show running-config コマンド~ show running-config isakmp コマンド
show running-config
セキュリティ アプライアンス上で実行されているコンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config コマンドを使用します。
show running-config [ all ] [ command ]
シンタックスの説明
all |
デフォルト値を含めて、実行コンフィギュレーション全体を表示します。 |
command |
特定のコマンドに関連付けられているコンフィギュレーションを表示します。 |
デフォルト
引数もキーワードも指定しない場合は、デフォルト以外に設定されているセキュリティ アプライアンス コンフィギュレーション全体が表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
show running-config コマンドは、セキュリティ アプライアンス上の現在の実行コンフィギュレーションを表示します。
running-config キーワードは、 show running-config コマンド内だけで使用できます。このキーワードを no および clear と共に使用することはできません。また、スタンドアロン コマンドとして使用することもできません。CLI ではサポートされないコマンドとして処理されます。 ? 、 no ? 、または clear ? のいずれかのキーワードを入力した場合、 running-config キーワードはコマンド リストに表示されません。
(注) デバイス マネージャのコマンドを使用してセキュリティ アプライアンスに接続するかセキュリティ アプライアンスを設定した後は、デバイス マネージャのコマンドがコンフィギュレーションに表示されます。
例
次の例は、セキュリティ アプライアンス上で実行されているコンフィギュレーションを表示する方法を示しています。
hostname# show running-config
ip address 10.10.88.50 255.255.255.254
ip address 10.86.194.176 255.255.254.0
enable password 8Ry2YjIyt7RRXU24 encrypted
passwd 2KFQnbNIdI.2KYOU encrypted
boot system flash:/cdisk.bin
route inside 0.0.0.0 0.0.0.0 10.86.194.1 1
timeout conn 2:00:00 half-closed 1:00:00 udp 0:02:00 icmp 1:00:00 rpc 1:00:00 h3
23 0:05:00 h225 1:00:00 mgcp 0:05:00 mgcp-pat 0:05:00 sip 0:30:00 sip_media 0:02
timeout uauth 0:00:00 absolute
http 0.0.0.0 0.0.0.0 inside
snmp-server enable traps snmp
fragment timeout 5 inside
telnet 0.0.0.0 0.0.0.0 inside
group-policy todd internal
class-map inspection_default
match default-inspection-traffic
policy-map xxx_global_fw_policy
service-policy xxx_global_fw_policy global
Cryptochecksum:bfecf4b9d1b98b7e8d97434851f57e14
関連コマンド
|
|
configure |
セキュリティ アプライアンスを端末から設定します。 |
show running-config aaa
実行コンフィギュレーションの AAA コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config aaa コマンドを使用します。
show running-config aaa [ accounting | authentication | authorization | mac-exempt | proxy-limit ]
シンタックスの説明
accounting |
(オプション)アカウンティング関連の AAA コンフィギュレーションを表示します。 |
authentication |
(オプション)認証関連の AAA コンフィギュレーションを表示します。 |
authorization |
(オプション)認可関連の AAA コンフィギュレーションを表示します。 |
mac-exempt |
(オプション)MAC アドレス免除の AAA コンフィギュレーションを表示します。 |
proxy-limit |
(オプション)ユーザ 1 人あたりに許可されている同時プロキシ接続の数を表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config aaa コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config aaa
aaa authentication match infrastructure_authentication_radiusvrs infrastructure radiusvrs
aaa accounting match infrastructure_authentication_radiusvrs infrastructure radiusvrs
aaa authentication secure-http-client
aaa local authentication attempts max-fail 16
関連コマンド
|
|
aaa authentication match |
アクセス リストによって識別されるトラフィックに対する認証をイネーブルにします。 |
aaa authorization match |
アクセス リストによって識別されるトラフィックに対する認可をイネーブルにします。 |
aaa accounting match |
アクセス リストによって識別されるトラフィックに対するアカウンティングをイネーブルにします。 |
aaa mac-exempt |
認証と認可を免除される MAC アドレスの事前定義済みリストを使用することを指定します。 |
aaa proxy-limit |
ユーザ 1 人あたりに許可する同時プロキシ接続の最大数を設定して、uauth セッション制限を設定します。 |
show running-config aaa-server
AAA サーバのコンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config aaa-server コマンドを使用します。
show running-config [ all ] aaa-server [ server-tag ] [ ( interface-name ) ] [ host hostname ]
シンタックスの説明
all |
(オプション)実行コンフィギュレーションを、デフォルトのコンフィギュレーション値を含めて表示します。 |
host hostname |
(オプション)AAA サーバ統計情報の表示対象となる、特定のホストのシンボリック名または IP アドレス。 |
(interface-name) |
(オプション)AAA サーバが常駐するネットワーク インターフェイス。 |
server-tag |
(オプション)サーバグループのシンボリック名。 |
デフォルト
server-tag 値を省略すると、すべての AAA サーバのコンフィギュレーションが表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
CLI ガイドラインに沿うように、このコマンドが変更されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、特定のサーバグループの設定を表示するために使用します。明示的に設定されている値に加えてデフォルト値も表示するには、 all パラメータを使用します。
例
デフォルト AAA サーバグループの実行コンフィギュレーションを表示するには、次のコマンドを使用します。
hostname(config)# show running-config default aaa-server
aaa-server group1 protocol tacacs+ accounting-mode simultaneous
reactivation-mode depletion deadtime 10
関連コマンド
|
|
show aaa-server |
AAA サーバの統計情報を表示します。 |
clear configure aaa-server |
AAA サーバのコンフィギュレーションを消去します。 |
show running-config aaa-server host
特定のサーバの AAA サーバ統計情報を表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config aaa-server コマンドを使用します。
show/clear aaa-server
show running-config [all] aaa-server server-tag [( interface-name )] host hostname
シンタックスの説明
all |
(オプション)実行コンフィギュレーションを、デフォルトのコンフィギュレーション値を含めて表示します。 |
server-tag |
サーバグループのシンボリック名。 |
デフォルト
default キーワードを省略すると、明示的に設定されているコンフィギュレーション値のみが表示され、デフォルト値は表示されません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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|
特権 EXEC |
• |
• |
-- |
-- |
• |
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
-- |
-- |
• |
コマンド履歴
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|
7.0(1) |
CLI ガイドラインに沿うように、このコマンドが変更されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、特定のサーバグループの統計情報を表示するために使用します。明示的に設定されている値に加えてデフォルト値も表示するには、default パラメータを使用します。
例
サーバグループ svrgrp1 の実行コンフィギュレーションを表示するには、次のコマンドを使用します。
hostname(config)# show running-config default aaa-server svrgrp1
関連コマンド
|
|
show running-config aaa-server |
指定したサーバ、グループ、またはプロトコルの AAA サーバ設定を表示します。 |
clear configure aaa |
すべてのグループのすべての AAA サーバの設定を削除します。 |
show running-config access-group
アクセス グループの情報を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config access-group コマンドを使用します。
show running-config access-group
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config access-group コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config access-group
