ddns コマンド~
debug xdmcp コマンド
ddns(DDNS アップデート方式)
DDNS アップデート方式のタイプを指定するには、DDNS アップデート方式モードで ddns コマンドを使用します。アップデート方式タイプを実行コンフィギュレーションから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ddns [ both ]
no ddns [ both ]
シンタックスの説明
both |
(オプション)DNS A および PTR リソース レコード(RR)へのアップデートを指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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DDNS アップデート方式 |
• |
-- |
• |
• |
-- |
使用上のガイドライン
ダイナミック DNS(DDNS)は、DNS で管理されている名前からアドレスへのマッピング、およびアドレスから名前へのマッピングをアップデートするものです。DDNS アップデートを実行するための 2 つの方式(RFC 2136 で定義されている IETF 標準、および一般的な HTTP 方式)のうち、セキュリティ アプライアンスのこのリリースでは、IETF 方式をサポートしています。
名前とアドレスのマッピングは、次の 2 タイプのリソース レコード(RR)に保持されます。
• A リソース レコードは、ドメイン名から IP アドレスへのマッピングを保持します。
• PTR リソース レコードは、IP アドレスからドメイン名へのマッピングを保持します。
DDNS アップデートを使用すると、A タイプの RR に保持される情報と、PTR タイプの RR に保持される情報との一貫性を維持できます。
DDNS アップデート方式のコンフィギュレーション モードで発行されると、 ddns コマンドは A RR に対してのみアップデートするのか、A RR および PTR RR に対してアップデートするのかを定義します。
例
次の例は、ddns-2 という DDNS アップデート方式で A RR と PTR RR に対するアップデートを設定します。
hostname(config)# ddns update method ddns-2
hostname(DDNS-update-method)# ddns both
関連コマンド
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ddns update(インターフェイス コンフィギュレーション モード) |
ダイナミック DNS(DDNS)のアップデート方式を、セキュリティ アプライアンス インターフェイスまたは DDNS アップデート ホスト名に関連付けます。 |
ddns update method(グローバル コンフィギュレーション モード) |
DNS のリソース レコードを動的にアップデートするための方式を作成します。 |
dhcp-client update dns |
DHCP クライアントが DHCP サーバに渡すアップデート パラメータを設定します。 |
dhcpd update dns |
DHCP サーバによる DDNS アップデートの実行をイネーブルにします。 |
interval maximum |
DDNS アップデート方式によるアップデート試行の最大間隔を設定します。 |
ddns update(インターフェイス コンフィギュレーション)
ダイナミック DNS(DDNS)アップデート方式をセキュリティ アプライアンス インターフェイスまたはアップデート ホスト名と関連付けるには、インターフェイス コンフィギュレーション モードで ddns update コマンドを使用します。実行コンフィギュレーションから DDNS アップデート方式とインターフェイスまたはホスト名間の関連付けを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ddns update [ method-name | hostname hostname ]
no ddns update [ method-name | hostname hostname ]
シンタックスの説明
hostname |
コマンド文字列において次に続く用語がホスト名であることを指定します。 |
hostname |
アップデートに使用するホスト名を指定します。 |
method-name |
設定するインターフェイスに関連付ける方式名を指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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インターフェイス コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
• |
-- |
使用上のガイドライン
DDNS アップデート方式を定義したら、それをセキュリティ アプライアンス インターフェイスに関連付けて DDNS アップデートを有効にする必要があります。
ホスト名は、Fully Qualified Domain Name(FQDN; ドメイン名完全修飾子)またはホスト名のみを指定します。ホスト名のみの場合、セキュリティ アプライアンス ホスト名にドメイン名を付記してドメイン名完全修飾子を作成します。
例
次の例は、インターフェイス GigabitEthernet0/2 を ddns-2 という DDNS アップデート方式とホスト名 hostname1.example.com に関連付けます。
hostname(config)# interface GigabitEthernet0/2
hostname(config-if)# ddns update ddns-2
hostname(config-if)# ddns update hostname hostname1.example.com
関連コマンド
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|
ddns(DDNS アップデート方式モード) |
作成済みの DDNS 方式に対して、DDNS アップデート方式のタイプを指定します。 |
ddns update method(グローバル コンフィギュレーション モード) |
DNS のリソース レコードを動的にアップデートするための方式を作成します。 |
dhcp-client update dns |
DHCP クライアントが DHCP サーバに渡すアップデート パラメータを設定します。 |
dhcpd update dns |
DHCP サーバによる DDNS アップデートの実行をイネーブルにします。 |
interval maximum |
DDNS アップデート方式によるアップデート試行の最大間隔を設定します。 |
ddns update method(グローバル コンフィギュレーション モード)
DNS リソース レコード(RR)をダイナミックにアップデートする方式を作成するには、グローバル コンフィギュレーション モードで ddns update method コマンドを使用します。実行コンフィギュレーションからダイナミック DNS(DDNS)アップデート方式を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
ddns update method name
no ddns update method name
シンタックスの説明
name |
DNS レコードをダイナミックにアップデートする方式名を指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
• |
-- |
使用上のガイドライン
ダイナミック DNS(DDNS)は、DNS で管理されている名前からアドレスへのマッピング、およびアドレスから名前へのマッピングをアップデートするものです。 ddns update method コマンドにより設定されたアップデート方式は、いずれのダイナミック DNS アップデートをどれぐらいの頻度で実行するかを指定します。DDNS アップデートを実行するための 2 つの方式(RFC 2136 で定義されている IETF 標準、および一般的な HTTP 方式)のうち、セキュリティ アプライアンスのこのリリースでは、IETF 方式をサポートしています。
名前とアドレスのマッピングは、次の 2 タイプのリソース レコード(RR)に保持されます。
• A リソース レコードは、ドメイン名から IP アドレスへのマッピングを保持します。
• PTR リソース レコードは、IP アドレスからドメイン名へのマッピングを保持します。
DDNS アップデートを使用すると、A タイプの RR に保持される情報と、PTR タイプの RR に保持される情報との一貫性を維持できます。
(注) ddns update method を有効にするには、ドメイン ルックアップをインターフェイス上でイネーブルにしたまま dns コマンドを使用して到達可能なデフォルト DNS サーバを設定する必要があります。
例
次の例は、ddns-2 という DDNS アップデート方式を設定します。
hostname(config)# ddns update method ddns-2
関連コマンド
|
|
ddns(DDNS アップデート 方式モード) |
作成済みの DDNS 方式に対して、DDNS アップデート方式のタイプを指定します。 |
ddns update(インターフェイス コンフィギュレーション モード) |
ダイナミック DNS(DDNS)のアップデート方式を、セキュリティ アプライアンス インターフェイスまたは DDNS アップデート ホスト名に関連付けます。 |
dhcp-client update dns |
DHCP クライアントが DHCP サーバに渡すアップデート パラメータを設定します。 |
dhcpd update dns |
DHCP サーバによるダイナミック DNS アップデートの実行をイネーブルにします。 |
interval maximum |
DDNS アップデート方式によるアップデート試行の最大間隔を設定します。 |
debug aaa
AAA に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug aaa コマンドを使用します。AAA メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug aaa [ accounting | authentication | authorization | internal | vpn [ level ] ]
no debug aaa
シンタックスの説明
accounting |
(オプション)アカウンティングに関するデバッグ メッセージだけを表示します。 |
authentication |
(オプション)認証に関するデバッグ メッセージだけを表示します。 |
authorization |
(オプション)認可に関するデバッグ メッセージだけを表示します。 |
internal |
(オプション)ローカル データベースだけでサポートされる AAA 機能に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
level |
(オプション)デバッグ レベルを指定します。 vpn キーワードと共に使用する場合だけ有効です。 |
vpn |
(オプション)VPN 関連の AAA 機能に関するデバッグ メッセージだけを表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
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|
7.0(1) |
このコマンドは、新しいキーワードを含めるように修正されました。 |
使用上のガイドライン
debug aaa コマンドは、AAA アクティビティに関する詳細な情報を表示します。 no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
例
次の例では、ローカル データベースでサポートされる AAA 機能のデバッグをイネーブルにします。
hostname(config)# debug aaa internal
debug aaa internal enabled at level 1
hostname(config)# uap allocated. remote address: 10.42.15.172, Session_id: 2147483841
uap freed for user . remote address: 10.42.15.172, session id: 2147483841
関連コマンド
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|
show running-config aaa |
AAA に関連する実行コンフィギュレーションを表示します。 |
debug appfw
アプリケーション検査に関する詳細情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug appfw コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug appfw [ chunk | event | eventverb | regex ]
no debug appfw [ chunk | event | eventverb | regex ]
シンタックスの説明
chunk |
(オプション)チャンク分割転送形式のパケットの処理に関するランタイム情報を表示します。 |
event |
(オプション)パケット検査イベントのデバッグ情報を表示します。 |
eventverb |
(オプション)イベントの応答でセキュリティ アプライアンスが取るアクションを表示します。 |
regex |
(オプション)定義済みシグニチャに一致するパターンの情報を表示します。 |
デフォルト
デフォルトでは、すべてのオプションがイネーブルになっています。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug appfw コマンドは、HTTP アプリケーション検査に関する詳細情報を表示します。no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
例
次の例では、アプリケーション検査に関する詳細情報の表示をイネーブルにします。
関連コマンド
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http-map |
高度な HTTP 検査を設定するための HTTP マップを定義します。 |
inspect http |
アプリケーション検査用に特定の HTTP マップを適用します。 |
debug arp
ARP に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug arp コマンドを使用します。ARP に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug arp
no debug arp
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、ARP に関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
arp |
スタティック ARP エントリを追加します。 |
show arp statistics |
ARP 統計情報を表示します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
debug arp-inspection
ARP 検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug arp-inspection コマンドを使用します。ARP 検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug arp-inspection
no debug arp-inspection
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、ARP 検査に関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug arp-inspection
関連コマンド
|
|
arp |
スタティック ARP エントリを追加します。 |
arp-inspection |
透過ファイアウォール モードで、ARP パケットを調べて ARP スプーフィングを防止します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
debug asdm history
ASDM のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug asdm history コマンドを使用します。
debug asdm history level
シンタックスの説明
level |
(オプション)デバッグ レベルを指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドは、 debug pdm history コマンドから debug asdm history コマンドに変更されました。 |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、ASDM に関するレベル 1 のデバッグをイネーブルにします。
hostname# debug asdm history
debug asdm history enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show asdm history |
ASDM 履歴バッファの内容を表示します。 |
debug context
セキュリティ コンテキストを追加または削除する際にデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug context コマンドを使用します。コンテキストに関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug context [ level ]
no debug context [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、コンテキスト管理に関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
関連コマンド
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context |
システム コンフィギュレーションにセキュリティ コンテキストを作成し、コンテキスト コンフィギュレーション モードに入ります。 |
show context |
コンテキスト情報を表示します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
debug cplane
