アダプティブ プロファイルについて
ライセンス:Protection
アダプティブ プロファイルは、IP 最適化と TCP ストリームの前処理に最適なオペレーティング システム プロファイルの使用を可能にします。
プリプロセッサでのアダプティブ プロファイルの使用
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適応型プロファイルによって、ターゲット ホストのオペレーティング システムと同じ方法で IP パケットが最適化され、ストリームが再構成されます。その後、侵入ルール エンジンは宛先ホストによって使用されるものと同じ形式でデータを分析します。
適応型プロファイルは、次の図に示すように、ターゲット ホストのホスト プロファイルのオペレーティング システムに基づいて、適切なオペレーティング システム プロファイルに切り替わります。
たとえば、10.6.0.0/16 サブネットにアダプティブ プロファイルを設定し、Linux にデフォルトの IP 最適化ターゲット ベース ポリシーを設定します。設定を行う ASA FirePOWER モジュールには、10.6.0.0/16 サブネットが含まれます。
デバイスは、10.6.0.0/16 サブネットにないホスト A からのトラフィックを検出すると、Linux ターゲット ベース ポリシーを使用して IP フラグメントを再構成します。ただし、10.6.0.0/16 サブネットにあるホスト B からのトラフィックを検出した場合、デバイスはホスト B のオペレーティング システムのデータを取得します。ここでホスト B は、Microsoft Windows XP Professional を実行しています。システムは、Windows ターゲットベース プロファイルを使用して、ホスト B に送信されるトラフィックの IP 最適化を実行します。