access-group 100 in interface outside
関連コマンド
|
|
access-group |
アクセス リストをインターフェイスにバインドします。 |
clear configure access-group |
すべてのインターフェイスからアクセス グループを削除します。 |
show running-config access-list
セキュリティ アプライアンス上で実行されているアクセス リストのコンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config access-list コマンドを使用します。
show running-config [ default ] access-list [ alert-interval | deny-flow-max ]
show running-config [ default ] access-list id [ saddr_ip ]
シンタックスの説明
alert-interval |
syslog メッセージ 106001 を生成する警告間隔を表示します。このメッセージは、システムが拒否フローの最大数に達したことを警告するものです。 |
deny-flow-max |
作成できる同時拒否フローの最大数を表示します。 |
id |
表示するアクセス リストを指定します。 |
saddr_ip |
指定した送信元 IP アドレスを保持しているアクセス リスト要素を表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
キーワード running-config が追加されました。 |
使用上のガイドライン
show running-config access-list コマンドを使用すると、セキュリティ アプライアンス上の現在のアクセス リスト実行コンフィギュレーションを表示できます。
例
次に、 show running-config access-list コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config access-list
access-list allow-all extended permit ip any any
関連コマンド
|
|
access-list ethertype |
トラフィックを EtherType に基づいて制御するためのアクセス リストを設定します。 |
access-list extended |
アクセス リストをコンフィギュレーションに追加し、ファイアウォールを通過する IP トラフィック用のポリシーを設定します。 |
access-list ethertype |
トラフィックを EtherType に基づいて制御するためのアクセス リストを設定します。 |
clear access-list |
アクセス リスト カウンタを消去します。 |
clear configure access-list |
実行コンフィギュレーションからアクセス リストを消去します。 |
show running-config alias
コンフィギュレーションに含まれている、デュアル NAT コマンドで使用する重複アドレスを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config alias コマンドを使用します。
show running-config alias { interface_name }
シンタックスの説明
interface_name |
destination_ip が上書きする、内部ネットワーク インターフェイス名。 |
デフォルト
このコマンドにデフォルト設定はありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
-- |
• |
• |
例
次の例は、エイリアス情報を表示する方法を示しています。
hostname# show running-config alias
関連コマンド
|
|
alias |
エイリアスを作成します。 |
clear configure alias |
エイリアスを削除します。 |
show running-config arp
arp コマンドで作成し、実行コンフィギュレーションに含まれているスタティック ARP エントリを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config arp コマンドを使用します。
show running-config arp
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config arp コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config arp
arp inside 10.86.195.11 0008.023b.9893
関連コマンド
|
|
arp |
スタティック ARP エントリを追加します。 |
arp-inspection |
透過ファイアウォール モードで、ARP パケットを調べて ARP スプーフィングを防止します。 |
show arp |
ARP テーブルを表示します。 |
show arp statistics |
ARP 統計情報を表示します。 |
show running-config arp timeout
実行コンフィギュレーションの ARP タイムアウト コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config arp timeout コマンドを使用します。
show running-config arp timeout
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show arp timeout から変更されました。 |
例
次に、 show running-config arp timeout コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config arp timeout
arp timeout 20000 seconds
関連コマンド
|
|
arp |
スタティック ARP エントリを追加します。 |
arp timeout |
セキュリティ アプライアンスが ARP テーブルを再構築するまでの時間を設定します。 |
arp-inspection |
透過ファイアウォール モードで、ARP パケットを調べて ARP スプーフィングを防止します。 |
show arp statistics |
ARP 統計情報を表示します。 |
show running-config arp-inspection
実行コンフィギュレーションの ARP 検査コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config arp-inspection コマンドを使用します。
show running-config arp-inspection
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show arp timeout から変更されました。 |
例
次に、 show running-config arp-inspection コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config arp-inspection
arp-inspection inside1 enable no-flood
関連コマンド
|
|
arp |
スタティック ARP エントリを追加します。 |
arp-inspection |
透過ファイアウォール モードで、ARP パケットを調べて ARP スプーフィングを防止します。 |
clear configure arp-inspection |
ARP 検査のコンフィギュレーションを消去します。 |
firewall transparent |
ファイアウォール モードを透過に設定します。 |
show arp statistics |
ARP 統計情報を表示します。 |
show running-config asdm
実行コンフィギュレーションに含まれている asdm コマンドを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config asdm コマンドを使用します。
show running-config asdm [ group | location ]
シンタックスの説明
group |
(オプション)実行コンフィギュレーションに含まれている asdm group コマンドだけを表示します。 |
location |
(オプション)実行コンフィギュレーションに含まれている asdm location コマンドだけを表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show running-config pdm コマンドから show running-config asdm コマンドに変更されました。 |
使用上のガイドライン
asdm コマンドをコンフィギュレーションから削除するには、 clear configure asdm コマンドを使用します。
(注) マルチ コンテキスト モードで動作しているセキュリティ アプライアンスでは、
show running-config asdm group コマンドと show running-config asdm location コマンドを使用できるのはシステム実行スペース内だけです。
例
次に、 show running-config asdm コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config asdm
関連コマンド
|
|
show asdm image |
現在の ASDM イメージ ファイルを表示します。 |
show running-config auth-prompt
現在の認証プロンプト チャレンジ テキストを表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードで show running-config auth-prompt コマンドを使用します。
show running-config [default] auth-prompt
シンタックスの説明
default |
(オプション)デフォルトの認証プロンプト チャレンジ テキストを表示します。 |
デフォルト
設定されている認証プロンプト チャレンジ テキストを表示します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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|
|
|
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
-- |
-- |
• |
コマンド履歴
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|
7.0(1) |
このコマンドが、CLI ガイドラインに準拠するようにこのリリースで修正されました。 |
使用上のガイドライン
show running-config auth-prompt コマンドは、 auth-prompt コマンドで認証プロンプトを設定した後に、現在のプロンプト テキストを表示するために使用します。
例
次に、 show running-config auth-prompt コマンドの出力例を示します。
hostname(config)# show running-config auth-prompt
auth-prompt prompt Please login:
auth-prompt accept You're in!
auth-prompt reject Try again.
