IAB オプション
状態(State)
IAB を有効または無効にします。
パフォーマンス サンプル インターバル(Performance Sample Interval)
IAB パフォーマンス サンプリング スキャンの間隔を秒で指定します。この間隔で、システムは、IAB パフォーマンスしきい値と比較するためのシステム パフォーマンス測定値を収集します。値を 0 にすると、IAB は無効になります。
バイパス可能なアプリケーションとフィルタ(Bypassable Applications and Filters)
この機能には、相互に排他的な、次の 2 つのオプションがあります。
アプリケーション/フィルタ(Applications/Filters)
バイパス可能なアプリケーションおよびアプリケーションのセット(フィルタ)を指定できるエディタを提供します。指定の方法は、アクセス コントロール ルールでアプリケーション条件を指定するときとほぼ同じです。詳細については、アプリケーション トラフィックの制御を参照してください。
未確認アプリケーションを含むすべてのアプリケーション(All applications including unidentified application)
インスペクション パフォーマンスしきい値を超過すると、アプリケーションのタイプに関係なく、いずれかのフロー バイパスしきい値を超過するすべてのトラフィックを信頼します。
検査パフォーマンスしきい値(Inspection Performance Thresholds)
インスペクション パフォーマンスしきい値は、侵入インスペクションのパフォーマンスの限界を定めるもので、この限界を超えると、フローしきい値のインスペクションがトリガーされます。IAB では、0 に設定された インスペクション パフォーマンスしきい値は使用しません。
(注) |
インスペクション パフォーマンスしきい値とフロー バイパスしきい値は、デフォルトでは無効化されています。IAB がトラフィックを信頼するには、少なくともいずれか 1 つを有効化し、いずれか 1 つを超過している必要があります。インスペクション パフォーマンスしきい値またはフロー バイパスしきい値を複数有効にした場合、IAB がトラフィックを信頼するには、いずれか 1 つのみを超過する必要があります。 |
ドロップ率(Drop Percentage)
高価な侵入ルール、ファイル ポリシー、圧縮解除などによるパフォーマンスのオーバーロードのためにパケットがドロップされたときの、パケット全体に対する割合としてドロップされた平均パケット数。これは、侵入ルールなどの通常の設定によってドロップされたパケットを参照するものではありません。1 より大きい整数を指定すると、指定されたパーセンテージのパケットがドロップされたときに IAB がアクティブ化することに注意が必要です。1 を指定すると、0 ~ 1 までのパーセンテージによって IAB がアクティブ化します。これにより、少ないパケット数で IAB がアクティブ化します。
プロセッサ使用率(Processor Utilization Percentage)
使用されたプロセッサ リソースの平均比率。
パッケージ遅延(Package Latency)
マイクロ秒単位の平均パケット遅延。
フロー レート(Flow Rate)
1 秒あたりのフロー数で測定される、システムによるフロー処理率。このオプションを使用すると、フロー数ではなくフロー レートを測定するように IAB が設定されることに注意してください。.
フロー バイパスしきい値(Flow Bypass Thresholds)
フロー バイパスしきい値はフローの限界を定めるもので、この限界を超えると、IAB は、バイパス モードではバイパス可能なアプリケーションを信頼し、テスト モードでは、アプリケーション トラフィックを許可してさらなるインスペクションの対象にします。IAB では、0 に設定された フロー バイパスしきい値は使用しません。
(注) |
インスペクション パフォーマンスしきい値とフロー バイパスしきい値は、デフォルトでは無効化されています。IAB がトラフィックを信頼するには、少なくともいずれか 1 つを有効化し、いずれか 1 つを超過している必要があります。インスペクション パフォーマンスしきい値またはフロー バイパスしきい値を複数有効にした場合、IAB がトラフィックを信頼するには、いずれか 1 つのみを超過する必要があります。 |
フローあたりのバイト数(Bytes per Flow)
フローに含めることができる最大キロバイト数。
フローあたりのパケット数(Packets per Flow)
フローに含めることができる最大パケット数。
フロー継続時間(Flow Duration)
フローを開いたままにできる最大秒数。
フロー速度(Flow Velocity)
最大転送速度(KB/秒)。