SSM に内部的に接続するコントロール プレーンに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug cplane コマンドを使用します。制御プレーンに関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug cplane [ level ]
no debug cplane [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、コントロール プレーンに関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
関連コマンド
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hw-module module recover |
TFTP サーバからリカバリ イメージをロードすることにより、インテリジェント SSM を回復します。 |
hw-module module reset |
SSM をシャットダウンし、ハードウェア リセットを実行します。 |
hw-module module reload |
インテリジェント SSM ソフトウェアをリロードします。 |
hw-module module shutdown |
コンフィギュレーション データを失わずに電源を切るため、SSM ソフトウェアをシャットダウンします。 |
show module |
SSM 情報を表示します。 |
debug crypto ca
CA で使用する PKI アクティビティに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで ebug crypto ca コマンドを使用します。PKI に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug crypto ca [ messages | transactions ] [ level ]
no debug crypto ca [ messages | transactions ] [ level ]
シンタックスの説明
messages |
(オプション)PKI の入力および出力メッセージに関するデバッグ メッセージだけを表示します。 |
transactions |
(オプション)PKI トランザクションに関するデバッグ メッセージだけを表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。レベル 1(デフォルト)では、エラーが発生した場合にだけメッセージが表示されます。レベル 2 では、警告が表示されます。レベル 3 では、情報メッセージが表示されます。レベル 4 以上では、トラブルシューティングのための追加情報が表示されます。 |
デフォルト
デフォルトでは、このコマンドはすべてのデバッグ メッセージを表示します。デフォルトのレベルは 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、PKI に関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug crypto ca
関連コマンド
|
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debug crypto engine |
暗号化エンジンに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto ipsec |
IPSec に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto isakmp |
ISAKMP に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto engine
暗号化エンジンに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug crypto engine コマンドを使用します。暗号化エンジンに関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug crypto engine [ level ]
no debug crypto engine [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、暗号化エンジンに関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug crypto engine
関連コマンド
|
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debug crypto ca |
CA に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto ipsec |
IPSec に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto isakmp |
ISAKMP に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto ipsec
IPSec に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug crypto ipsec コマンドを使用します。IPSec に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug crypto ipsec [ level ]
no debug crypto ipsec [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、IPSec に関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug crypto ipsec
関連コマンド
|
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debug crypto ca |
CA に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto engine |
暗号化エンジンに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto isakmp |
ISAKMP に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto isakmp
ISAKMP に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug crypto isakmp コマンドを使用します。ISAKMP に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug crypto isakmp [ timers ] [ level ]
no debug crypto isakmp [ timers ] [ level ]
シンタックスの説明
timers |
(オプション)ISAKMP タイマーの期限切れに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。レベル 1(デフォルト)では、エラーが発生した場合にだけメッセージが表示されます。レベル 2 ~ 7 では、追加情報が表示されます。レベル 254 では、復号化された ISAKMP パケットが、人が読める形式で表示されます。レベル 255 では、復号化された ISAKMP パケットの 16 進形式のダンプが表示されます。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、ISAKMP に関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug crypto isakmp
関連コマンド
|
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debug crypto ca |
CA に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto engine |
暗号化エンジンに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug crypto ipsec |
IPSec に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
debug ctiqbe
CTIQBE アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug ctiqbe コマンドを使用します。CTIQBE アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ctiqbe [ level ]
no debug ctiqbe [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug ctiqbe コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、CTIQBE アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
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inspect ctiqbe |
CTIQBE アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
show ctiqbe |
セキュリティ アプライアンスを介して確立された CTIQBE セッションに関する情報を表示します。 |
show conn |
さまざまな接続タイプの接続状態を表示します。 |
timeout |
さまざまなプロトコルおよびセッション タイプのアイドル状態の最大継続時間を設定します。 |
debug ddns
DNS に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug dns コマンドを使用します。デバッグ メッセージをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ddns
no debug ddns
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
デフォルト
デフォルトの動作または値が設定されています。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug http コマンドは、DDNS に関する詳細情報を表示します。 undebug ddns は no debug ddns コマンドと同様、DDNS デバッグ情報をオフにします。
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例は、DDNS デバッグ メッセージをイネーブルにする例を示します。
debug ddns enabled at level 1
関連コマンド
|
|
ddns(DDNS アップデート 方式モード) |
作成済みの DDNS 方式に対して、DDNS アップデート方式のタイプを指定します。 |
ddns update(インターフェイス コンフィギュレーション モード) |
ダイナミック DNS(DDNS)のアップデート方式を、セキュリティ アプライアンス インターフェイスまたは DDNS アップデート ホスト名に関連付けます。 |
ddns update method(グローバル コンフィギュレーション モード) |
DNS のリソース レコードを動的にアップデートするための方式を作成します。 |
show running-config ddns |
実行コンフィギュレーションに含まれている、設定済みのすべての DDNS 方式について、タイプおよび間隔を表示します。 |
debug dhcpc
DHCP クライアントのデバッグをイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug dhcpc コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug dhcpc { detail | packet | error } [ level ]
no debug dhcpc { detail | packet | error } [ level ]
シンタックスの説明
detail |
DHCP クライアントに関連する詳細なイベント情報を表示します。 |
error |
DHCP クライアントに関連するエラー メッセージを表示します。 |
level |
(オプション)デバッグ レベルを指定します。有効な値は 1 ~ 255 です。 |
packet |
DHCP クライアントに関連するパケット情報を表示します。 |
デフォルト
デフォルトのデバッグ レベルは 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
DHCP クライアントのデバッグ情報を表示します。
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、DHCP クライアントに関するデバッグをイネーブルにする方法を示しています。
hostname# debug dhcpc detail 5
debug dhcpc detail enabled at level 5
関連コマンド
|
|
show ip address dhcp |
インターフェイスの DHCP リースに関する詳細な情報を表示します。 |
show running-config interface |
指定されたインターフェイスの実行コンフィギュレーションを表示します。 |
debug dhcpd
DHCP サーバのデバッグをイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug dhcpd コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug dhcpd { event | packet } [ level ]
no debug dhcpd { event | packet } [ level ]
シンタックスの説明
event |
DHCP サーバに関連するイベント情報を表示します。 |
level |
(オプション)デバッグ レベルを指定します。有効な値は 1 ~ 255 です。 |
packet |
DHCP サーバに関連するパケット情報を表示します。 |
デフォルト
デフォルトのデバッグ レベルは 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug dhcpd event コマンドは、DHCP サーバに関するイベント情報を表示します。 debug dhcpd packet コマンドは、DHCP サーバに関するパケット情報を表示します。
debug dhcpd コマンドの no 形式を使用して、デバッグをディセーブルにします。
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、DHCP イベント デバッグをイネーブルにする例を示します。
hostname# debug dhcpd event
debug dhcpd event enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show dhcpd |
DHCP のバインディング、統計情報、または状態情報を表示します。 |
show running-config dhcpd |
現在の DHCP サーバ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug dhcpd ddns
DHCP DDNS のデバッグをイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug dhcpd コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug dhcpd ddns [ level ]
no debug dhcpd ddns [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)デバッグ レベルを指定します。有効な値は 1 ~ 255 です。 |
デフォルト
デフォルトのデバッグ レベルは 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug dhcpd ddns コマンドは DHCP および DDNS に関する詳細を表示します。 undebug dhcpd ddns コマンドは、 no debug dhcpd ddns コマンドと同様、DHCP および DDNS デバッグ情報をオフにします。
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、イネーブルである DHCP DDNS デバッグを示します。
hostname# debug dhcpd ddns
debug dhcpd ddns enabled at level 1
関連コマンド
|
|
dhcpd update dns |
DHCP サーバによるダイナミック DNS アップデートの実行をイネーブルにします。 |
show running-config dhcpd |
現在の DHCP サーバ コンフィギュレーションを表示します。 |
show running-config ddns |
実行コンフィギュレーションの DDNS アップデート方式を表示します。 |
debug dhcprelay
DHCP リレー サーバのデバッグをイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug dhcprelay コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug dhcprelay { event | packet | error } [ level ]
no debug dhcprelay { event | packet | error } [ level ]
シンタックスの説明
error |
DHCP リレー エージェントに関連するエラー メッセージを表示します。 |
event |
DHCP リレー エージェントに関連するイベント情報を表示します。 |
level |
(オプション)デバッグ レベルを指定します。有効な値は 1 ~ 255 です。 |
packet |
DHCP リレー エージェントに関連するパケット情報を表示します。 |
デフォルト
デフォルトのデバッグ レベルは 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例は、DHCP リレー エージェントのエラー メッセージのデバッグをイネーブルにする方法を示しています。
hostname# debug dhcprelay error
debug dhcprelay error enabled at level 1
関連コマンド
|
|
clear configure dhcprelay |
DHCP リレー エージェントの設定をすべて削除します。 |
clear dhcprelay statistics |
DHCP リレー エージェント統計情報カウンタを消去します。 |
