この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、CLI を ESX 4.0 または ESXi 4.0 VMware サーバにインストールした後で、CLI を使用して Cisco Nexus 1000V ソフトウェアを設定する方法について説明します。
(注) Cisco Nexus 1000V ソフトウェアを ESX 4.0 または ESXi 4.0 VMware サーバにインストールする方法については、『Cisco Nexus 1000V Software Installation Guide, Release 4.2(1)SV1(4b)』を参照してください。
ここでは、このプロセスをガイドします。1 つの手順を終了するたびに、この項に戻って、必要なすべての手順を正しい順序で実施してください。
ステップ 1 「CLI を使用した VSM 仮想マシンの設定」を使用して、VSM 仮想マシンを設定します。
• レイヤ 3 コントロールを設定している場合は、『 Cisco Nexus 1000V System Management Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(4a) 』の「Domain Configuration」を参照してから、次の手順に進みます。
• レイヤ 3 コントロールを設定していない場合は、次の手順に進みます。
ステップ 3 「VSM 接続の確認」に従って VSM 接続を確認します。
ステップ 4 Cisco Nexus 1000V ライセンスを追加します。
(注) ソフトウェアでは、16 CPU ソケットに 60 日間のライセンスが提供されます。このライセンスを使用するのは、VSM に永続的なライセンスがインストールされていない場合のみです。60 日間の評価期間は、ソフトウェアのインストール時から開始されます。
ライセンスを購入した場合は、『 Cisco Nexus 1000V License Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(4a) 』を参照してください。
ステップ 5 「vCenter Server での Cisco Nexus 1000V プラグインの作成」に従って Cisco Nexus 1000V プラグインを作成します。
ステップ 6 「vCenter Server への接続」に従って vCenter Server に接続します。
ステップ 7 「VLAN の作成」に従って必要な VLAN を作成します。
ステップ 8 次の手順に従って、使用するポート プロファイルを作成します。
• 「VSM と VEM 間の通信でのシステム ポート プロファイルの設定」
• 「VM トラフィックのアップリンク ポート プロファイルの設定」
• 「VM トラフィックのデータ ポート プロファイルの設定」
ステップ 9 「ESX 4.0 ホストの DVS への追加」に従ってホストを DVS に追加します。
ステップ 10 このプロセスが完了しました。「ソフトウェアの設定プロセス」に戻ってください。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• この Cisco Nexus 1000V VSM を設定するための次の情報を用意する必要があります。
– 管理 0 の IP アドレスおよびネットワーク マスク。
(注) コントロール、パケット、および管理に同じ VLAN ID を使用できますが、柔軟性を必要とする場合は、別々の VLAN ID を使用することもできます。その場合は、ネットワーク セグメントに十分な帯域幅と遅延があることを確認します。
ステップ 1 VM の電源をオンにして、Install Cisco Nexus 1000V を選択します。
Cisco Nexus 1000V ソフトウェアが起動します。
(注) VM の電源投入には最長で 5 分かかることがあります。
ステップ 2 画面の指示に従って、管理者パスワードの入力と確認を行います。
---- System Admin Account Setup ----
Confirm the password for
Enter the password for "admin":
"admin":
ステップ 3 画面の指示に従って、ドメイン ID を入力します。
Enter the domain id<1-4095>: 152
ステップ 4 画面の指示に従って、HA ロールを入力します。
ロールを指定しない場合は、スタンドアロン ロールがデフォルトで割り当てられます。
Enter HA role[standalone/primary/secondary]:
primary
[#########################################] 100%
• プライマリおよびアクティブ VSM を設定する場合は、ステップ 8へ進みます。
• セカンダリおよびスタンバイ VSM を設定する場合は、次の手順に進みます。
ステップ 6 CD-ROM から起動するように VSM VM を設定済みで、CD-ROM に付属する ISO イメージをからセカンダリ VSM をインストールする場合は、VSM が CD から起動しないように、ここで仮想 CD-ROM を削除します。
VSM VM がハード ドライブより先に CD-ROM から起動するように設定している場合は、このステップが必要です。
ステップ 7 セカンダリおよびスタンバイ VSM を設定しているときに、VSM の再起動が要求された場合は、yes と入力します。
セカンダリ VSM VM が再起動し、スタンバイ モードになります。
セカンダリ VSM のパスワードは、アクティブおよびプライマリ VSM のパスワードと同期化されます。
アクティブおよびプライマリ VSM の設定はここで自動的にスタンバイと同期化されます。
Setting HA role to secondary will cause a system reboot.Are you sure (yes/no) ?: y
[########################################] 100%
HA mode set to secondary.Rebooting now...
