この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ここでは、ISDN および IDSL の概念について説明します。
Cisco 800シリーズ ルータは、BRI(基本インターフェイス)を 1 つ提供します。電話サービス プロバイダーが提供する ISDN BRI サービスは、ベアラ チャネル(B チャネル)2 本とデータ チャネル(D チャネル)1 本で構成されます。B チャネルは 64 Kbps で動作し、ユーザ データを伝送します。D チャネルは 16 Kbps で動作し、制御や信号情報を伝送します。ただし、特定の状況下ではユーザ データを伝送することもできます。
Cisco 801 および Cisco 803 のルータには、ISDN S/T ポートが 1 つあります。Cisco 802 および Cisco 804 のルータには ISDN U ポートが 1 つあり、Cisco 802 IDSL および Cisco 804 IDSL ルータには IDSL ポートが 1 つあります。
北米以外の国では、電話サービス プロバイダーは通常、S/T インターフェイスを提供します。S/T インターフェイスは、電話スイッチの 4 線(2 対)インターフェイスであり、2 対のワイヤで全二重データ伝送をサポートします。
北米では、電話サービス プロバイダーは通常、U インターフェイスを提供します。U インターフェイスは、電話スイッチの 2 線(1 対)インターフェイスであり、1 対のワイヤで全二重データ伝送をサポートします。
Cisco 803 および Cisco 804 のルータは、データおよび音声の両方のアプリケーションに対応できます。これらのルータでは、ルータ上の ISDN ポートを通じてデータ アプリケーションが実行されます。これらのルータ上の音声アプリケーションは、ISDN BRI を使用し、電話ポートを通じて実行されます。