show dhcprelay statistics |
DHCP リレー エージェントの統計情報を表示します。 |
show running-config dhcprelay |
現在の DHCP リレー エージェント コンフィギュレーションを表示します。 |
debug disk
ファイル システムのデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug disk コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug disk { file | file-verbose | filesystem } [ level ]
no debug disk { file | file-verbose | filesystem }
シンタックスの説明
file |
ファイル レベルでのディスクのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 |
file-verbose |
ファイル レベルでの詳細なディスクのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 |
filesystem |
ファイル システムのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、ファイル レベルでのディスクのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、ファイル レベルでのディスク デバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。 dir コマンドを実行すると、いくつかのデバッグ メッセージが作成されます。
hostname# debug disk file
debug disk file enabled at level 1
debug vpn-sessiondb enabled at level 1
IFS: Opening: file flash:/, flags 1, mode 0
IFS: Opened: file flash:/ as fd 3
IFS: Opening: file flash:/, flags 1, mode 0
4 -rw- 5124096 14:42:27 Apr 04 2005 cdisk.binIFS: Opened: file flash:/ as fd 3
9 -rw- 5919340 14:53:39 Apr 04 2005 ASDMIFS: Getdent: fd 3
11 drw- 0 15:18:56 Apr 21 2005 syslog
16128000 bytes total (5047296 bytes free)
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug dns
DNS に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug dns コマンドを使用します。DNS に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug dns [ resolver | all ] [ level ]
no debug dns [ resolver | all ] [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
resolver |
(オプション)DNS リゾルバ メッセージだけを表示します。 |
all |
(デフォルト)DNS キャッシュに関するメッセージを含む、すべてのメッセージを表示します。 |
デフォルト
デフォルトのレベルは 1 です。キーワードを指定しない場合、セキュリティ アプライアンスはすべてのメッセージを表示します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、DNS のデバッグ メッセージをイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect dns |
DNS アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
service-policy |
1 つまたは複数のインターフェイスにポリシー マップを適用します。 |
debug eap
ネットワーク アドミッション コントロール メッセージをデバッグするため、EAP イベントのロギングをイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug eap コマンドを使用します。EAP デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug eap { all | errors | events | packets | sm }
no debug eap [ all | errors | events | packets | sm ]
シンタックスの説明
all |
すべての EAP 情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
errors |
EAP パケット エラーのロギングをイネーブルにします。 |
events |
EAP セッション イベントのロギングをイネーブルにします。 |
packets |
EAP パケット情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
sm |
EAP ステート マシーンの情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、セキュリティ アプライアンスは EAP セッションの状態の変化とステータス クエリー イベントを記録し、16 進形式で EAP の完全なレコードとパケットの内容を生成します。
デバッグ出力に高優先順位を割り当てることで、システムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、すべての EAP セッション イベントのロギングをイネーブルにします。
hostname# debug eap events
次の例では、すべての EAP デバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。
次の例では、すべての EAP デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにします。
関連コマンド
|
|
debug eou |
NAC メッセージをデバッグするための EAP over UDP(EAPoUDP)イベントのロギングをイネーブルにします。 |
debug nac |
NAC イベントのロギングをイネーブルにします。 |
eou initialize |
1 つまたはそれ以上の NAC セッションに割り当てられているリソースを消去し、新しい無条件のポスチャ確認をセッションごとに開始します。 |
eou revalidate |
1 つまたはそれ以上の NAC セッションのポスチャ再確認をただちに強制します。 |
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug entity
管理情報ベース(MIB)のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug entity コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug entity [ level ]
no debug entity
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、MIB デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、MIB デバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug entity enabled at level 1
debug entity enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug eou
ネットワーク アドミッション コントロール メッセージをデバッグするための EAP over UDP(EAPoUDP)イベントのロギングをイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug eou コマンドを使用します。EAPoUDP デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug eou { all | eap | errors | events | packets | sm }
no debug eou [ all | eap | errors | events | packets | sm ]
シンタックスの説明
all |
すべての EAPoUDP 情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
eap |
EAPoUDP パケットに関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
errors |
EAPoUDP パケット エラーのロギングをイネーブルにします。 |
events |
EAPoUDP セッション イベントのロギングをイネーブルにします。 |
packets |
EAPoUDP パケット情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
sm |
EAPoUDP ステート マシン情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、セキュリティ アプライアンスは EAPoUDP セッションの状態の変化とタイマー イベントを記録し、16 進形式で EAPoUDP ヘッダーの完全なレコードとパケットの内容を生成します。
デバッグ出力に高優先順位を割り当てることで、システムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、すべての EAPoUDP セッション イベントのロギングをイネーブルにします。
hostname# debug eou events
次の例では、すべての EAPoUDP デバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。
次の例では、すべての EAPoUDP デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにします。
関連コマンド
|
|
debug eap |
NAC メッセージをデバッグするための EAP イベントのロギングをイネーブルにします。 |
debug nac |
NAC イベントのロギングをイネーブルにします。 |
eou initialize |
1 つまたはそれ以上の NAC セッションに割り当てられているリソースを消去し、新しい無条件のポスチャ確認をセッションごとに開始します。 |
eou revalidate |
1 つまたはそれ以上の NAC セッションのポスチャ再確認をただちに強制します。 |
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug esmtp
SMTP/ESMTP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug smtp コマンドを使用します。SMTP/ESMTP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug esmtp [ level ]
no debug esmtp [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug esmtp コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、SMTP/ESMTP アプリケーション検査に対するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect esmtp |
ESMTP アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
service-policy |
1 つまたは複数のインターフェイスにポリシー マップを適用します。 |
show conn |
SMTP など、さまざまな接続タイプの接続状態を表示します。 |
debug fixup
アプリケーション検査に関する詳細情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug fixup コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug fixup
no debug fixup
デフォルト
デフォルトでは、すべてのオプションがイネーブルになっています。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug fixup コマンドは、アプリケーション検査に関する詳細情報を表示します。no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
例
次の例では、アプリケーション検査に関する詳細情報の表示をイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect protocol |
特定のプロトコルに関するアプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
debug fover
フェールオーバーのデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug fover コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug fover { cable | fail | fmsg | ifc | open | rx | rxdmp | rxip | switch | sync | tx | txdmp | txip | verify }
no debug fover { cable | fail | fmsg | ifc | open | rx | rxdmp | rxip | switch | sync | tx | txdmp | txip | verify }
シンタックスの説明
cable |
フェールオーバーの LAN ステータスまたはシリアル ケーブル ステータス |
fail |
フェールオーバー内部例外 |
fmsg |
フェールオーバー メッセージ |
ifc |
ネットワーク インターフェイス ステータス トレース |
open |
フェールオーバー デバイス オープン |
rx |
フェールオーバー メッセージ受信 |
rxdmp |
フェールオーバー受信メッセージ ダンプ(シリアル コンソールのみ) |
rxip |
IP ネットワーク フェールオーバー パケット受信 |
switch |
フェールオーバー スイッチング ステータス |
sync |
フェールオーバー コンフィギュレーション、またはコマンド複製 |
tx |
フェールオーバー メッセージ送信 |
txdmp |
フェールオーバー送信メッセージ ダンプ(シリアル コンソールのみ) |
txip |
IP ネットワーク フェールオーバー パケット送信 |
verify |
フェールオーバー メッセージの確認 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが変更されました。このコマンドには、追加のデバッグ キーワードが含まれています。 |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例は、フェールオーバー コマンド複製のデバッグ情報を表示する方法を示しています。
hostname# debug fover sync
関連コマンド
|
|
show failover |
フェールオーバー コンフィギュレーションに関する情報および動作統計情報を表示します。 |
debug fsm
FSM のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug fsm コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug fsm [ level ]
no debug fsm
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、FSM デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、FSM デバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug fsm enabled at level 1
debug fsm enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug ftp client
FTP に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug ftp client コマンドを使用します。FTP に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ftp client [ level ]
no debug ftp client [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug ftp client コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、FTP のデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
hostname# debug ftp client
関連コマンド
|
|
copy |
イメージ ファイルまたはコンフィギュレーション ファイルを FTP サーバとの間でアップロードまたはダウンロードします。 |
ftp mode passive |
FTP セッションのモードを設定します。 |
show running-config ftp mode |
FTP クライアントのコンフィギュレーションを表示します。 |
debug generic
その他のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug generic コマンドを使用します。その他のデバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug generic [ level ]
no debug generic
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、その他のデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、その他のデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug generic enabled at level 1
