clear console-output コマンド~ clear xlate コマンド
clear console-output
現在キャプチャされているコンソール出力を削除するには、特権 EXEC モードで clear console-output コマンドを使用します。
clear console-output
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、現在キャプチャされているコンソール出力を削除する方法を示します。
hostname# clear console-output
関連コマンド
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|
console timeout |
セキュリティ アプライアンスへのコンソール接続のアイドル タイムアウトを設定します。 |
show console-output |
キャプチャされたコンソール出力を表示します。 |
show running-config console timeout |
セキュリティ アプライアンスへのコンソール接続のアイドル タイムアウトを表示します。 |
clear counters
プロトコル スタック カウンタを消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードで clear counters コマンドを使用します。
clear counters [all | context context-name | summary | top N ] [ detail ] [protocol protocol_name [: counter_name ]] [ threshold N ]
シンタックスの説明
all |
(オプション)すべてのフィルタの詳細を消去します。 |
context context-name |
(オプション)コンテキスト名を指定します。 |
: counter_name |
(オプション)カウンタの名前を指定します。 |
detail |
(オプション)詳細なカウンタ情報を消去します。 |
protocol protocol_name |
(オプション)指定したプロトコルのカウンタを消去します。 |
summary |
(オプション)カウンタ情報を消去します。 |
threshold N |
(オプション)指定したしきい値以上のカウンタを消去します。範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
top N |
(オプション)指定したしきい値以上のカウンタを消去します。範囲は 1 ~ 4294967295 です。 |
デフォルト
clear counters summary detail
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
• |
• |
例
次の例では、プロトコル スタック カウンタを消去する方法を示します。
hostname(config)# clear counters
関連コマンド
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show counters |
プロトコル スタック カウンタを表示します。 |
clear crashinfo
フラッシュ メモリ内のクラッシュ ファイルの内容を削除するには、特権 EXEC モードで clear crashinfo コマンドを入力します。
clear crashinfo
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
このコマンドに使用上のガイドラインはありません。
例
次のコマンドは、クラッシュ ファイルを削除する方法を示します。
hostname# clear crashinfo
関連コマンド
crashinfo force |
セキュリティ アプライアンスを強制的にクラッシュさせます。 |
crashinfo test |
フラッシュ メモリ内のファイルにクラッシュ情報を保存する、セキュリティ アプライアンスの機能をテストします。 |
show crashinfo |
フラッシュ メモリに保存されているクラッシュ ファイルの内容を表示します。 |
clear crypto accelerator statistics
暗号アクセラレータ MIB からグローバルな統計情報およびアクセラレータ固有の統計情報を消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードおよび特権 EXEC モードで clear crypto accelerator statistics コマンドを使用します。
clear crypto accelerator statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードも変数もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
• |
• |
-- |
-- |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで入力した次の例では、暗号アクセラレータの統計情報を表示します。
hostname(config)# clear crypto accelerator statistics
関連コマンド
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clear crypto protocol statistics |
暗号アクセラレータ MIB 内のプロトコル固有の統計情報を消去します。 |
show crypto accelerator statistics |
暗号アクセラレータ MIB 内のグローバルな統計情報およびアクセラレータ固有の統計情報を表示します。 |
show crypto protocol statistics |
暗号アクセラレータ MIB 内のプロトコル固有の統計情報を表示します。 |
clear crypto ca crls
指定したトラストポイントに関連付けられたすべての CRL の CRL キャッシュを削除、またはすべての CRL の CRL キャッシュを削除するには、グローバル コンフィギュレーション モードで clear crypto ca crls コマンドを使用します。
clear crypto ca crls [ trustpointname ]
シンタックスの説明
trustpointname |
(オプション)トラストポイントの名前。名前を指定しない場合、このコマンドはシステム上のキャッシュされた CRL をすべて消去します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
• |
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例
グローバル コンフィギュレーション モードで発行した次の例では、セキュリティ アプライアンスのすべての CRL からすべての CRL キャッシュを削除します。
hostname(config)# clear crypto ca crls
関連コマンド
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crypto ca crl request |
トラストポイントの CRL コンフィギュレーションに基づいて CRL をダウンロードします。 |
show crypto ca crls |
キャッシュされたすべての CRL または指定したトラストポイントのキャッシュされた CRL を表示します。 |
clear [crypto] ipsec sa
IPSec SA のカウンタ、エントリ、暗号マップ、またはピア接続を削除するには、グローバル コンフィギュレーション モードで clear [crypto] ipsec sa コマンドを使用します。すべての IPSec SA を消去するには、このコマンドを引数なしで使用します。
clear [crypto] ipsec sa [counters | entry { hostname | IP address } {esp | ah} { SPI }| map { map name } | peer { hostname | IP address }]
このコマンドは、慎重に使用してください。
シンタックスの説明
ah |
認証ヘッダー。 |
counters |
各 SA 統計情報のすべての IPSec を消去します。 |
entry |
指定した IP アドレス、ホスト名、プロトコル、および SPI 値に一致するトンネルを削除します。 |
esp |
暗号化セキュリティ プロトコル。 |
hostname |
IP アドレスに割り当てられたホスト名を指定します。 |
IP address |
IP アドレスを指定します。 |
map |
マップ名で識別される指定した暗号マップに関連付けられたすべてのトンネルを削除します。 |
map name |
暗号マップを識別する英数字の文字列。最大 64 文字です。 |
peer |
指定したホスト名または IP アドレスによって識別されたピアへのすべての IPSec SA を削除します。 |
SPI |
セキュリティ パラメータ インデックス(16 進数)を指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで発行した次の例では、セキュリティ アプライアンスからすべての IPSec SA を削除します。
hostname(config)# clear ipsec sa
グローバル コンフィギュレーション モードで発行した次の例では、10.86.1.1 のピア IP アドレスを持つ SA を削除します。
hostname(config)# clear ipsec peer 10.86.1.1
関連コマンド
|
|
clear configure crypto map |
すべてのまたは指定した暗号マップをコンフィギュレーションから消去します。 |
clear configure isakmp |
ISAKMP ポリシー コンフィギュレーションをすべて消去します。 |
show ipsec sa |
カウンタ、エントリ、マップ名、ピア IP アドレス、ホスト名などの IPSec SA に関する情報を表示します。 |
show running-config crypto |
IPSec、暗号マップ、ダイナミック暗号マップ、ISAKMP など、暗号コンフィギュレーション全体を表示します。 |
clear crypto protocol statistics
暗号アクセラレータ MIB 内のプロトコル固有の統計情報を消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで clear crypto protocol statistics コマンドを使用します。
clear crypto protocol statistics protocol
シンタックスの説明
protocol |
統計情報を消去するプロトコルの名前を指定します。指定できるプロトコルは、次のとおりです。 ikev1 :Internet Key Exchange バージョン 1 ipsec :IP セキュリティ フェーズ 2 プロトコル ssl :Secure Socket Layer other :新しいプロトコルのために予約済み all :現在サポートされているすべてのプロトコル このコマンドのオンライン ヘルプでは、今後のリリースでサポートされる他のプロトコルが表示される場合があります。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
• |
• |
-- |
-- |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで入力した次の例では、暗号アクセラレータの統計情報をすべて消去します。