セカンダリ VSM を設定する手順が完了しました。「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、設定を続けます。
ステップ 8 基本設定ダイアログボックスの入力を確認するメッセージが表示されたら、yes と答えます。
Would you like to enter the basic configuration dialog (yes/no):
yes
ステップ 9 別のログイン アカウントの作成を確認するメッセージが表示されたら、 no と答えます。
Create another login account (yes/no) [n]: no
ステップ 10 読み取り専用 SNMP コミュニティ ストリングの設定を確認するメッセージが表示されたら、 no と答えます。
Configure read-only SNMP community string (yes/no) [n]: no
ステップ 11 読み取りと書き込み SNMP コミュニティ ストリングの設定を確認するメッセージが表示されたら、 no と答えます。
Configure read-write SNMP community string (yes/no) [n]: no
ステップ 13 アウトオブバンド管理の設定を確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えて mgmt0 IPv4 アドレスとサブネット マスクを入力します。
Continue with Out-of-band (mgmt0) management configuration? [yes/no] [y]: yes
Mgmt0 IPv4 address:
172.28.15.152Mgmt0 IPv4 netmask: 255.255.255.0
ステップ 14 デフォルト ゲートウェイの設定を確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えます。
Configure the default-gateway: (yes/no) [y]: yes
ステップ 15 高度な IP オプションを設定するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されたら、 no と入力します。
Configure Advanced IP options (yes/no)? [n]: no
ステップ 16 Telnet サービスの有効化を確認するメッセージが表示されたら、 yes
と答えます。
Enable the telnet service? (yes/no) [y]: yes
ステップ 17 SSH サービスの有効化を確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えてキー タイプとキー ビット数を入力します。
詳細については、『 Cisco Nexus 1000V Security Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(4b) 』を参照してください。
Enable the ssh service? (yes/no) [y]: yes
Type of ssh key you would like to generate (dsa/rsa) : rsa
Number of key bits <768-2048> : 1024
ステップ 18 HTTP サーバをイネーブルにするかどうかを確認するメッセージが表示されたら、 yes
と答えます。
Enable the http-server? (yes/no) [y]: yes
ステップ 19 NTP サーバの設定を確認するメッセージが表示されたら、 no
と答えます。
Configure NTP server? (yes/no) [n]: no
ステップ 20 SVS ドメイン パラメータを設定するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、 yes
と答えて、モード(L2 または L3)および制御 VLAN とパケット VLAN の ID を入力します。
Configure svs domain parameters? (yes/no) [y]: yes
ステップ 21 Virtual Ethernet Module(VEM)機能レベルを設定するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されたら、 yes と入力して、0 または 1 を入力します 。
システムによって設定全体が要約され、編集するかどうかが尋ねられます。
• 設定を編集しない場合は、 no と答えて次のステップに進む。
• 設定を編集する場合は、 yes と答えてステップ 9 に戻り、各コマンドを再度実行する。
ステップ 23 この設定を使用および保存するかどうかを確認するメッセージが表示されたら、 yes と答えます。
Use this configuration and save it? (yes/no) [y]: yes
新しい設定は不揮発性ストレージに保存され、その後、実行コンフィギュレーションとスタートアップ コンフィギュレーションが同一になります。
(注) EXEC モードで setup コマンドを入力すると、ステップ 8からステップ 23 で実行した設定を更新するセットアップ ルーチンをいつでも使用できます。セットアップが開始されたら、Enter キーを押してコマンドをスキップします。Ctrl キーを押した状態で C キーを押して、残りのコマンドをスキップします。
ステップ 24 これで手順は完了です。
「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻ってください。
ステップ 1 アクティブ VSM への IP 接続を確認します。
VSM への接続がここで確認され、SSH による安全な接続が使用できます。
ステップ 2 これで手順は完了です。
「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻ってください。
次の注意事項と VMware マニュアルに従って、vCenter Server に Cisco Nexus 1000V プラグイン(拡張機能)をインストールして登録します。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• アクティブ VSM の IP アドレスを知っている必要があります。
• VSM ホーム ページから、次のファイルをダウンロードする必要があります。