debug generic enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug gtp
GTP 検査に関する詳細情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug gtp コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug gtp [ error | event | ha | parser ]
no debug gtp [ error | event | ha | parser ]
シンタックスの説明
error |
GTP メッセージの処理中に発生したエラーのデバッグ情報を表示します。 |
event |
GTP イベントのデバッグ情報を表示します。 |
ha option |
GTP HA イベントに関する情報をデバッグします。 |
parser |
GTP メッセージの解析のデバッグ情報を表示します。 |
デフォルト
デフォルトでは、すべてのオプションがイネーブルになっています。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug gtp コマンドは、GTP 検査に関する詳細情報を表示します。no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
(注) GTP 検査には、特別なライセンスが必要です。
例
次の例では、GTP 検査に関する詳細情報の表示をイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
clear service-policy inspect gtp |
グローバル GTP 統計情報を消去します。 |
gtp-map |
GTP マップを定義し、GTP マップ コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。 |
inspect gtp |
アプリケーション検査用に GTP マップを適用します。 |
show service-policy inspect gtp |
GTP コンフィギュレーションを表示します。 |
show running-config gtp-map |
設定されている GTP マップを表示します。 |
debug h323
H.323 に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug h323 コマンドを使用します。H.323 に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug h323 { h225 | h245 | ras } [ asn | event ]
no debug h323 { h225 | h245 | ras } [ asn | event ]
シンタックスの説明
h225 |
H.225 シグナリングを指定します。 |
h245 |
H.245 シグナリングを指定します。 |
ras |
登録、許可、およびステータスのプロトコルを指定します。 |
asn |
(オプション)デコードされたプロトコル データ ユニット(PDU)の出力を表示します。 |
event |
(オプション)シグナリングのイベントを表示するか、両方のトレースをオンにします。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug h323 コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、H.225 シグナリングのデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
hostname# debug h323 h225
関連コマンド
|
|
inspect h323 |
H.323 アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
show h225 |
セキュリティ アプライアンスを越えて確立された H.225 セッションの情報を表示します。 |
show h245 |
スロースタートを使用しているエンドポイントがセキュリティ アプライアンスを越えて確立した H.245 セッションの情報を表示します。 |
show h323-ras |
セキュリティ アプライアンスを越えて確立された H.323 RAS セッションの情報を表示します。 |
timeout h225 | h323 |
H.225 シグナリング接続または H.323 制御接続が終了するまでのアイドル時間を設定します。 |
debug http
HTTP トラフィックに関する詳細情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug http コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug http [ level ]
no debug http [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug http コマンドは、HTTP トラフィックに関する詳細情報を表示します。no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
例
次の例では、HTTP トラフィックに関する詳細情報の表示をイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
http |
セキュリティ アプライアンスの内部の HTTP サーバにアクセス可能なホストを指定します。 |
http-proxy |
HTTP プロキシ サーバを設定します。 |
http redirect |
HTTP トラフィックを HTTPS にリダイレクトします。 |
http server enable |
セキュリティ アプライアンス HTTP サーバをイネーブルにします。 |
debug http-map
HTTP アプリケーション検査マップに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug http-map コマンドを使用します。HTTP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug http-map
no debug http-map
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug http-map コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、HTTP アプリケーション検査のデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
debug appfw |
HTTP アプリケーション検査に関する詳細情報を表示します。 |
http-map |
高度な HTTP 検査を設定するための HTTP マップを定義します。 |
inspect http |
アプリケーション検査用に特定の HTTP マップを適用します。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
debug icmp
ICMP 検査に関する詳細情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug icmp コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug icmp trace [ level ]
no debug icmp trace [ level ]
シンタックスの説明
trace |
ICMP トレース アクティビティのデバッグ情報を表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
すべてのオプションがイネーブルになっています。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug icmp コマンドは、ICMP 検査に関する詳細情報を表示します。no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
例
次の例では、ICMP 検査に関する詳細情報の表示をイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
clear configure icmp |
ICMP コンフィギュレーションを消去します。 |
icmp |
セキュリティ アプライアンス インターフェイスで終端する ICMP トラフィックに対して、アクセス規則を設定します。 |
show conn |
さまざまなプロトコルおよびセッション タイプについて、セキュリティ アプライアンスを介した接続状態を表示します。 |
show icmp |
ICMP コンフィギュレーションを表示します。 |
timeout icmp |
ICMP のアイドル タイムアウトを設定します。 |
debug igmp
IGMP のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug igmp コマンドを使用します。デバッグ情報の表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug igmp [ group group_id | interface if_name ]
no debug igmp [ group group_id | interface if_name ]
シンタックスの説明
group group_id |
指定されたグループの IGMP デバッグ情報を表示します。 |
interface if_name |
指定されたインターフェイスの IGMP デバッグ情報を表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次に、 debug igmp コマンドの出力例を示します。
IGMP: Received v2 Query on outside from 192.168.3.2
IGMP: Send v2 general Query on dmz
IGMP: Received v2 Query on dmz from 192.168.4.1
IGMP: Send v2 general Query on outside
IGMP: Received v2 Query on outside from 192.168.3.1
IGMP: Send v2 general Query on inside
IGMP: Received v2 Query on inside from 192.168.1.1
IGMP: Received v2 Report on inside from 192.168.1.6 for 224.1.1.1
IGMP: Updating EXCLUDE group timer for 224.1.1.1
関連コマンド
|
|
show igmp groups |
セキュリティ アプライアンスに直接接続されている受信者、および IGMP を通じてラーニングされた受信者を持つマルチキャスト グループを表示します。 |
show igmp interface |
インターフェイスのマルチキャスト情報を表示します。 |
debug ils
ILS に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug ils コマンドを使用します。ILS に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ils [ level ]
no debug ils [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug ils コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、ILS アプリケーション検査のデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect ils |
ILS アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
service-policy |
1 つまたは複数のインターフェイスにポリシー マップを適用します。 |
debug imagemgr
Image Manager のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug imagemgr コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug imagemgr [ level ]
no debug imagemgr
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、Image Manager デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、Image Manager のデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug imagemgr enabled at level 1
debug imagemgr enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug ipsec-over-tcp
IPSec-over-TCP のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug ipsec-over-tcp コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ipsec-over-tcp [ level ]
no debug ipsec-over-tcp
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、IPSec-over-TCP のデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、IPSec-over-TCP のデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
hostname# debug ipsec-over-tcp
debug ipsec-over-tcp enabled at level 1
debug ipsec-over-tcp enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug ipv6
ipv6 のデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug ipv6 コマンドを使用します。デバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ipv6 { icmp | interface | nd | packet | routing }
no debug ipv6 { icmp | interface | nd | packet | routing }
シンタックスの説明
icmp |
ICMPv6 近隣探索トランザクションを除外した、IPv6 ICMP トランザクションに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
interface |
IPv6 インターフェイスに関するデバッグ情報を表示します。 |
nd |
ICMPv6 近隣探索トランザクションに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
packet |
IPv6 パケットに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
routing |
IPv6 のルーティング テーブル アップデートおよびルート キャッシュ アップデートに関するデバッグ情報を表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次に、 debug ipv6 icmp コマンドの出力例を示します。
hostname# debug ipv6 icmp
13:28:40:ICMPv6:Received ICMPv6 packet from 2000:0:0:3::2, type 136
13:28:45:ICMPv6:Received ICMPv6 packet from FE80::203:A0FF:FED6:1400, type 135
13:28:50:ICMPv6:Received ICMPv6 packet from FE80::203:A0FF:FED6:1400, type 136
13:28:55:ICMPv6:Received ICMPv6 packet from FE80::203:A0FF:FED6:1400, type 135
関連コマンド
|
|
ipv6 icmp |
セキュリティ アプライアンス インターフェイスで終端する ICMP メッセージのアクセス規則を設定します。 |
ipv6 address |
IPv6 アドレスに対するインターフェイスを設定します。 |
ipv6 nd dad attempts |
重複アドレスの検出中に実行される、近隣探索の試行回数を定義します。 |
ipv6 route |
IPv6 ルーティング テーブルにスタティック エントリを定義します。 |
debug iua-proxy
個々のユーザ認証(IUA)プロキシのデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug iua-proxy コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug iua-proxy [ level ]
no debug iua-proxy
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、IUA プロキシのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、IUA プロキシのデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
hostname# debug iua-proxy
debug iua-proxy enabled at level 1
debug iua-proxy enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug kerberos
Kerberos 認証のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug kerberos コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug kerberos [ level ]
no debug kerberos
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、Kerberos のデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、Kerberos のデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug kerberos enabled at level 1
