Quality of Service(QoS)コマンド
この章では、Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチで使用できる Cisco NX-OS Quality of Service(QoS)コマンドについて説明します。
bandwidth(QoS)
キューにインターフェイス帯域幅の最小割合を割り当て、入力キューと出力キューの両方に帯域幅を設定するには、 bandwidth コマンドを使用します。帯域幅設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
bandwidth percent percent
no bandwidth percent percent
構文の説明
percent |
基盤となるリンクの残存帯域幅の割り当て率を指定します。 |
percent |
有効な値は 1 ~ 100 です。 |
コマンド デフォルト
デフォルトの帯域幅率は kbps です。
コマンド モード
キューイング タイプのポリシー クラス マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、特定のキューに対して残存帯域幅を割り当てる例を示します。
switch(config)# policy-map type queuing my_policy1
switch(config-pmap-que)# class type queuing 1p7q4t-out-pq1
switch(config-pmap-c-que)# bandwidth remaining percent 25
switch(config-pmap-c-que)#
次に、特定のキューに割り当てた残存帯域幅を取り消す例を示します。
switch(config)# policy-map type queuing my_policy1
switch(config-pmap-que)# class type queuing 1p7q4t-out-pq1
switch(config-pmap-c-que)# no bandwidth remaining percent 25
switch(config-pmap-c-que)#
関連コマンド
|
|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
class(QoS タイプのポリシー マップ)
ポリシー マップで既存の QoS クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class [ type qos ] { class-map-name | class-default }
no class { class-map-name | class-default }
構文の説明
type qos |
(任意)コンポーネント タイプ(このクラスでは QoS)を指定します。デフォルトのタイプは QoS です。 |
class-default |
ポリシー マップ内の他のクラスに分類されないすべてのトラフィックに一致する、予約済みのクラス名を指定します。 |
class-map-name |
クラス マップを参照します。クラス マップ名には最大 40 文字を使用できます。 |
コマンド モード
QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
トラフィック タイプと最初に一致したクラスに基づいて、ポリシーのアクションが実行されます。
例
次に、ポリシー マップで最後の QoS クラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
switch(config-pmap-qos)# class traffic_class2
switch(config-pmap-c-qos)#
次に、ポリシー マップで class-default クラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
switch(config-pmap-qos)# class class-default
switch(config-pmap-c-qos)#
次に、ポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
switch(config-pmap-qos)# no class traffic_class1
関連コマンド
|
|
show class-map type qos |
QoS タイプのクラス マップを表示します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
class type network-qos
ポリシー マップで既存のネットワーク QoS クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class type network-qos コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class type network-qos class-map-name
no class type network-qos class-map-name
構文の説明
class-map-name |
ネットワーク QoS クラス マップを参照します。 |
コマンド モード
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
トラフィック タイプと最初に一致したクラスに基づいて、ポリシーのアクションが実行されます。
例
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップでクラス マップを参照する例を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos nqos_policy
switch(config-pmap-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-pmap-nq-c)#
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos nqos_policy
switch(config-pmap-pmap-nq)# no class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-pmap-nq)#
関連コマンド
|
|
show class-map type network-qos |
ネットワーク QoS タイプのクラス マップを表示します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
class type queuing
ポリシー マップで既存のキューイング クラス マップを参照し、クラス モードを開始するには、 class type queuing コマンドを使用します。ポリシー マップからクラスを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class type queuing class-map-name
no class type queuing class-map-name
構文の説明
class-map-name |
システム定義のキューイング クラス マップを参照します。 |
コマンド モード
キューイング タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
トラフィック タイプと最初に一致したクラスに基づいて、ポリシーのアクションが実行されます。
例
次に、キューイング タイプのポリシー マップでクラス マップを参照する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
switch(config-pmap-que)# class type queuing 1p7q4t-out-q3
switch(config-pmap-c-que)#
次に、キューイング タイプのポリシー マップのクラス マップ参照を削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
switch(config-pmap-que)# no class type queuing 1p7q4t-out-q3
関連コマンド
|
|
show class-map type queuing |
キューイング タイプのクラス マップを表示します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
class-map
クラス マップを作成または修正して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map {[ type qos ] | type queuing } class-map-name
no class-map {[ type qos ] | type queuing } class-map-name
構文の説明
type qos |
(任意)QoS タイプのクラス マップのコンポーネントを指定します。デフォルトでは、クラス マップ タイプは QoS です。 |
queuing |
キューイング タイプのクラス マップのコンポーネントを指定します。 |
class-map-name |
QoS クラス マップに割り当てられた名前、またはシステム定義のキューイング クラス マップ名。class-default という名前は予約されています。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
4.1(3)N1(1) |
type { qos | network-qos | queuing } キーワードが追加されました。 |
使用上のガイドライン
QoS ポリシーで使用される各トラフィックのクラスにクラス マップを定義できます。
match コマンドでこのクラス マップに設定された基準のいずれかにパケットが一致した場合、このクラス マップがパケットに適用されます。キューイング タイプのクラス マップは、このオプションだけをサポートしています。
キューイング タイプのクラス マップを修正すると、すべての Virtual Device Context(VDC; 仮想デバイス コンテキスト)に関して、指定したポート タイプの全ポートの設定が変更されます。
システムで定義されたキューイング クラス マップ名は削除できません。
例
次に、クラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_class1
次に、クラス マップを削除する例を示します。
switch(
config)#
no class-map my_class1
次に、キューイング クラス マップを修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map type queuing match-any 2q4t-in-q1
次に、QoS クラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_class1
次に、QoS クラス マップを削除する例を示します。
switch(
config-cmap-qos)#
no class-map my_class1
関連コマンド
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|
policy-map |
ポリシー マップを作成、または変更します。 |
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
class-map type network-qos
トラフィックのネットワーク QoS クラスを定義するクラス マップを作成または修正して、クラス マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 class-map type network-qos コマンドを使用します。クラス マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
class-map type network-qos class_map_name
no class-map type network-qos class_map_name
構文の説明
class-map-name |
クラス マップに割り当てられた名前。class-default という名前は予約されています。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