– cisco_nexus1000v_extension.xml
(注) VSM ホーム ページにアクセスするには、ブラウザでアクティブ VSM の IP アドレスを指定します。
• 古いバージョンまたは破損した cisco_nexus1000v_extension.xml ファイルを使用すると、エラー メッセージが表示されることがある。
(注) 古くなったキャッシュ済みファイルのコピーをダウンロードしないように、最初にブラウザ ウィンドウをリフレッシュしてください。
• vCenter Server に接続する VSM ごとに、プラグインを vCenter Server に追加する必要がある。
デュアル スーパーバイザを使用している場合は、両方のスーパーバイザが同じプラグインを使用します。
(注) 「指定されたパラメータが適切ではありませんでした(The specified parameter was not correct)」というエラーが表示された場合は、すでに登録済みのプラグインを登録しようとしています。『Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide, Release 4.2(1)SV1(4b)』の「Resolving a Plug-In Conflict」の手順を参照してください。
[local host -- VMware Infrastructure Client] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 2 [Plug-Ins] メニューから [Manage Plug-Ins] を選択します。
[Plug-In Manager] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 3 ダイアログボックスのスペースを右クリックし、ポップアップ メニューから [New Plug-In] を選択します。
[Register Plug-In] ダイアログボックスが開きます。
ステップ 4 [Browse] をクリックし、VSM ホームページからダウンロードした cisco_nexus1000v_extension.xml ファイルを選択します。
ステップ 5 [Register Plug-In] をクリックします。
(注) 「指定されたパラメータが適切ではありませんでした(The specified parameter was not correct)」というエラーが表示された場合は、すでに登録済みのプラグインを登録しようとしています。『Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide, Release 4.2(1)SV1(4b)』の「Resolving a Plug-In Conflict」の手順を参照してください。
ステップ 6 [Security Warning] ダイアログボックスで、[Ignore] をクリックし、証明書の使用を継続します。
ステップ 7 [Register Plug-in] ダイアログボックスで、[OK] をクリックします。
ステップ 8 拡張機能が [Plug-in Manager] ウィンドウに表示されていることを確認します。
ステップ 10 これで手順は完了です。
「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、VSM のセットアップを続けます。
次の手順に従って、VSM と vCenter Server 間の接続を設定し、再起動やリブートを行ってもこの設定が維持されるように永続メモリに保存できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• EXEC モードでスタンドアロンまたはアクティブ VSM にログインしている必要があります。
• Cisco Nexus 1000V の拡張ファイルが、プラグインとしてすでに vCenter Server に登録されている。
• 大文字と小文字が区別されたデータセンター名を知っている必要があります。
2. svs connection connection_name
3. vmware dvs datacenter-name dc_name
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Cisco Nexus 1000V と vCenter Server 間の接続を追加するための接続コンフィギュレーション モードを開始します。名前を使用して、複数接続情報をコンフィギュレーションに格納できます。 |
||
この接続が VIM プロトコルを使用するように指定します。このコマンドはローカルに格納されます。 • http:VIM プロトコルが HTTP で実行されるように指定します。デフォルトでは HTTP over SSL(HTTPS)を使用します。 |
||
この接続で使用する ESX サーバまたは vCenter Server の IP アドレスを指定します。このコマンドはローカルに格納されます。 |
||
vmware dvs datacenter-name name n1000v(config-svs-conn#) vmware dvs datacenter-name Hamilton-DC |
Cisco Nexus 1000V が Distributed Virtual Switch(DVS; 分散仮想スイッチ)として作成される vCenter Server のデータセンター名を指定します。接続前または接続後に、このコマンドを使用できます。データセンター名はローカルに格納されます。 |
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(注) 初回の接続では、最大で 10 秒間を要する場合があります。 この接続のユーザ名とパスワードが設定されていない場合は、ユーザ名とパスワード入力プロンプトが表示されます。 一度にアクティブにできる接続は 1 つだけです。定義済みの接続が有効な場合は、 no connect コマンドを使用して定義済みの接続を閉じるまでエラー メッセージが表示され、コマンドが拒否されます。 』を参照してください。 |
||
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確認のため、Cisco Nexus 1000V への現在の接続を表示します。 Cisco Nexus 1000V の Distributed Virtual Switch(DVS; 分散仮想スイッチ)が vCenter Server 上に作成され、vSphere Client で [Inventory] > [Networking] の下に表示されます。 (注) vCenter Server への接続がなんらかの理由でシャットダウンした場合、Cisco Nexus 1000V は接続を自動的に復元しません。この場合、次のコマンド シーケンスを使用して、手動で接続を復元する必要があります。 |