debug kerberos enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug l2tp
L2TP のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug l2tp コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug l2tp { data | error | event | packet } level
no debug l2tp { data | error | event | packet } level
シンタックスの説明
data |
データ パケット トレース情報を表示します。 |
error |
エラー イベントを表示します。 |
event |
L2TP 接続イベントを表示します。 |
packet |
パケット トレース情報を表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では接続イベントの L2TP デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、L2TP のデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
hostname# debug l2tp event 1
debug l2tp event enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug ldap
LDAP のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug ldap コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ldap [ level ]
no debug ldap
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、LDAP のデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、LDAP のデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug ldap enabled at level 1
debug ldap enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug mac-address-table
MAC アドレス テーブルに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug mac-address-table コマンドを使用します。MAC アドレス テーブルに関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug mac-address-table [ level ]
no debug mac-address-table [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、MAC アドレス テーブルのデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug mac-address-table
関連コマンド
|
|
mac-address-table aging-time |
ダイナミック MAC アドレス エントリのタイムアウトを設定します。 |
mac-address-table static |
MAC アドレス テーブルにスタティック MAC アドレス エントリを追加します。 |
mac-learn |
MAC アドレス ラーニングをディセーブルにします。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
show mac-address-table |
MAC アドレス テーブルのエントリを表示します。 |
debug menu
特定機能の詳細なデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug menu コマンドを使用します。
debug menu
注意
debug menu コマンドは、シスコのテクニカル サポート スタッフの指導の下で使用する必要があります。
シンタックスの説明
このコマンドは、シスコ テクニカル サポート スタッフの指導の下で使用する必要があります。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
このコマンドは、シスコ テクニカル サポート スタッフの指導の下で使用する必要があります。
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug mfib
MFIB のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug mfib コマンドを使用します。デバッグ情報の表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug mfib { db | init | mrib | pak | ps | signal } [ group ]
no debug mfib { db | init | mrib | pak | ps | signal } [ group ]
シンタックスの説明
db |
(オプション)ルート データベース動作のデバッグ情報を表示します。 |
group |
(オプション)マルチキャスト グループの IP アドレス。 |
init |
(オプション)システムの初期化アクティビティを表示します。 |
mrib |
(オプション)MRIB との通信のデバッグ情報を表示します。 |
pak |
(オプション)パケット フォワーディング動作のデバッグ情報を表示します。 |
ps |
(オプション)プロセス スイッチング動作のデバッグ情報を表示します。 |
signal |
(オプション)ルーティング プロトコルへの MFIB シグナリングのデバッグ情報を表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、MFIB データベース動作のデバッグ情報を表示します。
MFIB IPv4 db debugging enabled
関連コマンド
|
|
show mfib |
MFIB の転送エントリおよびインターフェイスを表示します。 |
debug mgcp
MGCP アプリケーション検査に関する詳細情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug mgcp コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug mgcp { messages | parser | sessions }
no debug mgcp { messages | parser | sessions }
messages |
MGCP メッセージのデバッグ情報を表示します。 |
parser |
MGCP メッセージ解析のデバッグ情報を表示します。 |
sessions |
MGCP セッションに関するデバッグ情報を表示します。 |
デフォルト
すべてのオプションがイネーブルになっています。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug mgcp コマンドは、mgcp 検査に関する詳細情報を表示します。no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
例
次の例では、MGCP アプリケーション検査に関する詳細情報の表示をイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect mgcp |
MGCP アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
mgcp-map |
MGCP マップを定義し、MGCP マップ コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。 |
show mgcp |
セキュリティ アプライアンスを介して確立された MGCP セッションに関する情報を表示します。 |
show conn |
さまざまな接続タイプの接続状態を表示します。 |
debug module-boot
SSM ブーティング プロセスに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug module-boot コマンドを使用します。SSM ブーティング プロセスに関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug module-boot [ level ]
no debug module-boot [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、SSM ブーティング プロセスに関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug module-boot
関連コマンド
|
|
hw-module module recover |
TFTP サーバからリカバリ イメージをロードすることにより、インテリジェント SSM を回復します。 |
hw-module module reset |
SSM をシャットダウンし、ハードウェア リセットを実行します。 |
hw-module module reload |
インテリジェント SSM ソフトウェアをリロードします。 |
hw-module module shutdown |
コンフィギュレーション データを失わずに電源を切るため、SSM ソフトウェアをシャットダウンします。 |
show module |
SSM 情報を表示します。 |
debug mrib
MRIB のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug mrib コマンドを使用します。デバッグ情報の表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug mrib { client | io | route [ group ] | table }
no debug mrib { client | io | route [ group ] | table }
シンタックスの説明
client |
MRIB クライアント管理アクティビティのデバッグをイネーブルにします。 |
io |
MRIB I/O イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
route |
MRIB ルーティング エントリ アクティビティのデバッグをイネーブルにします。 |
group |
指定グループでの MRIB ルーティング エントリ アクティビティのデバッグをイネーブルにします。 |
table |
MRIB テーブル管理アクティビティのデバッグをイネーブルにします。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、MRIB I/O イベントのデバッグをイネーブルにする方法を示しています。
IPv4 MRIB io debugging is on
関連コマンド
|
|
show mrib client |
MRIB クライアント接続に関する情報を表示します。 |
show mrib route |
MRIB テーブルのエントリを表示します。 |
debug nac
ネットワーク アドミッション コントロール イベントのロギングをイネーブルにするには、特権モードで、 debug nac コマンドを使用します。NAC デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug nac { all | auth | errors | events }
no debug nac [ all | auth | errors | events ]
シンタックスの説明
all |
すべての NAC 情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
auth |
NAC 認証要求と応答に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
errors |
NAC セッション エラーのロギングをイネーブルにします。 |
events |
NAC セッション イベントのロギングをイネーブルにします。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、セキュリティ アプライアンスは次の NAC イベントのタイプ:初期化、例外リスト一致、ACS トランザクション、クライアントレス認証、デフォルト ACL の適用、および再確認をログに記録します。
デバッグ出力に高優先順位を割り当てることで、システムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、すべての NAC セッション イベントのロギングをイネーブルにします。
hostname# debug nac events
次の例では、すべての NAC デバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。
次の例では、すべての NAC デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにします。
関連コマンド
|
|
debug eap |
NAC メッセージをデバッグするための EAP イベントのロギングをイネーブルにします。 |
debug eou |
NAC メッセージをデバッグするための EAP over UDP(EAPoUDP)イベントのロギングをイネーブルにします。 |
eou initialize |
1 つまたはそれ以上の NAC セッションに割り当てられているリソースを消去し、新しい無条件のポスチャ確認をセッションごとに開始します。 |
eou revalidate |
1 つまたはそれ以上の NAC セッションのポスチャ再確認をただちに強制します。 |
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug ntdomain
NT ドメイン認証のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug ntdomain コマンドを使用します。NT ドメインのデバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ntdomain [ level ]
no debug ntdomain
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、NT ドメインのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、NT ドメインのデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug ntdomain enabled at level 1
debug ntdomain enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug ntp
NTP に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug ntp コマンドを使用します。NTP に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ntp { adjust | authentication | events | loopfilter | packets | params | select | sync | validity }
no debug ntp { adjust | authentication | events | loopfilter | packets | params | select | sync | validity }
シンタックスの説明
adjust |
NTP クロック調整に関するメッセージを表示します。 |
authentication |
NTP 認証に関するメッセージを表示します。 |
events |
NTP イベントに関するメッセージを表示します。 |
loopfilter |
NTP ループ フィルタに関するメッセージを表示します。 |
packets |
NTP パケットに関するメッセージを表示します。 |
params |
NTP クロック パラメータに関するメッセージを表示します。 |
select |
NTP クロック セレクションに関するメッセージを表示します。 |
sync |
NTP クロック同期に関するメッセージを表示します。 |
validity |
NTP ピア クロックの有効性に関するメッセージを表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、NTP に関するデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug ntp events
関連コマンド
|
|
ntp authenticate |
NTP 認証をイネーブルにします。 |
ntp server |
NTP サーバを指定します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
show ntp associations |
セキュリティ アプライアンスが関連付けられている NTP サーバを表示します。 |
show ntp status |
NTP アソシエーションのステータスを表示します。 |
debug ospf
OSPF ルーティング プロセスのデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug ospf コマンドを使用します。
debug ospf [ adj | database-timer | events | flood | lsa-generation | packet | retransmission | spf [ external | inter | intra ] | tree ]
no debug ospf [ adj | database-timer | events | flood | lsa-generation | packet | retransmission | spf [ external | inter | intra ] | tree ]
シンタックスの説明
adj |
(オプション)OSPF 隣接イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
database-timer |
(オプション)OSPF タイマー イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
events |
(オプション)OSPF イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