hostname(config)# clear crypto protocol statistics all
関連コマンド
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clear crypto accelerator statistics |
暗号アクセラレータ MIB 内のグローバルな統計情報およびアクセラレータ固有の統計情報を消去します。 |
show crypto accelerator statistics |
暗号アクセラレータ MIB 内のグローバルな統計情報およびアクセラレータ固有の統計情報を表示します。 |
show crypto protocol statistics |
暗号アクセラレータ MIB 内のプロトコル固有の統計情報を表示します。 |
clear dhcpd
DHCP サーバのバインディングおよび統計情報を消去するには、 clear dhcp コマンドを使用します。
clear dhcpd { binding [ IP_address ] | statistics }
シンタックスの説明
binding |
すべてのクライアント アドレスのバインディングを消去します。 |
IP_address |
指定した IP アドレスのバインディングを消去します。 |
statistics |
統計情報カウンタを消去します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
• |
-- |
使用上のガイドライン
clear dhcpd binding コマンドに任意の IP アドレスを含めた場合、その IP アドレスのバインディングだけが消去されます。
すべての DHCP サーバ コマンドを消去するには、 clear configure dhcpd コマンドを使用します。
例
次の例では、 dhcpd 統計情報を消去する方法を示します。
hostname(config)# clear dhcpd statistics
関連コマンド
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clear configure dhcpd |
DHCP サーバの設定をすべて削除します。 |
show dhcpd |
DHCP のバインディング、統計情報、または状態情報を表示します。 |
clear dhcprelay statistics
DHCP リレー統計情報カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear dhcprelay statistics コマンドを使用します。
clear dhcprelay statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear dhcprelay statistics コマンドは、DHCP リレー統計情報カウンタだけを消去します。DHCP リレー コンフィギュレーション全体を消去するには、 clear configure dhcprelay コマンドを使用します。
例
次の例では、DHCP リレー統計情報を消去する方法を示します。
hostname# clear dhcprelay statistics
関連コマンド
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clear configure dhcprelay |
DHCP リレー エージェントの設定をすべて削除します。 |
debug dhcprelay |
DHCP リレー エージェントに関するデバッグ情報を表示します。 |
show dhcprelay statistics |
DHCP リレー エージェントの統計情報を表示します。 |
show running-config dhcprelay |
現在の DHCP リレー エージェント コンフィギュレーションを表示します。 |
clear dns-hosts cache
DNS キャッシュを消去するには、特権 EXEC モードで clear dns-hosts cache コマンドを使用します。このコマンドは、 name コマンドで追加したスタティック エントリを消去しません。
clear dns-hosts cache
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、DNS キャッシュを消去します。
hostname# clear dns-hosts cache
関連コマンド
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|
dns domain-lookup |
セキュリティ アプライアンスがネーム ルックアップを実行できるようにします。 |
dns name-server |
DNS サーバのアドレスを設定します。 |
dns retries |
セキュリティ アプライアンスが応答を受信しないときに、一連の DNS サーバへのアクセスを再試行する回数を指定します。 |
dns timeout |
次の DNS サーバを試すまでに待つ時間を指定します。 |
show dns-hosts |
DNS キャッシュを表示します。 |
clear failover statistics
フェールオーバー統計情報カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear failover statistics コマンドを使用します。
clear failover statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
このコマンドは、 show failover statistics コマンドで表示される統計情報および show failover コマンド出力の Stateful Failover Logical Update Statistics セクションのカウンタを消去します。フェールオーバー コンフィギュレーションを削除するには、 clear configure failover コマンドを使用します。
例
次の例では、フェールオーバー統計情報カウンタを消去する方法を示します。
hostname# clear failover statistics
関連コマンド
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debug fover |
フェールオーバーのデバッグ情報を表示します。 |
show failover |
フェールオーバー コンフィギュレーションに関する情報および動作統計情報を表示します。 |
clear fragment
IP フラグメント再構成モジュールの運用データを消去するには、特権 EXEC モードで clear fragment コマンドを入力します。このコマンドは、現在キューに入っている再組み立てを待っているフラグメント( queue キーワードが入力されている場合)またはすべての IP フラグメント再構成統計情報( statistics キーワードが入力されている場合)のいずれかを消去します。統計情報は、再組み立てに成功したフラグメント チェーンの数、再組み立てに失敗したチェーンの数、および最大サイズの超過によってバッファのオーバーフローが発生した回数を示すカウンタです。
clear fragment { queue | statistics } [ interface ]
シンタックスの説明
interface |
(オプション)セキュリティ アプライアンスのインターフェイスを指定します。 |
queue |
IP フラグメント再構成キューを消去します。 |
statistics |
IP フラグメント再構成統計情報を消去します。 |
デフォルト
interface が指定されていない場合、このコマンドはすべてのインターフェイスに適用されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
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7.0(1) |
このコマンドは、運用データの消去とコンフィギュレーション データの消去を区別するため、 clear fragment と clear configure fragment の 2 つのコマンドに分けられました。 |
例
次の例では、IP フラグメント再構成モジュールの運用データを消去する方法を示します。
hostname# clear fragment queue
関連コマンド
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|
clear configure fragment |
IP フラグメント再構成コンフィギュレーションを消去し、デフォルトにリセットします。 |
fragment |
特別なパケット フラグメント化の管理を提供して、NFS との互換性を改善します。 |
show fragment |
IP フラグメント再構成モジュールの運用データを表示します。 |
show running-config fragment |
IP フラグメント再構成コンフィギュレーションを表示します。 |
clear gc
ガーベッジ コレクション プロセスの統計情報を削除するには、特権 EXEC モードで clear gc コマンドを使用します。
clear gc
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、ガーベッジ コレクション プロセスの統計情報を削除する方法を示します。
関連コマンド
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|
show gc |
ガーベッジ コレクション プロセスの統計情報を表示します。 |
clear igmp counters
すべての IGMP カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear igmp counters コマンドを使用します。
clear igmp counters [ if_name ]
シンタックスの説明
if_name |
nameif コマンドで指定されたインターフェイスの名前。このコマンドにインターフェイスの名前を含めると、指定したインターフェイスのカウンタだけが消去されます。 |
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
次の例では、IGMP 統計情報カウンタを消去します。
hostname# clear igmp counters
関連コマンド
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clear igmp group |
検出されたグループを IGMP グループ キャッシュから消去します。 |
clear igmp traffic |
IGMP トラフィック カウンタを消去します。 |
clear igmp group
IGMP グループ キャッシュから検出されたグループを消去するには、特権 EXEC モードで clear igmp コマンドを使用します。
clear igmp group [ group | interface name ]
シンタックスの説明
group |
IGMP グループ アドレス。キャッシュから指定したグループを削除する特定のグループを指定します。 |
interface name |
namif コマンドで指定されたインターフェイスの名前。指定した場合は、インターフェイスに関連付けられたすべてのグループが削除されます。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