関連コマンド
auth-prompt |
ユーザ認可プロンプトを設定します。 |
clear configure auth-prompt |
ユーザ認可プロンプトをデフォルト値にリセットします。 |
show running-config banner
指定したバナー、およびそのバナーに設定されているすべての行を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config banner コマンドを使用します。
show running-config banner [exec | login | motd]
シンタックスの説明
exec |
(オプション)イネーブル プロンプトを表示する前にバナーを表示します。 |
login |
(オプション)ユーザが Telnet を使用してセキュリティ アプライアンスにアクセスしたときに、パスワード ログイン プロンプトを表示する前にバナーを表示します。 |
motd |
(オプション)「今日のお知らせ」バナーを表示します。 |
デフォルト
このコマンドにデフォルト設定はありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
running-config キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
show running-config banner コマンドは、キーワードで指定したバナー、およびそのバナーに設定されているすべての行を表示します。キーワードを指定しない場合は、すべてのバナーが表示されます。
例
次の例は、「今日のお知らせ」(motd)バナーを表示する方法を示しています。
hostname# show running-config banner motd
関連コマンド
|
|
banner |
バナーを作成します。 |
clear configure banner |
バナーを削除します。 |
show running-config class
リソース クラス コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config class コマンドを使用します。
show running-config class
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config class コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config class
limit-resource Mac-addresses 65535
関連コマンド
|
|
class |
リソース クラスを設定します。 |
clear configure class |
クラス コンフィギュレーションを消去します。 |
context |
セキュリティ コンテキストを設定します。 |
limit-resource |
クラスに対してリソース制限を設定します。 |
member |
リソース クラスにコンテキストを割り当てます。 |
show running-config class-map
クラス マップ コンフィギュレーションに関する情報を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config class-map コマンドを使用します。
show running-config [ all ] class-map [ class_map_name | type { management | regex | inspect [ protocol ]}]
シンタックスの説明
all |
(オプション)デフォルトから変更していないコマンドを含めて、すべてのコマンドを表示します。 |
class_map_name |
(オプション)クラス マップ名の実行コンフィギュレーションを表示します。 |
inspect |
(オプション)検査クラス マップを表示します。 |
management |
(オプション)管理クラス マップを表示します。 |
protocol |
(オプション)表示するアプリケーション マップのタイプを指定します。指定できるタイプは、次のとおりです。 • dns • ftp • h323 • http • im • p2p-donkey • sip |
regex |
(オプション)正規表現クラス マップを表示します。 |
type |
(オプション)表示するクラス マップのタイプを指定します。レイヤ 3/4 クラス マップを表示する場合は、タイプを指定しないでください。 |
デフォルト
match any コマンドを 1 つだけ含んでいる class-map class-default コマンドが、デフォルトのクラス マップです。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
キーワード running-config が追加されました。 |
例
次に、 show running-config class-map コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config class-map
関連コマンド
|
|
class-map |
トラフィック クラスをインターフェイスに適用します。 |
clear configure class-map |
すべてのトラフィック マップ定義を削除します。 |
show running-config client-update
グローバル クライアント アップデート コンフィギュレーション情報を表示するには、グローバル コンフィギュレーション モード、またはトンネル グループ ipsec アトリビュート コンフィギュレーション モードで show running-config client-update コマンドを使用します。
show running-config client-update
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
-- |
-- |
• |
トンネル グループ ipsec アトリビュート コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが導入されました。 |
7.1(1) |
トンネル グループ ipsec アトリビュート コンフィギュレーション モードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
グローバル クライアント アップデート コンフィギュレーション情報を表示するには、このコマンドを使用します。
例
次の例は、グローバル コンフィギュレーション モードでの show running-config client-update コマンドと、クライアント アップデートがイネーブルにされたコンフィギュレーションの出力を示しています。
hostname(config)# show running-config client-update
hostname(config)# client-update enable
関連コマンド
|
|
clear configure client-update |
client-update コンフィギュレーション全体を消去します。 |
client-update |
client-update を設定します。 |
show running-config clock
実行コンフィギュレーションのクロック コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config clock コマンドを使用します。
show running-config [ all ] clock
シンタックスの説明
all |
(オプション)デフォルトから変更していないコマンドを含めて、すべての clock コマンドを表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
all キーワードを指定した場合は、 clock summer-time コマンドの正確な日時もオフセットのデフォルト設定(オフセットを設定しなかった場合)と共に表示されます。
例
次に、 show running-config clock コマンドの出力例を示します。 clock summer-time コマンドのみ設定されていました。
hostname# show running-config clock
clock summer-time EDT recurring
次に、 show running-config all clock コマンドの出力例を示します。設定されていない clock timezone コマンドについてはデフォルト設定が表示され、 clock summer-time コマンドについては詳細な情報が表示されています。
hostname# show running-config all clock
clock summer-time EDT recurring 1 Sun Apr 2:00 last Sun Oct 2:00 60
関連コマンド
|
|
clock set |
セキュリティ アプライアンスのクロックを手動で設定します。 |
clock summer-time |
夏時間を表示する日付範囲を設定します。 |
clock timezone |
時間帯を設定します。 |
show running-config command-alias
設定されているコマンド エイリアスを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config command-alias コマンドを使用します。
show running-config [ all ] command-alias
シンタックスの説明
all |
(オプション)デフォルト値を含めて、設定されているすべてのコマンド エイリアスを表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
all キーワードを入力しない場合は、デフォルト以外のコマンド エイリアスのみが表示されます。
例
次の例では、デフォルト値を「含めて」、セキュリティ アプライアンス上に設定されているすべてのコマンド エイリアスを表示しています。
hostname# show running-config all command-alias
command-alias exec h help
command-alias exec lo logout
command-alias exec p ping
command-alias exec s show
command-alias exec save copy running-config startup-config
次の例では、デフォルト値を「除いて」、セキュリティ アプライアンス上に設定されているすべてのコマンド エイリアスを表示しています。
hostname# show running-config command-alias
command-alias exec save copy running-config startup-config
関連コマンド
|
|
command-alias |
コマンド エイリアスを作成します。 |
clear configure command-alias |
デフォルト以外のコマンド エイリアスをすべて削除します。 |
show running-config compression
実行コンフィギュレーションに含まれている圧縮コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config compression コマンドを使用します。
show running-config compression
デフォルト
このコマンドには、デフォルトの動作はありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
この例では、実行コンフィギュレーション内の圧縮コンフィギュレーションを表示しています。
hostname# show running-config compression
compression svc http-comp
関連コマンド
|
|
compression |
すべての SVC 接続、WebVPN 接続、およびポート転送接続に対して圧縮をイネーブルにします。 |
show running-config console timeout
コンソール接続のタイムアウト値を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config console timeout コマンドを使用します。
show running-config console timeout
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例は、コンソール接続のタイムアウト設定を表示する方法を示しています。
hostname# show running-config console timeout
関連コマンド
|
|
console timeout |
セキュリティ アプライアンスへのコンソール接続のアイドル タイムアウトを設定します。 |
clear configure console |
コンソール接続の設定をデフォルトにリセットします。 |
show running-config context
システム実行スペースのコンテキスト コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config context コマンドを使用します。
show running-config context
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config context コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config context
allocate-interface GigabitEthernet0/0
config-url flash:/admin.cfg
allocate-interface GigabitEthernet0/1
関連コマンド
|
|
admin-context |
管理コンテキストを設定します。 |
