この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
ほとんどの防御センターと管理対象デバイスのハード ドライブを安全にスクラビングして、その内容にアクセスできないようにすることができます。たとえば、機密データが含まれている故障したアプライアンスを返却する必要がある場合は、この機能を使用してデータを上書きできます。
サポートされる防御センター: 任意(DC1000、DC3000 を除く)
ディスクのスクラビング処理を行うこのモードは、次の軍用標準規格に準拠しています。
DoD スクラブ シーケンスは、着脱可能または着脱不可能なリジッド ディスクのサニタイズに関する DoD 5220.22-M 手順に準拠しています。この手順では、すべてのアドレス可能な場所を 1 つの文字で上書きし、その補数の文字で上書きし、さらにランダムな文字コードで上書き処理を行う必要があります。その他の制約については、DoD の資料を参照してください。
ハード ドライブのスクラビングは、「対話型メニューを使用したアプライアンスの復元」で説明されているインタラクティブ メニューのオプションを使用して行います。
ハード ドライブのスクラビング処理を行うには、次の手順を実行します。
ステップ 1 以下のいずれかの項の説明に従い、復元ユーティリティの対話型メニューを表示します。これは、アプライアンスへのアクセス方法に応じて異なります。
• 「KVM または物理シリアル ポートを使用する復元ユーティリティの起動」
• 「Lights-Out Management を使用した復元ユーティリティの開始」
(注) DC1000 および DC3000 はこの機能をサポートしていないことに注意してください。
ステップ 2 メイン メニューで、[8 Wipe Contents of Disk] を選択します。
ステップ 3 プロンプトが表示されたら、ハード ドライブをスクラビング処理することを確認します。
ハード ドライブがスクラビング処理されます。スクラビング処理プロセスが完了するまでに数時間かかることがあります。ドライブの容量が大きいほど、時間がかかります。