グループまたはインターフェイスを指定しない場合は、すべてのインターフェイスからすべてのグループが消去されます。グループを指定した場合は、そのグループのエントリだけが消去されます。インターフェイスを指定した場合は、そのインターフェイスのすべてのグループが消去されます。グループとインターフェイスの両方を指定した場合は、指定したインターフェイスの指定したグループだけが消去されます。
このコマンドはスタティックに設定されたグループを消去しません。
例
次の例では、IGMP グループ キャッシュから検出されたすべての IGMP グループを消去する方法を示します。
hostname# clear igmp group
関連コマンド
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clear igmp counters |
すべての IGMP カウンタを消去します。 |
clear igmp traffic |
IGMP トラフィック カウンタを消去します。 |
clear igmp traffic
IGMP トラフィック カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear igmp traffic コマンドを使用します。
clear igmp traffic
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
次の例では、IGMP 統計情報トラフィック カウンタを消去します。
hostname# clear igmp traffic
関連コマンド
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clear igmp group |
検出されたグループを IGMP グループ キャッシュから消去します。 |
clear igmp counters |
すべての IGMP カウンタを消去します。 |
clear interface
インターフェイス統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear interface コマンドを使用します。
clear interface [ physical_interface [ . subinterface ] | mapped_name | interface_name ]
シンタックスの説明
interface_name |
(オプション) nameif コマンドで設定したインターフェイス名を指定します。 |
mapped_name |
(オプション)マルチ コンテキスト モードで、マッピング名を allocate-interface コマンドを使用して割り当てた場合、その名前を指定します。 |
physical_interface |
(オプション)インターフェイス ID( gigabit ethernet0/1 など)を指定します。使用できる値については、 interface コマンドを参照してください。 |
subinterface |
(オプション)論理サブインターフェイスを示す 1 ~ 4294967293 の整数を指定します。 |
デフォルト
デフォルトでは、このコマンドはすべてのインターフェイス統計情報を消去します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear interface コマンドは、入力バイト数以外のインターフェイスの統計情報をすべて消去します。インターフェイス統計情報の詳細については、 show interface コマンドを参照してください。
インターフェイスがコンテキスト間で共有されている場合にコンテキスト内でこのコマンドを入力すると、セキュリティ アプライアンスは現在のコンテキストの統計情報だけを消去します。システム実行スペースでこのコマンドを入力した場合、セキュリティ アプライアンスは結合された統計情報を消去します。
インターフェイス名をシステム実行スペースで使用することはできません。これは、 nameif コマンドはコンテキスト内でのみ使用できるためです。同様に、 allocate-interface コマンドを使用してインターフェイス ID をマッピング名にマッピングした場合、そのマッピング名はコンテキスト内でのみ使用できます。
例
次の例では、インターフェイス統計情報をすべて消去します。
hostname# clear interface
関連コマンド
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|
clear configure interface |
インターフェイス コンフィギュレーションを消去します。 |
interface |
インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードに入ります。 |
show interface |
インターフェイスのランタイム ステータスと統計情報を表示します。 |
show running-config interface |
インターフェイスのコンフィギュレーションを表示します。 |
clear ip audit count
監査ポリシーの一致するシグニチャ数を消去するには、特権 EXEC モードで clear ip audit count コマンドを使用します。
clear ip audit count [ global | interface interface_name ]
シンタックスの説明
global |
(デフォルト)すべてのインターフェイスの一致する数を消去します。 |
interface interface_name |
(オプション)指定したインターフェイスの一致する数を消去します。 |
デフォルト
キーワードを指定しない場合、このコマンドはすべてのインターフェイスの一致を消去します( global )。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、すべてのインターフェイスの数を消去します。
hostname# clear ip audit count
関連コマンド
|
|
ip audit interface |
インターフェイスに監査ポリシーを割り当てます。 |
ip audit name |
パケットが攻撃シグニチャまたは情報シグニチャに一致した場合に実行するアクションを指定する、名前付き監査ポリシーを作成します。 |
show ip audit count |
監査ポリシーの一致するシグニチャの数を表示します。 |
show running-config ip audit attack |
ip audit attack コマンドのコンフィギュレーションを表示します。 |
clear ip verify statistics
Unicast RPF 統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear ip verify statistics コマンドを使用します。Unicast RPF をイネーブルにするには、 ip verify reverse-path コマンドを参照してください。
clear ip verify statistics [ interface interface_name ]
シンタックスの説明
interface interface_name |
Unicast RPF 統計情報を消去するインターフェイスを設定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、Unicast RPF 統計情報を消去します。
hostname# clear ip verify statistics
関連コマンド
|
|
clear configure ip verify reverse-path |
ip verify reverse-path コンフィギュレーションを消去します。 |
ip verify reverse-path |
Unicast Reverse Path Forwarding 機能をイネーブルにして IP スプーフィングを防止します。 |
show ip verify statistics |
Unicast RPF の統計情報を表示します。 |
show running-config ip verify reverse-path |
ip verify reverse-path コンフィギュレーションを表示します。 |
clear ipsec sa
IPSec SA を完全に消去、または指定したパラメータに基づいて消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードおよび特権 EXEC モードで clear ipsec sa コマンドを使用します。代替の形式 clear crypto ipsec sa も使用できます。
clear ipsec sa [ counters | entry peer-addr protocol spi | peer peer-addr | map map-name ]
シンタックスの説明
counters |
(オプション)すべてのカウンタを消去します。 |
entry |
(オプション)指定した IPSec ピア、プロトコル、および SPI の IPSec SA を消去します。 |
map map-name |
(オプション)指定した暗号マップの IPSec SA を消去します。 |
peer |
(オプション)指定したピアの IPSec SA を消去します。 |
peer-addr |
IPSec ピアの IP アドレスを指定します。 |
protocol |
IPSec プロトコル esp または ah を指定します。 |
spi |
IPSec SPI を指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
• |
• |
-- |
-- |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで入力した次の例では、すべての IPSec SA カウンタを消去します。
hostname(config)# clear ipsec sa counters
関連コマンド
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|
show ipsec sa |
指定したパラメータに基づいて IPSec SA を表示します。 |
show ipsec stats |
IPSec フロー MIB からのグローバル IPSec 統計情報を表示します。 |
clear ipv6 access-list counters
IPv6 アクセス リスト統計情報カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear ipv6 access-list counters コマンドを使用します。
clear ipv6 access-list id counters
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、IPv6 アクセス リスト 2 の統計情報データを消去する方法を示します。
hostname# clear ipv6 access-list 2 counters
関連コマンド
|
|
clear configure ipv6 |
現在のコンフィギュレーションから ipv6 access-list コマンドを消去します。 |
ipv6 access-list |
IPv6 アクセス リストを設定します。 |
show ipv6 access-list |
現在のコンフィギュレーションにある ipv6 access-list コマンドを表示します。 |
clear ipv6 neighbors
IPv6 近隣探索キャッシュを消去するには、特権 EXEC モードで clear ipv6 neighbors コマンドを使用します。
clear ipv6 neighbors
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