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copy running-config startup-config n1000v(config-svs-conn#) copy running-config startup-config |
vCenter Server への接続が確立され、接続が実行コンフィギュレーションからスタートアップ コンフィギュレーションにコピーされます。この接続はリブート、再起動後もスタートアップ コンフィギュレーションに永続的に保存されます。 |
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「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、VSM のセットアップを続けます。 |
ここで説明する手順を開始する前に、次のことを確認または実行しておく必要があります。
• ポート プロファイルはインターフェイス コンフィギュレーション コマンド セットで、物理(アップリンク)インターフェイスまたは仮想インターフェイスに動的に適用できます。VSM は、vCenter Server への接続時に分散仮想スイッチ(DVS)を作成し、各ポート プロファイルはポート グループとして DVS 上に公開されます。ポート プロファイルに適用できる具体的な属性として、VLAN ID や VMware ポート グループがあります。
• これらのポート プロファイルに適用する VLAN は、「VLAN の作成」を使用してすでに VSM に追加済みです。
• EXEC モードでスタンドアロンまたはアクティブ VSM にログインしている必要があります。
• セカンダリ VSM でポート プロファイルを設定する必要はありません。この設定がプライマリ VSM で完了すると、設定は自動的にセカンダリ VSM と同期化されます。
• 複数のイーサネット ポート プロファイルを同じ VEM 上でアクティブにしているインストール環境では、同じ VLAN を伝送しないことを推奨します。許可されている VLAN のリストは、相互に排他的であることが必要です。重複した VLAN を設定することはできますが、ネットワークでは重複したパケットを仮想マシンで受信する原因となることがあります。
• ポート プロファイルの作成に使用した各コマンドをファイルに保存し、そのファイルを bootflash にコピーして、スクリプトとして実行できます。この目的で、ここでは各手順の後に設定例が用意されています。
スクリプト使用の詳細については、「コマンド スクリプトの使用方法」を参照してください。
• この手順では、ポート プロファイル名を自由に指定できます。
• ポート プロファイルの詳細については、次の各項を参照してください。
• ポート プロファイルのすべての注意事項および制限事項の一覧については、『 Cisco Nexus 1000V Port Profile Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(4a) 』を参照してください。
次の手順に従って、システム VLAN でアップリンク ポート プロファイルを定義し、VSM と VEM 間の通信を確立できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• システム VLAN とシステム ポート プロファイルの詳細については、次を参照してください。
– 『 Cisco Nexus 1000V Port Profile Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(4a) 』
• この場合のシステム ポート プロファイルは、物理ポートに使用するものなので、イーサネット タイプであることが必要です。この手順では、ポート プロファイルをイーサネット タイプとして指定する方法について説明します。
• この手順で定義するシステム VLAN で、VSM と VEM 間の通信リンクを確立する必要があります。
• システム ポート プロファイルのトランク設定で使用する VLAN を、その VLAN に接続した物理スイッチポートのトランク設定でも定義しておく必要があります。
• この例では、単一のシステム VLAN 260 がコントロールおよびパケット トラフィックの両方に使用されます。個別の VLAN を使用できます。
• システム VLAN の前に、ポート モード(アクセスまたはトランク)、許可された VLAN、およびシャット状態が定義される。
• 許可された VLAN のリストは、システム VLAN のリストのスーパーセット(または同じリスト)である必要がある。
• ここで使用したコマンドをファイルに保存し、それを bootflash にコピーして、スクリプトとして実行できます。この目的で、「設定例:クリティカルなポートのシステム プロファイル」に設定例が用意されています。
2. port-profile type ethernet profile_ name
3. description profile_description
5. switchport trunk allowed vlan vlan_IDs
9. vmware port-group [ portgroup_name ]
11. show port-profile [ brief | expand-interface | usage ] [ name profile_name ]
|
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---|---|---|
port-profile type ethernet name |
名前付きポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。ポート プロファイルがない場合は、次の特性を使用して作成されます。 • name :ポート プロファイル名は、最大 80 文字で、Cisco Nexus 1000V 上のポート プロファイルごとに一意である必要があります。 • type :システム ポート プロファイルのポート プロファイル タイプ。ここでは、イーサネットとする必要があります。設定が完了すると、タイプは変更できません。デフォルトは vEthernet タイプです。 ポート プロファイル タイプをイーサネットとして定義すると、ポート プロファイルを物理(イーサネット)ポートに使用できます。vCenter Server では、対応するポート グループを選択し、物理ポート(PNIC)に割り当てることができます。 (注) ポート プロファイルを Ethernet タイプとして設定すると、VMware 仮想ポートの設定には使用できなくなります。 |
