この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
目次
Cisco 4000 シリーズ サービス統合型ルータ(ISR)には、銅線ケーブルとファイバ ケーブルの同時接続をサポートする Front Panel Gigabit Ethernet(FPGE)ポートがあります。 ネットワークがダウンした場合に、フェールオーバー冗長性を保つようメディアを設定できます。 この機能は、Cisco ISR プラットフォームでのみサポートされます。
この章は、次の項で構成されています。
メディア タイプが設定されていない場合、デフォルトで Auto-Detect 機能がイネーブルになります。 Auto-Detect 機能は、接続されているメディアを自動的に検出してリンクアップします。 両方のメディアが接続されている場合、最初に起動したメディアがリンクされます。 デフォルトでは、FPGE ポートのメディア タイプは auto-select に設定されます。 ユーザは FPGE インターフェイスで media-type rj45/sfp コマンドを使用して、メディア タイプ設定を RJ-45 または SFP に上書きできます。 また、no media-type コマンドが設定されると、メディア タイプ設定が「Auto-select」モードに戻ります。 Auto-Detect 機能をイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no media-type コマンドを使用できます。
Auto-Detect 機能は、前面パネルの Gige ポートでデフォルトでイネーブルに設定されています。 「media-type auto-select」または「no media-type」を設定することで、これがイネーブルになります。 Auto-Detect を設定するには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | bay| port}
3. media-type auto-select
4. End
次に、デフォルトの設定の例を示します。「no media-type」が選択されている場合は show running configuration によりメディア タイプが表示されません。
Router(config)# show running interface gigabitethernet 0/0/0 Building configuration... Current configuration : 71 bytes ! interface GigabitEthernet0/0/0 no ip address negotiation auto end
プライマリ メディアがダウンしていることを示す通知をルータが受け取ると、セカンダリ フェールオーバー メディアがイネーブルになります。 スイッチオーバー後にプライマリ メディアが復旧しても、それはプライマリ メディアに切り替わりません。 shut コマンドまたは no shut コマンドを使用するか、またはモジュールをリロードして、メディア タイプをプライマリ(優先)メディアに戻す必要があります。
GE-SFP ポートでプライマリまたはセカンダリ フェールオーバー メディアを割り当てるには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | port}
3. media-type rj45 autofailover
4. End
次に、プライマリ設定の例を示します。
Router(config)# show running interface gigabitethernet 0/0/0 Building configuration... Current configuration : 102 bytes ! interface GigabitEthernet0/0/0 no ip address media-type rj45 auto-failover negotiation auto end
Cisco 4000 シリーズ サービス統合型ルータ(ISR)には、銅線ケーブルとファイバ ケーブルの同時接続をサポートする Front Panel Gigabit Ethernet(FPGE)ポートがあります。 ネットワークがダウンした場合に、フェールオーバー冗長性を保つようメディアを設定できます。 この機能は、Cisco ISR プラットフォームでのみサポートされます。
この章は、次の項で構成されています。
メディア タイプが設定されていない場合、デフォルトで Auto-Detect 機能がイネーブルになります。 Auto-Detect 機能は、接続されているメディアを自動的に検出してリンクアップします。 両方のメディアが接続されている場合、最初に起動したメディアがリンクされます。 デフォルトでは、FPGE ポートのメディア タイプは auto-select に設定されます。 ユーザは FPGE インターフェイスで media-type rj45/sfp コマンドを使用して、メディア タイプ設定を RJ-45 または SFP に上書きできます。 また、no media-type コマンドが設定されると、メディア タイプ設定が「Auto-select」モードに戻ります。 Auto-Detect 機能をイネーブルにするには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで no media-type コマンドを使用できます。
Auto-Detect 機能は、前面パネルの Gige ポートでデフォルトでイネーブルに設定されています。 「media-type auto-select」または「no media-type」を設定することで、これがイネーブルになります。 Auto-Detect を設定するには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | bay| port}
3. media-type auto-select
4. End
プライマリ メディアがダウンしていることを示す通知をルータが受け取ると、セカンダリ フェールオーバー メディアがイネーブルになります。 スイッチオーバー後にプライマリ メディアが復旧しても、それはプライマリ メディアに切り替わりません。 shut コマンドまたは no shut コマンドを使用するか、またはモジュールをリロードして、メディア タイプをプライマリ(優先)メディアに戻す必要があります。
GE-SFP ポートでプライマリまたはセカンダリ フェールオーバー メディアを割り当てるには、次の手順を実行します。
1. configure terminal
2. interface gigabitethernet {slot | port}
3. media-type rj45 autofailover
4. End