allocate-interface |
コンテキストにインターフェイスを割り当てます。 |
changeto |
コンテキスト間またはコンテキストとシステム実行スペースの間で切り替えを行います。 |
config-url |
コンテキスト コンフィギュレーションの場所を指定します。 |
context |
システム コンフィギュレーションにセキュリティ コンテキストを作成し、コンテキスト コンフィギュレーション モードに入ります。 |
show running-config crypto
IPSec、暗号マップ、ダイナミック暗号マップ、および ISAKMP を含めた暗号コンフィギュレーション全体を表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config crypto コマンドを使用します。
show running-config crypto
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードも引数もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
特権 EXEC モードで入力した次の例では、すべての暗号コンフィギュレーション情報を表示しています。
hostname# show running-config crypto map
crypto map abc 1 match address xyz
crypto map abc 1 set peer 209.165.200.225
crypto map abc 1 set transform-set ttt
crypto map abc interface test
isakmp policy 1 authentication pre-share
isakmp policy 1 encryption 3des
isakmp policy 1 lifetime 86400
関連コマンド
|
|
clear configure isakmp |
すべての ISAKMP コンフィギュレーションを消去します。 |
clear configure isakmp policy |
ISAKMP ポリシー コンフィギュレーションをすべて消去します。 |
clear isakmp sa |
IKE ランタイム SA データベースを消去します。 |
isakmp enable |
IPSec ピアがセキュリティ アプライアンスと通信するインターフェイス上の ISAKMP ネゴシエーションをイネーブルにします。 |
show isakmp sa |
追加情報を含め、IKE ランタイム SA データベースを表示します。 |
show running-config crypto dynamic-map
ダイナミック暗号マップを表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config crypto dynamic-map コマンドを使用します。
show running-config crypto dynamic-map
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードも引数もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
• |
• |
-- |
-- |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで入力した次の例では、ダイナミック暗号マップに関するすべてのコンフィギュレーション情報を表示しています。
hostname(config)# show running-config crypto dynamic-map
Crypto Map Template "dyn1" 10
access-list 152 permit ip host 172.21.114.67 any
Security association lifetime: 4608000 kilobytes/120 seconds
Transform sets={ tauth, t1, }
関連コマンド
|
|
clear configure isakmp |
すべての ISAKMP コンフィギュレーションを消去します。 |
clear configure isakmp policy |
ISAKMP ポリシー コンフィギュレーションをすべて消去します。 |
clear isakmp sa |
IKE ランタイム SA データベースを消去します。 |
isakmp enable |
IPSec ピアがセキュリティ アプライアンスと通信するインターフェイス上の ISAKMP ネゴシエーションをイネーブルにします。 |
show isakmp sa |
追加情報を含め、IKE ランタイム SA データベースを表示します。 |
show running-config crypto ipsec
IPSec コンフィギュレーション全体を表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config crypto ipsec コマンドを使用します。
show running-config crypto ipsec
シンタックスの説明
このコマンドには、デフォルトの動作も値もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで発行した次の例では、IPSec コンフィギュレーションに関する情報を表示しています。
hostname(config)# show running-config crypto ipsec
crypto ipsec transform-set ttt esp-3des esp-md5-hmac
関連コマンド
|
|
clear configure isakmp |
すべての ISAKMP コンフィギュレーションを消去します。 |
clear configure isakmp policy |
ISAKMP ポリシー コンフィギュレーションをすべて消去します。 |
clear isakmp sa |
IKE ランタイム SA データベースを消去します。 |
isakmp enable |
IPSec ピアがセキュリティ アプライアンスと通信するインターフェイス上の ISAKMP ネゴシエーションをイネーブルにします。 |
show isakmp sa |
追加情報を含め、IKE ランタイム SA データベースを表示します。 |
show running-config crypto isakmp
ISAKMP コンフィギュレーション全体を表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config crypto isakmp コマンドを使用します。
show running-config crypto isakmp
シンタックスの説明
このコマンドには、デフォルトの動作も値もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
show running-config isakmp コマンドが導入されました。 |
7.2(1) |
このコマンドは廃止されました。 show running-config crypto isakmp コマンドに置き換えられました。 |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで発行した次の例では、ISAKMP コンフィギュレーションに関する情報を表示しています。
hostname<config># show running-config crypto isakmp
crypto isakmp enable inside
crypto isakmp policy 1 authentication pre-share
crypto isakmp policy 1 encryption 3des
crypto isakmp policy 1 hash md5
crypto isakmp policy 1 group 2
crypto isakmp policy 1 lifetime 86400
関連コマンド
|
|
clear configure crypto isakmp |
すべての ISAKMP コンフィギュレーションを消去します。 |
clear configure crypto isakmp policy |
ISAKMP ポリシー コンフィギュレーションをすべて消去します。 |
clear crypto isakmp sa |
IKE ランタイム SA データベースを消去します。 |
crypto isakmp enable |
IPSec ピアがセキュリティ アプライアンスと通信するインターフェイス上の ISAKMP ネゴシエーションをイネーブルにします。 |
show crypto isakmp sa |
追加情報を含め、IKE ランタイム SA データベースを表示します。 |
show running-config crypto map
すべての暗号マップのすべてのコンフィギュレーションを表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config crypto map コマンドを使用します。
show running-config crypto map
シンタックスの説明
このコマンドには、キーワードも引数もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
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|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
• |
• |
-- |
-- |
例
特権 EXEC モードで入力した次の例では、すべての暗号マップのすべてのコンフィギュレーション情報を表示しています。
hostname# show running-config crypto map
crypto map abc 1 match address xyz
crypto map abc 1 set peer 209.165.200.225
crypto map abc 1 set transform-set ttt
crypto map abc interface test
関連コマンド
|
|
clear configure isakmp |
すべての ISAKMP コンフィギュレーションを消去します。 |
clear configure isakmp policy |
ISAKMP ポリシー コンフィギュレーションをすべて消去します。 |
clear isakmp sa |
IKE ランタイム SA データベースを消去します。 |
isakmp enable |
IPSec ピアがセキュリティ アプライアンスと通信するインターフェイス上の ISAKMP ネゴシエーションをイネーブルにします。 |
show isakmp sa |
追加情報を含め、IKE ランタイム SA データベースを表示します。 |
show running-config ddns
実行コンフィギュレーションの DDNS アップデート方式を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ddns コマンドを使用します。
show running-config [ all ] ddns [ update ]
シンタックスの説明
all |
(オプション)実行コンフィギュレーションを、デフォルトのコンフィギュレーション値を含めて表示します。 |
update |
(オプション)DDNS アップデート方式の情報を表示することを指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、名前に test を持つ実行コンフィギュレーションの DDNS 方式を表示します。
hostname# show running-config all ddns | grep test
関連コマンド
|
|
ddns(DDNS アップデート方式モード) |
作成済みの DDNS 方式に対して、DDNS アップデート方式のタイプを指定します。 |
ddns update(インターフェイス コンフィギュレーション モード) |
セキュリティ アプライアンス インターフェイスを、DDNS アップデート方式または DDNS アップデート ホスト名に関連付けます。 |
ddns update method(グローバル コンフィギュレーション モード) |
DNS のリソース レコードを動的にアップデートするための方式を作成します。 |
show ddns update interface |
設定済みの各 DDNS 方式に関連付けられているインターフェイスを表示します。 |
show ddns update method |
設定済みの各 DDNS 方式について、タイプおよび間隔を表示します。DDNS アップデートを実行する DHCP サーバ。 |
show running-config dhcp-client
実行コンフィギュレーションの DHCP クライアント アップデート パラメータを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config dhcp-client コマンドを使用します。
show running-config [ all ] dhcp-client
シンタックスの説明
all |
(オプション)実行コンフィギュレーションを、デフォルトのコンフィギュレーション値を含めて表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次の例では、A レコードと PTR レコードの両方のアップデートを指定する実行コンフィギュレーションの DHCP クライアント アップデート パラメータを表示します。
hostname# show running-config all dhcp-client | grep both
dhcp-client update dns server both
関連コマンド
|
|
dhcp-client update dns |
DHCP クライアントが DHCP サーバに渡すアップデート パラメータを設定します。 |
dhcpd update dns |
DHCP サーバによる DDNS アップデートの実行をイネーブルにします。 |