このコマンドは、検出されたすべての IPv6 近隣をキャッシュから削除します。スタティック エントリは削除しません。
例
次の例では、スタティック エントリを除く、IPv6 近隣探索キャッシュ内のすべてのエントリを削除します。
hostname# clear ipv6 neighbors
関連コマンド
|
|
ipv6 neighbor |
IPv6 探索キャッシュにスタティック エントリを設定します。 |
show ipv6 neighbor |
IPv6 近隣キャッシュ情報を表示します。 |
clear ipv6 traffic
IPv6 トラフィック カウンタをリセットするには、特権 EXEC モードで clear ipv6 traffic コマンドを使用します。
clear ipv6 traffic
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、show ipv6 traffic コマンドからの出力のカウンタがリセットされます。
例
次の例では、IPv6 トラフィック カウンタをリセットします。 ipv6 traffic コマンドからの出力は、カウンタがリセットされることを示します。
hostname# clear ipv6 traffic
hostname# show ipv6 traffic
Rcvd: 1 total, 1 local destination
0 source-routed, 0 truncated
0 format errors, 0 hop count exceeded
0 bad header, 0 unknown option, 0 bad source
0 unknown protocol, 0 not a router
0 fragments, 0 total reassembled
0 reassembly timeouts, 0 reassembly failures
Sent: 1 generated, 0 forwarded
0 fragmented into 0 fragments, 0 failed
0 encapsulation failed, 0 no route, 0 too big
Mcast: 0 received, 0 sent
Rcvd: 1 input, 0 checksum errors, 0 too short
0 unknown info type, 0 unknown error type
unreach: 0 routing, 0 admin, 0 neighbor, 0 address, 0 port
parameter: 0 error, 0 header, 0 option
0 hopcount expired, 0 reassembly timeout,0 too big
0 echo request, 0 echo reply
0 group query, 0 group report, 0 group reduce
0 router solicit, 0 router advert, 0 redirects
0 neighbor solicit, 1 neighbor advert
unreach: 0 routing, 0 admin, 0 neighbor, 0 address, 0 port
parameter: 0 error, 0 header, 0 option
0 hopcount expired, 0 reassembly timeout,0 too big
0 echo request, 0 echo reply
0 group query, 0 group report, 0 group reduce
0 router solicit, 0 router advert, 0 redirects
0 neighbor solicit, 1 neighbor advert
Rcvd: 0 input, 0 checksum errors, 0 length errors
Rcvd: 0 input, 0 checksum errors
Sent: 0 output, 0 retransmitted
関連コマンド
|
|
show ipv6 traffic |
IPv6 トラフィックの統計情報を表示します。 |
clear isakmp sa
すべての IKE ランタイム SA データベースを削除するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで clear isakmp sa コマンドを使用します。
clear isakmp sa
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードも引数もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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|
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|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
コマンド履歴
|
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7.0(1) |
clear isakmp sa コマンドが導入されました。 |
7.2(1) |
このコマンドは廃止されました。 clear crypto isakmp sa コマンドに置き換えられました。 |
例
次の例では、コンフィギュレーションから IKE ランタイム SA データベースを削除します。
hostname<config># clear isakmp sa
関連コマンド
|
|
clear isakmp |
IKE ランタイム SA データベースを消去します。 |
isakmp enable |
IPSec ピアがセキュリティ アプライアンスと通信するインターフェイス上の ISAKMP ネゴシエーションをイネーブルにします。 |
show isakmp stats |
実行時の統計情報を表示します。 |
show isakmp sa |
追加情報を含め、IKE ランタイム SA データベースを表示します。 |
show running-config isakmp |
アクティブな ISAKMP コンフィギュレーションをすべて表示します。 |
clear local-host
show local-host コマンドを入力することによって表示されるローカル ホストからネットワーク接続を解放するには、特権 EXEC モードで clear local-host コマンドを使用します。
clear local-host [ ip_address ] [ all ]
シンタックスの説明
all |
(オプション)セキュリティ アプライアンスへの接続およびセキュリティ アプライアンスからの接続を含むローカル ホスト状態のホストが作成した接続を消去することを指定します。 |
ip_address |
(オプション)ローカル ホストの IP アドレスを指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear local-host コマンドは、消去されたホストをライセンス制限から除外します。ライセンス制限にカウントされているホストの数は、 show local-host コマンドを入力して表示できます。
注意
ローカル ホストのネットワーク状態を消去すると、ローカル ホストに関連するネットワーク接続と xlate がすべて停止します。
例
次の例では、clear local-host コマンドでローカル ホストに関する情報を消去する方法を示します。
hostname# clear local-host 10.1.1.15
情報が消去されると、ホストが接続を再び確立するまで、何も表示されません。
関連コマンド
|
|
show local-host |
ローカル ホストのネットワーク状態を表示します。 |
clear logging asdm
ASDM ロギング バッファを消去するには、特権 EXEC モードで clear logging asdm コマンドを使用します。
clear logging asdm
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1)(1) |
show pdm logging コマンドが show asdm log コマンドに変更されました。 |
使用上のガイドライン
ASDM システム ログ メッセージは、セキュリティ アプライアンス システム ログ メッセージとは別のバッファに保存されます。ASDM ロギング バッファを消去すると、ASDM システム ログ メッセージだけが消去されます。セキュリティ アプライアンスのシステム ログ メッセージは消去されません。ASDM システム ログ メッセージを表示するには、 show asdm log コマンドを使用します。
例
次の例では、ASDM ロギング バッファを消去します。
hostname(config)# clear logging asdm
関連コマンド
|
|
show asdm log_sessions |
ASDM ロギング バッファの内容を表示します。 |
clear logging buffer
ロギング バッファを消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードで clear logging buffer コマンドを使用します。
clear logging buffer
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
デフォルト
このコマンドにデフォルト設定はありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
• |
• |
コマンド履歴
|
|
7.0(1)(1) |
セキュリティ アプライアンスでこのコマンドがサポートされるようになりました。 |
例
次の例は、ログ バッファの内容を消去する方法を示しています。
hostname
# clear logging buffer
関連コマンド
|
|
logging buffered |
ロギングを設定します。 |
show logging |
ロギング情報を表示します。 |
clear mac-address-table
ダイナミック MAC アドレス テーブル エントリを消去するには、特権 EXEC モードで clear mac-address-table コマンドを使用します。
clear mac-address-table [ interface_name ]
シンタックスの説明
interface_name |
(オプション)選択したインターフェイスの MAC アドレス テーブル エントリを消去します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、ダイナミック MAC アドレス テーブル エントリを消去します。
hostname# clear mac-address-table
関連コマンド
|
|
arp |
スタティック ARP エントリを追加します。 |
firewall transparent |
ファイアウォール モードを透過に設定します。 |
mac-address-table aging-time |
ダイナミック MAC アドレス エントリのタイムアウトを設定します。 |
mac-learn |
MAC アドレス ラーニングをディセーブルにします。 |
show mac-address-table |
MAC アドレス テーブルのエントリを表示します。 |
clear memory delayed-free-poisoner
delayed free-memory poisoner ツールのキューと統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear memory delayed-free-poisoner コマンドを使用します。