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description profile_description n1000v(config-port-prof)# description “System profile for critical ports” |
ポート プロファイルに説明を追加します。この説明は、自動的に vCenter Server にプッシュされます。 profile description:最大 80 の ASCII 文字 (注) 説明にスペースが含まれる場合、引用符で囲む必要があります。 |
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switchport trunk allowed vlan vlan_IDs |
||
n1000v(config-port-prof)# no shutdown |
||
システム VLAN を、このポート プロファイルに追加します。システム VLAN は、VSM が VEM との通信を確立する前に、物理ポートまたは vEthernet ポートの設定と起動に使用します。 (注) 個別のコントロールおよびパケット VLAN を定義した場合、別のシステム VLAN を追加します。 |
||
• ここで MTU サイズを設定しない場合は、デフォルトの 1500 が使用されます。 |
||
vmware port-group [ portgroup_name ] |
ポート プロファイルを同じ名前の VMware ポート グループとして指定します。 ポート プロファイルは、同じ名前の VMware ポート グループにマッピングされます。vCenter Server 接続が確立されると、このポート グループは vCenter Server 上の仮想スイッチに分散されます。 |
|
この新しいシステム ポート プロファイルの設定は、割り当てられたポートに適用されます。VMware ポート グループは vCenter Server 上の vSwitch で作成されます。 分散仮想ポート グループが、vSphere Client の [Inventory] > [Networking] > [DataCenter] タブに表示されます。 |
||
show port-profile name profile-name n1000v(config-port-prof)# show port-profile name system-uplink description: "System profile for critical ports" switchport trunk allowed vlan 260 |
||
copy running-config startup-config n1000v(config-port-prof)# copy running-config startup-config |
リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
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「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、VSM のセットアップを続けます。 |
次の手順に従って、物理インターフェイスが VM トラフィックの伝送に使用するアップリンク ポート プロファイルを定義します。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• ここで使用したコマンドは、ファイルに保存してそれをブートフラッシュにコピーし、スクリプトとして実行することができる。この目的で、「設定例:VM トラフィックのアップリンク プロファイル」に設定例が用意されています。
• システムアップリンク ポート プロファイルを使用してデータ トラフィックを伝送する場合は、そのデータ VLAN ID をシステムアップリンク ポート プロファイルに追加し、それに対応する変更をアップストリーム スイッチ上で実施します。
2. port-profile [ type { ethernet | vethernet }] name
3. description profile_description
5. switchport access vlan vlan_ID
6. vmware port-group [ portgroup_name ]
9. show port-profile [ brief | expand-interface | usage ] [ name profile-name ]
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---|---|---|
port-profile type ethernet name |
指定したポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。 • type :ポート プロファイルを Ethernet タイプまたは vEthernet タイプとして定義します。この設定を後で変更することはできません。デフォルトは vEthernet タイプです。 ポート プロファイルを vEthernet タイプとして定義すると、ポートがアップリンク ポートとして使用できます。vCenter Server では、対応するポート グループを選択し、物理ポート(PNIC)に割り当てることができます。 (注) ポート プロファイルを Ethernet タイプとして設定すると、VMware 仮想ポートの設定には使用できなくなります。• name :ポート プロファイル名の長さは最大 80 文字です。Cisco Nexus 1000V 上の各ポート プロファイルの名前は一意でなければなりません。 |
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description profile_description n1000v(config-port-prof)# description “Uplink profile for VM Traffic” |