clear configure dhcp-client |
DHCP クライアント コンフィギュレーションを消去します。 |
show running-config dhcpd
DHCP コンフィギュレーションを表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config dhcpd コマンドを使用します。
show running-config dhcpd
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show dhcpd コマンドから show running-config dhcpd コマンドに変更されました。 |
使用上のガイドライン
show running-config dhcpd コマンドは、実行コンフィギュレーションに入力されている DHCP のコマンドを表示します。DHCP のバインディング、状態、および統計情報を表示するには、 show dhcpd コマンドを使用します。
例
次に、 show running-config dhcpd コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config dhcpd
dhcpd address 10.0.1.100-10.0.1.108 inside
dhcpd dns 209.165.201.2 209.165.202.129
関連コマンド
|
|
clear configure dhcpd |
DHCP サーバの設定をすべて削除します。 |
debug dhcpd |
DHCP サーバに対するデバッグ情報を表示します。 |
show dhcpd |
DHCP のバインディング、統計情報、または状態情報を表示します。 |
show running-config dhcprelay
現在の DHCP リレー エージェント コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config dhcprelay コマンドを使用します。
show running-config dhcprelay
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
show running-config dhcprelay コマンドは、現在の DHCP リレー エージェント コンフィギュレーションを表示します。DHCP リレー エージェントのパケット統計情報を表示するには、 show dhcprelay statistics コマンドを使用します。
例
次に、 show running-config dhcprelay コマンドの出力例を示します。
hostname(config)# show running-config dhcprelay
dhcprelay server 10.1.1.1
関連コマンド
|
|
clear configure dhcprelay |
DHCP リレー エージェントの設定をすべて削除します。 |
clear dhcprelay statistics |
DHCP リレー エージェント統計情報カウンタを消去します。 |
debug dhcprelay |
DHCP リレー エージェントに関するデバッグ情報を表示します。 |
show dhcprelay statistics |
DHCP リレー エージェントの統計情報を表示します。 |
show running-config dns
実行コンフィギュレーションの DNS コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config dns コマンドを使用します。
show running-config dns
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config dns コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config dns
関連コマンド
|
|
dns domain-lookup |
セキュリティ アプライアンスがネーム ルックアップを実行できるようにします。 |
dns name-server |
DNS サーバのアドレスを設定します。 |
dns retries |
セキュリティ アプライアンスが応答を受信しないときに、一連の DNS サーバへのアクセスを再試行する回数を指定します。 |
dns timeout |
次の DNS サーバを試すまでに待つ時間を指定します。 |
show dns-hosts |
DNS キャッシュを表示します。 |
show running-config dns server-group
実行コンフィギュレーションの DNS コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config dns コマンドを使用します。
show [ all ] running-config dns server-group [ name ]
シンタックスの説明
all |
1 つまたはすべての dns サーバ グループのデフォルトおよび明示的に設定されたコンフィギュレーション情報を表示します。 |
name |
コンフィギュレーション情報を表示する dns サーバ グループの名前を指定します。 |
デフォルト
dns サーバ グループ名を省略すると、このコマンドは既存の dns サーバ グループ コンフィギュレーションをすべて表示します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config dns server-group コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config dns server-group
dns server-group DefaultDNS
domain-name frqa.cisco.com
dns server-group writers1
関連コマンド
|
|
clear configure dns |
DNS コマンドをすべて削除します。 |
dns server-group |
DNS サーバ グループを設定できる DNS サーバ グループ モードに入ります。 |
show running-config domain-name
実行コンフィギュレーションのドメイン名コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config domain-name コマンドを使用します。
show running-config domain-name
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show domain-name から変更されました。 |
例
次に、 show running-config domain-name コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config domain-name
関連コマンド
|
|
domain-name |
デフォルトのドメイン名を設定します。 |
hostname |
セキュリティ アプライアンスのホスト名を設定します。 |
show running-config enable
暗号化されたイネーブル パスワードを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config enable コマンドを使用します。
show running-config enable
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show enable コマンドから変更されました。 |
使用上のガイドライン
パスワードは暗号化された形式でコンフィギュレーションに保存されるため、パスワードの入力後に元のパスワードを表示することはできません。パスワードは encrypted キーワードと共に表示され、パスワードが暗号化されていることが示されます。
例
次に、 show running-config enable コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config enable
enable password 2AfK9Kjr3BE2/J2r level 10 encrypted
enable password 8Ry2YjIyt7RRXU24 encrypted
関連コマンド
|
|
disable |
特権 EXEC モードを終了します。 |
enable |
特権 EXEC モードに入ります。 |
enable password |
イネーブル パスワードを設定します。 |
show running-config established
確立済みの接続に基づいて許可されている着信接続を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config established コマンドを使用します。
show running-config established
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
キーワード running-config が追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドに使用上のガイドラインはありません。
例
この例は、確立済みの接続に基づいて許可されている着信接続を表示する方法を示しています。
hostname# show running-config established
関連コマンド
|
|
established |
確立されている接続に基づくポート上のリターン接続を許可します。 |
clear configure established |
確立されたコマンドをすべて削除します。 |
show running-config failover
コンフィギュレーションに含まれている failover コマンドを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config failover コマンドを使用します。
show running-config [ all ] failover
シンタックスの説明
all |
(オプション)デフォルトから変更していないコマンドを含めて、すべての failover コマンドを表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
show running-config failover コマンドは、実行コンフィギュレーションに含まれている failover コマンドを表示します。 monitor-interface コマンドおよび join-failover-group コマンドは表示しません。
例
次の例では、フェールオーバーを設定する前のデフォルト フェールオーバー コンフィギュレーションを表示しています。
hostname# show running-config all failover
failover lan unit secondary
failover polltime unit 15 holdtime 45
failover polltime interface 15
failover interface policy 1
関連コマンド
|
|
show failover |
フェールオーバーの状態と統計情報を表示します。 |
show running-config filter
フィルタリング コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config filter コマンドを使用します。
show running-config filter
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
show running-config filter コマンドは、セキュリティ アプライアンスのフィルタリング コンフィギュレーションを表示します。
例
次に、show running-config filter コマンドの出力例を示します。セキュリティ アプライアンスのフィルタリング コンフィギュレーションが表示されています。
hostname# show running-config filter
filter activex 80 10.86.194.170 255.255.255.255 10.1.1.0 255.255.255.224
この例では、アドレス 10.86.194.170 について、ポート 80 で ActiveX フィルタリングがイネーブルになっています。
関連コマンド
|
|
filter activex |
セキュリティ アプライアンスを通過する HTTP トラフィックから ActiveX オブジェクトを削除します。 |
filter ftp |
URL フィルタリング サーバによってフィルタリングされる FTP トラフィックを指定します。 |
filter https |
Websense サーバによってフィルタリングされる HTTPS トラフィックを指定します。 |
filter java |
セキュリティ アプライアンスを通過する HTTP トラフィックから Java アプレットを削除します。 |
filter url |
トラフィックを URL フィルタリング サーバに向けて送ります。 |
show running-config fips
セキュリティ アプライアンス上で実行されている FIPS コンフィギュレーションを表示するには、show running-config fips コマンドを使用します。
show running-config fips
デフォルト
このコマンドにデフォルト設定はありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
使用上のガイドライン