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4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ネットワーク QoS タイプのクラス マップは、 match cos コマンドだけをサポートしています。
例
次に、ネットワーク QoS クラス マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
class-map type network-qos my_class1
次に、ネットワーク QoS クラス マップを削除する例を示します。
switch(
config-cmap-nq)#
no class-map my_class1
関連コマンド
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match cos |
Class of Service(CoS; サービス クラス)値と一致するトラフィック クラスを定義します。 |
show class-map type queuing |
クラス マップを表示します。 |
description
クラス マップ、ポリシー マップ、またはテーブル マップに説明を追加するには、 description コマンドを使用します。説明を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
description text
no description text
構文の説明
text |
クラス マップ、ポリシー マップ、またはテーブル マップの説明。最大 200 文字の英数字を入力できます。 |
コマンド モード
ネットワーク QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
キューイング タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
キューイング タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
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4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、QoS クラス マップに説明を追加する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_class1
switch(config-cmap-qos)# description This class map filters packets that matches an ACL
関連コマンド
|
|
class-map |
クラス マップを作成、または変更します。 |
policy-map |
ポリシー マップを作成、または変更します。 |
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
flowcontrol
選択したインターフェイスの IEEE 802.3x リンクレベル フロー制御をイネーブルにするには、 flowcontrol コマンドを使用します。
flowcontrol [ receive { on | off }] [ transmit { on | off }]
構文の説明
receive |
(任意)フロー制御を受信方向で設定します。 |
off |
インターフェイスでフロー制御トラフィックをディセーブルにします。 |
on |
インターフェイスでフロー制御トラフィックをイネーブルにします。 |
transmit |
(任意)フロー制御を送信方向で設定します。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、インターフェイス上で受信されたトラフィックのフロー制御をイネーブルにする例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
interface ethernet 1/2
switch(config-if)#
flowcontrol receive on
関連コマンド
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|
priority-flow-control |
選択したインターフェイスの PFC モードを設定します。 |
show interface flowcontrol |
すべてのインターフェイスでフロー制御設定の詳細なリストを表示します。 |
match access-group
特定の Access Control List(ACL; アクセス コントロール リスト)グループをクラス マップの一致基準として識別するには、 match access-group コマンドを使用します。ACL 一致基準をクラス マップから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match access-group name acl-name
no match access-group name acl-name
構文の説明
name acl-name |
特性を一致基準として使用する ACL 名を指定します。 |
コマンド モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
(注) permit および deny ACL キーワードは、パケットの一致に影響を与えません。
例
次に、my_acl という ACL の特性を一致基準として使用し、QoS クラス マップを作成する例を示します。
switch(
config)#
class-map class_acl
switch(config-cmap-qos)# match access-group name my_acl
関連コマンド
|
|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
match cos
QoS タイプのクラス マップで、Class of Service(CoS; サービス クラス)値を使用してトラフィックのクラスを定義するには、 match cos コマンドを使用します。一致基準として指定した CoS 値を取り消すには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] cos cos-list
no match [ not ] cos cos-list
構文の説明
not |
(任意)指定した一致結果を除外します。 |
cos-list |
一致基準として指定する CoS 値または CoS 値のリスト。有効値は、0 ~ 7 です。 |
コマンド モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
値のリストは、次のいずれかの方法で指定します。
• 値の範囲をダッシュで区切って指定する
• 連続していない複数の値を、カンマで区切って指定する
(注) このコマンドのオプションの not キーワードをサポートしているのは、QoS タイプのクラス マップだけです。キューイング タイプのクラス マップでは not キーワードがサポートされません。
例
次に、QoS タイプ クラス マップの一致基準として CoS 値を設定する例を示します。
switch(
config)#
class-map class_acl
switch(config-cmap-qos)# match cos 5-7
関連コマンド
|
|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
match dscp
特定の Differentiated Services Code Point(DSCP; DiffServ コード ポイント)値を一致基準として識別するには、 match dscp コマンドを使用します。一致条件として指定した DSCP 値を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] dscp dscp-list
no match [ not ] dscp dscp-list
構文の説明
not |
(任意)指定した一致結果を除外します。 |
dscp-list |
一致基準として指定する DSCP 値または DSCP 値のリスト。有効な DSCP 値のリストについては、 表 5-1 を参照してください。 |
コマンド モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
標準の DSCP 値については、 表 5-1 を参照してください。
値のリストは、次のいずれかの方法で指定します。
表 5-1 標準の DSCP 値
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|
af11 |
AF11 dscp(001010):10 進数の 10 |
af12 |
AF12 dscp(001100):10 進数の 12 |
af13 |
AF13 dscp(001110):10 進数の 14 |
af21 |
AF21 dscp(010010):10 進数の 18 |
af22 |
AF22 dscp(010100):10 進数の 20 |
af23 |
AF23 dscp(010110):10 進数の 22 |
af31 |
AF31 dscp(011010):10 進数の 26 |
af32 |
AF40 dscp(011100):10 進数の 28 |
af33 |
AF33 dscp(011110):10 進数の 30 |
af41 |
AF41 dscp(100010):10 進数の 34 |
af42 |
AF42 dscp(100100):10 進数の 36 |
af43 |
AF43 dscp(100110):10 進数の 38 |
cs1 |
CS1(優先順位 1)dscp(001000):10 進数の 8 |
cs2 |
CS2(優先順位 2)dscp(010000):10 進数の 16 |
cs3 |
CS3(優先順位 3)dscp(011000):10 進数の 24 |
cs4 |
CS4(優先順位 4)dscp(100000):10 進数の 32 |
cs5 |
CS5(優先順位 5)dscp(101000):10 進数の 40 |
cs6 |
CS6(優先順位 6)dscp(110000):10 進数の 48 |
cs7 |
CS7(優先順位 7)dscp(111000):10 進数の 56 |
default |
デフォルト dscp(000000):10 進数の 0 |
ef |
EF dscp(101110):10 進数の 46 |
• 値の範囲をダッシュで区切って指定する
• 連続していない複数の値を、カンマで区切って指定する
例
次に、DSCP 値 af21 を一致基準として設定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
switch(config-cmap-qos)# match dscp af21
関連コマンド
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|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
match ip rtp
クラス マップで、Real-Time Protocol(RTP)ポートを一致基準として使用するよう設定するには、 match ip rtp コマンドを使用します。一致条件として指定した RTP ポートを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] ip rtp port-list
no match [ not ] ip rtp port-list
構文の説明
not |
(任意)指定した一致結果を除外します。 |
port-list |
一致条件として指定される、RTP を使用する UDP ポートまたは UDP ポートのリスト。有効値の範囲は 2000 ~ 65535 秒です。 |
コマンド モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
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4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
値のリストは、次のいずれかの方法で指定します。
• 値の範囲をダッシュで区切って指定する
• 連続していない複数の値を、カンマで区切って指定する
例