ポート プロファイルに説明を追加します。この説明は、自動的に vCenter Server にプッシュされます。 profile description:最大 80 の ASCII 文字 (注) 説明にスペースが含まれる場合、引用符で囲む必要があります。 |
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vmware port-group [ portgroup_name ] |
ポート プロファイルを同じ名前の VMware ポート グループとして指定します。 ポート プロファイルは VMware ポート グループにマッピングされます。vCenter Server 接続が確立されると、このポート グループは vCenter Server 上の仮想スイッチに分散されます。 |
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n1000v(config-port-prof)# no shutdown |
||
VM トラフィックの新しいアップリンク ポート プロファイルをイネーブルにします。 この新しいアップリンク ポート プロファイルの設定は、割り当てられたポートに適用されます。VMware ポート グループは vCenter Server 上の vSwitch で作成されます。 分散仮想ポート グループが、vSphere Client の [Inventory] > [Networking] > [DataCenter] タブに表示されます。 |
||
show port-profile name profile-name n1000v(config-port-prof)# show port-profile name vm-uplink |
||
copy running-config startup-config n1000v(config-port-prof)# copy running-config startup-config |
リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
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「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、VSM のセットアップを続けます。 |
次の手順に従って、データ ポート プロファイルを定義します。データ ポート プロファイルは、VM にネットワーク アダプタとして提供され、ゲスト VM とのトラフィック伝送を行います。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• ここで使用したコマンドをファイルに保存し、それを bootflash にコピーして、スクリプトとして実行できます。この目的で、「設定例:VM トラフィックのデータ プロファイル」に設定例が用意されています。スクリプト使用の詳細については、『 Cisco Nexus 1000V スタートアップ ガイド リリース 4.2(1) SV1(4b) 』を参照してください。
2. port-profile [ type { ethernet | vethernet }] name
3. description profile_description
5. switchport access vlan vlan_ID
6. vmware port-group [ portgroup_name ]
9. show port-profile [ brief | expand-interface | usage ] [ name profile-name ]
|
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---|---|---|
port-profile [ type { ethernet | vethernet }] name |
名前付きポート プロファイルのポート プロファイル コンフィギュレーション モードを開始します。ポート プロファイルがない場合は、次の特性を使用して作成されます。 • name :ポート プロファイル名は、最大 80 文字で、Cisco Nexus 1000V 上のポート プロファイルごとに一意である必要があります。 • type :(任意)ポート プロファイル タイプはイーサネットまたは vEthernet です。設定が完了すると、タイプは変更できません。デフォルトは vEthernet タイプです。 ポート プロファイル タイプをイーサネットとして定義すると、ポート プロファイルを物理(イーサネット)ポートに使用できます。vCenter Server では、対応するポート グループを選択し、物理ポート(PNIC)に割り当てることができます。 (注) ポート プロファイルを Ethernet タイプとして設定すると、VMware 仮想ポートの設定には使用できなくなります。 |
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description profile_description n1000v(config-port-prof)# description “Data profile for VM Traffic” |
ポート プロファイルに ASCII 文字で 80 文字までの説明を追加します。この説明は、自動的に vCenter Server にプッシュされます。 |
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n1000v(config-port-prof)# no shutdown |
||
vmware port-group [ portgroup_name ] |
ポート プロファイルを VMware ポート グループとして指定します。 ポート プロファイルは VMware ポート グループにマッピングされます。vCenter Server 接続が確立されると、このポート グループは vCenter Server 上の仮想スイッチに分散されます。 |
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VM トラフィックの新しいデータ ポート プロファイルをイネーブルにします。 この新しいデータ ポート プロファイルの設定は、割り当てられたポートに適用されます。VMware ポート グループは vCenter Server 上の vSwitch で作成されます。 分散仮想ポート グループが、vSphere Client の [Inventory] > [Networking] > [DataCenter] タブに表示されます。 |