show running-config fips コマンドを使用すると、現在の実行 FIPS コンフィギュレーションを表示できます。running-config キーワードは、show running-config fips コマンド内だけで使用します。このキーワードを no または clear と共に使用することはできません。また、スタンドアロン コマンドとして使用することもできません。そのような使用方法はサポートされていません。また、?、no ?、または clear ? のいずれかのキーワードを入力した場合、running-config キーワードはコマンド リストに表示されません。
例
sw8-ASA(config)# show running-config fips
関連コマンド
|
|
clear configure fips |
NVRAM に格納されているシステムまたはモジュールの FIPS コンフィギュレーション情報を消去します。 |
crashinfo console disable |
フラッシュに対するクラッシュ書き込み情報の読み取り、書き込み、および設定をディセーブルにします。 |
fips enable |
システムまたはモジュールで FIPS に準拠するためのポリシー チェックをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
fips self-test poweron |
パワーオン セルフテストを実行します。 |
show crashinfo console |
フラッシュに対するクラッシュ書き込みの読み取り、書き込み、および設定を行います。 |
show running-config fragment
フラグメント データベースの現在のコンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config fragment コマンドを使用します。
show running-config fragment [ interface ]
シンタックスの説明
interface |
(オプション)セキュリティ アプライアンスのインターフェイスを指定します。 |
デフォルト
インターフェイスが指定されていなければ、このコマンドはすべてのインターフェイスに適用されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
show running-config fragment コマンドは、フラグメント データベースの現在のコンフィギュレーションを表示します。インターフェイス名が指定されていれば、指定したインターフェイスに常駐するデータベースの情報だけを表示します。インターフェイス名が指定されていない場合、このコマンドはすべてのインターフェイスに適用されます。
show running-config fragment コマンドは、次の情報を表示するために使用します。
• Size:size キーワードで設定されるパケットの最大数。この値は、インターフェイス上で許容されるフラグメントの最大数です。
• Chain:chain キーワードで設定される 1 つのパケットのフラグメントの最大数。
• Timeout:timeout キーワードで設定される最大秒数。これは、フラグメント化されたパケット全体が到着するのを待つ最大秒数です。タイマーは、パケットの最初のフラグメントが到着すると始動します。指定した秒数以内にパケットのすべてのフラグメントが到着しない場合、それまでに受信したパケット フラグメントはすべて廃棄されます。
例
次の例は、すべてのインターフェイス上のフラグメント データベースの状態を表示する方法を示しています。
hostname# show running-config fragment
fragment timeout 5 inside
fragment size 200 outside1
fragment chain 24 outside1
fragment timeout 5 outside1
fragment size 200 outside2
fragment chain 24 outside2
fragment timeout 5 outside2
fragment size 200 outside3
fragment chain 24 outside3
fragment timeout 5 outside3
次の例は、名前が「outside」で始まるインターフェイス上にあるフラグメント データベースの状態を表示する方法を示しています。
(注) この例では、「outside1」、「outside2」、および「outside3」という名前のインターフェイスが表示されています。
hostname# show running-config fragment outside
fragment size 200 outside1
fragment chain 24 outside1
fragment timeout 5 outside1
fragment size 200 outside2
fragment chain 24 outside2
fragment timeout 5 outside2
fragment size 200 outside3
fragment chain 24 outside3
fragment timeout 5 outside3
次の例は、「outside1」というインターフェイス上にあるフラグメント データベースについてのみ、状態を表示する方法を示しています。
hostname# show running-config fragment outside1
fragment size 200 outside1
fragment chain 24 outside1
fragment timeout 5 outside1
関連コマンド
|
|
clear configure fragment |
すべての IP フラグメント再構成コンフィギュレーションを、デフォルトにリセットします。 |
clear fragment |
IP フラグメント再構成モジュールの運用データを消去します。 |
fragment |
特別なパケット フラグメント化の管理を提供して、NFS との互換性を改善します。 |
show fragment |
IP フラグメント再構成モジュールの運用データを表示します。 |
show running-config ftp mode
FTP に関して設定されているクライアント モードを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ftp mode コマンドを使用します。
show running-config ftp mode
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
show running-config ftp mode コマンドは、FTP サーバにアクセスするときにセキュリティ アプライアンスが使用するクライアント モードを表示します。
例
次に、show running-config ftp-mode コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ftp-mode
関連コマンド
|
|
copy |
イメージ ファイルまたはコンフィギュレーション ファイルを FTP サーバとの間でアップロードまたはダウンロードします。 |
debug ftp client |
FTP クライアントのアクティビティに関する詳細な情報を表示します。 |
ftp mode passive |
FTP サーバにアクセスするときにセキュリティ アプライアンスが使用する FTP クライアント モードを設定します。 |
show running-config global
コンフィギュレーションに含まれている global コマンドを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config global コマンドを使用します。
show running-config global
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
キーワード running-config が追加されました。 |
例
次に、 show running-config global コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config global
global (outside1) 10 interface
関連コマンド
|
|
clear configure global |
コンフィギュレーションから global コマンドを削除します。 |
global |
グローバル アドレス プールに対してエントリを作成します。 |
show running-config group-delimiter
トンネルのネゴシエーション中に受信したユーザ名に基づいてグループ名を解析するときに使用する、現在のデリミタを表示するには、グローバル コンフィギュレーション モード、またはトンネル グループ ipsec アトリビュート コンフィギュレーション モードで show running-config group-delimiter コマンドを使用します。
show running-config group-delimiter
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
グローバル コンフィギュレーション |
• |
• |
-- |
-- |
• |
トンネル グループ ipsec アトリビュート コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが導入されました。 |
7.1(1) |
トンネル グループ ipsec アトリビュート コンフィギュレーション モードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドは、現在設定されているグループデリミタを表示するために使用します。
例
次の例は、 show running-config group-delimiter コマンドおよびその出力を示しています。
hostname(config)# show running-config group-delimiter
関連コマンド
|
|
group-delimiter |
グループ名の解析をイネーブルにし、トンネルのネゴシエーション中に受信したユーザ名からグループ名を解析するときに使用するデリミタを指定します。 |
show running-config group-policy
特定のグループ ポリシーの実行コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config group-policy コマンドを使用するときに、グループ ポリシーの名前を付加します。すべてのグループ ポリシーの実行コンフィギュレーションを表示するには、特定のグループ ポリシーを指定せずにこのコマンドを使用します。表示内容にデフォルト コンフィギュレーションを含めるには、all キーワードを使用します。
show running-config [all] group-policy [ name ]
シンタックスの説明
all |
(オプション)実行コンフィギュレーションを、デフォルト値を含めて表示します。 |
name |
(オプション)グループ ポリシーの名前を指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
次の例は、FirstGroup というグループ ポリシーの実行コンフィギュレーションをデフォルト値を含めて表示する方法を示しています。
hostname# show running-config all group-policy FirstGroup
関連コマンド
|
|
group-policy |
グループ ポリシーを作成、編集、または削除します。 |
group-policy attributes |
指定したグループ ポリシーの AVP を設定できるグループ ポリシー アトリビュート モードに入ります。 |
clear config group-policy |
特定のグループ ポリシーまたはすべてのグループ ポリシーのコンフィギュレーションを削除します。 |
show running-config http
現在の一連の設定済み http コマンドを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config http コマンドを使用します。
show running-config http
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
次の出力例は、 show running-config http コマンドを使用する方法を示しています。
hostname# show running-config http
関連コマンド
|
|
clear http |
HTTP コンフィギュレーションを削除します。HTTP サーバをディセーブルにし、HTTP サーバにアクセスできるホストを削除します。 |
http |
IP アドレスとサブネット マスクによって、HTTP サーバにアクセスできるホストを指定します。ホストが HTTP サーバにアクセスするときに通過するセキュリティ アプライアンス インターフェイスを指定します。 |
http authentication-certificate |
セキュリティ アプライアンスへの HTTPS 接続を確立するユーザに証明書による認証を要求します。 |
http redirect |
セキュリティ アプライアンスが HTTP 接続を HTTPS にリダイレクトするように指定します。 |
http server enable |
HTTP サーバをイネーブルにします。 |
show running-config icmp
ICMP トラフィックに対して設定されているアクセス規則を表示するには、特権 EXEC モードで show running-config icmp コマンドを使用します。
show running-config icmp map_name
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
show running-config icmp コマンドは、ICMP トラフィックに対して設定されているアクセス規則を表示します。
例
次に、show running-config icmp コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config icmp