clear memory delayed-free-poisoner
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear memory delayed-free-poisoner コマンドは、delayed free-memory poisoner ツールのキューで保持されているメモリをすべて検証なしでシステムに戻し、関連のある統計情報カウンタを消去します。
例
次の例では、delayed free-memory poisoner ツールのキューと統計情報を消去します。
hostname# clear memory delayed-free-poisoner
関連コマンド
|
|
memory delayed-free-poisoner enable |
delayed free-memory poisoner ツールをイネーブルにします。 |
memory delayed-free-poisoner validate |
delayed free-memory poisoner ツールのキューを検証します。 |
show memory delayed-free-poisoner |
delayed free-memory poisoner ツールのキューの使用状況について要約を表示します。 |
clear memory profile
メモリ プロファイリング機能によって保持されるメモリ バッファを消去するには、特権 EXEC コンフィギュレーション モードで clear memory profile コマンドを使用します。
clear memory profile [peak]
シンタックスの説明
peak |
(オプション)ピーク メモリ バッファの内容を消去します。 |
デフォルト
デフォルトで現在「使用されている」プロファイル バッファを消去します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear memory profile コマンドはプロファイリング機能によって保持されるメモリ バッファを解放するため、消去する前にプロファイリングを停止する必要があります。
例
次の例では、プロファイリング機能によって保持されるメモリ バッファを消去します。
hostname# clear memory profile
関連コマンド
|
|
memory profile enable |
メモリ使用状況のモニタリング(メモリ プロファイリング)をイネーブルにします。 |
memory profile text |
プロファイルするメモリのテキスト範囲を設定します。 |
show memory profile |
セキュリティ アプライアンスのメモリ使用状況に関する情報(プロファイリング)を表示します。 |
clear mfib counters
MFIB ルータ パケット カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear mfib counters コマンドを使用します。
clear mfib counters [ group [ source ]]
シンタックスの説明
group |
(オプション)マルチキャスト グループの IP アドレス。 |
source |
(オプション)マルチキャスト ルート送信元の IP アドレス。これは、4 分割ドット 10 進表記のユニキャスト IP アドレスです。 |
デフォルト
このコマンドを引数なしで使用した場合、すべてのルートのルート カウンタが消去されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
次の例では、すべての MFIB ルータ パケットのカウンタを消去します。
hostname# clear mfib counters
関連コマンド
|
|
show mfib count |
MFIB ルートおよびパケット カウントのデータを表示します。 |
clear module recover
hw-module module recover コマンドで設定された AIP SSM のリカバリ ネットワーク設定を消去するには、特権 EXEC モードで clear module recover コマンドを使用します。
clear module 1 recover
シンタックスの説明
1 |
スロット番号を指定します。これは、常に 1 です。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、AIP SSM のリカバリ設定を消去します。
hostname# clear module 1 recover
関連コマンド
|
|
hw-module module recover |
TFTP サーバからリカバリ イメージをロードすることにより、AIP SSM を回復します。 |
hw-module module reset |
SSM をシャットダウンし、ハードウェア リセットを実行します。 |
hw-module module reload |
AIP SSM ソフトウェアをリロードします。 |
hw-module module shutdown |
コンフィギュレーション データを失わずに電源を切るため、SSM ソフトウェアをシャットダウンします。 |
show module |
SSM 情報を表示します。 |
clear ospf
OSPF プロセス情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear ospf コマンドを使用します。
clear ospf [ pid ] { process | counters [ neighbor [ neighbor-intf ] [ neighbr-id ]]}
シンタックスの説明
counters |
OSPF カウンタを消去します。 |
neighbor |
OSPF 隣接カウンタを消去します。 |
neighbor-intf |
(オプション)OSPF インターフェイス ルータ指定を消去します。 |
neighbr-id |
(オプション)OSPF 隣接ルータ ID を消去します。 |
pid |
(オプション)OSPF ルーティング プロセス用に内部的に使用される ID パラメータ。有効値は、1 ~ 65535 です。 |
process |
OSPF ルーティング プロセスを消去します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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|
|
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|
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特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
このコマンドはコンフィギュレーションのいずれの部分も削除しません。コンフィギュレーションから特定のコマンドを消去するには、コンフィギュレーション コマンドの no 形式を使用します。または、コンフィギュレーションからすべてのグローバル OSPF コマンドを削除するには、 clear configure router ospf コマンドを使用します。
(注) clear configure router ospf コマンドは、インターフェイス コンフィギュレーション モードで入力された OSPF コマンドを消去しません。
例
次の例では、OSPF プロセス カウンタを消去する方法を示します。
hostname# clear ospf process
関連コマンド
|
|
clear configure router |
実行コンフィギュレーションからすべてのグローバル ルータ コマンドを消去します。 |
clear pc
PC 上に保持されている接続情報、xlate 情報、またはローカル ホスト情報を消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードで clear pc コマンドを使用します。
clear pc
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
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|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
• |
-- |
例
次の例では、PC 情報を消去します。
hostname(config)# clear pc
関連コマンド
|
|
clear pclu |
PC 論理アップデート統計情報を消去します。 |
clear pclu
PC 論理アップデート統計情報を消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードで clear pclu コマンドを使用します。
clear pclu
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
• |
-- |
例
次の例では、PC 情報を消去します。
hostname(config)# clear pclu
関連コマンド
|
|
clear pc |
PC 上に保持されている接続情報、xlate 情報、またはローカル ホスト情報を消去します。 |
clear pim counters
PIM トラフィック カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear pim counters コマンドを使用します。
clear pim counters
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
このコマンドは、トラフィック カウンタだけを消去します。PIM トポロジ テーブルを消去するには、 clear pim topology コマンドを使用します。
例
次の例では、PIM トラフィック カウンタを消去します。
hostname# clear pim counters
関連コマンド
|
|
clear pim reset |
リセットによって MRIB の同期化を強制します。 |
clear pim topology |
PIM トポロジ テーブルを消去します。 |
show pim traffic |
PIM トラフィック カウンタを表示します。 |
clear pim reset
リセットによって MRIB の同期化を強制するには、特権 EXEC モードで clear pim reset コマンドを使用します。
clear pim reset
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
トポロジ テーブルからのすべての情報が消去され、MRIB 接続がリセットされます。このコマンドは、PIM トポロジ テーブルと MRIB データベース間の状態を同期化するために使用できます。
例
次の例では、トポロジ テーブルを消去し、MRIB 接続をリセットします。
hostname# clear pim reset
関連コマンド
|
|
clear pim counters |
PIM のカウンタおよび統計情報を消去します。 |
clear pim topology |
PIM トポロジ テーブルを消去します。 |
clear pim counters |
PIM トラフィック カウンタを消去します。 |
clear pim topology
PIM トポロジ テーブルを消去するには、特権 EXEC モードで clear pim topology コマンドを使用します。
clear pim topology [ group ]
