供します。 |
RP SIP ESP |
RPControl SIPBase ESPBase |
ロガー |
各 FRU で実行されるプロセスに対して、IOS ロギング サービスを提供します。 |
RP SIP ESP |
RPControl SIPBase ESPBase |
IOS |
ルータのすべての転送およびルーティング機能を実装します。 |
RP |
RPIOS |
Forwarding Manager |
ESP への設定の詳細のダウンロード、および IOS プロセスへのフォワーディング プレーン情報(統計情報など)の伝達を管理します。 |
RP ESP |
RPControl ESPBase |
Pluggable Services |
認証などのプラットフォーム ポリシー アプリケーションと IOS プロセスを統合します。 |
RP |
RPControl |
Shell Manager |
統合パッケージの非 IOS コンポーネントに関連するユーザ インターフェイス(UI)機能を提供します。 これらの機能は、IOS プロセスに障害が発生したときに診断モードでも使用できます。 |
RP |
RPControl |
IO モジュール プロセス |
NIM または拡張サービス モジュール(SM-X)との間で、設定およびその他の制御メッセージを交換します。 |
IO モジュール |
SIPSPA |
CPP ドライバ プロセス |
ESP での CPP ハードウェア フォワーディング エンジンを管理します。 |
ESP |
ESPBase |
CPP HA プロセス |
CPP ハードウェア フォワーディング エンジンの HA ステートを管理します。 |
ESP |
ESPBase |
CPP SP プロセス |
Forwarding Manager プロセスの ESP インスタンスで CPP 側機能への高遅延タスクを実行します。 |
ESP |
ESPBase |
ルータの機能およびモデルの詳細については、『Hardware Installation Guide for the Cisco 4000 Series Integrated Services Routers』を参照してください。