icmp permit host 172.16.2.15 echo-reply outside
icmp permit 172.22.1.0 255.255.0.0 echo-reply outside
icmp permit any unreachable outside
関連コマンド
|
|
clear configure icmp |
ICMP コンフィギュレーションを消去します。 |
debug icmp |
ICMP に関するデバッグ情報の表示をイネーブルにします。 |
show icmp |
ICMP コンフィギュレーションを表示します。 |
timeout icmp |
ICMP のアイドル タイムアウトを設定します。 |
show running-config imap4s
IMAP4S の実行コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config imap4s コマンドを使用します。
show running-config [all] imap4s
シンタックスの説明
all |
(オプション)実行コンフィギュレーションを、デフォルト値を含めて表示します。 |
コマンド履歴
|
|
7.0(1)(1) |
このコマンドが導入されました。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
Webvpn |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
次に、 show running-config imap4s コマンドの出力例を示します。
hostname
# show running-config imap4s
authentication-server-group KerbSvr
hostname
# show running-config all imap4s
authentication-server-group KerbSvr
no authorization-server-group
no accounting-server-group
関連コマンド
|
|
clear configure imap4s |
IMAP4S コンフィギュレーションを削除します。 |
imap4s |
IMAP4S 電子メール プロキシのコンフィギュレーションを作成または編集します。 |
show running-config interface
実行コンフィギュレーションのインターフェイス コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config interface コマンドを使用します。
show running-config [ all ] interface [ physical_interface [ . subinterface ] | mapped_name | interface_name ]
シンタックスの説明
all |
(オプション)デフォルトから変更していないコマンドを含めて、すべての interface コマンドを表示します。 |
interface_name |
(オプション) nameif コマンドで設定したインターフェイス名を指定します。 |
mapped_name |
(オプション)マルチ コンテキスト モードで、マッピング名を allocate-interface コマンドを使用して割り当てた場合、その名前を指定します。 |
physical_interface |
(オプション)インターフェイス ID( gigabit ethernet0/1 など)を指定します。使用できる値については、 interface コマンドを参照してください。 |
subinterface |
(オプション)論理サブインターフェイスを示す 1 ~ 4294967293 の整数を指定します。 |
デフォルト
インターフェイスを指定しない場合は、すべてのインターフェイスのコンフィギュレーションが表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
インターフェイス名をシステム実行スペースで使用することはできません。これは、 nameif コマンドはコンテキスト内でのみ使用できるためです。同様に、 allocate-interface コマンドを使用してインターフェイス ID をマッピング名にマッピングした場合、そのマッピング名はコンテキスト内でのみ使用できます。
例
次に、 show running-config interface コマンドの出力例を示します。この例では、すべてのインターフェイスの実行コンフィギュレーションを表示しています。GigabitEthernet0/2 インターフェイスと GigabitEthernet0/3 インターフェイスはまだ設定されていないため、デフォルトのコンフィギュレーションが表示されます。Management0/0 インターフェイスについても、デフォルトの設定が表示されています。
hostname# show running-config interface
interface GigabitEthernet0/0
ip address 10.86.194.60 255.255.254.0
interface GigabitEthernet0/1
ip address 10.10.4.200 255.255.0.0
interface GigabitEthernet0/1.1
ip address 10.50.1.1 255.255.255.0
mac-address 000C.F142.4CDE standby 020C.F142.4CDE
interface GigabitEthernet0/2
interface GigabitEthernet0/3
関連コマンド
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|
allocate-interface |
セキュリティ コンテキストにインターフェイスおよびサブインターフェイスを割り当てます。 |
clear configure interface |
インターフェイス コンフィギュレーションを消去します。 |
interface |
インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードに入ります。 |
nameif |
インターフェイス名を設定します。 |
show interface |
インターフェイスのランタイム ステータスと統計情報を表示します。 |
show running-config ip address
実行コンフィギュレーションの IP アドレス コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip address コマンドを使用します。
show running-config ip address [ physical_interface [ . subinterface ] | mapped_name | interface_name ]
シンタックスの説明
interface_name |
(オプション) nameif コマンドで設定したインターフェイス名を指定します。 |
mapped_name |
(オプション)マルチ コンテキスト モードで、マッピング名を allocate-interface コマンドを使用して割り当てた場合、その名前を指定します。 |
physical_interface |
(オプション)インターフェイス ID( gigabit ethernet0/1 など)を指定します。使用できる値については、 interface コマンドを参照してください。 |
subinterface |
(オプション)論理サブインターフェイスを示す 1 ~ 4294967293 の整数を指定します。 |
デフォルト
インターフェイスを指定しない場合は、すべてのインターフェイスの IP アドレス コンフィギュレーションが表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
使用上のガイドライン
マルチ コンテキスト モードで、 allocate-interface コマンドを使用してインターフェイス ID をマッピングした場合、そのマッピング名またはインターフェイス名はコンテキスト内でのみ指定できます。
透過ファイアウォール モードの場合は、インターフェイスを指定しないでください。このコマンドは、管理 IP アドレスのみを表示するものであり、透過ファイアウォールではインターフェイスに IP アドレスが関連付けられていないためです。
このコマンドの表示内容では、 nameif コマンドと security-level コマンドのコンフィギュレーションも示されます。
例
次に、 show running-config ip address コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ip address
interface GigabitEthernet0/0
ip address 10.86.194.60 255.255.254.0
interface GigabitEthernet0/1
ip address 10.10.4.200 255.255.0.0
関連コマンド
|
|
clear configure interface |
インターフェイス コンフィギュレーションを消去します。 |
interface |
インターフェイスを設定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードに入ります。 |
ip address |
インターフェイスの IP アドレスを設定します。または、透過ファイアウォールの管理 IP アドレスを設定します。 |
nameif |
インターフェイス名を設定します。 |
security-level |
インターフェイスのセキュリティ レベルを設定します。 |
show running-config ip audit attack
実行コンフィギュレーションの ip audit attack コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip audit attack コマンドを使用します。
show running-config ip audit attack
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show ip audit attack から変更されました。 |
例
次に、 show running-config ip audit attack コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ip audit attack
ip audit attack action drop
関連コマンド
|
|
ip audit attack |
攻撃シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit info |
情報シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit interface |
インターフェイスに監査ポリシーを割り当てます。 |
ip audit name |
パケットが攻撃シグニチャまたは情報シグニチャに一致した場合に実行するアクションを指定する、名前付き監査ポリシーを作成します。 |
ip audit signature |
シグニチャをディセーブルにします。 |
show running-config ip audit info
実行コンフィギュレーションの ip audit info コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip audit info コマンドを使用します。
show running-config ip audit info
シンタックスの説明
このコマンドには、引数もキーワードもありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show ip audit info から変更されました。 |
例
次に、 show running-config ip audit info コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ip audit info
ip audit info action drop
関連コマンド
|
|
ip audit attack |
攻撃シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit info |
情報シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit interface |
インターフェイスに監査ポリシーを割り当てます。 |
ip audit name |
パケットが攻撃シグニチャまたは情報シグニチャに一致した場合に実行するアクションを指定する、名前付き監査ポリシーを作成します。 |
ip audit signature |
シグニチャをディセーブルにします。 |
show running-config ip audit interface
実行コンフィギュレーションの ip audit interface コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip audit interface コマンドを使用します。
show running-config ip audit interface [ interface_name ]
シンタックスの説明
interface_name |
(オプション)インターフェイス名を指定します。 |
デフォルト
インターフェイス名を指定しない場合は、すべてのインターフェイスのコンフィギュレーションが表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show ip audit interface から変更されました。 |
例
次に、 show running-config ip audit interface コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ip audit interface
