この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco 800 シリーズ ルータは、ISDN(Integrated Services Digital Network)BRI(基本インターフェイス)を使用して、小規模オフィスまたは在宅勤務者を会社の LAN またはインターネットに接続します。このルータは、LAN ポートと WAN ポート間のブリッジングおよびマルチプロトコル ルーティングの機能を提供します。
• 機能概要
• 前面パネル
• 背面パネル
• LED
表1-1 に、Cisco 800 シリーズ ルータの機能をまとめて示します。
|
|
|
---|---|---|
北米では外付け NT1 は不要です。 1 |
||
8 MB のフラッシュ メモリ 2 |
||
Windows 95、Windows 98、および Windows NT ベースのソフトウェア ツールを使用して基本的な設定を行うことができます。 |
||
端末または PC を接続し、コマンドライン インターフェイスを使用してソフトウェアを設定したり、トラブルシューティングを行うことができます。 |
||
表1-2 に、Cisco 800 シリーズの各ルータとそのポートを示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
以下の図は、Cisco 800 シリーズ ルータの前面パネルを示しています。
図1-1 Cisco 801、Cisco 802、Cisco 802 IDSL の前面パネル
図1-2 Cisco 803 および Cisco 804 の前面パネル
以下の図は、Cisco 800 シリーズ ルータの背面パネルを示しています。
ポートの上に準拠マーク( )が付いている場合は、そのポートを欧州連合規格に準拠する公衆網に直接接続することができます。
警告 準拠マーク()にバツ印が付いている場合は、そのポートを欧州連合規格に準拠する公衆網に接続することはできません。このタイプの公衆網に接続すると、ご使用のルータに重大な損傷が発生する可能性があります。
表1-3 に、各 LED の機能を示します。
|
|
|
---|---|---|
Cisco 801 および Cisco 803 のルータにはありません。内蔵 NT1 と ISDN スイッチが同期化されると点灯します。内蔵 NT1 と ISDN スイッチの同期化試行中は点滅します。 |
||
Cisco 803 および Cisco 804 のルータだけにあります。イーサネット装置が接続されていると点灯し、接続されていない場合は消灯します。接続に問題があると点滅します。 「トラブルシューティング」 を参照してください。 |
||
Cisco 804 IDSL ルータだけにあります。イーサネット装置が接続されていると点灯し、接続されていない場合は消灯します。接続に問題があると点滅します。 「トラブルシューティング」 を参照してください。 |
||
最初の ISDN B チャネルでコールを発信または受信すると点滅します。最初の ISDN B チャネル上でコールが接続されると点灯します。IDSL ルータの場合は、後述の(注)を参照してください。 |
||
第 2 の ISDN B チャネルでコールを発信または受信すると点滅します。第 2 の ISDN B チャネル上でコールが接続されると点灯します。IDSL ルータの場合は、後述の(注)を参照してください。 |
||
Cisco 801、802、802 IDSL ルータの背面パネルにあります。イーサネット装置が接続されていると点灯し、接続に問題がある場合は点滅します。 「トラブルシューティング」 を参照してください。 |
(注) Cisco 802 IDSL ルータおよび Cisco 804 IDSL ルータでは、ルータにアクティブなデータ接続をし、回線速度が 64 kbps の場合、CH1 と CH2 のいずれか一方が点灯します。ルータにアクティブなデータ接続をし、回線速度が 128 kbps または 144 kbps の場合は、CH1 と CH2 の両方とも点灯します。