external |
(オプション)SPF デバッグを外部イベントに制限します。 |
flood |
(オプション)OSPF フラッディングのデバッグをイネーブルにします。 |
inter |
(オプション)SPF デバッグをエリア間イベントに制限します。 |
intra |
(オプション)SPF デバッグをエリア内イベントに制限します。 |
lsa-generation |
(オプション)OSPF 集約 LSA 生成のデバッグをイネーブルにします。 |
packet |
(オプション)受信した OSPF パケットのデバッグをイネーブルにします。 |
retransmission |
(オプション)OSPF 再送信イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
spf |
(オプション)OSPF 最短パス優先計算のデバッグをイネーブルにします。SPF デバッグ情報は、 external 、 inter 、および intra のキーワードを使用することで制限できます。 |
tree |
(オプション)OSPF データベース イベントのデバッグをイネーブルにします。 |
デフォルト
キーワードが提供されないときに、すべての OSPF デバッグ情報が表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次に、 debug ospf events コマンドの出力例を示します。
hostname# debug ospf events
ospf event debugging is on
OSPF:hello with invalid timers on interface Ethernet0
hello interval received 10 configured 10
net mask received 255.255.255.0 configured 255.255.255.0
dead interval received 40 configured 30
関連コマンド
|
|
show ospf |
OSPF ルーティング プロセスに関する一般情報を表示します。 |
debug parser cache
CLI パーサーのデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug parser cache コマンドを使用します。CLI パーサーのデバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug parser cache [ level ]
no debug parser cache
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、CLI パーサーのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。CLI パーサーのデバッグ メッセージは、 show debug コマンドの出力の前後に表示されます。
hostname# debug parser cache
debug parser cache enabled at level 1
parser cache: try to match 'show debug' in exec mode
debug parser cache enabled at level 1
parser cache: hit at index 8
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug pim
PIM のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug pim コマンドを使用します。デバッグ情報の表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug pim [ df-election [ interface if_name | rp rp ] | group group | interface if_name | neighbor ]
no debug pim [ df-election [ interface if_name | rp rp ] | group group | interface if_name | neighbor ]
シンタックスの説明
df-election |
(オプション)PIM の双方向 DF 選定メッセージ プロセスに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
group group |
(オプション)指定されたグループのデバッグ情報を表示します。 group の値は、次のいずれかです。 • マルチキャスト グループの名前。DNS の hosts テーブルに定義されているものか、ドメインの ipv4 host コマンドで定義したものです。 • マルチキャスト グループの IP アドレス。これは、4 分割ドット 10 進表記のマルチキャスト IP アドレスです。 |
interface if_name |
(オプション) df-election キーワードと共に使用する場合は、DF 選定のデバッグ表示を、指定したインターフェイスに関する情報に制限します。 df-election キーワードと共に使用しない場合は、指定されたインターフェイスの PIM エラー メッセージを表示します。
(注) debug pim interface コマンドは、PIM プロトコル アクティビティ メッセージを表示せず、エラー メッセージだけを表示します。PIM プロトコル アクティビティのデバッグ情報を表示するには、interface キーワードを使用せずに debug pim コマンドを使用します。group キーワードを使用して、指定されたマルチキャスト グループに表示を制限することができます。
|
neighbor |
(オプション)送信、または受信された PIM の HELLO メッセージだけを表示します。 |
rp rp |
(オプション)次のいずれかを指定できます。 • RP の名前。ドメイン ネーム システム(DNS)の hosts テーブルに定義されているものか、ドメインの ipv4 host コマンドで定義したものです。 • RP の IP アドレス。これは、4 分割ドット 10 進表記のマルチキャスト IP アドレスです。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
受信および送信された PIM パケットおよび PIM 関連のイベントを記録します。
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次に、 debug pim コマンドの出力例を示します。
PIM: Received Join/Prune on Ethernet1 from 172.24.37.33
PIM: Received Join/Prune on Ethernet1 from 172.24.37.33
PIM: Received Join/Prune on Tunnel0 from 10.3.84.1
PIM: Received Join/Prune on Ethernet1 from 172.24.37.33
PIM: Received Join/Prune on Ethernet1 from 172.24.37.33
PIM: Received RP-Reachable on Ethernet1 from 172.16.20.31
PIM: Update RP expiration timer for 224.2.0.1
PIM: Forward RP-reachability packet for 224.2.0.1 on Tunnel0
PIM: Received Join/Prune on Ethernet1 from 172.24.37.33
PIM: Prune-list (10.221.196.51/32, 224.2.0.1)
PIM: Set join delay timer to 2 seconds for (10.221.0.0/16, 224.2.0.1) on Ethernet1
PIM: Received Join/Prune on Ethernet1 from 172.24.37.6
PIM: Received Join/Prune on Ethernet1 from 172.24.37.33
PIM: Received Join/Prune on Tunnel0 from 10.3.84.1
PIM: Join-list: (*, 224.2.0.1) RP 172.16.20.31
PIM: Add Tunnel0 to (*, 224.2.0.1), Forward state
PIM: Join-list: (10.0.0.0/8, 224.2.0.1)
PIM: Add Tunnel0 to (10.0.0.0/8, 224.2.0.1), Forward state
PIM: Join-list: (10.4.0.0/16, 224.2.0.1)
PIM: Prune-list (172.24.84.16/28, 224.2.0.1) RP-bit set RP 172.24.84.16
PIM: Send Prune on Ethernet1 to 172.24.37.6 for (172.24.84.16/28, 224.2.0.1), RP
PIM: For RP, Prune-list: 10.9.0.0/16
PIM: For RP, Prune-list: 10.16.0.0/16
PIM: For RP, Prune-list: 10.49.0.0/16
PIM: For RP, Prune-list: 10.84.0.0/16
PIM: For RP, Prune-list: 10.146.0.0/16
PIM: For 10.3.84.1, Join-list: 172.24.84.16/28
PIM: Send periodic Join/Prune to RP via 172.24.37.6 (Ethernet1)
関連コマンド
|
|
show pim group-map |
グループからプロトコルへのマッピング テーブルを表示します。 |
show pim interface |
PIM インターフェイス固有の情報を表示します。 |
show pim neighbor |
PIM ネイバーテーブルのエントリを表示します。 |
debug pix pkt2pc
uauth コードに送信されたパケットをトレースし、uauth プロキシ セッションがデータ パスにカットスルーしたイベントをトレースするデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug pix pkt2pc コマンドを使用します。デバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug pix pkt2pc
no debug pix pkt2pc
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、uauth コードに送信されたパケットをトレースし、uauth プロキシ セッションがデータ パスにカットスルーしたイベントをトレースするデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug pix pkt2pc
関連コマンド
|
|
debug pix process |
xlate およびセカンダリ接続プロセスに関するデバッグ メッセージを表示します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
debug pix process
xlate およびセカンダリ接続プロセスに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug pix process コマンドを使用します。デバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug pix process
no debug pix process
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、xlate およびセカンダリ接続プロセスのデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug pix process
関連コマンド
|
|
debug pix pkt2pc |
uauth コードに送信されたパケットをトレースし、uauth プロキシ セッションがデータ パスにカットスルーしたイベントをトレースするデバッグ メッセージを表示します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
debug pptp
PPTP に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug pptp コマンドを使用します。PPTP に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug pptp [ level ]
no debug pptp [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug pptp コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、PPTP アプリケーション検査に対するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect pptp |
PPTP アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
service-policy |
1 つまたは複数のインターフェイスにポリシー マップを適用します。 |
debug radius
AAA に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug radius コマンドを使用します。RADIUS メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug radius [ all | decode | session | user username ]
no debug radius
シンタックスの説明
all |
(オプション)デコードされた RADIUS メッセージを含む、すべてのユーザおよびセッションに関する RADIUS デバッグ メッセージを表示します。 |
decode |
(オプション)RADIUS メッセージのデコードされたコンテンツを表示します。16 進値と、それらの値をデコードした読み取り可能なバージョンを含む、すべての RADIUS パケットのコンテンツが表示されます。 |
session |
(オプション)セッション関連の RADIUS メッセージを表示します。送信および受信された RADIUS メッセージのパケット タイプは表示されますが、パケット コンテンツは表示されません。 |
user |
(オプション)特定のユーザに関する RADIUS デバッグ メッセージを表示します。 |
username |
メッセージを表示する対象のユーザを指定します。 user キーワードと共に使用する場合だけ有効です。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug radius コマンドは、セキュリティ アプライアンスと RADIUS AAA サーバの間の RADIUS メッセージに関する詳細情報を表示します。 no debug all コマンドまたは undebug all コマンドは、イネーブルなデバッグをすべてオフにします。
例
次の例は、デコードされた RADIUS メッセージを示しています。これはアカウンティング パケットです。
hostname(config)# debug radius decode
hostname(config)# RADIUS packet decode (accounting request)
--------------------------------------
Raw packet data (length = 216).....
Radius: Identifier = 105 (0x69)
Radius: Length = 216 (0x00D8)
Radius: Vector: 842E0E99F44C00C05A0A19AB88A81312
Radius: Type = 40 (0x28) Acct-Status-Type
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (Hex) = 0x2
Radius: Type = 5 (0x05) NAS-Port
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (Hex) = 0x1
Radius: Type = 4 (0x04) NAS-IP-Address
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (IP Address) = 10.1.1.1 (0x0A010101)
Radius: Type = 14 (0x0E) Login-IP-Host
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (IP Address) = 10.2.0.50 (0xD0FE1291)
Radius: Type = 16 (0x10) Login-TCP-Port
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (Hex) = 0x50
Radius: Type = 44 (0x2C) Acct-Session-Id
Radius: Length = 12 (0x0C)
30 78 31 33 30 31 32 39 66 65 | 0x130129fe
Radius: Type = 1 (0x01) User-Name
Radius: Length = 9 (0x09)
62 72 6f 77 73 65 72 | browser
Radius: Type = 46 (0x2E) Acct-Session-Time
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (Hex) = 0x0
Radius: Type = 42 (0x2A) Acct-Input-Octets
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (Hex) = 0x256D
Radius: Type = 43 (0x2B) Acct-Output-Octets
Radius: Length = 6 (0x06)
Radius: Value (Hex) = 0x3E1
Radius: Type = 26 (0x1A) Vendor-Specific
Radius: Length = 30 (0x1E)
Radius: Vendor ID = 9 (0x00000009)
Radius: Type = 1 (0x01) Cisco-AV-pair
Radius: Length = 24 (0x18)
69 70 3a 73 6f 75 72 63 65 2d 69 70 3d 31 30 2e | ip:source-ip=10.