次に、一致基準として RTP を使用するポートを指定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
switch(config-cmap-qos)# match ip rtp 2300
関連コマンド
|
|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
match precedence
クラス マップで、IP ヘッダーの Type of Service(ToS; タイプ オブ サービス)バイト フィールドに含まれる precedence 値を一致基準として使用するよう設定するには、 match precedence コマンドを使用します。一致条件として指定した precedence 値を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] precedence precedence-list
no match [ not ] precedence precedence-list
構文の説明
not |
(任意)指定した一致結果を除外します。 |
precedence-list |
バイト単位で指定される、IP precedence 値または IP precedence 値のリスト。有効な値については、 表 5-2 を参照してください。 |
コマンド モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
precedence 値のリストについては、 表 5-2 を参照してください。
表 5-2 優先順位値
|
|
<0-7> |
IP precedence 値 |
critical |
クリティカル precedence(5) |
flash |
フラッシュ precedence(3) |
flash-override |
フラッシュ上書き precedence(4) |
immediate |
即時 precedence(2) |
internet |
インターネットワーク コントロール precedence(6) |
network |
ネットワーク コントロール precedence(7) |
priority |
優先 precedence(1) |
routine |
ルーチン precedence(0) |
値のリストは、次のいずれかの方法で指定します。
• 値の範囲をダッシュで区切って指定する
• 連続していない複数の値を、カンマで区切って指定する
例
次に、一致基準として IP precedence 値を指定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
switch(config-cmap-qos)# match precedence 7
関連コマンド
|
|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
match protocol
クラス マップで、特定のプロトコルを一致基準として使用するよう設定するには、 match protocol コマンドを使用します。一致条件として指定したプロトコルを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] protocol protocol-name
no match [ not ] protocol protocol-name
構文の説明
not |
(任意)指定した一致結果を除外します。 |
protocol-name |
指定されるプロトコル名。有効な値については、 表 5-3 を参照してください。 |
コマンド モード
QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
表 5-3 に、有効なプロトコル名のリストを示します。
表 5-3 プロトコル名
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|
arp |
Address Resolution Protocol(ARP; アドレス解決プロトコル) |
clns_es |
CLNS エンド システム |
clns_is |
CLNS 中継システム |
dhcp |
Dynamic Host Configuration(DHCP) |
ldp |
Label Distribution Protocol(LDP; ラベル配布プロトコル) |
netbios |
NetBIOS Extended User Interface(NetBEUI) |
複数のプロトコルを指定するには、該当するプロトコル値ごとにこのコマンドを入力する必要があります。
例
次に、一致基準として特定のプロトコルを指定する例を示します。
switch(
config)#
class-map my_test
switch(config-cmap-qos)# match protocol ldp
関連コマンド
|
|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
match qos-group
クラス マップで、特定の QoS グループ値を一致基準として使用するよう設定するには、 match qos-group コマンドを使用します。一致条件として指定したプロトコルを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
match [ not ] qos-group qos-group-list
no match [ not ] qos-group qos-group-list
構文の説明
not |
(任意)指定した一致結果を除外します。 |
qos-group-list |
一致基準として使用する QoS グループ値または QoS グループ値のリストを、バイト数で指定します。有効値は、2 ~ 5 です。 |
コマンド モード
ネットワーク QoS タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
キューイング タイプのクラス マップ コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
QoS グループは内部ラベルであり、パケット ペイロードまたは任意のパケット ヘッダーの一部ではありません。QoS グループ値に数学的な意味はありません。たとえば、QoS グループ値の 2 は 1 より大きいことを意味せず、各 QoS 値は QoS グループを内部的に区別するためだけに使用されます。このように、QoS 値はローカルでの処理についてだけ使用されます。
QoS グループの値は入力ポリシー内で設定されるまで未定義になっているため、QoS グループについての照合は、出力ポリシー内でだけ行います。
値のリストは、次のいずれかの方法で指定します。
• 値の範囲をダッシュで区切って指定する
• 連続していない複数の値を、カンマで区切って指定する
例
次に、一致基準として特定の QoS グループ値を指定する例を示します。
switch(config)# class-map type queuing my_test
switch(config-cmap-qos)# match qos-group 6
関連コマンド
|
|
class-map type network-qos |
ネットワーク QoS クラス マップを作成または修正します。 |
class-map type queuing |
キューイング クラス マップを作成または変更します。 |
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
mtu
ポートで大きいフレームを転送するようにスイッチのインターフェイスを設定するには、 mtu コマンドを使用します。設定した Maximum Transmission Unit(MTU; 最大伝送ユニット)を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
mtu mtu-value
no mtu mtu-value
構文の説明
mtu-value |
Class of Service(CoS; サービス クラス)の MTU 値。有効値は、1500 ~ 9216 です。 |
コマンド デフォルト
デフォルトの MTU 値は 1500 です。FCoE cos 3 の場合、デフォルトは 2158 です。
コマンド モード
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1)N1(1) |
MTU の範囲が 1500 ~ 9216 に変更されました。 Cisco NX-OS Release 4.1(3)N2(1) 以前のバージョンを実行する Cisco Nexus 5000 シリーズ では、MTU の範囲は 1538 ~ 9216 です。 |
使用上のガイドライン
MTU はシステムの各仮想リンクに設定できます。
例
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのクラスに MTU 値を設定する例を示します。
switch(config)# class-map type network-qos my_class1
switch(config-cmap-nq)# match qos-group 1
switch(config-cmap-nq)# exit
switch(config)# policy-map type network-qos my_policy1
switch(config-pmap-nq)# class type network-qos my_class1
switch(config-pmap-nq-c)# mtu 5000
switch(config-pmap-nq-c)#
関連コマンド
|
|
show class-map |
クラス マップを表示します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
multicast-optimize
クラスを最適化して複数のパケットを送信するには、 multicast-optimize コマンドを使用します。
multicast-optimize
no multicast-optimize
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
クラスのマルチキャスト トラフィックは、使用可能なすべてのマルチキャスト キューによってサポートされます。
ポリシー マップのクラスのうち、1 つだけをマルチキャストの最適化用に設定できます。
例
次に、トラフィック クラスで最適化されたマルチキャストをイネーブルにする例を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos my_queue
switch(config-pmap-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-pmap-nq-c)# multicast-optimize
switch(config-pmap-nq-c)#
次に、マルチキャスト最適化をトラフィック クラスから削除する例を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos my_queue
switch(config-pmap-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-pmap-nq-c)# no multicast-optimize
switch(config-pmap-nq-c)#
関連コマンド
|
|
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
pause no-drop
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップで参照されるクラスで、Class Based Flow Control(CBFC)ポーズ特性をイネーブルにするには、 pause コマンドを使用します。クラスの CBFC ポーズ特性をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
pause no-drop [ pfc-cos pfc-cos-list ]
no pause no-drop [ pfc-cos pfc-cos-list ]
構文の説明
pfc-cos |
(任意)Priority Flow Control(PFC; プライオリティ フロー制御)をアサートする CoS 値。 |
pfc-cos-list |
PFC CoS リスト。有効な範囲は 0 ~ 7 です。 カンマ(,)を使用して複数の値を区別するか、ハイフン(-)を使用して値の範囲を指定します。たとえば、0, 2, 3, または 2-5 のように指定します。 |