シンタックスの説明
group |
(オプション)トポロジ テーブルから削除するマルチキャスト グループのアドレスまたは名前を指定します。 |
デフォルト
任意の group 引数を指定しない場合、トポロジ テーブルからすべてのエントリが消去されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
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|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
このコマンドは、PIM トポロジ テーブルから既存の PIM ルートを消去します。IGMP ローカル メンバーシップなど、MRIB テーブルから取得した情報は保持されます。マルチキャスト グループを指定した場合は、それらのグループ エントリだけが消去されます。
例
次の例では、PIM トポロジ テーブルを消去します。
hostname# clear pim topology
関連コマンド
|
|
clear pim counters |
PIM のカウンタおよび統計情報を消去します。 |
clear pim reset |
リセットによって MRIB の同期化を強制します。 |
clear pim counters |
PIM トラフィック カウンタを消去します。 |
clear priority-queue statistics
インターフェイスまたは設定されたすべてのインターフェイスのプライオリティ キュー統計情報カウンタを消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで clear priority-queue statistics コマンドを使用します。
clear priority-queue statistics [ interface-name ]
シンタックスの説明
interface-name |
(オプション)ベストエフォート キューおよび低遅延キューの詳細を表示するインターフェイスの名前を指定します。 |
デフォルト
インターフェイス名を省略した場合、このコマンドは設定されたすべてのインターフェイスのプライオリティ キュー統計情報を消去します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、特権 EXEC モードで clear priority-queue statistics コマンドを使用して、「test」という名前のインターフェイスのプライオリティ キュー統計情報を削除します。
hostname# clear priority-queue statistics test
関連コマンド
|
|
clear configure priority queue |
指定したインターフェイスからプライオリティ キュー コンフィギュレーションを削除します。 |
priority-queue |
インターフェイスにプライオリティ キューイングを設定します。 |
show priority-queue statistics |
指定したインターフェイスまたはすべてのインターフェイスのプライオリティ キュー統計情報を表示します。 |
show running-config priority-queue |
指定したインターフェイスの現在のプライオリティ キュー コンフィギュレーションを表示します。 |
clear resource usage
リソース使用状況の統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear resource usage コマンドを使用します。
clear resource usage [ context context_name | all | summary | system ] [ resource {[ rate ] resource_name | all }]
シンタックスの説明
context context_name |
(マルチモードのみ)統計情報を消去するコンテキスト名を指定します。すべてのコンテキストを対象にするには、 all (デフォルト)を指定します。 |
resource [ rate ] resource_name |
特定のリソースの使用状況を消去します。すべてのリソースを対象にするには、 all (デフォルト)を指定します。 rate で、消去するリソースの使用率を指定します。比率で測定されるリソースには、 conns 、 inspects 、および syslogs があります。これらのリソース タイプを指定する場合は、 rate キーワードを指定する必要があります。conns リソースは、同時接続としても測定されます。1 秒間あたりの接続を表示するには、 rate キーワードのみを使用します。 リソースには、次のタイプがあります。 • asdm :ASDM の管理セッション。 • conns :1 つのホストと複数の他のホスト間の接続を含む 2 つのホスト間の TCP または UDP 接続。 • inspects :アプリケーション検査。 • hosts :セキュリティ アプライアンスを通じて接続可能なホスト。 • mac-addresses :透過ファイアウォール モードで、MAC アドレス テーブルに含められる MAC アドレスの数。 • ssh :SSH セッション。 • syslogs :システム ログ メッセージ。 • telnet :Telnet セッション。 • xlates :NAT 変換。 |
summary |
(マルチモードのみ)結合されたコンテキスト統計情報を消去します。 |
system |
(マルチ モードのみ)システム全体(グローバル)の使用状況の統計情報を消去します。 |
デフォルト
マルチ コンテキスト モードの場合、デフォルトのコンテキストは all です。これを指定することにより、すべてのコンテキストのリソース使用状況が消去されます。シングルモードの場合、コンテキスト名は無視され、すべてのリソース統計情報が消去されます。
デフォルトのリソース名は all で、すべてのリソース タイプが消去されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例は、システム全体の使用状況の統計情報を除き、全コンテキストの全リソース使用状況の統計情報を消去します。
hostname# clear resource usage
次の例は、システム全体の使用状況の統計情報を消去します。
hostname# clear resource usage system
関連コマンド
|
|
context |
セキュリティ コンテキストを追加します。 |
show resource types |
リソース タイプのリストを表示します。 |
show resource usage |
セキュリティ アプライアンスのリソース使用状況を表示します。 |
clear route
コンフィギュレーションからダイナミックにラーニングされたルートを削除するには、特権 EXEC モードで clear route コマンドを使用します。
clear route [ interface_name ]
シンタックスの説明
interface_name |
(オプション)内部または外部のネットワーク インターフェイス名。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、ダイナミックにラーニングされたルートを削除する方法を示します。
hostname# clear route
関連コマンド
|
|
route |
インターフェイスのスタティック ルートまたはデフォルト ルートを指定します。 |
show route |
ルート情報を表示します。 |
show running-config route |
設定されているルートを表示します。 |
clear service-policy
イネーブルになっているポリシーの運用データまたは統計情報(存在する場合)を消去するには、特権 EXEC モードで clear service-policy コマンドを使用します。検査エンジンのサービス ポリシーの統計情報を消去する方法については、 clear service-policy inspect コマンドを参照してください。
clear service-policy [ global | interface intf ]
シンタックスの説明
global |
(オプション)グローバル サービス ポリシーの統計情報を消去します。 |
interface intf |
(オプション)特定のインターフェイスのサービス ポリシーの統計情報を消去します。 |
デフォルト
デフォルトでは、このコマンドはすべてのイネーブルなサービス ポリシーの統計情報をすべて消去します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、 clear service-policy コマンドのシンタックスを示します。
hostname(config)# clear service-policy outside_security_map interface outside
関連コマンド
|
|
clear service-policy inspect gtp |
GTP 検査エンジンのサービス ポリシーの統計情報を消去します。 |
clear service-policy inspect radius-accounting |
RADIUS アカウンティング検査エンジンのサービス ポリシーの統計情報を消去します。 |
show service-policy |
サービス ポリシーを表示します。 |
show running-config service-policy |
実行コンフィギュレーションに設定されているサービス ポリシーを表示します。 |
clear configure service-policy |
サービス ポリシーのコンフィギュレーションを消去します。 |
service-policy |
サービス ポリシーを設定します。 |
clear service-policy inspect gtp
グローバル GTP 統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear service-policy inspect gtp コマンドを使用します。
clear service-policy inspect gtp { pdp-context [ all | apn ap_name | imsi IMSI_value | ms-addr IP_address | tid tunnel_ID | version version_num ] | requests | statistics [ gsn IP_address ] }
シンタックスの説明
all |
すべての GTP PDP コンテキストを消去します。 |
apn |
(オプション)指定した APN に基づいて PDP コンテキストを消去します。 |
ap_name |
特定のアクセス ポイント名を指定します。 |
gsn |
(オプション)GPRS 無線データ ネットワークと他のネットワーク間のインターフェイスである GPRS サポート ノードを指定します。 |
gtp |
(オプション)GTP のサービス ポリシーを消去します。 |
imsi |
(オプション)指定した IMSI に基づいて PDP コンテキストを消去します。 |
IMSI_value |
特定の IMSI を識別する 16 進値。 |
interface |
(オプション)特定のインターフェイスを指定します。 |
int |
情報を消去するインターフェイスを指定します。 |
IP_address |
統計情報を消去する IP アドレス。 |
ms-addr |
(オプション)指定した MS アドレスに基づいて PDP コンテキストを消去します。 |
pdp-context |
(オプション)パケット データ プロトコル コンテキストを指定します。 |
