この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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上位のリリースにアップグレードする場合は、先にセカンダリ Administration ISE ノードのみを上位のバージョンにアップグレードする必要があります。
たとえば、図 3-1 に示すようなプライマリ Administration ノード(ノード A)1 つとセカンダリ管理ノード(ノード B)1 つを備えた展開セットアップの場合、次のアップグレード手順に進むことができます。
図 3-1 Cisco ISE リリース 1.1 2 ノード管理展開
Cisco ISE リリース 1.0 または 1.1 から Cisco ISE リリース 1.1.1 への分割ドメインのみのアップグレードをサポートするため、アップグレード前には展開からセカンダリ ISE ノードを個別に登録解除する必要があります。
警告 この警告は、Cisco ISE リリース 1.1 パッチ 3 からのアップグレードを行う場合には当てはまりません。
セカンダリ Administration ノードが 90 日以上稼働していた場合、そのライセンスは登録解除後に失われます。この場合、セカンダリ Cisco ISE Administration ノード(ISE ノード B)用の有効なライセンスを UDI(シリアル番号、バージョン ID、製品 ID)に基づいて取得する必要があります。詳細については、「有効なライセンスの取得」を参照してください。
2 Admin ノード展開をアップグレードするには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco ISE リリース 1.1.1 へのアップグレード前に、管理ユーザ インターフェイスまたは CLI から、プライマリ Administration ISE ノードのオンデマンド バックアップ(手動)を実行し、管理ユーザ インターフェイスから Monitoring ノードのオンデマンド バックアップを実行します。
オンデマンド バックアップの詳細な実行方法については、「オンデマンド バックアップの実行」を参照してください。
ステップ 2 展開セットアップからセカンダリ ノード(ノード B)を登録解除します。登録解除後、このノードはスタンドアロン ノードになります。このスタンドアロン ノードを Cisco ISE リリース 1.1.1 にアップグレードします。
アップグレード後にノード B にログインする際にシステムがライセンスについてのプロンプトを表示する場合、UDI に基づくセカンダリ ノード用の有効なライセンスをインストールする必要があります。詳細については、「有効なライセンスの取得」を参照してください。
登録解除後、以前の展開のプライマリ ノード(ノード A)もスタンドアロン ノードになります。
ステップ 3 ノード B を新しい展開のプライマリ ノードに設定します。
ステップ 4 ノード A を Cisco ISE リリース 1.1.1 にアップグレードし、Cisco ISE リリース 1.1.1 展開セットアップでセカンダリ ノードとしてノード B に登録します。
展開のアップグレード後、以前の展開のすべてのポリシーとその他のデータは新しい展開で維持されます。