コマンド デフォルト
デフォルトでは、pause no-drop は on です。
コマンド モード
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
イーサネット インターフェイスは、Priority Flow Control(PFC; プライオリティ フロー制御)を使用して、ロスレス サービスを no-drop システム クラスに提供します。PFC はクラス単位でポーズ フレームを実装し、IEEE 802.1p CoS 値を使用してロスレス サービスを必要とするクラスを特定します。
CoS 値(match cos)以外の条件と一致するトラフィック クラスの PFC CoS だけを設定できます。
例
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップで参照されるクラスで pause no-drop をイネーブルにする例を示します。
switch(config)# class-map type network-qos my_class1
switch(config-cmap-nq)# match qos-group 2
switch(config-cmap-nq)# exit
switch(config)# policy-map type network-qos my_policy1
switch(config-pmap-nq)# class type network-qos my_class1
switch(config-pmap-nq-c)# pause no-drop
switch(config-pmap-nq-c)#
関連コマンド
|
|
show class-map type network-qos |
ネットワーク QoS タイプのクラス マップを表示します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
policy-map type network-qos
ポリシー マップを作成または修正し、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 policy-map type network-qos コマンドを使用します。ポリシー マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
policy-map type network-qos policy-map-name
no policy-map type network-qos policy-map-name
構文の説明
policy-map-name |
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップに割り当てられる名前。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポリシー マップをインターフェイスに割り当てるには、 service-policy コマンドを使用します。
例
次に、QoS ネットワーク タイプのポリシー マップを作成または修正する例を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos my_policy1
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップを削除する例を示します。
switch(config-pmap-nq)# no policy-map type network-qos my_policy1
関連コマンド
|
|
class type network-qos |
ポリシー マップのネットワーク QoS タイプのクラス マップを参照します。 |
description |
クラス マップまたはポリシー マップに説明を追加します。 |
service-policy |
ポリシー マップをインターフェイスに関連付けます。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
policy-map(QoS タイプ)
ポリシー マップを作成または修正し、QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 policy-map コマンドを使用します。QoS ポリシー マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
policy-map [ type qos ] [ match-first ] qos-policy-map-name
no policy-map [ type qos ] [ match-first ] qos-policy-map-name
構文の説明
type qos |
(任意)QoS タイプのポリシー マップを指定します。 |
match-first |
(任意)パケット特性と一致する最初のクラスに関連付けられたポリシーが実行されるように指定します。これは、このオプションが指定されていない場合のデフォルトのアクションです。 (注) デフォルトのアクションのため、この変数を入力する必要はありません。これは、他のシステムとの互換性のための変数です。 |
qos-policy-map-name |
QoS タイプのポリシー マップに割り当てられる名前。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
デフォルト
タイプを指定せずに policy-map コマンドを実行すると、QoS タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードが開始されます。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポリシー マップをインターフェイスに割り当てるには、 service-policy コマンドを使用します。
例
次に、QoS タイプのポリシー マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
次に、QoS タイプのポリシー マップを削除する例を示します。
switch(
config-pmap-qos)#
no policy-map my_policy1
関連コマンド
|
|
service-policy |
ポリシー マップをインターフェイスに関連付けます。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
policy-map type queuing
ポリシー マップを作成または修正し、キューイング タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション モードを開始するには、 policy-map type queuing コマンドを使用します。ポリシー マップを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
policy-map type queuing [ match-first ] queuing-policy-map-name
no policy-map type queuing [ match-first ] queuing-policy-map-name
構文の説明
match-first |
(任意)パケット特性と一致する最初のクラスに関連付けられたポリシーが実行されるように指定します。これは、このオプションが指定されていない場合のデフォルトのアクションです。 (注) デフォルトのアクションのため、この変数を入力する必要はありません。これは、他のシステムとの互換性のための変数です。 |
queuing-policy-map-name |
キューイング タイプのポリシー マップに割り当てられる名前。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポリシー マップをインターフェイスに割り当てるには、 service-policy コマンドを使用します。
例
次に、キューイング タイプのポリシー マップを作成または修正する例を示します。
switch(
config)#
policy-map type queuing my_policy1
次に、キューイング タイプのポリシー マップを削除する例を示します。
switch(
config-pmap-que)#
no policy-map type queuing my_policy1
関連コマンド
|
|
service-policy |
ポリシー マップをインターフェイスに関連付けます。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
priority
ポリシー マップのトラフィック クラスにプライオリティ キューを割り当てるには、 priority コマンドを使用します。マッピングを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
priority
no priority
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
キューイング タイプのポリシー クラス マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポリシー マップのトラフィック クラスに完全優先キューを設定する場合、プライオリティ クラスは、他のクラス キューより優先されます。このキューは、キュー ゼロ(データ トラフィックではなく制御トラフィックを伝送)以外の他のすべてのキューより先に処理されます。
例
次に、トラフィック クラスを完全優先キューにマッピングする例を示します。
switch(config)# policy-map type queuing my_policy1
switch(config-pmap-que)# class type queuing 8q2t-in-q4
switch(config-pmap-c-que)# priority
関連コマンド
|
|
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
priority-flow-control
選択されたインターフェイスの Priority-Flow-Control(PFC; プライオリティフロー制御)モードを設定するには、 priority-flow-control コマンドを使用します。
priority-flow-control mode {auto | on}
no priority-flow-control mode {auto | on}
構文の説明
auto |
PFC 機能をネゴシエーションします。 |
on |
PFC を強制的にイネーブルにします。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、インターフェイス上で PFC を強制的にイネーブルにする例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
interface ethernet 1/2
switch(config-if)#
priority-flow-control mode on
関連コマンド
|
|
flowcontrol |
選択したインターフェイスにリンクレベル フロー制御を設定します。 |
show interface flowcontrol |
すべてのインターフェイスでフロー制御設定の詳細なリストを表示します。 |
show interface priority-flow-control |
指定されたインターフェイスのプライオリティ フロー制御詳細を表示します。 |
queue-limit
入力キューおよび出力キューの両方にキュー制限を設定してテール廃棄を設定するには、 queue-limit コマンドを使用します。キュー制限を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
queue-limit queue-size bytes
no queue-limit queue-size bytes
構文の説明
queue-size |
キューサイズのしきい値(バイト単位)です。有効な範囲は 20480 ~ 204800 です。 |
コマンド モード
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用すると、ポリシー マップで設定されるクラス ポリシーに対してキューが保持できるパケットの最大数を指定または修正できます。設定したキュー サイズしきい値を超えるパケットは廃棄されます。
このコマンドは、「pause」コマンドを実行しないネットワーク QoS クラス マップだけで使用できます。