31 2e 31 2e 31 30 | 1.1.10
Radius: Type = 26 (0x1A) Vendor-Specific
Radius: Length = 27 (0x1B)
Radius: Vendor ID = 9 (0x00000009)
Radius: Type = 1 (0x01) Cisco-AV-pair
Radius: Length = 21 (0x15)
69 70 3a 73 6f 75 72 63 65 2d 70 6f 72 74 3d 33 | ip:source-port=3
Radius: Type = 26 (0x1A) Vendor-Specific
Radius: Length = 40 (0x28)
Radius: Vendor ID = 9 (0x00000009)
Radius: Type = 1 (0x01) Cisco-AV-pair
Radius: Length = 34 (0x22)
69 70 3a 64 65 73 74 69 6e 61 74 69 6f 6e 2d 69 | ip:destination-i
70 3d 32 30 38 2e 32 35 34 2e 31 38 2e 31 34 35 | p=10.2.0.50
Radius: Type = 26 (0x1A) Vendor-Specific
Radius: Length = 30 (0x1E)
Radius: Vendor ID = 9 (0x00000009)
Radius: Type = 1 (0x01) Cisco-AV-pair
Radius: Length = 24 (0x18)
69 70 3a 64 65 73 74 69 6e 61 74 69 6f 6e 2d 70 | ip:destination-p
6f 72 74 3d 38 30 | ort=80
関連コマンド
|
|
show running-config |
セキュリティ アプライアンス上で実行されている設定を表示します。 |
debug rip
RIP のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug rip コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug rip [ database | events ]
no debug rip [ database | events ]
シンタックスの説明
database |
RIP データベース イベントを表示します。 |
events |
RIP 処理イベントを表示します。 |
デフォルト
すべての RIP イベントがデバッグ出力に表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
コマンド履歴
|
|
既存 |
このコマンドは既存のものです。 |
7.2(1) |
database キーワードと events キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、Cisco TAC とのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次に、 debug rip コマンドの出力例を示します。
RIP: broadcasting general request on GigabitEthernet0/1
RIP: broadcasting general request on GigabitEthernet0/2
RIP: Received update from 10.89.80.28 on GigabitEthernet0/1
172.31.0.0 in 16 hops (inaccessible)
RIP: Sending update to 255.255.255.255 via GigabitEthernet0/1 (10.89.64.31)
subnet 10.89.94.0, metric 1
172.31.0.0 in 16 hops (inaccessible)
RIP: Sending update to 255.255.255.255 via GigabitEthernet0/2 (10.89.94.31)
subnet 10.89.64.0, metric 1
subnet 10.89.66.0, metric 3
172.31.0.0 in 16 hops (inaccessible)
default 0.0.0.0, metric 8
RIP: bad version 128 from 192.168.80.43
関連コマンド
|
|
router rip |
RIP プロセスを設定します。 |
show running-config rip |
実行コンフィギュレーション内の RIP コマンドを表示します。 |
debug rtp
H.323 検査および SIP 検査に関連する RTP パケットのデバッグ情報およびエラー メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug rtp コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug rtp [ level ]
no debug rtp [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)デバッグのオプション レベルを指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、 debug rtp コマンドを使用して RTP パケットのデバッグをイネーブルにする方法を示しています。
debug rtp enabled at level 255
関連コマンド
|
|
policy-map |
レイヤ 3/4 のポリシー マップを作成します。 |
rtp-conformance |
ピンホールを流れる RIP パケットの H.323 および SIP におけるプロトコル適合性を確認します。 |
show running-config policy-map |
現在のすべてのポリシー マップ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug rtsp
RTSP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug rtsp コマンドを使用します。RTSP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug rtsp [ level ]
no debug rtsp [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug rtsp コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、RTSP アプリケーション検査のデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect rtsp |
RTSP アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
service-policy |
1 つまたは複数のインターフェイスにポリシー マップを適用します。 |
debug sdi
SDI 認証のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug sdi コマンドを使用します。SDI デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug sdi [ level ]
no debug sdi
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、SDI デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、SDI デバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug sdi enabled at level 1
debug sdi enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug sequence
すべてのデバッグ メッセージの最初にシーケンス番号を追加するには、特権 EXEC モードで debug sequence コマンドを使用します。デバッグ シーケンス番号の使用をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug sequence [ level ]
no debug sequence
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
デフォルトは次のとおりです。
• デバッグ メッセージのシーケンス番号はディセーブルになっています。
• level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、デバッグ メッセージのシーケンス番号をイネーブルにします。 debug parser cache コマンドは、CLI パーサー デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。表示されている CLI パーサー デバッグ メッセージには、各メッセージの前にシーケンス番号が含まれます。
debug sequence enabled at level 1
hostname# debug parser cache
debug parser cache enabled at level 1
0: parser cache: try to match 'show debug' in exec mode
debug parser cache enabled at level 1
debug sequence enabled at level 1
1: parser cache: hit at index 8
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug session-command
SSM へのセッションに対するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug session-command コマンドを使用します。セッションに関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug session-command [ level ]
no debug session-command [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、セッションのデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug session-command
debug sip
SIP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug sip コマンドを使用します。SIP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug sip [ level ]
no debug sip [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug sip コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、SIP アプリケーション検査に対するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect sip |
SIP アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
show conn |
さまざまな接続タイプの接続状態を表示します。 |
show sip |
セキュリティ アプライアンスを介して確立された SIP セッションに関する情報を表示します。 |
timeout |
さまざまなプロトコルおよびセッション タイプのアイドル状態の最大継続時間を設定します。 |
debug skinny
SCCP(Skinny)アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug skinny コマンドを使用します。SCCP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug skinny [ level ]
no debug skinny [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug skinny コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、SCCP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect skinny |
SCCP アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
show skinny |
セキュリティ アプライアンスを介して確立された SCCP セッションに関する情報を表示します。 |
show conn |
さまざまな接続タイプの接続状態を表示します。 |
timeout |
さまざまなプロトコルおよびセッション タイプのアイドル状態の最大継続時間を設定します。 |
debug sla monitor
SLA モニタ オペレーションのデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug sla monitor コマンドを使用します。デバッグをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug sla monitor [ error | trace ] [ sla-id ]
no debug sla monitor [ sla-id ]
シンタックスの説明
error |
(オプション)IP SLA モニタ エラー メッセージを出力します。 |
sla-id |
(オプション)デバッグする SLA の ID を指定します。 |
trace |
(オプション)IP SLA モニタ トレース メッセージを出力します。 |
デフォルト
エラー メッセージとトレース メッセージはデフォルトで表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
一度にデバッグできるのは 32 の SLA オペレーションのみです。
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、Cisco TAC とのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、SLA オペレーション エラーのデバッグをイネーブルにします。
hostname(config)# debug sla monitor error
次の例では、指定された SLA オペレーションの SLA オペレーション トレース メッセージの表示方法を示します。
hostname(config)# debug sla monitor trace 123
関連コマンド
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|
clear configure route |
スタティックに設定された route コマンドを削除します。 |
clear route |
RIP などのダイナミック ルーティング プロトコルを通じてラーニングされたルートを削除します。 |
show route |
ルート情報を表示します。 |
show running-config route |
設定されているルートを表示します。 |
debug sqlnet
SQL*Net アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug sqlnet コマンドを使用します。SQL*Net アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug sqlnet [ level ]
no debug sqlnet [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug sqlnet コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、SQL*Net アプリケーション検査に対するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
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|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect sqlnet |
SQL*Net アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
service-policy |
1 つまたは複数のインターフェイスにポリシー マップを適用します。 |
show conn |
SQL*Net など、さまざまな接続タイプの接続状態を表示します。 |
debug ssh
SSH に関連するデバッグ情報およびエラー メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug ssh コマンドを使用します。デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ssh [ level ]
no debug ssh [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)デバッグのオプション レベルを指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次に、 debug ssh 255 コマンドの出力例を示します。
debug ssh enabled at level 255
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 17)
SSH2 0: done calc MAC out #239
SSH2 0: send: len 32 (includes padlen 7)
SSH2 0: done calc MAC out #240
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 15)
SSH2 0: done calc MAC out #241
SSH2 0: send: len 32 (includes padlen 16)
SSH2 0: done calc MAC out #242
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 7)
SSH2 0: done calc MAC out #243
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #244
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 8)
SSH2 0: done calc MAC out #245
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #246
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 7)
SSH2 0: done calc MAC out #247
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #248
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 7)
SSH2 0: done calc MAC out #249
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #250
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 8)
SSH2 0: done calc MAC out #251
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #252
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 7)
SSH2 0: done calc MAC out #253
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #254
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 8)
SSH2 0: done calc MAC out #255
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #256
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 7)
SSH2 0: done calc MAC out #257
SSH2 0: send: len 64 (includes padlen 18)
SSH2 0: done calc MAC out #258
関連コマンド