requests |
(オプション)GTP 要求を消去します。 |
statistics |
(オプション) inspect gtp コマンドの GTP 統計情報を消去します。 |
tid |
(オプション)指定した TID に基づいて PDP コンテキストを消去します。 |
tunnel_ID |
特定のトンネルを識別する 16 進値。 |
version |
(オプション)GTP バージョンに基づいて PDP コンテキストを消去します。 |
version_num |
PDP コンテキストのバージョンを指定します。有効な範囲は 0 ~ 255 です。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
パケット データ プロトコル コンテキストは、IMSI と NSAPI の組み合せであるトンネル ID によって識別されます。GTP トンネルは、それぞれ別個の GSN ノードにある、2 つの関連する PDP コンテキストによって定義され、トンネル ID によって識別されます。GTP トンネルは、パケットを外部パケット データ ネットワークとモバイル ステーション(MS)ユーザの間で転送するために必要なものです。
例
次の例では、GTP 統計情報を消去します。
hostname# clear service-policy inspect gtp statistics
関連コマンド
|
|
debug gtp |
GTP 検査に関する詳細情報を表示します。 |
gtp-map |
GTP マップを定義し、GTP マップ コンフィギュレーション モードをイネーブルにします。 |
inspect gtp |
アプリケーション検査用に GTP マップを適用します。 |
show service-policy inspect gtp |
GTP コンフィギュレーションを表示します。 |
show running-config gtp-map |
設定されている GTP マップを表示します。 |
clear service-policy inspect radius-accounting
RADIUS アカウンティングの統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear service-policy inspect radius-accounting コマンドを使用します。
clear service-policy inspect radius-accounting { }
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例は、RADIUS アカウンティングの統計情報を消去します。
hostname# clear service-policy inspect radius-accounting statistics
clear shun
現在イネーブルであるすべての排除をディセーブルにして、排除統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear shun コマンドを使用します。
clear shun [ statistics ]
シンタックスの説明
statistics |
(オプション)インターフェイス カウンタだけを消去します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、現在イネーブルであるすべての排除をディセーブルにして、排除統計情報を消去する方法を示します。
hostname(config)# clear shun
関連コマンド
|
|
shun |
新しい接続を阻止し、既存の接続からのパケットを拒否することによって、攻撃ホストへのダイナミックな応答をイネーブルにします。 |
show shun |
排除情報を表示します。 |
clear startup-config errors
メモリからコンフィギュレーション エラー メッセージを消去するには、特権 EXEC モードで clear startup-config errors コマンドを使用します。
clear startup-config errors
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
セキュリティ アプライアンスがスタートアップ コンフィギュレーションをロードしたときに生成されたコンフィギュレーション エラーを表示するには、 show startup-config errors コマンドを使用します。
例
次の例では、メモリからすべてのコンフィギュレーション エラーを消去します。
hostname# clear startup-config errors
関連コマンド
|
|
show startup-config errors |
セキュリティ アプライアンスがスタートアップ コンフィギュレーションをロードしたときに生成されたコンフィギュレーション エラーを表示します。 |
clear sunrpc-server active
Sun RPC アプリケーション検査によって開けられたピンホールを消去するには、グローバル コンフィギュレーション モードで clear sunrpc-server active コマンドを使用します。
clear sunrpc-server active
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
• |
-- |
使用上のガイドライン
Sun RPC アプリケーション検査によって開けられた、NFS や NIS などのサービス トラフィックがセキュリティ アプライアンスを通過できるようにするピンホールを消去するには、 clear sunrpc-server active コマンドを使用します。
例
次の例では、Sun RPC サービス テーブルを消去する方法を示します。
hostname(config)# clear sunrpc-server
関連コマンド
|
|
clear configure sunrpc-server |
セキュリティ アプライアンスから Sun リモート プロセッサ コール サービスを消去します。 |
inspect sunrpc |
Sun RPC アプリケーション検査をイネーブルまたはディセーブルにし、使用されるポートを設定します。 |
show running-config sunrpc-server |
Sun RPC サービスのコンフィギュレーションに関する情報を表示します。 |
show sunrpc-server active |
アクティブな Sun RPC サービスに関する情報を表示します。 |
clear traffic
送信アクティビティおよび受信アクティビティのカウンタをリセットするには、特権 EXEC モードで clear traffic コマンドを使用します。
clear traffic
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear traffic コマンドは、 show traffic コマンドで表示される送信アクティビティおよび受信アクティビティのカウンタをリセットします。このカウンタは、最後に clear traffic コマンドが入力されてから、またはセキュリティ アプライアンスがオンラインになってから、各インターフェイスを通過したパケット数およびバイト数を示します。秒数は、最後にリブートされてからセキュリティ アプライアンスがオンラインである時間を示します。
例
次に、 clear traffic コマンドの例を示します。
関連コマンド
|
|
show traffic |
送信アクティビティおよび受信アクティビティのカウンタを表示します。 |
clear uauth
1 人のユーザまたはすべてのユーザのすべてのキャッシュされた認証および認可情報を削除するには、特権 EXEC モードで clear uauth コマンドを使用します。
clear uauth [ username ]
シンタックスの説明
username |
(オプション)削除するユーザ認証情報をユーザ名で指定します。 |
デフォルト
ユーザ名を省略すると、すべてのユーザの認証および認可情報が削除されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear uauth コマンドは、1 人またはすべてのユーザの AAA 認可および認証のキャッシュを削除します。そのため、ユーザが次回接続を作成するときに、再認証が必要になります。
timeout コマンドと共に使用します。
各ユーザ ホストの IP アドレスには、認可キャッシュが付加されます。ユーザが適切なホストから、キャッシュされたサービスにアクセスしようとすると、セキュリティ アプライアンスはユーザを認可済みであると見なし、すぐに接続を代理処理します。ある Web サイトへのアクセスを一度認可されると、たとえば、イメージを読み込むときに、各イメージごとに認可サーバと通信しません(イメージが同じ IP アドレスからであると想定されます)。このプロセスにより、認可サーバ上でパフォーマンスが大幅に向上し、負荷も大幅に軽減されます。
ユーザ ホストごとにアドレスとサービスのペアを最大 16 個までキャッシュできます。
(注) Xauth をイネーブルにすると、クライアントに割り当てられている IP アドレスのエントリが uauth テーブル(show uauth コマンドで表示できます)に追加されます。ただし、ネットワーク拡張モードで Easy VPN Remote 機能と共に Xauth を使用すると、ネットワーク間に IPSec トンネルが作成されるため、ファイアウォールの向こう側にいるユーザを 1 つの IP アドレスに関連付けることができません。したがって、Xauth の完了時に uauth エントリが作成されません。AAA 認可またはアカウンティング サービスが必要となる場合は、AAA 認証プロキシをイネーブルにして、ファイアウォールの向こう側にいるユーザを認証します。AAA 認証プロキシの詳細については、AAA コマンドを参照してください。
ユーザの接続がアイドルになった後にキャッシュを保持する期間を指定するには、 timeout uauth コマンドを使用します。すべてのユーザのすべての認可キャッシュを削除するには、 clear uauth コマンドを使用します。次回接続を作成するときには再認証される必要が生じます。
例
次の例では、ユーザ「Lee」が再認証されるようにする方法を示します。
hostname(config)# clear uauth lee
関連コマンド
|
|
aaa authentication |
aaa-server コマンドで指定されたサーバ上の LOCAL、TACACS+、または RADIUS のユーザ認証をイネーブル化、ディセーブル化、または表示します。 |
aaa authorization |
aaa-server コマンドで指定されたサーバ上の TACACS+ または RADIUS のユーザ認可をイネーブル化、ディセーブル化、または表示します。 |
show uauth |
現在のユーザ認証および認可情報を表示します。 |
timeout |
アイドル状態の最大継続時間を設定します。 |
clear url-block block statistics
ブロック バッファ使用状況カウンタを消去するには、特権 EXEC モードで clear url-block block statistics コマンドを使用します。
clear url-block block statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear url-block block statistics コマンドは、Current number of packets held (global) カウンタ以外のブロック バッファ使用状況カウンタを消去します。
例
次の例では、URL ブロック統計情報を消去し、消去後のカウンタの状態を表示します。