例
次に、キュー制限をネットワーク QoS クラス ポリシー マップに割り当てる例を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos my_queue
switch(config-pmap-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-pmap-nq-c)# queue-limit 10 mbytes
switch(config-pmap-nq-c)#
次に、ポリシー マップ キューイング クラスからキュー制限を削除する例を示します。
switch(config)# policy-map type network-qos my_queue
switch(config-pmap-pmap-nq)# class type network-qos nqos_class
switch(config-pmap-pmap-nq-c)# no queue-limit 10 mbytes
switch(config-pmap-nq-c)#
関連コマンド
|
|
pause no-drop |
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップで参照されるクラスでポーズ特性をイネーブルにします。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
service-policy
ポリシー マップをインターフェイスまたはシステム ポリシーに関連付けるには、 service-policy コマンドを使用します。インターフェイスまたはシステム ポリシーからサービス ポリシーを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
service-policy { input | type { qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name
no service-policy { input | type { qos input | queuing { input | output }}} policy-map-name
構文の説明
input |
このポリシー マップをこのインターフェイスに着信するパケットに適用します。 |
type |
(任意)ポリシー マップのタイプが QoS かキューイングかを指定します。 |
qos |
QoS タイプのポリシー マップを指定します。 |
queuing |
キューイング タイプのポリシー マップを指定します。 |
output |
このインターフェイスから発信されるパケットにこのポリシー マップを適用します。 |
policy-map-name |
このインターフェイスに関連付けるポリシー マップの名前。QoS およびキューイング タイプの各ポリシーに対して、インターフェイスの入力および出力に関連付けることができるポリシー マップはそれぞれ 1 つだけです。 ポリシー マップ名には最大 40 文字の英数字を使用できます。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション
システム QoS コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
4.2(1)N1(1) |
ポリシー マップをシステム ポリシーに関連付けることができます。 |
使用上のガイドライン
ポートおよびポート チャネル タイプのインターフェイスに対して、キューイング タイプのポリシー マップの入力および出力をそれぞれ 1 つずつ関連付けることができます。QoS およびキューイング タイプの各ポリシーに対して、インターフェイスの入力に関連付けることができるポリシー マップは 1 つだけです。
例
次に、キューイング ポリシー マップをポート インターフェイスの入力パケットに関連付ける例を示します。
switch# configure terminal
switch(
config)#
interface ethernet 2/1
switch(config-if)# service-policy type queuing input my_input_q_policy
次に、QoS タイプのポリシー マップをインターフェイスの着信パケットに関連付ける例を示します。
switch# configure terminal
switch(config)#
system qos
switch(config-sys-qos)# service-policy type queueing output my_policy1
関連コマンド
|
|
show policy-map interface brief |
すべてのインターフェイスと VLAN、および関連付けられたサービス ポリシーの概要を表示します。 |
system qos |
システム ポリシーを設定します。 |
set cos(ネットワーク QoS タイプのポリシー マップ)
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに Class of Service(CoS; サービス クラス)値を割り当てるには、 set コマンドを使用します。割り当てられた値をクラスから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
set cos cos-value
no set cos cos-value
構文の説明
cos-value |
トラフィックのこのクラスに割り当てる CoS 値。有効な範囲は 0 ~ 7 です。 |
コマンド モード
ネットワーク QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
このコマンドを使用できるのは、出力ポートに関連付けられるネットワーク QoS タイプのポリシー上だけです。
例
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに CoS 値を割り当てる例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
switch(config-pmap-qos)# class traffic_class2
switch(config-pmap-c-qos)# set cos 3
switch(config-pmap-c-qos)#
次に、ネットワーク QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスから CoS 値の割り当てを削除する例を示します。
switch(
config)#
policy-map my_policy1
switch(config-pmap-qos)# class traffic_class2
switch(config-pmap-c-qos)# no set cos 3
switch(config-pmap-c-qos)#
関連コマンド
|
|
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
set qos-group
QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに QoS グループ ID を割り当てるには、 set qos-group コマンドを使用します。割り当てられた値をクラスから削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
set qos-group qos-group-value
no set qos-group qos-group-value
構文の説明
qos-group-value |
トラフィックのこのクラスに割り当てる QoS グループ値。有効な範囲は 0 ~ 126 です。 |
コマンド モード
QoS クラス タイプのポリシー マップ コンフィギュレーション
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
QoS グループ ID 値は、入力ポリシーだけで設定できます。
例
次に、QoS タイプのポリシー マップのトラフィックのクラスに QoS グループ ID を割り当てる例を示します。
switch(config)# policy-map my_policy1
switch(config-pmap-qos)# class traffic_class2
switch(config-pmap-c-qos)# set qos-group 100
switch(config-pmap-c-qos)#
関連コマンド
|
|
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
show class-map type network-qos
ネットワーク QoS タイプのクラス マップを表示するには、 show class-map type network-qos コマンドを使用します。
show class-map type network-qos [ class-map-name ]
構文の説明
class-map-name |
クラス マップ名です。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
コマンド デフォルト
クラス マップ名が指定されていない場合、ネットワーク QoS タイプのすべてのクラスマップが表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
タイプを指定しない場合、システムで設定されているすべてのクラス マップが表示されます。
例
次に、ネットワーク QoS タイプのすべてのクラス マップを表示する例を示します。
switch(config)# show class-map type network-qos
Type network-qos class-maps
==============================
class-map type network-qos s1
class-map type network-qos s2
class-map type network-qos s3
class-map type network-qos s4
class-map type network-qos cu1
class-map type network-qos cu2
class-map type network-qos cu3
class-map type network-qos cu4
class-map type network-qos new
class-map type network-qos class7
class-map type network-qos class-0
class-map type network-qos ip-based
class-map type network-qos class-1-2
class-map type network-qos class-4-7
class-map type network-qos cos-based
class-map type network-qos class-fcoe
class-map type network-qos class-flood
class-map type network-qos cos-based-3
class-map type network-qos cos-based-4
class-map type network-qos class-default
class-map type network-qos class-multicast
class-map type network-qos class-ip-multicast
関連コマンド
|
|
class-map |
クラス マップを作成、または変更します。 |
show class-map type qos
QoS タイプのクラス マップを表示するには、 show class-map type qos コマンドを使用します。
show class-map type qos [ class-map-name ]
構文の説明
class-map-name |
クラス マップの名前。 class-default という名前は予約されています。 名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
デフォルト
クラス マップ名が指定されていない場合、QoS タイプのすべてのクラスマップが表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、QoS タイプのすべてのクラス マップを表示する例を示します。
switch(
config)#
show class-map type qos