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|
clear configure ssh |
実行コンフィギュレーションからすべての SSH コマンドを消去します。 |
show running-config ssh |
実行コンフィギュレーション内の現在の SSH コマンドを表示します。 |
show ssh sessions |
セキュリティ アプライアンス上のアクティブな SSH セッションに関する情報を表示します。 |
ssh |
指定したクライアントまたはネットワークからセキュリティ アプライアンスへの SSH 接続を許可します。 |
debug ssl
SSL のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug ssl コマンドを使用します。SSL デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug ssl { cipher | device } [ level ]
no debug ssl { cipher | device }
シンタックスの説明
cipher |
HTTP サーバとクライアント間の暗号ネゴシエーションに関する情報を表示します。 |
device |
セッションの開始と進行中のステータスを含む SSL デバイスに関する情報を表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
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|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、特に暗号ネゴシエーションに対する SSL デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、SSL デバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
hostname# debug ssl cipher
debug ssl cipher enabled at level 1
debug ssl cipher enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug sunrpc
RPC アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug sunrpc コマンドを使用します。RPC アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug sunrpc [ level ]
no debug sunrpc [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug sunrpc コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、RPC アプリケーション検査に対するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect sunrpc |
Sun RPC アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
show conn |
RPC など、さまざまな接続タイプの接続状態を表示します。 |
timeout |
さまざまなプロトコルおよびセッション タイプのアイドル状態の最大継続時間を設定します。 |
debug switch ilpm
ASA 5505 適応型セキュリティ アプライアンスなどの内蔵スイッチが搭載されたモデルの場合、特権 EXEC モードで debug switch ilpm コマンドを使用して PoE のデバッグ メッセージを表示します。PoE に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug switch ilpm [ events | errors ] [ level ]
no debug switch ilpm [ events | errors ] [ level ]
シンタックスの説明
errors |
(オプション)エラーがある場合に、トラブルシューティング情報を表示します。 |
events |
(オプション)PoE イベントを表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
キーワードを指定しない場合、デフォルトではイベントとエラーの両方が表示されます。デフォルトのレベルは 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、PoE ポートのデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug switch ilpm
関連コマンド
|
|
interface vlan |
VLAN インターフェイスを追加します。 |
debug switch manager |
VLAN 割り当てのデバッグ メッセージと switchport コマンドにより発生したイベントとエラーを表示します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
debug switch manager
ASA 5505 適応型セキュリティ アプライアンスなどの内蔵スイッチが搭載されたモデルの場合、特権 EXEC モードで debug switch manager コマンドを使用して、VLAN 割り当てのデバッグ メッセージと switchport コマンドにより発生したイベントとエラーを表示します。スイッチ ポートに関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug switch manager [ events | errors ] [ level ]
no debug switch manager [ events | errors ] [ level ]
シンタックスの説明
errors |
(オプション)エラーがある場合に、トラブルシューティング情報を表示します。 |
events |
(オプション)スイッチ マネージャ イベントを表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
キーワードを指定しない場合、デフォルトではイベントとエラーの両方が表示されます。デフォルトのレベルは 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドを使用すると、通信量の多いネットワークのトラフィックが遅くなる可能性があります。
例
次の例では、スイッチ ポートのデバッグ メッセージをイネーブルにします。
hostname# debug switch manager
関連コマンド
|
|
interface vlan |
VLAN インターフェイスを追加します。 |
debug switch ilpm |
PoE に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
show debug |
イネーブルなデバッガをすべて表示します。 |
debug tacacs
TACACS+ のデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug tacacs コマンドを使用します。TACACS+ デバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug tacacs [ session | user username ]
no debug tacacs [ session | user username ]
シンタックスの説明
session |
セッション関連の TACACS+ デバッグ メッセージを表示します。 |
user |
ユーザ固有の TACACS+ デバッグ メッセージを表示します。一度に 1 人のユーザの TACACS+ デバッグ メッセージだけ表示できます。 |
username |
TACACS+ デバッグ メッセージを表示するユーザを指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、TACACS+ デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、TACACS+ デバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
hostname# debug tacacs user admin342
debug tacacs user admin342
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug tcp-map
TCP アプリケーション検査マップに関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug tcp-map コマンドを使用します。TCP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug tcp-map
no debug tcp-map
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、TCP アプリケーション検査マップに対するデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、TCP アプリケーション検査マップのデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
debug tcp-map enabled at level 1.
debug tcp-map enabled at level 1.
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug timestamps
すべてのデバッグ メッセージの最初にタイムスタンプ情報を追加するには、特権 EXEC モードで debug timestamps コマンドを使用します。デバッグ タイムスタンプの使用をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug timestamps [ level ]
no debug timestamps
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
デフォルトは次のとおりです。
• デバッグ タイムスタンプ情報はディセーブルです。
• level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、デバッグ メッセージのタイムスタンプをイネーブルにします。 debug parser cache コマンドは、CLI パーサー デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。表示されている CLI パーサー デバッグ メッセージには、各メッセージの前にタイムスタンプが含まれています。
hostname# debug timestamps
debug timestamps enabled at level 1
hostname# debug parser cache
debug parser cache enabled at level 1
1982769.770000000: parser cache: try to match 'show debug' in exec mode
1982769.770000000: parser cache: hit at index 8
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug vpn-sessiondb
VPN セッション データベースのデバッグ情報を表示するには、特権 EXEC モードで debug vpn-sessiondb コマンドを使用します。VPN セッション データベースに関するデバッグ情報の表示をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug vpn-sessiondb [ level ]
no debug vpn-sessiondb
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1)(1) |
このコマンドが導入されました。 |
使用上のガイドライン
デバッグ出力は CPU プロセスで高優先順位が割り当てられているため、デバッグ出力を行うとシステムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、VPN セッション データベースのデバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、VPN セッション データベースのデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
hostname# debug vpn-sessiondb
debug vpn-sessiondb enabled at level 1
debug vpn-sessiondb enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug wccp
WCCP イベントのロギングをイネーブルにするには、特権 EXEC モードで debug wccp コマンドを使用します。WCCP デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug wccp { events | packets | subblocks }
no debug wccp { events | packets | subblocks }
シンタックスの説明
events |
WCCP セッション イベントのロギングをイネーブルにします。 |
packets |
WCCP パケット情報に関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
subblocks |
WCCP サブブロックに関するデバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力に高優先順位を割り当てることで、システムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、すべての WCCP セッション イベントのロギングをイネーブルにします。
hostname# debug wccp events
次の例では、WCCP パケット デバッグ メッセージのロギングをイネーブルにします。
hostname# debug wccp packets
次の例では、WCCP デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにします。
関連コマンド
|
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wccp |
WCCP のサポートをイネーブルにします。 |
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug webvpn
WebVPN デバッグ メッセージをログに記録するには、特権 EXEC モードで debug webvpn コマンドを使用します。WebVPN デバッグ メッセージのロギングをディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug webvpn [ chunk | cifs | citrix | failover | html | javascript | request | response | svc | transformation | url | util | xml ] [ level ]
no debug webvpn [ chunk | cifs | citrix | failover | html | javascript | request | response | svc | transformation | url | util | xml ] [ level ]
シンタックスの説明
chunk |
WebVPN 接続のサポートに使用されるメモリ ブロックのデバッグ メッセージを表示します。 |
cifs |
Common Internet File System(CIFS)サーバと WebVPN ユーザの間の接続のデバッグ メッセージを表示します。 |
citrix |
Citrix Metaframe サーバと Citrix ICA クライアントの間の、WebVPN を通した接続のデバッグ メッセージを表示します。 |
failover |
WebVPN 接続に影響を与える機器のフェールオーバーのデバッグ メッセージを表示します。 |
html |
WebVPN 接続を通して送信される HTML ページのデバッグ メッセージを表示します。 |
javascript |
WebVPN 接続を通して送信される JavaScript のデバッグ メッセージを表示します。 |
request |
WebVPN 接続を通して送信される要求のデバッグ メッセージを表示します。 |
response |
WebVPN 接続を通して送信される応答のデバッグ メッセージを表示します。 |
svc |
WebVPN を通した SSL VPN クライアントへの接続に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
transformation |
WebVPN の内容の変換に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
url |
WebVPN 接続を通して送信される Web サイト要求に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
util |
WebVPN リモート ユーザへの接続のサポートだけに使用される CPU の利用率に関するデバッグ メッセージを表示します。 |
xml |
WebVPN 接続を通して送信される JavaScript のデバッグ メッセージを表示します。 |
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
デバッグ出力に高優先順位を割り当てることで、システムが使用できなくなることがあります。このため、特定の問題のトラブルシューティングを行う場合や、シスコのテクニカル サポート スタッフとのトラブルシューティング セッションの間に限り debug コマンドを使用してください。さらに、ネットワーク トラフィック量やユーザ数が少ない期間に debug コマンドを使用することをお勧めします。このような期間にデバッグを実行すると、 debug コマンドの処理オーバーヘッドの増加によってシステムの使用に影響が生じる可能性が低くなります。
例
次の例では、特に CIFS に対する WebVPN デバッグ メッセージをイネーブルにします。 show debug コマンドは、CIFS のデバッグ メッセージがイネーブルになっていることを示します。
hostname# debug webvpn cifs
INFO: debug webvpn cifs enabled at level 1.
debug webvpn cifs enabled at level 1
関連コマンド
|
|
show debug |
現在のデバッグ コンフィギュレーションを表示します。 |
debug xdmcp
XDMCP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージを表示するには、特権 EXEC モードで debug xdmcp コマンドを使用します。XDMCP アプリケーション検査に関するデバッグ メッセージの表示を停止するには、このコマンドの no 形式を使用します。
debug xdmcp [ level ]
no debug xdmcp [ level ]
シンタックスの説明
level |
(オプション)表示するデバッグ メッセージのレベル(1 ~ 255)を設定します。デフォルトは 1 です。高レベルの追加メッセージを表示するには、レベルを高い数値に設定します。 |
デフォルト
level のデフォルト値は 1 です。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
debug コマンドの現在の設定を表示するには、 show debug コマンドを入力します。デバッグ出力を停止するには、 no debug コマンドを入力します。デバッグ メッセージがすべて表示されないようにするには、 no debug all コマンドを入力します。
(注) debug xdmcp コマンドをイネーブルにすると、通信量の多いネットワークでは、トラフィックの速度が遅くなります。
例
次の例では、XDMCP アプリケーション検査に対するデバッグ メッセージをデフォルトのレベル(1)でイネーブルにします。
関連コマンド
|
|
class-map |
セキュリティ アクションを適用する先のトラフィック クラスを定義します。 |
inspect xdmcp |
XDMCP アプリケーション検査をイネーブルにします。 |
policy-map |
クラス マップを特定のセキュリティ アクションに関連付けます。 |
service-policy |
1 つまたは複数のインターフェイスにポリシー マップを適用します。 |