||
show port-profile name profile-name n1000v(config-port-prof)# show port-profile name data260 |
||
copy running-config startup-config n1000v(config-port-prof)# copy running-config startup-config |
リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
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「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、VSM のセットアップを続けます。 |
次の手順と VMware マニュアルに従って、ホストを DVS に追加します。
(注) VMware Update Manager(VUM)を使用している場合、この手順では、ホストがスイッチに追加されると、Cisco Nexus 1000V ソフトウェアが自動的に VEM にインストールされます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• アップストリーム スイッチの対応するインターフェイスを、システム アップリンク ポート プロファイルで設定している同じ VLAN を許可するように設定しておく必要があります。
• この手順の例では、トラフィック フローが次のように設定される。
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(注) システムアップリンク プロファイルを使用してデータ トラフィックを伝送する場合に、システムアップリンク プロファイルがすでに定義されているときは、vm-uplink プロファイルを別の vmnic に割り当てる必要はありません。
• VUM を使用しない場合は、『 Cisco Nexus 1000V VEM Software Installation and Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV1(4b) 』 の指示に従ってホストに VEM ソフトウェアがすでにインストールされている。
• VUM を使用している場合、この手順では、VUM がトリガーされ、Cisco Nexus 1000V VEM パッケージがインストールされます。
• VUM を使用している場合は、すでに VUM がロードされており、VMware の指示に従って vCenter Server 上にパッチ用データベースが作成されている。
• VMware Enterprise Plus ライセンスは、ホストを DVS に追加する前に、ホストにインストールされている必要があります。そうでない場合は、ホストが [Add Host to Distributed Virtual Switch] ダイアログボックスに表示されず、ホストを追加することができません。
• VSM がすでに vCenter Server に接続されている。
• 複数のアップリンクを DVS に追加し、それらとのポート チャネルを形成する手順については、『 Cisco Nexus 1000V Interface Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(4a) 』を参照してください。
• DRS をイネーブルにして VMware クラスタに Cisco Nexus 1000 をインストールする場合は、すべての ESX ホストを Cisco Nexus 1000 DVS に移行する必要があります。移行していないホストがある場合は、vSwitch に VLAN、物理アダプタ、またはその両方がないホストに VM がインストールされるか、そこに VM が移動する可能性があります。
ステップ 1 vSphere Client で、[Inventory] > [Networking] をクリックします。
• DVS とポート プロファイルが存在する場合は、次のステップに進む。
• そうでない場合は、『 Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide, Release 4.2(1)SV1(4b) 』を参照する。
ステップ 3 スイッチ名を右クリックし、[Add Host] を選択します。
(注) [Add Host to Distributed Virtual Switch] ダイアログボックスが空の場合は、ホストが VMware ESX 4.0 サーバ用の Enterprise Plus ライセンスを持っていることを確認します。
(注) VUM を使用している場合、VUM によって、Cisco Nexus 1000V ソフトウェアがここで DVS にロードされます。
• システムアップリンク プロファイルを使用してデータ トラフィックを伝送する場合に、システムアップリンク プロファイルがすでに定義されているときは、vm-uplink プロファイルを別の vmnic に割り当てる必要はありません。
• そうでない場合は、VMware vSwitch に接続されていない次の vmnic(たとえば、vmnic1)のチェックボックスをクリックし、下向き矢印をクリックし、アップリンク ポート グループ [system-uplink]を選択します。
ステップ 5 VMware vSwitch に接続されていない次の vmnic(たとえば、vmnic2)を選択します。
vmnic はアップリンク ポート グループ [vm-uplink]にリンクされている必要があります。
(注) 複数のアップリンクを DVS に追加し、それらとのポート チャネルを形成する手順については、『Cisco Nexus 1000V Port Profile Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(4a)』を参照してください。
ステップ 7 ポート グループの割り当てを確認し、[Finish] をクリックします。
• ホストが DVS に正常に追加された場合は、次の手順に進む。
• 操作に失敗した場合は、『 Cisco Nexus 1000V Troubleshooting Guide, Release 4.2(1)SV1(4b) 』を参照する。
ステップ 9 これで手順は完了です。
「CLI ソフトウェアの設定プロセス」に戻り、VSM の設定を続けます。