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match access-group name mac
match access-group name mac
match access-group name ipv4-1
match access-group name ipv6-based
match ip rtp 2000-6001,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6002,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6003,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6004,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6005,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6006,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6007,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6008,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
match ip rtp 2000-6000,6009,10000-20000,60000-65535
match access-group name mac
match access-group name ipv4
class-map type qos class-0
class-map type qos class-6
class-map type qos class-7
class-map type qos clsas-0
class-map type qos cos-6-7
class-map type qos ip-based
match access-group name ip-based
class-map type qos acl-based
match access-group name ipPacl
class-map type qos class-1-2
class-map type qos class-4-5
class-map type qos class-4-6
class-map type qos class-4-7
class-map type qos class-405
class-map type qos cos-based
class-map type qos mac-based
match access-group name foo
class-map type qos udp-based
match access-group name ip-based
class-map type qos class-fcoe
class-map type qos class-flood
class-map type qos class-default
class-map type qos class-all-flood
class-map type qos class-ip-multicast
次に、特定のクラス マップを表示する例を示します。
switch# show class-map type qos class-4-6
class-map type qos class-4-6
関連コマンド
|
|
class-map |
クラス マップを作成、または変更します。 |
show class-map type queuing
キューイング タイプのクラス マップを表示するには、 show class-map type queuing コマンドを使用します。
show class-map type queuing [ class-map-name ]
構文の説明
class-map-name |
クラス マップの名前。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
デフォルト
クラス マップ名が指定されていない場合、キューイング タイプのすべてのクラスマップが表示されます。
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、キューイング タイプのすべてのクラス マップを表示する例を示します。
switch(
config)#
show class-map type queuing
class-map type queuing s1
class-map type queuing s2
class-map type queuing s3
class-map type queuing s4
class-map type queuing cq1
class-map type queuing cq2
class-map type queuing cq3
class-map type queuing cq4
class-map type queuing pq1
class-map type queuing cqe1
class-map type queuing cqe2
class-map type queuing cqe3
class-map type queuing cqe4
class-map type queuing p1.1
class-map type queuing p1.2
class-map type queuing p1.3
class-map type queuing p1.4
class-map type queuing p2.1
class-map type queuing p2.2
class-map type queuing p2.3
class-map type queuing p2.4
class-map type queuing p3.1
class-map type queuing p3.2
関連コマンド
|
|
class-map |
クラス マップを作成、または変更します。 |
show interface flowcontrol
すべてのインターフェイスにおけるフロー制御の詳細なリストを表示するには、 show interface flowcontrol コマンドを使用します。
show interface flowcontrol [ module number ]
構文の説明
module number |
(任意)指定したモジュールのすべてのインターフェイスにおけるフロー制御設定を表示します。有効なモジュール 番号 の範囲は 1 ~ 3 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、スイッチ上のすべてのインターフェイスにおけるフロー制御設定を表示する例を示します。
switch# show interface flowcontrol
--------------------------------------------------------------------------------
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
--------------------------------------------------------------------------------
Eth1/1 off off off off 0 0
Eth1/2 off off off off 0 0
Eth1/3 off off off off 0 0
Eth1/4 off off off off 0 0
Eth1/5 off off off off 0 0
Eth1/6 off off off off 0 0
Eth1/7 off off off off 0 0
Eth1/8 off off off off 0 0
Eth1/9 off off off off 0 0
Eth1/10 off off off off 0 0
Eth1/11 off off off off 0 0
次に、指定したモジュール上のすべてのインターフェイスにおけるフロー制御設定を表示する例を示します。
switch# show interface flowcontrol module 1
-------------------------------------------------------------------------------
Port Send FlowControl Receive FlowControl RxPause TxPause
-------------------------------------------------------------------------------
Eth1/1 off off off off 0 0
Eth1/2 off off off off 0 0
Eth1/3 off off off off 0 0
Eth1/4 off off off off 0 0
Eth1/5 off off off off 0 0
Eth1/6 off off off off 0 0
Eth1/7 off off off off 0 0
Eth1/8 off off off off 0 0
Eth1/9 off off off off 0 0
Eth1/10 off off off off 0 0
Eth1/11 off off off off 0 0
Eth1/12 off off off off 0 0
Eth1/13 off off off off 0 0
Eth1/14 off off off off 0 0
関連コマンド
|
|
flowcontrol |
インターフェイス上の IEEE 802.3x リンクレベル フロー制御をイネーブルにします。 |
priority-flow-control |
選択したインターフェイスを Priority Flow Control(PFC; プライオリティ フロー制御)モードに設定します。 |
show interface priority-flow-control
指定したインターフェイスのプライオリティ フロー制御の詳細を表示するには、 show interface priority-flow-control コマンドを使用します。
show interface [ ethernet slot/port ] priority-flow-control
構文の説明
ethernet slot/port |
(任意)イーサネット インターフェイス、およびそのスロット番号とポート番号を指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、指定したインターフェイスのプライオリティ フロー制御の詳細を表示する例を示します。
switch#
show interface ethernet 1/2 priority-flow-control
============================================================
Port Mode Oper(VL bmap) RxPPP TxPPP
============================================================
Ethernet1/2 Auto On (9) 4088353 1890
イーサネット 1/2 がインターフェイスとして指定され、PFC モードは PFC 機能をネゴシエートするように設定されていて、動作がオンになっており、転送パケットは 1890 です。
関連コマンド
|
|
priority-flow-control |
選択したインターフェイスの PFC モードを設定します。 |
show interface untagged-cos
指定したインターフェイスのタグなし Class of Service(CoS; サービス クラス)値を表示するには、 show interface untagged-cos コマンドを使用します。
show interface untagged-cos [ module module_no ]
構文の説明
module |
(任意)スイッチ シャーシのこのモジュールのインターフェイスを表示します。 |
module_no |
スイッチ シャーシのモジュール番号。有効な範囲は 1 ~ 18 です。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、指定したインターフェイスのタグなし CoS 値を表示する例を示します。
switch#
show interface untagged-cos
=================================
=================================
