この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「前提条件」
• 「関連情報」
ここでは、Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.7 を実行するルータを起動するためのソフトウェア要件およびハードウェア要件について説明します。
すべての Rendezvous Point(RP; ランデブー ポイント)に、互換性のある ROM Monitor ファームウェアが搭載されている必要があります。
Cisco IOS XR ソフトウェアは、「システム構成」に記載されている構成で実行されます。ルータを起動する前に、次のハードウェア管理手順を完了している必要があります。
ルータ装置でこれらの手順を完了する方法については、「表記法」に記載されているハードウェアの文書を参照してください。
独立型ルータを起動するには、次の手順の説明に従ってルータに接続し、ルート システムのユーザ名およびパスワードを設定する必要があります。
2. ルート システムにログインするためのユーザ名を入力し、Enter キーを押します。
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• コンソール ポートへの接続については、「コンソール ポート経由でのルータの接続」を参照してください。 |
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コマンドで変更できます。 | ||
• この手順の前のステップで作成した、ルート システムのユーザ名およびパスワードを入力します。 • ログイン後、ルータに CLI プロンプトが表示されます。詳細については、「CLI プロンプト」を参照してください。 |
次に、新しいルータのルート システムのユーザ名およびパスワード設定の例を示します。これは、初回のログインを示します。
コンフィギュレーション コマンド スクリプトの secret 行は、パスワードが暗号化されていることを示しています。設定時およびログイン時にパスワードを入力すると、そのパスワードは非表示になります。
ルータの設定に関する基本情報を確認するには、EXEC モードで、次の例のように show version コマンドを入力します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show version
Cisco IOS XR Software, Version 3.7.2.10I[FCI_DT_IMAGE]
Copyright (c) 2008 by Cisco Systems, Inc.
ROM: System Bootstrap, Version 0.63(20081010:215422) [ASR9K ROMMON],
router uptime is 1 week, 1 day, 10 hours, 31 minutes
System image file is "bootflash:disk0/asr9k-os-mbi-3.7.2.10I/mbiasr9k-rp.vm"
cisco ASR9K Series (MPC8641D) processor with 4194304K bytes of memory.
MPC8641D processor at 1333MHz, Revision 2.2
40 GigabitEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
2 Ethernet/IEEE 802.3 interface(s)
12 TenGigabitEthernet/IEEE 802.3 interface(s)
219k bytes of non-volatile configuration memory.
975M bytes of compact flash card.
1605616k bytes of disk0: (Sector size 512 bytes).
1605616k bytes of disk1: (Sector size 512 bytes).
Configuration register on node 0/RSP0/CPU0 is 0x2
show platform コマンドを使用して、ルータのリソースに関する情報を表示します。EXEC モードで show platform コマンドを実行すると、管理している RP に割り当てられているリソースが表示されます。管理 EXEC モードで show platform コマンドを実行すると、ルータのすべてのリソースが表示されます。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show platform
-----------------------------------------------------------------------------
0/RSP0/CPU0 A9K-RSP-4G-HDD(Active) IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
0/1/CPU0 A9K-40GE-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
0/4/CPU0 A9K-8T/4-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
0/6/CPU0 A9K-4T-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
次に、管理 EXEC モードで、ルータのすべてのノードを表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router(admin)# show platform
-----------------------------------------------------------------------------
0/RSP0/CPU0 A9K-RSP-4G-HDD(Active) IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
0/1/CPU0 A9K-40GE-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
0/4/CPU0 A9K-8T/4-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
0/6/CPU0 A9K-4T-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
0/PM0/SP A9K-3KW-AC READY PWR,NSHUT,MON
0/PM1/SP A9K-3KW-AC READY PWR,NSHUT,MON
0/PM2/SP A9K-3KW-AC READY PWR,NSHUT,MON
次に、ルータの単一のノードに関する情報を表示する例を示します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show platform 0/1/CPU0
-----------------------------------------------------------------------------
0/1/CPU0 A9K-40GE-B IOS XR RUN PWR,NSHUT,MON
ノード ID の詳細については、『 Cisco IOS XR System Management Configuration Guide 』を参照してください。
show platform コマンドの詳細については、『 Cisco IOS XR Interface and Hardware Component Command Reference 』を参照してください。
アクティブ RP およびスタンバイ(非アクティブ)RP に関する情報を確認するには、次のように show redundancy コマンドを入力します。
システムの環境監視パラメータを確認するには、EXEC モードまたは管理 EXEC モードで show environment コマンドを使用します。
コマンド オプションを表示するには、 show environment ? コマンドを入力します。
RP/0/RSP0/CPU0:router# show environment temperatures
基本的なルータ機能の設定については、「一般的なルータ機能の設定」を参照してください。