ip audit interface inside insidepolicy
ip audit interface outside outsidepolicy
関連コマンド
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ip audit attack |
攻撃シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit info |
情報シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit interface |
インターフェイスに監査ポリシーを割り当てます。 |
ip audit name |
パケットが攻撃シグニチャまたは情報シグニチャに一致した場合に実行するアクションを指定する、名前付き監査ポリシーを作成します。 |
ip audit signature |
シグニチャをディセーブルにします。 |
show running-config ip audit name
実行コンフィギュレーションの ip audit name コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip audit name コマンドを使用します。
show running-config ip audit name [ name [ info | attack ]]
シンタックスの説明
attack |
(オプション)攻撃シグニチャに対する名前付き監査ポリシーのコンフィギュレーションを表示します。 |
info |
(オプション)情報シグニチャに対する名前付き監査ポリシーのコンフィギュレーションを表示します。 |
name |
(オプション) ip audit name コマンドを使用して作成した監査ポリシー名のコンフィギュレーションを表示します。 |
デフォルト
名前を指定しない場合は、すべての監査ポリシーのコンフィギュレーションが表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show ip audit name から変更されました。 |
例
次に、 show running-config ip audit name コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ip audit name
ip audit name insidepolicy1 attack action alarm
ip audit name insidepolicy2 info action alarm
ip audit name outsidepolicy1 attack action reset
ip audit name outsidepolicy2 info action alarm
関連コマンド
|
|
ip audit attack |
攻撃シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit info |
情報シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit interface |
インターフェイスに監査ポリシーを割り当てます。 |
ip audit name |
パケットが攻撃シグニチャまたは情報シグニチャに一致した場合に実行するアクションを指定する、名前付き監査ポリシーを作成します。 |
ip audit signature |
シグニチャをディセーブルにします。 |
show running-config ip audit signature
実行コンフィギュレーションの ip audit signature コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip audit signature コマンドを使用します。
show running-config ip audit signature [ signature_number ]
シンタックスの説明
signature_number |
(オプション)このシグニチャ番号に対応するコンフィギュレーションが存在する場合は、表示します。サポートされているシグニチャのリストについては、 ip audit signature コマンドを参照してください。 |
デフォルト
番号を指定しない場合は、すべてのシグニチャのコンフィギュレーションが表示されます。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show ip audit signature から変更されました。 |
例
次に、 show running-config ip audit signature コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ip audit signature
ip audit signature 1000 disable
関連コマンド
|
|
ip audit attack |
攻撃シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit info |
情報シグニチャに一致するパケットのデフォルト アクションを設定します。 |
ip audit interface |
インターフェイスに監査ポリシーを割り当てます。 |
ip audit name |
パケットが攻撃シグニチャまたは情報シグニチャに一致した場合に実行するアクションを指定する、名前付き監査ポリシーを作成します。 |
ip audit signature |
シグニチャをディセーブルにします。 |
show running-config ip local pool
IP アドレス プールを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip local pool コマンドを使用します。
show running-config ip local pool [ poolname ]
シンタックスの説明
poolname |
(オプション)IP アドレス プールの名前を指定します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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|
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|
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|
EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
例
次に、 show running-config ip local pool コマンドの出力例を示します。
hostname(config)# show running-config ip local pool firstpool
Pool Begin End Mask Free In use
firstpool 10.20.30.40 10.20.30.50 255.255.255.0 11
関連コマンド
|
|
clear configure ip local pool |
すべての IP ローカル プールを削除します。 |
ip local pool |
IP アドレス プールを設定します。 |
show running-config ip verify reverse-path
実行コンフィギュレーションの ip verify reverse-path コンフィギュレーションを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ip verify reverse-path コマンドを使用します。
show running-config ip verify reverse-path [interface interface_name ]
シンタックスの説明
interface interface_name |
(オプション)指定したインターフェイスのコンフィギュレーションを表示します。 |
デフォルト
このコマンドは、すべてのインターフェイスのコンフィギュレーションを表示します。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
コマンド履歴
|
|
7.0(1) |
このコマンドが、 show ip verify reverse-path から変更されました。 |
例
次に、 show ip verify statistics コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ip verify reverse-path
ip verify reverse-path interface inside
ip verify reverse-path interface outside
ip verify reverse-path interface dmz
関連コマンド
|
|
clear configure ip verify reverse-path |
ip verify reverse-path コンフィギュレーションを消去します。 |
clear ip verify statistics |
Unicast RPF の統計情報を消去します。 |
ip verify reverse-path |
Unicast Reverse Path Forwarding 機能をイネーブルにして IP スプーフィングを防止します。 |
show ip verify statistics |
Unicast RPF の統計情報を表示します。 |
show running-config ipv6
実行コンフィギュレーションに含まれている IPv6 のコマンドを表示するには、特権 EXEC モードで show running-config ipv6 コマンドを使用します。
show running-config [ all ] ipv6
シンタックスの説明
all |
(オプション)デフォルトから変更していないコマンドを含めて、実行コンフィギュレーションに含まれているすべての ipv6 コマンドを表示します。 |
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
例
次に、 show running-config ipv6 コマンドの出力例を示します。
hostname# show running-config ipv6
ipv6 route vlan101 ::/0 fec0::65:0:0:a0a:6575
ipv6 access-list outside_inbound_ipv6 permit ip any any
ipv6 access-list vlan101_inbound_ipv6 permit ip any any
関連コマンド
|
|
debug ipv6 |
IPv6 デバッグ メッセージを表示します。 |
show ipv6 access-list |
IPv6 アクセス リストを表示します。 |
show ipv6 interface |
IPv6 インターフェイスのステータスを表示します。 |
show ipv6 route |
IPv6 ルーティング テーブルの内容を表示します。 |
show ipv6 traffic |
IPv6 トラフィックの統計情報を表示します。 |
show running-config isakmp
ISAKMP コンフィギュレーション全体を表示するには、グローバル コンフィギュレーション モードまたは特権 EXEC モードで show running-config isakmp コマンドを使用します。
show running-config isakmp
シンタックスの説明
このコマンドには、デフォルトの動作も値もありません。
コマンド モード
次の表は、このコマンドを入力できるモードを示しています。
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|
|
|
|
|
|
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グローバル コンフィギュレーション |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
特権 EXEC |
• |
-- |
• |
-- |
-- |
コマンド履歴
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7.0(1) |
show running-config isakmp コマンドが導入されました。 |
7.2(1) |
このコマンドは廃止されました。 show running-config crypto isakmp コマンドに置き換えられました。 |
例
グローバル コンフィギュレーション モードで発行した次の例では、ISAKMP コンフィギュレーションに関する情報を表示しています。
hostname(config)# show running-config isakmp
isakmp policy 1 authentication pre-share
isakmp policy 1 encryption 3des
isakmp policy 1 lifetime 86400
関連コマンド
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clear configure isakmp |
すべての ISAKMP コンフィギュレーションを消去します。 |
clear configure isakmp policy |
ISAKMP ポリシー コンフィギュレーションをすべて消去します。 |
clear isakmp sa |
IKE ランタイム SA データベースを消去します。 |
isakmp enable |
IPSec ピアがセキュリティ アプライアンスと通信するインターフェイス上の ISAKMP ネゴシエーションをイネーブルにします。 |
show isakmp sa |
追加情報を含め、IKE ランタイム SA データベースを表示します。 |