関連コマンド
|
|
untagged cos |
タグなしイーサネット フレームの CoS 値を設定します。 |
show policy-map
ポリシー マップを表示するには、 show policy-map コマンドを使用します。
show policy-map [ type { qos | queuing | network-qos }] [ policy-map-name ]
構文の説明
type |
(任意)表示するコンポーネント タイプを指定します。 |
network-qos |
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップを表示します。 |
qos |
QoS タイプのポリシー マップだけを表示します。 |
queuing |
キューイング タイプのポリシー マップだけを表示します。 |
policy-map-name |
(任意)ポリシー マップの名前。名前には最大 40 文字までの英数字を指定できます。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
|
|
4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
引数やキーワードを指定せずに show policy-map コマンドを入力すると、Control Plane Policing(CoPP; コントロール プレーン ポリシング)情報も表示されます。
例
次に、指定したネットワーク QoS タイプのポリシー マップを表示する例を示します。
switch# show policy-map type network-qos my_pnq
Type network-qos policy-maps
===============================
policy-map type network-qos my_pnq
class type network-qos cl_nq
class type network-qos class-fcoe
class type network-qos class-default
関連コマンド
|
|
policy-map |
ポリシー マップを作成、または変更します。 |
show queuing interface |
QoS 統計情報を表示します。 |
show policy-map interface
各インターフェイスに設定されているサービス ポリシー マップを表示するには、 show policy-map interface コマンドを使用します。
show policy-map interface [ ethernet { slot/port } | port-channel { channel-number } ] [ input | output ] [ type { qos | queuing }]
構文の説明
ethernet |
(任意)イーサネット インターフェイスに割り当てられているポリシー マップを表示します。 |
slot/port |
イーサネット インターフェイスのスロット番号とポート番号を指定します。スロット番号は 1 ~ 255、ポート番号は 1 ~ 128 です。 |
port-channel |
(任意)EtherChannel に割り当てられているポリシー マップを表示します。 |
channel-number |
EtherChannel 番号。範囲は 1 ~ 4096 です。 |
input |
(任意)入力トラフィックに割り当てられているポリシー マップだけを表示します。 |
output |
(任意)出力トラフィックに割り当てられているポリシー マップだけを表示します。 |
type |
(任意)表示するコンポーネント タイプを指定します。 |
qos |
QoS タイプのポリシー マップだけを表示します。 |
queuing |
キューイング タイプのポリシー マップだけを表示します。 |
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
デフォルトでは統計情報が表示されます。
例
次に、指定したインターフェイスに割り当てられているポリシー マップを表示する例を示します。
switch(
config)#
show policy-map interface ethernet 2/10
次に、指定したインターフェイスに割り当てられている QoS ポリシー マップを表示する例を示します。
switch# show policy-map interface ethernet 3/1 type qos
Global statistics status : disabled
Service-policy (qos) input: s
policy statistics status: disabled
Class-map (qos): s1 (match-any)
Class-map (qos): class-1-2 (match-any)
Class-map (qos): class-4-5 (match-any)
Class-map (qos): class-6 (match-any)
Class-map (qos): class-fcoe (match-any)
Class-map (qos): class-default (match-any)
次に、指定したインターフェイスの出力トラフィックに割り当てられたポリシー マップを表示する例を示します。
switch# show policy-map interface ethernet 3/1 output
Global statistics status : disabled
Service-policy (queuing) output: pqe1
policy statistics status: disabled
Class-map (queuing): cqe1 (match-any)
Class-map (queuing): cqe2 (match-any)
Class-map (queuing): cqe3 (match-any)
Class-map (queuing): cqe4 (match-any)
Class-map (queuing): class-fcoe (match-any)
Class-map (queuing): class-default (match-any)
関連コマンド
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|
policy-map |
ポリシー マップを作成、または変更します。 |
show queuing interface |
QoS 統計情報を表示します。 |
show policy-map interface brief
インターフェイスに適用されるポリシー マップの概要を表示するには、 show policy-map interface brief コマンドを使用します。
show policy-map interface brief
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
任意のコマンド モード
コマンド履歴
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4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、割り当てられているポリシー マップの概要を表示する例を示します。
switch(
config)#
show policy-map interface brief
Interface [Status]:INP QOS INP QUE OUT QUE
===================================================================
port-channel1 [Active]:p1 pqe1 pqe1
port-channel3 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel5 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel6 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel12 [Active]:p12 p12-in p12-out
port-channel15 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel20 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel24 [Active]:p4 pqe1 pqe1
port-channel25 [Active]:p4 pqe1 pqe1
port-channel33 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel41 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel44 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel48 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel101 [Active]:s pqe1 pqe1
port-channel102 [Active]:p4
port-channel103 [Active]:p4
port-channel104 [Active]:p4
port-channel105 [Active]:p4
port-channel106 [Active]:p4
port-channel107 [Active]:p4
関連コマンド
|
|
policy-map |
ポリシー マップを作成、または変更します。 |
show policy-map |
ポリシー マップを表示します。 |
show policy-map system
システムのすべてのアクティブ ポリシー マップを表示するには、 show policy-map system コマンドを使用します。
show policy-map system [ type { network-qos | qos [ input ] | queuing [ input | output ]}]
構文の説明
type |
(任意)表示するコンポーネント タイプを指定します。 |
network-qos |
ネットワーク QoS タイプのポリシー マップだけを表示します。 |
qos |
QoS タイプのポリシー マップだけを表示します。 |
input |
(任意)入力トラフィックに割り当てられているポリシー マップを表示します。 |
queuing |
キューイング タイプのポリシー マップだけを表示します。 |
output |
(任意)出力トラフィックに割り当てられているポリシー マップを表示します。 |
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
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4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
ポリシー マップのタイプと名前を指定しない場合、システムのすべてのアクティブ ポリシー マップが表示されます。
例
次に、システムのすべてのアクティブ ポリシー マップを表示する例を示します。
switch# show policy-map system
Type network-qos policy-maps
===============================
policy-map type network-qos s
class type network-qos s2 match qos-group 3
class type network-qos s1 match qos-group 2
class type network-qos s3 match qos-group 4
class type network-qos s4 match qos-group 5
class type network-qos class-fcoe match qos-group 1
class type network-qos class-default match qos-group 0
Service-policy (qos) input: s
policy statistics status: disabled
Class-map (qos): s1 (match-any)
Class-map (qos): class-1-2 (match-any)