hostname# clear url-block block statistics
hostname# show url-block block statistics
URL Pending Packet Buffer Stats with max block 0
-----------------------------------------------------
Cumulative number of packets held: | 0
Maximum number of packets held (per URL): | 0
Current number of packets held (global): | 38
| exceeding url-block buffer limit: | 0
| HTTP server retransmission: | 0
Number of packets released back to client: | 0
関連コマンド
|
|
filter url |
トラフィックを URL フィルタリング サーバに向けて送ります。 |
show url-block |
N2H2 フィルタリング サーバまたは Websense フィルタリング サーバからの応答を待っている間の URL バッファリングに使用される URL キャッシュに関する情報を表示します。 |
url-block |
Web サーバの応答に使用される URL バッファを管理します。 |
url-cache |
N2H2 サーバまたは Websense サーバからの応答を保留している間の URL キャッシングをイネーブルにし、キャッシュのサイズを設定します。 |
url-server |
filter コマンドで使用する N2H2 サーバまたは Websense サーバを指定します。 |
clear url-cache statistics
コンフィギュレーションから url-cache コマンド文を削除するには、特権 EXEC モードで clear url-cache コマンドを使用します。
clear url-cache statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear url-cache コマンドは、コンフィギュレーションから url-cache 統計情報を削除します。
URL キャッシュを使用しても、Websense プロトコル Version 1 の Websense アカウンティング ログはアップデートされません。Websense プロトコル Version 1 を使用している場合は、Websense を実行してログを記録し、Websense アカウンティング情報を表示できるようにします。セキュリティの要求に合致する使用状況プロファイルを取得した後、| url-cache コマンドを入力してスループットを向上させます。Websense プロトコル Version 4 および N2H2 URL フィルタリングでは、 url-cache コマンドの使用時にアカウンティング ログがアップデートされます。
例
次の例では、URL キャッシュ統計情報を消去します。
hostname# clear url-cache statistics
関連コマンド
|
|
filter url |
トラフィックを URL フィルタリング サーバに向けて送ります。 |
show url-cache statistics |
N2H2 フィルタリング サーバまたは Websense フィルタリング サーバからの応答を待っている間の URL バッファリングに使用される URL キャッシュに関する情報を表示します。 |
url-block |
フィルタリング サーバからのフィルタリング決定を待っている間、Web サーバの応答に使用される URL バッファを管理します。 |
url-cache |
N2H2 サーバまたは Websense サーバからの応答を保留している間の URL キャッシングをイネーブルにし、キャッシュのサイズを設定します。 |
url-server |
filter コマンドで使用する N2H2 サーバまたは Websense サーバを指定します。 |
clear url-server
URL フィルタリング サーバの統計情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear url-server コマンドを使用します。
clear url-server statistics
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear url-server コマンドは、コンフィギュレーションから URL フィルタリング サーバの統計情報を削除します。
例
次の例では、URL サーバの統計情報を消去します。
hostname# clear url-server statistics
関連コマンド
|
|
filter url |
トラフィックを URL フィルタリング サーバに向けて送ります。 |
show url-server |
N2H2 フィルタリング サーバまたは Websense フィルタリング サーバからの応答を待っている間の URL バッファリングに使用される URL キャッシュに関する情報を表示します。 |
url-block |
フィルタリング サーバからのフィルタリング決定を待っている間、Web サーバの応答に使用される URL バッファを管理します。 |
url-cache |
N2H2 サーバまたは Websense サーバからの応答を保留している間の URL キャッシングをイネーブルにし、キャッシュのサイズを設定します。 |
url-server |
filter コマンドで使用する N2H2 サーバまたは Websense サーバを指定します。 |
clear wccp
WCCP 情報をリセットするには、特権 EXEC モードで clear wccp コマンドを使用します。
clear wccp [ web-cache | service_number ]
シンタックスの説明
web-cache |
Web キャッシュ サービスを指定します。 |
service-number |
動的サービス ID。このサービスの定義は、キャッシュによって示されます。動的サービスの番号は 0 ~ 254 まで、最高 255 個です。 web-cache キーワードで指定する Web キャッシュ サービスを含め、256 個までに制限されます。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例は、Web キャッシュ サービスの WCCP 情報をリセットする方法を示しています。
hostname(config)# clear wccp web-cache
関連コマンド
|
|
show wccp |
WCCP のコンフィギュレーションを表示します。 |
wccp redirect |
WCCP リダイレクションのサポートをイネーブルにします。 |
clear xlate
現在の変換情報および接続情報を消去するには、特権 EXEC モードで clear xlate コマンドを使用します。
clear xlate [ global ip1 [ - ip2 ] [ netmask mask ]] [ local ip1 [ - ip2 ] [ netmask mask ]][ gport port1 [ - port2 ]] [ lport port1 [ - port2 ]] [ interface if_name ] [ state state ]
シンタックスの説明
global ip1 [ - ip2 ] |
(オプション)アクティブな変換をグローバル IP アドレスまたはアドレスの範囲別に消去します。 |
gport port1 [ -port2 ] |
(オプション)アクティブな変換をグローバル ポートまたはポートの範囲別に消去します。 |
interface if_name |
(オプション)アクティブな変換をインターフェイス別に表示します。 |
local ip1 [ - ip2 ] |
(オプション)アクティブな変換をローカル IP アドレスまたはアドレスの範囲別に消去します。 |
lport port1 [ -port2 ] |
(オプション)アクティブな変換をローカル ポートまたはポートの範囲別に消去します。 |
netmask mask |
(オプション)グローバル IP アドレスまたはローカル IP アドレスを限定するネットワーク マスクを指定します。 |
state state |
(オプション)アクティブな変換を状態別に消去します。次の状態を 1 つまたは複数入力できます。 • static : スタティック 変換を指定します。 • portmap :PAT グローバル変換を指定します。 • norandomseq : norandomseq 設定での nat またはスタティック変換を指定します。 • identity : nat 0 識別アドレス変換を指定します。 複数の状態を指定する場合は、状態をスペースで区切ります。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
clear xlate コマンドは、変換スロットの内容を消去します(「xlate」は変換スロットを意味します)。変換スロットは、キーの変更後も残ります。コンフィギュレーション内で aaa-server 、 access-list 、alias、global、nat、route、または static コマンドを追加、変更、または削除した後には、必ず clear xlate コマンドを使用します。
xlate は、NAT または PAT セッションを示します。これらのセッションは、 detail オプションの show xlate コマンドで表示できます。xlate には、スタティックとダイナミックの 2 種類があります。
スタティック xlate は、 static コマンドを使用して作成される固定の xlate です。スタティック xlate は、コンフィギュレーションから static コマンドを削除することによってのみ削除できます。 clear xlate は、スタティック変換規則を削除しません。コンフィギュレーションから static コマンドを削除しても、スタティック規則を使用する既存の接続はトラフィックを転送できます。これらの接続を無効にするには、 clear local-host を使用します。
ダイナミック xlate は、 nat または global コマンドを使用して、トラフィック処理によってオンデマンドで作成されます。 clear xlate は、ダイナミック xlate および関連付けられた接続を削除します。また、 clear local-host コマンドを使用して、xlate および関連付けられた接続を消去することもできます。コンフィギュレーションから nat または global コマンドを削除しても、ダイナミック xlate および関連付けられた接続はアクティブのままとなる場合があります。これらの接続を削除するには、 clear xlate または clear local-host コマンドを使用します。
例
次の例では、現在の変換スロット情報および接続スロット情報を消去する方法を示します。
hostname# clear xlate global
関連コマンド
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|
clear local-host |
ローカル ホストのネットワーク情報を消去します。 |
clear uauth |
キャッシュされたユーザ認証および認可情報を消去します。 |
show conn |
アクティブな接続をすべて表示します。 |
show local-host |
ローカル ホストのネットワーク情報を表示します。 |
show xlate |
現在の変換情報を表示します。 |