Class-map (qos): class-4-5 (match-any)
Class-map (qos): class-6 (match-any)
Class-map (qos): class-fcoe (match-any)
Class-map (qos): class-default (match-any)
Service-policy (queuing) input: pqe1
policy statistics status: disabled
Class-map (queuing): cqe1 (match-any)
Class-map (queuing): cqe2 (match-any)
Class-map (queuing): cqe3 (match-any)
Class-map (queuing): cqe4 (match-any)
Class-map (queuing): class-fcoe (match-any)
Class-map (queuing): class-default (match-any)
Service-policy (queuing) output: pqe1
policy statistics status: disabled
Class-map (queuing): cqe1 (match-any)
Class-map (queuing): cqe2 (match-any)
Class-map (queuing): cqe3 (match-any)
Class-map (queuing): cqe4 (match-any)
Class-map (queuing): class-fcoe (match-any)
Class-map (queuing): class-default (match-any)
次に、システムのアクティブなネットワーク QoS タイプのポリシー マップを表示する例を示します。
switch# show policy-map system type network-qos
Type network-qos policy-maps
===============================
policy-map type network-qos s
class type network-qos s2 match qos-group 3
class type network-qos s1 match qos-group 2
class type network-qos s3 match qos-group 4
class type network-qos s4 match qos-group 5
class type network-qos class-fcoe match qos-group 1
class type network-qos class-default match qos-group 0
関連コマンド
|
|
show policy-map |
すべてのポリシー マップを表示します。 |
show queuing interface
インターフェイスのキューイング情報を表示するには、 show queuing interface コマンドを使用します。
show queuing interface [ ethernet slot-no / port-no ]
構文の説明
ethernet |
(任意)イーサネット インターフェイスに表示されるキューイング情報を指定します。 |
slot-no |
イーサネット インターフェイスのスロット番号を指定します。有効な範囲は 1 ~ 255 です。 |
port-no |
イーサネット インターフェイスのポート番号を指定します。有効な範囲は 1 ~ 128 です。 |
コマンド デフォルト
すべてのインターフェイスのキューイング情報を表示します。
コマンド モード
EXEC モード
コマンド履歴
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4.1(3)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、すべてのインターフェイスのキューイング情報を表示する例を示します。
switch# show queuing interface
Ethernet1/1 queuing information:
qos-group sched-type oper-bandwidth
q-size: 25600, HW MTU: 9280 (9216 configured)
drop-type: drop, xon: 0, xoff: 160
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
q-size: 76800, HW MTU: 2240 (2158 configured)
drop-type: no-drop, xon: 128, xoff: 240
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
q-size: 20480, HW MTU: 9280 (9216 configured)
drop-type: drop, xon: 0, xoff: 128
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
q-size: 20480, HW MTU: 9280 (9216 configured)
drop-type: drop, xon: 0, xoff: 128
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
q-size: 20480, HW MTU: 9280 (9216 configured)
drop-type: drop, xon: 0, xoff: 128
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
q-size: 81920, HW MTU: 9280 (9216 configured)
drop-type: no-drop, xon: 128, xoff: 230
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
Total Multicast crossbar statistics:
Mcast pkts received from the cross-bar : 0
Ethernet1/2 queuing information:
qos-group sched-type oper-bandwidth
次に、イーサネット インターフェイス 1/2 のキューイング情報を表示する例を示します。
switch# show queuing interface ethernet 1/2
Ethernet1/2 queuing information:
qos-group sched-type oper-bandwidth
q-size: 25600, HW MTU: 9280 (9216 configured)
drop-type: drop, xon: 0, xoff: 160
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 1851526994
Pkts sent to the port : 1851527000
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
q-size: 76800, HW MTU: 2240 (2158 configured)
drop-type: no-drop, xon: 128, xoff: 240
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
q-size: 20480, HW MTU: 9280 (9216 configured)
drop-type: drop, xon: 0, xoff: 128
Pkts received over the port : 0
Ucast pkts sent to the cross-bar : 0
Mcast pkts sent to the cross-bar : 0
Ucast pkts received from the cross-bar : 0
Pkts sent to the port : 0
Pkts discarded on ingress : 0
Per-priority-pause status : Rx (Inactive), Tx (Inactive)
表 5-4 に、この出力で表示される重要なフィールドの説明を示します。
表 5-4 show queuing interface フィールドの説明
|
|
Ethernet ... |
イーサネット インターフェイス情報。 |
qoS-group |
スイッチに設定されている QoS グループの情報。 |
sched-type |
スケジュールのタイプ。 |
WRR |
Weighted Round Robin(WRR; 重み付けラウンドロビン)。スケジューリングのキューの重み付け。 |
Priority |
キューのプライオリティ。 |
q-size |
キュー サイズ。 |
drop-type |
キューのドロップ タイプ。drop も no-drop も可能。 |
MTU |
キューの Maximum Transmit Unit(MTU)。 |
Xon |
このしきい値で伝送をオンにします。 |
Xoff |
このしきい値で伝送をオフにします。 |
関連コマンド
|
|
hardware buffer-threshold |
ハードウェア バッファしきい値を設定します。 |
hardware queue-limit |
ハードウェア キュー制限を設定します。 |
show fex |
スイッチに接続されている、すべての設定済みファブリック エクステンダ シャーシを表示します。 |
system jumbomtu
システムで最大伝送ユニット(MTU)の上限を定義するには、 system jumbomtu コマンドを使用します。
system jumbomtu [ value ]
構文の説明
value |
ジャンボ MTU 値。有効な範囲は 2158 ~ 9216 です。 |
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、システムでの MTU の上限を定義する例を示します。
switch(
config)#
system jumbomtu 9216
関連コマンド
|
|
show interface |
指定したインターフェイスで送受信されるジャンボ MTU フレームを表示します。 |
system qos
システム ポリシーを設定するには、 system qos コマンドを使用します。
system qos
構文の説明
このコマンドには、引数またはキーワードはありません。
コマンド モード
グローバル コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(0)N1(1a) |
このコマンドが追加されました。 |
例
次に、キューイング ポリシーをシステムのすべてのインターフェイスに適用するようにシステム QoS を設定する例を示します。
switch(config)#
system qos
関連コマンド
|
|
service-policy |
システム クラス ポリシー マップをシステムのサービス ポリシーに関連付けます。 |
untagged cos
選択したインターフェイスの Class of Service(CoS; サービス クラス)値を上書きするには、 untagged cos コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
untagged cos cos-value
no untagged cos cos-value
構文の説明
cos-value |
タグなしフレームの Class of Service(CoS; サービス クラス)値。値の範囲は 1 ~ 7 です。 |
コマンド モード
インターフェイス コンフィギュレーション モード
コマンド履歴
|
|
4.0(1a)N1(1) |
このコマンドが追加されました。 |
使用上のガイドライン
CoS 値なしで受信したイーサネット フレームには、CoS 値 0 が設定されます。
例
次に、インターフェイスで受信するタグなしフレームに CoS 値 4 を設定する例を示します。
switch#
configure terminal
switch(config)#
interface ethernet 1/2
switch(config-if)#
untagged cos 4
関連コマンド
|
|
match cos |
選択したクラスの一致条件とする CoS 値を設定します。 |